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iDeCo、つみたてNISAの出口は(その感覚が)異なります


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

iDeCo、つみたてNISAについて
知れば知るほど、

このふたつの制度は
性格が違うなあ・・」と実感します。

【プロセス】の途上は
まるで一緒なのですよ。
「投資信託×つみたて」ですから・・。

でも、【出口】が近づいてくると、
運用者としての『感じ方』が違ってくるのです。

〇iDeCoは
取り崩し「強制」!

〇 つみたてNISAは
取り崩し「自分でする」!


ですから。


先日、こちらの記事内で

アメリカの確定拠出年金について
ご紹介しました。

かの地の確定拠出年金は、
拠出限度額』が巨大で、

2018年は(ナント)年間 18,500ドル!
月に直すと1541ドル強です。

(1ドル110円とすると)
月におよそ16.9万円にもなります。

※ もちろん全額所得控除できます。


これが何十年も積み上がると
文字通り「ひと財産」となるため、

税務当局としては
これが「相続財産」として
次の世代に引き継がれたりすると困るわけです。

ですので、
強制的な【引き出しの制度】を設けています。


それが・・「RMD」です。

??

Investment-Planning_Lump-Sum-vs-Dollar-Cost-Averaging.jpg


「野村資本市場クォータリー 2015 Winter」の
こちらの論文から引用しましょう(PDFファイル)

米国年金制度には
最低引出義務
(Required Minimum Distribution、RMD)
という税制適格要件があり、

DC口座保有者は、原則として、
70.5歳以降、
口座残高を

平均余命で除した金額を
毎年引き出さねばならない。

引用、終わり)



まあ、
それはそうでしょう。

日本のiDeCoも
『年金制度』ですから、
60歳から70歳になるまでに
引き出しを始めないといけません。

これは(いわば、)
終着駅が明快】ということ!


ところが
「つみたてNISA」では、
あなたの運用資産が
強制的に引き出されることはありません。

〇 いつ、
〇 どの投資信託を、
〇 どれくらい解約するかは、

すべて「あなた次第」なのです。



たとえば、
非課税期間の【20年】が到来して、
あなたが何もしなければ

運用資産は特定口座に払い出され、
いわゆる「通常の口座」で
運用が続くわけです・・。

そう、
つみたてNISAには【終着駅】がありません。

また、iDeCoのように、
「10年年金形式」
「20年年金形式」といった、

継続的に受給していく仕組みも
ありません・・。


つみたてNISAでは
断続的な投資信託の解約を、
自分で「ルール化」して
実践する必要があるため、


正直、
【向く人】と【向かない人】に
分かれるとわたしは感じています。


Selling-wants-vs-needs.jpg


〇 目先の高値(目先の利益)に引きずられ、
早く解約してしまう人や、

〇 なかなか決断がつかず、
20年の非課税期間を
やり過ごしてしまう人が、出てくる恐れがあります。


(※ もちろん計画的に、
予め意図して「特定口座」に戻し、
そこから解約していくという
「ルール作り」もあるのですよ)


資産を長い時間をかけて積み上げ、
それを長い時間をかけて取り崩すことを
資産運用』と呼ぶなら、

つみたてNISAでも、
【投資信託・定期売却サービス】のような
継続的な取り崩しのしくみが
必要になるとわたしは考えます。

▼ こちらの記事もご参考に!
iDeCo、つみたてNISA、特定口座、3つの入り口の『取り崩し』について


465-125.jpg

    11月25日()in 福岡
    11月24日()in 大阪    
    11月23日()in 名古屋        
    11月18日()in 東京




| つみたてNISA | 13:12 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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iDeCoの商品数、つみたてNISAの商品数、そして聞こえてくる投資ビギナーのため息・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

一度、「ほんらいの姿」に戻ってみましょう。

iDeCoもつみたてNISAも、
老後の資産形成をサポートするための
「税制優遇制度」です。

なかなか投資に踏み出せない人たちに、

「こういう便利な制度があります」
「まずはここから始めてみては?」と、


運用の【きっかけ】になる役割を担っています。

ですので、
「制度の主旨」としては、

・シンプル
・分かりやすい を旨とするべきでしょう・・。


あなたは今年始まった
「つみたてNISA」の商品数をご存じですか?

金融庁のこちらの資料(PDFファイル)
によりますと、
現在158本です(9月28日現在)

どんどん増えています・・(-_-;)


そして、
ビギナーの人は
「158本」という数字を見て、

分かんない。
選び切れない・・。


と思うのではないでしょうか?


そのくせ、
東京スター銀行では
「つみたてNISA」のラインアップは
3本しかありません。

(それもすべて「バランスファンド」)

一方、
楽天証券やSBI証券、
カブドットコム証券などでは、
130本以上ラインアップが揃っています。

すっごく多い。


「つみたてNISA」の商品数が
雨後の筍のように増えるのは、
明らかに問題でしょう・・。

(正直、同じような
インデックスファンドが多すぎます!)

そういえば、
NightWalkerさんが
こちらの記事でこう呟かれていました。

余談ですが、つみたてNISAの
対象インデックスファンドの条件は、
「1指数 1社 1ファンド」に
すべきだったのではないかと、
いまさら思う今日この頃です。


ホントそうですね。


anxious-man-biting-nails-worried.jpg


また上記のように、
「つみたてNISA」は
金融機関ごとで、
『ラインナップ(本数)』に差があり過ぎます。

これって「制度の本質」が
正しく伝わらない恐れがあると思います。


そういえば、

iDeCoも
金融機関ごとで、
『ラインナップの中身』に
けっこう差があります。

そして、口座の管理コストも
ずいぶん違っていますね。

わたしは
『税制優遇制度の商品数』は
ある程度絞り込まれていることが
大切だと思います。



(iDeCoは
商品数の上限を「35本」とすることが
決まりましたが、

これくらいを上限にしないと、
ビギナーの人はなかなか
選び切れないのでは・・)


ところで、
iDeCoではようやく
金融機関同士の「競争原理」も
働いてきていますが、

SBI証券のように、
早くから(2005年から)
iDeCoサービスを始めた金融機関ほど、

昨今の投資信託の低コスト化の流れに
付いていけないという、
ジレンマ』を抱えることとなりました。


そこで、
SBI証券は

現行のプラン(オリジナルプラン)に加え、
11月から
新たに『セレクトプラン』を作り、

商品ラインナップが異なる
「2つのプラン」から
選べるようにするそうです。

んー(-_-;)

これって、

ひとつの運営管理機関で、
(実質)35本以上の
商品ラインナップになりますよね?


(一種の裏ワザなのでしょうか?)


money-dollars-cash-burden-debt-chain-600x450.jpg


〇 そもそも、
iDeCoは「超長期」のインフラ制度です。

そして、
〇 モノ(投資信託)のほうは
少しずつ進化していきます。


だとすれば、
ほんらい的に、
「新プラン創設」という
裏ワザを使うのではなく、

iDeCo商品ラインナップの
『入れ替え』そのものを
もっとしやすくすればよいと

わたしは考えます。


iDeCoは、
積み上がった資産ベースで、

あるファンドを売って、
別のファンドを買うという
スイッチング」が出来るわけですから、

投資信託という商品の進化に伴う
商品の中身の入れ替えについては
iDeCo加入者にも
理解されるのではないでしょうか?



今回のSBI証券のように、
他の金融機関も
「新たなプランの創設」に動いてくると、

(実質の)商品数が
どんどん増えることになってしまいます(-_-;)

分かんない。
選び切れない・・。


という、ビギナーの人の声が聞こえてきそう。

image.jpg


さて、
今の点は「つみたてNISA」にも
応用できると思います。

「つみたてNISA」では、

たとえば、
商品提供側(運用会社)が、

「ファンド」の入れ替えを
できるようにする。

かつ窓口の金融機関においても、
商品ラインナップの入れ替えを
柔軟にできるようにする。

(なぜなら、投資信託は進化しますから。)

このお話の『前提』として、

やはり
「つみたてNISA」でも、

積み上がった資産ベースで
あるファンドを売って、
別のファンドを買うという

「スイッチング」が出来るように
すべきでしょう。



まとめますと、
わたしの意見は以下の通りです。

1.選びやすさという意味で、
iDeCo、つみたてNISAともに
「商品数」に制限を設ける。

2.商品ラインナップの入れ替えを
今よりもしやすくする。

3.運用の途上で
「スイッチング」ができるようにする。


この1.~3.は
iDeCo、つみたてNISA双方で、
ワンセット】であるべきでしょう・・。

繰り返しになりますが、
iDeCo、つみたてNISAは
超長期で続く「インフラ制度」なのです・・。


465-125.jpg

    11月18日()in 東京
    11月23日()in 名古屋
    11月24日()in 大阪
    11月25日()in 福岡




| つみたてNISA | 12:24 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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iDeCo、つみたてNISA、特定口座、3つの入り口の『取り崩し』について


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

iDeCoはあなたの「年齢」、
つみたてNISAは「期間」に則した制度です。

したがって、
あなたが「今何歳か・・?」によって、
両制度の「使い心地」は違ってきます。

たとえば、
今年31歳の大野さん(仮名)


rikujou_man_marathon.png


iDeCo
大野さんが60歳になるまで
「掛金」が拠出できます。

『取り崩し』のほうは
最長のイメージでいうと、
69歳から始めてもよいわけです。

たとえば「20年年金」の形で取り崩せば、
69歳から89歳になるまで・・
という「期間」も可能です。


一方、「つみたてNISA」のほうは
どうでしょうか?


もし、2018年から始めたとすると、
最初の非課税期間の「満20年」は、
2037年に訪れます。

大野さん、まだ、50歳です。

つまり、大野さんの年齢からすると、
つみたてNISAの最初の
「満20年」が来るのって、

ちょっと早すぎるわけです。


たとえば「仮の話」ですが、

iDeCo、つみたてNISA、特定口座、
「3つの入り口」
「1つのポートフォリオ」
作っているとしましょう。


つみたてNISAの
最初の「満20年」がやって来て、
大野さんはこう呟きます。

「よっしゃ!
先につみたてNISAで積み上げた投資信託を、
取り崩し始めよう!」


ん?

これって?

(iDeCo、特定口座の『ファンド』は
そのままですから)

つみたてNISAのファンドのみを
先に取り崩すと、

【ポートフォリオのバランス】が
崩れてしまいます・・(-_-;)



baby-surprised-340x231_201610081225060cc.jpg


大野さんに、
50歳とか54歳とか56歳で

つみたてNISAを解約して
お金を取り崩すニーズが
ない】のであれば、

『特定口座』に移すという選択を
すればよいのです・・。


(つみたてNISAでは、
特定口座に移す時点の
投資信託の値段を
「新たな取得価格」として認識してもらえるので、

「特定口座」に移したとしても、
非課税のメリットはそこそこ享受できます)


大野さんの場合、
2034年に入れた上限「40万円」が
満20年を迎えるのが
2053年であり、

この年、大野さんは
やっと66歳になります・・(^^;)

言い方を換えれば、
大野さんのケースでは、

「つみたてNISA」に
2025年に入れた分も・・
2030年に入れた分も・・、

非課税期間の「20年」の満了後、
【特定口座】に移していく可能性が高い。
ということ・・。


※ 仮に
20年間の【非課税期間】に固執し、
(ファンドの解約によって)
大野さんが50代で
大きな金額を手にしてしまうと、

〇 そのお金どうする?


という新たな問題が発生してしまいます・・。


soccer_goalee.png


ココで大切なのは、

大野さん、
「つみたてNISA」のみを見てはダメですよ!


ということ。

セカンドライフでの
資金の取り崩し管理】を考えれば、

iDeCo、つみたてNISA、
そして特定口座からの
【取り崩し時期】は、

おおむね揃えてあげたほうが
よいと思いませんか?



大野さんの『セカンドライフ』が
65歳からのスタートであれば、

〇 iDeCoの取り崩しも65歳から。
〇 つみたてNISAでの解約も65歳から。
〇 特定口座での取り崩しも65歳から とするのが、

もっとも【自然なカタチ】だと思います。

なぜなら、

投資資金の積み上げも、
「3つの入り口」で同時に
コツコツ続けてきたわけですから。



そのように考えると、
iDeCoでの取り崩しの仕方は
年金形式」のほうがよいと
わたしは思います。

つみたてNISAも、
iDeCoも、そして特定口座も、

少しずつ、規則的に
長い期間連続して「取り崩していく。」
これがセカンドライフの
資産管理の「王道」でしょう。



ただし、iDeCoに関しては
(「年金形式」を選んだ場合)
注意事項があります・・。

「楽天証券」の
iDeCoを例に挙げてみましょう。
手数料

iDeCoでは、
あなたは60歳以降、
「運用指図者」になります。

掛金の拠出は終わっても、
毎月64円の維持手数料を、
「信託銀行」に支払う必要があります。

(これは年金を受給している最中も
ずっとかかってくるわけです。)


sky-business-stock-bubble.jpg


そして、
給付手数料

年金として給付を受ける際に
発生するコスト。

これは「信託銀行」に
1回あたり、
432円支払う必要があります。

1回あたり?


そうです。

ですので、
年金形式を選んだとしても、

年間支給回数・支給月】のところでは、

年12回(毎月)ではなく、
年1回(12月)を
選んだほうがよいでしょう。



こんな「想像」をしてみてください。

セカンドライフを悠々と過ごす大野さんが、
毎年12月

トータル資産の「リ・バランス」を
実施します。

そして、
同じ12月に

「つみたてNISA」を部分解約し、
「iDeCo」はその年の年金給付を受け、
「特定口座」からも
年1回の取り崩しを行い、

来年1年間の、
資金計画」を
具体化するわけです。

結局のところ、

個々の入り口を見過ぎず、
「全体像」をざっくり把握して
そのバランスを維持することが、
シンプルな管理のキモなのです・・。


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    11月18日()in 東京
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    11月25日()in 福岡




| つみたてNISA | 13:44 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「特定口座」プラス「つみたてNISA」という足し算


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あなたは定食屋さんで
すでにメインの食事を食べ終えました。

ところが、
職場への帰り道、
サーティワンアイスクリームの前を通ったら、

なにげにアイスクリームが
食べたくなり、
ぺろりと平らげてしまったのです(^^;)

(俗に「別腹」と呼ばれますね)


資産運用においても、
複数の窓口』があると、

私たちは
【各々の窓口ごとで】
何気に金融商品を選んでしまいがち・・。


でも、
(たとえば)つみたてNISAへの
投資って、

別に、他の窓口と分離して
存在しているわけではありません。


ざっくり一括りで見れば、
みんな、みんな、
あなたの資産運用であるわけです。


(そうですよね?)

特に、
通常の口座(特定口座)で
すでに投資信託を保有している人は、

(難しく考えず)
つみたてNISAへの投資を、

あなたの資産運用の
【一部】として捉えたほうが、
管理がしやすいと考えます。


仮に佐藤さんという投資家がいるとしましょう。


kaidan_man.png


佐藤さんはすでに
特定口座で500万円程度
以下のようなポートフォリオを
保有しています。

国内債券インデックス   20%
先進国債券インデックス  20%
国内株式インデックス   10%
先進国株式インデックス  40%
新興国株式インデックス  10%


佐藤さんは毎月6万円
上記の割合で
各インデックスファンドを
積み立てています。


各ファンドのつみたて金額は
以下のようになります。

国内債券インデックス   1.2万円
先進国債券インデックス  1.2万円
国内株式インデックス   0.6万円
先進国株式インデックス  2.4万円
新興国株式インデックス  0.6万円


この『しくみ』の中に、
つみたてNISAを(ただ)
付け加えるだけなのです。


期待リターンが高い『株式』のみを、
たとえば、

先進国株式インデックスと、
新興国株式インデックスのみを、

毎月3万円、
『つみたてNISA』で積み立てます。


5215d5af7a0b526f3bf2dd3190114580.jpg


すると、
『特定口座』のつみたては、

国内債券インデックス   1.2万円
先進国債券インデックス  1.2万円
国内株式インデックス   0.6万円


のみとなりますね。


つみたてNISA内では、
「リ・バランス」が出来ませんから

先進国株式インデックス  2.4万円
新興国株式インデックス  0.6万円

への「つみたて」を、
ひらすら続けるのみ
となります。

『リ・バランス』は?

もちろん、
「特定口座」で行うわけです。


毎年1回、
規則的に「同じ月」に
リ・バランスを行います。

先進国株式と、
新興国株式については、

これまで特定口座で積み上がった
先進国株式、新興国株式と、

つみたてNISAで積み上げた
先進国株式、新興国株式の
【足し算】を行います。

(そんなに難しくはありません。)


5つの投資対象の中で、
保有割合にズレが生じていれば、

(特定口座の中で)
割合が増えたファンドを売り、
その分、割合が減ったファンドを
買い増してあげるわけです。

これって、

すでに特定口座で
投資信託が積み上がっている
佐藤さんだからこそできる技(わざ)です。


この方法の利点は、

つみたてNISAでは、
ファンドを
ひたすら積み立てるだけでよい、
という点でしょう。← ラク。


毎月計6万円のつみたてを
しておられるなら、
シンプルな管理体制を優先して、

つみたてNISAへの掛金は
「月3万円」でよいのです。


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ボーナスなどからも
投資ができるようであれば、
(難しく考えず)

特定口座で、
以下の割合通り
買い付けをしてあげます。

国内債券インデックス   20%
先進国債券インデックス  20%
国内株式インデックス   10%
先進国株式インデックス  40%
新興国株式インデックス  10%



また、
ずっとずっと先の話ですが、
保有するファンドを売っていく際に、

つみたてNISAを
あなたの資産運用の
【一部】として捉えていますから、

つみたてNISA分だけを
どんどん売っていくと、

先進国株式、
新興国株式の割合のみが
減ってしまい、

全体のバランス(ポートフォリオ)が
崩れてしまいます。


従って、
この場合の「出口戦略」としては、

極力バランスを崩さないよう、
つみたてNISAプラス特定口座で、
解約を行っていくのがセオリーとなるでしょう・・。


465-125.jpg

  9月15日()in 東京 13:30~16:30




| つみたてNISA | 12:58 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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運用資産が積み上がっているほうが、実はiDeCo、つみたてNISAを嵌めやすい?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

iDeCo、つみたてNISAという
とても魅力的な「入り口」があります。

でも、「入り口」の真ん前で、
「んー、どうしよう?」と考えていると
本質が見えにくくなります。

ここは一歩下がって、
全体像を(もう一度)見渡してみませんか?


仮にあなたが、
すでに【まとまった金額】で
運用を行っているなら、
そんなに心配することはないでしょう。

まず、大切なこと。

今の、通常の口座(特定口座)を
中心』に据えるのです。


たとえば今、
「特定口座」で以下のような
ポートフォリオを組んでいるとしましょう。

日本株式   30%
先進国株式 40%
先進国債券 20%
新興国債券 10%


(もう、600万円ほど
残高が積み上がっているとします)


これまであなたは、
特定口座で毎月5万円、
コツコツ「つみたて投資」を
続けてきたのです・・。

この場合、
iDeCo、つみたてNISA、
それぞれで
「株式ファンド1本のみ」を積み立てるという、

【シンプルな戦略】
実践することが可能です。


なぜなら、
「特定口座」という
大きなピザがすでに出来上がっており、

無題


その中の、
ひとつの具材として、

iDeCo、つみたてNISAでの運用を
【含めてしまう】ことが出来るためです。


ここ、伝わっていますか?)


たとえば、

iDeCo・・日本株式ファンドのみ
つみたてNISA・・先進国株式ファンドのみ


を積み立てるとします。

一方、これまで
「特定口座」で積み立ててきた
【毎月の掛金の割合は・・?】

5万円/月 ですから・・、

日本株式   1.5万円
先進国株式  2万円
先進国債券  1万円
新興国債券 0.5万円


ですよね?


ここで、

〇 iDeCo・・1.5万円/月
日本株式ファンド
〇 つみたてNISA・・2万円/月
先進国株式ファンド

というふうに、
「ふたつの入り口」を
大きなピザの一部として嵌め込むのです。


すると、
あとは「特定口座」で

先進国債券  1万円
新興国債券 0.5万円
の「つみたて」のみを続けることになります。

(もちろん、ボーナス等で
つみたての増額を行っていれば、
―もう少し、年間のつみたて金額が
多いのであれば、―

シンプルな管理を維持しながら、
iDeCo、つみたてNISAの
「掛金」を増やすことも可能です)


f601c521f702df3b8a122946242fe3d2.png


ここでのポイントは、
iDeCo、つみたてNISAでの
運用を放ったらかしに出来ること!


なぜなら、
「特定口座」で
日本株式や先進国株式の
資産が積み上がっているためですね。

そして、あえて
『リ・バランス』は
特定口座で行います。
← ココ、重要。

このケースでは、
(実は)特定口座が
資産全体の
コントロールセンター】の役割を担うのです。


また、
リ・バランス」時は、
日本株、先進国株に関しては、

特定口座での日本株式と、
iDeCoの日本株式を「足し算」して
計算を行うことになります。

(同じように、
特定口座での先進国株式と、
つみたてNISAの先進国株式を
「足し算」します)

以上、特定口座で
運用資産が積み上がっていれば、
iDeCo、つみたてNISAで
管理がしやすくなるというお話でした・・。


465-125.jpg

  7月14日()in 名古屋満席御礼
  7月15日()in 大阪満席御礼
  7月16日()in 福岡 (残席4)
  7月22日()in 東京満席御礼
  9月15日()in 東京




| つみたてNISA | 15:24 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「一般NISA」を2014年に始めた人、5年目の決断ですよ


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは税制優遇の口座として
「一般NISA」よりも
「つみたてNISA」のほうをお勧めします。

とは言うものの、
実際、2014年から
「一般NISA」を
使い始めた人もいることでしょう。

一般NISAでは
今年(2018年)の年末に、
最初の「非課税期間 5年の満期」を迎えます。


【具体例】

たとえば、
2014年に「一般NISA」で
『先進国株式インデックス・ファンド』を
100万円分買ったとしましょう。

2018年12月末時点で、
ファンドの時価が
122万円になっていたとします。
(そう、儲かっているのです)

このとき、あなたならどうしますか?



nisa.png


実は『3つの選択肢』があります。

1.課税口座に移す。
2.売却する。
3.ロールオーバーする。


※ ロールオーバーとは、

このケースでは
2019年分の「120万円の枠」を使って
非課税期間をもう5年間延長する
という意味です。

図表内で、
下に向かって伸びている青い棒線です!

(※ たとえ2018年12月末時点で
ファンドの時価が180万円になっていても、
全額ロールオーバーできます)


ここから、
ちょっと【大局的】に捉えてみましょう。

2014年から2018年まで、
毎年「一般NISA」に
お金を入れてきた人にとっては、

2018年末の
3つの選択の判断】は、
一度きりのコトではありません。

2019年も、2020年も、
2021年にも、

この【3つの選択の判断】が
随時訪れるわけです。

そのたびにいちいち、

1.課税口座に移す。
2.売却する。
3.ロールオーバーする。


【どれにしようか?】と考えるのは、
かなり煩雑なのではないでしょうか?


★ ここは、あなたが
「一般NISA」という窓口に対して
何を望んでいるのか】を
明確にする必要があると思います。

たとえば、

〇 できるだけ長く投資したい!


つまり「時間の利益」を
得ることで、
より大きなリターンを
目指したいという人は、

A「ロールオーバーをし続ける。」
という方針を持つわけです。



nisa.png


上記図表でイメージすれば、

2014年・・2018年
(ロールオーバー)
⇒ 2019年・・2023年

2015年・・2019年
(ロールオーバー)
⇒ 2020年・・2024年

2016年・・2020年
(ロールオーバー)
⇒ 2021年・・2025年

2017年・・2021年
(ロールオーバー)
⇒ 2022年・・2026年

2018年・・2022年
(ロールオーバー)
⇒ 2023年・・2027年


という形になります。


このパターンを選択すると、
2014年に『一般NISA』を始めた人が、
新たに資金が投入できるのは原則、

2018年、
すなわち「今年」まで
なのです。

※ それぞれの「5年の投資期間」を経たとき、
投資成績がマイナスになっていないという仮定です。


つまり、

A「ロールオーバーをし続ける。」


という選択は、

〇 投資できる『金額ベース』より、
より長い『投資期間』を優先させる。
ということなのです。



これと対極なのが、

B「ロールオーバーしない。」
という考え方です。


こちらは、

〇 投資期間は『5年まで』と割り切り、
『投資期間の長さ』より、
投資できる『金額の多さ』を
優先させるわけです。


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実際、2016年に
コンサルティングの中で
こんなことがありました。

※ 2016年は
「一般NISA」の投資枠が
年間120万円になった年です。

「カンさん、
2016年から2023年までの8年間、
毎年「120万円」まで投資して、

それぞれ必ず
「5年以内で売却する」と
決めてしまえば、
累計で960万円投資出来るんでしょ?」


と聞かれたのです。

はい、それは・・
おっしゃる通りです。

でも、この考え方は、
投資対象を順次
「5年以内で売却する」という
短中期の投資そのものになります。

(※ 当オフィスではお勧めしません・・)


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もうひとつ、
注意点】があります。

★ これまで
「一般NISA」をしてきた人が
今年(2018年)は「つみたてNISA」を
選択している場合です。

一般NISAと
つみたてNISAの併用はできないため、

2014年に「一般NISA」で始めた投資の
ロールオーバーを実践したければ、

2019年は
「つみたてNISA」から
「一般NISA」に
変更の手続きをする必要があります。


(※ 仮に2014年当時に
一般NISAを開いた金融機関と、

今使っている金融機関が異なっていれば、
元の金融機関にNISA口座を戻す必要もあります


わたしはここでも
【大局観】が必要だと思います。

制度上は、
毎年、毎年
「つみたてNISA」か「一般NISA」かを
選べるわけですが、

毎年いちいち
今年はどちらにしようか?】と
選んでいると、

ひとりの人間の中で、
異なる『投資期間』が
混在することになり、
頭の中が「ぐちゃぐちゃ」に
なってしまうのでは・・?



⇒ 今後、
「つみたてNISA」
「一般NISA」どちらにするか、

スッキリはっきり
決断してしまったほうがよいと
わたしは思います。


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  7月14日()in 名古屋 13時30分~
  7月15日()in 大阪 13時30分~
  7月16日()in 福岡 13時30分~  
  7月22日()in 東京 13時30分~




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