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バロンズの記事。『ETF業界、大手3社寡占の是非』より


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ウォール・ストリート・ジャーナルに
以下の記事がありました。
【バロンズ】ETF業界、大手3社寡占の是非

結論から申し上げると、
ETFやインデックスファンドのマーケットは
(そもそも)「寡占化」しやすい市場です。

なぜかというと、
扱っている商品が
『市場平均』をなぞる道具であるためです。



この種の商品は
〇 他社とは違う運用
〇 差別化する運用が「しにくい。」

というか「ほぼ不可能」なのです。

なぜなら、
運用のゴール
(= 市場平均との連動を目指す事)が

同じであるため・・。


ということは・・、

最初のほうは
ETFやインデックスファンドの運用を
たくさんの会社で競っていても、

そのうち「資産の規模」と
「低コスト化」で差が生じ始め、
最終的には
大手の数社に収斂していく・・。


これは
時と場所が違っても、
そんなに違わない傾向でしょう。

(冷徹な言い方をすると、
『勝者総取り』の側面があるのです)


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バロンズの上記記事には
次のような「数字」が出てきます。

〇 ETF業界の規模は4兆ドル。
〇 そのうち上位3社で
資産全体の80%を占める。


・・すごいですね。

その上位3社とは?

・ブラックロック(iシェアーズ)
・バンガード
・ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズです。


(ちなみに、ETF全体では
運用会社は100社以上あります)

もちろん、
寡占化が進んでいるのは
インデックスファンドも同様です。


今のところ大手の間では
苛烈な『コスト競争』が起きており、

あなたとわたしのような
個人投資家が、
その恩恵に浴しているわけですが、

米国の監督当局は
(少なくとも)米国内のETFの状況に
危惧を抱いているようです。


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以下、引用)

この状況に対して
米証券取引委員会(SEC)は、

業界のイノベーションの力をそぐ、
もしくは投資家の選択肢を
少なくしているのではないかとの
疑問を抱いている。

引用、終わり)


運用業界に限らず
あらゆる産業で、

「寡占」と「競争」は長く
綱引きを繰り返してきました。

「独占(寡占)」⇒「それを抑止」⇒「創造的破壊」
⇒「新たな競争」⇒「独占(寡占)」・・


たとえばコンピュータ業界では、
かつてIBMが独占禁止法により
マイクロソフトを買収することができず、

(結果、)
健全な競争が維持されたという例もあります。


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バロンズの記事内には、
SECで投資運用部門の責任者を務める
ダリア・ブラス氏のコメントが
紹介されています。

以下、引用)

「中小規模の
資産運用会社という選択肢が
業界統合と運用報酬低下の波の中で
失われている点が、

一般の投資家にとって
どのような状況をもたらしているのか懸念される」

引用、終わり)



低コストだけではない、
あるいは規模の追求だけではない、

広くファンドという商品の
多様性の確保』を促すような発言に
わたしには聞こえました。

それだけ
ETFやインデックスファンド自体が
巨大なプロダクトになっている証左なのです。
(少なくともアメリカにおいては・・。)

あ




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| インデックス投資全般 | 18:06 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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5月19日(日)『日経Wアカデミー 投資の学校 in大阪』に登壇します


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

2月に続いて『日経4946セミナー』に登場します。

5月19日()日経Wアカデミー
投資の学校 in大阪 お金の殖やし方編】で

インデックス投信を用いた
つみたて投資』についてお話しする予定です。


わたくしの出番は?
いちばん最初!「Lesson 1」です。

(会場を温め、盛り上げるパートですので
責任重大です(^^;

“下がるほど儲かる!?”インデックス投信
を用いた国際分散投資のすすめ


(70分ほど講演いたします)



ほかの登壇者の皆さまはご覧の通り。

投資の学校 大阪


わたしのパートで
お話しするポイントは2つです!

1.つみたて投資は
量(口数)で稼ぐコツコツ投資法!



つみたて投資という投資の実行法は
一括投資とはまるで違います。

文字通り
“下がるほど儲かる!”事態が起こり得るのです。

なぜなら、
つみたて投資は
投資対象の価格が上がることで
成果を得るのではなく、

どちらかというと、
投資対象(資産)の価格が【変化】する中、

「量」(口数)を
コツコツ積み上げ、
それを利益につなげようとする

スタイルなのです。


つまりは、
資産価格の【変化】を利用する投資法!


