| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

つみたて投資の強み 8つ!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

(注: ここでは「投資信託」に限って、
お話ししています・・。)

「つみたて投資のキーワードってなに?」
と聞かれたら、
ズバリ『自動化』とお答えします。

そう、全自動洗濯機の『自動』と同じです(^^)

たとえば、

あなたが、
「いつ」、
「いくらぐらい」← 金額ベースで。
「どれくらいの頻度」で、

投資信託を買い付けるのかという、
ほんらいは、
【あなた自身が決める】部分を、

エイヤーと、
あっさり『しくみ』に委ねてしまうわけです。
(「つみたて投資」って)

えっ? これほど味気ないこともない?

「あーあ、つまらないや!」
という声が聞こえるかもしれません。


しかし、『自動化』するということは、
その分【時間】を浮かせられる、ということ

全自動洗濯機が登場して、
主婦(主夫)の方の
貴重な時間が浮いたように、

私たちは【つみたて投資】によって、
投資に傾ける【時間】を浮かせるわけです。
(これって素晴らしいことでは?)


『つみたて投資』は、
杓子定規に見ると、
ふたつの作業に分解されます。

⇒ それは、
自動引き落とし】+【自動買い付け】です。

しくみが勝手にお金を『引き落とし』、
しくみが勝手にファンドを『買う。』

なので、あなたは
Netflix (ネットフリックス)で
アメリカの連続ドラマを
満喫できたりするわけです。


投資が「楽ちん」なのは、
罪でもなんでもありません。

投資に時間を割いて、
いろいろとシミュレーションや
分析をやればやるほどリターンが向上する・・、

なんてことはあまり聞きませんし・・。

『つみたて投資』には、
ムダをそぎ落として
本当に大切なことだけを凝縮した
【シンプルさ】があります。

ということで(さっそくですが)
【つみたて投資の強み8つ!】


1.1回あたりの投資額が少ない!


先日のコンサルティングでも
お話ししたところなのですが、

つみたて投資では、
1回あたりの【投資額】が抑えられます。

そのため、日常の空気の中で、
気負いなく続けられます。

たとえ、500万円分の投資でも、
月8万円ずつの
「つみたて投資」に変換すれば、

月8万円ずつのみが、
投資に向かうわけです。

(いっぺんに500万円が
投資に向かうわけではありません。)


あなたの気持ちの中では、
「特別なことをしている」
という意識が芽生えにくいため、

平常心を保ちながら、
ラクに投資が続けられるでしょう・・。


2.最初からないお金と思えます。


つみたて投資では、
しくみが勝手に掛金を引き落とします。

つまり、このお金は、
最初からないお金」と思いやすいのです。

「がんばって投資の原資を用意しないと!」
という気負いからも解放されることになります。


3.投資が必ず続けられます。


何かを「続ける」には、
それなりのパワーが必要です。
(フィットネスクラブが良い例でしょう)

ところがつみたて投資では、
しくみが毎月
投資信託を買ってくれますから、

あなたは別段、
何もする必要がないのです。

(たとえば、バランスファンドを選んでしまえば、
投資に費やす時間はもうゼロになります!)

〇 何をしても長続きしない。
〇 飽きっぽい
〇 サボることについては自信がある
という人でも、
投資が続けられるのです・・。


4.金融商品の価格が気にならなくなります。


高いときも、安いときも、とにかく
毎月同じ商品を買い続けますから、

「えーっと、
先月はいくらでこのファンドを買ったっけ?」
なんて、いちいち思わなくなります。

よい意味で、
投資と距離感を置けて、
細かいことが気にならなくなるわけです


今儲かっているのか、損しているのかも
意識しなくなれば、
もう本物の『つみたて投資家』といえるでしょう。


5.相場を予測しようという誘惑から逃れられます。


とにかく
毎月定額で購入し続けるので、

「マーケットがいつ下がるのか」、
「マーケットがいつ上がるのか」を考えても
そもそも意味がありません。

結果、マーケットを
予測しようという願望が薄れていきます。


banner1.jpg


6.投資でストレスを感じません。


今まで述べたことをギュッと凝縮すれば、
投資でストレス感じない!」になります。

とにかく、
いつ買うか?
何を買うか?
どれくらい買うか?

