カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!

日本で唯一のインデックス投資アドバイザーです。ETF、インデックスファンドを用いて、投資の【との字】をシンプル、かつ分かりやすくお伝えするのがわたしの仕事です。(インデックス投資とは? → 市場全体を保有する単純明快な投資スタイルのこと!)

お金持ちであることの苦痛(Aさんの場合)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

お金とは摩訶不思議なものです。
無いと、これほど困るものはないのですが、
たくさんあればそれでハッピーかというと、
(それが)必ずしもそうとは限りません。

現に、お金がたくさんあることで、
お金に対してネガティブな感情を抱き、
ときに痛みを伴いながら、

ワタシはこのお金を持つに値しない・・
という認識を持ってしまう場合があるのです。

わたしは投資アドバイザーという仕事柄、
一見外部からは見えにくい、
人とお金の【葛藤の姿】を垣間見ることがあります。

今からお話するのは、
Aさんという方からお伺いしたエピソードです。
(ご本人の了承を得て、お話させていただきます)

Aさんをはじめ、多くの人は
お金があることに対して、
ある種の【納得感】を求めているのではないでしょうか?

たとえば、自分がコツコツお金を稼いでいる。
(これは素晴らしいこと!)

より具体的に言いますと、

自分の仕事を通じて、
誰かに与えることができた「付加価値」と、
それによっていただいた「報酬」が

「バランスよいなあ」という実感があって、
自然に資産が積み上がっている・・・、

さらに言えば、
たとえば愛する人がいて、また、健康であり、
美味しいものが食べられて・・・
趣味も持っていて、
自分の周りの人もハッピーで・・・、

その上、それなりのお金が在る・・。

こういう【状態】になってはじめて、
人はお金との「適正な関係」を
保てるようになるのではないでしょうか。

(お金を過小評価、過大評価することなく、
お金を道具としてうまく利用できている状態、
すなわち「幸せな状態」ですね・・)

ところがAさんの場合は、
小さい頃から自分の周りにお金があり、
「自分はお金持ちの家の子なんだ」
という自覚がありました。

より正確にいうと、
自分は【他の子たちとは違う】という自覚です。

Aさんは小さい頃から
「他人の視線」を異常に気にしていたと言います。

Aさんのご両親は若い時分から苦労されて
全国チェーンの店舗を築き上げられた事業家で、

Aさんが住んでいた界隈では、
「事業家のAさんのところの息子さん」
として有名だったそうです。

・・誰もが知っているお金持ち一家。
・・誰もが知っている事業家の息子さん。

つまり、Aさんは
Aさん自身になる前に、
「事業家の息子さん」という帽子を被せられ、

そのことで、小さい頃から
有形無形の視線を浴びるようになっていたのです。

ご両親はもちろん、
Aさんによい服を与えていました。
(お稽古事もたくさんさせていました。)
また、言葉遣いにも注意するよういつも言っていました。

Aさんは
自分は他の子たちとは違う、という
特別感】を嫌悪していたと言います。

「わたしが求めていたのは、
周りの子と同じの、ごく普通の生活だったのです。」

当時、まだ珍しかったイタリア製のクルマが
Aさんの自宅にはありました。
そのクルマを見るために、
わざわざ玄関先まで来る人もいたそうです。

また、Aさん一家は毎年夏になると、
海外旅行に出掛けていました。
(昭和40年代に家族で海外に行くというのは
たいへん珍しいこと・・)

Aさんは、
ご両親のことは尊敬していたけれども、

お金持ちにありがちな、
「過剰な華やかさ」を気にしない面においては、
ご両親に対して複雑な感情を持っていた、
と話されています。

お金があるから、
こういう居心地の悪い状況が起こるのだ。

所詮、お金と幸せは両立しない。
(どちらかを選ばなければいけないのだ・・)

お金の存在、そして、
ご両親の存在が重しになって、
Aさんは自分を過小評価していったのです。

「ぼくには○○が出来る」というような、
自尊心を育む機会も失いかけていました。

最大の問題】は、
Aさんの周りにあるお金は、
Aさん自身のモノではなく、
ご両親が稼いだモノだ、ということ。

お父様の死後、
Aさんの葛藤は激しくなっていきます。

「預金口座の数字を見るだけで
なんだか腹立たしくなりました。
これはわたしのお金ではないのです。

あたかも父親が、
お前は自分で稼ぐことができないだろうから、
わたしがこれだけ残してやったのだ。」
と言っているように見えてくるのです。

「自分はこれだけのお金に
到底価しない人間だ。」
Aさんはそう思い込むようになります..。

(お金に囲まれていることそのものに、
【罪の意識】さえ持つようになりました)

つまり、
Aさんはお金が嫌いだったのです
(それはYESです)

しかし、それと同時に、
Aさんにとって、
【お金がない生活】は考えられませんでした
(これまでのAさんの生活環境を考えてみましょう..)

