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『ロボ・アドバイザー』のサービスって利用すべきなの?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは、
投資ビギナーの人には、
ロボ・アドバイザー【無料版】を
利用してみる価値があると思います。

少なくとも・・、
『複眼的なセンス』が養われます。

投資の初心者は(どうしても)、
『単眼的な』モノの見方をしてしまいがち。

たとえば・・、
「(金融商品は)どれがいいんですか?」
みたいに。

資産運用は(実のところ)、

〇 何を選ぶかよりも、
〇 複数の投資対象を
どう組み合わせるのかという「視点」が重要なのです。


『組み合わせ』、そして
『組み合わせのメンテナンス作業』
= 資産運用 と捉えれば、

感情リスクが介在しない
「ロボ・アドバイザー」にもメリットがありそうです。

アウターガイさんの記事
無料で試せるロボ・アドバイザーのサービス一覧(2017年7月19日時点)】
では、

無料版、有料版、特定タイプをはじめ、
さまざまな「ロボ・アドバイザー」のサービスが
網羅的にまとめられています。
(とっても分かりやすい!)


AAEAAQAAAAAAAAhdAAAAJDE2NmM0NGMwLTU4MGMtNGFiNS05OTY5LTk0NzNlZTA1MmEwYw.jpg


とにかく一度、
「ロボ・アドバイザー」が提供する
【質問】に答えてみましょう。

自分が背中に負える
リスクの大きさ』について、
考えるきっかけになるはずです。

(『リスク』をコントロールする、
地道なプロセスこそ、
資産運用の長い長い「友」なのです・・)

わたしは【無料版】の中では、
松井証券の『投信工房』という
「ロボ・アドバイザー」サービスが
ベストだと思います。

(以前、こちらの記事でご紹介しましたね)


では、
【有料版】の「ロボ・アドバイザー」
(主に投資一任契約による)は、
どうなのでしょう。

利用すべきなのでしょうか?

わたしの考えは
『利用しなくてよい』です。

まず、継続的にかかる手数料が
けっこう高いです。

概ね年間 0.7~1%程度、
継続コストがかかるのが一般的。

(別途、ETF、インデックスファンドの
運用管理費用がかかります)


仮に、年間0.8%、
「ロボ・アドバイザー」サービスで
継続コストがかかるとしましょう。

当然ですが、
あなたのポートフォリオは、
あなたの【リスク許容度】に合わせて
提案されますから、

たとえば、
あなたがそこそこ『保守的な考え』を
お持ちの人だったとします。


リスクの許容度がすごく
高いわけではなく、

たとえば、
【株式40%、債券60%】の提案を受け、
(それにあなたも納得して)

ロボ・アドバイザー(有料版)に
運用のメンテナンスを
すべてお任せするとします。


roboadviser2-copy.jpg


以下、あくまで
当オフィスの考え方ですよ。

国際分散投資を行い、
かつ、インデックス投資を選択する場合、
世界株式の期待リターンを
+6%程度と見積もっています。

世界債券の期待リターンは
半分の+3%程度です。


【株式40%、債券60%】の
ポートフォリオを持つあなたは、

6% × 40%
3% × 60% という計算式で、

おおよそ『プラス4.2%』のリターンが
期待できるとしましょう。

が、そこから、
(運用管理費用とは別に)、

サービスの【継続コスト】が
年0.8%引かれるわけです。


この年0.8%は、
今の例の期待リターン
『4.2%』から見ると、

【コスト比率】にして
19%余りになります・・


これを大きいと思うか、
小さいと感じるのか・・。

(わたしはけっこう大きいと思います)

(※ もちろん、あなたのポートフォリオが
より積極的で株式の割合が大きくなれば、
ポートフォリオの期待リターンも高くなり、

ロボ・アドイバイザーの継続コストの
コスト比率も下がります・・)


さらに言えば、
「ロボ・アドバイザー」【有料版】は、
ETFを使うにしろ、
インデックスファンドを使うにしろ、

みなすべて
「インデックス投資」を行うわけです。


あなたが自ら
自分の手で「インデックス投資」を
行う場合と比較して、

★「ロボ・アドバイザー」【有料版】が
常に、
年間0.8%以上の超過リターンを
獲得できるのでしょうか・・?

(あなたはどう思いますか?)


