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バランスファンドは意外と世界標準?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今年はジョン・F・ケネディが生まれて
ちょうど100年になるのだそう。

ケネディ氏が大統領だった1960年代、
アメリカ人も(日本と同じように)
運用先は『預金』だけ・・、
という人が圧倒的に多かったことが
知られています。

アメリカ人のお金の行く先を
変えるきっかけになったのが、
70年代に登場した401kプラン
日本でいうところの、
『確定拠出年金制度』です。


おそらくほとんどの人が、
401kプランという制度を通じて
はじめて」投資と出会ったのでしょう。

この、感覚を、
あなたもちょっとご一緒に
想像して欲しいのですが・・、

「なんか制度があるから、
入って、選ばないといけないらしいよ。」


でも、投資の詳しい知識を、
根掘り葉掘り聞いて、
いちいち理解するのって、
とてもじゃないけど、できない。

(だいたい、仕事も忙しいし・・)

でも、投資のリスクとか、
(投資をしない場合のリスクとか)、
なんとなく言わんとしていることは分かる・・。


じゃあ、なかなか判断できない、
具体的には、
自分で「金融商品」を選んでいない
従業員の掛金の預け先は一体どうするのか?


401kプランの加入者が
自身で金融商品を選択しない場合に
自動的に買い付けられる金融商品のことを、
『デフォルト商品』と云います。


米国の401kプランにおいては、
この『デフォルト商品』を
バランスファンド」に指定している企業が
とっても多いのです。


これはある意味、理に適っています・・。

「私的な年金制度」は、
長期の資産形成の器ですから、

投資に回しておかないと、
お金の実質価値が減ってしまう恐れがある。

加入者にしても、
世界中の株式、債券をブレンドした商品なら、

何か特定の投資対象を
積極的に選んでいるわけではないので、
抵抗感が少ないのでは・・。


何より、
『デフォルト商品』を
バランスファンドとすることで、
多くの人に「投資」という経験
積ませることができます。

※ ほんとうに投資がイヤなら、
全部売却して、
元本確保型商品にスイッチングすることも
できるわけです。

今は、米国の401kプランを例に挙げましたが、
世界には類似の
確定拠出型年金制度がいくつもあります。


オーストラリアでは
スーパーアニュエーション」、
ドイツでは「リースター年金」と呼ばれています。

オーストラリアの確定拠出年金制度
スーパーアニュエーション」は、

ナント給与から【強制】で
掛金枠が天引きされるのだそう。

野村資本市場研究所の
オーストラリアのスーパーアニュエーション』という
レポート(PDFファイル)によると、

同制度の資産の4割強が、
加入者が選択しない場合の投資先である

デフォルトファンド(バランス型ファンドが中心)で
運用されていると記されています。


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わたしは、日本のiDeCo、
企業型の確定拠出年金においても、
デフォルト商品を、
バランスファンドにすべきだと思います

(現状は「定期預金」などの
元本確保型商品がデフォルトになっています)

誤解を恐れずに言えば、
ある種の「強制力」がないと、
多くの人が「投資」という経験を積むのは
とても難しいと思うのです。

⇒ そもそも企業型DCの場合、
確定給付年金時に定めた
「運用予定利率」に近づくには、
相応のリスクを取っておくことが必要。


以下、確定拠出年金に限らず、
一般の資産運用に云えますが、

投資のビギナーが
FXや個別株から、
その行為をスタートしてしまうのは、
致命的といえるでしょう。

※ 海に入ったこともないのに、
いきなり「海の沖合で
ひとり泳ぐようなもの」です。

(別にFXや個別株投資を否定する
わけではありませんが・・)


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一定の経験を積んだあと
リスクの意味を知って、
リスクの大きさも理解して、

さまざまな投資のスタイルに
旅立っていかれるのはもちろんOKだと思います。

ただし、
投資の初心者は、いちばん最初は、

債券ファンドやバランスファンドを
『はじめの道具』として、
選択されたほうがよいと思います。


なぜなら、
やみくもにリターンを狙うより
リスクを抑える(分散する)ことに
重きを置いている道具だからです。

(※ 致命的な打撃を受けにくい・・)


このように見てきますと、
世界のあちこちで、「フツーの生活者」が、
ファンドという道具を用いて
つみたて投資をしている姿が浮かび上がってきます。

※ 税制優遇のある「年金制度」は、
つみたて投資の窓口そのものなのです!