この矛盾そのものに、Aさんは悩まされたのです。

Aさんは結局、
お父様が残された会社の役員であること、
また、株主であることを拒否されます。

その後、紆余曲折はありましたが、
現在では、自分自身で会社を経営されています。

今、挙げた例を見ても、
人がお金と適切な関係を築く、という意味では、
私たちはまだまだ「発展途上」にいるのだと実感します。

別の言い方をしますと、
人はまだ、お金の潜在可能性の、
ほんの一部しか理解していないのです・・。

money lesson




【アメリカ視察 第5弾】マネー・エッグを作ってみよう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今日お仕事が終わって、自宅の机のまえで
「わたしとお金の歴史」というタイトルを前に

自分自身で(しかもたった一人で)
今までの
【自分とお金の関係】を振り返ってみるなんて・・・
たぶん出来ないです。

まず第一に、照れくさいです。

「お金なんて毎日扱っているし、
生まれたときからずっと在るのが当たり前じゃない。
なにを今さら「関係」を振り返るなんて・・・」
と思ってしまいますよね。

一方で、お金は毎日扱っているけれど、
自分がお金に対してどんな考えを持っているのか
また、どんな
ネガティブ・ポジティブなイメージを持っているのか、

それを、ずっと年少の頃の記憶を辿りながら
振り返ってみる」ことは、
今後のお金との付き合い方を占う上でたいへん重要です。

(お金って、
あなたが、あなたの意思をもって働きかけない限り、
1ミリも動いてくれないわけですから..)

◆ お金に関する記憶を辿るということは、
あなたのお金に対する【価値観】を見つける作業に
ほかなりません。

・自分がどうして貯蓄することに執拗になっているのか、
・わたしはどうして倹約ができないの?
・なぜにこうまでしてマイホーム取得にこだわっているのか、
・保険商品に多大なコストを払ってしまうのはなぜ?

これらすべてには「理由」があるはず・・。

さまざまな、お金に対する性向の訳
マネーヒストリー(Money History)を
振り返ってみることで見えてきます・・・

以下は【The Money Egg
A Tool for Exploring the Client's Money History】
(マネー・エッグ 顧客のマネーヒストリーを辿るためのツール)というセッションの中で、
Richard S. Kahler氏が言われていたことです。

・「マネー・エッグ」を作ってみましょう

money egg

文章で、自分とお金のことを振り返るのはたいへんです。
今お手元に【白い紙】がひとつあると思いますが、
そこに大きなタマゴを描いてみてください。

いちばん下が、
皆さんが【いちばん年少の頃のお金に関する記憶】です。

お金そのものでもいいですし、
お金が少しでも関わっていることならOKです。

かんたんな絵や単語で、
そのときの出来事、記憶を
タマゴの中に描いてみてください。

数字が記憶にあれば、数字も書きましょう。

・あっ、ただし、
 利き腕と逆の手で描いてくださいね。

ことばが苦手な人は絵をメインに、
絵が苦手な人はことば(単語)をメインに、
当時の出来事を思い起こしながら、

自分がお金に対して
どう感じていたかを振り返りながら描いてみましょう。

(※ どんな出来事もタブー視しないこと。
わたしカンも、このブログで
自分の恥ずかしい過去について書きました..。
お金とは怖いもの?】)

・タマゴの上に行けば行くほど、
現在に近づいてきます。
現在に近づいてくると、思い出すのは容易になりますね。

お仕事、ご家族、
趣味やさまざまな人間関係の中で、
常に「お金」は関わってきますね・・。

※ セッションの中で参加者は全員、
実際に「マネー・エッグ」を描きました。

・はい、では次に、
お金に関する記憶は「良いもの」もあれば
「悪いもの」もあります。

絵や単語で描いたそれぞれの記憶に対して、
感情】を付けてあげましょう。

余白に、
嬉しい・楽しい・悲しい・
苦しい・頑張る・怒るなどと書いてください。

・そして、もっともポジティブなお金に関する記憶と、
もっとネガティブなお金に関する記憶を
それぞれ3つずつ選びましょう。

・最後に、お隣同士で、
マネーヒストリーを発表し合ってください。

(※ これも実際にしました。
わたしのつたない英語力で
相手に十分伝わったかどうか不安ですが・・)

ちなみに、帰国してから
改めて日本語バージョンで
「マネー・エッグ」を描いてみました。

マネー・エッグ

(実感ですが、時間をある程度かけたほうが(30分程度)
より多くの出来事が思い出せます・・)

汚い字で恐縮です・・。
(でも、利き腕と反対ですから汚くなってふつうですよ..)
皆さんもぜひトライしてみてください!




誰もが人生の「運用者」なのです(霞ヶ関で考えたこと)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日仕事で初めて霞ヶ関に行きました。
なにぶん初めて降りる駅ですので、
何がどこにあるのかさっぱり分かりません..。

もし地図や案内板がなければ、
わたしは道の真ん中で立ち往生していたことでしょう。

資産運用には「地図」も「案内板」もありません。
未来で起こるであろう【事態】を予測して、
今、行動を起こすことが求められるのです。

 【⇒ 徒歩200メートル 国会議事堂】とは、
  運用の道程には書いていないのです..。

まだ起こっていない【事態】を予測し、
今、行動を起こすわけですから、
ある意味「過酷な作業」です。

そこには常に【不確定要素】が付いてまわります。
絶対、必ず がない世界なのです。

しかし、(だからこそ)
【リターン】というものが
期待できるのではないでしょうか・・。

よく考えてみますと…、
私たちの人生もそうですね。

私たちは無意識に
未来で起こり得る【事態】を予測しながら、
今、行動を起こしています。

仕事でも、プライベートでも
正直なところ、明日、何が起こるか分かりません。

今の生活を担保している【前提条件】も、
(あなたは「そんなの変わらないよ!」
と思われるかもしれませんが)、

ふとしたことで
ガラリと変わってしまう可能性があります。

身も蓋もなく言ってしまえば、
 【変わらないだろう..】というのは、
「変わって欲しくない」という
感情から発露する予測にすぎません。

「変化」の大きさ、そして
「変化」のスピードという両面で
私たちは歴史上のどの時期よりも過酷な時間を生きています。

(仕事において)
なぜA案を採用せず、B案を採用するのか。

クライアントのところへ行くのに、
なぜ丸の内線ではなく、千代田線を使うのか。

なぜ私たちは新聞を読むのか、
なぜスマートフォンを使うのか、なぜ英語を習い、
なぜこの人と結婚し、なぜ世田谷区に住むのか。

なぜA部長より、C課長と親しく付き合い、
なぜわざわざこのレストランでランチを食べるのか、
なぜ、お茶の水女子大学付属小学校の
学校案内を取り寄せるのか..。

私たちは、私たちなりに、
半年後、1年後、
5年後、10年後の世の中を懸命に想像し、

今できること、そして準備すべきことを
やっている(行動している)わけです..。

◆ そのように考えますと、
私たちの生活全般の 一部 が、
資産運用という行いなのだと実感します。

言い方を換えると、
半年後、1年後、
5年後、10年後の世の中を懸命に想像し、

今できること、
そして準備すべきことをやっている私たちは、
誰もが人生の「運用者」なのです..。




ロック歌手とファイナンシャルプランナーが出会ったら・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

※ 以下、あくまで【フィクション】です..。

ある女性のお客様がオフィスに来られました。
(仮にMさんとしましょう..)

Mさんは、
「わたしの兄の、お金の相談にのって欲しいのです」
と言われました。

Mさんは鞄から写真を取り出し
「これが兄です。
岩谷ジョージ(芸名)といいます。
兄はロックミュージシャンなんです」と言われました。

ロックミュージシャン?
岩谷ジョージ??
わたしはそんな名前の歌手は聞いたことがありませんでした。

Mさんのお兄さん、岩谷ジョージ(芸名)さんは、
「ルドルフの原罪」という曲が80万枚も売れて、
今や引く手数多のロックシンガーであるとのこと..。
(んー、ルドルフって…?)

また、ジョージさんは自分で作曲も手掛けているので
印税収入もかなりの額に上っているが、

「なにぶん兄はお金について無頓着なので心配なんです..」
と妹のMさんは危惧されていました。

◆ ロック歌手であろうと、政治家であろうと、
サッカー選手であろうと、
有名人である前に、日々の生活を送る人たちです。

そこでは(私たちと同じように)
【お金の問題】が持ち上がってきます。

―舞台は一変して、
オフィスのコンサルティングルームへ。−

ジョージさんが煙草に火をつけようとしたので
わたしは、
ーあのー、恐縮です、ここ禁煙なんです..ー
と言いました。

「あ、そう。」
ジョージさんは喉の奥からぼそっと言葉を吐いて
わたしのほうを向きました。

一瞥して芸名(岩谷)にぴったりの風貌の方です。

ブルース・スプリングスティーンに
もしアジア系の弟がいるとしたら、
きっとこんな顔をしているだろうなというお顔..。

まだ28歳なのに、
どこか疲れた表情を醸し出すジョージさんが
声を絞り出すように言います。

「とにかく、
妹がいっぺん行ってこいってうるさいから、
まあ、泣くなく来たわけ。」

ーあのー、ジョージさん。
毎月の生活費はどんなふうに管理されていますか?ー

「生活費? いや、要るものはだいたい
マネージャーが買ってくれるから、そんなの分からないよ」

ー毎月どれくらいお金が出て行っているかは..?ー
「いや、だからぜんぜん..。」

ジョージさんはアメリカ人がよくやる
両手を持ち上げて『お手上げ』のポーズをします。

ーあのー、先日のメールでもお知らせしましたが、
55の質問にはお答えいただきましたでしょうか?ー

「いや、見たけど答えるヒマなくて..。」

では、
この質問16、17だけでも教えてもらえませんか..。

16  お金について
  いちばん嬉しかった記憶 はどんなものですか?
                      
17  お金について
   いちばん悲しかった記憶 はどんなものですか? 

「なんだ、これ。こんなの訊くの?
・・・・お金でいちばん嬉しかった記憶って、
決まってるじゃん。
歌が売れてたくさんお金が入ったことだよ。」

ー悲しい記憶は・・。ー

「えっ、しらふで言わせるの?
恥ずかしいなあ..。
身も蓋もなくビンボーだったことだよ..。」

ーところでジョージさん。
本名はなんておっしゃるんですか?ー

「町田だよ。」

ーいえ、苗字は知っています。
下の名前なんですが..。ー

ジョージさんはだんだんイライラしてきました。
「イチロウ。」

ー町田一郎さんなんですか?ー
ジョージさんは斜め上を見ながら小さく頷く。

―つかぬことを伺いますが、
所属事務所から出ている給与は月どれくらいなのですか?―

ジョージさんは「はあっ」と短くため息をついて
革ジャンの裾をいじりながらこう言います。

「あのさ、はっきり言っておくけどさ、
お金って天下の回りものじゃん。
オレはロッカーだから、皆のハートを癒すことで、
結果的にお金が回ってくるの。分かる?」

―はい、おっしゃる意味は分かります。―

「収入だ、支出だーって、
お金のことちまちま気にするなんて、
オレの役割じゃあねえだろ。」

―あのー、お言葉ですが…、
歌手というお仕事はその、
不安定な部分もありますよね?

たとえば(もしも、の話ですが、)
歌が売れなくなったりしたらどうするんですか?―

「なに言ってるの。縁起の悪い話するなよ.。
売れなくなること考えて歌ってるシンガーなんて
いるわけねえじゃん」

ーまあ、それはそうですが..ー
と言いながらわたしは体制を立て直します。

―あのですね、ジョージさん。
ジョージさんの周りにあるお金は、
ただのあぶく銭なのでしょうか..。−

「いいや。」

ージョージさんの周りのお金は
ひとつの【成果】ですよね?

これまでいろいろとご苦労されて、
ジョージさんの思いの結晶である歌がこれだけヒットして、 

その結果、
これだけのお金が生まれているわけですから、
そのお金をしっかり管理することは
立派にジョージさんの役割であると思いますよ。―

◆ ジョージさんのお金は、
ジョージさんの努力の「成果」です。

でも、お金そのものは
まだ生まれたばかりでそこに居るんです。

放ったらかしにされた状態で...。

「はあ? お金がそこに居るって? 生き物か!」

―はい、生き物ですよ。
ジョージさんの子どもです。
生かすも殺すもジョージさん次第なんです..。―

「馬鹿。脅すなよ...」

1回目の面談はこのようにして終わったのですが、
果たして2回目の面談にジョージさんが来てくれるかどうか
定かではありませんでした。

P.S あとから聞いた話ですが、岩谷という芸名は、
ロック(岩)から付けたのだそう..。

今日のお話は【フィクション】ですよ。




サトルくん一家へ。お金のことを話さないのは伝染しますよ


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あなたは仲良しのサトルくんの家に行きました。
「すごい。サトルくんの家には
BMWのクルマがあるんだね。」

サトルくん自身、
BMWを買うためには「たくさんのお金が要る」ことは
分かっています。

でも、サトルくんは
サトルくんのお父さん、お母さんがいくらぐらい稼いでいて、
サトルくん一家が毎月いくらぐらいお金を使っているかは
知りません

「んー、それはサトルくんがまだ中学生だからでしょ?」
それが、そうとも限りません。

サトルくんが大学生になっても、
あるいは就職して社会人になっても、

お父さん、お母さんがいくら稼いでいて、
サトルくん一家が毎月いくらで生活しているかは
サトルくんはおそらく【知らないのです・・

なぜかって?
それは、お父さん、お母さんが、
【その種の情報】についてフタをしているからです。

25歳になったサトルくんは、

ご両親がいくら稼いでいて、
サトルくん一家が毎月いくらで生活していて、
そして、どんな金融商品に
いくらくらいお金を預けているかという【情報】は、

<まあ、知らないことが普通なんだ。>
という意識を持っています。

そしてご両親も、
<まあ、そういうことは、知らせないのが普通なんだ。>
という認識を持っています。

ですから、
お互いに【情報開示をしていない】ことは、
自然であり、

それがけっこう致命的な欠落であるとは
ゆめゆめ思わないわけです..。

そうしてサトルくんは30歳になって、
取引先の会社の営業事務のユカさんと結婚して

子どもが二人できて、
たまの休みにはとしまえんに遊びに行くようになっても、

サトルくんとユカさんが毎月いくら稼いで、
どんな金融商品を利用していて、
そして毎月いくらで生活しているかということは、

子供たちには話さないし、
「話さないことが普通だ」と思ってしまうのです・・。

(もちろん、お子さんが高校生になっても、
奨学金制度や住宅ローンや、
宝くじに当たることで発生するリスクや、
クレジットカードのことや、
株式や債券のしくみのことも話さないでしょう..)

