FC2ブログ

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

長期時間の作り方(季節、誕生日、オリンピック、同窓会!)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

個別相談を通じて、
自身の「運用プラン」を決定する瞬間は、

(なんと言いますか)
お客様の気持ちが高揚しているのが
分かります。

自分の運用方針がようやく決まり、

ここから、
投資と実際に関わっていくわけですから、
「ハイ」な状態になるのも当然でしょう。


しかし、たいていの場合、
6ヶ月もすると、
その「テンション」も落ち着いてきて、

投資とほどよい『距離』が
生まれてくるもの・・。

仮にテンションが高いままだと、
(往々にして真面目な方に多いのですが、)

頻繁に投資信託の価格、
自身の損益を【チェック】してしまいます。

(今はネット証券のアプリ等があるので、
スマホで瞬時にチェックできてしまう・・)


無題


たとえば、

〇 毎日チェックしてしまうと、
〇 毎日の変化そのものが、
投資の【リズム】になってしまいます。


ん?


未来の自分を想い、
「こんな暮らしを実現させたい!」
という希望を叶えるために、
投資は存在するわけですから、

あまりにも、
時間のリズムが短すぎますよね。

【時間のリズム】を、
徐々に【長期】に移行させる。


これが、
資産形成を成し遂げられるかどうかの
ポイントです。


【長期時間の作り方】として、
まずは【季節】という
時間のリズムを思い出してみましょう。

今のような「酷暑」が続く毎日では、
信じられないかもしれませんが、

あと90日(3ヶ月)もすれば、
「ああ、今朝はえらく冷えるなあ・・」


という、
【秋】がやってくるわけです。←ホントです!

一年でいちばん過ごしやすい季節を迎え、
勉強しよう、
スポーツしようという意欲が高まりますね。


無題


日本人は【四季】を感じるリズムを
ふつうに持っていますから、

『季節感』という時間を、
投資にも当てはめて欲しいのです。


そういえば【誕生日】もやってきますね。

(わたくしカンは、
最近は努めて
思い出さないようにしています・・(^^;)

どれくらいの頻度かというと、
1年に1回です(笑)


「えっ、来週誕生日?
もう1年経っちゃったの!?」


という、
あの1年に1度の感覚は、
時間のリズム】そのものです。


投資でも、
「そう言えば今から1年前って、
今とマーケット状況がぜんぜん違ってたよね」


というリズムで良いわけです。


そして、
そうこうしているうちに、
2020年『東京オリンピック』が
やってきます。

ところで、
前回の開催地はどこですか?

リオデジャネイロ(ブラジル)

いつでした?

2016年ですよ!


無題


きっと私たちは、

「早いね。
リオデジャネイロ五輪から
もう4年も経ったのか・・」


と呟きながら、

東京オリンピックを観戦しているはず・・。

【4年という中期の時間】も、
私たちは感覚的に知っているのです。


そしてこの夏、
あなたは故郷に帰り、
11年ぶりに
中学校の同窓会に出席しました。

「おー、山根?
なんだ、お前ぜんぜん変わんないなあ・・」


と、おそらくあなたは思われているはず。

そして(周りに知られないよう)
当時好きだった人が
出席しているかどうか
ひそかに確認したりするのでは・・(^^;)


同窓会で皆と再会したあなたは、
11年という時間の壁を越えて、

「逆上がりが得意な山根君」に
自然に戻っているのです。


taiiku_sakaagari.jpg


このような
長期時間】も、

私たちは
同窓会や結婚記念日や、
2019年に結成20周年を迎える
「嵐」のメンバーたちを見て、
ふつうに持っているはずなのです・・。


上記のような【時間リズム】を、
あなたの投資にも
採用してあげてください。


(投資の有り様は、
どのような『時間スパン』を当てはめるかで
大きく変容するのです・・)

あ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┛ ̄ ̄┗┓    1回の相談で10年の安心を。
┣┳┳┏┻┃     2018【夏の大阪、
┃┃┃┗┳┛     出張コンサルティングの旅】♪

┗┻┻┫┃     8月11日()、12日()、13日(月)
 …… ┗┛   【阪急インターナショナル 残席です】





| 投資の発想法 | 17:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

お金のあり様って、真ん中(第三の道)が欠けている?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

まずは「おうちスキー」さんの
こちらのツイートをご覧ください。


おうちスキーさん

んー、
おうちスキーさんのお気持ち、
よーく分かります。

いっぽうで、
『知人の人』の気持ちも
分からないではありません。


〇 つみたてNISA、
〇 投資信託、
〇 非課税制度と言われても、


これまで蓄積された情報量が
あまりに少ないため、

「知らないこと」
⇒ とにかく避けておう!
条件反射されているだけかもしれません。


ふつうの生活者の
お金に対する【基本姿勢】って、

まるで「やじろうべえ」のように
両極端で、


やじろべえ


一方で、・・貯金!

