投資信託はTBTで選ぶ!
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
~投資信託はTBTで選ぶ。~
なんて言われたら、
「??」になりますよね。
TBTとは・・?
長期・分散・低コストのこと。
(ベタですみません・・(-_-;)
特定口座で投資信託を積み立てる、
確定拠出年金でのファンドの選択、
まだまだ
「どれにすれば良いか分からない。」
と悩んでいる人が多いのでは。
あなたが投資信託を選ぶ際に、
TBT
『長期』『分散』『低コスト』という
リトマス紙を持っていれば、
ファンド選びはずいぶんラクになります。
まずは、
T(長期)→
『長期』で運用を続けてくれる
ファンドを選ばないと、
あなたは苦労してしまいます。
「長期で運用が続くファンドとは?」
ファンドの『運用レポート』内、
純資産残高の推移を見れば分かります。
そのファンドの純資産残高は
紆余曲折がありながらも、
少しずつ伸びてきていますか?
(右肩下がりになっているファンドは
選ぶべきではありません。)
例) <購入・換金手数料なし>
「ニッセイ外国株式インデックスファンド」
次に、
T(長期)→ あなた自身の心構え。
長期で運用を続けるその実態は?
「何もしない。」
解約するまで、
ずっと持ち続ける。
ほとんど『退屈』です。
投資信託との距離ができて、
特にやることがありません。
(でも、それで良いのです。
長期投資と書いて、
何もしないと読むのです。
簡単そうで、実は
もっとも難しいことなのかもしれません)
次に、
B(分散)→ です。
十分に『分散』をしてくれる
ファンドを選ばないと、
あなた自身苦労してしまいます。
「じゃあ、十分に分散されたファンドとは?」
一ヵ国だけに投資する、
特定の業種だけ、
特定のテーマだけに投資するファンド、
ではありません。
(これだと、
分散の度合いが少ないのです)
自分でファンドを組み合わせた際に、
「よし。これなら
国の分散も出来てるし、
資産の分散も出来てるし、
保有する銘柄数も1000や2000になってるから、
夜ぐっすり眠れそうだ・・」
と思えるかどうか。
広く浅く、
投資の対象を散らしてくれるのが
(そもそもの)投資信託の役割なのです。
そして、
B(分散)を高度に施すと、
偏りがないから、
あなた自身が『安心』できます。
安心できるから?
(夜ぐっすり眠れるわけです(^^;
続いて、
T(低コスト)→
これ大切です。
生活者としてのあなたは、
仮に同じ程度の品質の商品があったら、
『価格』を気にしますよね。
日常のサービスでも、
支払う手数料(金額)を
気にされているはずです。
低コストであることで、
あなたの元から出ていくお金(手数料)を
節約できるわけですから、
まさしく『経済的』。
ただし、ここでいう
T(低コスト)とは
フィットネスの会費を節約するのとは
『次元』が違うのです。
なぜなら、
あなたが買っている商品(投資信託)は
長期的にお金を増やすための道具ですから。
仮に、の話ですが、
同じ程度のリターンが期待できる
ふたつの『投資信託』があるとして、
より低コストのファンドを選べば、
あなたの実入り(=『実質リターン』)が
(低コストな分だけ)
大きくなるわけです。
別に肩ひじ張って、
TBT(長期・分散・低コスト)を目指そう!と
頑張る必要はありません。
その逆の、
「あれ、ワタシの運用、
どこかで【短期】【集中】【高コスト】に
なっていないかしら?」
という、
冷めた目を持つこと。 ← ココ、重要!
ちょっと整理しておきましょう。
T(長期)→ 何もしない 『退屈』
B(分散)→ 偏らない 『安心』
T(低コスト)→ 節約できて『経済的』
そして、
もしあなたが今、
投資信託で悩んでいるのなら、
それは単に
『投資信託』だけの問題では
ないかもしれません。
ちょっとお金を入れる
「大きめ箱」を想像してみてください。
あなたは今、
箱の中の、
『投資信託』という部分のみに
注目してしまっていませんか?
ちょっと離れて
『箱全体(あなたの資産全体)』を見てみると、
他にも「要素」はあるはずです。
そのお金を入れる箱に、
『何を』
『どんな大きさ』で詰めるのか。
あるいは
すでに詰まっているのか。
もしかすると、
『お金を入れる箱』全体について、
あなたが「どうしたいのか?」が
まだ定まっていないのでは?
すなわち、
これを定めれば、
投資信託についても
何に
どう悩んでいるかが
明確になってくるはず・・。
急がば回れ。
細部を詰めたければ、
全体に帰れ、
ということなのですね。
4月27日(土)~5月6日(祝)
| 投資信託をディープに理解する | 17:36 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