その、コツコツつみたて投資を
続ける人たちの人数が
わたしには(正確には)分かりません。

しかし、「億(おく)」という単位を
超えているのは確実でしょう。

あなたと同じように、
コツコツ地味な投資を行う仲間が
「億人」以上、いるのですよ。


わたしは常々、
マーケットには2つの顔があると
思っています。


ひとつは、
株価が上がって下がって、

マスメディアが
ニュースとして取り上げるような
大きなお金を動かす大きな投資家が、

派手に、華やかに
牛耳っている市場。

もうひとつは、
まるで華やかさはない、
地味であまり動かず、
ずーっと滞留し続ける、

しかし、投資家の数でいうと、
圧倒的に【多数派】の、


小さなお金が無数に集積した、
小さな名もない運用者たちが跋扈する市場。

(わたしも、あなたも、その一人なのですよ)


この人たちは、
資産の額で云えば、
機関投資家の足元にも及びません。

しかし、確実に
マーケットを『縁の下』で支えているのです。

なぜなら、
私たちのお金は、浮気をしないからです。

ずっと市場に居続け、
コツコツと新たな資金を入れ続けます。

別に投資マニアでもない、
経済紙を読むでもない、

週末には友だちを招いて
バーベキューに興じるふつうの生活者が、
あなたと同じように、
投資を行っています。

(これってスゴイことだと思いませんか?)

似顔絵





| バランスファンド | 10:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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DC向けと一般向けの、純資産額が変わらない世界経済インデックスファンド


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンドです。

あなたはいつも立ち寄る
商店街の入り口に立っています。

その商店街の外れに、
あまりパッとしない、
小さな熱帯魚ショップがあります。

あそこって、あんまり流行ってないよね。」
ん?
果たしてそうでしょうか・・。


ヒマだと決めつけるのは、
ちょっと早計かもしれません。

なぜなら、【販売】は
リアルもあれば、ネットもあるからです。

(実は、その小さな熱帯魚ショップは、
売上げの8割がネット経由かもしれませんよ)


投資信託を主人公に据えてみると、
この商品がどこを経由して、
消費者に届けられるのか・・、

さまざまな『流通経路』を思い浮かべるのは、
なかなかに楽しいものです。

2012年にわたしが
バンガード社のツアーに参加した際に、

バンガードが運用するファンド資産の
1/4以上が「DC経由」と聞いて
びっくりしたのを覚えています。


日本でも、
DC(確定拠出年金)を通じた
投資信託の供給は年々増えています。

【具体例】を挙げてみましょう。

このブログでもしばしば登場する
世界経済インデックスファンド』ですが、
実は、確定拠出年金向けである

DC世界経済インデックスファンド』の
純資産残高(約323億円)と、

無題

一般向けに売られている
世界経済インデックスファンド』の
純資産残高(約355億円)って、あまり変わらないのです。

ノーマル


しかも、です。

DCのほうを見ると、
販売会社は・・、
『三井住友信託銀行』一社のみ
となっています。

たしかに
企業型の確定拠出年金のほうでは、
それなりの数の企業で
『ラインナップ』されているかもしれませんが、

iDeCoのほうはコチラで確認できる通り、
窓口はホントに
『三井住友信託銀行』のみ、なのです。


一方の、
通常の『世界経済インデックスファンド』は、
販社が銀行8社、証券会社が10社もあって、
(やっと)
純資産額が約355億円なのです・・。

もし、DC(確定拠出年金)において、
三井住友トラスト・アセットマネジメントさん
(運用会社)が、

同ファンドを取り扱ってくれる
【運営管理機関】(窓口となる金融機関)を
増やしていくことができれば、
(かつ、適切なマーケティングができれば)、

DCにおける純資産残高は
さらに伸びていくでしょう。

※ 何しろDC制度では、
『世界目線』の、
誰にも分かりやすいバランスファンドの供給が
きわめて限られているのです。



これはもちろん
一般向けの『世界経済・・』にとっても
良いことであり、

双方の純資産残高が伸びていけば、
(やがて)
運用管理費用の引き下げも見えてくるのでは?
というのがわたしの(勝手な)展望です。

(『世界経済インデックスファンド』、
もうちょっとだけPRを頑張れ!)

似顔絵




| バランスファンド | 16:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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誰もが自分の国に過剰投資する?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

日本人が、日本の資産に
もっとも親しみを覚えるのは当然でしょう。

たとえば「株式」です。

日本の会社なら、会社名を聞けば
「商品・サービス」がすぐに思い浮かびます。
(つまり、投資対象が「身近」に感じられるのです)


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(たとえば、「あのさ、南米のチリに
有名な缶詰製造会社があるんだけど・・」と言われても、
なにも思い浮かびません・・)

では、その会社のことを
「よく知っている」ことと、
その会社の「株価」が上がることに、
なにか【因果関係】はあるのでしょうか?

残念ながら、答えはNOです・・。


次はドイツ人!

突然ですが、
あなたもわたしも「ドイツ人」で、
生まれたときから
ミュンヘンに住んでいると妄想してください。

(ソーセージとビールが大好き!)

そんな私たち(ドイツ人)が
カフェでお茶を飲んでいると、
友人のシュミットさんが偶然通りかかりました。

3人はしばしカフェで『投資談義』です。


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質問!)

ドイツ人の3人が、
カフェで株式の話をする際、
どこの国の株の話をすると思いますか?

1.日本
2.ドイツ
3.アメリカ


おそらく、2.のドイツでしょう・・。

なぜなら、自分たちの国の会社が
もっとも馴染みがあるためです
(情報も一番たくさんあるはず)


あなたが
「オーストラリア人」だったとしても同じです。

メルボルンの繁華街で、
会社の同僚と投資の話をしていて、
もっとも話題に上るのは
オーストラリアの会社では・・?


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(実は)どの国の人も、
自国の資産に過剰に投資してしまうことが
知られています。


これを資産運用の世界では、
『ホームバイアス現象』と呼んでいます。


ホームバイアス現象は、
投資を行う私たちの
『感情リスク』の発露そのものです

★ よく知っているもの、
親しみを感じるもの、
身近なものに優先して、
お金を託してしまうわけです。

もともとよく知っているモノに、
さらに【自分のお金を託す】わけですから、
その投資対象に対して 情 が湧いてきます。

『情』が湧いてしまうと、
「持ち続けるべきか」
「売るべきか」といった、
冷静な投資判断がしにくくなります。

もちろん、
『分散投資』そのものの妨げにも・・。



いざ、複数の投資対象を
自分で組み合わせようとすると、

(「国際分散投資」という言葉は
知っているのですが、)

どうしても、
よく知っている投資対象である、
日本株式とか日本REITとか、

無意識のうちに
「これくらいは配分しようかな」という
気持ちが起こってしまう可能性があります。

(あっ、ドイツ人もオーストラリア人も
同じですよ)


※ ホームバイアス現象が
起こっている典型が『実物不動産』です。

不動産は世界中に星の数ほどあるのに、
「不動産投資」⇒「日本の不動産」
が当然になってしまっていますね。



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では、
ホームバイアス現象から脱却するには?

自分を【客観化】することです。

「○○人」である前に、
あなたは あなた自身です。

どこの国にも属さない、
『中立の運用者』と自覚してみましょう。

次に、
お金を【客観化】すること。

あなたは、
たまたま「日本円」を持っていますが、
それは、ひとつの決済通貨 に過ぎません。

お金自体はそもそも、
自国か他国かなんて意識していないはず・・。


ホームバイアス現象を
克服するひとつの方法が、

【世界目線】で資産配分を行っている
バランスファンドを利用することでしょう。


世界経済インデックスファンド」や、
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、
最初から【資産配分】が決まっています


その【ポートフォリオ】は
「えっ!こんな大胆に
国際分散投資しちゃっていいの?」
というくらい、世界目線 であるはず・・。

あなたが「コース料理」を頼むと、
サラダやスープも自然に
食べないといけないように、

上記のような
『バランスファンド』を選んでしまえば、
あなた自身の『ホームバイアス現象』を
自動的に矯正してくれることになるのです・・。

似顔絵




| バランスファンド | 11:24 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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当オフィスの中期的な目標。『バラつみ投資』を広めること!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

この仕事を長年やってきて、
【反省点】があります。

(自分本位の目線で)
どうしても『投資』を主人公に置きたがるのです。

しかし、多くの人にとって
『投資』は主人公ではありません。

あくまで『貯金』がメインであり、
『投資』はサブの存在なのです・・。

「あのさあ、
『貯金』というお金の管理のしかたの中に、
ほんのちょっと、違ったタイプも入れてみない?」

というようなアプローチが
これまで不足していたように思います・・(省)


それからもうひとつ。

『投資』を単純化することに、
どうしても躊躇していた部分があります。

(「なんだ簡単なんだ!」
「何も考えなくていいんだ!」と、
ヘンに誤解されることを恐れていたのです)

しかし(今では)、
投資をシンプル化すること、
投資の【要約】は

より多くの人に
『投資』を無理なく始めていただき、
(無理なく)続けていただくために、← ココ重要!

とても重要と考えています。


これまで
『相談業務』を長年行ってきて、
さまざまなことに気付かされました。

〇 多くの人は、
『リ・バランス』なんて出来ない。

〇 自分でファンドを組み合わせると、
『悩みのタネ』が発生してしまう。

『買い注文』の画面はできるだけ見ずに、
ファンドを買えてしまったほうが断然よい。


つまり、
自分で選んだり、
自分で組み換える「余地」(スペース)ができると、

「これでいいのかしら?」という疑問が
ぽつぽつと芽生え、
人は余計なことをしてしまうのです。


その結果、
当初思い描いていた
【シンプルな投資方針】から、
少しずつ(少しずつ)離れていってしまう・・。

わたしはそんな事例を、
今までたくさん見てきました。


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これから
中期的に力を入れたいのが、
【バラつみ投資】の普及です。

そう、
バランスファンド×つみたて投資のこと。

なんだかヘンな造語ですが、
わたしが考えました。
商標登録もしました!

登録


自分で自分に、
ちゃんと本気でやれよ!」と
叱咤激励するためです(^^;)


マーケットという
大海原を前に、

何を選ぶべきか
いつ、どのように買うべきか】で
右往左往していると、

何もできずに、
思考停止に陥ってしまっています。

「何かひとつの正解」を求めるのではなく、
「大きく間違わなければOK」と割り切ること・・。

この、

【何を選ぶべきか】
【いつ買うべきか】という悩みを
なくすことができれば、


投資を始める&続けるための
「ハードル」は、
うんと低くなるのではないでしょうか。


これが、
『バラつみ投資』を広めたい
いちばんの理由なのです・・。


『貯金』のすぐとなりにある
『やさしい投資』をお伝えしたい。

生活の一部に溶け込んで、
「あれ、きみ(投資)ってそこにいたの?」

と思えるような
自然体な投資を広めていきたいと思っています。

あっ、セミナーもずっと続けていきますよ。

取りあえずは、
4月22日(土) 東京・大井町
第3回【バラつみ投資セミナー】です!

似顔絵




| バランスファンド | 12:44 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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バランスファンドの未知なる可能性とは?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

バランスファンドの「潜在可能性」は、
大衆食堂の【定食】の多様性と同じくらい大きいと思います。

えっ??

あなたはこれまで入ってきた「食堂」の中で、
いったい何種類の ○○定食 を見てきたでしょうか?

10種類くらい?
いや、20種類は超えている?

昔ながらの(しかもそこそこの規模の)
大衆食堂に行くと、

20も30も『○○定食』があったりします!


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さまざまな「おかず」の組み合わせから成るのが
(食べ物の)【定食】とすると、
その組み合わせは 無限 にあります。

一方、さまざまな国・地域の、
さまざまな「資産」の組み合わせを
バランスファンド】とすると、

その組み合わせもまた、
無限 にあるのではないでしょうか?


私たちがすでに知っている
『バランスファンド』は、

プレートに載っている【おかず】が、
どれも同じメーカーのものであったような気がします。

< 一例 >
○ 野村世界6資産分散投信(成長コース)

(2005年、郵便局で投信の販売が始まったとき、
鳴り物入りで登場・・)

このバランスファンドは、
以下の6つの
「マザーファンド」の組み合わせとなります。

国内債券 NOMURA-BPI総合 マザーファンド 10%
外国債券マザーファンド 10%
国内株式マザーファンド 35%
外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド  35%
J-REITインデックス マザーファンド   5%
海外REITインデックス マザーファンド  5%


これらの「マザーファンド」の製造元は、
野村アセットマネジメントという
ひとつの【運用会社】です。


当該バランスファンドとよく似ている
SBI資産設計オープン(資産成長型)も、

三井住友トラスト・アセットマネジメントという
ひとつの【運用会社】が運用する、
マザーファンドたちに投資を行います。


セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、
バンガード社のインデックスファンドの組み合わせ
(こちらはファンド・オブ・ファンズ形式)ですし、

マネックス資産設計ファンド<育成型>は、
アセットマネジメントOneが運用している
マザーファンドたちに投資を行います。

カンさん、それって当たり前じゃん。


んー、果たしてそうでしょうか。

そもそもの【疑問】として、複数の
違うメーカーさんが運用するものを、

ひとつのプレートに載せて
【バランスファンド】に出来たりしないのでしょうか?


実は、
(ファンド・オブ・ファンズ形式というやり方ですが、)

【5つのメーカー】の
【9つのファンド】を組み合わせている
(16年6月30日現在)
『バランスファンド』があります。

それが、
セゾン資産形成の達人ファンドです。


達人


こんな↑組み合わせなのです。
(16年6月30日現在)


では、
バランスファンドとして
継続コスト(運用管理費用)を抑えるために、

★ 異なる運用会社さんの、
異なる複数の『マザーファンド』の
【組み合わせ】を作ることって出来ないのでしょうか?


実務的には
様々な障壁があると思います。

しかし、自動販売機だって、
近頃は【ひとつの販売機】の中に、

コカ・コーラさんの飲み物も、
伊藤園さんの飲み物も、
サントリーも、ポッカサッポロの飲み物も
入っているわけです。

たとえば、コレ。

acure_ph21.jpg


(JR東日本の構内でよく見かける
acureの自動販売機です

acure(JR東日本ウォータービジネス)の
サイトを観ると、こんな文言が載っていましたよ。

アキュア自動販売機=ブランドミックス

飲料メーカーの枠を超えた
「ブランドミックス」のラインナップで、
お客さま一人ひとりに、
その瞬間にふさわしいご提案をお届けすることに
こだわっています。


翻って、【投資信託】。

運用会社の枠を超えた
「ブランドミックス」のバランスファンドで、

お客さま一人ひとりに、
高い付加価値をお届ける可能性ってないの?


たとえば、
わたしの中の空想を目一杯自由にして、

インデックスファンドと
低コストのアクティブファンドという
【おかず】を、

マザーファンドベースで
組み合わせてみたのですが、

(観てみますか・・?)

〇 日本株式 
ひふみプラス
ひふみ投信マザーファンド

〇 先進国株式 
ひとくふう先進国株式ファンド
ひとくふう先進国株式マザーファンド

〇 新興国株式  たわらノーロード 新興国株式
エマージング株式パッシブ・マザーファンド

〇 先進国債券  
<購入・換金手数料なし>
ニッセイ外国債券インデックスファンド

ニッセイ外国債券インデックスマザーファンド

〇 日本債券  iFree 日本債券インデックス
ダイワ日本債券インデックスマザーファンド

(アは アクティブ運用。イは インデックス運用)



もちろん、配分比率には
様々なパターンがあると思いますが、

ここは分かりやすく
5つの投資対象をそれぞれ20%ずつ保有する
というのはいかがでしょうか?


image002.png


このような【オリジナル定食】に、
わたしは一定のニーズがあると思います。

いや、誤解を恐れずに言いますと、
このような
【定食のバリエーションを増やす努力】をすることが、

投資信託に対する、
潜在ニーズを掘り起こすことにつながると考えます。


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複数の運用会社のマザーファンドたちを
組み合わせることによって
バランスファンドを作ることは、

各マザーファンドを
運用している会社にとっては、
自分たちの商品の卸し先が増えることを
意味します。

そして、今の例で云うと、
5つのマザーファンドを束ねて
組み合わせを作り、
それを維持することに特化する【運用会社】が
出現することも意味しますね。


これは、
先ほどのacureさんの例で云うと、

魅力的な自動販売機という「」を
創造することに特化する運用会社、
ということになります。

もうそろそろ、
さまざまな【定食】を品揃えすることに
特化した金融サービス会社が出現しても、
よいのではないかと思うのですが・・。

似顔絵




| バランスファンド | 13:02 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『世界経済インデックスファンド』が3度目の基本組入比率の変更を実施


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

2009年に
『世界経済インデックスファンド』が登場したとき、
なんともベタな名前だな・・
と感じたのを覚えています。

当バランスファンドは、
年1回、
【基本組入比率の見直し】の機会を設けており、

(これまでを振り返ると)
組入比率の【変更】を実施した年もあれば、
しなかった年もありました。


とよぴ~さんの
こちらの記事

世界経済インデックスファンドの基本組入比率が変更され
前前回に戻りました
】に詳しいですが、

当該ファンドは、
2010年、2013年に
基本組入比率を【変更】しています。

したがって
今回の変更が「3度目」になります。
(およそ4年振りのこと・・)

201701010857122bf.png

画像(とよぴ~さんの記事
世界経済インデックスファンドの基本組入比率が
変更され前前回に戻りました
】より)


上記基本組入比率の【変更】が純粋に、
国・地域別のGDPの比率変更によるものなのかを
検証するため、

三井住友トラスト・アセットマネジメントのサイト
12月28日付けのファンドレポート(PDF)
を読み解いてみましょう。


以下、少し長くなりますが、
上記レポートより『引用』いたします。

ごめんなさい、
4文字熟語のオンパレードになりますが、
少しだけガマンしてくださいね・・(^^)


ポートフォリオの見直しの背景と今後の運用方針

世界経済インデックスシリーズは、
ファンド運用方針として、
世界経済全体の発展を享受するため、
基本組入比率は、地域別

(日本、先進国、新興国)のGDP(国内総生産)総額の
比率を参考に、原則として年1回見直しを行う場合があります。

米国大統領選挙で勝利した
トランプ次期大統領が
経済政策面では積極的な財政出動を
示唆していることから、
米国経済への成長期待が足もとで一段と高まっています。

一方、金融政策面では
FRB(米連邦準備理事会)が12月の
FOMC(米連邦公開市場委員会)で
1年ぶりの利上げを決定するとともに、

ECB(欧州中央銀行)が
量的金融緩和策の実施期間を延長すると
同時に資産の購入額の減額を決めるなど、
緩和拡大から緩和縮小
あるいは正常化の方向に軸足を緩やかに移しつつあります。


こうした政治経済情勢や
金融政策の変化を受けて先進国を中心に
景況感に対する前向きな見方が徐々に現われている一方、

新興国は長期的な成長性に対する評価に
変わりはないものの、
これまで世界的な緩和マネーに支えられ
新興国に流れ込んでいた投資資金が、

同地域の相対的な魅力度の低下とともに
流出基調へと転じはじめており、
今後もこうした投資動向が続くことで
新興国通貨の下落リスクなどが高まることも想定されます。

今回の基本組入比率の見直しに際しては、
従来同様、地域別のGDP総額の比率を参考にしつつ、

地域間の経済環境のこうした構造変化を踏まえ、
各資産および地域別の基本組入比率の変更を
実施しました。


はい、お疲れさまでした(^^;)


balanced-mutual-fund_20160706123017a05.jpg


上記レポートは
最後のところがポイントです。

つまり、

従来同様、
地域別のGDP総額の比率を参考にしつつ、

地域間の経済環境のこうした構造変化を踏まえ、
各資産および地域別の基本組入比率の変更を
実施しました。


のところですね。


つまり?

つまり、
当該バランスファンドにおいては、

1.地域別のGDP総額の比率を参考にする
2.経済環境の変化も考慮する

この2つを踏まえたうえで
基本組入比率の【変更】を行っているのが
分かります。


ここに至って、
当該ファンドが、

たとえば、
eMAXIS バランス(8資産均等型)のような、
【完全固定型の基本組入比率】の
バランスファンドとは、

商品の設計思想が
まったく違っていることが分かります。

1.地域別のGDP総額の比率を参考にする
という【客観性】を重視しつつ、

2.経済環境の変化も考慮する
という、
運用会社としての【独自性】も
希求しているのです。



以上、ちょっと
論理的な話になってしまいましたが、

今回の基本組入比率の【変更】で重要なのは、
先進国の割合が増した、
という点でしょう。

正確に云いますと、
2010年時点の、

日本:先進国:新興国 =
 10: 60 :30 の状態に回帰したと云えます。


(株式部分でいいますと、
日本株式:先進国株式:新興国株式 =
 5   :   30   :  15  となりますね)


仮に、
向こう10年、

経済環境の変化や
GDPの比率の変化を鑑みて、

新興国のプレゼンスが
(先進国と比較して)
低下していくようなことがあれば、
新興国の組入れ比率は
(さらに)低くなるでしょう・・。

逆に、
経済環境の変化、
GDPの比率等で見て、

新興国がまた盛り返してくれば、
新興国の組入れ比率は再び高くなるのです。


このような『マクロの変化』に、
基本組入比率の【変更】という形で
追随していくことが、


この
世界経済インデックスファンドシリーズの
『真骨頂』なのです・・。

「世界経済インデックスファンドシリーズ」とは?

世界経済インデックスファンド
世界経済インデックスファンド(債券シフト型)
世界経済インデックスファンド(株式シフト型)

を指します。

今回、上記3つのバランスファンドに加え、
「SMT インデックスバランス・オープン」も
基本組入比率を見直しています。

似顔絵




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