カン・チュンドの インデックス投資のゴマはこう開け!

ETF、インデックスファンドを用いたグローバルな投資手法をご提案するFPオフィスです。

お金に対するアンビバレントな感情の正体とは?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

実は、わたしは学生の頃、
「図書館司書」になりたかったのです。

それがなんの因果か、
20代は不動産の仕事に携わり、
30代以降は、資産運用の仕事をしています。

19、20歳のころは、
不動産とか株に手を染めている人は
「人間のクズ」だと思っていました。
(まあ、なんと極端な…)

「自分は絶対あんなことをしてまで
お金儲けはしたくない」と思っていたのです。

(物事を知らない無垢な若者は、↑
物事を単純化して、自身をヒーローにしたがるものです)

図書という、
保守的で文化の薫りただよう仕事をしていると、
【金融】に携わる仕事は、
どんなふうに映るのでしょうか。

やはり、自分とは違う世界のことで、
でも、どこか「羨ましく」、
かつどこか「侮る」気持ちも湧いてしまうのでしょうか。

人が「本」と付き合ってきた年数に比べて、
「金融」との付き合いはとても短いものです。

そこに、「羨ましさ」「妬ましさ」という、
アンビバレントな感情が湧いてしまうのは
ある意味、仕方がないことだと思います。

(話題は変わりますが)
わたしは自分のことを
「移民の子孫」だと思っています(在日コリアン三世)

(したがって「ゴッドファーザーパート2」の
最初の15分を観ると、いつもうるうるきてしまいます。)

だいたい自分の国でご飯が食べられないから
(わたしのおじいちゃんは)海を渡ってきたわけで、
わたしの遠い祖先は
貧しい小作農だったに違いありません。

皆さんはどうですか?
四代、五代前は、みんなどこかの村で
農民をやっていたのではないでしょうか。

◆ 私たちはもともと皆「貧しかったのです」

長期の時間スパンの中で考えると、
明日のご飯のことを気にしなくてよくなったのは、
つい「最近のこと」です。

したがって、私たちはお金というものに、
お金を持つということに、【まだ慣れていない】のです。

(なのでお金を警戒する、あるいはお金に怯える、
あるいはお金との接触を避けるという反応が出てしまう…)

急に成り上がり、
大金持ちになった人に対して抱く
「羨ましく、かつ侮る」ような気持ちは、
私たちが貧しかったころのDNA的反応なのです。

【資産】というものがもっと身近になれば、
―これは、より多くの人が豊かになり、
かつそれなりの時間が経過すれば、という意味ですがー

私たちはお金に対して、もっと
「落ち着いた対応」ができるようになるでしょう。

今、ウクライナの起業家が1億ドルを手にして、
それを【有効に使い切る】のは至難の技です。

イタリアあたりの貴族の末裔ですら、
1億ドルを【意味のあることに使う】のは、
とても難しいことです。

私たちはまだ、
お金というものの可能性について
十分理解していませんし、
それは学問的にいうなら、
まだ開拓され始めたばかりの分野なのです。

◆ 参照記事
お金持ちになった後のことを、考えてみてください

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11月21日【マネ缶スクール アドバンスコース in 東京
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売買委託手数料をゼロにしたETFがいよいよ登場 (in 米国)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

以前の記事、
「販売会社も運用会社も、もう古い?
ファンドの「窓口会社」を考察する」
の中で、
 
―近年アメリカでは、投資信託において
「販売会社」が「運用会社」を兼ねる、
あるいは、

「運用会社」が「販売会社」を兼ねる
という動きが顕著になっています。―
とお話しました。

ETFにおいては、取引の窓口となる証券会社が
ETFの「運用会社」も兼ねるケースが出てきています。

ここから発展して、
ETF売買の「売買委託手数料」をゼロにするという
証券会社が現れたのです。

アメリカの大手ディスカウントブローカー
チャールズ・シュワブが、
火曜日から4本のETF運用を始めました。

チャールズ・シュワブは、
自社に口座を持つ顧客については、
上記4本のETFの売買手数料を無料にするそうです。

Schwab to Offer Commission-Free E.T.F.’s
 (ニューヨークタイムズの記事)

チャールズ・シュワブではDRIPs
(分配金の再投資プログラム)が利用可能なはずですから、

ETFの大きな弱点であった、
・売買時のコスト
・分配金を自動的に再投資できない が、
一挙に解消されることになります。

ちなみにチャールズ・シュワブが
運用を開始したETF4本は以下のとおり。

・Schwab U.S. Broad Market E.T.F.
・Schwab U.S. Large-Cap E.T.F.
(いずれも年間経費率は0.08%)

・Schwab U.S. Small-Cap E.T.F.
・Schwab International Equity E.T.F.
(いずれも年間経費率は0.15%)

12月にはさらに4本のETFを追加設定するとのこと。

・Schwab U.S. Large-Cap Growth E.T.F.   
・Schwab U.S. Large-Cap Value E.T.F. 
(いずれも年間経費率は0.15%)

・Schwab International Small-Cap Equity E.T.F.   
・Schwab Emerging Markets Equity E.T.F.  
(いずれも年間経費率は0.35%)

上記いずれのETFについても
1口単位から売買を行うことが可能。
海の向こうでは、ETFサービスが一段「進化」したようです。

◆ 参照記事
ETFの次のマーケットは確定拠出年金です

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世界の切り分け方について(エマージング株式)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

つい先日も、セミナーの中でエマージング株式に関して
次のような質問を受けました。
「カンさん。新興国は長い目でみると
右肩上がりで成長するのですか?」

わたしは「そうなる可能性が高いと思います」と
答えましたが、
どうもその方(仮にAさんとしましょう)は、
新興国の成長を、まっすぐ
「直線」の右肩上がりでイメージされていたので、

わたしはホワイトボードに、
ジェットコースターが進むが如く、
くねくねしたグラフを書きました。

「いいですか。
わたしもAさんも、10年、20年のスパンでは、
新興国の国々が成長すると思っています。

たしかに20年後には、
大きなリターンを得ることが期待できると思います。

ただ、その【道程】は、ほんとうに山あり谷ありなのです。
大きな起伏(リスク)が
何度も何度も発生しながらの発展なのです。

具体的に、
新興国市場の価格変動の「振れ幅」に耐える覚悟が、
果たしてAさんにあるのか?
これが最大の問題なのです。」

私たちが忘れてはいけないのは、
身近にある苦いレッスンです。

2008年の1年間だけで、
新興国市場はその価値が40%〜60%も下落しています。
(これは事実です)

株式に投資を行うとは、
先進国株式、新興国株式を問わず
荒れ狂う海を長い長い期間、航海することです。

先進国株式という船は
イメージでいうと「蒸気船」ですが、
(それでももちろんリスクは存在しますが)、

新興国株式はイメージでいうと「帆船」なのです。

ハイリスク・ハイリターンの株式の中でも、
特にリスクが大きい新興国株式に投資を行う際は、
◆ より広範な分散・長期保有を心掛ける必要があります。

したがって、新興国株式に投資を行う
最適なツールは、
MSCIエマージング指数との連動を目指す、
インデックス・ファンド、ETFになるとわたしは考えます。

(MSCIエマージング指数は、
新興国23ヶ国の株式を内包した指数です)

話題は変わりますが、
2007年ごろに「なんとなく儲かりそうだから」という理由で、
インド株オープンなどの投資信託を購入された方は、
その起伏(リスク)の大きさに驚愕されたことでしょう。

インド株オープンで痛い目にあったので、
では、より広く浅く投資を行うという趣旨で、

MSCIエマージング指数との連動を目指す
インデックス・ファンドを買おう、というふうには
なかなか思いにくいものです。

(多くの方は、インド株オープンを塩漬けにしたまま、
実質、投資という作業から撤退してしまいます...)

投資のプロセスとしては、
広く新興国各国に投資を行う
インデックス・ファンドを保有する。
   ↓
リスク許容度が高まってくれば、

新興国株式インデックス・ファンド(or ETF)
   +
中国株式インデックス・ファンド(or ETF)
   +
インド株式インデックス・ファンド(or ETF)

というふうに、
より大きなリスクをテイクする「世界の分け方」を
採用されるのが王道であると考えます。

ただ、
こんな疑問が浮かぶかもしれません。

「23ヶ国もの新興国に投資してしまうと、
成長する国もあれば、あまり成長しない国も出てくるでしょ?」
はい、それはたしかにそうです。

しかし、
MSCIエマージング指数は、
完全固定型の閉ざされた【市場平均】ではありません。

MSCIエマージング指数は、
その組入れ国を【変遷】させていくのです。

1995年までポルトガルが、
1999年までギリシャが、
MSCIエマージング指数に組入れられていました。
(上記ふたつの国はすでにエマージング指数を
「卒業」し、先進国指数に組入れられていますね)

また、エマージング指数の下に位置する
「フロンティアマーケット指数」から、
遠からず、新たにエマージング指数に採用される国々が
出てくるでしょう。

(クウェート、アラブ首長国連邦、ベトナムなど)

◆ 広範な株式指数に投資を行う利点は、
【指数】が組入れる国々の変遷を通じて、
世界経済のダイナミックな変化 に、
労少なく、ついていけることなのです。

追記)

ロシア、トルコ、東欧諸国は含みませんが、
リクソーETF MSCIアジア・パシフィック(除く日本)
   +
iシェアーズ S&P ラテンアメリカ 40 インデックス・ファンド

もユニークな「新興国世界の切り分け方」だと思います。
(リクソーETFの中にはオーストラリアが26%入っています)

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世界の切り分け方について


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「もしあなたが1,000万円持っていたら、
日本株式、先進国株式、新興国株式、それぞれに
いくらずつ振り分けたいですか?」

ポートフォリオの資産配分を考える際に、
上記のような質問をお客様に投げ掛けることがあります。

この場合、
日本株式、先進国株式、新興国株式という
世界の区分けのしかたを予め決めてしまっていますが、

ウェディングケーキ入刀のように、実は
世界の「切り分け方」にはさまざまなパターンがあります。

「灯台下暗し、」といいましょうか、
先日、楽天証券の以下の記事を読んで
「はっ」と思い当たることがありました。
【特集】バンガードのETFで、世界の株式に分散投資!

この記事では、バンガードのETFを用いた
次のような先進国株式の「区分けのしかた」を紹介しています。

・バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(米国株式)
・バンガード・ヨーロピアンETF
・バンガード・パシフィックETF

実は、バンガード・パシフィックETFは
日本株式を含んでいます(それも約68%の比率で)

日本をひとつのカテゴリーに分けていない、
という点では、

・iシェアーズ S&P 500 インデックス・ファンド
(アメリカ株式)
・iシェアーズ MSCI EAFE インデックス・ファンド
(アメリカ以外先進国株式)
と共通する部分があります。

先進国株式を区分けする定番である、

・TOPIX連動型上場投資信託
・iシェアーズ MSCIコクサイ・インデックス・ファンド
でももちろんOKなのですが、

さらに細かく、
(ここでは主にiシェアーズのETFを例に挙げますが)

・iシェアーズ S&P 500 インデックス・ファンド
・iシェアーズ S&P ヨーロッパ 350 インデックス・ファンド
・TOPIX連動型上場投資信託
・iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)
インデックス・ファンド

という「切り分け」を行うことも可能です。

世界をどう切り分けるかは
まさに「あなた次第」なのですが、
切り分け方そのものに「よい・悪い」があるわけではありません。

たとえば、
わたしは拙著「日本人が知らなかったETF投資」の中で

・iシェアーズ S&P 500 インデックス・ファンド
(アメリカ株式)
・iシェアーズ MSCI EAFE インデックス・ファンド
(アメリカ以外先進国株式)

という、先進国株式の「切り分け」を提唱していますが、
「カンさん。これって、アメリカ人向けの資産配分でしょ?」
と言われる方もおられます。

ところが、上記は意外と日本人向けかもしれないのです。
日本人に限らず、世界の投資家の間では、
「自国の株式に過剰に投資を行ってしまう」傾向が見られます。
(これを【ホームバイアス現象】と呼びます)

「日本株式」というカテゴリーを作ってしまうと、
どうしても「では、ある程度は日本株に投資しないと・・」
という【心情】になってしまうのです。

今日、私たちには、
世界中に投資を行える「機会」と「道具」が
与えられています。

<世界に広く収益の機会を求める> ことを
投資の原則に置けば、
日本を中心に、ではなく、
【世界を中心に】投資を行うべきではないでしょうか。

かくいうわたしは自分の「世界の切り分け方」に納得し、
結果、日本株式への投資はいっさい行っていません。


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ベトナム 三章


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは古い映画を観るのが好きです。

日活のスターに、
若くして事故死してしまった赤木圭一郎がいますが、
彼の昭和36年の作品が「紅の拳銃」です。

わたしはこの映画を新開地の映画館で観たのですが、
舞台が「神戸」なのです。

今でも鮮明に覚えているのですが、
主人公の赤木圭一郎が国鉄三ノ宮駅に降り立ち、
ロータリーで待っているタクシーに乗り込みます。

駅前は商店や三階、四階建てのビルが軒を連ねていますが、
しばらくすると、舗装されていない土の道の両側に、
木造建ての家々が立ち並ぶ風景に一変します。

ちょうど、ホーチミン市を訪れて
この映画のことを思い出しました。

私たちは町が生まれ、活気づき、
その町が内包するエネルギーと共に
町自体が膨張していく様を、
なかなか「現在進行形」で見ることができません。

ところがホーチミンは、
今はまだ、町が活気づき、
町自体が膨張し始めている段階なのです。

市の中心部(いわゆる旧市街)からクルマで20分も走れば、
広大な空き地がいくつも点在し始めます。
(すぐに「郊外」になるのです)

今回、ガイドの方に頼んで、
わたしはホーチミンの7区にある
新興住宅街に連れて行ってもらいました。

ここはホーチミンの中心部とは違って、
整然と区画整理されています。
まさに10年、20年先を見越して
開発が行われているエリアです。

いちばん目に付いたのが10階〜15階の中層マンションと、
30階建て以上ある高層マンション。
それから、ヴィラと呼ばれる一戸建て住宅も
多数建っていました。

・サイゴンサウスの一戸建て
・サイゴンサウスの団地

また、オフィスビルやショッピングセンター、
ファストフードのお店や、病院、学校にいたるまで、
すべての生活施設が整っていました。

この7区「サイゴンサウス」では
驚くほど韓国資本が進出しています。
・「ベトナムじゃないみたい! ホーチミン7区にて
 
そのほか、
中国系、台湾系、香港系など、
さまざまな外資デベロッパーが参入しています。

いちばん驚いたのは、
カナディアンスクールが複合ビルのテナントとして
入っていたことです。

これは外国人の居住者を見込んで、というよりも、
比較的裕福なベトナム人のニーズに
対応しようとしたものでしょう。

ホーチミン市内の不動産会社で聞いたのですが、
市の中心部よりも今後は、
7区や、サイゴン川の向こう側にある2区のほうが
将来の発展を考えると、
不動産価値の上昇が見込めるとのこと。

(中心部では、2010年に不動産の大量供給があるため
家賃、不動産価格ともに弱含みになるだろうとのこと。)

ホーチミンでは、
すでに地下鉄、高速道路の建設が始まっています。
交通網が整備される頃には、
悪名高い? バイク渋滞も緩和されていることでしょう。

追記)

中国と同じように、ベトナムの土地売買も
(有期限の)土地の使用権を売り買いする形となります。

7区の豪華な一戸建て住宅が建ち並ぶ一帯に
巨大な空き地があり、
そこはすでに「区画」に分かれているのですが、
各区画の前に「携帯電話の番号」が書いてあるのです。

IMG_0262.jpg

「この土地を書いたかったら、ここに連絡を」
という意味なのだそう。

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ベトナム 二章


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

たしかにベトナムという国には
文明の利器であるインフラが多数存在します。

しかし、ひとつの国が発展していくうえで、
モノとヒトと、どちらが大切なのでしょうか?
(もちろん「ヒト」です)

1945年、
太平洋戦争が終わったときの日本を思い出してください。
(多くのモノは破壊され、なくなってしまいました)

それでも日本は、
ヒトというポテンシャル(潜在可能性)のおかげで、
高度経済成長を成し遂げることができました。

ヒトというポテンシャルがある限り、
国の発展は可能なのです。
(モノは輸入可能ですが、
ヒトはそういうわけにはいきません・・)

ちょうど3年前に北京に行ったとき、
西単というところの百貨店(庶民的な百貨店です)
に入ったのですが、

販売員の人が
「どうぞ。これはいかがですか」というような
声を掛けてきたことにびっくりしたのを覚えています。
(↑ 押し付け的ではない【営業】をちゃんとやっていた!)

ベトナムでは(わたしの個人的な印象ですが)
販売員の方にあまり「やる気」がありませんでした。

街中のお店でも、免税店でも
雑貨屋さんでも、
働いている人に「愛想」というものがありません。

ぺちゃくちゃ従業員同士で
おしゃべりをしています。

基本的に、
「なに? あなたが望むなら売ってあげてもいいわよ」
的な態度が見えてしまうのです。

サービスに対する意識は
(中国と比べると)10年、15年以上遅れていると思いますし、
たとえば、90年代に行ったタイに比べても
ホスピタリティー(おもてなしの心)が欠けていると
わたしは感じました。

それにはふたつの理由があると思います。
ひとつは、ベトナムが紛れもなく
「共産主義の国」である、ということ。

共産主義では、
よりよいサービスを行って多くの利潤を得る、
という発想がそもそもありません。

もちろん、現在のベトナムは
市場主義経済を受け入れていますが、それでも
「がんばっても、がんばらなくても一緒。」
という慣習の蓄積は、
いたるところに見受けられます。

もうひとつはベトナム人の気質です。

(これは歴史的には「中国」の影響かもしれませんが)
他人にやたらと笑顔など見せてはいけない、
内(自分の家族)と外(社会)はまったく違う世界である、
というカルチャーが存在するのだと思います。

(そして、ベトナム人はプライドが高い民族でもあります)

ひと言でいうと、
文明の利器(ハード)は溢れているが、
それを使いこなす人という(ソフト)が
まだまだ追いついていない、という印象を受けました。

追記)

ホーチミンでは見聞を広めるために?
バーにも行ったのですが、
「もう少し愛想よくしてくれたらもう一杯ビールを頼むのに...」
という場面に遭遇したりもしました。


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インド小型株ETFが登場か・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

以前にVan Eck という運用会社が、
ブラジル小型株ETFの運用を始めたという記事を
書かせていただきました。

今度は Van Eck が、インド小型株ETFの登録申請を
SEC(米国証券取引委員会)に行ったようです。
Van Eck Plans Small-Cap India ETF

当ETFは、
Market Vectors インド小型株指数との連動を目指します。
まだ、銘柄コード、手数料体系などは明らかになっていません。

(おそらく)ブラジル小型株ETFの反応がよかったため、
二匹目のドジョウを狙ったものと思われます。

しかし、注意すべきは
ブラジルとインドでは、外国人投資家に対する門戸の開き方に
差があるということです。
(もちろん、時価総額、流動性においても開きがあります)

わたしは(今のところ)、インド小型株ETFの中身を
「現物株式」のみで構成するのは難しいと見ています。
(続報が入り次第、追加情報をお知らせいたします)


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ベトナム 序章


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
@ベトナムより戻ってまいりました。

(いきなりですが、)
世界を大風呂敷で見ると、
変化というものは同じスピードで続くのではなく、
「等加速」されていきます。

(時代が経れば経るほど、
変化のスピードは速くなるのです…)

その理由は?
これまでの知識・ノウハウが蓄積され、
次の変化に至る「ハードル」が低くなるため。

たとえば、
ヒトは、1、2、3という「数」を認識し、
10という数字を理解するに至るまで
何十万年もかかりました。

ところが現代では、
私たちの孫が大人になったとき、
どんな「生活習慣」を身につけているのかさえ、
予想するのが難しくなっています。

このような大変化の時代に
もっとも恩恵を受けるのは「遅れてきた人たち」です。

ベトナムのホーチミン市内を歩けば、
ATMがいたるところにあります。

携帯電話は実に多くの人が保有しており、
ノキア、サムソンなどの機種に人気があります。

路上で麺類や果物を売っているすぐ隣に、
ネットカフェ兼コピー屋さんのようなお店があります。

中を覗いてみると、
建物は古く冷房設備もないのですが、
ウィンドウズのパソコンが
確かに人々を世界と「つなげて」います。

たとえば、インドなどでは、
固定電話の設備敷設を飛び越えて、
携帯電話が爆発的に普及しました。

ホーチミンの証券取引所では、
人がボードに会社の名前と株価を書き記しているのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。
規模こそ小さいですが、先進国と同じように
株式の売買はすべてコンピュータで制御・管理されています。
(立会いの人も、もちろんいません)

◆ これまで先進国で
何十年とかかって積み上げてきた知識・ノウハウが、
狭くなった地球を跨いで非常に廉価に
新興国に流入しているのです。

ベトナムはまだ貧しいですが、
文明の利器というインフラはすでに存在します。

今後、製造業はもちろんのこと、
ベトナムではソフトウェア関連の産業が
勃興する可能性が高いのではないでしょうか。

(ベトナム人は、文明の利器(IT)を使いこなすことに
長けているという直感です...)

※ ベトナムのお話は追々続けていきます。

追記)

ベトナムにはまだマクドナルドはありません。
代わりにロッテリアがたくさんあります。


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