もう一方では、
・・ギャンブルの如く短期投資!
になってしまっています。

そうです、
・・真ん中がないのです。

(正確には「真ん中」の存在が、
きちんと伝わっていない・・(-_-;))


★ おそらく、
わたしの生涯の仕事は、

「お金のあり様って、
第三の道』があるんですよ!」
とお伝えし続けることなのでしょう。


『第三の道』とは、
過剰なリスクを負う
短期的な投資ではなく、

貯金の要素も取り入れた、
『ゆるやかな投資』のこと。
(コツコツ積み上げ型ですね・・)

これはまさしく
つみたて】というお金の入れ方で、

実に多くの人が
「貯金」ではやっているわけです。


ところが、
この【つみたて】という行為が、
なかなか「リスク資産」と
結び付いていかない・・。

(わたしは金・貴金属への投資は
お勧めしませんが、
このCMは参考になると思います)





いっぽう、
過剰なリスクを負う短期投資
という「思い込み」が強くて、

過剰ではない、
かつ、
短期の投資でもない「存在」、

すなわち、
投資信託】というツールも
なかなかピンと来ていない・・。


あっ、
今、すでに「答え」を
言ってしまいましたね。

貯金と、
過剰なリスクを負う短期投資の
ちょうど「中間」、

つまり、
お金の『第三の道』って、
「投資信託」×「つみたて」なのです。


(弊所では特に、
「インデックスファンド」×「つみたて」
をお勧めしています)


実はこの、
【真ん中のフィールド】こそ、

ふつうの生活者にもっともフィットする、
もっとも妥当な投資のやり方なのです。

そして、
これからもっとも伸びるのも、
この「真ん中」のお金の置き方であるはず。

無理しない。
ほどほどに。
コツコツ続ける。

このような【ゆるやかな投資】を、
今後もお伝えしてまいります(^^)

あ




| 投資の発想法 | 19:19 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

インデックス投資を『アトラクション』にたとえると・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしはたとえ
目の前に10万円を積まれても、
ジェットコースターには
乗りたくないタイプの人間です(-_-;)

image.jpg

(あなたはどうですか?)


インデックス投資を
アトラクション』にたとえると、

その行程の8割以上は、
わりと真っ直ぐな道をテクテク進む
『原付きバイク』のイメージでしょう・・。


6ecbc0c9-s.png


ときに「横揺れ」はしますが、

自分の【制限速度】を知り、
それをしっかり守っていれば、
そんなに怖くはないはず・・。


ところがときに
この『アトラクション』は急に
別の【乗り物】になってしまったりします。

「えらいスピードが増した感じがしない?」


そう、
いつの間にか
クルマ』に変貌し、


lgi01a201401220000.jpg


異常に心地よくスピードに乗ったり、
気持ちイイ~

逆に、
真っ逆さまに落ちていくような感覚になったり・・。
こわぁ~


残念ながら、
(愚直にインデックス投資を実践していても、)
運用の全行程の1割~2割で、
こういう事態が必ず発生します。



(あのー、
実際の資産運用は、
気が遠くなるくらい
長―――――い』ものなのですよ。

スティーブ・ジョブズの一生も、
伝記映画にすると
2時間10分くらいですから、

ここでの説明は、
あなたの20年の資産運用を
ギュッと凝縮してお話ししています。)


インデックス投資という
「アトラクション」では、
急に・大きく・震動したりするので、

真っ逆さまに
落ちていくような感覚のときは、
もう、文字通り逃げ出したくなってしまいます。


1616 マーケットのアップダウン


でも、
一度、逃げ出してしまうと、
また「アトラクション」に乗り込むのは
至難の技なのです。



なぜなら、
20年の運用の全貌を
ギュッと縮めてお話しすると、

【真っ逆さまに落ちていくような感覚のとき】と、
【異常に心地よくスピードに乗る急騰のとき】は、
わりとすぐ『となり』に存在するためです。


ココ、大事なポイント。


★ 大局的に見た場合、
インデックス投資の『醍醐味』とは何でしょうか?