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先ほどの例でいうと、
常に
年間0.8%以上の超過リターンを
獲得できてはじめて、

自分で「インデックス投資」を行うより、
「ロボ・アドバイザー」を利用したほうが
結果リターンが高くなるわけです。

(※ 上記は個々の金融商品にかかる
運用管理費用の部分に差がないと
仮定しています。

また、自分で行う、ロボに任せる、
いずれの場合も同じリスク許容度を
想定しています)


あなたが自分で「インデックス投資」を
行うのと、

年間0.8%の継続コストを支払う
「ロボ・アドバイザー」による
「インデックス投資」が
同等の結果リターンを残すためには、

「ロボ・アドバイザー」が
かなり上手に、
各投資対象の【配分割合】を
変えていく必要があるのでは?

と感じてしまうのは
わたしだけでしょうか?

★ そもそも両者とも
「インデックス投資」を実践するため、


よほど大きく
資産運用のセオリーを逸脱しない限り、
または、よほど上手く、
特定の投資対象から
超過リターンを獲得できない限り、

大きなリターンの【差】は
生まれにくいとわたしは考えます。


そういう意味でも、
年間0.7~1%の
さらなる【継続コスト】は
大きすぎるのではないでしょうか・・。


さてさて、話は変わりますが、
以下は【バロンズ】の記事です。
『増えるロボアドバイザー、評価は?』

以下、米国の話ですが、
ロボアドバイザーの先駆者であるベターメントは
この5月で7周年を迎え、

運用資産残高91億ドルというのは、
独立系会社としては最大規模であるらしいです。
Betterment

betterment.jpg


上記【バロンズ】の記事によると、
ベターメントのロボアドバイザー手数料は、
メールでのやり取り付きで
投資資産の0.25%、

また、0.4%の手数料で
人間によるアドバイスも
無制限で提供しているのだそう。

以下は、
わたしが以前に調べた内容です。

同じく米国の大手「ロボ・アドバイザー」会社
Wealthfront」 も、
Advisory Fee(手数料)は
年間0.25%。

また、「バンガード」では
Advisory Fee(手数料)は年0.3%です。

同社では、
ロボアドバイザーの顧客も
投資対象の入れ替えは
人のアドバイザー経由で行う必要があるとのこと。


最後に、
オンラインブローカーの
チャールズ・シュワブが提供する
Schwab Intelligent Portfolios」は、

ETFによるポートフォリオ構築、
モニタリング、
自動のリ・バランスサービスを含んで
Advisory Fee(手数料)はナント「ゼロ」なのです。
(最低預入れ金額5,000ドル)

※ 上記いずれも
ETF等の運用管理費用は別途かかります。

上のような米国における
年間手数料の「料率」と比較すると、

日本で提供されている
「ロボ・アドバイザー」(有料版)の継続コストは
いかにも割高に映ってしまいますね。

【追記】
なるたくさんの
こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
ロボアドバイザー7社の実績比較。この1年間のパフォーマンス。】

似顔絵




| ポートフォリオ運用 | 18:21 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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分散投資ってラディカルな思想?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あなたは・・、
(すごく儲けることを)『諦める。』

(一番ふさわしいモノを
探せるぞ!という自信を)『手放す。』

あるいは、
(人の思惑を超えたところで
市場は動くものと)『達観する。』

なんて、出来ますか・・?


ひと口に分散投資(ぶんさん・とうし)
と言いますが、
その『意味合い』は意外に深いもの。

分散投資の考え方は、
なかなかに
ラディカルかもしれません。

なぜなら、
分散投資では、

自分があまり知らない、
馴染みがないモノや場所に、

(馴染みがあるモノと同じように)
お金を託すわけですから・・。

新興国の、
南米チリの株式とか。
先進国の、
オランダのREITとか・・。

まさに「大胆不敵」。


また、自らの投資を
ポートフォリオ(資産の配分図)で
認識します。

これって、
感情論や予想よりも、
理性で「バランス」を整え、
それをひたすら維持していく姿勢そのものです。


分散投資って、

「コレにしよう!」
「アレを選ぶ!」
「コチラに行くよ!」
みたいな、

ヒトが生き延びてきた要因である
【選ぶ・絞り込む】という行為を、
意識的に遠ざけているわけです。


(だって、選び切らないわけですから・・


指揮者のごとく
各演奏者(資産)を振り分け、
(国・地域)も振り分け、

そして(時間)までも
振り分けようとする孤高の人です・・。


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そして、
この分散投資の【メリット】ですが、
普段は、ほとんど認識されません!

たとえば、
「コレにしよう!」
と投資対象を絞り込んだ友人の、
華々しい投資成果に比べて、

あなた(分散投資家)のリターンは
あまりに地味です・・。

分散投資家は、
ただ枕を高くして眠るために
日々面白くもないことを粛々と実践するのです。


大きく儲けることをあきらめて、
大損しないしくみ作りに専念する。

素晴らしい天気が続いているときに、
いつもカバンの奥に
「折り畳み傘」を忍ばせるような人。

それが『分散投資家』なのです。


【蛇足・・】この3~5年、
(先進国株式に比べ)
新興国株式のパフォーマンスが
冴えませんが、

それは
先進国株と新興国株の
【値動きの違いが現出している】
ということであり、

分散投資家にとっては、
決して悪いことではありません。

◆ 参照記事  
行ったこともない、見たこともない、名前すら知らない会社に投資を行う私たち

似顔絵




| ポートフォリオ運用 | 10:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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資産の『お引っ越し』をする際の、ちょっとしたルール4ヶ条とは?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

コンサルティングで
お客様のお話をお聞きしていると、
情報過多』になっている人が多いことに気づかされます。

金融商品は
その『効き目』がいつ、
どんなふうに現れるか分からないので、

どうしても
アレもコレも情報を仕入れ、
(結果として)
アレもコレも
たくさんの金融商品を保有してしまいがち・・。


【コンサルティングの実務】では
資産のお引っ越し&シンプル化
という作業を伴うことが多いのです。

(その心は?)

自分に合った、投資のやり方を見つけ、
それに従って、
保有する商品を「再構築」すること。



たとえば、
柳川さん(仮名)という人が、

自分にフィットした資産管理を求めて、
資産のお引っ越し&シンプル化を
考えているとしましょう。

以下、『お引っ越し元』です。

・個別株(8銘柄)  1200万円
・投資信託(8本)  2000万円
・外貨建て個人年金保険 800万円

・米ドル建て社債(2021年満期)400万円
・豪ドル建て債券
(世界銀行発行 2019年 満期)300万円

そして、『お引っ越し先です。

・バランスファンド(2本)

えっ、たったこれだけ?
(はい、そうです。)


ここで、
資産の『お引っ越し』をする際の
<ルール第1条> です。

〇 お引っ越しは分けて行う。

(極力、一度に引越しをしようと
思わないこと。
1年かかっても2年かかっても結構ですので、

規則的に、
引っ越し元を片付け、
資産を引っ越し先に持っていきましょう。


すなわち、
売る ⇒ 買うの
「反復作業」を繰り返すわけです。
とにかく【やり始めること】が肝要!)

こちらの記事もご参照ください。


〇 たとえば
資産のお引越しの一環で

個別株を5回にも10回にも分けて
売っていく場合、

(保有する金額ベースがそこそこ大きいと)
「売買委託手数料」も馬鹿になりません。

有店舗の証券会社で保有する株式の場合、
いったんネット証券に【移管】して、
そこから株式を売却したほうが
コストが安く済む場合があります。


ただし、移管元が
手数料を取ったりするケースがあるので、
そこで掛かるコストと
削れるコストの大きさを比較してみることが肝要。


続いて、<ルール第2条>

〇 投資信託の売却は
すべて同時に行う。


柳川さんの場合、
引っ越し元の投資信託を8本ご所有ですが、

「どれから売ろうか・・?」
と考え始めると、
もうそれだけで
『お引っ越し』が停滞する恐れがあります。


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投資信託の長所は何でしたか?

そう、
少額から売り買い】できることです。


ここは難しく考えず、
半ば機械的に(かつ単純に)
たとえば、8本すべて
毎月10万円ずつ売っていく


というようなやり方を採用されては
いかがでしょう・・。

これで、計80万円/月になりますね。

仮に引っ越し元のファンドが
2000万円分あるとすると、
25ヶ月で終わる勘定です。


そして、
<ルール第3条>

売った分だけ、
  買う。


今の例でいうと、

引っ越し元のファンドの売却に
25ヶ月かかるなら、

(バランスファンドの)購入も
25ヶ月かけてやればよいということ。

売った分だけ、即 買う。
(だって『お引っ越し』なのですから・・)


ちなみに『外貨建ての債券』は
満期になるまで売れない、
と思っている人がいますが、
「売れますよ。」

個人年金保険も
今解約したら、
戻ってくるお金が少ない! と思うのではなく、

これから先、10年も15年も
保険料という名の掛金を払い続けるのと、

そのお金をシンプルに
低コストの投資信託の購入に充てるのと、
どちらが「利口」なのかを
よーく考えてみてください。


⇒ 早く外債や保険を解約すれば、
その分早く投資信託を買えるのですよ・・。


そして、<ルール第4条>

〇 ワタシを利用してください。
えっ!?

これは弊所のお客様に限られてしまいますが、
今月分の『お引っ越し』が終わったら、

たとえば、

17年1月分の 引っ越し作業完了。
       埼玉県の柳川


みたいなメールを、
わたくしに送ってくださってOKですよ!

と相談業務の中で申し上げたりしています。

誰かに【報告】をすることで
お引っ越しの遂行度が上がるから、
(わたしとしては)お安い御用なのです (^^;)

◆ 参照記事
資産運用でタイヘンなこと、それは『お引っ越し』! その1)
資産運用でタイヘンなこと、それは『お引っ越し』! その2)

似顔絵




| ポートフォリオ運用 | 18:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『投信工房』はまだまだ進化できるはず・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

建物は建てることも大事ですが、
建てたあとの『メンテナンス』も重要です。

特に大きな建物は
『保守』にどれだけ
手間とコストをかけられるかで、
持ちの長さ】が違ってきます。

投資でもまったく同じことが云えます。


「リスク・リターン」の特性を
同じに保つためには、
リ・バランス』が不可欠です。

この作業は(たいへん地味ですが)
延々と続けることが求められるため、
まさに『保守』の部分に当たります。

以前こちらの記事
松井証券が始めた
『投信工房』をご紹介しました。

無題


インデックスファンドによる
『ポートフォリオ』の提案だけでなく、

保守の部分
つまり資産運用を続ける中で、
「リスク・リターンの特性を保つ」
サービスにまで踏み込んでいるのが特徴です。

(しかも、この実質資産管理に関わる部分も
【無料】で提供してくれています)

松井証券のサイト、
こちらのページをご覧いただくと、
以下のような文言があります。


提案されたポートフォリオは、
簡単な操作でまとめて購入できます。

さらに、「リバランス積立」では、
ポートフォリオの資産配分を崩すことなく、
自動的に購入金額を調整しながら
積立投資することも可能です。


前半部分は、
こちらのページ

目標ポートフォリオを一括して購入する
に該当します。

たとえば、
「50万円分購入」とすると、

自分のポートフォリオ通りに
各インデックスファンドの購入ができるよう、
自動的に計算をしてくれるわけです。


また、引用の後半部分は
いわゆる「つみたて投資」ですが、

毎月、固定の配分割合で
各インデックスファンドを積み立てる
のではなく、

ポートフォリオを最適化しながらの
積み立て、
―すなわち、毎月「リ・バランス」
しながらの積み立てを、―

『投信工房』がやってくれる、
というサービスなのです。

(これが、松井証券が云うところの
リバランス積立』です)


pie-chart.png


しかしながら、
わたしがもっとも注目するのは、

また、リバランス(ポートフォリオの
資産配分比率を元の比率に戻す)を
一括で行える機能を搭載。
適切な資産運用をサポートします。


の部分です。

これがまさに、
積み上がった資産ベースでも、
(毎月の積み立てとは別に、)
「リバランス」を行ってくれるサービス。

『投信工房』の
お取引の流れ(STEP3)|リバランスをする
のページを見てみましょう。

【1】 「投信取引」を押す。
【2】 「リバランス」を押す。


とてもシンプルな作りです。

まとまった資産ベースで、
ファンドを『売って』
ファンドを『買って』の「リバランス」を
ここまでシステム化し、

(なおかつ)無料で
このようなサービスが使えるとは、
なかなかスゴイことではないでしょうか。

※ リバランス注文では、
解約注文が約定した後に購入注文を発注します。
そのため、解約注文が約定するまでは
「予約済」として表示されます。


という注意書きまであります。


ここからは、
わたしの個人的な意見ですが、
【有償のサービス】としてもよいので、

もっとこの『投信工房』のサービスを
進化させて欲しいのです・・。

というのは、
上記【一括リバランス】のサービスは、

あくまであなた自身がそれを『指定』して、
実践するカタチとお見受けします。


これを、
あらかじめ、

「半年ごと」
「3ヶ月ごと」
「1年ごと」というふうに、
【設定】できるようにするのです。

たとえば、
「1年ごと」にチェックを入れておけば、

その時期がくれば勝手に
しくみが【一括リバランス】をしてくれる。
(こうすれば、
リバランスのし忘れが起こりません



また、リバランスの実務においては、
「ある程度の資産配分のズレは許容する」
ということが行われます。

この「ズレの許容範囲」もあらかじめ、
パーセンテージで【設定】できるようにすれば、
なおよいでしょう・・。


bijutsu_sketch.png


また、中には、
『定期的なリバランス』ではなく、

【一定割合以上、
ほんらいのポートフォリオから乖離したら】、
自動的にリバランスをして欲しい、


というニーズもあるはず。

そのような『設定』も可能になれば、
たいへん使い勝手がよくなると思います。


最後に「解約」です。

解約のページを見ると、
複数銘柄を一括解約する の項目があり、

【1】 「投信取引」を押す。
【2】 「残高照会」を押す。
【3】 「保有ポートフォリオを均等に解約する」を押す。


と記されています。

これは何を意味するかというと、
たとえば20万円解約するときに、

ポートフォリオの割合を崩さないよう、
自動的に各インデックスファンドの
解約金額が示される、
ということなのです。


(これも便利ですね・・)

matsui-11142016-3-1024x510.jpg

いずれにせよ、
投信工房』では、

各インデックスファンドは
舞台の「道具」に過ぎず、

ポートフォリオこそが
運用の「主役」である・・・

そんなサービス設計の思想が
はっきり映し出されています。

(この点、素晴らしいと思います・・)

◆ 参照 菟道りんたろうさんの記事
松井証券「投信工房」は優秀だ―ボッタクリのラップ口座やラップ型ファンドを買うぐらいならこれを活用すべき

◆ 森村ヒロさんの記事
松井証券の「投信工房」は魅力的!でも・・・惜しい!】

似顔絵


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| ポートフォリオ運用 | 19:35 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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最初から軽やかにグローバル投資する個人たち(インデックスシリーズから読み解く)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

以前、東京証券取引所の方から
国内上場のETFについて
意見を求められたときに、

わたしは
eMAXISシリーズの【サイト画面】を
お見せしたのです。

いったい何が言いたかったかというと、
『インデックスファンドを買っている人たちは、
無言のうちに、国際化していますよ。』

『でも、国内上場のETFを買っている人は、
ほとんど日本の中だけを見ていますね。』
ということです・・。

eMAXISシリーズ
主な株式ファンドの『純資産額』を
以下に挙げてみましょう。
(11月21日現在)

eMAXIS 日経225インデックス 222.10億円
eMAXIS TOPIXインデックス 285.17 億円
eMAXIS JPX日経400インデックス 109.19億円


eMAXIS 先進国株式インデックス 349.60億円
eMAXIS 新興国株式インデックス 250.40億円
eMAXIS 全世界株式インデックス  59.86億円


「日本株式」「海外株式」という
ふたつのカテゴリーに
分けてみましたが、

日本株のほうはおおよそ616.5億円
海外株のほうは
約660億円の純資産額となっています。

つまり、

日本株式インデックスファンド
   < 海外株式インデックスファンド


なのです。

eMAXISシリーズを買っている人たちは
総じて、

日本株に投資するのと同等に、
あるいは少し多めに、
『海外株式』を買っています。

つまり、
軽やかに(しかも自然に)
グローバルな投資家になっているということ


これはちょっと大袈裟な言い方をすると、
日本の新しい投資家像の出現なのです。


それと対照的なのが、
国内上場のETFマーケットでしょう。

純資産残高のおよそ9割
国内株式ETF。
(結局のところ、ほとんどのお金は
日本株のETFに流れているのです)

わたしはETFのセミナーを
させていただくとき、
ふたつの『キャッチコピー』を
唱えるようにしているのですが・・、

ちょっとセミナー口調ふうに
聞いてみてください(^^)


1.証券取引所で買えるのは
もはや国内の株だけではありません。

世界中の株式が買えます!
(ETFを通じて)

2.証券取引所で売っているのは
もはや株式だけではありません。
不動産、債券、金・貴金属も買えます。
(REIT、ETFを通じて!)

でも、
このメッセージがなかなか
響いていないことが分かります(-_-;)


換言すれば、
国内上場ETFの普及は、

軽やかに(しかも自然に)
グローバルに投資しようという
人たちを、いかに取り込めるか

にかかっているのではないでしょうか。


さて、次に、
大和投資信託が運用を始めている
『iFree』のインデックスシリーズ
見てみましょう。

同シリーズの
バランスファンドを除いた
現在の本数は11本。

国内資産が対象のファンドは
5本です。(日本株、日本債券、日本REIT)

あとの6本は海外の資産が
投資対象となります・・。

11月21日現在の
純資産額の合計は17.31億円です。
(バランスファンド除く)

そのうち、
海外資産のインデックスファンドが
14.63億円を占めます。

率にするとナント約84.5%です。


『iFree』シリーズ
この9月に運用を始めたばかりですから、

上記の数字は
最新の個人投資家の動向を
捉えていると云えるのではないでしょうか。

(しかも、バランスファンドを加えれば、
海外資産の比率はさらに高くなります)


ABC_header-global-opportunies.jpg


以下、わたしの持論です。

投資スタイルは
時間をかけて変遷します。

今、ハノイに行って
ベトナム人のリーさんに、
「ポートフォリオによる投資」とか、

「世界のGDPをもとに
資産配分を考えましょう」と言っても、
たぶん響かないと思います。


その国の所得水準や、
投資の自由度そのものが
どの程度あるのか、

あるいは、
投資信託のような
ふつうの生活者向けの商品が出回り始めて、
どのくらいの年月が経っているのか・・。

さまざまな要素が折り重なりながら、
少しずつ、ほんとうに少しずつ

投資を行う人の態度は
『洗練』されていく
のではないでしょうか。

その「洗練」とは
具体的にいうと、

⇒ 【虫の目】から【鳥の目】に
移るさまです・・。


わたしが2004年に
『世界にたったひとつだけ!
こだわりのポートフォリオ作成講座』
というセミナーを始めたとき、

参加者の皆さんが作ったポートフォリオは、
まだまだ「日本という国」に依っていました。

その後、マーケットは
何度も何度もアップダウンを繰り返しましたが、

参加者の皆さんのポートフォリオが
国際化していく傾向は一貫していたのです。


無題


それは紛れもなく、
日本人ひとりひとりの
【お金の置き方】が、
洗練されていく過程だと云えるでしょう。

先ほどの
『iFree』インデックスシリーズには、
ランキングのページ」もあります。

純資産総額のところを見てみると・・。
一目瞭然ですね。
(同じく11月21日現在)

iFree
NYダウ・インデックス 5.69億円
iFree
8資産バランス     4.17億円
iFree
外国株式インデックス  3.15億円

iFree
新興国株式インデックス 2.14億円
iFree
外国債券インデックス  1.74億円
iFree
新興国債券インデックス 1.16億円
iFree
TOPIXインデックス     0.98億円


自身のお仕事(キャリア)は集中し、
円資産で給与を得ることに邁進します。

そして、その資金を運用する際は、
鳥の目を持って大局を見、
国際人の如く
資産を広くばらけさせることに注力する・・。

そういえば、
橘 玲さんに次のような言葉があります。

【金融資本は分散投資し、
 人的資本は集中投資する。】

似顔絵


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60歳、85歳と、2回もポートフォリオを保守化するなんて


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

とある日曜日、
普段はしないスポーツをして

(月曜日ではなく)
火曜日に足腰が痛くなったら、
あなたはワタシの仲間です(笑)

と・こ・ろ・で、
あなたは
リタイアメントまであと「何年」ですか?


今の資産配分【ポートフォリオ】を
定年退職時までに
保守化」することを考えていますか?

<これを【第一回目の保守化】と名付けましょう>


〇 あなたの定年退職は決まっており、
〇 でも、マーケットの動向は読めない

わけですから、

(たとえ、
潜在的なリターンを犠牲にしてでも)

たとえば、
60歳を迎える少し前あたりから、
定年退職の65歳に向けて、

機械的、かつ継続的に
【ポートフォリオの保守化を図る】ことは、
とても理に適っていると思います。

(※ ポートフォリオの保守化とは
株式の保有割合を
規則的に減らしていくこと。)


あなたもワタシも、
定年退職後は、

今積み上がっている資産を、
【引き出しながら、運用を続ける】
『管理人』となります。

(もはや、
資金の追加投入は出来ませんよ。)


なので、
自分の資産状況を『保守化』する
必要があるわけです。


では、
そのあとは、
ずっと同じポートフォリオでよいのか?


この問いに対して、
ワタシはずっとYESと思っていました。

ただ、
年を重ねるにつれ、

ワタシの年齢と、
老後の生活という実態が
少しずつ近づいてくる中で、

頭の中で
「???」が
よぎるようになったのです・・。


人の一生は
どんどん長くなっています。

老後、という、
現役時代の付け足しのような
時間ではなく、

文字通り、
「セカンドライフ」という名の
人生時間と
向き合う必要に迫られることになります。

もしかすると、
(定年退職後も)
ポートフォリオの見直しが必要になるのでは?

と最近思うようになってきたのです。


(話はガラリと変わりますが、)

米国の
チャールズ・シュワブ・
インベストメント・マネジメントが

新たな
『ターゲット・イヤー型バランスファンド』の
運用を開始するようです。

こちらの記事を参照。
Charles Schwab launches ETF-based target date retirement funds

この新しい
「シュワブ・ターゲット・インデックスファンド」は、

米国で運用される
ターゲット・イヤー型ファンドの中でも
もっとも年間経費率が低いものになるそう。

(企業向けの
リタイアメントメントプラン用ではなく、
一般の個人投資家向けでも
年間経費率はナント 0.13%!)


asset-allocation.jpg


しかもこのバランスファンドは
その内部に、
チャールズ・シュワブが運用を行うETFを
組み入れています。

(日本の
SBIアセットマネジメントが運用を行う
『セレブライフ・ストーリー』と
同じタイプですね・・)


今日注目したいのは、
(実は)継続コストの低さではなく、

「シュワブ・ターゲット・インデックスファンド」の
資産配分の変遷プロセスです。

??

「シュワブ・ターゲット・インデックスファンド」は
いくつもタイプが存在するのですが、

「Schwab Target 2060 インデックスファンド
を例に取ってみると、

資産の中身は最初、

株式ETF 95%
債券ETF、短期金融資産等 5%


で「スタート」します。


もちろん、
「ターゲット・イヤー型」なので、

毎年規則的に、少しずつ、
資産配分を『保守化』させます。

(すなわち、株式の割合を下げつつ、
債券等の割合を上げていくイメージ。)


そして、『ターゲット・イヤー

つまり、
リタイアメントの時点になると、

どのタイプの
ターゲット・インデックスファンドも、

株式ETF 40%
債券ETF、短期金融資産等 60%


の【資産配分】とするのだそう。


what is indices


そして
(ココからが重要なのですが、)

さらにそこから20年をかけて、
資産配分を【保守化】させていき



すべてのタイプの
ターゲット・インデックスファンドで
ファイナル・ポートフォリオが、

株式ETF 25%
債券ETF、短期金融資産等 75%


となるように設計されています。


これって、
日本人のライフプランの
イメージに直すと、

65歳
『ターゲット・イヤー』!

株式ETF 40%
債券ETF、短期金融資産等 60%

85歳
『ファイナル・ポートフォリオ』!

株式ETF 25%
債券ETF、短期金融資産等 75%


というふうになりますね。


そう、この85歳時点こそ、
(定年退職後の)
ポートフォリオの見直し、

ポートフォリオの
第二回目の保守化】に当てはまります。

80~85歳で
ポートフォリオの見直しを行うとは、

『80代で人生が終わるなんて
考えないほうがいいよ・・。』

というメッセージそのものだと思います。


CreativeDestruction4.png


(わたしは時々、
愕然とすることがあります。

自分が80歳になるまでの32年間に、
いったいどの程度、
医学の進歩があるのだろうと・・)



<現役時代>
積極的なポートフォリオ

<60歳時>
ポートフォリオの保守化・開始

65歳(定年退職)
ポートフォリオの保守化(第一回目)

<80~85歳時>
ポートフォリオの保守化(第二回目)



上記、あくまで
教科書的なひとつの『ひな形』ですが、

長い人生の中で、
何度かポートフォリオを
変遷させることが、
これからの時代、当たり前になってくるでしょう。

しかし、
それもこれも、

若い時から資産運用に親しみ、
現役時代は
積極的なポートフォリオで
資産形成に励んで・・・、

という【前提条件】があって
成り立つことなのです。

(ここ、伝わっていますね?)

◆ 関連記事
世界経済インデックス・ファンドを用いて
55歳時からポートフォリオの保守化は図れるのか?


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