ですので、
市場が大きく下落する局面がまさに、
「量」(口数)を稼ぐ機会なのです。

つみたて投資家」は
急落、暴落が起こる、
あるいは下落そのものが続く市場の中で

チャンス到来!」とばかりに
独りニコニコしている投資家でもあります(^^;


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2.インデックス投信は個別株、
その他の投資スタイルを実践する人にも
シンプルに実践していただけるカンタン投資法!


1本の『インデックスファンド』を持つだけで
広範なリスク分散が可能になり、
投資のポジション」が一挙に広がります。

【たとえば・こんな一例】

〇 日本の個別株投資・・ 投資半径500キロ。

〇 ここに「先進国インデックスファンド」を
1本加えるだけで、投資対象は?


一挙に23カ国に!
(通貨の分散も自然にできます)

投資半径は?
およそ2万キロに!


インデックス投信は
その品揃えが実に多様で、
購入時手数料ゼロのものが
標準化しつつあり、

また、けいぞくコスト(信託報酬)も
非常に低廉になっています。

(当日はさまざまなタイプの
インデックスファンドをご紹介します)

ベテラン投資家の方にもぜひ、
インデックス投信、そして
つみたて投資の有用性を
知っていただければ幸いです。


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日経

日経Wアカデミー
【投資の学校 in大阪 お金の殖やし方編】

5月19日()日本経済新聞社大阪本社1階
カンファレンスルーム」にて。

詳細&お申し込みはコチラからどうぞ!




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| セミナーのお知らせ | 19:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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インタビュアーとして大切な3つのこと


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日、『つみたてNISAフェスティバル2019』で
遠藤金融庁長官にインタビューさせていただきました。

わたしはインタビュアーとして大切なことは
3つあると考えています。


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1.事前のリサーチ


あらゆる手段を用い、
事前にその人物(登壇者)を知っておくこと。
これ、とっても大事です。

私人だと情報の量は限られますが、
公人で、しかも有名な方ですと、
(このネット社会ですから、)
情報はいくらでも事前収集できます。

今回、わたしは
ネット上で長官の発言を逐一フォローしつつ、
30分のインタビューのために
本を1冊読みました(^^)





たくさん情報を入れておくと
その『人物』に対する好奇心が高まり、
それが『よい質問』につながります。


(わたしは)インタビューとは、
知的好奇心を用いた
相手(ゲスト)の気持ちの引き出し作業。
と考えています。



2.5分でもいいから本番の前に雑談


事前に『登壇者』と5分でもいいから
話をしておくことがとても重要です。

今回のケースはなんといっても
金融庁長官ですから、

担当者に無理を言って
事前の打ち合わせの時間(10分位)を
設けていただきました。

要は前もって
「話し慣れ」しておくということ・・。



3.複数の「波乗り」ルートを用意しておく


インタビューとは、
「質問」⇒「答え」「質問」⇒「答え」の
積み重ねでコンテンツが形成されます。

言うまでもなく『ゲスト』の方が
主人公ですから、

自分の言いたいことを気持ちよく話され、
心の奥に秘めていることまで
外にさらけ出していただけたら、

(インタビューとしては)成功なわけです。


「質問」は起点ですが、
どんな「答え」がどんな「順序」で
飛び出してくるか分かりません。

(インタビューは文字通り「生モノ」ですから!)

ですので
最初からがちがちに「シナリオ」を
決めてしまわないほうがよいのです。


こんなふうに考えてみましょう・・。

『ゲスト』は?


srufing_man.png

波乗りです!


『インタビュアー』は?

よい波を(縁の下で)作る人!


インタビュアーの役割は、
ゲストにできるだけ気持ちよく
『乗ってもらうこと。』

(これに尽きます。)


話の進み方などは読み切れないので、

インタビュアーは
事前に複数の『波乗り』ルートを
用意しておくことが肝要なのです。


そのためにはやはり、

(1.に戻りますが、)
事前にできるだけ多くの情報
仕入れておくことが重要!