わたしは、
(たかだか
市場平均に投資を行っているだけなのに、)

異常に心地よくスピードに乗る急騰のとき】が
存在することだと思っています。



そう、
かのチャールズ・エリス氏が言われている、
稲妻が輝く瞬間】のこと。


images.jpg


エリス氏の名著
『敗者のゲーム』の中で、

1928年に投資した1ドルは、
2000年末には1,600ドルになっていると云います。

ただし、この72年の中で、
ベストの5日を逃すと、
リターンは『半減』してしまうのです。


「えっー、たった5日なのに??」


はい。

ちょっと【ゼロの地点】に戻ってみましょう。

インデックス投資は、
広く市場全体に投資をすること。
ではありません。

インデックス投資とは、
広く市場全体に投資をし続けること。
なのです・・。


尾瀬


この投資の『醍醐味』は、
【異常に心地よく
スピードに乗る急騰のとき】を、
逃さないことですから、

そのときに、
確実に市場に居るためには?


暴落時に
市場から逃げたりしないこと。


マーケットのタイミングを
計ったりしないこと。


なのです。


もうずいぶん前の話になりますが、
ちょうど、
グローバル金融危機の嵐が
吹き荒れていた頃。

2008年が終わり
2009年になったとき、

わたしには
前年よりも「」が深くなったような
感覚がありました。



この【夜明け前ほど、もっとも暗い感覚】は、
言葉で説明するのはとても難しいです。

ただ、人間の本質が
変わっていないとすれば、

マーケットの低迷、暴落、
そして(そののちの)急騰、暴騰というパターンは
今後も起こるものだと思います。


conversation_trimmed.jpg


繰り返しになりますが、

【真っ逆さまに落ちていくような感覚のとき】と
【異常に心地よくスピードに乗る急騰のとき】は、
意外とすぐ『となり』に存在するのです。


私たちが市場に留まり続けるのは、
あくまで【急騰のとき】を逃さないため。


誰だって急降下する
アトラクションのような投資は
好きではないのです・・。

黙ってやり過ごす。
それができるか否か。

ここが、
インデックス投資の
生涯リターンの数字に
大きく影響してくるのです・・。

あ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏┛ ̄ ̄┗┓    1回の相談で10年の安心を。
┣┳┳┏┻┃     2018【夏の大阪、
┃┃┃┗┳┛     出張コンサルティングの旅】♪

┗┻┻┫┃     8月11日()、12日()、13日(月)
 …… ┗┛   【阪急インターナショナル2F カフェラウンジ】




| 投資の発想法 | 18:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

投資を極めたければ、What ではなく How で考えよう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日の、
運用を長く続けるには Want より Need が大切!
に続く、

「英語で考える投資のあり方シリーズ」です。

今日のポイントは、

How を突き詰めることで、
What(何を)が見えてくる。


(何のこと?)


当オフィスは港区三田にあるのですが、
JR田町駅の三田口から
第一京浜を渡って少し歩くと、

細い道の向こうに
急に「飲み屋街」が出現します。

こんな感じ・・。


ph4_02.jpg


数百メートルの界隈に
それこそ何十件という飲み屋さんが
ひしめき合っているのです。


実は、ここに軒を連ねるお店は
大きく【二種類】に分かれます。

1.たまに、あるいはしばしば
店が入れ替わる。
2.長年ずっと同じ店が営業している。


分かりやすいでしょ?)


いっとき
スペイン風バルが流行ったときに、
その手の店が急に増えました。

同じく串カツの店が流行れば
その手の店が増え(今もそうですが、)

今は「熟成肉×ワイン」の店が
多いように思います。
(なにせ10年間、変遷を見てきましたから。)


ではでは、です。

どんな店を出せば儲かるのか?
= What で、
飲食業って語れるのでしょうか?

あなたはどう思われますか?


tatemono_izakaya.png

(わたしは違うと思います・・)


「何をやれば儲かるのか?」
ではなく、

お店をどのように運営すれば儲かるのか?
How が、
もっとも大切なことでは・・。

これが「本質」ですよね。

投資も同じだと思います。


初心者の人ほど、
【どんなモノを買えば儲かるの?】


という What を
思い浮かべてしまいがち・・。

しかし、
金融商品を選ぶことが
投資の本質ではありません。

(モノを主人公に置いてしまうと、
どうしても
華々しいリターンを上げる商品に
目が移ってしまうもの・・)


【どんなモノを買えば儲かるのか?】
という視点から、

【投資をどのように行えばよいのか?】
= How という発想に
移行することが大切です。



〇 短期ではアップダウンが激しいため、
「長期」で捉えよう。

〇 ひとつのモノに集中すると
リスクが偏るため、
「分散」を心掛けよう。

〇 コストは名目のリターンを蝕んでいくから
「低コスト」を意識しよう。

これらすべて、
【投資をどのように捉えるか】という
How の部分ですね。



この How を積み上げることで、
結果として、

「何を選べばよいのか?」という
What が見えてくると思いませんか?