という『悩み』から解放されるわけですから。


7.投資に慣れるプロセスと、
元本が積み上がるプロセスが同時進行します。


最近はこの強みがもっとも重要と
感じるようになっています


つみたて投資では、
資産が少しずつ積み上がります。

(いきなり、
ゼロから150万円になったりしないわけです)

この、投資元本が
積み上がる『スピード』が、

投資初心者のあなたが
投資という行いに慣れていく
『スピード』にシンクロすることで、

投資そのものと、
あなた自身が
【ほどよい関係】になり得るのでは・・。

最初のころ、
あなたはピュアな投資1年生です。

つみたて投資においても、
まだ投資元本が少ないため、
価格変動が起こっても、
金額ベースでの増減はわずかです。


投資3年生、4年生くらいになって、
あなたはだいぶ
価格のアップダウンに慣れてきます。

このとき、
つみたて投資も時間を経て、
それなりの投資元本になり、
金額ベースの増減額が大きくなっていますから、

投資そのものと、
あなた自身が
【ほどよい関係】になるわけです。


8.新鮮な気持ちをキープできます。


つみたて投資では
毎月新たに資金を投入します。

つまりそれは、
毎月【投資と出会い直す】ということ。

5年経っても10年経っても、
「今、わたしは投資を行っているんだ」という、
新鮮な気持ちを保つことができるでしょう。


まあ、それぞれの人に
それぞれの【スタイル】があると思いますが、

つみたて投資は、
小学校の教室の、
いちばん廊下側の前から3番目くらいに座っていた、

ちょっと臆病で、
ちょっと恥ずかしがりのあなたには
最適な 投資実行法 だと思いますよ。

「砂粒だって、たくさん集めれば山になります(^^;)」

◆ 参照記事
【積立ては、人生の変化に対応しやすいシステムなのです

似顔絵




| つみたて投資 | 13:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

鈴木花子さんが『積立NISA』を始めたらどうなる?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

本日はこちらの記事の続きですよ。

積立NISA』は、
〇 20年という非課税期間
〇 商品ラインナップが絞られる
〇 つみたてという投資執行法に限られる

という点において、
資産形成という目的に合致した
「箱」であるといえます。

が、しかし【注意点】もあります。


例)鈴木花子さん

2018年時点 40歳
2037年時点 59歳

zhu3-2.jpg


<ときは2018年のはじめ。>

鈴木さんはSBI証券で
「積立NISA口座」を開きました。

そして、
バランスファンドを用いて
毎月 33,333円のつみたて設定をし、
つみたてを開始します。

鈴木さん的には、

「あー、わたしは
毎月 33,333円で、
バランスファンドの積み立てを
ずっと続けていくの!」

という『感覚』ですが、

制度上は、
1年ずつズレた、
異なる20種類の20年の『非課税期間』が
横たわっているのです。

つみたてNISA
大和総研さんのレポート
税制改正大綱―積立NISA の創設等』より引用


つまり、普段は
『積立NISA』=
『ふつうのつみたて投資』の感覚ですが、

鈴木さんの年齢、そして
これからのライフプランと、

『積立NISA』の
非課税期間終了時の【すり合わせ】が

必要になってきます。

仮にここでは、
鈴木さんの定年が65歳としましょう。

たとえば、
2018年の枠で積み立てた40万円分を
20年間運用した2037年には、

鈴木さんは
59歳になっています。

まだ、会社で働いています。


2018年の枠で入れた40万円については、
―おそらく利益が出て
資産額は増えているでしょうが、―

鈴木さんが59歳のときに、
(あるいはそれ以前に)
解約しないと、
【特定口座】に移されることになります。


そう、
タイミング的なものを
気にせざるを得ない状況
になるわけです。

つみたてNISA

同じように、
2019年に入れた40万円分は、
2038年に満20年を迎え、

2020年に入れた40万円分は、
2039年に満20年を迎えます・・。


鈴木さんは2039年時点でも
まだ働いているでしょうが、
【非課税】のメリットを享受するためには、

(ざっくりでもよいので)
『ファンドの売却計画』を大まかに
立てておく必要があるでしょう。



また、テクニカルな話になりますが、