また、ゲストから
普段なかなか聞けないような話を引き出すために、

インタビュアーは少しだけ、
ほんの少しだけ、
『キツイ目の波』を用意する必要があります。

これはまさに
数秒間の「掛け合い」みたいなものですが
相手が息継ぎをしている間に、

(よい意味で)
畳みかけるような質問
= ほんの少しだけキツイ目の波 を
投げられるかどうか・・・。


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最後に、

「カンさん、
司会とかインタビューとか専門じゃないのに
よくこなされますね。」


と言われることがあります。

わたしの本業は、
資産運用のコンサルティングですが、

コンサルティング業務も
インタビューも、
(実は)根底の部分は同じです。


その「エッセンス」は?


1.場を仕切って
2.よい質問を繰り返すこと なのです。

あ




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| わたしのFP修行 | 13:27 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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iDeCoの窓口の選び方


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

iDeCoの窓口を選ぶ際、
わたしはiDeCoだけを見てはいけないと思います。

今はまだ投資に回せるお金が少ない人も、
この先、
回せるお金が増えるかもしれません。

唐突に聞こえるかもしれませんが

iDeCoの窓口を決めるとは、
あなたの
【メインの投資窓口】を決めることに
限りなく近いのです。



少しだけ
時間軸を伸ばしてみましょう。

もしかすると(この先、)
「つみたてNISA」や
「通常口座(特定口座)」も
使うことがあるかもしれない・・。

そういう気持ちで
iDeCoの窓口を選ばれてみては。


無題


今、iDeCoにおいて、

金融機関(運営管理機関)に支払う
『管理手数料』がゼロ円になるパターンは
次の8つになります。

イオン銀行
大和証券
松井証券
マネックス証券
楽天証券

SBI証券(セレクトプラン)
SBI証券(オリジナルプラン)
KDDIアセットマネジメント


(※ ただし、いずれの場合も
iDeCo口座を維持するための 167円(月)は
必要です)


実はiDeCo窓口選びで大事なのは、
(iDeCoの品揃えだけでなく、)

その金融機関が
特定口座やつみたてNISAで
「どのくらい豊富なラインナップ」を
持っているかなのです。



たとえば、
将来、特定口座やつみたてNISAも
使う事になった場合、

〇 iDeCo → A銀行
〇 つみたてNISA → Cネット証券
〇 特定口座 → B証券


みたいに、
複数の「口座」が
複数の「金融機関」に分かれていると、

管理が煩雑になり、
「自分の運用の全体像」が掴みにくくなります。


ちゅり男さんのブログ記事
特定口座、NISA、iDeCoの全てをSBI証券に集約することは問題ないか
にもあるように、

投資の窓口は
極力「ひとつ」にすることが
わたしは大切だと思います。


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では、
特定口座やつみたてNISAで
「どのくらい豊富なラインナップ」を
持っているかも含めて

iDeCoの窓口を選ぶと、どうなるのでしょうか?

★ わたしは、

松井証券
マネックス証券
楽天証券
SBI証券(セレクトプラン)


の中から絞ってよいと思います。


当面はiDeCoしかしない、
という人は、

文字通り、
iDeCoラインナップの中で、

〇 自分で複数のファンドを組み合わせる
〇 おまかせで1本のバランスファンドを選ぶ

いずれかを選択すればよいと思います。

が、繰り返しになりますが、
iDeCoだけで自身の運用が完結するのは
ごくごく少数派では・・?


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〇 特定口座や
つみたてNISAを利用することを見越し、

〇 かつ、
資産管理には極力時間をかけずに、
〇 かつ、コストをできるだけ抑えることを旨とする


という人には、

たとえば、
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』を、

iDeCo→ eMAXIS Slim バランス
つみたてNISA→ eMAXIS Slim バランス
特定口座→ eMAXIS Slim バランス


というふうに、
すべての「入り口」で
はめ込んでしまう
ことも可能なのです。

(ただし、上記例は今のところ
松井証券、マネックス証券、
SBI証券(セレクトプラン)のみで実現可能。)


通常『商品ラインナップの数』でいうと、
特定口座 > つみたてNISA > iDeCo になりますから、

iDeCo口座をどこにするかが、
あなたの投資の方向性を決定づける選択となるのです。


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   5月26日()in 東京・大井町




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| 確定拠出年金(iDeCo、企業型) | 14:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『長官に聞いてみよ~!』で金融庁の本気度が見えてきた?(つみたてNISAフェスティバル2019)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

4月20日(土)に金融庁主催
つみたてNISAフェスティバル2019』が開催されました。

すべてのパートを
包括的にまとめてくださっているのは、
ザリガニさんのこちらの記事!

つみたてNISAフェスティバル2019 に行ってきたよ!|内容の書き起こしと感想
(ぜひご一読を。)


つみたてNISA 2019


わたしは
『長官に聞いてみよ~!』のコーナーで
遠藤俊英金融庁長官にインタビューしました。

長官はとってもパワフルで
好奇心満載の方でしたよ。

以下、ざっくり長官の発言主旨を
まとめておきますと・・。


質問1:

「投資は怖いもの」との印象がある中、
つみたてNISAのイメージを明るく伝える方法はないのか。
まずは、「つみたてNISA」のメリットについて、
長官のほうから、「明るく」お伝えいただきたい。


〇 つみたてNISAは
「時間軸」と「空間軸」を広げられる方法。
そこがメリット。


質問2:

金融庁は金融機関に
「フィデューシャリー・デューティー」、
つまりは顧客本位の業務運営を求めているが、

これは裏を返せば、金融機関がこれまで
「顧客本位の業務」を
怠ってきたということですか?

 
〇 これまで金融機関は
『利益追求』と『顧客本位』のバランスが悪かった。


【★ わたしが
保険会社のコスト開示姿勢について伺うと・・】


〇 特に外貨建て保険だが、
けっこうな手数料を取っている。

「運用部分」と「保障部分」を分けて、
運用部分についての手数料を開示すればよい。


これは、↑ぜひ実現していただきたい!

(わたしのほうからは、)

投資信託の手数料と
投資型保険の手数料が
フェアに比較できるようになればいいと、
申し添えました。


質問3:

就職すると、給与受け取りのため、
銀行口座を必ず開設すると思われるが、
証券口座は開設しない。

入社時に併せて証券口座も開設するというのが、
カルチャーとして根付けば、
投資をする人も増えてくるのではないか。


(はじめに
長官から持論の展開があったあと、)

【★ わたしから、
そもそも給与口座が
「銀行」である必要はあるのでしょうか?
と伺いました・・】


すると長官は
「そんなことはありません」と
答えられました。


〇 銀行、証券・・という
『タテ割り』の考え方は今までのこと。

業態別に
間口が広い体制(横割り)に
変えていかないといけない。

※ 今回のインタビューで
 ↑もっとも興味深かった点
です。


無題


私たちの
金融サービスに対するイメージって?

銀行、証券、保険と
「提供するサービス」が
タテに分かれている図ですね。

でも、これってもう時代遅れで、

今後、金融サービスは
50~60年に一度くらいの
大激変期』を迎えるとわたしは思います。


すでにさまざまな金融会社が
「ワンストップ型」のサービス提供を
行えるようになっているため、
(もしくはそれに近づいているため、)

今後は
『消費者』であるあなたが、

どんな業態の
金融サービス会社を選びますか?


になってくるわけです。


たとえば、
ホテルのような
ラグジュアリーな感じのサービスを求める?

標準的な質で
たとえばスーパーマーケットで
(金融サービスを)購入するのか?

はたまたオンラインサービスでOK?

いや(もっと進んで)
スマホだけで
ほぼすべてのサービスが
完結する形を求めるのか?

(すなわち「業態別」になってくるわけです)


質問4:

親が貯蓄しかしていなければ、
その子供も「投資は怖いもの」
という印象を持った状態で大人になってしまう。

親が投資し、その背中を見せるだけで十分
「金融教育」なのではないか。


〇「まさにその通りです」という
長官のコメント。

〇 意外に?
親子向けの金融教育が効果があるんですよ。
という言及もありました。


これって?

長官は具体的には、
ららぽーと富士見店で行われたイベント

『親子で学ぶ!お金の仕組み』presented by金融庁
について話されていたのです。


未来の遊園地


〇 子どもは(お金について)
面白がりながら学んでいくんです。

それで、子どもが学ぶと
親も一緒に興味を持って学んでいく。


たしかに・・。
「親子共に」というのは
いい作戦かもしれませんね(^^;


その後、

【★ わたしから
お金のことを「汚い」と感じてしまうのは
日本人のメンタリティーなのか?と伺いました・・】


長官は、

二宮尊徳の言葉

【道徳なき経済は罪悪であり、
経済なき道徳は寝言である】

引き合いに出しながら、

お金と道徳は両立されないといけません・・。
と強調されていました。


質問5:

つみたてNISAはスイッチングができない、
恒久措置ではない、ジュニアNISAが複雑である等、
課題もあるのではないか。

金融庁としては今後、
NISA制度の一層の普及を目指すのか、
それとも多様性を持たせるため
異なる政策を検討する方向なのか。


ここでは長官は、
非課税期間の『恒久化』が必要と
明確に言及されていました。

【★ わたしから、
財務省との折衝が大変ですね、
と振らせていただくと・・、】

〇 わたしはもともと
大蔵省の主税局にいたので、
相手が何を考えているか分かるんです(笑)
とおっしゃっていました。

「なるほど・・(笑)」

つみたてNISAの『恒久化』は
ワニーサ君も切望しているはずです!


ワニーサ


今回、遠藤長官にいろいろと質問出来たことは
わたしにとっても貴重な体験でした。

金融庁におかれましては、
引き続き
時代の変化を恐れない
柔軟な『インフラ作り』に

邁進していただきたいと思います。

そして最後に・・)

金融機関さん!

「顧客本位」を真摯に追求することが
長い目で見て、
金融機関の「利益」につながるのです!


あ




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| イベント・メディアなど | 17:27 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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運用会社さんはラーメン屋さんに学ぼう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨今、金融庁は各金融機関に
「フィデューシャリー・デューティー」

つまり顧客本位の業務運営を行うように
強く求めています。

が、よく考えてみますと、
『顧客本位の業務運営』って
街角のラーメン屋さんもやっていますw


たとえば、
投資信託の運用会社で云うと、

どうして『顧客本位の業務運営』に
なりにくいのでしょうか?

一言でいうと、

運用会社さんにとっての『お客さん』が、
ファンドを購入する人ではなくて、
別の人になってしまっているためです。

「金融機関さん?」
はい、そうです。


多くの運用会社では(いまだ)
金融機関さんの求めに応じて
『ファンド』を作っている・・
という感覚があるのでは?



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たとえば、
自分たちが作ったファンドを

〇 銀行や証券会社などの
『販売の窓口』に卸す、


という感覚です。


あるいは、

〇 DC(確定拠出年金)の場合は、
運営管理機関(金融機関)に
自分たちが作ったファンドを
卸しているという感覚。


いずれの場合も、
運用会社はファンドを買う人と
直接接しません。

(これまで、
直接・接しようとも思わなかった?)



前者の例では、
銀行や証券会社が
「百貨店」のように君臨し、

後者の例では、
運営管理機関という名の金融機関が、
大きな「問屋」の如く存在しています。

残念ながら、
投資信託という商品の
『届けられ方』としては、

根深くずっと、

〇 運用会社(メーカー)
   ↓
〇 販売会社(金融機関)
   ↓
〇 エンドの消費者

 
だったわけです。


これって『おコメ』でいうと
どうなるでしょうか?

〇 農家さん(メーカー)
   ↓
〇 農協(JA)
   ↓
〇 エンドの消費者

 
ですね。


でも、
『ラーメン屋』さんは違います。


Ramen_Shop.jpg


ラーメン屋では、
作り手と、直接の売り手が「同じ」です。

だから顧客本位の経営がしやすいのです。


(というか、
そうしないと生き残っていけない!)


仮に『おコメ』でも、

・ユニークで、
・独創的なアイデアを持つ、
農家さん(株式会社も可)が

・あなたに直接
・「おコメ」を届けてくれるという
選択肢があったほうが、

より多様で、
より美味しいおコメを食せる可能性が
増すと思いませんか・・?



〇 農家さん(メーカー)
   ↓ 直接
〇 エンドの消費者 

のイメージですね。


投資信託でも、

〇 運用会社さん(メーカー)
   ↓ 直接
〇 エンドの消費者

 
の形態、
つまり「直接販売」のカタチが
もっと増えるべきだとわたしは思います。


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運用会社が
【商品の使い手】である消費者と直接つながり、

その利便性や潜在ニーズを嗅ぎ取って、

投資信託(商品)の改良、
投資信託(商品)の独創を
ダイレクトに行える『立場』に立つわけです。


わたしが
現状の投信業界に落胆しつつも、

今後の投資信託について楽観しているのは、
この『ワクワク感』のせいです。

ラーメン屋の如く、
作り手と売り手が一体となった場合に、
投資信託の新たな可能性が見えてくるはずなのです。

あ




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