≫ EDIT

国内市場にアジア株式ETFを!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日、
いつもブログを見ていただいているお客様から、
「カンさん、最近ETFの記事が少ないですね。」
と言われました。

はい、いや、その通りです・・・(-_-;)
反省。。

ところで、投資信託
(ミューチュアル・ファンド)という道具は基本的に、
国ごとで法令が違っていて、
その需要と供給は【一国の中で完結】しています。

たとえば、日本に住む私たちは、
バンガード社の『インデックス・ファンド』は
買えないわけです。
(米国の居住者ではないため)

逆に、
バンクーバーに住んでいるシュミットさんは、
『eMAXISの全世界株式インデックス』を買えません。
(日本の居住者ではないため)


★ それに対して
ETFの需要と供給は、
グローバルな市場】の中で決まります。

なぜなら、
ETFは『株式市場』に上場しているためです。

銘柄コード1321国内上場の
『日経225ETF』を買っているのは、
日本人に限りません。

また、米国上場
i シェアーズのIEMG
「iシェアーズ・コア MSCI エマージング・マーケット ETF」を買っているのは、米国人に限りません。


たとえば、日本を含め、
世界中の取引所で
【新興国株式ETF】は上場していますが、

「じゃあ、どこの、何を買おうか?」
となった場合、

特に機関投資家ベースでは、
コストや流動性の高さを鑑みて、

「新興国株式ETFは、
米国上場のEEMにしておこうか。
あるいはVWO?それともIEMGにする?」

というような「比較」⇒「選択」が、
日夜為されているわけです。
(まさにグローバルな競争!)


現在、ETFの純資産残高のおよそ7割を
米国上場のETFが占めますが、

このように米国が
独り勝ちの様相】を呈しているのは、

ETFというプロダクトが
世界に開かれた商品であり、

それゆえに、
もっとも市場が厚く流動性が高いマーケットが
選ばれ続けている「結果」とも云えます。


★ つまり、ローカルマーケット
―あえて、こう云いますが、―
にとっては、

米国上場のモノとは違う【商品戦略】を
打ち出す必要があるというわけです。


たとえば、一例ですが、
ちょっと香港、オーストラリア市場に
上場するETFを想像してみてください。

こちらが、
香港市場に上場するETFのリストですが、

ハンセン指数に連動するもの、
中国A株50や、CSI300指数に連動するETFが、出来高の多くを占めています。

オーストラリアの場合、
こちらが上場するETFのリストですが、

S&P/ASX 200指数や、
MSCIオーストラリア200等に連動する、
いわゆるオーストラリア株ETFが
ETF資産残高の多くを占めているでしょう。


そう、
この感覚は『日本』も同じですね・・。

(国内上場ETFの中では
日経平均、トピックスに関連するETFが
圧倒的に強いのです・・)

なぜなら、それらのETFは
その国の、その証券取引所の【代名詞】だからです。


国内の投資家も、
外国人投資家も、
NIKKEI225のETFは
日本の市場で買おうと思いますよね?

別の見方をすれば、
日本市場においては、

⇒ 日本株ETF以外で
日本市場の【代名詞】となるようなETFを
開発することが望まれるのではないでしょうか?


この場合、日本という場所の
地の利】を生かす必要があります。

アメリカやヨーロッパの市場と比べて、
どうでしょう・・、
たとえば【アジアの株式】なら、
地理的に近いという利点があります。

(それにその成長性に、世界中が注目していますし)

シンプルに云うと、
時差』が少ないわけです。

(インドまでを網羅したとして、
ムンバイと東京の『時差』は3時間30分です)


日本人、外国人投資家双方を意識して、

【このETFは、
やっぱり日本上場のモノで買ったほうがいいよね。】
というコンセンサスを醸成する必要があるわけです。

ここで重要な役割を果たすのが
指数】だと思います。


「アジアの株式」だからといって、
必ずしも
「MSCI エマージング・アジア・インデックス」
のような箱に、ETFを入れる必要はないと思います。

独自の箱【独自の指数】を作ればよいのです。

たとえば、
「NIKKEIアジア50」
「TOPIXアジア100」とか・・。(真剣です)


日本、韓国、中国、台湾、タイ、マレーシア、
インドネシア、フィリピン、シンガポール、
インドの中から、

代表的な50社(あるいは100社)を
ピックアップする。

(日本を含む、日本を除く、
2バージョンあってよいでしょう・・)

あるいはもっと狭く、
タイ、マレーシア、インドネシア、
フィリピン、ベトナムに絞った
「東南アジア50」のような指数があってもいいでしょう。

また、必ずしも、
時価総額加重平均に
こだわる必要はないかもしれません。

均等配分で、
日本、韓国、中国、台湾、タイ、マレーシア、
インドネシア、フィリピン、シンガポール、インドを
10%ずつ組み入れる【指数】でもよいと思います。

いずれにしても、
『地の利』 +『独自の指数』(独自の考え方)で、
そのETFに【個性】を持たせることが重要ではないでしょうか。


幸い、香港もオーストラリアもシンガポールも、
自前の『アジア株指数』を作って、
それに連動するETFを旗艦ETFとして育てよう、
という動きは今のところないようです。

今が、チャンスです・・。

日本に上場する『アジア株ETF』は、
ほぼリアルタイムで
ETFの「現在基準価額」(iNAV)を
算出することが可能です。

ここが強みになるのではないでしょうか。

嗚呼、やっぱり取引時間、延長するべきでは・・?

似顔絵




関連記事

| ETFのお勉強 | 18:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『バランス型ファンド』がけっこう追い付いてきた?(インデックス競技場にて)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは毎日、
FPの中村宏さんが出されているメルマガ、
生活マネー ミニ講座】を
読ませていただいています。

この中で、FPの中村さんは
次のように言われています。

これまで資産運用をしていたお客様で
「リバランスをしている人」に
お目にかかったことのない私としては、

「リバランスはできない」という前提で
アドバイスをしようと思うのです。


そっ、そうなのですね・・。


ひと口に
『インデックス投資』と云っても、

1.あなた自身が
各投資対象を自分で「組み合わせる」
DIY派】と、

2.バランス型インデックス・ファンドを選び、
各投資対象の組み合わせやリ・バランスを
お任せする【おまかせ派】に

大きく分けることが出来ます。

何を隠そう、
当オフィスのコンサルティングでも、
この【ふたつの道】のご説明は
たいへん重要なポイントであり、

両方のメリット、デメリットを
ご説明させていただいた後、


どうでしょう、
あなたは【DIY派】ですか、
それとも【おまかせ派】でしょうか?

(どちらのほうが、
ご自身に向いていると思われますか?)


と、

必ずお伺いするようにしています。

すると・・・、


(最近は)「おまかせ派、ですね。」
と答える方が増えているのを実感します。

(※ 2014年に限って云いますと、
『おまかせ派』のお客様のほうが多かったのです。

これは当オフィスが創業して以来初めてのこと!)

この『事実』をどう分析するのか・・。

わたしは実は、
とっても自然な現象なんだと思っています。


これまでの10年、15年というのは、
インデックス投資を行う人は
文字通り『アーリーアダプター』な人たちでした。

アーリーアダプターとは?

新たに登場した革新的な商品を
比較的早い段階で利用する人たちのことです。

このような人たちは、
自分で組み合わせを作り、
自分で資産管理を行うという、

DIY的な精神に溢れている方が
多いのではないでしょうか・・。


別の言い方をしますと、
『バランス型ファンド』を選ぶ人が増えてきた、
ということは、

⇒ それだけ資産運用が
フツーの人たちにも浸透してきた、
という証左であるとわたしは思います。

balanced-mutual-fund.jpg


今からお話しすることは
マーケティング的な側面を伴いますが、

わたしはこの日本においては、
『バランス型インデックス・ファンド』の
伸びしろがたいへん大きいと考えています。


2006年、2007年くらいまでは、

1.バランス型インデックス・ファンドの
運用管理費用が高かった。
2.そもそもバランス型インデックス・ファンドの
選択肢が限られていた。

という『制約』があり、

ご自身の嗜好というよりは、
【DIY派】で行かざるを得なかったという
事情がありました。

しかし、今は違います・・。


バランス型インデックス・ファンドの
選択肢は豊富にあり、
かつ、コストも十分に下がってきているのです。

◆【参照記事】
ノーロード投資信託 徹底ガイド
バランス型ファンドの信託報酬と特徴


もし、わたしが初心者向けの
『投資信託・解説サイト』を作るとしたら、

たった3ステップで投資の準備はすべて完了!】
みたいなキャッチを作って、こう説明します。

1.ネット証券に口座を開く
2.バランス型インデックス・ファンドを選ぶ
3.ファンドの積立て設定をする

(あとは止めないだけです!)


もちろん、長い目で見れば、
【おまかせ派】にも注意点があり、

それは、リタイアが近づくにつれ、
どのように背中に負うリスクを下げていくか、

という点でしょう・・。

上記については、
こちらのブログ記事をご参照ください。

世界経済インデックス・ファンドを用いて55歳時からポートフォリオの保守化は図れるのか?】

いずれにしても、
『こうあるべきだ』という先入観は捨てて、

自分にとっては、
どちらのほうが長く続けやすいのだろう?

と、一度ゼロベースで
考えてみられることをお勧めします。

似顔絵




関連記事

| バランス型インデックス・ファンド | 19:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

円安が進むと、円安が加速化する?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

最近、円安傾向が顕著です。

(人生も、投資も)
長く歩いていると必ず、

「あれ、この道、
以前にも通ったような気が・・」

と思うことがあります。

この感覚は、実際には
【2パターン】に分かれます。


1.この「道」が、
いつか来た「道」とほぼ同じである場合。

2.この「道」が
いつか来た「道」と
すごく似ているのだが、

歩み続ける中で、
実はまったく違う「道」だったと、
後から気づく場合。


わたしにはどうも今回の円安が、
『2.のパターン』のような気がしてなりません・・。


今回の『円安局面』は、
2005~2007年の
円安局面と似通っている部分があります。

しかし、
違う部分もあるわけです。

ひとつ、大きいなあと思うのは、
日本の『貿易赤字』が常態化している点です。

要するに、
モノ・サービスを売って得られた外貨よりも、
モノ・サービスを購入するために
支払う外貨のほうが多い、ということです。


また、貿易の収支に
サービスの収支や
所得の収支も合わせた
経常収支』を見てみますと、

2014年度上期(4~9月)では、
2兆円余りの「黒字」となっています。

そう、全体で見ればまだ、大丈夫・・。

でも、13年度下期の『経常収支』は
「赤字」でした・・。
(財務省の発表による)


★ 円安が定着してしまうかもしれない
ほんとうの『黄色信号』は、
経常収支の赤字が常態化することだと思います。

これってどういうことかというと、
日本国全体で見て、

得られる外貨より、
支払う外貨のほうが多くなる、ということ。

支払う外貨のほうが多いということは、
自分の国の通貨(円)を売って、
(外貨)を買う需要のほうが多くなりますね。
(すなわち、円安の要因となる・・)


もちろん、通貨の価値は
一筋縄では語れません。

そもそも通貨の価値は
たくさんの国の通貨間での『相対評価』で
決まりますから、

それぞれの国の政治状況、
経済の状況等により
複雑怪奇に入り組んで決定されるものです。
(かつ、常に変遷していく・・)


たとえば、
物価上昇率の差という指標にフォーカスして、
それによって為替レートは決まるという、
『相対的購買力平価説』というものがあります。

この場合、インフレ率の差が
為替レート決定の重要ポイントになるわけです。
(あくまで「ひとつの説」ですが・・)


わたしの持論は至極シンプルです。

そもそも、
各通貨間の価値は
『相対的に評価』されるだけで、

―つまり、どこかの通貨が売られれば、
その分、どこかの通貨が買われるだけ。―

通貨の価値には、
「これ!」というフェアバリュー
(正味価値)などありません。

しかし、長い目で見れば、
国としての発展具合と、
その国の通貨の価値の変遷には
大きな誤差は生じないと考えます。

つまり、
『発展していく国の通貨は強くなる』
(逆もしかり)、ということ・・。


そういう意味では、
日本の円の価値は緩やかに安くなっていく
とわたしは考えます。

通貨

もちろん、
中期的(5~10年)には、

円高になり、
また円安の局面になって・・、
ということがあるかもしれませんが、

★ 最終的に
日本円という通貨の価値を決める
最大の要因は、
あなた、だと思っています。

えっ?

つまり、
日本人、ひとりひとりの思惑なのです。


⇒ 今、日本人は
自身の資産のほとんどを
『日本円』というポジションで持っています。

日銀の資金循環統計
2014年第2四半期速報』(PDFファイル)を
見てみましょう。

6月末現在で、
個人の金融資産残高は1645兆円となっています。

そのうち外貨建て資産の割合は
たったの2.5%です。
(円安が進んだ2007年でも、3%程度でした・・)


ちょっと
想像していただきたいのですが、

経常収支が
たとえ20兆円の赤字になったとしても、
それは20兆円分の
円を売って外貨を買う『需要』に過ぎません。

しかし、個人金融資産のうち、
たとえば、10%分が
「外貨建て資産」の保有に動けばどうでしょう?

それはすなわち、
164兆円分の
【円売り・外貨買い需要】となります。

(大きな大きな円安要因となります・・)


「でも、カンさん。ぼくには
円安とか、外貨買いとか関係ないよ。

日本に住んで
日本の円で給料をもらって、
生活しているだけだから。」


フム。
たしかにそれはそうですね・・。


しかし、実際に円安が進んで、
あなたの生活が
目に見えて苦しくなってきたら、
どうですか?

つまり、(円安が進み)
輸入物価の上昇を通じてインフレが進み、
かつ、物価上昇率ほど
あなたの賃金は伸びず、

実際に、たとえば
去年と同じ480万円の手取り年収で
去年と同じような生活レベルを
維持するのが難しくなってきたら・・。


そのとき初めて
<あれ??>
というクエッションマークが
点滅するのかもしれません。

「円」って大丈夫なの?

yen-580x400.jpg


誤解がないように申し添えますと、
「円」を売って、外貨建ての資産を買う、
という行為が、

そう簡単に、
広範囲に広まるとは思っていません・・。


つまり、円を売って、
外貨建ての資産を買うという行為が、
まだまだ『投資的』で、
『冒険的』なことと感じる人が多いと思うためです。

しかし、もし、仮に、

1ドル180円とか、
1ユーロ200円とか、
1豪ドル170円などの「円安」が、

目に見えて近づいてきたとしたら
どうでしょう?


冒険的に
「外貨建て資産を買う」というより、

安心のために、
「円以外の資産も持っておこう」という人が
増え始める可能性があると思います。

うまく言葉に出来ないのですが、

社会の趨勢として、
「あっ、円だけで持ってるのって、危ないかも。」
と認知させられるような
瞬間】が訪れるかもしれない、ということです。


実際問題として、
「円」に対する不信感から、
外貨建ての資産を持つ人が増えれば増えるほど、

それは【円売り・外貨買い】を誘発することになり、
(結果として)円安は加速します・・。

それは最初、
巨大なダムの壁面に開いた
たった数ミリの穴が、

その穴を通って流れる水の圧力と共に、
段々大きくなっていく様とどこか似ています・・。


先ほど、
日銀の資金循環統計の
『外貨建て資産の割合』について言及しましたが、

この数字が 5% を超えてくると、
「ダムの壁面の穴が、あれ?大きくなってきぞ」という
印なのかもしれません・・。

「あれ?、おかしいなあ。」という
潜在的な不快感が
多くの人に宿るには、
それなりの時間がかかると思いますが、

それが、
顕在的な恐怖のようなものに
変わるのには、
そんなに時間はかからないのかもしれません。


そして、これは
アイロニーなのですが、

広く外貨建て資産を保有し続ける人には、
円の価値が下がることで、
(円建てベースでみた)資産価値が上昇する、
という現象が起きます。

あなたもわたしも、
所得は円建て、
(将来の)公的年金も円建て、なのですから、

資産運用においては
外貨建て資産中心のポートフォリオでも
ぜんぜんおかしくないわけですね。

似顔絵




関連記事

| 投資の発想法 | 13:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ブリヂストン美術館、大道芸人。


こんにちは。カン・チュンドです。

都内でいちばん好きな美術館は、
京橋にあるブリヂストン美術館です。
 
(もう5回くらい行っています・・(^^;)

わたしのいちばんのお目当ては、
ピカソの「腕を組んですわるサルタンバンク」です。

サルタンバンク

格好いいでしょう?

わたしは彼の、
落ち着き払った目が好きなのです。

そこに、静かな決意というか、
闘志が漲っているのを感じます。

(なんというか、
自分のスタイルが定まっていて、
曇りとかブレがないのです・・)

この大胆な色と配置は、
まさに革新者ピカソの成せる業だと思います。

(ちなみにサルタンバンクとは「大道芸人」のこと。)





関連記事

| 書評・映画・美術評 | 12:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

個別の債券を買うのは、個別の株を買うようなもの その2)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ひとつひとつの株式、
ひとつひとつの債券の買われ方には
2種類』あります。

1.直接、個別の銘柄として買われる。
2.ファンドを通じて、買われる。

(※ ファンドとは、投資信託、ETFなどです)

もちろん、ファンドの形態は
わたしやあなたが買っている
「公募の投資信託」だけでなく、

企業年金など、
巨額の運用資金を持つ顧客用に
「オーダーメードで作られるファンド」もあります。

ともかく、
広く世の中全般に
【投資】という行いが広まれば広まるほど、

2.のカタチで保有される株式、債券の割合が
増えていくわけです。

そういう意味で、
たくさんの債券を
『束(たば)』にして買うやり方は
きわめて今日的であるといえます。


私たちは
債券マーケットの区分けを行う際に、
『先進国債券(日本除く)』と
『新興国債券』という分け方を想起します。

たとえば、
eMAXIS先進国債券インデックス」という
インデックス・ファンドがありますが、

これは正確にいうと、
実は【先進国債券】ではなく、
【世界主要国債券(国債)】なのですね。

なぜなら、
eMAXIS先進国債券インデックスが連動を目指す、
『シティグループ世界国債インデックス(除く日本)』には、新興国の国債も組み入れられているためです。

では、
『シティグループ世界国債インデックス(除く日本)』
との連動を目指すファンドを長期保有していたら、
いったいどんな成績だったのか・・。


実は当オフィスが10年以上
『ポートフォリオ管理のお手伝い』を
させていただいているお客様がおられます。

仮に加藤さん(仮名)としましょう・・。

加藤さんは
『資産ポートフォリオ』の一パーツとして、

中央三井外国債券インデックスファンド、
いや、今は名前が変わって、

外国債券インデックスファンド』を
12年余り保有し続けています。

(運用会社は
三井住友トラスト・アセットマネジメント)


このファンドは、
2001年の2月に運用を始めており、
基準価格は11月28日現在、22,335円です。
(運用開始当初から2倍以上になっています)

加藤さんが
当ファンドを12年余り保有し続ける中で、

当該ファンドは
【組入れ銘柄】だけでなく、
【組入れ国】も変遷させてきました・・。

(たとえば、ギリシャ、ポルトガルは姿を消し、
マレーシア、ポーランド、南アフリカなどが
組み入れられるようになりました・・)

以下、
『シティグループ世界国債インデックス(除く日本)』の現在の構成国です。

国旗

(もちろん、この構成国群も、
今後変遷していくわけです・・)


インデックス・ファンドの形で
広く『外国債券』を保有し続けるメリットって、
このような
【自動調整機能】なのだとわたしは考えます。


そして、以下が
トピックス(東証株価指数)と
『外国債券インデックスファンド』の
【過去10年間の値動き】です。

無題

過去の実績は
未来の成績を保証するものではありませんが、
緩やかながら成長を続けています・・。


10年とは、それなりの月日です。

ひと口に
【世界主要国債券】といっても、
ひとつひとつの国ごとの
『金利の上下』はまちまちでしたし、

また、『為替レートの動き』は
それ以上にダイナミックでした。

円という通貨ベースで見ると、
2006~2007年と、昨今の円安トレンド、

また、2011~12年の円高トレンドという
両極端を、
10年の中で何度も経験しています。


特に債券という資産は、
金利の変動、そして、為替の変動に
その収益が大きく左右されるだけに、

どこかの国の、
どこかの通貨建ての債券を
【選び切ってしまう】リスクは
大きいと言わざるを得ません。

長い時間スパンで見ると、
【世界主要国債券(国債)】は、

現在私たちがイメージする構成国よりも
若い国がずいぶんと増えているのではないでしょうか・・。

似顔絵


以下、【参照】となります。

『シティグループ世界国債インデックス』に
採用されるためには、
次の3つの基準を満たしている必要があります。

1.市場規模基準
⇒ 市場の額面総額合計が500億米ドル、400億ユーロ、5兆円をそれぞれ上回る。

(市場の額面総額合計が250億米ドル、200億ユーロ、2兆5,000億円を3ヶ月連続で全て下回った場合は、翌月から除外される)

2.信用格付基準
⇒ 組み入れ時は、発行体の自国通貨建て長期債務の格付けが
スタンダード・アンド・プア-ズと(S&P)ムーディーズ共に
A–/A3以上である。

(構成国の格付けがスタンダード・アンド・プア-ズ(S&P)と
ムーディーズ共にBBB–/Baa3未満となった場合は、
翌月から除外される)

3.市場参入障壁
⇒ 市場が海外投資家に対して閉鎖的な場合や、
方針に一貫性がない場合は、除外理由として考慮される。


シティグループ世界国債インデックスの
詳細情報はコチラです(PDFファイル)





関連記事

| 投資信託をディープに理解する | 12:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

個別の債券を買うのは、個別の株を買うようなもの その1)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ふつう、債券と聞くと、
『個別の債券』を連想される方が
多いのではないでしょうか?

たしかに、
「どんなふうに、どれだけ利益がもらえるか」が、
『個別の債券』は分かりやすいですね。

たとえば、
あなたが来年の3月に定年退職を迎える
投資の超ビギナーであるとしましょう。

そんなあなたは『個別の債券』に
格別の 魅力 を感じてしまいがちです。
(特に、外国債券!)

どうして格段の魅力を感じるかというと、
自身の投資を、
自分が保有する債券の【利回り】で
イメージしてしまっているためです・・。


「おーい、母さん、
毎月の生活費10万円ほど足りないよ。」

「あなた、だったら、
毎月10万円の利息がもらえるように、
複数の債券をどーんと買えばいいんじゃないの?」

えっ!?

今、日本は歴史的な超低金利で、
円建ての債券を買っても、
雀の涙ほどの利息しかもらえません。

なので、
銀行でも、証券会社でも、
表面利回りが高い【個別の外国債券】を
たくさーん用意してくれています。

(ご用心、ご用心・・)


たとえば、
オーストラリアドル建て債券』は
利回りが比較的高く、
経済状況も安定しているので人気が高いですね。

たとえば、
豪ドル建て債券5年物
利回り年3.3%と聞くと、
ああ、良さそうだな」と思ってしまいませんか?


たしかに、
豪ドル債券の表面利回りは高いですが、

私たちはその代償として
【為替の変動リスク】を背中に負うことになります。
(為替手数料の負担もばかになりません・・)

また、豪ドルベースで
年3.3%の利息がもらえるとしても、

5年後に帰ってくる
豪ドルベースの『元本』は、
5年前に支払った『元本』に過ぎません・・。
(伝わっていますか?)


つまり、5年の間に
『物価上昇』が続いていれば、

あなたが満期時に受け取る
豪ドル建ての『元本』は
実質、目減りしているわけです。
(※ 為替レートの変動はないと仮定。)


コンサルティングの中でも
しばしばお客様にお話しするのですが、

長く資産運用を続けるうえで、
もっとも重要な【投資ポリシー】のひとつに
以下があります・・。


★ 債券にしろ、株式にしろ、
そこから得られるインカム(利息や配当)を
そのままもらってしまうのではなく、

それらを【再投資】して、
元本そのものを成長させながら、


自分が必要なときに、
必要な分だけ
金融商品を解約して【インカム】をもらう、
という『発想』がとっても大切!

キーワードは
「長生きするリスクに打ち勝つ」です。


【元本を殖やしながら】
【定期的にインカムを得る】という
発想を持たないと、

76歳になったときに、
債券貧乏』になってしまう可能性があるのです・・。


先ほど『為替リスク』のお話をしましたが、
わたしは「為替リスク」を取ることが悪い、
と言っているわけではありません。

問題はその「取り方」ではないでしょうか?

alternative-investments-300x249.jpg


『豪ドル建て債券(5年物)』を買う、
ということは、

○ たったひとつの国の、
○ たったひとつ通貨、

それも、

○ たったひとつの満期の、
○ たったひとつの利回りを当てにして
資産運用を行うということなのです。


ココ、とっても重要なのですが、

★ 実は、
「個別の債券」を選ぶとは、

株式でいうところの
「個別株」を選択するのと 同じ行為 なのです。


⇒ すなわち、
絞って絞って、
ひとつの【銘柄】を選び切ってしまうこと。

この「個別銘柄」への投資から脱却して、
債券こそ、
ファンド(投資信託)の形で保有するのが
ベストであるとわたしは考えます。



まず、
個別の債券って一般に【単価】が高いです。
(円建ての個人向け国債などは除きますが・・)

ふつうに個別の債券を買おうとすると、
数十万円のお金が必要になります。

ということは?

売却する際も、
数十万円単位でしか売れないということ・・。

これって、
ポートフォリオにおける【リ・バランス】が
すごく行いにくいのです。


また、個別の債券は
【満期】が決まっているため、

あなた自身が
定期的に『銘柄の入れ換え』を行う必要があります。

私たちは、
一国の金利が上がったり、下がったりする、
その【変化の有り様】を、
正しく予測することができません。

したがって、定期的に
『銘柄の入れ換え』をするといっても、

(現時点では)
新たに購入する債券の利回りを
知る由がないのです・・。


(ここも【発想の転換】なのですが)
金利の上昇、下落のしかたを
正しく予測できないのなら、

最初から、満期がバラバラの、
たくさんの債券を
買っておいたほうがよいと思いませんか?

(そう、【パッケージ】として
債券を保有するわけです・・)


⇒ 満期がバラバラということは、
新たな債券の『購入時期』を、
自然にばらすことができるということ・・。

すると、どうなりますか?

Mutual funds

パッケージ(ファンド)の中で、
自然に、異なった『利回り』を持つ債券を
保有することにつながりますね・・。


インデックス運用の債券ファンドなら、
上記をまるで【ひとつの仕事】のように、
運用会社さんが
(あなたの代わりに)やり続けてくれます。


そして当然ですが、
ファンド(投資信託)の形で債券を保有すれば、
【満期】を気にしなくてよくなりますね。

また、少額から売買が可能になり、
ポートフォリオベースで資産を見た場合、
【リ・バランス】がやりやすくなります・・。

一例になりますが、
『先進国債券インデックスファンド』を保有すれば、

銘柄の分散
通貨の分散
国・地域の分散 が同時に出来ます。

そしてもちろん、上記ファンドを
『つみたて投資』すれば、

投資時期の分散
自然に出来てしまうのです。


よーく考えてみますと、
投資時期の分散ができると、
(金融商品購入時の)
為替レートの分散も自然に出来ますね。

冒頭ご紹介した
『オーストラリアドル建て債券(5年物)』では、
上記のリスク分散はひとつも実践できません・・。

似顔絵




関連記事

| 投資信託をディープに理解する | 11:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ETFのみを用いて運用を丸ごとお任せするサービスが誕生しています


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

たとえば、
あなたが自分のために資産運用を行う場合、
正しい知識を身に付けて、
自身でそれを行っていくのが【基本】ですよね。

いわゆる『DIY運用』です。

ただ、運用を行う人が増えれば増えるほど、
運用のことを『誰かに相談したいというニーズ』も
少なからず生まれてくるのだと思います。

この場合、ネックになるのが、
自分の裸を見せるということ・・。

えっ?

あなた自身のマネー状況を
第三者に開示することには、
大きな抵抗があると思います。

情報を悪用されたりしないか、
管理は厳格にやってもらえるのかなど、
不安や心配がもたげてしまいますね・・。


それでも、この日本で
ひとつのカルチャーとして、

自分の運用に関するよしなしごとを、
誰かに外注して、サービスとして提供してもらう

という意識が、

(本当に少しずつですが)
芽生えてきていると感じています。


たとえば、
ファイナンシャルプランナーに
時間ベースで運用のやり方について
相談してみる人もいれば、

(あっ、これ、当オフィスです・・(^^;)

投資助言・代理業として登録している
投資顧問業者に、具体的に
投資助言をしてもらうという人もいるでしょう。

あるいは、投資一任業務を行っている会社に、
自分の運用を丸ごとお任せする、
という選択肢もあります。

実は、最後のサービス、
つまり、
『自分の運用を丸ごとお任せするサービス』
については、

この15年ほどで
アメリカでは一般的になってきています。


投資一任業務を行っている
ファイナンシャルアドバイザーが
顧客のためにポートフォリオを組み、

適切な金融ツールを当てはめて、
その後のメンテナンスも一括して請け負う、
というものなのです。

「カンさん、それってラップ口座じゃないの?」

はい、そうです。
いわゆる【ラップ口座】です。


しかし、今、日本の
大手金融機関が盛んに宣伝している
『ラップ口座』とは、
似て非なるものですのでご注意を・・。

(※ 日本の大手金融機関が宣伝している
醜いラップ口座の一例については、
こちらの記事を参照してください)


ほんらい的なラップ口座には、
顧客の立場になって物事を考えるという
基軸】が存在します。

この【基軸】が
具体的に意味するものって何でしょうか?

ズバリ、
【お客様の資産を殖やすことに、
全力を傾けるか否か】です。

(伝わっていますか?)


実は、日本でも
ETFのみを用いて
運用を丸ごとお任せするサービスが登場しています。

株式会社お金のデザイン

お金のデザイン


なぜ、お金のデザインさんでは、
ETFという道具のみを用いて
顧客のポートフォリオを組むのでしょうか?

それは・・コストが安いからです。

資産運用を続けていく上で
コストが安いということは、

顧客が実際に得られる『実績リターン』が
(金融商品コストが安い分)高くなる、ということ・・。

それにETFというツールには、
世界中の株式、債券のみならず、
REIT、コモディティなど、
多種多様な投資対象が存在します。

(つまり、それだけ
多様なポートフォリオが組みやすいということです)

このふたつをもって、
運用を丸ごとお任せするサービスの
具体的な道具として
『ETF』が採用されたのでしょう。

(米国ではこの傾向が顕著です。
⇒ そして、これこそ、
米国でETFが普及した一因と言われています・・)


もちろん、【DIY】で
あなた自身がETFを組み合わせれば、
負担するコストは、
ETFの『継続コスト』のみとなります。

(多数の人は【DIY】で運用を行うわけです)

別の言い方をすれば、
お金のデザインさんのような
サービスを利用する人は、

ポートフォリオを組んで、
リ・バランスを行い、
その後のメンテナンスを続けるという【仕事】を、

【他者に任せること】(その分、時間が買えます)に、
【報酬】を支払う人なのです・・。

(伝わっていますね?)


以下、お金のデザインさんのサイトから
引用してみます。

株式、債券、不動産、金や原油などの商品をはじめとした
多種多様なETFを、

資産運用研究の第一人者である加藤康之教授
(京都大学大学院経営管理研究部教授)が監修した運用手法によって
組み合わせることで、一人ひとりのライフサイクルに合わせて、
228種のポートフォリオの中から最適なポートフォリオを提供します。

もちろん、お客様ご自身でもカスタマイズもできますが、
一度、投資のプロの提案を聞いてみるのはいかがでしょうか?


なんと、
228種もポートフォリオがあるのですね。

このようなテーラーメイドのサービスを
「じゃあ、どのくらいの報酬でやってくれるか」
というと、

報酬は、預かり資産残高に対して
パーセンテージ』で請求されるようです。

報酬 最高 1.00% ※
ETF 報酬率平均 0.25%

運用額が3000万円以上を超える部分については投資一任運用報酬率が0.5%となります。


この、報酬のパーセンテージの数字が、
先ほど触れました、
大手金融機関が宣伝している
『ラップ口座』と根本的に違っています。

もちろん、本当にこの日本で、
資産残高に対して定率で報酬(フィー)を請求する
ビジネスが根付くかどうかは分かりませんが、

【お客様の資産を殖やすことに、
全力を傾けようとする】意気込みは感じられます。


言い方を換えれば、
金融商品の販売屋さんではなく、

資産の組み合わせを作って、
それを適切に管理し、
メンテナンスを続けていくことを

メインの仕事』として捉えている・・、
ということでしょう。

(わたし自身も、いつかは目指したい
金融サービスの具体的なカタチのひとつなのです・・)

一点、気になったのは、
よくあるご質問』のところで、

お金のデザインさんが提供する
投資一任運用が利用できる証券口座は、
特定口座には対応していない、とのこと・・。

(つまり、Q25にあるように、年度末の決算や
税務申告などは顧客自身で行う必要があるようです)

ともかく、
今後のお金のデザインさんの動きに、
注目していきたいと思います。

似顔絵




関連記事

| ETFのお勉強 | 17:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

こんな『動画』を作ってみました。~ファンド・オブ・ファンズにご用心~


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

【投資信託・ハテナ? その17】
~ファンド・オブ・ファンズにご用心~




毎回、試行錯誤している
【らくご3分動画】~投資信託・ハテナ?~ ですが、

今回は
ファンド・オブ・ファンズ」の仕組みに
スポットを当てました。

(いつものように『寸劇仕立て』になっています(^^;)

最近は、一部の運用会社で
まったく意味がない
『ファンド・オブ・ファンズ』が跋扈しています。

(一例ですが、『マネープール・ファンド』(国内債券)と『投資対象証券』を組み合わせただけのものなど・・)

また、今回の動画では、
新たなことにチャレンジしてみました。

・落語と銘打っているので、
ソファの上に座ってみました。
・スーツではなく、シャツにしてみました。
・はじめてフリップを使ってみました。

これからも、3分間の中で創意工夫をして、
面白い動画を作っていきたいと思います。





関連記事

| 投資信託をディープに理解する | 17:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

遊び心を満喫しよう ⇒『ポートフォリオの達人!』


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。 

個人的には冬は寒くてキライなのですが(-_-;)
ひとつだけ楽しみなことがあって、
それは『服のコーディネート』です。

ファッションに興味がある人なら、
組み合わせ】と聞くと、
ちょっとウキウキしてしまうのではないでしょうか?

(ファッションコーディネートのアプリも
たくさん出ていますし!)


あるいは、お料理が得意な人にとって
組み合わせ】って何でしょう?

素材と調味料と火加減の組み合わせ!

それはまるで、
理科の『化学反応』のようではありませんか。
(ワクワクどきどき・・)


ほんらい的に、
組み合わせる
=「楽しい!」「面白そう!」と
思えることですよね。

しかし、
こと『資産運用』となると、

「えー、組み合わせ、そんなの出来ないよ。」
と思われがちです。

それってなぜ??

たぶん、
その理由のひとつは、

ファッションや料理と違って
組み合わせるものが【おカネ】
(= 資産)そのものだからでしょう・・。

ちょっと、身構えてしまうのですね。


資産運用にも、
最寄り駅の近くにあるマッサージ店の
【お試し10分コース】みたいに、

お試しで、気軽に
【組み合わせ】をやれる環境が
必要だとわたしは思います。


はっきり言って、
遊び心満載の、
『ゲーム感覚』でよいのです。

ということで、
こんなイベントゲームがありますよ!


9種類のeMAXISを組み合わせて賞金ゲット!

仮想資金100万円をすべて使い、
ポートフォリオの達人を目指せ!】


logo_portfolio.png


これは、ひと言でいえば、
【資産の組み合わせゲーム】です。

(三菱UFJ投信さんが主催しています)

『ポートフォリオの達人!』は
今回で3回目となるのですが、

このイベントは、
あなた自身が
「これだ!」と思う【組み合わせ】
= ポートフォリオを作り、

4ヶ月間で
どれだけ資産が増えるかを競うものです。

・実際にお金を出すわけではありません。
・どなたでも参加できます。

(興味が出てきましたか?)


わたしなど、面白がって

その1)
国内債券  40万円
新興国株式 40万円
新興国債券 20万円

や、

その2)
先進国株式  30万円
新興国株式  50万円
新興国リート 20万円

など、
いろいろな【組み合わせ】を作っては
「ほお~」とひとり唸っています。


決して、
「楽しい!」「面白そう!」という感覚を忘れず、

それにプラスして、
リスク、リターンなどについても
少し学んでみましょうということなのです。

(上記サイト内では、自分が選んだ
【組み合わせ】(= ポートフォリオ)の
『リターン』と『リスク』をシミュレーションすることが出来ます!)

ポートフォリオ作成のルール

•3ファンド以上に投資してください。
•投資するファンドには、最低10万円以上(1万円単位)の金額を入力していただき、投資合計が仮想資金の100万円になるようにしてください。
•応募期間中(2014年11月30日(日)まで)は、何度でもポートフォリオを変更できます。


締切りは11月30日(日)
(あっ、賞金も出るそうです!)