しばしば誤解されるのですが、
わたしは決して
『インデックス原理主義者』ではありません。

~長く、無理なく投資を続けるには、
  一体どうすればいいのだろう?

How を考え抜いた結果、
『インデックス投資』になっただけです。

だ靴下

考えてみますと、

〇 飲食業も
〇 投資も、
それを始めたらすぐに『結果』が出る、
という類のものではありません。

飲食業は(お客様との)、
投資は(市場との)、
長い付き合いの中で、
収益を得ていこうとする行為なのです・・。

◆ 参照記事
長期投資は一生に1度しか経験できません!

あ




| 投資の発想法 | 19:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

資産運用を長く続けるには Want より Need が大切!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

よーく見ると、
英語の want と need は
意味合いがぜんぜん違います。

ちょっと「投資」に置き換えてみませんか?

Want・・
できるだけ大きなリターンが欲しい!
Need・・
自分に必要なリターンがあれば(それで)いいよ。


(ちょっと強引ですか?)


マーケットが好調なときは、
Need より Want が大きな顔をし始めます。

「もっと、もっといけるはずだ!」


「欲しいリターン」の印象がどんどん強くなり、
「必要なリターン」を
記憶の隅に追いやるのです・・。

まあ、Want の気持ちが
前面に出ている人は、
生き物としては、
きわめて健全なのかもしれません。

だって、
私たちの祖先がもし、
Want じゃなくて、
Need で満足していたら、

ここまで高度な文明は
築けなかったでしょうから・・。


ただし、
21世紀に投資を続ける私たちは、
まず、自分の心の中で、

WantとNeed、
【ふたつの気持ち】が
入り混じっていると
自覚する必要があるでしょう。


Selling-wants-vs-needs.jpg


そして、
長い資産管理の中で大切なのは、

「欲」のWantを飼い慣らし、
「ほどよい自制」のNeedの範囲を
じわりじわりと広げていくことなのです。



人間とは面白いもので、
マーケットの下落基調が続くと、

「ワタシは年4%くらいで
運用ができればいい。
必要なリスクのみを取って、
そこそこのリターンが上がればOK。」


と、控えめ(かつ)冷静に、
割り切って物事を捉えられます。

【発想転換のチャンスは、
悪い時に訪れるものです!】


今申し上げた、
必要なリスクのみを取って、
必要なリターンを求める。


これは特に、↑シニアの皆さんに、
わたしは申し上げたいのです。

ほんらい
「リターン」とは、
「リスク」を取った結果得られるもの。

★ リターンとは到達点に過ぎず、
長い資産運用のプロセスは、
【あなたがリスクと向き合う姿そのものなのです。】


ですよね?)


では、66歳とか67歳になって、

【必要以上のリスクを取って、】
【必要以上のアップダウンに見舞われて・・】

それって、
ほんとうに
人生で有益な経験なのでしょうか?


10-emag-WP-friendship-iStock.jpg


運用の本質は
『リスクとつき合うこと』です。

そして、リスクとは、
苦い薬のようなもの。


ホントは嫌だけど、
それが必要だから、
必要なだけ
取るモノではないでしょうか・・?

【自分が納得できるリスクのみを取り、】
【自分が必要とするリターンのみを求める。】

このような Needのマインド を、
私たちはもっと大切にすべきですよね。

あ




| 投資の発想法 | 18:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

1標準偏差 = リスクの大きさではありません


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

最近は、さまざまな
『ポートフォリオ作成ツール』が
無料で利用できます。

たとえば、
「わたしのインデックス」の
資産配分ツール』などもそうです。

このツールを用いれば
あなたが作ったポートフォリオが、

どのような『リスク・リターンの特性』を
持っているのか、

具体的にイメージできます。

たとえば、こんな感じ・・。


平均リターン


分かりやすいですね!


