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下落相場を経験することの効用とは?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ふだん私たちが意識しない
「ミスター・マーケット」の意外な一面を
ご紹介しましょう。

あなたは、
HFT(超高速取引・高頻度取引)って
聞かれたことがありますか?

HFTとは、
『ハイ・フリークエンシィ・トレーディング』の略です。

(コンピューターのプログラムによって
超高速で売買を行うアルゴリズム取引の一種)


HFTでは、
1秒間に数千もの売買を行うことが
可能です。

(なんだか「実感」が湧きませんが・・(^^;)

あらかじめプログラミングされた
自動売買ですから、

「いくら以上マイナスになったら
売り!」みたいな、


いわゆる『ロスカット』が
自動的に為されたりします。


あるいは逆に、
マーケットが右肩上がりのときは
「順張り」と申しますか、

自動売買で、
どんどん買い上げていくケースもあります。

巨額の資金が動く
HFTのような売買が
米国でも日本でも、
売買高の相当部分を占めるとされています。


そう、
これこそ
「ミスター・マーケット」の
もうひとつの顔なのです。



Crash.jpg


ここ数日、
世界株安となっていますが、

HFTのような自動売買が
幅を利かせているため、
下落相場」がさらに続く可能性があります。

これって?

あなたがこれまで知らなかった
マーケットの側面です。


で、
私たちがやるべきことは?


この獰猛で移り気な
「ミスター・マーケット」と、
つき合わないこと!


〇 無視して、
〇 フタをしてください。

〇 鈍感になってください。
〇 情報を見に行かないようにしてください。


あなたが慌てたからといって、
あなたが必死に
対策を考えたからといって、

ミスター・マーケット」が
それを考慮して、
行動を変えてくれるわけではありませんから。



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ここはちょっと『発想の転換』を・・。

もしかしたら、
(今回の下落のせいで)
あなたの心臓は
バクバク鳴っているかもしれません。

もしかすると、
「自分はとんでもない間違いを犯した!」
と感じているかもしれません。

いいえ。
あなたは1ミリも悪くないんですよ。

突然の急落、
下落の連鎖という現象は、

市場というところに
あらかじめ埋め込まれた
シナリオの一部』なのです。


それは、
しばしば起こるもの・・。


あなたは
自分ひとりが、
大きな不安に晒されていると
感じているでしょうが、

実際は
もう、
世界中で何千万という人たちが、

「あー、やだな。
いつまで下落続くの??」

と、
気をもんでいるわけです。

あなたは、決して独りではありません。


ThankYou_02.jpg

なので
できるだけ、
趣味や友人やその他好きなことに
時間を割いて、
このマーケットをやり過ごしましょう。

(決して、
ふだんと違う行動を
起こしたりしないように。)



それに、
長い長い投資生活の中で、

『下落相場』を経験することの
効用もあります。

1.謙虚になれます。
(これ、投資家として大切なこと)

2.プラスのリターンのありがたみが
分かります。

3.つみたてにおいて、
密かに「チャンス到来」を実感できます。

4.3.と関連しますが、

『安く仕込んでいる』という感覚から、
仕込み → 成長 → 収穫という
より長い時間軸を
具体的にイメージできるようになります。

5.ニュース報道のしかたが
いかに刹那的か分かります。

6.次の『下落相場』が来た際に、
今より耐性が増しています。


あっ、こういう時にこそ、

もことんさんのように
自分の『投資方針』をチェックしておくのも重要。
(B5の紙にサラッと箇条書きでもOKです)

もことんさんのブログ記事
投資スタイルの再確認

下落相場を過度に恐れる必要はありません。
(別に世界が終わるわけではないのですから・・)

▼ こちらの記事もご参考に!
2016年初頭の急落で、あなたがやってはいけない3つのこと
2016年1月8日

あ




| 投資の発想法 | 13:32 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「船乗り」と「サーファー」


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

海は・・広いですね。
そして大きいです。

あなたはずっと
海辺の町に住んできました。

周りにいるたくさんの友だちは、
サーファータイプ』と、
船乗りタイプ』に
分かれるのではないでしょうか?


サーファーにとって
大切なのは「」です。

たった1日の中でも、
「波」は何十回と
押しては引いてはを
繰り返しています。

絶え間ない機会の中で
刹那に「大きな波」を狙い、
それを
うまく乗りこなすことが出来れば、

「やった!サーフィンやってて良かった!」


となるわけです。


srufing_man.png


一方、船乗りは
「目的地」がはるか彼方にあります。

船に乗り込んでも
慌てず急がず、
どっしり構えています。

何日も何十日もかけて漁場に向かい、
そして漁を行い、

また同じ時間をかけて
海辺の町に帰っていきます。


船乗りが気にするのは
目の前の「波」ではなく、
彼方に見える「潮の目」です。

大きな流れ(海流)だけを
気にして、
長く続く漁において、
致命的な失敗をしないよう心掛けます。


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実際、
サーファータイプの投資家は、
ネット上で
あらゆる情報を貪ります。

ラジオNIKKEIを毎日聴き、
ダイヤモンドZAiを読み、
毎朝昨日のダウ平均の終値を
確認するのです。

その他大勢の投資家が、
次の瞬間
どんなニュースに反応して、
どう行動するかを
必死に追いかけているわけです。



たとえトレードが
上手くいかない時期が続いても、

「あのさ、
あの半年前のオレの買いは
まさに千載一遇だったよなあ・・」と、


うまく「波」に乗っかって、
大きな利益を上げたときの話を
何度も何度もくり返すのです。


一方、船乗りは、
あまり後ろを振り返りません。

一回一回の漁の『成果』を
気にしすぎず、
とにかく漁に出続けることを
モットーにしています。


もちろん
大漁のときもあれば、
不漁のときもありますが、

それを決して
「自分だけ」のせいにはしません。

いわく・・、

「自分のおかげだ!」(大漁)
「嗚呼、自分が悪かったんだ」(不漁)と、


思わないようにしているのです。


なぜなら、
船乗りが相手にするのは、
「自然」ですから・・。


それと同じように、

私たち投資家が相手にするのは、
「マーケット」です。

そう、

自分では
どうしようもないことがある。


ということを
長期投資家」はよく知っているのです。

あなたは
サーファータイプですか、
それとも船乗りタイプですか?

〇 こちらの記事もご参考に!
長期時間の作り方(季節、誕生日、オリンピック、同窓会!)

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| 投資の発想法 | 21:14 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『虫の目』ではなく『鳥の目』になりやすいインデックス投資


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

インデックスファンドは
その投資対象が
「単純・シンプル」であるため、

より広い対象に
あなたの「視野」が
移りやすいのではないでしょうか。

たとえばある時、

意を決して
トピックスとの連動を目指す
「日本株式インデックス・ファンド」を
買ったとしましょう。

「あれ?もう日本株は完結なんだ・・」


と思ったあなた。

「じゃあ、海外はどうなのだろう?」と、


より外の、
遠くの対象に(自然と)目が行くのでは?


たとえば、
日本以外の先進国の22ヵ国のことなんて、

(それも株式市場のことなんて)
ふだん特に気にしませんし、
あまり知りません。

でも、知らない、遠くの
ざっくりした広い対象だからこそ、
「インデックス投資」が向いているのです。


海外の株式、債券になっても、
「インデックスファンド」の原理は同じですし。


ついでに言えば、
日本以外の
先進国株式に投資するのが
『ふつう』になれば、

より遠い「新興国群」も
視野に入ってきます。

あるいは
『株式』という対象を網羅すれば、
「不動産投資信託(REIT)ってどうなのだろう?」
と思い始めるかもしれません。

つまり、
インデックス投資の効用は、
投資家としてのあなたの目が、

『虫の目』ではなく、
『鳥の目』になりやすいこと・・。



鳥


今から10年前・・、

〇 完全・購入時手数料ゼロ
〇「新興国株式」まで加えた
『インデックスファンドシリーズ』が
日本にはじめて登場しました。

それが、
SMTインデックスシリーズ】でした。

自分でいくつかの
イ・ファンドを選び、
自分の好きなように「組み合わせる」・・。

まるで「インデックス投資の工場」のような
シリーズが出来て、
わたしがいちばん驚いたのは、

日本株式のインデックスファンドより、
『SMTグローバル株式』
(先進国株式)の純資産の伸びが
大きくなっていったことです。


これは事件だ・・
と当時のわたしは思いました。


10年前でも、
インデックスファンドを
買おうとしている多くの投資家は、 
すでに「グローバルな視点」を持っていたのです。

(あっ、すみません、
急に話は変わるのですが、)

わたしの父は
もうずいぶん長く
個別株投資をしています。

投資対象は
「日本の・株式」になります。


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ずっとずっと、
日本以外の
グローバル株式(先進国株式)の存在を
話し続けているのですが、

「ETFやインデックスファンドで
それが簡単に買えるんだよ。」


とも言い続けているのですが、

父にとって、
このような領域を

「自分事」(自分の投資の対象)として
捉えるのは、なかなかに難しいようです・・。


これは投資に限りません。

『虫の目』で、
自分の周りのことが
事象の「すべて」だと思い込んでしまうと、
物事の本質を見失ってしまいます。

〇 あなたのカラダは日本に。
〇 あなたのお金は世界に。

(とってもシンプルな概念です。)

あ




| 投資の発想法 | 13:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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納豆と味噌汁のシンプルな食事を続ける、それが投資の情報を制限するということ


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ひとつの分野で
ある一定レベルまで
知識・ノウハウを高めるためには、

最初はとにかく、
「何でも」
「たくさん食する」ことが
必要なのかもしれません。


ただ、
投資では『情報』の
質のバラツキが大きいため

さまざまに捨てる技も
必要になってきます。


このことを、
ちゅり男さんの以下のブログを読んで
実感しました。

現代の投資では無数に入ってくる情報をあえて絞りこむ勇気も必要

たとえば、投資に関して、

『これって、
どう考えても良すぎる情報!』


ってどうすればよいのでしょう?

そういうモノは
笑って見送る余裕が必要です(^^;


また、
さまざまな情報を見る際に、

1.どこの誰が発信をしているのか?
2.データに関して出典は確認できるのか?
3.メリットだけでなく、注意点についても
言及しているか?

4.その人個人の、
過去の成功体験ではないか?


など、
いくつかの「物差し」を
持っておくとよいでしょう。


特に、
4.に関して云えば、

あなたが、
その人のマネをしたからと言って、
同じような結果が出るわけではない。
という点に留意すること・・。


ちゅり男さんは、
こう書かれています。

「◯◯さんのブログの手法Aは
近年素晴らしいリターンなので、
私もそのまま真似してみよう」

というのは大変危険です。

あなたがその情報にたどり着いた時には、
その情報は旬を過ぎている可能性が高いからです。


たしかに・・。

私たちは、
投資における『再現性』に
特に留意しなければならないのです。


(話は変わりますが、)

当オフィスに相談に来られる人の
胃腸の具合で多いのは
んー、食べ過ぎかも。』の状態です。

最初の、
「何でも」
「たくさん食してみる」が、

ある程度継続してしまっており、

いまだ自分に合った
「食事」(投資)が、
定まらない状況なのです。


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月並みな言い方ですが、

いったん投資を始めたら、
思い切って
投資と【距離】を置くことが重要!


上記記事内で、
ちゅり男さんは、
次のように述べておられます。

投資を始めてしばらくのうちは、

自分の投資スタイルを
より深められる情報だけに
絞り込むのも一手だと思います。



はい、同意です(^^;)

ココ、もっとも難しく、
かつ、もっとも大事な部分でしょう。

投資を始めたら
意識をして、

できるだけ、
自分がやっている
投資のやり方以外のモノが
入ってこないようにするわけです。

(自分がやっているスタイルと
同じ人のブログを時々、
ちらっと見るくらいでOK。)


最初は「何でも」
「たくさん食してみた」けれど、

ご飯、納豆、味噌汁という
食事スタイルが
自分にもっとも合いそうだと思い、

そのときから、
実際に、

ご飯、納豆、味噌汁という食事スタイルを
続けてみる・・。


(ほかのモノは食さない!)


投資も
食事スタイルも、

自分に合わないものは捨てて、
その状態を一定期間【続けないと】
効果は実感できないのです・・。

〇 こちらの記事もご参考に!
毎日劇場と、1年に1回劇場の攻防

あ




| 投資の発想法 | 12:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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なんと仮想通貨のインデックスファンドが・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「市場平均」の原点って
いったいどこにあるのでしょう?