似顔絵




関連記事

| ポートフォリオ運用 | 16:42 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

君にも出来る!(松岡修造ふうに)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。 

最近、新しい投信ブロガーさんが
次々と誕生しているようです。

インターネットを通じて、
『まっとうな情報』が幅広く伝わるのは
素晴らしいことだと思います。

いわく、
~良い情報は、悪い情報を駆逐する。~

その理由は私たちが一消費者として、
本質を見抜く眼をほんらい的に持っているからです。


また、個人の体験をもとにした、
ブロガーさんの赤裸々な告白には、
(なんと云いますか)、
他を寄せ付けない【迫力】があります。

わたしはモッティーさんのブログ記事
お金が無いからこそ投資をスタートさせよう。今すぐ!

を読んで、そんな思いを新たにしました。

モッティーさんは
長野県に住んでおられるようですが、
こと資産運用に関しては、
どこに住んでいるかはぜんぜん関係ありません。

ちょっと長くなりますが、
モッティーさんの記事から引用させていただきます。


僕の話をしますと、、
現在の居住地は長野県。しかも結構隅っこの田舎の方。

えーと、マクドナルドありません。TSUTAYAありません。ヤマダ電機ありません。
スタバ?そんなオシャレなもんありません。

当然証券会社なんぞありません。
銀行は地方銀行の支店がポツポツ。そんな程度。
そんな環境でも僕は個人型確定拠出年金の口座を開き、証券会社とNISA口座も開きました。

Amazonで投資本やマネー本を購入、ネットで色んなブロガーさんの記事やコラム等を熟読し、2014年1月から毎月積立インデックス投資をスタートさせました。

ちなみにセミナーにも行ったことありません。証券会社に行ったこともありません。周りに同志もいないので互いの教養を深めるような機会もありません。


でもね、出来るんですよ。今の時代。 

きちんと住所が定まっていて身分を証明するものさえあれば口座は開けるし、ネット接続環境があればいくらでも勉強は出来るし、運用そのものの手続きも事足りる。

稚内にいようが、与那国島にいようが、山奥の過疎地にいようが、離島にいようが、携帯の電波さえ届いてネット環境を確保出来れば出来るんです。


なるほど・・。

ネット環境をうまく活用する。
ネット証券を運用の窓口にする。

これだけで、
場所の格差は限りなく『ゼロ』に近づきますね。

当オフィスの相談業務でも、
お客様がどこに住んでいるかで
「伝えるべきアドバイスの内容が変わってしまう」
ということは皆目ありません・・。

そう、フラットなのです。

(たとえば、楽天証券に口座を開いて
eMAXISインデックスシリーズでポートフォリオを作る、という作業は)
どこに住んでいようが、
普遍的ですよね・・。


この力って、とっても大きいと思います。


ただし、
この便利なインフラが利用可能になったのは、
この、5年、6年のことです。

もし、モッティーさんが
10年前に投資に興味を持ち始めていたとしても、
すんなり投資をスタート出来たかどうかは
定かではないでしょう。

つまり、(これは投資に限りませんが)
時代とのシンクロ、という幸運も必要なのです。

さらに引用を続けます。


僕が1年前に将来の事を漠然と考えだした当時の話。

月給で給料をもらってはいるものの、社会保険無しボーナス無しのほとんどフリーターみたいな待遇。当然国民年金のみの加入。
2013年の年収は300万円未満、貯金は60万程。

どうです??

世間一般的には、文句無しの低所得者。30歳前後で似たような境遇の方、結構いるんではないでしょうか。

もちろん更に悪い境遇の方もいるかもしれませんが。

でもだからこそ考えて欲しいのは、
将来や老後に向けたマネープランをしっかりと考えよう。ということ。


んー、事実は重たいです。

今後、生産年齢人口はどんどん減っていき、
日本経済の規模そのものは
逓減していく可能性が高いです。

社会保障は削られ、
労働環境は芳しくなく、
仕事の長期的展望も描きにくい・・。

そのような状況で、「どうするんだよ??」
という問いに対するひとつの答えが、
第二の収入源を育てる = 長期投資を行う、
ということではないでしょうか?

investment.jpg

昔読んだ、村上龍さんの小説の中に
時として、投資は希望を生む
という言葉が載っていました。

若い人たちが、自分の人生の可能性を
少しでも広げるために投資と出会い、
そして(無理がない範囲で)
それを続けていこうとする姿は、

ある意味、怠慢な既成の社会権威に対する
『対抗宣言』ではないかとわたしは思います。


私たちは松岡修造さんのように、
常に『燃えている』ということは(多分)出来ません。

しかし、5年、10年の間で、
1度や2度は、

自分の内側から、
燃えるかもしれない
『発火点』のようなものを
感じることがあるのではないでしょうか・・。

そのときに、思い切って
一歩前に踏み出すことが出来るかどうか・・。


あなたにも
そのトライは出来るはずです。

わたしも20代の頃は
人生の展望がまったく描けず、
お金は郵便貯金に預けっぱなしでした。

ほんの小さな『きっかけ』は、
実はあなたのすぐ後ろで佇んでいて、
あなたに見つけてもらうのを
待っているかもしれませんよ。

当オフィスではコンサルティングが終了したあと、
弊所のお客様に
以下のようなメールをお送りしています。

―20年経てば、したことよりも
 しなかったことを嘆くようになる。―

     マーク・トウェイン

似顔絵




関連記事

| 投資の発想法 | 13:18 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT