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当オフィスの中期的な目標。『バラつみ投資』を広めること!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

この仕事を長年やってきて、
【反省点】があります。

(自分本位の目線で)
どうしても『投資』を主人公に置きたがるのです。

しかし、多くの人にとって
『投資』は主人公ではありません。

あくまで『貯金』がメインであり、
『投資』はサブの存在なのです・・。

「あのさあ、
『貯金』というお金の管理のしかたの中に、
ほんのちょっと、違ったタイプも入れてみない?」

というようなアプローチが
これまで不足していたように思います・・(省)


それからもうひとつ。

『投資』を単純化することに、
どうしても躊躇していた部分があります。

(「なんだ簡単なんだ!」
「何も考えなくていいんだ!」と、
ヘンに誤解されることを恐れていたのです)

しかし(今では)、
投資をシンプル化すること、
投資の【要約】は

より多くの人に
『投資』を無理なく始めていただき、
(無理なく)続けていただくために、← ココ重要!

とても重要と考えています。


これまで
『相談業務』を長年行ってきて、
さまざまなことに気付かされました。

〇 多くの人は、
『リ・バランス』なんて出来ない。

〇 自分でファンドを組み合わせると、
『悩みのタネ』が発生してしまう。

『買い注文』の画面はできるだけ見ずに、
ファンドを買えてしまったほうが断然よい。


つまり、
自分で選んだり、
自分で組み換える「余地」(スペース)ができると、

「これでいいのかしら?」という疑問が
ぽつぽつと芽生え、
人は余計なことをしてしまうのです。


その結果、
当初思い描いていた
【シンプルな投資方針】から、
少しずつ(少しずつ)離れていってしまう・・。

わたしはそんな事例を、
今までたくさん見てきました。


clipart-question-mark-clip-art-quest-question-free-clipart-question-mark-494_743.jpg


これから
中期的に力を入れたいのが、
【バラつみ投資】の普及です。

そう、
バランスファンド×つみたて投資のこと。

なんだかヘンな造語ですが、
わたしが考えました。
商標登録もしました!

登録


自分で自分に、
ちゃんと本気でやれよ!」と
叱咤激励するためです(^^;)


マーケットという
大海原を前に、

何を選ぶべきか
いつ、どのように買うべきか】で
右往左往していると、

何もできずに、
思考停止に陥ってしまっています。

「何かひとつの正解」を求めるのではなく、
「大きく間違わなければOK」と割り切ること・・。

この、

【何を選ぶべきか】
【いつ買うべきか】という悩みを
なくすことができれば、


投資を始める&続けるための
「ハードル」は、
うんと低くなるのではないでしょうか。


これが、
『バラつみ投資』を広めたい
いちばんの理由なのです・・。


『貯金』のすぐとなりにある
『やさしい投資』をお伝えしたい。

生活の一部に溶け込んで、
「あれ、きみ(投資)ってそこにいたの?」

と思えるような
自然体な投資を広めていきたいと思っています。

あっ、セミナーもずっと続けていきますよ。

取りあえずは、
4月22日(土) 東京・大井町
第3回【バラつみ投資セミナー】です!

似顔絵




| バランスファンド | 12:44 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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バランスファンドの未知なる可能性とは?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

バランスファンドの「潜在可能性」は、
大衆食堂の【定食】の多様性と同じくらい大きいと思います。

えっ??

あなたはこれまで入ってきた「食堂」の中で、
いったい何種類の ○○定食 を見てきたでしょうか?

10種類くらい?
いや、20種類は超えている?

昔ながらの(しかもそこそこの規模の)
大衆食堂に行くと、

20も30も『○○定食』があったりします!


pixta_8923171_S_20170111171005406.jpg


さまざまな「おかず」の組み合わせから成るのが
(食べ物の)【定食】とすると、
その組み合わせは 無限 にあります。

一方、さまざまな国・地域の、
さまざまな「資産」の組み合わせを
バランスファンド】とすると、

その組み合わせもまた、
無限 にあるのではないでしょうか?


私たちがすでに知っている
『バランスファンド』は、

プレートに載っている【おかず】が、
どれも同じメーカーのものであったような気がします。

< 一例 >
○ 野村世界6資産分散投信(成長コース)

(2005年、郵便局で投信の販売が始まったとき、
鳴り物入りで登場・・)

このバランスファンドは、
以下の6つの
「マザーファンド」の組み合わせとなります。

国内債券 NOMURA-BPI総合 マザーファンド 10%
外国債券マザーファンド 10%
国内株式マザーファンド 35%
外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド  35%
J-REITインデックス マザーファンド   5%
海外REITインデックス マザーファンド  5%


これらの「マザーファンド」の製造元は、
野村アセットマネジメントという
ひとつの【運用会社】です。


当該バランスファンドとよく似ている
SBI資産設計オープン(資産成長型)も、

三井住友トラスト・アセットマネジメントという
ひとつの【運用会社】が運用する、
マザーファンドたちに投資を行います。


セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、
バンガード社のインデックスファンドの組み合わせ
(こちらはファンド・オブ・ファンズ形式)ですし、

マネックス資産設計ファンド<育成型>は、
アセットマネジメントOneが運用している
マザーファンドたちに投資を行います。

カンさん、それって当たり前じゃん。


んー、果たしてそうでしょうか。

そもそもの【疑問】として、複数の
違うメーカーさんが運用するものを、

ひとつのプレートに載せて
【バランスファンド】に出来たりしないのでしょうか?


実は、
(ファンド・オブ・ファンズ形式というやり方ですが、)

【5つのメーカー】の
【9つのファンド】を組み合わせている
(16年6月30日現在)
『バランスファンド』があります。

それが、
セゾン資産形成の達人ファンドです。


達人


こんな↑組み合わせなのです。
(16年6月30日現在)


では、
バランスファンドとして
継続コスト(運用管理費用)を抑えるために、

★ 異なる運用会社さんの、
異なる複数の『マザーファンド』の
【組み合わせ】を作ることって出来ないのでしょうか?


実務的には
様々な障壁があると思います。

しかし、自動販売機だって、
近頃は【ひとつの販売機】の中に、

コカ・コーラさんの飲み物も、
伊藤園さんの飲み物も、
サントリーも、ポッカサッポロの飲み物も
入っているわけです。

たとえば、コレ。

acure_ph21.jpg


(JR東日本の構内でよく見かける
acureの自動販売機です

acure(JR東日本ウォータービジネス)の
サイトを観ると、こんな文言が載っていましたよ。

アキュア自動販売機=ブランドミックス

飲料メーカーの枠を超えた
「ブランドミックス」のラインナップで、
お客さま一人ひとりに、
その瞬間にふさわしいご提案をお届けすることに
こだわっています。


翻って、【投資信託】。

運用会社の枠を超えた
「ブランドミックス」のバランスファンドで、

お客さま一人ひとりに、
高い付加価値をお届ける可能性ってないの?


たとえば、
わたしの中の空想を目一杯自由にして、

インデックスファンドと
低コストのアクティブファンドという
【おかず】を、

マザーファンドベースで
組み合わせてみたのですが、

(観てみますか・・?)

〇 日本株式 
ひふみプラス
ひふみ投信マザーファンド

〇 先進国株式 
ひとくふう先進国株式ファンド
ひとくふう先進国株式マザーファンド

〇 新興国株式  たわらノーロード 新興国株式
エマージング株式パッシブ・マザーファンド

〇 先進国債券  
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国債券インデックスファンド

ニッセイ外国債券インデックスマザーファンド

〇 日本債券  iFree 日本債券インデックス
ダイワ日本債券インデックスマザーファンド

(アは アクティブ運用。イは インデックス運用)



もちろん、配分比率には
様々なパターンがあると思いますが、

ここは分かりやすく
5つの投資対象をそれぞれ20%ずつ保有する
というのはいかがでしょうか?


image002.png


このような【オリジナル定食】に、
わたしは一定のニーズがあると思います。

いや、誤解を恐れずに言いますと、
このような
【定食のバリエーションを増やす努力】をすることが、

投資信託に対する、
潜在ニーズを掘り起こすことにつながると考えます。


163861447.jpg


複数の運用会社のマザーファンドたちを
組み合わせることによって
バランスファンドを作ることは、

各マザーファンドを
運用している会社にとっては、
自分たちの商品の卸し先が増えることを
意味します。

そして、今の例で云うと、
5つのマザーファンドを束ねて
組み合わせを作り、
それを維持することに特化する【運用会社】が
出現することも意味しますね。


これは、
先ほどのacureさんの例で云うと、

魅力的な自動販売機という「」を
創造することに特化する運用会社、
ということになります。

もうそろそろ、
さまざまな【定食】を品揃えすることに
特化した金融サービス会社が出現しても、
よいのではないかと思うのですが・・。

似顔絵




| バランスファンド | 13:02 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『世界経済インデックスファンド』が3度目の基本組入比率の変更を実施


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

2009年に
『世界経済インデックスファンド』が登場したとき、
なんともベタな名前だな・・
と感じたのを覚えています。

当バランスファンドは、
年1回、
【基本組入比率の見直し】の機会を設けており、

(これまでを振り返ると)
組入比率の【変更】を実施した年もあれば、
しなかった年もありました。


とよぴ~さんの
こちらの記事

世界経済インデックスファンドの基本組入比率が変更され
前前回に戻りました
】に詳しいですが、

当該ファンドは、
2010年、2013年に
基本組入比率を【変更】しています。

したがって
今回の変更が「3度目」になります。
(およそ4年振りのこと・・)

201701010857122bf.png

画像(とよぴ~さんの記事
世界経済インデックスファンドの基本組入比率が
変更され前前回に戻りました
】より)


上記基本組入比率の【変更】が純粋に、
国・地域別のGDPの比率変更によるものなのかを
検証するため、

三井住友トラスト・アセットマネジメントのサイト
12月28日付けのファンドレポート(PDF)
を読み解いてみましょう。


以下、少し長くなりますが、
上記レポートより『引用』いたします。

ごめんなさい、
4文字熟語のオンパレードになりますが、
少しだけガマンしてくださいね・・(^^)


ポートフォリオの見直しの背景と今後の運用方針

世界経済インデックスシリーズは、
ファンド運用方針として、
世界経済全体の発展を享受するため、
基本組入比率は、地域別

(日本、先進国、新興国)のGDP(国内総生産)総額の
比率を参考に、原則として年1回見直しを行う場合があります。

米国大統領選挙で勝利した
トランプ次期大統領が
経済政策面では積極的な財政出動を
示唆していることから、
米国経済への成長期待が足もとで一段と高まっています。

一方、金融政策面では
FRB(米連邦準備理事会)が12月の
FOMC(米連邦公開市場委員会)で
1年ぶりの利上げを決定するとともに、

ECB(欧州中央銀行)が
量的金融緩和策の実施期間を延長すると
同時に資産の購入額の減額を決めるなど、
緩和拡大から緩和縮小
あるいは正常化の方向に軸足を緩やかに移しつつあります。


こうした政治経済情勢や
金融政策の変化を受けて先進国を中心に
景況感に対する前向きな見方が徐々に現われている一方、

新興国は長期的な成長性に対する評価に
変わりはないものの、
これまで世界的な緩和マネーに支えられ
新興国に流れ込んでいた投資資金が、

同地域の相対的な魅力度の低下とともに
流出基調へと転じはじめており、
今後もこうした投資動向が続くことで
新興国通貨の下落リスクなどが高まることも想定されます。

今回の基本組入比率の見直しに際しては、
従来同様、地域別のGDP総額の比率を参考にしつつ、

地域間の経済環境のこうした構造変化を踏まえ、
各資産および地域別の基本組入比率の変更を
実施しました。


はい、お疲れさまでした(^^;)


balanced-mutual-fund_20160706123017a05.jpg


上記レポートは
最後のところがポイントです。

つまり、

従来同様、
地域別のGDP総額の比率を参考にしつつ、

地域間の経済環境のこうした構造変化を踏まえ、
各資産および地域別の基本組入比率の変更を
実施しました。


のところですね。


つまり?

つまり、
当該バランスファンドにおいては、

1.地域別のGDP総額の比率を参考にする
2.経済環境の変化も考慮する

この2つを踏まえたうえで
基本組入比率の【変更】を行っているのが
分かります。


ここに至って、
当該ファンドが、

たとえば、
eMAXIS バランス(8資産均等型)のような、
【完全固定型の基本組入比率】の
バランスファンドとは、

商品の設計思想が
まったく違っていることが分かります。

1.地域別のGDP総額の比率を参考にする
という【客観性】を重視しつつ、

2.経済環境の変化も考慮する
という、
運用会社としての【独自性】も
希求しているのです。



以上、ちょっと
論理的な話になってしまいましたが、

今回の基本組入比率の【変更】で重要なのは、
先進国の割合が増した、
という点でしょう。

正確に云いますと、
2010年時点の、

日本:先進国:新興国 =
 10: 60 :30 の状態に回帰したと云えます。


(株式部分でいいますと、
日本株式:先進国株式:新興国株式 =
 5   :   30   :  15  となりますね)


仮に、
向こう10年、

経済環境の変化や
GDPの比率の変化を鑑みて、

新興国のプレゼンスが
(先進国と比較して)
低下していくようなことがあれば、
新興国の組入れ比率は
(さらに)低くなるでしょう・・。

逆に、
経済環境の変化、
GDPの比率等で見て、

新興国がまた盛り返してくれば、
新興国の組入れ比率は再び高くなるのです。


このような『マクロの変化』に、
基本組入比率の【変更】という形で
追随していくことが、


この
世界経済インデックスファンドシリーズの
『真骨頂』なのです・・。

「世界経済インデックスファンドシリーズ」とは?

世界経済インデックスファンド
世界経済インデックスファンド(債券シフト型)
世界経済インデックスファンド(株式シフト型)

を指します。

今回、上記3つのバランスファンドに加え、
「SMT インデックスバランス・オープン」も
基本組入比率を見直しています。

似顔絵




| バランスファンド | 19:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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LOSA長期保有型国際分散インデックスファンドってご存じですか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

えー、タイトルの↑通りです・・。

あなたは、
お聞きになったことがありますか?

(実は)
「LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド」って、
インデックス型の【バランスファンド】なのです。

昨年運用を開始したのですが、
販売会社が『楽天証券』のみ、
ということもあって、
あまり知られていません・・。

『LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド』
(愛称:LOSA 投資の王道)の
詳細情報が載っているページはこちらです。

(運用会社は、
アストマックス投信投資顧問です)


まず、
【ポートフォリオ】の中身から見てみましょう。


長期投資の王道

(10月31日現在「月次レポート」より)


フム。とってもオーソドックスです。

当該ファンド、構造的には、
ファンド・オブ・ファンズ形式』となっています。

実は、
バンガードの
インデックスファンド、ETFを組み入れているのです。


(新興国債券、米国REITと
世界REIT・不動産(除く米国)はETFです。
残りはインデックスファンドになります・・)


続いて【資産配分】ですが、

株式        56.8%
債券        33.3%
REIT・不動産関連 9.6%
現金・その他    0.2% (10月31日現在)


となっています。

Challenge-1024x584.jpg

『投資信託説明書』には、
<資産配分の目安> として、

株式     55%
債券     35%
REIT     10%


と記載されています。

これってよーく見てみると、
今までのバランスファンドにはない
独自の『資産配分』になっています。

(たとえば、
「世界経済インデックスファンド」は
株50%、債券50%、

「SBI資産設計オープン」は
株40%、債券40%、REIT20% ですし、
eMAXISバランス(8資産均等型)は
株37.5%、債券37.5%、REIT25% ですから)

当該ファンドのウリは、
【バランスの取れた独自の配分割合】
そのものと云えるでしょう・・。


いくつか『特徴』があるので
拾っていきましょう。

〇 まず、
日本の債券は組み入れていません。

(債券は、米国、欧州、
新興国のみです)

株式内の国・地域別配分は
わりとオーソドックスですが、

〇 債券(外国債券)では、
アメリカ債券がおよそ6割を占め、
また、REITも、
アメリカが約64%を占めます。

(トータルで見ると、
ややアメリカの資産が多めという印象。)


〇 一方、新興国への投資は、
新興国株式と新興国債券であり、

新興国株式はその比率が7.5%、
新興国債券は比率が3.1%となっています。

これは、
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
との比較が、
分かりやすいかもしれません。

セゾン・バンガードでは
債券には新興国はなく、
一方、新興国株式は
5.6%の組入れなので (10月31日現在)、

セゾンバンガードより、
少しだけアグレッシブ、という印象です


(株式を55%程度持っている、
 という点においても云えますね・・)


続いて「コスト」です。

バンガードのインデックスファンド、
ETFの継続コストが
0.15%程度に抑えられているため、

当該ファンドの実質継続コスト、
運用管理費用は
年0.6738%程度(税込)となっています。

※ おそらくこの数字も、
セゾン・バンガードの運用管理費用を
意識して設定したものと推察されます。

CreativeDestruction4.png

当該ファンドは、
よく云えば、
均整の取れたバランスファンドです。

しかし悪く言えば、
「これだ!」というインパクトに欠けます。
(継続コストも、もはや微妙な水準ですし・・)

課題としては、
まず『販売会社』を複数化することでしょう。

(また、個人型確定拠出年金用の
ツールとしては適していると思います)

分かりやすいコンセプトを立て、
「どんな人に買ってもらいたいのか」
積極的にアピールすることが必要と考えます・・。

◆ 参照記事
これ、『第一世代』ですか? バランス型ファンドの進化について
バランス型インデックス・ファンドはどれくらいアクティブなの?

似顔絵


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DC専用ファンドから発見する、シブイ投資信託たち その1)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

この仕事を通じ、
長年投資信託に関わっていますが、

まったく知らないファンドが
まだまだたくさんある
ことを日々実感します。

プロ向け(機関投資家向け)の投資信託は
そもそも情報があまりないため、
いまだに『ベールに包まれた存在』ですが、

確定拠出年金(DC)専用ファンド
れっきとした公募ファンドであり、
インターネット上で
情報を取ることができます。


gutspose_man.png


この(DC)専用ファンドたち、
わたしの中では、
なんと言いますか・・、
『新たな大陸』のようなのです(^^)

それまでユーラシア大陸しか知らず、
でも、
はじめてアメリカ大陸の存在を知ったような、
妙なワクワク感があります(^^;)


振り返ってみますと、
『企業型・確定拠出年金』と
その商品ラインナップは、
各企業でまったく違っており、

関係のない人にとっては
それこそ『南極大陸』くらいに
縁遠い存在であるのでしょう・・。

ここ数年、
少しずつ『個人型・確定拠出年金』が
注目されはじめ、

その対象者が拡大する2017年は
iDeCoの「元年」となるでしょう。

⇒ それに伴い、
複数の金融機関が
その【商品ラインナップ】を
大幅に入れ替え始めており、


何と云いますか・・、

埃を被っていた
iDeCo(個人型確定拠出年金)用の
【投資信託たち】が刷新され、
新たな魅力を放ち始めているのです


これってなかなか面白い。。


mutualfunds-edit.jpg


今までたしかに存在したのに、
あまりに個人型確定拠出年金が
マイナーだったため、

ほとんど注目されなかった
DC専用ファンドたち・・。

そんな中で、
シブイ投資信託を見つけました。


実は『第一生命』が
個人型確定拠出年金(iDeCo)の
新しいプラン、新しいラインナップを
発表しているのですが、

【第一生命 ニュースリリース

同商品ラインナップ内の
『バランスファンド』である、

DIAM DC 8資産バランスファンド(新興国10) 0.315%
DIAM DC 8資産バランスファンド(新興国20) 0.345%
DIAM DC 8資産バランスファンド(新興国30) 0.375%


に注目しています。

(右端数字は運用管理費用。税抜)
運用会社はアセットマネジメントOne。


バランスファンド(宝船)

DIAM DC 8資産バランスファンド
『投資信託説明書』より。


ちなみに、
『新興国20』の20とは、
株式と債券を合わせた
新興国に投資する割合を示します。

(新興国10)は安全資産が
国内債券+短期金融資産で61%

(新興国20)は、安全資産が
国内債券+短期金融資産で34%

(新興国30)は安全資産が
国内債券+短期金融資産で7%
となっています。


いくつか【特徴】があるので列挙しましょう。

〇 3つのバランスファンドとも、
国内株式と先進国株式、
国内リートと先進国リートを同じ割合で保有。

〇 ユニークなのは
先進国債券より新興国債券の組入れ割合
大きくしている点。

(まあ、(新興国 )と銘打っている位なので、
新興国に積極的に投資しますよ、という
メッセージなのでしょう・・)

1768295.jpg


コストも総じて低く

〇「iFree 8資産バランス」と違い、
新興国株式部分は、
MSCIエマージングマーケット指数との連動を
目指します。

(新興国30)に至っては
リスク資産が93%を占めます。


そう、わたしが望んでいること・・。
(何だかお分かりですよね)

それは、当該バランスファンドが
(DCだけではなく)
一般の【流通経路】で買えるようになることです。

このブログ記事が
シリーズ化するかどうかは分かりませんが (^^ゞ

【DC専用のファンドでも
優れたものはふつうのルートでも
買えるようになったほうがいいですよね!】

という、
一投資家としての
シンプルな『主張』なのです。

ちなみに上記3つのバランスファンドの
愛称は【宝船】といいます・・。

(そういえば昔、
タカラブネっていう洋菓子販売店があったなあ・・)

似顔絵


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世界経済インデックスファンドのリレー積立てで、徐々にリスクを下げていく方法


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。


バランスファンドのデメリットとは?

ひと昔前に比べて、
バランスファンドを巡る環境は
ずいぶん良くなりました。

ファンドの種類も増えましたし、
運用管理費用(継続コスト)も
ずいぶん下がってきました。

しかし、依然として
『デメリット』はあります。

バランスファンドは基本的に
不特定多数の利用者を想定して、
【資産配分】を変えずに維持しますから

あなたが年を重ねて、
「もうちょっと株式の割合を下げたいな・・」
と思っても、

たったひとりの利用者の要望は、
聞いてくれないわけです。【残念・・】


わたしは以前、こちらの記事で、
世界経済インデックスファンドを用いた
ポートフォリオの保守化についてお話ししました。

たしかに、上記でも
リスクを下げることは可能ですが、

まだ現役なのに、
バランスファンドを一部売却し続け、

(その結果、安全資産の割合を増やし、)
資産全体の保守化を図るというのは
ちょっとハードルが高いなあ・・

というご意見を
あるお客様からいただきました。


ということで、
1.【解約】を伴わずに、
2.もっと自然に、


バランスファンドを用いながら、
背中に背負うリスクを
小さくしていくことは出来ないのか?

わたしなりに
ちょっと考えてみたのです・・。


what is indices


わたしのリスク軽減提案!

【世界経済インデックスファンド】には、
ふたりの兄弟ファンドがいます。

【株式シフト型】
【債券シフト型】です。

※(注)ここでは、投資信託以外の
安全資産については考慮しません。

ファンドに投資している中で
『ポートフォリオ』を認識するものとします。


30歳の誕生月に、
吉田さん(仮名)は
【世界経済インデックスファンド】への
投資を始めました。

吉田さんは、
30歳から50歳になるまでの20年間、
毎月10万円、
【世界経済インデックスファンド】へ
つみたて投資を行ったのです。


_1_20161104102116949.png


⇒ 投資元本は?
2400万円!
<株式50%、債券50%>

でも、50歳になって、
お腹も出てきて、

「老後」という言葉が
自分ごととして
意識されるようになってきたので、

「株式50%という比率を、
ちょっと下げたいなあ・・」

と思うようになったのです。


そこで50歳から、
毎月10万円のつみたて対象を、
【世界経済インデックスファンド(債券シフト型)】
に変更する(リレーする)ことにしました。


債券75
<株式25%、債券75%>


ここでのポイントは
⇒【世界経済インデックスファンド】は
引き続き保有している、ということ!

<つみたて分だけ、リレーしたのです。>


吉田さんが52歳、55歳、58歳と、
【債券シフト型】へのつみたてを
続ければ続けるほど、

これまで積み上げてきた
資産全体の中での【株式の割合】が
49%、47%、46%・・と、

少しずつ少しずつ、
減っていくのが分かります。


(伝わっていますね?)


吉田さんは結局、
65歳になるまで
【世界経済インデックスファンド(債券シフト型)】
に月10万円のつみたてを行いました。

(50歳~65歳の15年間。)

⇒ 投資元本は?
1800万円です!
<株式25%、債券75%>


※ もちろん実際は、
長期運用を行う中で
ふたつのバランスファンドに
収益が発生するはずですが、

ここでは話を単純にするため、
【投資元本のみに注目します。】


crisis-management.png


【世界経済インデックスファンド】の
投資元本は2400万円!

プラス、

【世界経済インデックスファンド(債券シフト型)】
投資元本は、1800万円!

吉田さんの運用資産を
65歳時点で4200万円とすると、

ふたつのバランスファンドを
合わせた、
トータル資産ベースでの
【株式と債券の比率】は


およそ、
【39.3%、60.7%】となります・・。

これが、↑↑
65歳時点の吉田さんに
心地よいかどうか?

身の丈にあった
リスクの取り方と思えるかどうかが

重要なのです。


上記はあくまで
ひとつの「ひな形」に過ぎません。

もし、あなたが
65歳時点で
もっと株式の割合を減らしたければ

【債券シフト型】へのつみたて変更を、
もう少し早めればよいわけです。

逆に、65歳時点で
もっと株式の割合を多い状態にしたければ

【債券シフト型】への
つみたて変更をもう少し遅めに行うということ。


さまざまな「バリエーション」が可能

【世界経済インデックスファンド・グループ】
内で、
つみたてのみの『リレー』を行えば、

実際に投資を行う
『マザーファンド』そのものは同じで変わりません

また、【解約】を伴わずに、
無理なくポートフォリオの保守化を図ることが
可能になります。


Mutual funds


しかも、
今のケースを例に挙げれば、
【債券シフト型】へのつみたてを
続ければ続けるほど、

ほぼ規則的に
株式の割合が減り、
債券の割合が増えていきます(しかもゆっくりと。)

(この規則性は、
ターゲットイヤー型ファンドに近いものが
ありますが、

ターゲットイヤー型ファンドより
ゆっくりと資産配分の変化が進行するはず・・)


また、以下のような
『バリエーション』を構築することも可能です。

鈴木さん(仮名)は、
【世界経済インデックスファンド(株式シフト型)】
から、
【世界経済インデックスファンド】へリレー。


佐藤さん(仮名)
30~40歳は
【世界経済インデックスファンド(株式シフト型)】。

40~50歳は
【世界経済インデックスファンド】へリレー。

さらに、
50歳~65歳は、
【世界経済インデックスファンド(債券シフト型)】へ


リレーということも可能です。

※ いずれも、
つみたて分だけの『リレー』ですから、
積み立てるファンドを変更するだけで済みます。

このやり方は、
投資家の感情の揺れが生じにくい
(かつ、実行可能性が高い)
リスク軽減方法だと思います・・。

似顔絵




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