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MSCIオール・カントーリー・ワールド・インデックスとFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの違いについて


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「eMAXIS Slim」に
MSCIオール・カントーリー・ワールド・インデックス
(MSCI ACWI)との連動を目指す、

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』が
加わります。
(新規設定は10月31日の予定)

ところで、
今日は【指数】のお話を。

具体的には、
「MSCIオール・カントーリー・ワールド・インデックス」と「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」の違いについて、
少し触れたいと思います。


ちなみに、
「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」とは、

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」が
組み入れる、
バンガードの全世界株式ETF(VT)が
連動を目指している指数のこと。


端的に言って
MSCI ACWIと、
FTSE Global All Cap Indexは、
とても似ています(^^;


9月28日現在の
それぞれの指数における
上位組入れ国とその比率は・・?

MSCI ACWI)

アメリカ 55.12% 
日本  7.57%
イギリス 5.4% 
フランス 3.46%
中国  3.43%

FTSE Global All Cap Index)

アメリカ 54.72% 
日本  8.13%
イギリス 5.53%
フランス 3.04% 
中国  2.99%



MSCI ACWIが組み入れるのは
47ヵ国。

FTSE Global All Cap Index
組み入れるのは48ヵ国です。

「あれ、一ヵ国どこが違うの?」


FTSE Global All Cap Indexには
実はクウェートが入っています。

以下、MSCI ACWIの『構成国』です。

MSCI ACWI


ここにクウェートが入れば、
FTSE Global All Cap Indexの構成国になります。
(ただし、FTSEでは韓国は先進国に区分されます)


daidougei_juggling1.png


で、主な違いはどこにあるの?


ズバリ、組入れの【株式の数】です。
(9月28日現在)

MSCI ACWI) 2,791社
FTSE Global All Cap Index) 7,900社

この銘柄数の違いはどうして生じるの?


実は、
「FTSE Global All Cap Index」のほうは、
大型株、中型株、小型株
網羅しているためです。
(MSCI ACWIは大型株、中型株のみ)

要は、
「世界株式」のカバー率が異なるわけです。


「MSCI ACWI」は
世界株式の時価総額の85%程度を、
「FTSE Global All Cap Index」は
98%程度をカバーしています。

どちらも究極の
全世界株式・分散投資となりますが、

より広く網羅しているのが
FTSEのほうと云えますね。

ただ(繰り返しになりますが、)
大勢で見た場合、
両指数の特性は
とても似通っているのですよ。

あ




| 指数のお話 | 11:48 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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2019年5月より『MSCIエマージング・マーケット指数』の構成国は24ヵ国から26ヵ国へ


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

来年(2019年)の5月から、
『MSCIエマージング・マーケット指数』に
サウジアラビア、アルゼンチンが新たに組入れられ、

同新興国株価指数の構成国が、
24ヵ国から26ヵ国に増えることになります。
(アルゼンチンは10年ぶりの復帰となります)

考えてみますと・・
つい30年前まで、

世界は
資本主義の国と社会主義の国で
大きく分かれていました。

(たとえば、株式市場を持つのは
資本主義の国に限られていたのです)


また、およそ200年前から始まった
植民地主義の影響で、

多くの国々
ー発展途上国と呼ばれた国々―が、
経済発展の素地を踏みにじられ、

その影響は冷戦構造が終結するまで、
大なり小なり残っていました。


今日、株式市場を持つ国は
100を超えます。

濃淡の違いはあれ、

「自由に競争して、
利益を上げて、豊かになろうよ」

という基本方針を掲げる国(人々)が、
こんなにも増えたことは
史上「初」であります。


1768295.jpg

あなたもわたしも、
この時代に生きていることに感謝すべきでしょう。

なぜなら、
投資家として、
多様な収益の機会】に恵まれているわけですから。


『MSCIエマージング・マーケット指数』は、
冷戦終結の鐘が鳴り響く直前の
1988年に算出を始めました。

当初の構成国はたった10ヵ国

その後、1994年には、
インド、コロンビア、ペルー、
スリランカ、ベネズエラなどが
新たに組入れられます。

(現在スリランカは
エマージングの下の「フロンティア市場」に。
またベネズエラは、MSCIの
どの区分にも属していません・・)


1997年にはポルトガルが抜け、
同国はMSCIワールド指数
(先進国株価指数)に移行していきました。

代わりに、
ロシアが新たに組入れられます。

2001年には、
エジプト、モロッコが加わりました。

(モロッコはその後、
フロンティア市場に格下げとなりました)

2008年には、
ヨルダン、パキンスタンが相次いで
格下げ(フロンティア市場に移行)

その後、パキスタンは2017年に
エマージング市場に復帰を果たします。


無題


2010年にはイスラエルが抜け、
先進国株価指数に移行。

2013年11月、
ギリシャがエマージング市場に加わり、

2014年5月には、
カタールとアラブ首長国連邦が
新たに採用されました。

(また、2018年6月から
中国A株の部分的組み入れが
始まっています・・)


これだけでも、
「新興国」という概念が
連続して・変遷している様子が
分かりますね。


「先進国の株価指数」に比べて
「新興国の株価指数」の変化が激しいのは、

それだけ未熟であり、
かつ、潜在的成長のタネが大きいからでしょう。


2019年5月以降、
『MSCIエマージング・マーケット指数』は、

アジア9ヵ国、
中南米6ヵ国、
中東・アフリカ5ヵ国、
欧州6ヵ国の合計26ヵ国になります。


世界中に構成国がばらけているのも
新興国株価指数の特徴でしょう・・)


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今、インドネシアでiPadを触りながら、
プログラミングの勉強をしている学生は、
先進国の若者と何ひとつ変わらない
ポテンシャルを有しているのです。

それだけ世界の豊かさが、
広く浅く『底上げ』されている証拠ではないでしょうか。

MSCIエマージング・マーケット指数の詳細(MSCIサイト)

◆ 関連記事(kenzさん)
MSCI新興国株式指数  アルゼンチンとサウジアラビアを2019年5月より組入れへ

あ




| 指数のお話 | 12:54 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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6月1日から、中国A株がグローバル指数(MSCI ACWI)に組み込まれ始めます


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

MSCI(指数算出会社)は
今週末の6月1日に、
中国A株の大型株234銘柄を、

エマージング・マーケット指数、
およびグローバル指数(MSCI ACWI)に
組み入れます。

(※ ちなみに、ACWIとは、
オール・カントリー・ワールド・インデックスのこと)

これは、中国A株が
世界市場の「枠組み」に
組み込まれ始めるということです。


(※ 中国A株 = 中国本土市場に
上場する中国株式。

新興国株式インデックス・ファンドなどを通じて
これまで保有してきた中国株は、
外国人投資家が容易にアクセスできる
「香港市場に上場する中国株式」を指します)


ただし、
ロイターのこちらの記事によりますと、

6月1日に実施する、
「第1段階」での組入れ比率は、
中国A株全体の
たった2.5%に過ぎません。

9月3日の第2弾を経ても、
5%程度にとどまる見通しです。

まあ、
『ほんのちょっと、組み込み始める・・』
ということですね。


それでもこの出来事は
たいへん重要です。

中国A株という、
ローカルかつ、
個人投資家だらけの
まだまだ未熟な市場が、

【外部の投資家】(海外投資家)と
つながり始めるわけです。


たとえ最初は
細い細い入り口でも、

外部の投資家のお金が
流れ始めれば、

個々の企業のフェアバリュー
(適正価値)が、
厳しい目で見定められることになります。


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前述したロイターの記事内では、
今回の組入れで、

パッシブ型ファンドから
85億ドル程度、

アクティブ投資家からは
パッシブ投資家の5倍に相当する
420億ドル相当が
流入する可能性があるとしています。


ありていに言えば、

「おーい、
外の人が家に入ってくるんだよ。
ちゃんと掃除して、
身なりも整えないと!」


という効果に期待しているわけです。

国家資本主義のお膝元である
A株市場が、
果たしてどこまで
マーケットの【規律】を尊重できるのか?

ここは注視する必要があるでしょう。


ただ、これまでの
マーケットの歴史を紐解くと、

『外に開かれれば開かれるほど、
市場は成熟化していくもの・・。』


新興国株式インデックス・ファンドを
お持ちのあなたは、
シンプルに捉えてくださいね。


MSCI(指数算出会社)が
今後、中国A株の組み入れ比率を
徐々に引き上げていけば、

あなたが保有する
新興国イ・ファンドの
中国A株の割合も、
少しずつ増えていきます。

また、大局的に見て、

私たちの予想?に反し、
中国経済が伸び悩み、
インド市場が高成長を続けると、

新興国株式イ・ファンドの、
インド株の割合が増し、
中国株の割合は減っていきます。

『インデックス投資』は
変化をそのまま捉える投資なのです。

似顔絵




| 指数のお話 | 19:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「指数」はインデックス投資の影の実力者?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

世の中にインデックス・ファンドが登場する
ずっと前から、
市場平均を表す『株価指数』は存在していました。

アメリカのダウ平均やS&P500指数は、
まさに「市場の体温」を示す
『公の物差し』として、
誰もが気に掛けていたわけです。

(指数は、
『指数提供会社』が日々管理・算出しています)


ところが、
インデックスファンドやETFが登場すると、
【指数】そのものが「知的財産」に変貌します。

商品の設計上、
インデックスファンドは
【指数】という「型(かた)」があってはじめて、
成り立つものですよね。

インデックス投資の隆盛とともに、

「あのー、わたしの指数を
ファンド名として使用する際には、
使用料をいただきますね!」


と、
「指数提供会社」が
新たなビジネスを始動させても、
なんら不思議はないでしょう。


わたしは以下
かえるさんの記事を読んで、

指数って
インデックス投資における
『影の実力者』なのでは・・。


と思った次第です。

かえるさん

インデックファンドのさらなる低コスト化には"指数"が壁


かえるさんの引用元は、
ダイヤモンド・オンラインの
TOPIXや日経平均の「利用料」が高い!運用会社の不満
という記事です。


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先ほどお話しした、

「わたしの指数を
ファンド名として使用する際には、
使用料をいただきますね!」


は、
正確には
商標利用料』と呼ばれます。

〇 日経平均株価の場合、
商標権者は日本経済新聞社です。

〇 ダウ平均やS&P500指数では、
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社です。


ダイヤモンド・オンラインの
記事を見ると、

この『商標利用料』が
運用会社にとって
けっこうな負担になっているのが分かります。

ある運用会社の例では、
資産残高の0.01~0.03%にもなり、
収入の2割弱を占める投信もある。


なるほど・・。
運用資産残高のパーセンテージ
請求されるわけですね。


この20年で
ETFやインデックスファンドの市場が
急拡大し、

指数を提供する会社の
『商標利用料』という名の報酬が
うなぎ上りになっていることが分かります。

ちなみに、
世界でもっとも大きなETF
「スパイダー S&P 500 ETF」(SPY)は、

年間経費率(0.0945%)において
他のS&P 500型ETFの
後塵を拝していますが、

『商標利用料』がかなり高いらしい
というのを聞いたことがあります。


Cut-Cost.jpg


(ダイヤモンドの記事によると、
もうひとつ、
「指数」の詳細な情報を利用するのにも
『データ利用料』がかかるとのこと)


わたしが(ダイヤモンドの記事で)
驚いたのはここからです。

しかも投信の場合、
利用料については
両社が秘密保持契約を結ぶため、
業界全体の状況は不透明。


そっ、そうなんですね・・(-_-;)


かえるさんが言われる通り、
『商標利用料』『データ利用料』の存在が、

より低コストのインデックスファンドを望む、
私たち消費者の『壁(かべ)』になっていると感じます。

利用料の詳細について、
もっと『情報開示』があってしかるべきでしょう。

(いかがですか、影の実力者さん?)


まあ、バンガード社のような
巨大な運用会社になれば、

(経費削減のため)
【使用する『指数』を変えてしまう】
という荒技も可能なのでしょうが、

多くの運用会社にとっては、
直接【声】を上げにくい案件なのかもしれません。

★ 私たちファンド保有者が、
この【隠れたコスト】について、
声を上げていくことに
大きな意味があるのです・・。


465-125.jpg

    6月9日()in 東京・田町 13時30分~




| 指数のお話 | 12:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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S&P500から考察する、インデックス投資に対する大いなる誤解



こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

インデックス投資について
少し懐疑的なお客様から、

「あれ(インデックス投資)って、
要は固定の投資なんでしょ?」
と聞かれたことがあります。

固定(こてい)?

まあ、
市場全部に投資して、
それを維持する。
と解釈すると、
固定のイメージですね。

しかし、
インデックス投資の実際は
ちょっと違います。

【市場全体】(平均値)は
(実は)、
ヒトの力によって任意に作られているのです。


あくまで一例ですが、

S&P500指数
アメリカ株式市場を
【全部】買っているわけではありません。

市場全体を「最適化」して、
ギュッと凝縮し、

「はい!これが
私たちが考える平均です!」


と言っているわけです。

そもそも、
米国の代表的な企業約500社を
(業種のバランスに留意しながら)

ピックアップしている時点で、
『全部』、あるいは『固定』ではありません。


〇 ピックアップする過程で、
各会社の大きさに応じて、
組入れにもウェイトを付けています。

〇 また、指数提供会社というところが
定期的に『銘柄の入れ替え』も行っています。

たとえば、
S&P500指数でいえば、

1957年の「トップ500社」のうち、
今でも同指数に採用されている
会社は70社もありません・・。

あともうひとつは、
業種別の比率】でしょう。

これって、
指数提供会社の意に関わらず、
けっこうダイナミックに変遷します。

以下、2014年7月末の
『業種別構成比率』

2014 July 30


そしてこちらが、
2017年8月末の
『業種別構成比率』です。

2017 Aug


たった3年ですが、

Energy(エネルギー)の割合が
ぐっと下がったり
Technology(テクノロジー)の割合が
上がったりしていますね。


また、
ちょっと比率が小さいので
見えにくいのですが、

Real Estate(不動産)という
業種の区分は、

実は2016年に、金融セクターから
分離独立し、新しく生まれたセクターです。


次に短期の変化を見てみましょう。

以下、2007年から2009年にかけて。

MW-FH479_snp_fi_20170307130802_NS.png

金融の落ち込みが激しいですね。
(逆にヘルスケアの割合が増えています)


あるいは、
1979年から2017年の【長期】で見ると、

『業種別構成比率』は
まったく違った景色であることが分かります。

fung.jpg

まさに『ドラスティックな変化』
といえますね。


仮にあなたが、
(S&P500指数との連動を目指す)
インデックスファンドに、
1979年から投資を続けていたら、

あなたの投資の姿勢は
「固定」「退屈」
かもしれませんが、

あなたの投資実態は、
十分「ダイナミック」&「変化」を
経ているわけです・・。


ココでのポイントは、

あなたはただ、
同じインデックスファンドに
投資を続けただけなのに、

経済の構造的な変化を、
難なくキャッチアップできている。


という点でしょう。

インデックス投資は十分に「動的」なのです。

【ふろく】
最新情報!

WSJによると、
来年からS&P500では
『電気通信セクター』が廃止され、

このセクターの企業は
新たに創設されるセクター
【コミュニケーションサービス】に
編入されるのだそう・・。

(相変わらずダイナミックです(^^)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┛ ̄ ̄┗┓  今年のお悩みは・今年のうちに!
┣┳┳┏┻┃   2017 冬の西日本
┃┃┃┗┳┛  【出張☆コンサルティングの旅】♪
┗┻┻┫┃    【名古屋】【満席御礼】
…… ┃┃     【大阪】 【残席御礼】
…… ┃┃     【広島】 12月26日
…… ┗┛     【福岡】 12月27日、28日  




| 指数のお話 | 13:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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SP500指数にはREITも含まれていますよ


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

日本には「トピックス・コア30」
という指数があるのですが、
あまり人気がありません・・。

なにせ30社のみですから、
『市場の平均』というには、
ちょっと無理があるのかもしれません。

実は、アメリカの「ダウ平均」も
組入れは30社のみ。

たしかに有名ではあるのですが、

市場全体をざっくり網羅した
米国大型株式の指数という意味では、
断然「S&P500」のほうがベターでしょう。
(本記事では「S&P500指数」と記します)


大和証券投資信託委託が、
8月31日に
「iFree S&P500インデックス」の運用を始めるようです。

運用管理費用も
年0.243%(税込)と低廉ですので、

「S&P500指数」との連動を目指す
インデックスファンドとして、
人気が出るのではないでしょうか・・。

ところで、
「S&P500指数」の中身って
どの程度ご存じですか?

「S&P500指数」を算出・管理するのは、
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスという
指数提供会社」です。

sp-dow-jones.jpg


同社のサイトを見ると、
「S&P500指数」について
いろいろと詳しいことが書いてあります。

まず、驚くのは
「S&P500指数」に採用されている
505銘柄(7月31日現在)の、
【海外売上高比率】が40%を超えていること!

アメリカの大型株に投資を行っても、
その相当部分は、
グローバルに活動する多国籍企業に
投資を行うイメージになるのですね。


ところで、
「S&P500指数」の全体像を把握するには?

指数を【細部】から見上げてみたほうが
かえって分かりやすいかもしれません。

具体的には『10の業種(セクター)』から
覗いてみるのです。

実は「S&P500指数」に採用される銘柄を、
10の業種(セクター)に分けた
「セクターETF」があります。

これを
Select Sector スパイダー ETFs」といいます。

ここの情報を見てみると、
「S&P500指数」の内訳が透けて見えてきますよ。


spdr.png

【上記は↑9業種の時代のもの。】


以下、「セクターETFs」から見た
10の業種の内訳です。

括弧内は、当該セクター(業種)が
「S&P500指数」の中で占める比率を
示しています(時価総額ベース)

○ 一般消費財 (12.06%)
○ 生活必需品 (8.73%)
○ エネルギー (5.71%)
○ 金融   (14.45%)
○ ヘルスケア (14.30%)

○ 資本財  (10.08%)
○ 素材   (2.90%)
○ テクノロジー(25.49%)
○ 公益事業  (3.30%)
〇 REIT   (2.99%)
※ いずれも8月23日現在


いかがですか?
「金融」と「テクノロジー」で
およそ40%を占めていますね。

(やはりこの2つの業種の影響力は
大きいのです)

そして、
REITという業種が・・。

そうです、
実は「S&P500指数」には、
REIT(不動産投資信託)が含まれるのです。



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「S&P500指数」に採用されている
REITの内訳(31銘柄)はこちらです。
(REIT Membership in S&P Equity Indexes)


実は、REITが
独立した業種(セクター)になったのは
つい最近のこと・・。


(それまで、【金融セクター】の中に
含まれていました)

ウォール・ストリート・ジャーナルの
『独立したREIT、新たな資金流入を喚起するか』の
記事にもある通り、

REIT(不動産投資信託)が、
主要な指数において
独立したセクター(業種)になったのです。

(REITの存在感がそれだけ
高まってきている証拠でしょう・・)


また、「S&P500指数」に
REITが含まれるということは、

取引所に上場する銘柄の概念が
変わってきていることを示しています。

個別株、REITを含めて
【上場銘柄】と認識しているのです。

やがて、
日経平均株価や、
TOPIX(東証株価指数)の中にも
REITが含まれる日が来るのではないでしょうか・・。

似顔絵




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