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商品数がどんどん増えるつみたてNISAと、商品ライナップは35本までのiDeCo


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

つみたてNISA総合ガイド(モーニングスター)に
以下のニュースが載っていました。

つみたてNISA対象商品に
「野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2030・2040・2050・2060」と日興ETF4本


注目すべきは「新たに4本のETF」が
商品に加わることでしょう。

これで10月1日時点の
つみたてNISA対象商品数は173本に!


173本

画像元:金融庁


いえ、
増えることは
別に悪いことでは、ないはず。

ただ、
一体どこまで増えるのだろう・・。

金融庁としては、
指定指数にきちんと当てはまり、
運用管理費用も規定水準以下であれば、

(新たな申請に対して、)
断る理由は特段ないのでしょう。


でも、そもそも
つみたてNISAって【上限本数】は
想定していないのでしょうか?


たとえば、
指定指数ごとの「本数枠」ってないの?

あるいは、
運用会社ごとの「上限ラインナップ数」は・・?


もちろん、
実際の『つみたてNISAの取扱い本数』は
各金融機関で大きく異なります。

173本は、あくまで『登録の本数』です。


それでも、SBI証券、楽天証券では
取扱いがすでに150本を超えています。

次は「あなたの気持ち」を聞きたいのですが、

あなたはつみたてNISAの本数が
今より増えたほうが、
投資信託がより選びやすくなると感じますか?


YES?

ouen_man.png


じゃないですよね。


マニアックなニーズは
まだまだあるかもしれませんが、

ふつうの生活者が
長期の運用を行う前提でいえば、
もう、商品数は十分だとわたしは思います。

そもそも、同じ【指定指数】
(トピックスとか、MSCIコクサイ等)で、
こんなに本数がいるのでしょうか?


運用会社ごとの『ラインナップ』で云えば、

三菱UFJ国際投信は
つみたてNISAですでに「32本」もの
品ぞろえがあります。

でも
主に銀行でのつみたてNISAを想定して作られた
「つみたてシリーズ」と

「eMAXISシリーズ」と
「eMAXIS Slimシリーズ」で、
同じ投資対象が重なって、併存している状態・・。

(たいがい同じ『投資対象』は
同じ『マザーファンド』になっています。
じゃあ、こんなに本数要らないのでは?)


次です。
逆に『iDeCo』はどうなのでしょう?


ideco-image.png


ひとつの窓口での
商品ラインアップ数は「35本」に限定されています。
(これは昨年の制度改正で決まったもの。)

『本数』が制限されるのは、
わたしは基本的に良いことだと思います。

(ふつうの人にとっては
「数が多ければ多いほど、選び切れなくなるため。」)


ただ、
本数の制限があるため、
(仮に良い投資信託が出てきたとしても、)

「はい、これも!」と
安易にラインナップに加えることが出来ません。

すでに35本揃っている金融機関であれば、
何かを加えるためには?
(そう、)何かを除く必要があります。


iDeCoですでにラインナップされている
投資信託を除外するためには、

そのファンドを保有している人たちの
一定割合の『同意』を取り付ける必要があるのです。


このように
商品数に上限があり、かつ
商品の入れ替えに制約がかかるため、

iDeCoでは、

あとから参入すればするほど、
よりベターな投資信託の品揃えがしやすい
という矛盾を抱えています。


逆につみたてNISAは今のところ
本数制限」がないため、
新しいファンドを
あとからあとから付け加えやすいわけで・・。

(でもその結果『本数』だけが
節操なく増えていく可能性もあります・・)


0c8a6b6127614a86969741e2fd5d7792.png


また投資家目線で見ると、
現状、つみたてNISAのラインナップと、
iDeCoの取扱い本数に『格差』があるために、

投資家はふたつの「窓口」で
同じ投資信託を揃えにくい・・
という問題を抱えています。



わたしはたとえばつみたてNISAで、
もっと柔軟に
投資信託の入れ替え(採用・除外)が
出来たほうがよいと思います。

またiDeCoはより
ファンドの入れ替え(採用・除外)をしやすくしないと、

上限35本の商品ラインアップが、
長い目で見て「時代の変化」に取り残されてしまいます。


そのうえで、
私見ですが、

つみたてNISAは扱い本数をスリム化。
iDeCoは本数上限をもう少し増やして
「50本程度」にし、

ふたつの制度の『本数格差』を
縮める必要があると考えます。



もっとも重要なことは?

~投資家が商品を
「選びやすい」インフラ作りであり、
その商品群を(長期的に見て)
「入れ替えやすい」インフラ作りなのです。~



iDeCo、つみたてNISAの『特徴・注意点』を
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| つみたてNISA | 18:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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一般NISAに疲れたら、つみたてNISAに移行しましょう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

2015年から「一般NISA」を始めたあなた。

あなたはこの5年間の運用成績を見て、

「大して儲かってないな・・」と
ちょっと落胆しているかもしれません。


それでです。

2015~2019年で切れる
【当初の非課税期間5年】をやはり延長しますか?

・・『ロールオーバー』ですね。


ロールオーバー


よーく上の図表を見てみましょう。

2015~2019年(当初5年)
2020年~2024年がプラス5年
(ロールオーバー期間)となります。

5年プラス5年で・・「計10年」です。

最初、一般NISAを始めるとき、
【非課税期間の5年】って

「そこそこ長いのでは?」と
思っていませんでしたか?


「でもさ、振り返ってみると
5年ってあっという間なんだよね。」

もし今、あなたがそう思っているなら、
あなたが一所懸命生きている証拠です(^^)


5年なんてあっという間なのです。


『ロールオーバー』を実施し、
計10年の非課税期間」になったとしても、

個人の資産運用の基軸から見ると、
とても【微妙な時間軸】と言わざるを得ません。

なぜなら
【長期投資】とは
10年超の時間スパンを指すためです。


わたしが一般NISAを一貫してお勧めしないのは、
この『時間軸の短さ』のため・・。


それにです。

あなたは今、
『ロールオーバー』を前提に考えておられますが、

2015年から「一般NISA」を始めたとすると、
「ロールオーバー」って


ロールオーバー


2020年の一般NISAの枠を『使う』
 ということです。


ですよね?)

ロールオーバーで利用した投資分については
2020年、『新規の投資』は出来ないわけです。


あなたはそもそも
【どちら】を望んでいるのですか?

A できるだけ「多く」投資額を入れる。
B ロールオーバーを利用しできるだけ「長く」投資する。


なかなか悩ましいですが、
Bを優先させると、

一般NISA枠で入れられる「投資金額」は
おのずと限られてしまいます。


少しだけ今の設問を
拡大解釈してみましょう・・。

そもそも、なのですが、
頭の中を真っ白にして

A できるだけ「多く」投資額を入れる。
  → 一般NISA!

B できるだけ「長く」投資する。
  → つみたてNISA!


もし上記のように設問されたら、
あなたはA、Bいずれを選びますか?


why-is-yawning-contagious01-300x266.jpg


あのー、NISAだけで考えてはダメですよ。

おそらく、あなたの資産運用って
「NISA」のみではないですよね?

あなたの運用資産全体を
【広く・深く】見渡す場合、

NISAのみでの投資額の多寡より、
なるだけ「長い」投資期間を
優先させるべきではないでしょうか。


20年って長いですよ~)


一般NISAに疲れたら、
つみたてNISAに移行してもよいのです。


手続き上・・)

〇 SBI証券では「NISA口座の勘定変更」と云います。
〇 楽天証券では「NISA口座の区分変更」と云います。


★ 両社とも10月1日より、
2020年分の「NISA種目の変更」を受け付けています。

両社とも(申し込みをすれば)
現行NISAの取引に制限がかかりますが、

今がまさに、あなたの投資を
『仕切り直しする』機会ではないでしょうか?



 【閑話休題・・】

ちょっと政治的な話になります。



金融庁は一貫して
NISA制度の恒久化を要望していますが、

現状、一般、ジュニア、つみたてという
「3種のNISA制度」が混在する中、

(財務省との折衝で)
すべてのNISA制度の恒久化を実現させるのは、
ちょっと難しい話かもしれません。

それに、
一般NISA、ジュニアNISAは現行、
最後に資金を入れられるのが「2023年」であり、


ロールオーバー

その時期が↑刻々と迫っています。

たとえ非課税期間の
延長を要望するだけにしても、
もはや『時間との戦い』になっているのでは?


わたしは
フィーを頂戴し、
資産運用のアドバイスを行うFPです。

したがって
運用の具体的なプランニングにおいて、
『希望的観測』だけをもとにアドバイスは出来ません。


現実として
つみたてNISAが現状、
もっとも「長く続く制度」であり、


tsumitate_im02.png


(最後の資金投入機会は「2037年」。
37年に入れた、20年の非課税期間の満期は「2056年末」です)

時間の利益によって
制度改正の果実を得られる可能性も、
高いと推察するのが妥当ではないでしょうか。


仮にあなたが、
2020年から
「つみたてNISA」に移行すると決めたとしましょう。

〇 これまで「一般NISA」で持っていた金融商品は
すぐに売らないといけないわけではありませんよ。


〇 当初の「非課税期間5年」は
(たとえつみたてNISAに移行したとしても、)
そのまま【権利】として残ります。



たとえば、
2016年に「一般NISA」で買った投資信託は、
(「つみたてNISA」に移行したあとでも)

2020年末までに解約すれば、
利益は非課税となります。


ただ、あまり欲張り過ぎないようにしましょう。

2017年に「一般NISA」で買った投資信託について
2021年末(満5年)にすごく良い成績となり、

もっと行けそうだ!ということで
(また「一般NISA」に種別変更し、)

2022年「ロールオーバー」してしまうと、
2022年は?

「つみたてNISA」にお金が入れられなくなります。


gctv-mistakes.jpg


昔から、
「二兎を追う者は・・」と言いますが、

「つみたてNISA」に移行したら、
そのまま「つみたてNISA」を貫いたほうが良さそうです。


最初の「設問」に戻りましょう。

2015年に「一般NISA」で買った金融商品は
2019年末で「満5年」を迎えます。

きれいさっぱり
身も心も「つみたてNISA」に移行するなら、

2019年末までに、
その金融商品は売ってしまいましょう。

2016年に入れたモノは?
・・2020年末までに。

2017年に入れたモノは?
・・2021年末までに。
という具合に。



ただ、「一般NISA」を試してみて、
改めて『ホント、5年で決着させるなんて短すぎる。

と実感したあなたは、

「つみたてNISA」に移行後、

「一般NISA」での非課税という特典をあきらめて
投資期間の利益』を取るという意味で、

「一般NISA」で持っている商品を
特定口座(課税口座)に移行させ、
ずっと持ち続ける・・。

そういう選択肢もあります。


特定口座では、
5年、10年といった「非課税の期間」を
気にすることなく、

長く持ち続けることに
何の制約もなくなるわけです。

(※ なお、特定口座への移行は、
「一般NISA」非課税期間5年の満了前でも可能です。



以下、参考までにSBI証券での
「一般NISA」⇒「つみたてNISA」移行のスケジュールです。


勘定変更です

画像元:SBI証券

図表はちょうど1年前の事例となります。

シンプルに2018年→2019年と、
1年加算してイメージしてみてください。

(※ NISA種目変更の詳細については、必ずご自身で
金融機関にご確認くださいませ。)

〇 こちらの記事もご参考に!
つみたてNISAの「年代別」活用法!



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【追記】 こんなニュースも飛び込んできました。
つみたてNISA延長へ 投資期間20年を確保】(朝日新聞デジタル)

※ 2020年スタート、2021年スタートにかかわらず
つみたてNISAに資金投入できる期間が、
「20年」になるよう改正が為されるかもしれません。




| つみたてNISA | 15:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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iDeCoから投資を始めるのは賛成ですが、iDeCoだけであなたの投資が終わるわけではないですよね?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは
iDeCo(個人型確定拠出年金)から
あなたの投資を始めることに賛成です。

きっかけ」としては最高の器ですから・・。

これは投資に限りませんが
単調に長く続く行為って、

目に見える「ご褒美」みたいなものがないと、
なかなか続けにくいもの。


その点iDeCoには
「所得控除」というメリットがあります。

資産運用の成績に関わらず、
定期的に「節税メリット」が受けられるのは
大きなご褒美でしょう。

でも、です。

長めのスパンで
未来を覗いてみて欲しいのですが、

iDeCoで始まった投資が
iDeCOだけで終わってしまうのは
ちょっと「もったいない」と思いませんか?


投資の専門家の中には、

『月2万円だけで行う投資と
2000万円相当の投資は違うよ。』

という人もいますが、
わたしはそうは思いません。


<基本は、同じなのです。>


Challenge-1024x584.jpg


まさにあなたは今
たとえば月2万円の掛金で、

iDeCoという器の中で
「小さく始めて、コツコツ続ける」という
投資のエッセンスを体感されているわけです。

そこから「より大きな器で、
投資を実践していくのは

あなたが思っているほど、
まったくの「別の世界」ではありません。


(・・それよりも、
投資の実践ゼロから、
毎月2万円の投資に辿り着くまでのほうが
よっぽど「別世界」だ思いますよ・・)

『大きな器で』を、
英語では
ビッグピクチャーと言いますが、

より大局的に捉えて
あなたの投資をどうするのか、
それをちょっと考えてみませんか?



さしずめ次のアクションは?
(もちろん)つみたてNISAです。

これも、
最大いくらぐらい積み立てができるの?
とか考えるのではなく、

まずは、
器をもう一つ持ってみよう・・
これくらいの気持ちでOKなのです。


iDeCoで掛金を積んでいるため
毎月の元手に余裕がない人は、
『ボーナス払い』を組み込んで始めてもぜんぜん結構です。

★ SBI証券を例に挙げてみましょう。
SBI証券のつみたてNISA操作方法


SBIのつみたてNISA


つみたてNISAは
「ボーナスコース」のみでの設定は出来ないため、

まずは「毎月コース」を選択し、
たとえば『100円』と
つみたて金額を指定してみましょう。

それにプラスして
「ボーナス月コース」を
たとえば、6月、12月と指定します。

SBI証券のつみたてNISAは
毎月、毎週、毎日、ボーナス月を問わず、
設定金額は『100円以上、1円単位』なのです!


以下、【具体例】・・。

「毎月コース」100円
「ボーナス月」
6月 11,400円 12月 11,400円と設定すると、
1年の拠出額は 24,000円 となり、

月に直すと・・たったの2,000円 !


★ つみたてNISAはiDeCoと違って
掛金の『下限』がうんと低く、
かつ、掛金の変更がいつでも出来ます。


これで
「ワタシはiDeCo、つみたてNISAという
ふたつのお得な器を使っているんだ。」と
認識できまね。

それから先は
2年あとでも、3年あとでも構わないのですが、
運用にもっと興味が湧いてくれば、

「(そもそも)ワタシって、
これから先、どのくらい投資にお金を回して、
どのくらい資産を積み上げられるのだろう?」


という、大局的な
ざっくりしたイメージを掴んでおくことも
大切になってくるでしょう。


big-picture.jpg


たとえば、です。

「まとまったお金からも
一部、投資に回そう」と思うに至れば、


もしかすると、

『iDeCo』
『つみたてNISA』
だけでなく、

特定口座』からの投資も
必要になるかもしれません・・。


さらに欲を言えば以下、
AプラスBの
【足し算】をしてみて欲しいのです。

A 向こう20年間で、
毎月の貯蓄から「つみたて投資」に回すお金
B まとまったお金から「投資」に回すお金


これって
投資に回すトータル資産】のイメージ。


numbers_gif-446492.jpg


もちろん、
これを考えるということは同時に、

【投資には回さないトータル資産】を
決定することにも繋がります。

【投資に回すトータル資産】が把握でき、
iDeCo、つみたてNISA、特定口座
それぞれの金額ベースが分かれば、

どのように投資信託をはめ込めばよいかが
より具体的に掴めるでしょう。


税制優遇口座を使い始めると、
ついつい「虫の目」で
細かい所ばかり気になってしまいますが、

大切なのはビッグピクチャー、
全体像を把握するチカラ』なのです。

(あっ、これは別に投資に限った話ではないですね・・(^^;


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| つみたてNISA | 13:47 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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つみたてNISAの「年代別」活用法!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

iDeCoは?
あなたの「年齢」に合わせた制度です。

ところがつみたてNISAは、
最初から「期間」が決まっています。

つまり?

つみたてNISAでは、
あなたの投資を、
つみたてNISAの『期間設定(年表)』に
合わせてあげる必要があるのです。



わたしは投資の三重奏セミナーを
2年近く続けているので、

以下「図表」の意味を
何十回と噛み締めております。

とても示唆に富みます。


tsumitate_im02.png

画像元:岡三証券


ご覧いただくとお分かりの通り、
つみたてNISAでは
年表』があらかじめ決まっているため、

私たちに残された、
お金を入れられる年数は
(じき2019年も終わるとすると、)

2020年~2037年で計18年。

各年満額の40万円分を
積み立てたとしても、
18年 × 40万円 = 720万円がマックスとなります。


早く始めないと、
どんどん「投入可能金額」が減っていきますよ!


※ また、一般NISAを利用中の方へ。


1年で投入可能な金額ベースより
時間の長さの利益】を重視されるなら、

早く「つみたてNISA」に移されたほうがよいと
わたしは思います。

・SBI証券では「NISA口座の勘定変更」と云います。
・楽天証券では「NISA口座の区分変更」と云います。


ところで、
わたしは皆さんの『年齢』によって、
つみたてNISAの利用のしかたは
違ってくると思います。

事例 その1)
2020年、52歳になるわたくしカン。



1787 釣り


わたくしカンは
自分のリタイアメントプランに合わせ、

断続的、かつ継続的に
以下、非課税期間内で、


tsumitate_im02.png


それも20年間の「満期」に
こだわり過ぎず、早めに順次、


投資信託を売っていくという
「割り切り」も必要になってくるでしょう。


たとえば、
2020年 → 2039年(非課税期間)ですが、
わたしは2037年、69歳時で売るかもしれません。

2030年 → 2049年(非課税期間)ですが、
2042年、74歳くらいで売っている可能性もあります。


事例 その2)
2020年に30歳になる西山さん(仮名)。



30歳


西山さんが見る景色はまったく違ってきます。

たとえば
2020年→2039年(非課税期間)ですが、
西山さんは2039年でも49歳。

まだまだ働き盛りですね。
(特に投資信託を売るニーズもありません。)

そんな場合は?
「特定口座」に移して運用は続けるわけです。

2030年→2049年(非課税期間)でも、
西山さんはまだ59歳。

どんどん
「特定口座」に移して【運用できる期間】を
どんどん伸ばしていく。


tsumitate_im02.png


最後の資金投入機会である
2037年→2056年(非課税期間)で、
西山さんはやっと66歳

ようやく「非課税期間内」で
ファンドを売るニーズがあるかもしれません。
(あるいは、特定口座に移して
さらに運用を続けるかもしれません。)


上記の観点から言うと、
実は現行の「つみたてNISA制度」に
いちばんマッチするのは、

事例 その3)
2020年に45歳になる石塚さん(仮名)。


かもしれません・・。


illust4210.png


たとえば
2020年→2039年(非課税期間)ですが、

石塚さんは2039年で64歳

2021年→2040年(非課税期間)だと
石塚さんは65歳


2026年→2045年(非課税期間)で
石塚さんは70歳

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

2037年→2056年(非課税期間)で、
石塚さんは81歳を迎えます。

そう、非課税期間を目一杯、
有効に使えそうな雰囲気なのです。



※ 現行では
つみたてNISAの『終了』は2056年です。

tsumitate_im02.png



最後に・・。

結局のところ、
つみたてNISAの「非課税期間」が
恒久化され

『つみたてNISAの年代別活用法!』という記事が
無意味になることが、
私たちにとっての
ベストアンサーなのでしょうね(^-^)


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金融庁さ~ん、つみたてNISAはまだ始まったばかりですよ!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

本日はこちらの記事から。

つみたてNISAの「三方よし」、信託報酬は制度スタート20カ月で大幅に低下
(つみたてNISA総合ガイド(モーニングスター)より。)

つみたてNISAコラム


上記記事の冒頭に、

・つみたてNISAの口座数が127万口座を突破。
・20代~40代の利用が3分の2を占める。


という記述があります。

これまでのところ、
「資産形成層」への働きかけは
うまく行っているといえるのでは?


また、副次的な効果として、
投資信託のけいぞくコスト(運用管理費用)が
どんどん下がっています。

・先進国株式インデックス
・米国株式インデックス(S&P500)などで

運用管理費用が
0.1%を切る水準までなってきたのは、
まさに『つみたてNISA効果』!


が、しかし・・。

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つみたてNISAが始まってから、
まだ20ヶ月しか経っていないのに、

管轄元の金融庁さんの「やる気」は、
まるで北風に煽られた凧のように
ふらふらと急降下しているように
(わたしには)見えます。


たとえば、
金融庁と個人投資家の意見交換会
『つみップ』です。

金融庁のサイトを見ると、
次のような記述が・・。


現在、開催を検討

残念・・・(><)


霞が関で
『検討』という言葉が意味するものは?


(私見ですが・・)

〇 いちおうリストには載せておくけれど、
すぐにやろうという意欲は全然ないよ。

と同義だと思われます。

どうしてこんなことになったのでしょう?


直接的には
「老後資金2000万円不足問題」で、
金融庁内の守旧派が
巻き返しを図った結果だと思われます。

どこの省庁にも派閥はあって、
いったん政治の渦に巻き込まれると

(たとえば人事異動などを通じて)
勢力図が一変したりします。


が、それもずっと「固定」ではないはず。

金融庁は(他の省庁と比べると)
若手の人が数多くおられます。


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国の未来を想って
「グランドデザイン」を描き、
それを実行していくのが官僚の仕事だとすれば、

まさに「つみたてNISA」の普及に向けて
これまで金融庁が行ってきたことは
『未来を見つめた仕事』であったはず・・。



前掲の『つみップ』など、

一消費者に寄り添う姿勢を
官庁が示された画期的な例ですから、

ぜひとも、続けていただきたいと思います。

(もちろん、
「つみたてNISAフェスティバル2020」も!)


また金融庁のサイトを覗いてみると・・
ああ、良かった、

教えて虫とり先生」のページも、
本音が飛び出す! つみたてNISA座談会」のページも、
ちゃんとあります!

(でも座談会のほうは
「第1回目」以降更新はありませんが・・)

text_animals_ogenki.png

(そもそも)つみたてNISAを、

【少額からの
長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度】と謳ったのは?


金融庁さん自身ですよね。

【長期で、長期で】と
資産形成の姿勢を
強調されてきた本家本元が、

つみたてNISA普及の施策を
短期で、断念してもらっては困ります。

ここはぜひ、
発憤興起していただきたいものです!

あ




| つみたてNISA | 14:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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iDeCoは年金、つみたてNISAは運用口座、しくみの概念が違います


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

〇 最初にご留意を・・。

iDeCo、つみたてNISAの中で
【いったい何を行うのかというと、】

投資信託を用いて、
つみたて投資。
<ココは、まったく同じです。>

以下、あえて相違点を強調して
お話をしてまいります。


あなたのお父様が今、
公的年金を受け取っています。

お父様は受取額に対して、

「なんだ、今月は利益が少ないな・・」
「えっ、今回は『損』になっているよ」
なんて言われたりはしないでしょう。



そもそも年金額に
「利益」も「損失」もありませんから。
(それが『公的年金』の概念です。)

受取総額に対して「課税」はされるけれど、
「控除」の中に収まっていれば、
結果として「非課税」になる人もいる・・。

これが『公的年金』です。
ココ、伝わっていますか?

実は、iDeCoもまったく同じです!

なぜなら、
iDeCoも『年金制度』ですから。


iDeCoでもっとも伝わりにくいのは
積み上げた資産を受け取る際、

⇒ 受取総額に対して「課税」される。
という点でしょう。


ふつう、
投資信託などを用いて運用すれば、
受取り時「利益」に対して課税されます。

その「利益」に対する課税が
免除されるのが?

つみたてNISA、ですね。


もう一度、iDeCoに戻りましょう。

先ほど、「控除」の中に収まれば、
結果として「非課税」になる人もいる。
と言いました。

ですので【控除】のお話をしましょう。

(iDeCoを)一時金で受け取る場合は
退職所得控除」、

年金方式で受け取る場合は
公的年金等控除」が適用されます。


baby_haakuhansya.png


たとえば、すでに50代後半のあなたは、
今の『控除の大きさ』を前提に、
受取総額に対して、
どの程度課税されるかを考えてよいと思います。


が、若い人はどうなのでしょう?

たとえば今から18年後、
上記ふたつの『控除の大きさ』って
『今』と変わらないのでしょうか?


あなたはどう思いますか?)


長期の【トレンド】としては、

〇 なかなか社会保障関連の改革は進まず、
 社会保障費はうなぎ登りに・・。

〇 なので歳入を増やせるところを精査して、
少しずつ間口を広げ税負担を増す、
あるいは控除を縮小する。


という『流れ』は不可避ではないでしょうか。


(将来、ふたつの『控除の大きさ』が
縮む可能性について、

わたしは折に触れ
知り合いの税理士の方に伺っています。

皆さん、控除の大きさが
小さくなる可能性が大だとおっしゃっていました)


もちろん、
確定的なことは言えません。

が、若い人たちはiDeCoの受け取り時、
今よりは『控除の大きさ』が小さくなり、

受取総額に対して
ある程度課税されることを
前提としておいたほうがよいと思います。


あのー、上記は決して
「iDeCoにメリットがない」
という意味ではありません。

掛金を拠出中の「節税効果」は大きく、
投資信託のつみたてを行っている途上では、
ハッピーを実感できるはずです。

以下、ちょっと図式的に書いてみます。


pose_genki01_boy.png


iDeCo)

 運用途上       受取時
 ハッピー感     不確実性あり

つみたてNISA)

 運用途上       受取時
忍耐? ガマン強く   ハッピー感あり



こうして見ると、
iDeCoとつみたてNISAが
『好対照』であることが分かります。


正直、つみたてNISAって、
『投資信託のつみたてを行っている途上』では、
忍耐、忍耐なのです。


つみたてNISAはいつでも解約できますが、
一度解約してしまうと、
その分、非課税枠を使い切ったと見なされます。

安易に短期で解約すべきではないですが、

しかし、実際に【解約をしないと】、
(利益に対する)【非課税のメリット】も
享受できません・・。

ひと言でいうと、つみたてNISAでは
オトナの運用』が求められるのです。


top_img.png


長い時間スパンをキープし、
我慢を重ねて
長期の利益を確定させるべく
エイヤーと売却したときに、

はじめて「ハッピー感」を感じられる。
それがつみたてNISA・・。


いっぽうのiDeCoは
掛金を拠出する途上では
所得控除できてハッピーですが、

今の時点では
受取り時の『控除の大きさ』は分からないので、

最後の『出口』のところがちょっと怖い・・。


かといって、
「iDeCoで(資産を)増やそうとしなくてよい」
という意味ではありません。


受取り時の
『控除の大きさ』は分からないけれど、

受取り時までに
自分の資産をできるだけ増やしておこうとするのは
しごくまっとうなことです。


あと、iDeCoについてもう一点。

よく運用益に対して『非課税』
という言い方がされますが、


この言い方自体がたいへんビミョーです。

特定口座で運用を行っていても、
(投資信託を解約しない限り、)
運用益に対しては『課税されません』から・・。


iDeCoでは、
利益が出ている投資信託の一部、
または全部を売っても、

【その時点では課税されない。】
ということです。


(最終の『受取り時』には、
原則「受取総額」に対して課税される点は
変わらないわけです。

したがって正確には『課税の繰り延べ』と
言ったほうが正しいでしょう・・



mig.jpg


注意点としては、

iDeCoは利益が出ている投資信託の一部、
または全部を売っても、
その時点では課税されないからといって、

ひんぱんに売り買いを繰り返すと
資産形成の「鉄則」から
どんどん離れていく点です。


運用途上では
つみたてNISAのほうが
制約』が大きいため、

かえってひんぱんに売買するという
「間違い」は避けやすくなります。
(ガマン強さは求められますが・・)


以上のように、
iDeCo、つみたてNISAで実践することは
『同じ』なのですが、

両者はその仕組みの根本構造が異なるため、
ふたつの併用には十分な注意が必要なのです。


【追記】

iDeCoに関してこんなニュースが飛び込んできました。
イデコ加入、全会社員に 企業型年金と併用可能

ideco.jpg

画像元:日本経済新聞


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