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ダスティン・ホフマン、アカデミー賞受賞時のスピーチ


こんにちは。カン・チュンドです。

※ きょうは投資とは関係ないお話です。

わたしは昔から
アカデミー賞受賞者のスピーチを観るのが好きで、
(ちょっとヘンな趣味ですが・・(^^;

中でも、
1980年のダスティン・ホフマンの
スピーチがもっともお気に入り。

(このとき彼は、
映画「クレイマー、クレイマー」の演技で
最優秀主演男優賞を受賞したのです)




・・・・ホフマン氏のスピーチは
3分40秒あたりから始まります)


【意訳&要約・・こんな感じ。】


わたしはこのように
映画の仕事ができて誇りに思っています。
この映画のクルーはまるで家族のようでした。

この場(アカデミー賞の会場)に
居られる私たちは
とてもラッキーではないでしょうか。

私たちと同じように
映画に渾身しながらも、

月々の支払いは滞りがちで、
もちろんここ(会場)にも登場しないし、
多くはアカデミーの会員でもない・・、

そんな
たくさんの仲間たちがいることに気付きます。

そして、彼ら/彼女らのことを
私たちはほとんど気付かず、知りもしないのです。


このオスカーは、
そのような映画に渾身する人々への
感謝のしるしとして、
与えられるべきものです。

彼ら/彼女らは私たちの人生の一部なのです。

10万人はいる映画に携わる人々の中で、
(そのほとんどは)
満足な仕事すらありません。

タクシーの運転手をしながら、
必死にアクセントを直そうとしている人もいます。

それらの人々を含めて、
私たちは映画という芸術のファミリーなのです。




| 抱負・個人的に思うこと | 15:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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意外に?インスタやっています


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

実はもうずいぶん前から
インスタグラム(Instagram)」をやっています。

毎日書いているブログは、
文章で自分をお伝えすること。

インスタグラムは、
写真で自分の個性をお見せすることです。

自分の気持ちの赴くまま、
(半分面白がって)投稿しています(^^;

よろしければ覗いてみてください!


これまで投稿した中で
いちばんのお気に入りはこちら。

IMG_1126.jpg

(実は
イギリスのEU離脱の是非を問う
国民投票の結果が出た日にアップしたもの(^^;




| 抱負・個人的に思うこと | 11:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ブロックチェーンが証券取引所の代わりになる日


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

おそらく後年
歴史の教科書では、

2008年は「リーマンショックの年」
であったと同時に、

ブロックチェーンが生まれた年」として
記憶されることになるでしょう。

(わたしもまだ勉強の途上なのですが、)
この画期的な技術は
たったひとりの人物から始まりました。

その人の名は?


サトシ・・。


この誰も知らない謎の人物
サトシ・ナカモトが発表した、

「ビットコインーピア・ツー・ピアの
電子通貨システム」という論文
ブロックチェーンという技術の起点になっています。

ブロックチェーンとは
ネット上で公開される
分散された『電子台帳』のようなもの。


すべての取引が
日時とともに
瞬時に「台帳」に記録されていきます。

この「分散台帳」は
世界中のコンピュータにコピーされ
誰も記録を書き換えられません。


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【一例】

ある資産が売買されると
素早く権利の譲渡(所有権の移転)が為され、

それが「電子台帳」にすぐさま記され、
最新の記録を
みなが「共有」するというイメージでしょうか。


今は仮想通貨が
ブロックチェーンの『乗り物』として
注目されていますが、

別に通貨だけではありません。

株式、債券、証書、不動産、
著作権をはじめとした知的財産権など
あらゆる資産の所有・譲渡が、

分散された『電子台帳』にアップデートされ、
その売買の履歴が永久に保存されていく。
(そして誰でもそれを見ることができる)


つまりはブロックチェーンこそが
ザ・マーケット】となる可能性を
秘めているのです。


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【バロンズ】のこちらの記事によりますと、

オーストラリア証券取引所は2017年、
ブロックチェーンを使って
株式決済システムを再構築することを決めています。

以下、
記事『ブロックチェーンを活用する企業』より。

豪証取は、
2020年または2021年に
新システムが稼働すれば、

現在の2日後よりも
早く決済ができる可能性があると述べている。



そういえば今年、
日本では株式の受渡日が1日短くなり、
「2日後」となる予定です。

しかし「ブロックチェーン」の技術を用いれば、
株式の受渡日は「1日後」
あるいは「即日」とすることも可能になるのでは?


そして
(突飛に聞こえるかもしれませんが、)

いつの日か
ネット上で運営される
『分散台帳』そのものが、

電子的な『証券取引所』になる日も
やって来ると思います。


えっ?
ちょっと飛躍しすぎですか?


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今のところ、
『ブロックチェーン』に
もっとも欠けているのは 信頼 でしょう。

これを醸成するための道のりは
決して平たんではありません。

ただ、わたしは

国ごとに分けられた
既存の『証券取引所』も、

株式の売買において
仲介機能を擁する『証券会社の役割』も、
やがて消えてなくなると思います。

そのときはじめて投資家は、
『マーケット』を真の公共財として
共有することになるのでしょう・・。

あ




| 抱負・個人的に思うこと | 17:42 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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商売人って悪い存在なの?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしが小学校低学年のころ、
(昭和51、52年頃)

自宅が面した路地は
まだ舗装されておらず、
(たしか)むき出しのだったと
記憶しています。

わたしが育ったのは神戸の下町、
工場街でした・・。

正確にいうと、
中小の作業所、内職の家、
ミシン場などが密集する区域でした。


みな貧しかったのですが、
その中でも格差、区別というのは
強烈に存在していて、

たとえば、
木造の長屋に住む子から見れば、

(たとえ路地の中でも)
コンクリート造の家というのは
もう「豪邸」に見えたものです。


子ども同士で
経済的な格差が表れるのは
お小遣い」でした・・。

皆で駄菓子屋に馳せ参じるのですが、

50円のモノが買える子もいれば、
必死に5円、10円のモノを
探している子もいました。

当時の親たちはおそらく
その日を生きるのに
精一杯だったのだと思います。


わたしが育った路地周辺は、
婦人靴、紳士靴の分業集積地で、
あと小規模な鉄工所もたくさんありました。

要は「職人気質」の親たちが
多かったのですね。

そういう人たちから見ると、
商売人というのは、
ちょっと「異形の姿」だったのでしょうか。

親たちはよく、
近所の商店主などの噂をしていました。

「あの家はね、
商売人だからかなわないよ」


とか・・。

「商売人だからかなわないよ。」


??

これって、
お金儲けをしている人に対する、
羨望というか、

ある種の「妬み」みたいなもの
だったのでしょうか・・。


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今となって思うことですが、
職人も自営で商売しているわけですから、
「同じ商売人」なんですけど・・(笑)

職人気質からすると、

「我々の仕事は金儲けだけじゃない、
誇りというか矜持があるんだ!」


みたいに思っていたのでしょうか。

「こっちは商売人とは違うんだ」


という、
ヘンな自意識が
あったのかもしれません。


そして面白いのは、
「お金儲けではないんだ!」
と言いながら、

職人さんの中には
お金に対してだらしなかったり、
酒やギャンブルに溺れる人も
いたように記憶しています・・。


商売(しょうばい)。

あなたはこの言葉を聞いて
なにを・感じますか?

あざとい、
ちょっとずる賢いような面を
感じてしまいませんか?

お金を儲ける(=商売)に対して、
日本人は今もどこかで、

後ろめたさ」のようなものを
抱いているのでは?


それが少なからず、
投資」という行いにも
影響を与えているような気がします・・。


商売(しょうばい)をして、
お客さんに
モノ・サービスを提供し、
それを買ってもらうとは、

お客さんに「価値」を提供することです。

お客さんのほうは、

「あれ?これって価値ないよ」


と感じれば、
二度と買ってはくれないわけですから。


繰り返し買っていただいて
受け取る「代金」は、

いわば「価値」提供に対する
対価です。

儲ける、利益を得るということが
「悪」ではなく、

適正な利益はむしろ
「立派な善」なのですね。



なぜなら、
適正な利益を得ないと、

お客さんに対して、
継続してモノ・サービスの提供が
出来なくなるためです。



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そして、
小さな商売がたくさん興れば、
やがてその中の一部が「ビジネス」となり、

それが「会社」になって、
多くの人の勤め先になったり、
それなりの税金を納めたり、

たくさんの人の「給与」を支払う
存在になれば、

それはもう、
社会に貢献する
「事業」と呼べるものになります。


こんにち、
何万人の従業員を擁する大会社も、

最初は小さな箱
(= 小さなひとつの商売)に
過ぎなかったわけです。

もっともっと、
「小さな箱」を興す人を評価してあげる・・。

そういう社会になればいいなあと、
最近思います。

あ



| 抱負・個人的に思うこと | 18:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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わたしがフランス語を習う理由


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

人生に慣れてくるというのは
素晴らしいことであると同時に、
恐ろしいことでもあります。

なぜなら、
ものごと全般に対して
ドキドキ感」が減退していくためです。

だいたい、
50歳にもなれば、
『初めてのこと』って
減ってしまいますよね。

〇 これ、(以前に)聞いたことある。
〇 あれも、
何となくアウトラインは掴めそうだ。


経験を積めば積むほど、
まったく新しい、真白い空間】に
身を置くことが、
なかなか難しくなるのです。。


毎日の生活の中で
物事のほとんどが
『予定調和』になると、
いったいどんなことが起こるのか?

もう、半端じゃないくらい、
時間が経つのが
『早く』なってしまいます(-_-;)


(あなたにもそんな経験、ありませんか?)

わたしはこの1、2年、
ものごとを「こなしている」
のではなく、

流れにただ「乗っかっている」だけの
自分を見つけそうになり、

ふと我に返って、
「ヤバイ!」と感じてしまうことがあります。

(※ ここでいう「ヤバイ」は、
ネガティブな意味合い(-_-;)


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特にわたしの場合、
気を付けないといけないのは、

セミナー、コンサルティングに臨む際に、
【緊張感】が欠落すること・・。

(仮にそんなことが起これば、
『職業人』として失格ですね)

<もとい!>


どうしてわたしが今、
フランス語」を習っているかというと、

(もちろんパリに魅了されたのが
第一の理由ですが(^^;

パリ


それ以外にも理由があります。

自分からうんと【遠い課題
それも、
到達するまでに
恐ろしく【時間がかかりそうな課題】を、

わざと、
自分に課したかったからです。



ご承知の通り、
語学の習得は
年を取れば取るほど、難しくなります。

(言語の回路が
すでに出来上がっているためですね)

正直、
単語ひとつ覚える
その言語特有の文法を習得する、

また、「ことば」を聞き取り、
それを日常の中で自然に
「しゃべる」ことは、困難を極めます。


それでも、
自分でわざわざ、
新しい、真白いこと】をやり始めると、
いったいどんなことが起こるのか?

時間の経ち方が
ゆっくり」かつ
新鮮」になるのを感じます。

(これが醍醐味!(^^;

まあ、
カメのように遅いスピードですので、

フランス語を
ある程度話せるようになるには、
5年、もしかすると
10年かかるかもしれません。


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しかし、それは、
わたしの『キャリア』にも
よい影響を及ぼすことになると思うのです。

気が遠くなりそうな、
ゴールまで時間がかかる事
】を
こなすことで、

自分が「投資」に対して
まったくピュアだったときのことを、
追体験できるのでは?


と思っています。


現状、わたしの
アドバイザーとしての
最大の欠点』は、

自身が(すでに)
長く投資をしてしまっており、
運用資産も
それなりに積み上がっているため、

到達するまでに
恐ろしく時間がかかること(投資)の、

〇 ほんの初期の
まだ真っ白な状態、

〇 どっちつかずで
そわそわするような緊張感、

〇 吹けば飛ぶような不安定さ、
そして、
〇 なんとも云えず
ドキドキするような気持ちを
忘れてしまいがちなことなのです・・。


慣れないフランス語を
コツコツと続けることで、

〇 まだ始めて間もない、
〇 到達までに恐ろしく
 時間がかかる【やっかい事】を


自分の中に「飼っておきたい」と願っています・・。


追伸)

こちらが、
わたしがパリで
いちばん好きな美術館です。
 『国立中世美術館

Cluny.jpg




| 抱負・個人的に思うこと | 06:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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同調圧力よ、さようなら!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

学生時代、休み時間に
わざわざ友だちと連れ立って、
トイレに行っていました。

(なんでだろう・・)

学校では、
「同じ制服」
「同じテキスト(教科書)」

そして、
「みなで同じ行事を行い」
「みなで校歌を歌って?」
「みなで叱られていました(^^;)

「みんな同じ行動」を取ることで、
「みんな同じ思考」になるのは
(考えてみれば)至極当然かもしれません。


・・時は流れて)

会社の昼休みに、
みなぞろぞろと
同じ店で昼食を食べ、
(その場には居ない)
社内の人の話題でみなが盛り上がる。

「同じようなスーツ」
「同じような環境」
「みんなで歓送迎会、カラオケ?」


私たちの社会は、
学校でも職場でも、
無言の『同調圧力』に晒されています。

その源は家庭にあり、

親は無意識のうちに、
「子どもが皆と同じように
振る舞っているかどうか」を、
気にしてしまうのです。


人と違う =【良くない】
という刷り込みは意外と強力なのでは?


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私たちが
長期の投資を行うのに、
どこか肩身の狭い思いをするのは、

自分がみなと違うことをしている」と、
うすうす感じているからでしょう。

しかし、
あきんこさんのブログ記事

【「みんな同じ」の日本文化は資産形成でも不利。SNS時代到来による個性を表現できる時代に】
を読んで、ちょっと勇気づけられました。

あきんこさんは
こう言われます。

ブログやSNSが普及し、
ひと昔前よりも「色んな人がいる」
という個性・多様性を
受け入れやすくなった時代だなと感じます。


はい、
わたしもそう思います。

ほんとうに少しずつですが、

みなと違う =【個性】が、
価値あるものとして、

受け入れられつつあるのでは?

先を見据えた新しい考えを、
排除せずに受容できるのは、
社会の成熟度の証しですし・・。


「やっぱワタシ
投資を始めてみたいんだなあ・・」


と(ひそかに)思っているあなたは、

どこかで『自分らしさ』(個性)を、
発露させたいと願っているのです。


(投資って、
みなと違う「自己」の
表現手段のひとつなのでは・・)


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あっ、そういえば、
インデックス投資をする人は、

投資家という
『母集団』の中でも、
わたしはみんなと違うんだわ。
と自覚せざるを得ません。

まあ、二重の意味で
マイノリティーなのですね(^^;


仮にこの4月から
あなたの会社で
『確定拠出年金』が導入され、

「えっ、橋本さんって
投資信託選ぶんだ・・」


とか言われても、

我が道を行くで、
正々堂々と、
インデックスファンドで
資産形成を目指してください。

ともかく・・、
「同調圧力よ、さようなら!」

◆ 関連記事
しがらみの『政治空間』を捨てて、『マーケット空間』で生きるということ

似顔絵




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