ただし、
注意点】もあります。

このような
ポートフォリオ作成ツールは

過去の実績データ】を用いて、
リスク・リターンの数字を
弾き出している場合が多いのです。

すなわち、
〇 過去のリターンの平均。
〇 過去のリスクの平均。


そもそも、
上記図表では、
リスク 12.4%』と記されていますが、

資産運用の世界でいう
リスク】とは、
いったい何を指すのでしょうか?

答えは・・、
カンタンです。

過去のリターン(損益)が、
どのくらいの大きさで
ブレてきたのか、

その『ブレ幅の大きさ』を
【リスク】というのです。



ブレ幅の大きさって、
「なんとなくこれくらい!」
ではダメですから、

何かしら【物差し】を用いて、
数値化してあげる必要があります。

その際に用いる
【物差し】が 標準偏差 なのです。

ひょうじゅん・へんさ?

そうです。


上記図表の
12.4%とは、
いわゆる「1標準偏差」のこと・・。

さあ、ここから少しだけ
本格的になりますよ・・(^^;


【標準偏差】とは、
リターンのブレ幅の大きさを表す指標ですが、

この12.4%という数字は、
この物差しが指し示す
数字の「ひとつ」に過ぎません・・。

えっ!?

(突然ですが、)
あなたは【振り子時計】って
見たことがありますか?

こんな感じ・・。


2_448_1_large.jpg


今、この時計の『振り子』は
真下で止まっていますね。

この真下あたりを、
あなたのポートフォリオの
『リターン』としましょう。

仮に今、
ポートフォリオの『リターン』を
プラス5.1%とします。

(これが今の振り子の位置、
真下」ですよ・・)


ここから、

『振り子』が振れるその振れ幅】を、
リスクの大きさ】と
イメージしてみるのです。


2_448_1_large.jpg


先ほどの図表が示す
平均リターン』 5.1%
リスク』 12.4%とは、

ちょうど真下に位置する『平均リターン』、
すなわちプラス5.1%から、

良いほうに、

つまり、
振り子時計でいうところの右側のほうに、
12.4%ブレるかもしれないし、


2_448_1_large.jpg

悪いほうに、

すなわち、
振り子時計でいうところの左側
12.4%ブレるかもしれない、
という「意味」なのです。

伝わっていますか?)


     【プラス5.1%】

マイナス側へ ← → プラス側へ
12.4%ブレる     12.4%ブレる


ただし、
上記の意味合いは、

おおよそ、
68%の確率で!
という条件付なのですが・・・・・・・(-_-;)


ハイ、これが
1標準偏差』の意味なのです。


「じゃあ、カンさん。

およそ32%の確率で、
『1標準偏差』以上に、
リターンがブレてしまうってこと?」


はい、まさにその通りです。


ポートフォリオ作成ツールで
リスク12.4%」と、
示してしまうことが怖いのは、

多くの人が、
「自分のポートフォリオの
【リスクの大きさ】って、
12.4%くらいなんだ・・」


と勘違いしてしまうことなのです。

★ これは、
リスクの【過小評価】につながります。

事実、
2008年から2009年にかけては、

『2標準偏差』を少し超える
リターンの振れ幅が

実際、起こってしまったのですから・・。



わたしは、
資産運用を行う
【実際的なイメージ】を養うためには、

リスクの大きさを、

『1標準偏差』ではなく、
(少なくとも)
『2標準偏差』で捉えるべきだと思います。



1616 マーケットのアップダウン


すなわち、
『ロボアドバイザー』をはじめとした
さまざまなサイト上で

ポートフォリオ作成ツールを利用する際に、
「リスク12.4%」と表示されたら、

いや、本当は、
リスクの大きさって、
12.4%× 2 = 24.8% くらいなんだと、
(最低限)認識するべきでしょう・・。


その他【注意点】として・・。

「わたしのインデックス」の
『資産配分ツール』では、

データとして、
過去のリターンを用いていますが、

「リターン」に関しては、

『過去の実績は、
未来の成績を
保証するものではない。』


すなわち、
過去のリターンと、
未来のリターンって【別物】なんだ、
という認識は、重要です。


いっぽう、
過去のリターンのブレ幅を示す
「リスク」(標準偏差)に関しては、

過去の数字を
そのまま未来に置き換えても
差し支えないと考えます。

皆さん!
ポートフォリオ作成ツールは
あくまで【参照】程度のものとして
利用すべきものなのです・・。

似顔絵




| 投資の発想法 | 17:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT