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新興国の債券指数「JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド」に中国が加わります


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

まずは
ウォール・ストリート・ジャーナルのこちらの記事から。
JPMorgan to Add China to Bond Indexes


WSJ3.jpg


記事によりますと
JPモルガンは2020年2月28日より、
同社が算出する複数の『債券インデックス』に
中国を加えると発表しています。

顕著な例として、

新興国債券の代表的指数
JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド」に
中国の国債が加わることになります。


「ちょっと待って!
その『JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド』ってどんな指数なのですか?」


はい、ここも具体的に見ていきましょう。
実際に同指数との連動を目指す
「iFree 新興国債券インデックス」を例に挙げますね。

当該ファンドの『月次レポート』を覗いてみましょう。


レポート勉強


★ 「JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド」(円換算ベース)って?

以下、引用)

・JP モルガン社が算出し公表している債券指数で、
新興国の政府が現地通貨建てで発行する債券で
構成されています。

米ドルベースの指数をもとに、
委託会社が独自に円換算したものです。

・外国人投資家に対して
著しい不利益を与えうる制度等がある国は
除外されています。

・国別構成比率に、1 か国当たりの上限を設けており、
分散が図られています。

引用、終わり)



次に、
ブルームバーグのこちらの記事によりますと、

今回、中国の国債が
新興国債券の代表的指数に
採用されることによって、

ゴールドマン・サックス・グループのアナリストは
月30億ドル(約3200億円)前後の資金が
中国の債券市場に流入する可能性があると伝えています。



globalcurrency_mainbanner.jpg


具体的にJPモルガンは来年から、
9つの満期5年~10年の
『中国国債』を指数に加える予定です。

中国のウェイトは
1ヵ月ごとに1%ずつ上昇させ、
10ヶ月後には最大10%のウェイトになる模様。

(※ この10%が指数の規約上、
最大の組入れ比率となります)


中国にとっては、
銀行融資に偏った現状から、
債券を通じた資金調達の道を
広げることにつながるでしょう。

また、中国国債の
グローバル債券指数への組み入れは
「人民元の国際化」にも寄与します。


もし、あなたが
「eMAXIS 新興国債券インデックス」や
「iFree 新興国債券インデックス」を保有しているなら、

来年以降、
その「中身」は大きく変わることになるわけです。

最終的には以下のような組み入れ比率に・・。


新興国債券指数

画像元:ブルームバーグ
JPモルガン、中国国債を指標債券指数に組み入れ-新たな資金流入も


最後に・・、

債券指数における
次の組み入れ大国は「インド」になるでしょう・・。

あ




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『FTSE 世界国債インデックス』って何のこと?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

どうも「債券」を勘違いしている人が多いようです。

かなり絞り込んでいる・・
よりリスクを負っている・・

そういう自覚があまりないまま、
『ひとつの銘柄』として、

なんとなく南アフリカ共和国の国債を
買ってしまったりしています(-_-;)

南アフリカだけではありません。
たとえば、一銘柄として
7 年満期の「オーストラリアドル建て債券」を買うことは、

(株式でいうところの)
個別銘柄を買うのと同じです。


具体的なファンドを例に挙げてみましょう。

「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」という
投資信託があります。

これって正確にいうと、
【先進国債券】ではなく、
【世界主要国の債券(国債)】です。

なぜなら、
eMAXIS Slim 先進国債券インデックスが連動を目指す、
『FTSE 世界国債インデックス(除く日本)』には、
↑フッチィーと読みます。

新興国の国債も
組み入れられているためです。


今現在、日本も含んだ場合の
『FTSE 世界国債インデックス』の
国・地域別の組入れ比率は?

アメリカ 38.38%
西ヨーロッパ 30.69%
イギリス 5.22%
日本 19.29%
その他 6.43%

となっています。



hand-towards-rising-sun.jpg


その他には、オーストラリア、カナダ、
マレーシア、メキシコ、ポーランド、シンガポール、
南アフリカなどが含まれます。

そう、マレーシア、メキシコ、ポーランド、
南アフリカといった「新興国の国債」も
組み入れられているのです。


ちなみに、
『FTSE 世界国債インデックス』の格付けですが、

AAA が 11.4%、
AA が 55.2%、
A は 26.04%、BBB が 7.36%となっています。

(もちろん、すべて投資適格債券です)



ただし、
昨今は世界的な低金利が続いており、
投資対象としての債券の魅力は減るばかりです。

なので、組み入れない?

・・たとえば株式の場合、
高値圏にあるからといって
購入をやめてしまうのでしょうか?



債券を何割持つ、
株式を何割持つという
ポートフォリオは
あなた自身の骨太方針であり、

仮に債券価格が下がっていき、
債券の比率が下がれば、
定期のリバランスでもとの割合に戻すだけです。

株式がこれから先、
どのような軌跡を描くか分からないように、
債券(長期金利)の動き方も所詮分かりません。


もうひとつ実例を。

「外国債券インデックスファンド」という、
同じ「FTSE 世界国債インデックス」との連動を
目指す投資信託があります。

こちらは 2001 年の設定。
すでに 18 年以上の運用履歴を誇ります。

(運用会社は
三井住友トラスト・アセットマネジメント)



この外国債券インデックスファンドの、
18 年間の騰落率は?
106.71%!
年率リターンでいえば「4%」程度になります。

債券のリターンでいうと、
少し「出来過ぎ」ですね。


ただし、当ファンドはただ漫然と
運用を続けてきたわけではありません。

「FTSE 世界国債インデックス」という物差しが、
【組入れ銘柄(国債)】だけでなく
【組入れ国】も変遷させてきたため、
そこそこ激動の「18 年間」だったのです・・。


橋 日比谷


たとえば、
ギリシャ、ポルトガルは姿を消し、
マレーシア、ポーランド、南アフリカなどが
組み入れられるようになりました。

ひとつひとつの国ごとの国債を取ってみると、
『金利の上下』のしかたはまちまちであり、
また『為替レートの動き』も
相対的でかつ不規則でありました。



たとえば
円という通貨ベースから見ると、

2006~2007 年と、
2013 年以降の円安トレンド、
また、2011~12 年の超円高トレンドという
両極端を、何度も経験しています。


債券という資産は、
金利の変動、
そして、為替の変動に
その『収益』が大きく左右されるだけに、

一個の銘柄のみを買うのではなく、
広く銘柄を分散させ、
国も地域も、そして通貨も
分けて持つのが鉄則なのです。

最後に、
「FTSE 世界国債インデックス」(日本含む)の
ファクトシートはこちら。※英語になります。

あ



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日本の株価指数の二極化が起こる?(Japan New Economy Indexについて)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしはアウターガイさんの記事で知りました。
新経済連盟が独自の株価指数「新経連株価指数」の算出・公表を開始

「えっ、新経済連盟ってなに?」


と思われる人がいるかもしれません。

旧来の製造業中心の
「経済団体」(経団連)に対抗して、
IT企業を中心に作られた「経済団体」のこと。

代表理事を務めるのが、
楽天の三木谷社長と云えば、
イメージが湧いてくるでしょうか・・?


この新経済連盟ですが、
新たな『株価指数』の算出を始めています。

その名も・・、
「Japan New Economy Index」!


Japan New Economy Index


こちらをご覧いただくと、
毎日「指数」の公表をしているようです。
(算出業務はドイツのSTOXX社に委託しています)


日本語名は「新経連株価指数」ですが、

英語名の
Japan New Economy Index」のほうが
この指数の【狙い】を如実に表していると思います。


要は?

「要は、いつまでもオールドエコノミー中心で
日本の経済を捉えていると、
これからの発展はありませんよ!」
と主張しているわけです。


(Japan New Economy Indexは、
新経連に加盟する525社のうち、

東京証券取引所第1部、第2部、
東証マザーズ、ジャスダックに上場する
96社を対象に加重平均して指数を算出。)


朝日新聞のこちらの記事によると、

Japan New Economy Index(新経連株価指数)は
新経連が発足した2012年6月1日を
起算日としており、

同指数は19年5月末で
当初の約4倍になっています。
(それに対して日経平均株価は約2倍・・)


何やら、違う景色が見えてきます。


私たちのライフが
高齢世代と若年世代に分離され、
それぞれが違う景色を見ているように、

日本経済も、
オールド・エコノミー
ニュー・エコノミーという、
まったく異なる「層」から成っており、

どちらかというと、
オールド・エコノミーが【鍋のフタ】となって、

新進気鋭の斬新なアイデアや試み(トライ)を
押さえつけている面があるのでは・・?と、
わたしなど思ってしまいます。


fuufu.png


・・話は変わります。)


ちょっと昔の話ですが、
2014年の『インデックス投資ナイト』で
ひふみ投信の藤野英人さんが、

次のような主旨のことを言っておられました。

 (日本企業について、)
大きな会社の経営者の質が低い。
そういう会社はパフォーマンスも悪い。

上位100社を除くと、
パフォーマンスが良いのに・・。

ドコモや三菱UFJフィナンシャルグループなどは
株価が激下げしているのに2期4年も会長をやっている。
アメリカなら首になる。

(日本では)アクティブな
ファンドマネージャーが少ないので
お前は首だと退場を命じる人がいない。
だから非効率性が上がってしまう・・。



藤野さんは確かあのとき、

『上位100社を除いた
株価指数があればいいと思っている。』

という主旨の発言をされていました・・。

『株価指数』とは、時代の産物です。



マーケットでうごめくさまざまな企業から成る
「市場平均」を、

どのような観点で、
どれだけ独創的に作り出すか・・。

ここが『指数』(インデックス)の
もっとも面白いところです。


そういう意味で、
わたしは「Japan New Economy Index」に
期待したいです。


20141203191931-5-steps-entrpreneurs-to-stay-course.jpg


そして、新経連株価指数のような物差しが
注目を浴びることで
もっとも刺激を受けるのが、

他ならぬ「日経平均株価」なのでしょう・・。


ただ、一点だけ、注意を。

冒頭の記事では
新経連株価指数について
アウターガイさんが、

算出要領や銘柄毎のウェイトなどについては
開示されておらず、詳細は不明です。


と記しておられます。

指数の算出と管理については、
指数提供会社に委託しているわけですから、
『詳細データ』をぜひとも開示してもらいたいものです。

(そして当該指数との連動を目指すETF、
インデックスファンドの登場を期待します・・)


最後に、
Japan New Economy Index(新経連株価指数)
構成銘柄一覧はこちら(PDFファイル)

日経平均株価の構成銘柄は
こちらです。

ぜんぜん違いますでしょ?)

株価指数もまた、
時代を映す鏡なのです・・。

あ




| 指数のお話 | 16:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「MSCIエマージングマーケット指数」の変遷が進んでいます


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

自らファンドを組み合わせ、
ポートフォリオを作る人にとっては、

「新興国株式インデックス・ファンド」
MSCIエマージングマーケット指数との連動を目指す!ということで、

同指数には馴染みがあるはずです。


ところで「指数」とは?

固定の金属の入れ物ではなく、
立派な『生き物』です。


長い目で見れば、
平均を示す物差し(指数)に、

新たに採用される国や、
弾かれてしまう国が出てきます。

あるいは、
新たに採用される銘柄(株式)もあれば、
弾かれる銘柄(株式)もあります。

そう、指数内部では
常に【新陳代謝】が起こっているのです。


taiiku_sakaagari.jpg


そんな新陳代謝のひとつが、
MSCIエマージングマーケット指数への
サウジアラビア」と
アルゼンチン」の採用です。

5月14日付 Seeking Alphaの記事によりますと、

5月28日を持って
MSCIエマージングマーケット指数に
サウジアラビア株式とアルゼンチン株式が
組み入れられると伝えています。

これで
MSCIエマージングマーケット指数の構成国は
26ヵ国」となります。

上記記事によりますと、

サウジアラビアからは30社の銘柄が、
アルゼンチンからは8社の銘柄が
加えられると伝えています。


指数の『全体図』を整理しておきましょう。

現在、
MSCIエマージングマーケット指数」に
組み入れられるのは1138銘柄です(4月末現在)

国別の構成比率は
以下のようになります(3月29日現在)


3月29日 MSCI emerging

画像元:MSCIサイト


そして、同指数内における
もうひとつの動き(変遷)が「中国A株」。

昨年からMSCIは
「エマージングマーケット指数」への
「中国A株」の組入れを始めました。

が、市場の特殊性を考慮して、
「中国A株」のごく一部を限定的に
組み入れ始めたのです。

今月から、
その組み入れ比率が高まります。

Bloombergの記事より引用します。

引用、始まり)

MSCIは2月28日の発表文で、
中国A株の組み入れ比率を
今年5月から3段階で引き上げると説明。

MSCI新興市場指数におけるA株のウエートを
現行の0.72%から11月に3.3%に高める。

引用、終わり)


上記の
「0.72%」「3.3%」という数字は
実は「指数全体」から見た数字です。


MSCIの原文(プレスリリース)から拾ってみます。
こちらのほうが分かりやすいかもしれません。

it will increase the weight of China A shares
in the MSCI Indexes by increasing the inclusion factor
from 5% to 20% in three steps.


要は今年2019年中に
5月、8月、11月と3段階に分けて、

エマージングマーケット指数への
採用比率を、

中国A株(浮動株調整後の時価総額)の
5%から20%へ
増加させるということ。
画像1

中国A株そのもの(全体)を
一挙に同指数に採用してしまうと、
あまりにも影響が大きくなるので、

漸進的に組み入れを進めます・・
というMSCIの意思表示なのでしょう。


今の「国別組み入れ比率」を前提に、

仮に中国A株そのもの(全体)が
MSCIエマージングマーケット指数に
採用されれば、

同指数に占める
中国株式の割合は50%近くにまで
増加してしまいます。


以下、
世界の株式市場時価総額に占める
「国別のランキング」です(2017年)


時価総額

※ 画像の右側は途中で切れている状態。
1位の米国の棒線は(本来)もっと長いです。

画像元: the Global Ecomomy


この表を見ると、
中国株式のプレゼンスは
もはや新興国ではないことが分かります。

MSCIがよい意味で、
中国株式(A株)にプレッシャーをかけ続け、

いつの日か
「先進国株式(MSCI World 指数)」に
鞍替えされる日が来れば、

それは世界のマーケットにとって
決して悪いことではないはずです。

〇 こちらの記事もご参考に!
MSCIエマージングマーケット指数の25年を振り返ってみると・・

あ




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SPYの経費率がなかなか下がらない理由


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先月、個別相談でお客様から
ご質問』をいただきました。

「カンさん、
S&P500指数に連動するETFのうち、

どうしてSPYだけが他の2本に比べ
継続コストが高めなのですか?」


んー、なかなか鋭い質問!

(本項は米国上場ETFを想定しています)

SPY、
スパイダー S&P 500 ETF』は
栄えある米国で最初のETF。

「キング・オブ・ETF」と言ってもよく、
現在でも(世界のETFの中で)

もっとも純資産額が大きく、
もっとも出来高が多いETFとして
知られています。


presenter.jpg


が、
年間の経費率は 0.0945%・・。

i シェアーズのIVV、
バンガードのVOOは
ともに年間経費率 0.04%なので、
SPYのコスト高感は否めません。


わたしが推測するに、

SPYは指数算出会社である
「S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社」に
支払う、
指数の使用料』が足かせとなっているのでは?


??

インデックス・ファンドもETFも、
特定の指数との連動を目指す商品です。

その際、
指数を算出している会社に
ライセンス料」を支払う必要があります。


この「指数利用料」は多くの場合、
「1本のETFあたりいくら?」
という『金額ベース』にはなっていません。

ETF(ファンド)の
資産残高に対して『パーセンテージ』で
請求されます。

SPYの【目論見書】(Prospectus)を見てみましょう。
(4ページです)


SPYだ


同ETFが
支払う指数使用料
(S&P License Fee)は、
資産残高の 0.0302%となっています。

単純計算ですが、
SPYの純資産残高を
2500億ドルとして、

その0.03%とは・・?
(ナント)7500万ドルにもなります!

この『固定経費』が
SPYの運営上、
けっこう重たくのしかかっているのでは・・?



実は【指数の使用料】は、
他の運用会社にも負担となっており、

たとえばバンガード社は2012年から、
ETFに採用する指数をMSCIから
FTSEやCRSPに変更し始めました。

(コストを軽減するためですね。)


Solactiveやモーニングスターといった、
より利用料が安い指数を採用する運用会社も
出始めています。

また一部ETFでは、運用会社自ら
指数を組成する動きも見られます。

(代表例はファンダメンタルインデックスで
有名なウィズダムツリー社です)


日本でもインデックス・ファンドの
【超低コスト競争】が進んでいますが、

やがては指数算出会社に支払っている
指数使用料』が話題に上ってくるかもしれません・・。

〇 こちらの記事もご参考に!
【「指数」はインデックス投資の影の実力者?】

あ




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MSCIオール・カントーリー・ワールド・インデックスとFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの違いについて


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「eMAXIS Slim」に
MSCIオール・カントーリー・ワールド・インデックス
(MSCI ACWI)との連動を目指す、

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』が
加わります。
(新規設定は10月31日の予定)

ところで、
今日は【指数】のお話を。

具体的には、
「MSCIオール・カントーリー・ワールド・インデックス」と「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」の違いについて、
少し触れたいと思います。


ちなみに、
「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」とは、

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」が
組み入れる、
バンガードの全世界株式ETF(VT)が
連動を目指している指数のこと。


端的に言って
MSCI ACWIと、
FTSE Global All Cap Indexは、
とても似ています(^^;


9月28日現在の
それぞれの指数における
上位組入れ国とその比率は・・?

MSCI ACWI)

アメリカ 55.12% 
日本  7.57%
イギリス 5.4% 
フランス 3.46%
中国  3.43%

FTSE Global All Cap Index)

アメリカ 54.72% 
日本  8.13%
イギリス 5.53%
フランス 3.04% 
中国  2.99%



MSCI ACWIが組み入れるのは
47ヵ国。

FTSE Global All Cap Index
組み入れるのは48ヵ国です。

「あれ、一ヵ国どこが違うの?」


FTSE Global All Cap Indexには
実はクウェートが入っています。

以下、MSCI ACWIの『構成国』です。

MSCI ACWI


ここにクウェートが入れば、
FTSE Global All Cap Indexの構成国になります。
(ただし、FTSEでは韓国は先進国に区分されます)


daidougei_juggling1.png


で、主な違いはどこにあるの?


ズバリ、組入れの【株式の数】です。
(9月28日現在)

MSCI ACWI) 2,791社
FTSE Global All Cap Index) 7,900社

この銘柄数の違いはどうして生じるの?


実は、
「FTSE Global All Cap Index」のほうは、
大型株、中型株、小型株
網羅しているためです。
(MSCI ACWIは大型株、中型株のみ)

要は、
「世界株式」のカバー率が異なるわけです。


「MSCI ACWI」は
世界株式の時価総額の85%程度を、
「FTSE Global All Cap Index」は
98%程度をカバーしています。

どちらも究極の
全世界株式・分散投資となりますが、

より広く網羅しているのが
FTSEのほうと云えますね。

ただ(繰り返しになりますが、)
大勢で見た場合、
両指数の特性は
とても似通っているのですよ。

あ




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