それは
3年B組「男子」の平均身長にあります
(^^;


〇 さまざまな対象が存在して、

〇 それらについて
数値(価格)が確認でき、

〇 それぞれの量が把握できれば、

その対象が何であれ
市場の平均』が導かれます。


すると?


すると(原理的には)
インデックスファンドが作れるわけです。

それがたとえ
仮想通貨であっても理屈は同じ。


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【今日の注意点】

〇 当オフィスは、
資産形成の道具として
「仮想通貨」をまったくお勧めしておりません。

ですので、
今日の記事は、

「へえ~、そんな事も出来ちゃうんだ」
くらいの気持ちでお読みくださいね。


Digital Asset Index Fund」は
Bitwise Asset Managementにより運用される
インデックスファンドです。

(ただし、当ファンドは
機関投資家のみを対象としています)

下記図表をご覧いただくと、
さまざまな仮想通貨が

「時価総額」の比率によって
組み入れられていることが分かります。


無題


弊所は「仮想通貨」を
お勧めしませんが、

このような対象に興味がある人にとって
「インデックス型」で投資を行うのは
理に適っているのではないでしょうか。

すべての対象を、
それらの「価格」と「量」に基づいて
ファンド自体が保有すれば、

〇 どれがもっとも上がりそうとか、
〇 何かが大きく下がってしまうのでは?
という「悩み」は霧散してしまいます。

なぜなら、
『市場全体』を買っているわけですから・・。

あ




| 投資の発想法 | 19:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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米ドルを持っているので、アメリカ上場のETFを買おうという発想は「×」です


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

セミナー、コンサルティングで
繰り返しいただく質問に、
以下のようなものがあります。

保険を解約して、
あるいは外貨預金を解約して、
あるいは駐在していた米国での給与が積みあがって、

けっこうな額の「米ドル」があるのですが、
これって一体どうすればいいのでしょうか?


という『質問』です。


日本円ではなく、
「米ドル」で持っているので、
そこに何か【特別な意味】があるように
感じてしまう気持ちは分かります。

でも、回答としては、

「米ドルにこだわらないこと」


(これが他の通貨の場合でも同じです。
ただしこの設問は
日本で居住していくという前提です)


こんな想像をしてみましょう。

あなたが日本国内の
「公募の投資信託」を買うとき、
ふつう「日本円」を出してそれを買います。


じゃあ、オーストラリアの人はどうでしょう?

オーストラリアにも
たくさんの投資信託がありますが、

かの地の人はふつう
オーストラリアドル」を出して、

たとえば「アメリカ株式ファンド」を
買ったりしているわけです。


ココ、伝わっていますか?


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つまり、
投資信託を買う時、売る時の
決済通貨」は、

原則、その国で使われている
通貨」ということになります。


ただ、それだけのこと。

あなたがたとえ「日本円」で、
「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」を買っても、

ファンドを購入した瞬間に、
当該ファンドが内包する
先進国22カ国の1,000銘柄を超える株式を
保有する人になります。

そう、
立派に「100%外貨建て資産」を持つ人ですね。

(通貨は?)
(10通貨近くに分散されます)


じゃあ、
シドニーに住んでいるギブソンさんはどうでしょう?

彼が「オーストラリアドル」を出して、
仮に同じ
「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」を買っても、

最終的に『何を保有するか』は
あなたとまったく同じですよね?


両者の違いは?
ただ「決済通貨」が異なっているだけ。


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「米ドル」を持っているから、
アメリカの個別株とか、
米国上場のETFを買おうという発想は、

保有している通貨をもとに、
「金融商品」を選んでしまうことであり、


そこでは、
【あなたにふさわしいかどうか】が
欠落しています。


(ちょっと危ないと思いませんか?)


〇 あなたにとってふさわしい「資産配分」がまずあり、
〇 あなたにとってふさわしい「金融商品」が続いてあり、

それらを買うために、

「円建て」でよいのか、
それとも「外貨建て」に変換する必要があるのか
というプロセスを踏むべきなのです。

くれぐれも、
保有する「通貨」を主人公にして
「金融商品」を選択してしまわないようにしましょう。

あ




| 投資の発想法 | 10:35 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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