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人はなぜ高いときに買って、安いときに売ってしまうのか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ちゅり男さんのこちらの記事に
触発されました。
人はなぜ高い時に買って安い時に売ってしまうのか?

投資を始めるにあたって、

あなたにはもう、
何となく
分かっているはずです。

「安い時に買って、
高い時に売れば、
利益が出るものだ」と。


この、
理論的に【正しいこと】は、
文章としてはストンと腑に落ちます。

ところが、
いざ『投資というフィールド』に立つと、
これがなかなか【できないのです。】


その理由はカンタンで、
『投資というフィールド』では、

あなたは
ヒトではなく、
ただの生き物、

たとえば
「馬(うま)」に戻ってしまうためです。


??


私たちは
高度な知識社会に住む、
とてもクレバーな生物であると同時に、

食っては寝る、
食っては寝るを繰り返す、
ただの生き物でもあります。

なるほど
見た目の環境は
ずいぶんと洗練されています。

が、しかし、

私たちの脳は、
5万年前、10万年前と
ほとんど変わっていません。


「ただの生き物」なのです。


突然ですが、
ちょっと「馬」になってみませんか?



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あなたもわたしも、
私たち、
みんな「馬」です・・。


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今、サバンナの中で、
20頭ほどで「群れ」をなしています。

(突然ですが、)

馬であるあなたは、
何がいちばん怖いですか?


・・・・・・

「群れからはぐれること?」


そうですよね。

群れからはぐれ、
たった一頭になってしまうと、
そこには「静かな死」が待っているだけ。


じゃあ、
今、群れの中にいるとしたら、
あなたはどの辺りにいたいですか?

「どの辺り?」

そうです。
どの辺りが、
いちばん居心地がよさそうですか?


「真ん中くらいですか。」


そうですよね・・。

では、今、
群れのリーダー(わたし)が
突然走り出したら、
どうされますか?

「・・付いていきます。」


はい、そうです。


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なぜなら、
【群れ】から外れることは
死を意味するため、

リーダー(わたし)が、
ガニ股でちょっとヘンな馬であっても、

とにかく、
「付いて行かざるを得ない」わけです。



株式が安いときって、
みなが株(かぶ)を売って、
マーケットから
逃げ出しているときです。

馬(うま)的にいえば、

あなたも(その他大勢と一緒に、)
逃げ出したくなってしまうわけです。




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逆に、
株式市場が上がっているとき、
つまり、株式が高いときって、

みなが株(かぶ)を買って、
マーケットに押し寄せているとき。

馬(うま)的にいえば、

あなたも(その他大勢と一緒に、)
市場に押し寄せ、
株(かぶ)を買いたくなってしまう。



つまり、
安いときに株式を売って、
高いときに株式を買いたくなるのは、

【群れの心理】としては
当然のこと、なのです。


ここに、
私たちの本性が隠されています。


【高度な知識社会】に住んでいても、
いったん
『投資というフィールド』に入ると、

頭の中は、

【サバンナの中で
まだ走り回っている感覚】になってしまう・・。


あなたが『やるべきこと』は
明快です。

どうぞ、
勇気を持って
【群れ】から離れましょう。


私たちはもはや、
サバンナで
集団生活をしているわけではありません!



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別に、
みなが株(かぶ)を売って、
マーケットから逃げ出しているときに、

慌てなくてもよいのです。

少数派』になったとしても、
ぜんぜん焦る必要はありません。

あなたが生きているのは、
【高度な知識集約社会】ですから、

そこでは逆に、
少数派』を貫いたほうが、
物事の長期的なリターンは高くなると
わたしは考えます。


反対に、
みなが株(かぶ)を買って、
マーケットに押し寄せているときには、

冷めた視点を持ちましょう。

『少数派』になったとしても、

(その他大勢には見えずに)
自分には
確かな風景】が見えているのだと
自信を持ってください。

いつの世も、

「安い時に買って、
高い時に売るのが、投資の王道です。」


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   6月9日()in 東京・田町 13時30分~




| 投資家の感情リスク | 17:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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資産管理とは、自分の中に他者を飼い慣らすこと


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

日常からいちばん遠いコトって
どんなことでしょう?

隕石の落下を目撃すること?

タンザニアでカヌーをすること?

田町の交差点で
新垣結衣とすれ違うこと?(← ないですよね(^^;

他人のお金を運用することも、
すごく非日常なことだと思いませんか?


「それはそうでしょう。
他者のお金を運用するなんて、
ぜったいに考えられないわ!

夜眠れなくなっちゃうわよ」


ん?

でも、
果たして(本当に)そうなのでしょうか?

他人のお金を運用する場合、
自分のお金を運用するのと比較して、

逆に『客観化』が
しやすいのではないでしょうか。

他人の・お金、なのですから・・。


〇 「やるべきことを
  きっちりやる。」

〇 「あと余計なことはしない。」

自分のお金を運用する場合と比べて、
かえって、
行動の【ルール化】が
しやすくなる面があるのでは・・。

たとえば、
他人のお金を運用することを、
仕事にしている人がいます。

しかも(民間会社ではなく)
公の機関で・・。


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情報は上から下まで開示され、
運用がうまく行かないときだけ
マスコミから非難され、

それでも、
黙々と仕事をこなす人たち。

そう、(一例ですが、)
GPIFさんがそうです。

GPIFのコンセプトは明快で、

国民のみなさんからお預かりした
国民年金保険料や厚生年金保険料を、
長期的な観点から運用します!


と言っています。


GPIF、
「年金積立金管理運用独立行政法人」の
最新の運用報告のビデオがこちら。





観ていただくと分かりますが、
あまり面白くありません(-_-;)

ビデオ内の
スライドにもありますが、

『基本ポートフォリオに基づき分散投資』

しているだけなので、
まあ、面白くなくて当然でしょう・・(笑)


GPIFはサイト上でも、

国民のみなさまから
お預かりした年金積立金を
長期的な観点から運用しています。


と謳っています。

キーワードはもちろん、
長期的な観点 ということば!


公の機関ですから、
きちんと四半期ごとの成績は開示しますが、

四半期ごとで、
成績がブレて、

(あっ、これって
もっとはっきり言うと)

四半期ごとで、
損失が出たり、
時には大きく落ち込む時期が
続いたりしても、

それは長期投資では
いわば『想定済み』で、

私たちはそんな短期の変動には
目もくれず

〇 『長期な視点で』
〇 『基本ポートフォリオに基づき分散投資』

これを続けていくのみなのです。


と、
GPIFさんは言っているのです。

ココ、伝わっていますか?


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実は、私たちの身近なところに
お手本」って存在するのですね。

GPIFが
やっていることは、

自身に合った『ポートフォリオ』を
しっかり作り、
それを守るために、
定期的に「リ・バランス」を行う。



それ以外は・・、

それ以外は、
何もしないのです。



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晴れの日も、
雨の日も、
嵐が来ようが、ヤリが飛ぼうが、

彼ら・彼女らの
行動指針』が変わることはありません。

それは、
【他人のお金を運用しているからこそ、
為せるワザなのでは・・。】



これからも、
GPIFの紹介ビデオには、
粛々とした「面白なさ」を期待したいです(^^;)

あなたもぜひ、
GPIFの『心の持ちよう』を真似して、
自分の中に他者を飼い慣らしてみてください

運用しているのは、
他人(30年後の自分)のお金なのです。

似顔絵




| 投資家の感情リスク | 11:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ゴールキーパーなのに、動かないの?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

サッカーの試合を観ていると、
時々「ペナルティーキック」の場面になります。

キックする人と、
ゴールキーパーが
『一対一』で向き合っている、あれです。

お互いの距離は想像以上に短く、
キッカーとゴールキーパーの間は、
12ヤード(約10.97メートル)しか
離れていません。

そして、
およそ8割の「ペナルティーキック」は
成功するそうです。
でも、2割も失敗するのですね・・


あなたは今、
ゴールキーパーです・・。

このペナルティーキックを防ぐには、
キッカーがボールを蹴る前から、

「右に蹴るのか、左に蹴るのか」
おおよそ見当をつけないといけません。

そして、右か左に思い切って
体を移動させるのです。
(何しろ10.97メートルしか
離れていないわけですから・・)

はい。
今の文章はとても正しく聞こえますね。


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ただし、別の事実があります。
ペナルティーキックの3割近くは、
ゴールの真ん中あたりに向けて
蹴られるのだそう。

(そうなんですね!)

これって、
そこそこ高い確率だと思いませんか?

とすると、
ゴールキーパーは、
右、左に動くことはもちろん、

真ん中に居ることも
考慮に入れないといけません。


実はここからが面白い(笑)

(本当は)ゴールキーパーは
真ん中に居ることも考えないといけないのに、
9割以上、右か左に動いてしまいます。

※ 3割近くのキックが、
ゴールの真ん中あたりに
蹴られているにも関わらず・・。


「どうして真ん中に居続けることが
難しいのでしょう?」

(だんだん投資の話に近づいていますよ(^^;)

キーパーが真ん中に立ったままでは、
おバカさんに見えてしまうから?

「おい、カンくん、
ぜんぜん仕事してないじゃん」
と思われてしまうから?

キーパーは動くことが『仕事』だという、
強い意識があります。


私たち、投資家も、
そのような『観念』に縛られているのです。

たとえば、
ベネズエラが国家破たんしてしまい、
大量の難民が発生し、
アメリカダウ平均が20%下落してしまったら・・。

マーケットの中に
居続けることが、
(=何もしないことが)、

投資家として、
(やるべきことがあるのに)
何もしていないように思われる?

(= おバカさんと思われてしまう?)


そこで、
多くの投資家は
動いて・しまうのです。

右に。
左に。

このように行動(アクション)を
起こしていると、

投資家として
「何かやってるよね」と思われるので、
それが正しい行動であると
勘違いしてしまうのです・・。


実際は、
マーケットが急変するとき、
右に左に動いてしまうと、

(動かず静観し続ける場合よりも)
悪い結果になる場合が多いのです・・。

(わたしは相談事例の中で、
それを数多く見てきました)

投資の現場では、
「動くことよりも、
動かないでいることのほうが
何倍も難しい」のです・・。

似顔絵




| 投資家の感情リスク | 08:37 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「パソコンおたく」と「一攫千金投資家」


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしはもともと、
パソコン通ではありません。
(どちらかというと、不得手なタイプです)

今年49歳になりますが、
NECのPC-98シリーズなんて
触れたこともないですし、

ニフティのパソコン通信サービス
(名前は知っていましたが)、

そういうことをする人たちとは、
自分はまったく縁遠いと思っていました。



そして、
パソコンが普及するきっかけとなった、
Windows 95、

そう、ヨドバシカメラの前で
大勢の人が夜中に並んで買い求めていた
あれ、ですが、

わたしはテレビのニュースを観ていて、
「えっ、なに? 超マニアック!!」
と思っていたのです。

(わたしが初めて
自分のパソコンを買ったのは1999年のこと)


1980年代のはじめに
今日のパソコンの原型は出現しましたが、

長らく、
『パソコンをする人は、オタクな人』
というイメージが存在していたように思います。

今は・・・・・・、
パソコンは生活の道具であり、
ふつうに、ふつうの人が利用していますね。


(もちろん、変わらず、
すごくマニアックなパソコン愛好者も
存在し続けていますが・・)


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この『構図』って、
投資と同じではないでしょうか?

たとえばあなたが10年前に
「投資(とうし)」という言葉を
聞きかじった際、

「そういうことをする人たちとは、
自分は関係ない。」

と思っていたのでは?

なぜなら、
『投資をする人 = ギラギラした人』という
強烈なイメージがありましたから・・。


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少し時代を遡りますと、
今から20年ほど前
「中国株ブーム」が起こっていました。

(内藤証券が中国B株の取扱いを始めたのが、
たしか1996年頃だったと思います)

まだ勃興期にあった中国株に投資して、
実際にその後、
億万長者になった人が出たりしたのです。

ただ、
『ブームが起こった』と云っても、

投資を行っている人、
投資に興味を持っている人の中での
『ブーム』ですから、

基本、超マニアックなわけです。

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長い時間をかけて、

「投資って、
別に一攫千金を狙うだけじゃないんだよ。」


という風潮が広まるきっかけになったのが、
以下のふたつの出来事だったと
わたしは考えています。

ひとつ目)
1999年に銀行で
投資信託」の販売が始まったこと。

1990年代までは、
投資といえば「株(かぶ)」が主役でした。

分散を施した投資信託のような金融商品が、
銀行でも売られるようになり、

(良い意味でも、悪い意味でも)
リスク資産の保有が
大衆化し始めたのです・・。


ふたつ目)
2001年に、
確定拠出年金制度」がスタートしたこと。

ふつうの会社員の人が、
自分の職場で、
投資リスクの説明を受けたりするなんて、
DCが広まる以前は考えられないことでした。

自分で
預金や投資信託の中から
「金融商品を選んでね!」なんてことが、

つまり(良い・悪いは別として)、

投資が生活レベルにまで
浸透するような事態が、
日本においては本当に
初めて起こったのです・・。

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ただし、それからまだ
20年も経っていません。

パソコンのように、

今は・・・・・・、
投資は生活のツールであり、
ふつうに、ふつうの人が利用していますね。


とまでは、
ぜんぜん言えません・・(-_-;)


しかし(少しずつですが)
その【状態】に近づきつつあるのでは
ないでしょうか・・。

ですので、
今、投資に少し興味を持ち始めた
そこのあなた。

周りにはまだ、
投資について話し合える知り合いが
いないかもしれませんが、

5年後、10年後には
だいぶ違う景色になっているはずですから、
どうぞ安心してください・・。

◆ 関連記事
どうして投資の話がふつうに出来ないの?『16%の壁』について


バラつみ投資バナーたて




| 投資家の感情リスク | 18:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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パトリック・リー氏があなたに『東南アジア小型株ファンド』を勧めてきたら・・その2)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨日の続きとなります(^^)

パトリック・リー氏が熱心に勧めてくる
【東南アジアハイパーXファンド】。

でも、上記の金融商品名だけでは、
これが果たして
投資信託かどうかは分かりません・・。

○○○ファンド!
と記されていたら、
無条件にそれは投資信託である、

というわけではないのです!

そのファンドが
投資信託であるかどうかは、
『信託』というしくみを備えているかどうか


具体的には、
当該ファンドが、
ファンド資産を受託会社(信託銀行)が
分別管理しているか否かを


約款や、募集要項の細かい字を見て、
あなたが・自分で
確かめる必要があるのです!

◆ 参照記事
【投資信託、秘伝のメリットとは?】


そもそも・・、

投資とは、不確実な未来に向けて、
あなたのお金とエネルギーを注ぐこと。

ですから、

たとえプロフェッショナルであっても、
これから先、
何が起こるかは読み切れないのです。

(『不確実な・未来』ですから・・)

資産運用全般について、
プロであろうが、アマであろうが、

⇒ 絶対とか、必ず、確実に、
大丈夫です!という「言葉」が入ったら、
それは残念ながら・・【ウソ】です。

神様でない限り、
『未来の事象』に対して
絶対、必ず、確実に、なんて言えません。


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★ 投資信託をはじめとした、
リスク資産のリターンは、
【不確実な】未来の中でのみ発生するのです。

さて、ここからは
(また)仮の話、
【フィクション】ですよ・・。

(残念ながら)
「絶対もうかるような投資信託」は、
ほんとうは存在しないのですが、

仮に、ですよ、
ホントに「仮」の話ですよ、

ココに
【絶対もうかるファンド】が
あったとしたらどうでしょう・・。



★ この【絶対もうかるファンド】、
3年間持っていれば、必ず2倍になります!

今、あなただけが
このファンドの存在を知っていて、
あなただけが
そのファンドを保有しています。

この、
【絶対もうかるファンド】のことを、
あなたの知人、会社の同僚、

学生時代の友だちなどに、
あなたは・教えますか・・?

教えます??

「あのー、正直に言っていいですか?」

どうぞ。

「・・・たぶん、言わないと思います。」

ですよね。

★ 「絶対もうかるファンド」が仮に存在すれば、
そのことは他人には言わない。
(言っても身内くらいのもの・・)

それが『人間の心理』というものです。
この【常識】を(どうか)
忘れないようにしてください・・。


仮に、

満期になるまで持っていたら、
アメリカドル建てベースで年率8%のリターンを保証してくれる
【東南アジアハイパーXファンド】が、
存在するのならば、

パトリック・リー氏自身が、
自分で全額購入すればよいだけの話です。

もし、あなたの周りで、
金融のプロと称する、
一見親切そうな人たちが、

・「これは絶対いい保険ですよ!」
・「お得な投資信託です!」
・「○○さんだからこそ、
お勧めしたい商品なのです!」

みたいなセリフを発してきたら、
「あれ?おかしいなあ・・」
と感じてください。

あなたの『健全な懐疑心』が、
黄色信号を発しないとダメなのです。

リスクはあまりなくて、
でも大きな収益(リターン)が望めます、
と言われて心が動きますか?


<動かない、ですよ!>

似顔絵




| 投資家の感情リスク | 08:33 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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パトリック・リー氏があなたに『東南アジア小型株ファンド』を勧めてきたら・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

私たちは感情の生き物なので、
ついつい『扇情的な情報』に、
心を動かされてしまいます。

「何も知らないダメサラリーマンが、
5,000万円を手に入れたFX超マル秘必勝法!」
とか。


だいたい、
メディアが発する情報は(その9割が)
『扇情的』です(^^;)

たとえば、
深夜の「ショップチャンネル」で、
5,000円くらいのショールを
衝動買いしてしまうあなた。

要・注意ですよ・・。


以下、本当に『たとえば、』
のお話なのですが、

わたしが次のような
【おいしそうな話】を真剣にしたら、
あなたはどう思われますか?

以下「フィクション」ですよ


★ あのですね、香港で、
【東南アジアの小型株】を専門に扱っている
運用会社があるんです。

本社はイギリスにあり、
その運用会社で
15年以上ファンドマネージャーをやっている
パトリック・リー氏と、
実はわたしは知り合いなのです。

リー氏はある日、わたしにこう言いました。

「ミスターカン。
この【東南アジアハイパーXファンド】は
満期が8年だ。

最初の1年は解約不可とさせていただく。

でも、満期になるまで保有してくれたら、
アメリカドル建てベースで
年率8%のリターンを【保証】するよ。

どうだい? 最低購入単位は50万円でいいよ」


あなたはどうお感じになりましたか?

A「へえ~、良さそうじゃん。」
B「ちょっとおかしいなあ・・」


どっちですか?


what is indices


今、述べた金融商品について、
「良さそうじゃん。イイかも!」と思ったあなた。

一度、思考のでんぐり返りをしてみましょう。



12-でんぐり返り


この先、あなたがどこで、
どんな金融商品と出会おうが、
投資の世界では『ひとつの大原則』があります。

それは・・、
【リターンは不確定である】
ということ・・。

そう、
未来の収益って、決まっていないのです!

さっきの、パトリック・リー氏の発言を
思い出してみてください。

~この【東南アジアハイパーXファンド】は満期が8年だ。
最初の1年は解約不可とさせていただく。

でも、満期になるまで保有してくれたら、
アメリカドル建てベースで年率8%のリターンを【保証】するよ。~

って言っていますけど・・。
保証するってどうやって?


英語の格言に、
「If it sounds too good to be true, it probably is.」
というものがあります。

「えっ、これって現実的に考えて
良すぎると思わねえ?」(= 怪しくねえ?)
と感じたものは、

だいたいその通りである、
という意味です・・。

では、【良すぎる】というのは、
いったいどの部分を指しているのでしょうか?

そうです、

~満期になるまで保有してくれたら、
アメリカドル建てベースで年率8%のリターンを【保証】するよ。~

と言っているところですね。


今、安全資産とされる
『10年もののアメリカ国債』で
年2.3%程度の利回りしかありません。

(ソニー銀行のドル建て定期預金では、
3年預けても、年1.4%の利息しか付きません。
※ 1万ドル未満の場合)

このような状況のもと、

★ どうして年8%の利回り(USドルベース)が、
リー氏が所属する運用会社に
【保証】できるのでしょうか・・?

彼ら/彼女らは、
年8%以上の利回り(USドルベース)を確保できる、
「魔法の杖」でも持っているのでしょうか?


先ほど、
~アメリカドル建てベースで年率8%のリターンを【保証】するよ。~
の『部分』を読んだときに、

あなたが日常生活の中で培った常識、
【健全な懐疑心】のようなものが、

あれれ?? 何かおかしいなあ・・」と、
【黄色信号】を発さないといけません!


~おいしそうな話には、
必ず『ウラ』があるのですよ。~


sagishi.png


これから日本で資産運用が
段々とポピュラーになるに従って、

皆さんの周りには、
雨後の筍のように、

★【一見すばらしく、実は怪しげな情報】が
溢れてくるはずです。

その際に、
特に気を付けて見ないといけないのが、
その金融商品の『スキーム』そのもの。

特に、
【匿名組合方式】に依っている場合は、
要・要注意ですよ!

(わたしなら、このスキームの形の
金融商品は買いません!)


匿名組合では、
あなたは一組合員に過ぎません。

あなたや、他の人たちが
出したお金(出資金)は、
運営会社(営業者)が
一括して管理することになります。

安房さんがこちらの記事で
「匿名組合方式」の金融商品について
警鐘を鳴らしておられますよ。

また、水瀬ケンイチさんは、
ツイッターでこんなふうに言われています。


水瀬さん

なるほど・・。
(いろいろ怪しげなモノがありましたね・・)


単に、「○○○ファンド!」と謳っていても、
まず気にするべきは、
その商品がどんな『スキーム』なのかということ。

(あなた自身がチェックすべきなのです!)

先ほどのパトリック・リー氏の、
東南アジアハイパーXファンド】もそうですよ。

(実は)わたしはこの金融商品について、
ひと言も
『投資信託』とは言っていません・・。 続く)

似顔絵




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