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「一般NISA」を2014年に始めた人、5年目の決断ですよ


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは税制優遇の口座として
「一般NISA」よりも
「つみたてNISA」のほうをお勧めします。

とは言うものの、
実際、2014年から
「一般NISA」を
使い始めた人もいることでしょう。

一般NISAでは
今年(2018年)の年末に、
最初の「非課税期間 5年の満期」を迎えます。


【具体例】

たとえば、
2014年に「一般NISA」で
『先進国株式インデックス・ファンド』を
100万円分買ったとしましょう。

2018年12月末時点で、
ファンドの時価が
122万円になっていたとします。
(そう、儲かっているのです)

このとき、あなたならどうしますか?



nisa.png


実は『3つの選択肢』があります。

1.課税口座に移す。
2.売却する。
3.ロールオーバーする。


※ ロールオーバーとは、

このケースでは
2019年分の「120万円の枠」を使って
非課税期間をもう5年間延長する
という意味です。

図表内で、
下に向かって伸びている青い棒線です!

(※ たとえ2018年12月末時点で
ファンドの時価が180万円になっていても、
全額ロールオーバーできます)


ここから、
ちょっと【大局的】に捉えてみましょう。

2014年から2018年まで、
毎年「一般NISA」に
お金を入れてきた人にとっては、

2018年末の
3つの選択の判断】は、
一度きりのコトではありません。

2019年も、2020年も、
2021年にも、

この【3つの選択の判断】が
随時訪れるわけです。

そのたびにいちいち、

1.課税口座に移す。
2.売却する。
3.ロールオーバーする。


【どれにしようか?】と考えるのは、
かなり煩雑なのではないでしょうか?


★ ここは、あなたが
「一般NISA」という窓口に対して
何を望んでいるのか】を
明確にする必要があると思います。

たとえば、

〇 できるだけ長く投資したい!


つまり「時間の利益」を
得ることで、
より大きなリターンを
目指したいという人は、

A「ロールオーバーをし続ける。」
という方針を持つわけです。



nisa.png


上記図表でイメージすれば、

2014年・・2018年
(ロールオーバー)
⇒ 2019年・・2023年

2015年・・2019年
(ロールオーバー)
⇒ 2020年・・2024年

2016年・・2020年
(ロールオーバー)
⇒ 2021年・・2025年

2017年・・2021年
(ロールオーバー)
⇒ 2022年・・2026年

2018年・・2022年
(ロールオーバー)
⇒ 2023年・・2027年


という形になります。


このパターンを選択すると、
2014年に『一般NISA』を始めた人が、
新たに資金が投入できるのは原則、

2018年、
すなわち「今年」まで
なのです。

※ それぞれの「5年の投資期間」を経たとき、
投資成績がマイナスになっていないという仮定です。


つまり、

A「ロールオーバーをし続ける。」


という選択は、

〇 投資できる『金額ベース』より、
より長い『投資期間』を優先させる。
ということなのです。



これと対極なのが、

B「ロールオーバーしない。」
という考え方です。


こちらは、

〇 投資期間は『5年まで』と割り切り、
『投資期間の長さ』より、
投資できる『金額の多さ』を
優先させるわけです。


nisa.png


実際、2016年に
コンサルティングの中で
こんなことがありました。

※ 2016年は
「一般NISA」の投資枠が
年間120万円になった年です。

「カンさん、
2016年から2023年までの8年間、
毎年「120万円」まで投資して、

それぞれ必ず
「5年以内で売却する」と
決めてしまえば、
累計で960万円投資出来るんでしょ?」


と聞かれたのです。

はい、それは・・
おっしゃる通りです。

でも、この考え方は、
投資対象を順次
「5年以内で売却する」という
短中期の投資そのものになります。

(※ 当オフィスではお勧めしません・・)


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もうひとつ、
注意点】があります。

★ これまで
「一般NISA」をしてきた人が
今年(2018年)は「つみたてNISA」を
選択している場合です。

一般NISAと
つみたてNISAの併用はできないため、

2014年に「一般NISA」で始めた投資の
ロールオーバーを実践したければ、

2019年は
「つみたてNISA」から
「一般NISA」に
変更の手続きをする必要があります。


(※ 仮に2014年当時に
一般NISAを開いた金融機関と、

今使っている金融機関が異なっていれば、
元の金融機関にNISA口座を戻す必要もあります


わたしはここでも
【大局観】が必要だと思います。

制度上は、
毎年、毎年
「つみたてNISA」か「一般NISA」かを
選べるわけですが、

毎年いちいち
今年はどちらにしようか?】と
選んでいると、

ひとりの人間の中で、
異なる『投資期間』が
混在することになり、
頭の中が「ぐちゃぐちゃ」に
なってしまうのでは・・?



⇒ 今後、
「つみたてNISA」
「一般NISA」どちらにするか、

スッキリはっきり
決断してしまったほうがよいと
わたしは思います。


465-125.jpg

  7月14日()in 名古屋 13時30分~
  7月15日()in 大阪 13時30分~
  7月16日()in 福岡 13時30分~  
  7月22日()in 東京 13時30分~




| つみたてNISA | 18:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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iDeCo、つみたてNISAの意外な『あるある』!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

弊所では
コンサルティングの前にかなり詳しく、
【ご質問事項・ご要望事項】を
ご記入いただきます。

それらの中で、
iDeCoやつみたてNISAに関して、
意外な思い込みを発見することがあります。

こういう勘違いって『あるある
というものを、
いくつかご紹介しましょう。


1.iDeCoでは売って買っての
「スイッチング」が出来ない


最初に、
積み立てる投資信託と
積み立て割合(%)を決めたら、

そのあと、
積み立て割合(%)は
変えられるけれど、

iDeCoでは

まとまった資産ベースで
一部投資信託を売って、
別の投資信託を買い付ける、

いわゆる『スイッチング』というのは
出来ないのだ!

と思い込んでいる人が
(意外と)多いのです。

実際は、出来ます。

※ 上記は
企業型確定拠出年金に関する質問でも、
たびたび発見する『あるある』です。


musician_shikisya.png


別の視点から言いますと、

iDeCoでは
常に『ふたつの目』を
持っておく必要がある
ということです。

ひとつ目は、

〇 毎月の掛金の積み立て割合(%)


一例)

A投資信託 60% (1.2万円)
B投資信託 40% (0.8万円)


ふたつ目には、

〇 積み上がった資産ベースでの
保有割合です。


一例)

A投資信託 70% (140万円)
B投資信託 30%  (60万円)


効率的な資産管理で大切なことは、

一度決めた毎月の
掛金の積み立て割合(%)は
いっさい触らない、ということ。


仮に、

A投資信託 60%
B投資信託 40% が、

あなたが目指す
『ポートフォリオ』とするなら、

積み上がった資産ベースでのみ、
定期的に
『リ・バランス』を実施して、

資産全体で

A投資信託 60%
B投資信託 40% に

戻してあげればよいのです。

その他は?

何もしないでただ積み立てるだけ・・。


senro.png


逆説的に言えば、
スイッチング」が出来るからといって、

マーケットが下落を続けるときに
株式ファンドを売ってしまうとか、

マーケットが急騰し続けるときに
株式ファンドの割合を増やすという
恣意的な操作】を、

決してしないよう注意する必要があります。


ちなみに、
つみたてNISAでは、
今お話しした、

まとまった資産ベースで、
一部投資信託を売って、
別の投資信託を買い付ける、

『スイッチング』が出来ません。

(「ふたつの制度」は、
まったく異なる特徴を持つわけです)


2.つみたてNISAでは、
積み立てる投資信託の変更ができない


いったん「つみたてNISA」で
積み立てる投資信託を選ぶと、

もう「変更」はできないと
思い込んでいる人もおられます。

実際は、変更できます。


たとえば
「A先進国株式インデックス」のみを
6年ほど積み立ててきたある日、

より運用管理費用が低い、
そして(マザーファンドベースの)
純資産額も潤沢な
「B先進国株式インデックス」が登場したとしましょう。

この場合、
積み立てるファンドを
「B先進国株式インデックス」に変更する、
ということは出来ます。


上記ふたつの投資信託が
連動を目指す「指数」が
まったく同じなら、


保有するファンドが複数になっても
別に気にする必要はありません・・。

(堂々と、積み立て先を
「B先進国株式インデックス」に変更しましょう)


1434454545-3867.jpg


そもそも、
最大「20年間」も
つみたてを続けるわけですから、

途中で
より良い投資信託が出てこないほうが
おかしいと思いませんか?


難しく考えず、
今ベストと思えるインデックスファンドを
積み立て始めればよいのです。



ただし、
前述の通り、
つみたてNISAでは
スイッチングが出来ないため、

積み立てるファンドは『1本のみ』とする、
という【ルール付け】は、
守っておいたほうがよいでしょう。


あっ、わたしは今、

~そもそも、
最大「20年間」も
つみたてを続けるわけですから、~

と言いましたが、

これは、

つみたてNISAで
資金を投入できる期間】が
最大20年ということであって、

★ つみたてNISAの期間(非課税期間)が
20年という意味ではありません。



実際は
つみたてNISAでは、
1年ずつズレた、
20通りの「非課税期間20年」が
存在するのです。



つみたてNISA
最後の非課税の年は、↑ 何年になっていますか?

なんと・・・ 2056年!

(ワタシは、もう死んでいるかもしれません(^^;


465-125.jpg

   6月9日()in 東京・田町 13時30分~




| つみたてNISA | 18:35 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今から「ジュニアNISA」を利用するのはお勧めしません


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

つい先日、
オギャーと赤ちゃんが生まれたとしましょう。

どうせなら、
税制優遇がある【制度】を用いて、
有利に教育資金を準備したいですよね。

そこで登場するのが、
ジュニアNISA】です。


相談業務の中でもしばしば、

「カンさん、ジュニアNISAって
どうなのでしょう?」


という質問を受けます。

【ジュニアNISA】とは、
ざっくり以下のような『仕組み』です。


jrnisaimage.gif

『ジュニアNISA イメージ図』(群馬銀行)


ここでは、
ゼロ歳児の
隼人くん」を想定して話を進めましょう。

baby_haakuhansya.png

(さっそくですが、)
あなたは隼人くんのために、

平成30年(2018年)に
ジュニアNISAの上限額
『80万円』を工面して
投資信託を購入することにしました。

この、2018年に入れた
『80万円の資金』の
非課税期間は5年間で、

2018年・・ ⇒ 2022年まで
となります。


が、しかし、
(もし)あなたが望むなら、
ロールオーバー】といって、

非課税期間をさらに5年
延ばすことが可能です。

この場合、
『ロールオーバー』とは、

2023年(平成35年)~2027年(平成39年)までの
【5年間の枠】を、
続けて利用するという意味なのです。

(※ 図表の↓青の点線で示されているところ)


jrnisaimage.gif

※ 2022年(平成34年)時点で
時価が80万円を超えていても、
すべて【ロールオーバー】することができます。


さあ、隼人くんは
どんどん成長していきますよ!


pose_genki01_boy.png


先ほどの説明通り、
仮に、
2023年から始まる「5年の枠」を
【ロールオーバー】で利用してしまうと、

【ジュニアNISA】で
新たに資金が投入できるのは、

2018年・・
2019年・・
2020年・・
2021年・・
2022年・・

【たった5年間だけ】となります。

??


これってどうなのでしょう?

そもそも、
上記のように
資金投入の機会が限られる仕組みって、

あなたの『家計の実態』に
フィットしているのでしょうか?


子どもさんが小さい家計は、
基本的に
ご両親もまだまだ若い家計です。

正直、
年間の【枠】は40万円くらいでいいから、

毎年、毎年、
できるだけ長い【非課税期間】で
続けて拠出できるほうが、
理に適っているのと思いませんか?



ジュニアNISAの問題は他にもあります。

2019年(平成31年)から始める
非課税期間の『5年』は、
さっきとは【様子】が違ってくるのです。

??

jrnisaimage.gif


2019年(平成31年)・・ ⇒ 2023年(平成35年)

このあと(実は)
【ロールオーバー】は出来ません!


代わりに、
継続管理勘定】という『枠』に
入ってしまいます。

「けいぞくかんりかんじょう?」

そうです。


★ 最大の【問題】は、
「継続管理勘定」に移せるのは、
時価80万円までということ!


「えっ、
じゃあ残りのお金は?」

払出し制限付き課税口座
(課税ジュニアNISA口座)に移されてしまいます・・。


つまり、2019年以降は
こんなイメージ・・)

2019年・・ ⇒ 2023年 → 継続管理勘定
2020年・・ ⇒ 2024年 → 継続管理勘定
2021年・・ ⇒ 2025年 → 継続管理勘定
2022年・・ ⇒ 2026年 → 継続管理勘定



せっかく『非課税のしくみ』の中で
運用しているのに、

5年経って
【継続管理勘定】(非課税枠の延長)に
移せるのが、

【それぞれ時価80万円まで】
というのは、
あまりにも残念だと思いませんか・・?


さらに、
『ジュニアNISA』では、

隼人くんが
【18歳】になるまで、
資金の引き出しそのものが出来ません。

(万万が一、
隼人くんが中学を卒業したときに、

「宮大工の勉強がしたいから、
京都に行かせて欲しい!」
と宣言したら、どうします?)


20171222224858.png


「あのー、カンさん。
わたしは別に「教育資金」に
固執していないんです。

【ジュニアNISA】で持ち続けて、
隼人が20歳になったら、

そのまま【一般NISA】で
持ち続けてもいいと思うんですけど・・」


たしかにそういうご意見も、
しばしばいただきます。


【ジュニアNISA】は
金融商品をそのまま持ち続ければ、
【一般NISA】に紐づけされますから・・。

しかし、
【NISA制度】そのものが
まだまだ発展途上であり、

最終的な『着地点』が
なかなか見えてこないのが現状です。


たとえば、
「2017年度の税制大綱」では、
財務省が
将来的な【NISA制度】の一本化に
言及していました。

「2018年度の税制大綱」では、
そのような文言はなくなっています。

これって?

これって、
財務省 VS. 金融庁の
政治的な「攻防」が続いているということ。


11800808-large.jpg


もちろん、
【ジュニアNISA】そのものが
より良い方向に改正される可能性も
あります。

しかし、政治的な決着が
まだまだ見えない中で、

無理をして、
中途半端な制度を利用する必要は
ないのではないでしょうか。

(※ あくまで私見ですが、
【一般NISA】【ジュニアNISA】とも、
現行のしくみのまま役割を終え、

たとえば、ですが、
【つみたてNISA】に
吸収されるという可能性も、
なくはないわけです・・・)


現状を踏まえれば、
ジュニアNISAを利用するより、

自由度が高い、
【未成年口座】(特定口座)
教育資金の積み立てをされたほうが、

資金投入・解約の自由度が高く、
管理がしやすいと考えます。

◆ 参照記事
(「大佐さん」のブログ記事)
どうしてこうなった!?ジュニアNISAが惨状の様相を呈している件【一般NISAにも問題あり】

似顔絵




| つみたてNISA | 18:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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もしも金融庁と厚労省に勤めるカップルが存在するとしたら・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

※ ご注意。
以下、あくまで【フィクション】でございます。

厚労省に勤める涼花さん。
金融庁に勤める亮太さん。
ふたりは仲の良いカップルです。

涼花さんは
腕組みをしながらこう言います。

user_w.jpg

「少子高齢化の進展を考えると、
公的年金の給付削減は避けられないだろうし、

自助努力型の年金制度、
つまり、iDeCoを広めることに
わたしは社会的意義があると思うの。


そこで亮太さんが反論。

user_m.jpg

「でもiDeCoって、
消費者目線からすると、
年金制度っていうより、
資産形成の一手段なんじゃないの?


ボクはiDeCoもやってるけど、
純粋にお得な運用だと思うからだよ。」



でも、涼花さんは
(厚労省的に?)
「あくまで年金制度の進化形なの」と主張します。

user_w.jpg

「あんまり投資部分ばかりに
フォーカスされても困るわ。

そっちこそ、
つみたてNISAは
株式を含んだ投資信託のみで大丈夫なの?
リスクの本質が十分理解されているのかな?」



user_m.jpg

「それはiDeCoも同じだろ?
だいたい確定給付の年金制度だって、
実際はリスクを取って「運用」しているんだから。

iDeCoって、
もうちょっと「投資部分」について
積極的に言及したほうがいいんじゃないの?」



user_w.jpg

「たしかにそれはそうかも。
まあ、うちの上のほうって
頭が硬くて困ってるのよ。

あっ、ところでワタシ、おととい
つみたてNISA申し込んだわよ。」



user_m.jpg

「えっ、そうなんだ!」

user_w.jpg

「だって利用できるものは
利用しておかないと。

正直、いつでも解約できて
お金を引き出せるのって魅力的だし。」



user_m.jpg

「だろ?

でもなあ、
つみたてNISAって、

iDeCoみたいに
Aファンド売って、
Bファンド買うっていう
スイッチングが出来ないんだよな・・」


user_w.jpg

「あー、そうよね。
お互い一長一短あるのよねえ。

て言うより、
早くゴールデンウイークの予定決めようよ!」

user_m.jpg

「うん、それもそうだけど、
僕たち、
ひとつになったほうがいいと思わない?」


user_w.jpg

「えっ!?」


【ここからカンです。】

相談業務で
たまたま20代の方がお客様だったりすると、

iDeCoとNISAは
将来的に『ひとつになるべき』だと
強く思います。

個人勘定の税制優遇口座って
ほんらい「ひとつ」、
「大きなモノ」があればいいですよね。



gutspose_man.png


国民年金基金連合会みたいな、
役人の天下りのための
「箱」みたいなものは取っ払って、

〇 金融機関を直接の「窓口」とする。

〇 商品ラインナップは、
各金融機関が扱う
「金融商品」と同じにする。

〇 掛け金は上限のみを定める。
〇 掛け金の分だけ所得控除。

〇 ペナルティーを設けて
途中の解約、引き出しを認める。


など【シンプル&分かりやすい】しくみに
再設計できればなあと思います。

現状だと、
涼花さん(厚労省)は涼花さんで、
亮太さん(金融庁)は亮太さんで、

それぞれ
『制度の拡充』に一所懸命になって、

結果、税制優遇のメリットが
枝分かれしてしまうのが、
なんとももったいないと思うのです・・。

似顔絵

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| つみたてNISA | 17:33 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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iDeCo使って、つみたてNISA使って、そのときどうする? その2)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

まずは大きく深呼吸して、
シンプルに考えてみましょう。


shinkokyu_woman_2018021917361986d.png


「iDeCo」も「つみたてNISA」も、
投資信託を積み立てていく『便利な箱』です。

ここでは話を分かりやすくするため、
単純化してみましょう。

あなたは毎月、

〇 iDeCo で、
23,000円つみたて。

〇 つみたてNISA でも
23,000円積み立てます。


ふたつ合わせて
『ひとつのポートフォリオ』を作る。
それもシンプルに、

〇 日本株式ファンド   50%
(iDeCoでつみたて)

〇先進国株式ファンド 50%
(つみたてNISAでつみたて)


とするとします。

※ ここでは、投資に回さない
預貯金も十分にあると仮定します・・。


さて、
<年に1度の『リ・バランス』が
 やってきました!>


積み上がったご資産ベースで
【現状】を見てみると、

〇 日本株式ファンド  30% iDeCo
〇 先進国株式ファンド 70% つみたてNISA


になっているではありませんか!

※ 日本株に比べ、
先進国株式が大きく上昇したのです。


まだ運用を始めて
1年しか経っていませんから、

投資元本』は
4.6万円×12ヶ月 = 55.2万円です。

(預貯金も潤沢にあるので)

ここでは
日本株式ファンドのみを
20%分買い増すことで、
『リ・バランス』を行いませんか?

が、(残念ながら)それは出来ません・・。


なぜなら iDeCo では、
「拠出額」以外で
任意の買い増しが出来ないためです。

これは、

〇 つみたてNISA で
「日本株式ファンド」

〇 iDeCo で
「先進国株式ファンド」


を積み立てている場合も同様です。

上記ケースですと、
つみたてNISAで
日本株式ファンドを、
20%分買い増すことになりますが、

つみたてNISAも、
決められた「つみたて金額」以外で
任意の買い増しというのは
(残念ながら)出来ません。


では、
先進国株式ファンドを20%分売って
日本株式ファンドを20%買い増すという
『リ・バランス』の形はどうでしょう?

〇 iDeCo で
「日本株式ファンド」

〇 つみたてNISA で、
「先進国株式ファンド」


を保有していますよ!


negosyo-seminars.jpg


この場合、
つみたてNISAで
先進国株式ファンドを一部売ると、
その分については
『非課税枠を使った』と見なされます。

(でも、売ることはできます・・)

しかし、そのお金で
日本株式ファンドを買い付けるという、
いわゆる『スイッチング』ができません。


(※ これって「つみたてNISA」の
問題点なのです)


また、そのお金を
iDeCoの口座に任意に入れる、
ということも出来ません・・。


「じゃあ、カンさん。逆にすれば?」

はい、そうしてみましょう・・(^^;)

〇 iDeCo で
「先進国株式ファンド」

〇 つみたてNISA で
「日本株式ファンド」を保有


とします。

これだと、

先進国株式ファンドを20%分売って、
日本株式ファンドを20%買い増す
ということが可能です。

ただし、
iDeCoの口座内で、ですよ・・。


(iDeCoの外に、お金を出すことは出来ませんから!)

その結果?

その結果、

〇 iDeCo口座では結局、
「先進国株式ファンド」と
「日本株式ファンド」、
両方を保有することになります・・。


無題

よーく考えてみますと、

〇 日本株式ファンド  
〇 先進国株式ファンドという
『シンプルなポートフォリオ』でも、

つみたてNISAでは
【スイッチング】が出来ないので、

『リ・バランス』をして、
運用資産の「調整弁」の役割を果たすのは
iDeCo ということになります。


(ココ、肝に銘じておきましょう・・)


また、ある程度
運用に回すお金が大きくなる人は、

(iDeCo、つみたてNISAの枠は
限られているので)

おのずと
特定口座』も利用することになりますよ。


画像2


そして、
3つ、4つのファンドを組み合わせて、
『ポートフォリオ』を組み、

かつ、
iDeCo、つみたてNISAでは
それぞれ「ひとつのファンド」で
シンプルに管理したい場合、

運用に回すお金が大きくなれば、
おのずと『特定口座』で
すべてのファンドを保有することになります。

そしてこのようなケースだと、
〇 わざと、
特定口座で『リ・バランス』を行ったほうが、
資産管理はスムーズになるのです・・。

似顔絵

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iDeCo使って、つみたてNISA使って、そのときどうする?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

つみたてNISAが始まって、
「iDeCo」と「つみたてNISA」の
上手な併用法について、

コンサルティングの場で
具体的なご質問を受けるようになっています。

つい先日も、
iDeCoの『年払い』について
ご相談を受けました。

今年からiDeCoは
「毎月払い」だけでなく、
たとえば、
1年に1度だけ掛け金を払う
ということが出来るようになっています。

(拠出の限度額が
『年単位』となったためです)


「カンさん、
年に1回だけの拠出なら、
口座管理手数料が安くなるので、
使ったほうがいいのでしょうか?」


というご質問をいただきました。


※ たとえば、
その年の12月に
掛け金を一度に拠出すると、

国民年金基金連合会に
毎月103円払わないといけない
口座管理手数料を、
『年1回払う』だけに出来るのです。

「これはなんかお得!」


と思いますよね。


が、投資の執行法として、
年に1回というのは
どうなのでしょう・・。

今40歳の人なら、
60歳になるまで、
20回しか投資執行しないことになります。

これだと、
アップのときも、
ダウンのときも、
定期的、規則的に買っていくという
つみたて投資の効用が十分得られないのでは?

※ 特に『ダウン』のときに
買える回数が少なくなってしまいます。


わたしは最低『年2回
たとえば、
ボーナス時の拠出のイメージで
掛け金の設定をすべきだと思います。

(この場合、
国民年金基金連合会への
口座管理手数料は、
『年2回』の支払いに。)


無題


★ ただし、
この【ご提案】は、

「iDeCo」と「つみたてNISA」を
併用】して資産形成をしていくという
「前提付き」です。

<一例>

〇 iDeCo
月の拠出限度額23,000円の人が、
「年に2回」のみ拠出する。

〇 つみたてNISA
毎月33,000円 拠出する。


iDeCoのほうは、

6月拠出分)
12月分~5月分 ⇒ 
2.3万円×6ヶ月分=13.8万円

12月拠出分)
6月分~11月分 ⇒ 
2.3万円×6ヶ月分=13.8万円

というふうに、
年2回の『つみたて』になります。

一方、つみたてNISAは
毎月積み立てるわけです。


ここでのポイントは2つ!

1.あくまで
【毎月のつみたて】が
メインであること。

2.iDeCoと
つみたてNISAで
積み立てる投資信託を
【同じ】にすること。



2.に関してですが、
仮に、双方の窓口で、
違った資産クラスのファンドを
積み立てていると、

iDeCoのほうは、
今のケースでは
年2回のみの買い付けですから、

その間、
積み立てられる資産クラスが
偏ってしまうという欠点があります。



たとえば一例ですが、

 【窓口】を楽天証券にして、

〇 iDeCo
「楽天・全世界株式・インデックスファンド」
〇 つみたてNISA
「楽天・全世界株式・インデックスファンド」


とすることが可能です。

これだと、
ふたつの窓口で
投資執行のリズムが違っても、
特に気にする必要はありませんね。

あるいは、

【窓口】マネックス証券

〇 iDeCo
「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」
〇 つみたてNISA
「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」


という選択肢もあります。


computer_couple.png


また、別の視点からですが、

iDeCoと
つみたてNISAで
積み立てる投資信託を
【同じ】にする
効用は他にもあります。

それは(たとえば)、

【つみたてNISAを
60歳より前に、
ある程度のボリュームで
解約する可能性がある場合】です。


よく、
iDeCo、つみたてNISAを
利用する際に、

全体で【ひとつのポートフォリオ】を
イメージして、
それぞれの窓口で各ファンドを当てはめましょう、
と言われます。

これ自体、
間違いということではないのですが、

たとえばあなたが、

〇 iDeCo
「日本株式ファンド」
「新興国株式ファンド」
〇 つみたてNISA
「先進国株式ファンド」

〇 特定口座
「日本債券ファンド」
「先進国債券ファンド」


で【資産配分】を作っているとしましょう。


しかし、
緊急の資金ニーズが発生して
もし、特定口座のファンドを解約すると?

(結果として)株式の割合が
高くなってしまいますね。


あるいは、つみたてNISAから
ある程度の解約を行うと、
「先進国株式ファンド」の
保有比率のみが下がることになります。

資産配分を整えるためには、
iDeCo、ないし特定口座で
2つのファンドを一部解約して
先進国株式を買うなどの
調整作業が必要に・・。


最近、
相談業務を通じて思うのですが、

もし、iDeCoとつみたてNISAで
利用する投資信託を揃えることが出来れば、
資産管理はずいぶんラクになると思うのです・・。

【iDeCo使って、つみたてNISA使って、そのときどうする? その2)】

似顔絵




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