『積立NISA』においても
解約の際には、

【先入れ先出し法】が
採用される可能性が高いでしょうから、

鈴木さんが
積立NISAで運用してきたお金を
解約し始める場合、

まずは、
2018年に入れた40万円の枠から
【解約】が執行されるはずです。


ですので、
鈴木さんが
59歳のとき、

つまり2037年時点で
入れる40万円については、
そんなに気にしなくてよいわけです。


(なぜなら、
2037年から始まる20年間
(非課税期間)が終わるのは2056年

鈴木さんが
78歳になるときだからです。

注: 別に↑78歳になるまで解約を待たなくてもよいのですよ。)


次にまいりましょう。

如実に20年の非課税期間が
「やっぱ短いな!」と感じるのが、

例)田中一郎さん です。

2018年時点 25歳
2037年時点 44歳

2015-05-25_164830-336x314.jpg


田中さんの場合、
2037年に40万円を積み立てて、
そこから20年間の非課税期間が終わるのが
2056年.

そのとき田中さんはまだ63歳! です。

このように書くと、
田中さんは『積立NISA』の
投資限度額をフルに使えて良さそうですが、

逆に、
2018年の枠で入れた40万円を
20年間運用した2037年には、

田中さんはまだ、44歳なのです。


2018年の枠で入れた40万円分については、
―おそらく利益が出て
資産額は増えているでしょうが、―

まだ44歳なのに、
この時点までに【解約】しないと、
【特定口座】に移されることになります。


とすると、
結局、

非課税期間20年終了 ⇒ 特定口座へ
非課税期間20年終了 ⇒ 特定口座へ
を繰り返すことになります・・。

※ このような問題点を考えると、
やはり非課税期間の恒久化が必須でしょう。


baton-300x199_201504022101371e6_20160509124839f88.jpg

最後に、
暦年贈与する資金の一部を
『積立NISA』にはめ込むのはアリかもしれません。

暦年贈与とは、
毎年、継続して贈与を行うことで
資産の移転を行う手法のこと。

非課税(年間110万円まで)の枠が
あります。

たとえば、
子どもや孫に【暦年贈与】し、

その資金の一部を子どもや孫が
『積立NISA』を用いて
つみたて投資していくイメージです。


※ 『積立NISA』については、
まだ法案が国会を通っていない段階のため、
予期せぬ変更、修正の可能性もあります。
今後の推移を見守っていきたいと思います。

大和総研さんのレポート
税制改正大綱―積立NISA の創設等

似顔絵




| つみたて投資 | 17:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

現行NISAは始めずに、1年待って積立NISAにしたほうがよいと思います


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

このブログをお読みのあなたは、
わたしが現行のNISA制度に
懐疑的なのをご存じかと思います。

【再び、(復習?)NISA口座はどうさ? 良くないさ

しかし・・、
積立NISA』は
だいぶ改良されています。

こちらは(特に若い人にとっては)
使える「箱」になっていると思います。

次の通常国会に、
「平成29年度税制改正大綱」に基づく
改正法案が提出され、

それが可決されれば、
2018年1月から、
『積立NISA』が開始される予定です。

(今の時点ではまだ不確定要素がありますが・・)


今すでにあるNISAは
現行NISA』と呼びましょう。

とすると、
⇒ 2018年以降、NISA制度は
『積立NISA』と『現行NISA』という
ふたつのタイプが共存することになります。

現行NISAよりも、
『積立NISA』が優れている点が3つあります。

1.【非課税期間】

『積立NISA』の
非課税期間は20年です。

正確に言いますと、
2018年から始まる20年間・・
2019年から始まる20年間・・というふうに、

1年ずつズレた、
【異なる20種類の20年間】が
存続するしくみです。

大和総研さんのレポート
税制改正大綱―積立NISA の創設等』より、
図表を引用させていただきます。

つみたてNISA
(※ 現行NISAと違って、
積立NISAではロールオーバーはない模様・・)


1年あたりの投資限度額40万円は
決して大きいとは言えません。
(ココはぜひ引き上げてもらいたいもの!)

が、20年という年月は、
文句なく【長期】と云えるでしょう。

最大投資可能額(年)
40万円 × 20年 = 800万円

これが ↑『積立NISA』における
投資可能額の上限です。


が、しかし。
冷静に考えてみますと・・、

800万円の枠を全部使い切るには、
そこそこの「若さ」が必要です。

(最初の20年は2018年に始まり、
最後の20年は
2037年に始まるわけですから!)

たとえばワタシなど、
2037年には(すでに)
69歳!になっています(-_-;)

xmoney-1078267_jpg_pagespeed_ic_taWO6p9GTQ.jpg


2.金融商品の選択肢が絞られている

『積立NISA』では
利用できる道具は、
投資信託、ETFに限られる見通し。

しかも、
毎月分配型ファンドや
ブル型ベア型ファンド、
また通貨選択型などの
オプションを利用したファンドも
除外されるようです。

これって・・?
きわめてまっとうな判断だと思います。

ふつうの生活者が長期で
資産形成するための『道具』。
そういう「絞り込み」を行っているわけです。

(※ 投資信託の信託期間についても、
20年以上もしくは
無期限のものに限定される模様。)
 

3.資金投入のしかたを
『つみたて』に絞っている


ふつうの生活者が
無理なく長期投資するためには、
資金投入のタイミングに苦慮しなくてよい
『つみたて』が最適でしょう・・。


なお、
「平成29年度税制改正大綱」の中では、

『現行NISA』は
その期間の延長を謳われていません。

つまり、
『現行NISA』は(現行通り)
2023年拠出分まで、
2027年までの期間として終了し、

積立NISA』に1本化するのが
金融庁の意向ではないかと
わたしは推測します。

CreativeDestruction4.png

まだNISAを始めていない人は、
慌てて『現行NISA』をする必要はないでしょう。

(1年待って『積立NISA』を
チョイスしたほうがよいと思います)

今すでに『現行NISA』を実践している人は、
2018年以降、
『積立NISA』に移行されたほうがよいと思います。

(大和総研さんのレポートを見ると、
現行NISAと積立NISAは、
「年ごと」の選択制と記されています。

また、同じ1年の中で、
現行NISAと積立NISAの併用はできません)

次回以降、個別のケースでより深く
『積立NISA』について見ていきたいと思います。

似顔絵




| つみたて投資 | 17:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

妻がつみたて投資の金額を増やした模様・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

以前、こちらの記事で
妻がつみたて投資を始めたことを記しました。

【(苦節10年?)妻がつみたて投資を始めました

これがちょうど2013年のこと。

それ以来、妻は
『上がる』『下がる』『上がる』の
3つの「大きな波」を経験したようです。

※ たった3年間で
『大きな』波と形容するのが正しいかどうか
意見は分かれると思いますが、

投資ビギナーにとっては立派に
「大きな」に当てはまると思います。


〇 【上がる】(その1)・・、

つみたて投資を始めた時期が
たまたまアベノミクスの初期であったため、

妻が積み立てた投資信託の価格は
順調に上がり、
評価損益はコンスタントに
『プラス』で推移・・。

「ねえねえ、スゴイことになってる!」
と妻はウキウキしている様子。

スマホの画面を頻繁に
わたしに見せてくれたりしました。


〇 【下がる】・・、

2015年の6月くらいから
マーケットの様子が変わってきます。
中国本土の株式市場が6月、8月と急落し、
世界各地に飛び火・・。

Borsa-down.jpg


一部のファンドで
つみたて投資の損益が
はじめて「マイナス」になった妻は、

平静を装ってはいても、
あまり投資のことは口にしないように・・。
(もしかして、少し落ち込んでいる?)

わたしのアドバイスはふたつだけ。

〇「資産管理画面、あまり見ないように」
〇「つみたては止めないように」

そして、
リンゴの話】を通して、

価格が下がると、たくさん口数が買えるよ
という点を伝えました・・。


そして、2016年です。

マーケットは年初から下げ、
イギリスのEU離脱や
米大統領選でトランプ氏が勝利など、
思いもよらないことが起こりました。

〇 【上がる】(その2)・・、

ところが、
トランプ氏が次期大統領に決まると、
(大方の予想に反し)、
政策期待で株式市場は上昇&円安に。

妻のつみたて投資の損益も
ふたたび「プラス」に・・。


(まだ、たったの3年ですが、)
投資家としての彼女の最大の学びは、
下げる局面を実際に経験できたことでしょう。

こればっかりは、
理屈だけではなかなか腹に落ちませんから・・。


今回、妻に
つみたて投資の金額を増やした理由を聞いてみました。

いわく、

「投資信託の値段が下がったときに
口数がたくさん買えて、
それが貯金になることが実感できたから」

だそうです。

まあ、
ここまで来るのに13年近くかかりましたが・・(^^;)

似顔絵




| つみたて投資 | 11:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

つみたて投資を拡大解釈すれば、投資元本は無理なく増やせます


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

(突然ですが、)
ここは【個別相談の現場】です。


ChristineLucas-CompleteMindandBody-personal-coaching_20160822193916eff.jpg


「では、
積立て投資を始めることにしましょう。」
という話になると、

決まって、
(半ば自動延長的に)、

「あのー、
まとまったお金はどうすればいいのでしょう?」
という話になります。


たとえば、
毎月4万円の
つみたて投資は分かりやすいのです。

純粋に毎月の収支からの投資であり、
それは、
毎月貯金をしたり、

電気ガス水道料金を払ったりする
『延長上』にあります。

すなわち、
「日常生活の中での行為」と
認識しやすいのです。

(だから始めやすい・・)


でも(仮に)
700万円という大きなお金だと、

「これってどうすれば・・?」
ということで、
ちょっと思考が停止してしまいます(><)

なぜなら、
700万円は【非日常の塊】ですから・・。


「まあ、この700万円も
一部は投資に回すことが必要だろうけれど、

こういう大きなお金を動かせるのは、
(なんというか)
ベテランの投資家さんなんだろうな・・」

ということで、
あなたは取りあえず、
毎月4万円のみを
【つみたて投資】に回すことにしました。

<それから1年後・・。>




⇒ あなたはひそかに微笑んでいます。

株式ファンドも債券ファンドも
その価値が上がっており、

あなたの運用の成績は
プラス12%ほどで推移しているからです。


このとき、
あなたの中で
『小さな変化』が起こります。

「調子いいなあ。
ほんとうはもっと殖やしたいんだから、

毎月の積み立ての株式の割合を、
50%から 80%に増やそう!」

<これって、どう思われますか?>


気持ちは
分からなくはありません。

ただ、毎月の
『資産の配分割合』って、
いわゆる「ポートフォリオ」そのものです。

これはあなたの投資の
決意表明書】のようなもの。

これを安易に変えるのは、
いかがなものでしょう・・。


(そもそも)あなたはどうして、
「株式の割合を、
50%から 80%に増やそう!」

と思ったのでしょうか?

マーケットが好調だから?

そうだとしたら、
問題です。

マーケットが不調になったら、
逆に、
株式の割合を減らそう」という
気持ちになるかもしれませんよ・・。


もしかするとあなたは、
月4万円のつみたて投資だけでは
資産の殖え方に限りがあるので、

限られた中でもっと殖やすために、
株式の割合を引き上げようとしているのでは?


title20151026


だったら、
株式の割合を80%に増やすより、

⇒ まとまったお金
700万円の中から、
100万円でも150万円でも
投資に振り向けたほうがよいと思いませんか?



これから先、
どんなカタチで
資産運用を続けていっても、

結局のところ、
私たちの『投資成果』って、
次の式で表されるはずです。

【あなたのお金の投入量
×
【利回り】
×
【投資年数】


赤字で書いているものは、
あなたがコントロールできます

でも、黒字の【利回り】は
あなたがコントロールできません。

だったら、
株式の割合を80%に変えるより、

100万円でも150万円でも
投資元本を増やしたほうが
賢明だと思いませんか?


「でも、
大きなお金って
どうやって投資すればいいの?」

それは、
【まとまったお金】の一部を、

「日常的に」、
「無理せず」、
「自然な形で」、

投資に回せる【しくみ】を、
作ってしまうことです。


たとえば、700万円のうち、
100万円を、

【2万円×50カ月】というふうに、
ぶつ切り』にして捉えてみます。

もう最初から
100万円分を、

(つみたて投資の)
引き落とし口座に入金しておくのです。


もともとあなたは
毎月4万円の『つみたて投資』を
行っていますから、

これから50ヶ月だけ、
【4万円 + 2万円】 = 毎月6万円の
『つみたて投資』をするわけです。

そして51ヶ月目から、
もとの4万円に
つみたて金額を戻すだけ・・。

(これって↑ネット証券の画面上で
簡単にできますよ)


このカタチなら、

「日常的に」、
「無理せず」、
「自然な形で」、

まとまったお金の100万円を
投資に回せるはずです。

もちろん、
2万円×50カ月は一例に過ぎません・・。

要は、【トータルの
毎月のつみたて金額】が
いくらぐらいなら、

あなたの気持ち的に
負担にならずに続けられそうか・・、

それを自問自答してみて欲しいのです。

たとえば、
あなたのお手元にある
1800万円を、

12万円×150ヶ月で
つみたて投資することを考えたことがありますか?



what_is_viral_marketing-principles_id18432651_300.jpg


投資成果の『三つの要素』、

【あなたのお金の投入量】
【利回り】
【投資年数】のうち、

投資年数が長くなるのは
自明の理ですね。

利回りは予測し切れない。

だとすれば、
あなたのお金の投入量、

★ すなわち【投資元本】を、
いかに無理なく増やせるかが、
資産形成のカギを握るとわたしは考えます。

その際に、
キーワードとなるのが、
【つみたて投資の拡大解釈なのです。

似顔絵




| つみたて投資 | 18:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

つみたて投資は下り坂でも徐行運転?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

実のところ、
投資スタイル】とは、

〇 何を買うのかと、
〇 どのようにお金を入れるのかの
 『合作』です。

わたしはそう思っています。


たとえば、
ここに
『ニッセイ外国株式インデックス』が
あるとしましょう。

2016年7月21日に100万円分、
ポーンっと一括購入した場合と、

2016年7月から毎月1万円ずつ、
100ヶ月にわたって積み立て投資した
場合とでは、

見える景色】がまるで違ってきます。

上記のふたつは、
明らかに、
投資のやり方として『別物』なのです!


同じように、
毎月5万円ずつ
つみたて投資をするにしても、

「ピクテ新興国インカム株式ファンド(毎月決算型))
を積み立てるのか、

「たわらノーロード 新興国株式」を
積み立てのかで、
【見える景色】はまるで違ってきます。

このふたつも、
投資のやり方として『別物』です。


これまで資産運用は、
何を買うかによって生じる
【違い】については、


たくさんの情報提供を
行ってきたように思います。

でも、

どのようにお金を入れるかについての
【違い】については

あまり目が向けられてこなかったのでは・・。


私たちが投資を行う場合、

「その投資対象(金融商品)の
価格が上がる。
⇒ あなたの成績がプラスになる。」


と 認識 します。

(これは)言ってみれば、
投資における【常識】ですね。

ところが、【つみたて投資】は、
このような「投資の常識」を覆しているのです。


従来の投資のイメージでは、
金融商品の価格が上がらない限り、

あなたの投資の成績がプラスになることは、
(決して)ありませんでした。

極端な例ですが、
1億円の資金で
一括投資をする
ということは、

まるでオリンピックでの
1回限りの『演技』のように、


その、投資対象を、
いつ、
いくらの価格で買ったかが
すべて、なのです。


(伝わっていますね?)


たったひとつの『始点』で、
投資の仕込みが
決定してしまうということ・・


(だから「いつ買うか」が
大事なのです!)


