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60歳の声を聞いたら、背負う荷物(リスク)を少しずつ減らそう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

人は金融商品を
いつ、どのくらい買おうか?」で、
悩んでしまうため、

『つみたて投資』を用いて、
しくみに、
自動的に
「毎月・定額」で買ってもらいます。

すると・・
気持ちがラクになりますね(^^;


さて、
ずっと坂道を上ってきたあなたですが、


kaidan_man.png


20年もつみたて投資を続けると、
それなりに『大きな資産額』となり、

気が付けば58歳、59歳・・。
もうすぐ60歳の声が聞こえてきそう。

実は、
ココからが、むずかしいのです。


これまで積み上げた『運用資産額』は
そのまま、

これまで積み上げてきた、
『リスクの大きさ』でもあります。


ふと道の向こうを仰ぐと、
定年退職】(ここでは65歳とします)
という「頂上」が見えています。


24-富士山


そうです、

もうすぐ、公的年金をもらって
膨大な自由時間を手に入れて、
お金を取り崩しながら
生活する瞬間がやってくるのです。

「そろそろ、
リスクを減らしたほうがいいのかなあ・・。」


と、あなたは自分に呟きます。


仮に、そのときが、
2017年のような
絶好調のマーケット状況】だったと
しましょう。

それでもあなたは、
背中に負う荷物(リスク)を
少しずつ減らしていったほうがよいでしょう。

なぜなら、

〇 セカンドライフに入る時期は
決まっている。

〇 マーケットの浮き沈みのしかたは、
決まっていない。


ためです。


しかし、
『リスク量』を減らすといっても、
大げさに考える必要はありません。

1.投資信託のつみたて額を減らす。


ココ、第一段階です。

2.投資信託のつみたてを止める。


これだけでも、
毎月貯蓄に回すお金が増え、
それが累積すると、

投資に回していない「安全資産」が
積み上がり、
結果、『運用資産額』と
『安全資産』の割合が変化していきます。


cimg0207.jpg


そして、もっと能動的に、
『安全資産』の割合を増やし、
『運用資産額』の割合を減らしたいなら、

3.少しずつ投資信託を売っていきましょう。


現役のときから?

はい、そうです・・。

『アクセルを緩め、
スピードを落としていくためには、
投資信託を売る必要があります。』


たとえば、
運用ポートフォリオ内で、

〇 株式70%
〇 債券30% という「資産配分」を
お持ちの人がいるとしましょう。

この場合、
「株式」を売り、「債券」を買うことで、
たとえば、5年程度を掛けて、

〇 株式50%
〇 債券50% とか、

〇 株式40%
〇 債券60% といったふうに、

より「保守的なポートフォリオ」に
シフトしてもよいでしょう・・。


もちろん、ここからさらに、
「安全資産」の割合を高め、
「運用ポートフォリオ」の割合を
下げたい人は、

たとえば、

〇 株式50%
〇 債券50% の状態を保ちながら、

投資信託を徐々に、
連続して解約していくわけです。


senro.png


あるいは、運用資産が
バランスファンドの人は、

文字通りファンドを少しずつ売っていき、
『安全資産』の割合を
高めていくことになります。

たとえば、
月に10万円解約すれば、
年間で120万円、
5年で600万円になります。

それもこれも、

リタイア後の生活の中で、
背中に背負う『リスク量』を減らすためですね。



でもでも、です。

たとえば実際に
月10万円の【ファンド解約】を、
3年も5年も、
自分の意思で続けるのは、

(特にファンドの価格が下がっていたりすると、)
なかなか出来るものではありません・・。

人はいつも、
いつ、どのくらい売ろうか?」で、
悩んでしまう生き物なのです。


02d928c.jpg

あれ?

冒頭のところで、
人は「いつ、どのくらい買おうか?」で
悩んでいましたよね(笑)

(なので↑『つみたて投資』を
実践していたわけです)


だったら、
【資産全体】を保守化するための
ファンドの売却も、

しくみに、
自動的に
「毎月・定額」で売却してもらったほうが
いいと思いませんか?

(つみたて投資の【逆バージョン】ですね(^^;

それが、
SBI証券の
投資信託・定期売却サービス】です。

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60歳の声を聞いたら、
外の世界(マーケット)を気にするのではなく、

自分のことを優先して、
少しずつ、計画的に「リスク量」を下げていく。


なぜなら、
ライフプランのうえに、
投資という行いを
乗せているだけなのですから・・。

◆ 参照記事
世界経済インデックスファンドのリレー積立てで、徐々にリスクを下げていく方法

似顔絵




| ポートフォリオ運用 | 18:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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リターン、リスク、相関係数の中で、いちばん信頼できるのは「リスクの大きさ」


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今、あなたの目の前に、

〇 日本株式
〇 先進国株式
〇 先進国債券 という、

3つの置物【投資対象】が、
置いてあるとしましょう。

これらを組み合わせて、

「いっちょ、ポートフォリオでも作るか!」


ということになりました。

あなたはおそらく、
3つの置物(投資対象)のウラ側を見て、

それぞれの、

1.リターン(Return)
2.リスクの大きさ(Risk)
3.(異なる資産との)関係性(Correlation)


をチェックしたくなるはず・・。


1.リターン
過去に起きた【損益

2.リスク(標準偏差)
その【損益のブレの大きさ

3.相関係数
異なる投資対象との【関係性】は、

日本株式、先進国株式、
先進国債券とも、
きちんと「数値化」されています。


(3.の『相関係数』とは、
異なる投資対象と、
どの程度値動きが似通ってきたか、
あるいは違ってきたかを「数値化」したもの)


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1.~3.はいずれも、
過去に起きたことの「数値化」ですね。

仮に、ですよ、

リターン、リスク(標準偏差)
関係性(相関係数)のすべてにおいて、

【過去に起きたことが、
そのまま未来にも起こる】のなら、


私たちはかなり正確に、
ポートフォリオの
【リスクとリターンの最適ポイント
(最適配分)】を導けるはずです・・。


が、残念ながら、
世の中、そううまくは行きません。

今日ご紹介したいのは、
わたしがFPになって間もない頃に
買った本、

山崎元さんの
【年金運用の実際知識】です。


山崎さん

(なんと初版は1997年!)


同書の中に、
次のような文章があります。

過去のデータを用いることについては、
W.Sharpeが
うまくまとめた表現が印象に残っています。

彼は、アセットアロケーションを行う場合に
過去のデータ(histric data)は、

標準偏差に関しては
「非常に有用」(quite useful)で

相関係数に関しては「そこそこに有用」
(reasonably useful)だが、

期待リターンに関しては
「ほとんど役に立たない」
(virtually useless)と書いており、


はい、引用ここまで。

なるほど、分かりやすいですね。

(※ W.Sharpeとは、
あのウィリアム・シャープさんのこと)

上記はまさに、
ポートフォリオを構築する際、

〇 リスク(標準偏差)については
過去のものが未来にも使えるが、


〇 リターンについては、
過去と未来はまったく別物であり、
(したがって使えない・・)


また、

〇 異なる投資対象間の関係性
(相関係数)については、

まあ、ある程度、
過去の「関係性」が続くかもしれない。


と言っているのです。


無題


わたしはこの【考え方】を、
コンサルティングの現場で、
とても大切にしています。

私たちが
資産の組み合わせを行う際に、
もっとも当てになる情報は、

日本株式、先進国株式、
先進国債券などのリターンが、

この先、
どの程度ブレるのかという
ブレの大きさ(リスクの大きさ)』なのです。


ですので、
わたしがいつも強調するのは、

リスクの大きさを
「2標準偏差」程度と捉え、

最悪の1年に遭遇した場合に、
あなたのポートフォリオが
〇〇%くらい下落するおそれがありますよ・・


という点なのです。


異なる投資対象の
『相性の良さ・悪さ』(相関係数)は、

同じ関係性が
続くかもしれないし、
そうではないかもしれません・・。

(しかしながら、異なる資産を
(組み合わせないよりは、)
組み合わせておいたほうがよいのです


そして(未来に向けて)
いちばん当てにならないのが
「過去リターン」なのですから、

資産運用というのは
なかなかに厄介な作業であるわけですね。


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蛇足)

運用業界でいう『期待リターン』
という言葉は、

過去リターンを、
ポートフォリオ組成上
そのまま「使えない」ので、
無理やり生み出した概念ではないかと、
個人的に思うことがあります・・。

◆ 関連記事
1標準偏差 = リスクの大きさではありません

似顔絵




| ポートフォリオ運用 | 17:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ハンバーガーチェーンから『市場ポートフォリオ』と『自作ポートフォリオ』を読み解く


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あなたは、
「マクドナルド」
「モスバーガー」
「フレッシュネスバーガー」の選択肢があったら、

どこのハンバーガーを食べたいですか?


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仮に、
ほんとうに『仮に』の話ですが、

上記3社のハンバーガーチェーンの
売上高比率】が17年末現在、

「マック」     60%
「モス」      30%
「フレッシュネス」10%


になっていたら、
※ あくまでフィクションですよ!

この【比率】って、
固定なのでしょうか?


・・NO、ですね。

この比率は時間とともに、
変わって】いきますね。

なぜなら、
市場は常に変動していますから・・。

これが、
市場ポートフォリオ』の考え方です。


★「世界株式」を例に挙げてみますと、

各国の株式を対象に、
その時価総額【市場の大きさ】の
比率に合わせて
『世界市場ポートフォリオ』が構成される。

具体的な金融商品でいうと、
「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」
(VT)が挙げられますし、

それを包み込んだ
インデックス・ファンドである
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」も
当てはまりますね。


たとえば、VTの
12月末現在の、
国・地域別の構成比率】は
以下のようになっています。


無題


あっ、
この【比率】も
(もちろん)固定ではありません。
時間とともに【変わって】いきます。


アメリカもイギリスも日本も、
オランダも中国もブラジルも、
それぞれの国の株式市場は、
違った動きをしますから、

長い目で見れば【構成比率】が
変わっていくのは当然でしょう・・。


(実は)インデックス投資を行う際、
どんな資産配分(ポートフォリオ)
保有するかは、

大きく【2つ】に分かれるのです。

1.「市場ポートフォリオ」のみを
持つ。

2.「市場ポートフォリオ」を材料に、
自作ポートフォリオ」を作る。


1.の場合、
中身の構成比率は変わります。

2.の場合、
自分で資産割合を決定するということ。


さっきの
ハンバーガーの例でいえば、

「マック」 を  50%
「モス」  を  20%
「フレッシュネス」を30% 持つよと、


自分で決めるわけです。

※ この場合、
『市場ポートフォリオ』そのものと比して、
「フレッシュネス」の伸びしろに期待し、

それを自分の資産配分で
表現することになります。



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投資でいうと、
自作ポートフォリオ」とは、

日本株式、
先進国株式、
新興国株式の【保有比率】を、
自らの考えで決定し、
それを維持していくことに他なりません。

ただし、
一点『注意』を・・。

たとえ、

日本株式   30%
先進国株式 40%
新興国株式 30%


という『自作ポートフォリオ』を
作ったとしても、

その大元である、

日本株式
先進国株式
新興国株式そのものは
『市場ポートフォリオ』である、
という点です・・。


ココ、伝わっていますね?)

(日本株はTOPIXに連動する
インデックスファンドを保有した場合)


つまり、
たとえ2.であっても、

各「市場ポートフォリオ」を、
自身の考えで組み合わせて
いるわけですから、


よほどいびつなカタチでない限り、
『世界市場ポートフォリオ』と比して、

リスク・リターンの特性が
大きく変わるわけではありません。


ただ、
(具体例で言いますが、)

たとえば、
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」
プラス
「新興国株式インデックスファンド」


という組み合わせ方は、
あまり良くないのではないでしょうか。


なぜなら、
『市場ポートフォリオ』そのものに、
『自作』を一部加味してしまうためです。

今の例では、結局のところ、
「新興国株式」の割合が、
自分でコントロール出来ません・・。


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1.「世界市場ポートフォリオ」のみを
持つ は、

いかにも味気ない感じがしますが、
半面、とても合理的であり、
世界市場の【変貌プロセス】を、
過不足なく取り込めると云えます。

一方、
2.「自作ポートフォリオ」を作る は、
退屈なインデックス投資の中では、
ひそかに胸躍る部分?であり、

 「カンさん。
ココを自分で決められるので、
なんとか投資を続けられるんです」


と言われるお客様もおられるのです。


あなたは、
「市場ポートフォリオ」
「自作ポートフォリオ」どちら派ですか?

似顔絵

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| ポートフォリオ運用 | 18:18 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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バランスファンド編です!アクセルをふかしているときに、ブレーキを踏むことの難しさについて


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨日の続きですよ。

たとえば60歳近くから65歳にかけて、
規則的、かつ機械的に
リスク量を小さくしようとすると、

「カンさん、バランスファンドじゃあ
自分でリスク量を変えられません」


という声を耳にします。
たしかにそうですね。

今あなたが60歳にならんとするところで、
8資産均等型のバランスファンド』を
持っているとしましょう。


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★ このファンドの中身を、
あなたが自身で変えることはできません。
<それがバランスファンドのなのです!>

でも、よくよく考えてみますと、
あなたはなにも全資産を
『8資産均等型』に預けているわけではありません。

貯蓄プラス投資(8資産均等型)
プラスその他の何か?が、
あなたのトータル資産であるはず・・。

(そうですよね?)

少しだけ離れた地点から、
自身の資産全体を俯瞰してみませんか。

たとえば、
「貯蓄」と「投資」の割合を
変えていくことで、


背中に背負うリスク量を下げていく
という【発想】はいかがでしょう?


すなわち、
(あくまで一例ですが)

60歳までのあなた。
「貯蓄」:「投資」 2:8 にしている。

およそ5年をかけて、
65歳になる頃には、

「貯蓄」:「投資」 5:5 にする。
という【戦略】です・・。

※ ここでは投資の中身は
『8資産均等型のバランスファンド』
のみとします。

つまりは、

すべての資産の中で
投資にまわしている
資金の割合を下げていけば、
おのずとリスク量も減りますよ・・、


という考え方です。


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が、しかし。

上記を実行するためには、
毎月のつみたて投資の
金額を下げる、
あるいは休止していくことが必要です。


それに加えて、
まとまったご資産ベースで
「8資産均等型のファンド」を
売却し続けることが必要です。


この、
投資信託を売却し続けることって
けっこう難しい・・。

今のように
株式市場が絶好調なときはなおさらです。

どんどんマーケットが上がっているのに、
わざわざあなたは自分で、
まとまった金額の『売り注文』を
バランスファンドに出していくのですよ。

もっと儲かる可能性を捨てて、
自分の都合(ライフプラン)を
優先させるわけです。

短絡的な友人なら、
「えっ、なんでそんな
もったいないことするの?」と言うかもしれません。


これって
もしかすると、
複数のインデックスファンドを
組み合わせているケースより、
ハードルが高いかもしれませんね。

昨日のお話では、

「ワタシ、ちょっと変わった
リ・バランスをしているんだ」と、
自分を思い込ますことが可能でしたが、

今回のケースでは、
文字通り、
バランスファンドを売っていくことで
リスクを下げていくわけです。

<あなたは、
 誘惑に負けず、売っていけますか?>



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わたしは、自分の決意を信じるより、
『仕組み』を利用したほうがよいと思います。


たとえばSBI証券の
投資信託【定期売却サービス】です。

仕組みを用いて強制的に
かつ規則的に投資信託を売っていく・・。
(ファンドの値段はいちいち気にしない!)

そうしないと、
まとまったご資産ベースで
リスク資産の割合を下げていくのは
難しいと考えます。


私たちはいつか
自分の「仕事」からサヨナラし、
『定期収入』を失う日が来ます。

誰もが
「○○株式会社の次長の」鈴木さん、
でなくなる日が来るのです。

それと同じように
誰もがいつか、
つみたて投資ができなくなる日が来ます。

その日が来て、
慌てて投資の型(かた)を
変えようとするのではなく、

定年退職の、
少なくとも5年くらい前から、
ブレーキを踏み始めるべきでしょう・・。


似顔絵




| ポートフォリオ運用 | 16:57 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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アクセルをふかしているときに、ブレーキを踏むことの難しさについて


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

投資とは、
(たとえば)
投資信託がアップダウンする現象を
指すわけではありません。

投資とは、
金融商品が
アップダウンする現象を生かして、

あなたが(あなたに合った形で)
お金を増やそうとする行為です。


主人公は?
あなた自身ですね。

ということは?

あなたの都合(=ライフプラン)をもとに、
金融商品を生かしていくことが重要なわけです。



ここで
ひとつ問題が生じます。

あなたの都合(ライフプラン)は概ね、
あなたの【年齢】によって定まってきます。

一例)
たとえば60歳まで働いて、
あと63歳くらいまで、
再雇用か、別のキャリアで無理なく働きたい。

これはすなわち、
定期収入が少しずつ減り、
やがて「ゼロ」になることを示します。

理屈で考えてみれば、
定期収入が継続していて、
かつそれが逓増していく見込みがあるときに、

人は(投資において)
いちばんリスクを負えるわけです。



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ということは?

たとえ今、
世界の株式市場が絶好調であっても、

あなたの都合(ライフプラン)を
最優先に考え、
【完全リタイアの時期】を見据えながら、
徐々にリスクを減らしていく・・

こういう『戦略』は理に適っているはず。

※ 特にご年齢が50代後半以降になっている場合。


なぜなら、
金融商品の価値を決める
【マーケット】というところは、

あなたがいつリタイアするかなど、
気にも留めていないためです(・・残念。)

たとえば、こんな【具体例】・・。

仮にわたしが58歳だとしましょう。
63歳で完全リタイアを予定しています。

今、わたしのポートフォリオは、

国内債券   10%
先進国債券 10%
全世界株式 80%


であり、
けっこうリスクを負っています。


リタイアしたときに、

国内債券   30%
先進国債券 20%
全世界株式 50%


という「より保守的なポートフォリオ」に
するには、
どうすればよいのでしょうか?


あなたの都合(ライフプラン)を
最優先に考えるなら、

毎年の『リ・バランス』時に、

〇 国内債券はわざと4%増やして、
〇 先進国債券はわざと2%増やして
リ・バランスを行い、


規則的、かつ機械的に、

国内債券   10%
先進国債券 10%
全世界株式 80%


から、

国内債券   30%
先進国債券 20%
全世界株式 50%


に持っていくわけです。

(たとえば国内債券は 4%×5年間で
20%増え、計30%になります・・)


裏を返せば、
58歳~63歳にかけて、
段階的に続けて、
相当割合『株式』を売っていくことに
他なりません。


「カンさん、せっかく株価が上がっているのに
わざわざ株式の割合を下げていくの?」


はい、その通りです・・。



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クルマは順調に走っているのに、
(自分の都合を優先させ)
わざわざブレーキを踏んでいくのです。

それがライフプランに則った
【資産管理】というもの・・。

この場合、
『株式』を売っていくって、
あまり意識しないほうがよいでしょう。

「ちょっと変則的なリ・バランスをやっているんだ」
と、自身を思い込ませたほうが得策です。

なお、ブレーキは踏みますが、
クルマの運転(投資そのもの)はずっと続くのですよ・・。


バラつみ投資バナーたて






| ポートフォリオ運用 | 18:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ポートフォリオとは、自分で自分のお金の配置のしかたを決めること


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ポートフォリオ(資産配分)のお話って
(どうも)テクニカルになりがちです。

そもそもポートフォリオって
一体どういうこと??

ざっくり言って
「ポ」とは、
お金の配置のしかた】のことです。

より正確には、

【自分のお金】を、
【自分らしく】配置しようとする
あなたの意思表示そのもの、です。

(ですよね?)


たとえば、
500万円あるあなたのお金。

300万円 ⇒ みずほ銀行の普通預金
200万円 ⇒ 城南信用金庫の
懸賞金付き定期預金「スーパードリーム」

でも、
立派なポートフォリオと云えます。
(お金の配置のしかたですから!)


あるいは、

図2


も、立派なポートフォリオ・・。

またあるいは、
毎月残るお金5万円のうち、

〇 3万円はつみたて定期にして、
〇 2万円は投資信託を積み立てよう
というのも、立派な「」です。


お金の配置のしかたを、

どれくらい単純 or 複雑にするのか?
どれくらい 内国 or グローバルにするのか?
どれくらい 保守的 or 積極的にするのか?

みんな、みんな
あなたの【自由】です。

(お金の一粒一粒って
みな真っ白なのですから・・)


ほんらい、その【自由度】は
あなたのお部屋の
飾りつけの仕方と同じくらい高いはず・・。

ただし、ポートフォリオ
(お金の配置のしかた)については
いくつか【注意点】があります。

1.「ポートフォリオ」は
おそらく変遷します。


たった一度の「これに決めた!」で
未来永劫のポートフォリオが
決まるわけではありません。

あなたの人生は長く、
これからさまざまな『変化』があるため、

あなたの【お金の配置のしかた】も、
変わると思っておいたほうが自然でしょう。


2.一度に大きなお金を費やして
「ポートフォリオ」を作ろうとしない。


図2


上記ポートフォリオも、

インデックスファンドやETFを用いれば、
20万円もあれば作ることが可能です。

デザイン】(ポートフォリオ)は
決まった。

でも、その【大きさ】は
最初から「大きくある」必要はないのです。

【自分に合ったペース】で
【連続的・追加的に】お金を投入し、
ポートフォリオを少しずつ
大きくしていけばよいのです。

3.ポートフォリオは
【未来】への意思表示であるとともに、
あなたが人生を通じて
お金を活用してきた【結果】でもあります。



ところで、
私たちが【お金の配置のしかた】に
工夫を施すのは、
何より「お金を増やしたいから」でしょう。

でも、果たしてそれだけでしょうか?

私たちの気持ちの根底に、

【自分のお金を】
【自分の考えや好みによって】
【自由に配置すること】に、

知的好奇心
感じているからではないでしょうか。


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ココ、難しく考えないでくださいよ。

要は、
あなたのお部屋の飾りつけと同じです。

お部屋の配置のしかたや、
内装の仕様、飾りつけの仕方には
【無限の可能性】があります。

(お金も、同じなのです。)


少し突飛かもしれませんが、

図1


のような
【お金の配置のしかた】があっても、
別に構わないわけです。

(ポートフォリオは、
あなたの、自己表現のひとつですから!)



最後に3.の、

「ポ」は
【未来】への意思表示であるとともに、
あなたが人生を通じて
お金を活用してきた【結果】でもある。

をちょっと補足説明しますと・・。

ポートフォリオとは、
あなたが
この世からサヨナラするときに残す、

【お金の配置の中身】でもあるわけです。


たとえば、
89歳でポテッと死んだとき、

残された自分の子供や孫や、
あるいは
姪っ子や甥っ子たちに、

あなたは
【お金の配置のしかた】を通じて、
何らかのメッセージを残すことになります。

「どうして、ばあばは、
アフリカの橋脚会社の株なんて
持っていたんだろう?」


「どうして、じいじは、
新興国株式インデックスファンドを
ずっと保有していたんだろう?」


あなたがいちいち説明しなくても、
遺された【お金の配置のしかた】が、
いろんなことを物語ってくれるわけです。

そして、「ポートフォリオ」はそのまま、
次の世代に引き継がれることになります・・。

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