(閑話休題・・)

サトルくんは中学2年生のときに、
ご両親がローンを組んで
「家」を買ったことを知っています。
(でも、いくらローンを組んだのかは知らないのです)

家の中を眺めてみると、
「家電製品」は揃っていて、
各部屋にある「カーテン」はわりとおしゃれで、
毎日「おかず」を買って「ごはん」が食べられて、

お母さんは「フィットネス」に通い、
お父さんの趣味は「プラモデル」で、

サトルくん自身は、
「授業料」や、「おけいこ代」や、
「部活」の費用や、

「洋服代」や「お小遣い」やその他もろもろを、
ご両親に出してもらってきたことを記憶しています。

まるで、バーコードで記された商品番号のように、
ひとつひとつの【モノ】や【サービス】は、
すべからず【お金】を用いて購入していると自覚するのですが、

それら【モノ】を買う大元の、
お金そのものについては、
まるでタブーな話題のように、
親も子も口を噤んでしまうのです。

そして、【お金のマネジメント】については、
ぽっかりと、そこだけ穴が開いたように、
情報が欠落しているのです。


これって、おかしなことですよね?

お金に限らず、
◆ 情報の欠落は、習熟を妨げます・・。

◆ 今の私たちに欠けているのは、
大切な情報のひとつとして、
お金のことをふつうに話し合うという
【習慣】ではないでしょうか..。

お金のことについて話をする、
情報を交換する、知識を得るということは、

応用範囲も広いですし、
いったん知れば長きにわたって活用することも出来ます。
(そんなに難しいことではありません..)

こんなことを思ったのは、
ある本の中で、
ひとつのエピソードを読んだことがきっかけです。

生きるための「お金」のはなし
      (高取しづか 著)
 
この本の中で、
Iさんという人が小学校3年生のときのエピソードが
紹介されています。

Iさんのお父さんに来客があり、
お客さんが帰ったあと、
事の顛末をお父さんがIさんと弟さんに話すのです。

(以下、引用)

―「いま、むかしの友人が来た。
保証人になってほしい、お願いだと頼まれた。
でも、お父さんは、保証人の判子を押すことを断った。

保証人になるということは、
彼の借金を背負い込む覚悟がなければできないことだ。
お父さんは彼がかわいそうだと思ったけど、
できないと伝えた。

その代わり、気持ちとして
お父さんのできる範囲のお金を使ってほしい、と渡した。
(後略)ー

えっ? 保証人の話を小学生に?
「こんなことはまだ知らないほうが・・」と
あなたは思うでしょうか..。

お金のことを話さないのは世代を超えて伝染します。
と同時に、
お金のことを話す習慣も、
世代を超えて伝染するのだとわたしは思います。




一預金者としての告白・・


こんにちは。 カン・チュンド です。

昨日はわたしも妻も忙しかったので、
いつものように午後8時すぎの
「お惣菜、30%割引」を狙って、
近くのスーパーマーケットで買い物をしました。

(刺身などはナント半額になります..)

昨日のお昼は松屋の豚丼でした。
(前の日の晩ご飯が余れば、
おかずとご飯を持って事務所に行くこともあります..)

・・わたしは自分のことを、
結構「倹約家」と思っています。
(締めるところは締める、というのが基本的に好きなのです)

いや、もっとはっきり言えば、
「節約することに喜びを感じるタイプ」です..。

(また、わたしは規則正しい生活が好きで、
何事もコツコツ積み上げていくタイプの人間です)

こんなわたしですので、
20代までは郵便貯金の信者でした。

郵便局はとにかく
「安全」「堅実」なイメージがありますから、
わたしの考え方にぴったりだったのです。

もし、FPとして独立するようなことがなければ、
わたしは(お金の扱いに関しては)
預貯金以外に何かすることはなかったと思います。

広く整然とした、
【お金は預貯金でしっかり持つ】世界に住んでいたわたし。
(それに何の不満があるというのでしょう!)

「お金を預貯金でしっかり持つ」以外の考えを持つ人は、
自分とはまったく【別の世界】の住人だと思っていました。

何ですか・・、株(かぶ)っていうのですか、
あれって「ギャンブル」ですよね。

倹約とは縁がない、ギラギラ系の人が
一攫千金を狙って「エイヤー!」ってやるものですよね。
(わたしには関係ない、関係ない・・)

それに、証券会社とか、投資アドバイザーとか、
高価なスーツに身を包んで、
なんだか「怪しい感じ」じゃないですか。

(こう、うまく言いくるめられて、
騙されるのがオチという感じがします..)

たしかに、投資ってよくわからないから、
余計に警戒心というか、
「避けて通ろう」という気持ちが湧くのかもしれませんが、

かりにもっと投資のことを知ったとしても、
(つまり、勉強したとしても)、
なんというか、
素人には理解しきれない世界じゃないですか。

たとえば、株(かぶ)のしくみとか、専門用語とか。

おそろしく複雑なマーケットというところの現象を理解し、
株の上がり下がりを予測し、
正確なタイミングで売り買いする??
そして、その研究を積み重ねてスキルを磨く??

(いやいや、考えただけで、
自分には関係ない世界だって、思ってしまいます..)

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
 上記は、20代のわたしの偽らざる【気持ち】です。

こんなわたしがどうして、
(リスクはあるけれど)
お金の潜在可能性を引き出す行為に出たかというと・・、

◆ 今までの考えが、あっ、もしかしたら
違っているかも】と思えたからです。

たしかに、株(かぶ)とかマーケットとか、
素人には理解しきれない世界です。

しかし、別にすべてを理解しなくても、
お金の可能性を引き出す方法はあります。

◆ 株(かぶ)とかマーケットとかを、
【人がより豊かに暮らしたいと願う、欲望の磁場】
と捉えてみてください。

あなたには欲望がありますか?
YES?

おそらく、あなたもわたしも(広義でいうところの)
マーケットの一員ではないでしょうか・・。

つまり、お金を託す対象(株式市場というマーケット)は、
あなたの外側にあるのではなく、
あなたの世界の「一部」として組み入れられているのです

(これはけっこうショッキングですが、
 しかし歴然とした「事実」です)

※ 以下、笑い話なのですが、
「オレは、株なんて怪しいものには絶対手を出さないぞ!」と、
株式会社に勤めている人が、真顔で言っていますよね。

あるいは、カモにされるかもしれない、
証券会社とか、投資アドバイザーとか、
そいういう人たちをスルーしてしまう方法もあります。

【人がより豊かに暮らしたいと願う、欲望の磁場】そのものに
投資をしてしまえばよいのです。

それも、大きなお金を「エイヤー!」と託すのではなく、
日々の規則正しい生活のように、
決まった金額を少しずつ積み上げていく、
【つみたて投資】でよいのです。

何かを選ぼうとするのではなく、
株式市場全体に投資を行ってしまえば、
証券会社とか、投資アドバイザーなどの営業トークは
意味を成さなくなります。

―営業マンが何かを言っても言わなくても、
MSCIコクサイ指数の変動は変わりませんし..―

マーケット全体にまんべんなく投資を行うかどうかは、
あなたが、
「これから先、世の中が豊かになると思えるかどうか?」
のみにかかっているのです。

あなたはただ、お金の可能性を引き出したいと願っており、
そして、その対象は【世界の経済活動の総体】なのです。
・・シンプルでしょ?

このシンプルさに共感できたからこそ、
わたしは一預金者から、一投資家に変わったのです..。




お金の寿命について考えてみましょう (ぼくは石ころ)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

小学校6年生のとき、
国語の授業で「詩」を書いた覚えがあります。

「みんな、モノを主人公にして詩を書いてみましょう!」
たしか、担任の先生はそう言っていました。

ぞうきんも、自転車も、消しゴムも、
みんな「主人公」にすることができますね。
(タイトル【ぼくは消しゴム】とか..)

お金だって「主人公」にできます。

人には寿命がありますが、
お金にも(お金という人格があるなら)
【寿命】というものが存在します。

たとえば、今日のお昼、
あなたは600円でラーメンを食べました。
あなたの600円はラーメンという食べ物に変わり、
そしてラーメンはあなたの体を生かすために役立ちます。

しかし、今日のお昼に食べたラーメンの効用は、
せいぜい半日〜1日くらいのものでしょう..。

あるいは、あなたは同じ600円で、
崖の上のポニョとインセプションのDVDを借ります。
今お付き合いしている人と楽しく2本の映画を鑑賞しました。

崖の上のポニョとインセプションが、
あなたのお仕事、そしてプライベートにおいて、
特別な付加価値を生むようなことがない限り、
まあ、600円の効用は半日〜1日くらいのものでしょう..。

あるいは、600円のお金を使わずに
貯金すればどうでしょうか?
(それも選択肢です。お金の寿命は伸びますよね..)

3ヶ月、1年、下手をすると10年間、
600円を600円のまま置いておくことも可能です。

あるいは、この600円を誰かにあげるってどうですか?
「えっ!?」

◆ お金は自分で用いるほかに、
誰かにその使い方を委ねることもできます。
(お金の寿命はたいへん読みにくくなりますが..)

あるいは、
お金を別の資産に換えちゃうというのもアリです。
「えっ!?」

たとえば、ですよ。
楽天証券とかカブドットコム証券というネット金融機関を用いて、
【投資信託のつみたて】をするのです。

あなたの600円に400円だけ足して
1000円にすれば、
それで「投資信託のつみたて」ができます。
(ホントです!)

たとえば、
世界経済インデックス・ファンドという投資信託を
買うとします(月間レポートは【こちら】です)

すると、あなたの1000円は
債券に約500円、株式に約500円充てられ、
日本、先進国、新興国を網羅した、
30の通貨、49の国・地域に分散投資されます。

<たった、600円プラス400円で、です>

◆ 人は必ず死んでしまいます。
が、お金は、
その価値が上がったり下がったりしながらも、
人よりも長く生きることが可能です

あなたが世界経済インデックス・ファンドを買って、
それをずっと持ち続け、
あなたがすい臓がんになって86歳で死んでも、

その世界経済インデックス・ファンドを
自分の子どもや甥っ子や孫に 相続させることが可能です。

あなたの1000円が、あなたを越えていくのです。
それはただ、お金が意思を持って
「長く生きる」というわけではありません。

(意識しないうちに、)
あなたがお金に【長い生命】を付与しているのです。
これがほんとうの、
投資のダイナミズムではないでしょうか…。

・・以下、突然ですが、
きのうの晩に作った詩です。
(小学校6年の頃を思い出してみました..)

タイトル【ぼくは石ころ】

ぼくは石ころ。
今日もコロコロ転がります。
陽に照らされ、風に晒され、コロコロ転がります。

ぼくクは石ころ。
見栄えはぱっとしないし、転がるスピードも遅いですが、
転がることは決して止めません。

そのうち、周りのゴミや、
人の願望や葛藤を飲み込み、

過去の時間や、未来の思いも吸い上げて、
石ころは少しずつ大きくなります。

大きくなった石ころは、ぼくの予想を超えて
跳ねたり、急降下したり、
思わぬ方向へ転がり始めます。

そして、大きくなった分、
山やがけや、橋やビルや、
既得利権や サイレントマジョリティーにぶち当たって、
ぼくは投げ飛ばされます。

「あれ? ここはどこだ?
こんなはずじゃなかったのに・・」

と石ころは思いながら、
それでもコロコロ転がり続けます。

ある人は言います。
「アンタ、どうして丸くならないの?」
・・・・・
でも、丸くなったりしたら
石ころじゃなくなってしまいますよね。

ぼくは石ころ。
今日もコロコロ転がります。

今、ここを転がる自分と、
一寸先はどこに行くか分からない自分がいる面白さに、
石ころはひとり苦笑い。

ぼくは石ころ。
今日もコロコロ転がり続ける..。




通行手形(お金)は誰のもの?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたし自身は
「自分の家が貧しい」と感じたことはないのですが、

わたしの両親の話を聞くと、
(中途半端ではなく)
「ああ、ほんとうに貧しい時代を生きてきたんだな」と
実感させられます。

「お金がない。」
「明日の生活、来月の生活の見込みが立たない・・。」
こんな経験は、しないで済むのなら
しないに越したことはありません。

お金がないということは、現代社会では
「ご飯が食べられない」と同義になってしまいます。
(つまり、最低限のお金は必要なのです)

◆ お金って、私たちが生きていくうえでの
通行手形】のようなものではないでしょうか..。

お金がたくさんあると、
【通行手形】の輝きが増して
「いろいろな場所に行きやすくなる」ということはあるでしょう。

また、輝きを増した【通行手形】(パス)を使って
いろいろな買い物もしやすくなります。

しかし同時に、お金がたくさんあると、
重たくなった【通行手形】を抱えて、
見栄の道を歩んでいくことにもなります..。

同じような輝きを持った「パス」の持ち主は、
どこからともなく引き寄せられて、
互いの「パス」自慢を始めたりします..。

【お金がいくらあるのか?】というのは
相対的なことなので、
たとえあなたが1億円持っていても、
50億円ほど持っている人ばかりのところへ行くと、
なんだか肩身の狭い思いをすることになります。

もし、あなたの歩む道が、
あなたという人の「自己満足」で完結していれば、

一定以上の大きさになった【通行手形】は、
(もしかすると)あなたの重荷になり、
制御ができなくなるかもしれません。

◆【通行手形】(パス)は、あなた自身ではなく、
あなたの【関係性】に使われてこそ、
意味を成すのではないでしょうか。

たとえば、あなたのお仕事です。

仕事を通じてあなたは
お客様(取引先含む)と相対しています。
あなたはお客様を通じて(結局のところ)
【社会】と繋がっているのです。

仕事にお金を使うとはそういう意味で
とても「社会的な行為」です。

あるいはあなたにとって大切な人。
配偶者、子ども、親、兄弟のために
【通行手形】を用いる..。

あるいは、友人、知人、仲間たちのために、
【通行手形】を利用する..。

(あなたの身内、友人、知人も広義でいうところの
社会」ですよね)

あなたがあなたを取り巻く【関係性】を重視し、
その「関係性」の中で
【通行手形】を上手に活用すれば、

あなたは「誰かの役に立つ」というリターンを
得ることになるでしょう。

そのとき、あなたの【通行手形】は
もはやあなただけのものではなく、
社会性を纏った「公器」のようになるのです..。




お金には、明るい部分、暗い部分の両方があります


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ちょっと単刀直入にいいですか..?
私たちはどうもお金の「暗い部分」に注目しすぎです。

たとえば、お金が全面に出る「スキャンダル」がありますね。
あの影響って大きいと思います。

お金をたくさん持っている人が、
なにか悪いことをしている・・
そういう固定観念をたくさんの人に植え付けているのです。
(それ、間違いです。)

真面目に仕事をして、独創的な考えを紡ぎ、
たくさんの人に喜ばれるサービスを提供して
お金をたくさん稼いでいる人は、素晴らしい人です。
(拍手を送って賞賛すべきだと思います)

スキャンダルで大金にまみれている人と
「同列」ではまったくありません。

お金の悪いイメージでいうと、
背任、横領で
お金をギャンブルにすってしまう人たちがいます。

あるいは、親戚間で
お金の貸し借りをめぐるトラブルがあります。
あるいは、相続に際して、
お金が原因で「争族」になってしまう人たち..。

皆、お金の引力に引きずられ、
お金さえあれば○○できると、
安易にお金の力に頼ろうとした結果
不幸になってしまうのです。

お金さえあれば、多くの問題を解決してくれる・・。
(あなたはほんとうにそう思いますか?)

お金が・ほとんどの問題を・
解決してくれるのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

お金自体は何もできません。
お金はただの紙切れです
色も、感情もありません。

ここ、重要なのですが、
◆ あなたが、あなたの気持ちをもって
お金に働きかけない限り、
お金は1ミリも動いてくれないのです。

お金の可能性を引き出すのは、
100%あなたの仕事です。

お金をうまく利用することで
あなたに出来ることはたくさんあります。

なのに、世の中では
お金の「明るい部分」を過小評価しすぎではないでしょうか..。

お金を用いて、あなたの人生の選択肢を広げる。
お金を用いて、仕事を充実させる。
家族の安心や幸せにつなげる。
お金を用いて、地域社会に貢献する。

が、しかし、あくまで、
あなたが・お金を・利用するのです。
お金が・あなたを・利用するのではありません。

お金の価値は、誰がそのお金を持つかによって
大きく違ってくるのです..。

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これから20年くらいかけてお金持ちのイメージが変わるかも


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

どんな家庭でも4代、5代くらい遡れば、
ご先祖さまはみな百姓をしていたのではないでしょうか・・。

だいたい100年くらい前までは
ごはんがちゃんと食べられるかどうかが、
人生における最大の懸案だったのです。
(要するにみな貧乏だったのです..)

したがって、ほとんどの人は
「お金持ち」という状態がどんなものか、
具体的にイメージできなかったと思います。

また、私たちの記憶の濃さと、
世の中の移り変わりの間には、
しばしば「ズレ」が生じます。

実際、世の中は猛烈な勢いで変化し、
そして、日本は驚くほど豊かになったのですが、
未だに私たちの脳裏には、先人から受け継いだ
貧しい時代の【記憶】が色濃く残っているのです。

つまり、実際にそこそこお金持ちになっても、
「じゃあ、お金持ちとして
どんな身の振り方をすればよいかよくわからない・・。」

つまり、人がお金を持て余している状態に
しばしば陥ってしまいます。

お金持ちになってはみたものの、
お金持ちになってからの【歴史的時間】が短いために、
これまでは、お金持ちの「お金の使い方」が、
驚くほど単一的だったのです。

たとえば、
・大きめの家を建てる。
・いいクルマを買う。

・派手な服を買う。宝飾品を買う。
・海外旅行に行く
・NTTの株を買う など。

まあ、見た目でだいたい、
「大山さんところって
けっこう羽振りがよくなったのね」と確認できるような、
お金の使い方をしてきたのです。

(ところが時代は移り変わります・・)

そこそこお金持ちになる人が増え、かつ、
お金持ちになってからの【時間の蓄積】が長くなってくると、
さまざまなタイプのお金持ちが出現してきます。

たとえば、
・お金持ちには見えないお金持ちの人。

あるいは、
・(世間的には)ほんとに価値があるの?
と思われるようなものに価値を求める人。

また、
・お金持ちになったあとも、
輪をかけてビジネスに邁進する人。
あるいは、
・寄付行為、社会的活動にのめり込んでいく人。

またあるいは、
・(お金持ちである長さに比例して、)
どんどん謙虚にそして地味になっていく人。

わたしは
さまざまなタイプのお金持ちが出現しているのは
良いことだと思います。

それは真の意味で
【世の中が豊かになった】証拠だからです。

これから、多様化したお金持ちの人が、
どんなふうにお金を使うのかで、
経済のうねりの度合いが違ってくると思います。


(もちろん、1億円稼ぐよりも
1億円うまく使うことのほうが何倍も難しいのですが..)




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