一方、【つみたて投資】は、

毎月、毎月、コンスタントに
何年にも(何十年にも)わたって、
ずっと『演技』を続けるようなもの。

つまり、
その『演技』が良いか・悪いかは、

何十回、何百回の執行の中で、
ようやく評価が下るのです・・。


(仮に
あなたがつみたて投資を始めて、
数年しか経っていなければ、

現在の投資の【成績】には、
ほとんど意味がありません。


まだ『演技』を
し始めたところですから・・)


Change-.jpg


こんな『長期戦』である
つみたて投資において、

たとえば、

積立て投資において30年間、
年率5.5%で運用を行うことが出来れば、


というような表現のしかたは、
誤解】を招きますよね。

まるで、
毎月、毎月積み立てて、
あなたの資産が少しずつ
(損益もプラスで)増えていく・・

という『印象』を与えかねません。


スミマセン・・、

上記はわたしがかつて
拙著『積立て投資術』の中で記した文章です(-_-;)

上記のような表現のしかたに、
今、わたしは【違和感】を覚えています。


そして、反省しています・・


毎月、毎月積み立てて、
あなたの資産が少しずつ
(損益もプラスで)増え続ける、

というのは、
【つみたて投資】の実態を
正しく表していません。

上記は(どちらかというと)、
【つみたて貯蓄】のイメージです。


【つみたて貯蓄】では、
投資した元本に対して
確定したプラスのリターン(利息)が
付き、それが積み重なっていきます。


しかし、
つみたて投資】は、

その価格が変動する『投資対象』に、
規則的に資金を投入していく行為です・・。

上がったり、下がったり、
ダイナミックな【波】を
捉え続けるわけですから、


毎年、毎年、1年の括りで、
「プラスになった、マイナスになった」と

つみたて投資を評価するのは、
理に適っていません・・。

(それはまるで、
長く続く『演技』を
「細切れ」のように瞬間で
評価してしまうことだと思います。)


「つみたて投資」では、
毎月が
投資の仕込み、なのですから、

4、5年経っても、
<まだまだ仕込みの序盤戦かな・・>
くらいの、

中期の時間軸』を
持つべきではないでしょうか・・。


特に、下落相場が続く中では、
つみたて投資の本質を
見失いがちになります。

arrow_down_14.jpg

たとえば、です。

投資信託の値段が
毎月毎月どんどん下落し、
この5年間で、

『ファンドの値段』が
10,000円から5,000円に下がったとしましょう。

(マイナス50%のリターン!)

この場合、
毎月つみたて投資を続けた
あなたの【成績】も、

マイナス50%になるのでしょうか?

答え)

なりません。


もちろん、あなたの【成績】も
(その時点では)マイナスではありますが、
うんとましな
『マイナスの数字』になります。

それはなぜでしょう??


投資信託の値段が
下がり続ける中で、
つみたて投資を続けるとは、

(同じつみたて金額で)
どんどん買える『口数』が増えていく、
ということに他なりません。



価格が下がるのは、
つみたて投資の【成績】には
ネガティブに働きますが、

口数が増えるのは、
つみたて投資の【成績】には
ポジティブに働きますから、

★ 投資信託の【成績】ほど、
あなたのつみたて投資の【成績】は
下がらないのです・・。


(ここ、伝わっていますか?)


この現象を、
【終わりで大きく儲かる「つみたて投資」】の
著者 星野泰平さんは、

独特の言い方で表現されています。

下り坂でもきちんとブレーキがきいて、
ゆっくり下がっていくイメージです。

これも、「つみたて投資には安心感がある」
という理由の一つです。


なるほど・・。


【つみたて投資】は少なくとも、
数年~5年程度で繰り返される
「中期のアップダウン」「うねり」の中で
捉えるべきです。

そして、20年、30年のつみたてでは、
その「中期のアップダウン」が
何度も何度も繰り返されるのです。


仮に、
つみたて期間の前半で、

「下がる、下がる、上がる、下がる、下がる、」
というふうに、

下がる局面』を多く経験できたら、
わたしはとてもラッキーなことだと思います。

なぜなら、とてもいい条件で
『投資の仕込み』が出来るからです・・。

似顔絵


◆ 参照記事

えっ、つみたて投資の『第2ステージ』ってなに? その1)】
【えっ、つみたて投資の『第2ステージ』ってなに? その2)】






| つみたて投資 | 12:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT