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わたしの投資遍歴 (けっこう寄り道しています)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしの投資は
まだ『道半ば』ですが、
これまでを振り返ってみると、

1998年末に
野村證券で、
〇 「フィデリティ欧州中小型オープン(Bコース)」と、
〇 「積立て株式ファンド」を、

併せて30万円くらい買ったのが
事のはじまり」でした・・。

そのときの心持ちは、

「ヤッター、
これで投資家デビューだ!」と、

ただ単純に
はしゃいでいただけのように思います。


「積立て株式ファンド」は、
日経平均株価との連動を目指す投資信託ですが、

このファンドに行き着いたのは、
インターネット上で、
米国のファイナンシャルプランナーを
発見したからです。

そのFPとは・・、
フランク・アームストロングさん。
(このブログにもたびたび登場しています)


フランクさんは、
マイアミに今も存在する、

投資アドバイザー事務所
Investor Solutions』の創業者です。

フランクさんは当時サイト上で、
『インデックス・ファンド』の本質を
実にやさしく解説されていました。

たしか、
―市場全体に網を張る。―

という言い方をされていたと思います。


その後、わたしは
インデックス・ファンドについて
いろいろと調べていき、

2000年にマネックス証券で、
『バンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド』を
購入するに至りました。

(ここでもやっぱり
一括購入』しているのですね・・)

さっき調べましたら
インターネット上に、

当時のマネックス証券の
プレスリリース』が残っていました!


次に
99年から2000年にかけて、
わたしは『個別株』も購入していきます。

図研、東レ、ショーボンド建設、
楽天、マネックス証券など・・。

(※ 当時のマネックス証券は
実に先進的で、

このネット証券は
金融業界をひっくり返すに違いない
とわたしは思っていたのです。)


ところで、
個別株を買ったはいいのですが、
ちょうどITバブルでマーケットは頂点を迎え、

2000年の5月頃から
本格的に株価が下がり始めました。

そうです、
保有する投信も、個別株も
ほとんどすべてが
含み損』の状態になったのです。

arrow_down_14.jpg


「えっ、なんで?」

経験が浅いので
なかなか合点がいきません。

「どうして自分だけ
うまくいかないんだろう?」


と、
あくまで自分中心的に
悩んでいました・・。


その一方で、わたしは
ETFにも興味が募っていき、
2003年の秋には
香港の証券会社を通じて、

「チャイナ・トラッカーファンド」
(現 iシェアーズ MSCI チャイナ・インデックス ETF)を
購入しました。

かつてわたしは
こんなブログ記事も書いています。
わが愛しのETF チャイナ・トラッカーファンド その2)】

 
上記ETFのほか、
新興国株式ETF(EEM)や、
MSCI EAFEインデックス・ファンド(EFA)も
購入しました。

(最初にEEMを買ったのは野村證券でした。
当時はまだ楽天証券でも
海外ETFは売っていなかったので・・)

それからさらに時が経ち、
2006年~2007年前半は、
株式市場も不動産も絶好調で、

「こんなにファンドの値段が上がっていいの?」
というくらい、

自分が保有するETFや
インデックスファンドの価格が
どんどん上がっていきました。


当オフィスのお客様の中でも
インド株ファンドなどを購入され、

「投資ってこんなにカンタンに儲かるんだ。」
と、勘違いされる人が続出しました。

恥ずかしい話ですが、
わたしはこの期に及んでも、
『一括投資』をしていたのです・・。



そして、
リーマンショックが起きました。


Crash.jpg


ちょうどわたしは
仕事の拠点を
東京に移すところだったので、

当時のことはよーく覚えています。

特に、
2008年の10月から11月にかけての
『下げ相場』は、

「心臓に悪いでしょ!」
というくらい、強烈なものでした・・。


当時のマスメディアの論調は、

〇 100年に一度の金融危機!
〇 資本主義の試練!
〇 株式市場は死んだのか・・。

といった感じで、

どこを見ても、
【悲観】という黒い幕で
覆われているかのようでした。


折にふれ、
何度か気になり、

ほんとうは
気付いていたはずなのですが、

リーマンショックを期に、
わたしは明確に自覚したのです。

一度に投資をする、ということの恐ろしさを。


image.jpg

投資の時期を分けるべきだ・・、

機械的に、少しずつ、
マーケットにお金を入れるほうが
得策だ、

(いわゆる)
『つみたて投資』の有用性が、
ようやくわたしの腹に落ちたのです。


ですので、
わたしが【つみたて投資】を始めたのは、
2009年になってからです。

(現 SMTインデックスシリーズの中から
買い始めました・・)

そして、
【積立て投資術】の本を書いたのも、
読者の皆さんのため、
というより、

まずは、
自分自身に対する
応援歌』であったような気がします。


今、わたしは
【投資のスタイル】とは、

〇 何を買うのかと、
〇 どのようにお金を入れるのかの
 『合作』である。


と確信しています。

(ここに辿り着くまでに、時間がかかり過ぎましたが・・(^^;)

似顔絵




| 世界をメンタルに放浪すると・・ | 18:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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新興国株式ってホントに必要なの?(YESです)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ポートフォリオ(資産配分)に関する
ご相談の中で、
しばしば聞かれるのは、

「カンさん、
先進国株式と新興国株式の比率は
どう捉えたら良いのですか?」


というものです。

これって難しいですね。
(一筋縄ではいきません・・)


たとえば、
この2、3年のように
新興国経済が振るわないと、

新興国の割合って少しでいいよね
と思われがち・・。

〇 新興国経済が振るわない
   ↓
〇 新興国の割合を低くしておく

えー、
果たしてこれでよいのでしょうか?


⇒ 上記のように、
経済の【現状】を追認する形で
資産配分を決定(変更)するやり方は

典型的な【後追い現象】となってしまい

あなたのポートフォリオの
期待リターンを引き下げることにつながります。

(あっ、なので、

〇 新興国経済が絶好調
   ↓
〇 新興国の割合を大きくしよう!

も同じように
『よろしくない』のですよ・・)


【資産配分】(ポートフォリオ)とは、
少なくても向こう5年、10年を見据えた
あなたのお金の振り分け方の
基本方針】であるはず。

(とにかくどっしり構える必要があります)


ところで、
あなたは
長い時間スパンで見て、

【経済の主役】が
ほんとうに、
先進国から新興国に
バトンタッチされると思いますか?


YES? NO?


具体的に言うと、
たとえば、
フォーブス誌が発表する
『世界の株式会社上位2000社』のうち、

新興国群の企業が半分を占める時代が、
本当にやってくると思いますか?


(ちなみに『フォーブスグローバル2000』の
2015年版はこちらです)

まさか、ね。

でも、いつか来るのかな・・。


はい、↑ 上記の心持ちのことを、
世の中では【変化】と呼んでいます。


資産配分の決定が難しいのは、
本質的な【変化】が
どのくらいの時間をかけてやってくるかが
分からない点でしょう・・。

そう、
ここからは、
あなたの【年齢】と
【バトンタッチまでの時間】の関係論ですよ。

もし、あなたが今年67歳で、
かつ、

【経済の主役】が
先進国から新興国にバトンタッチされるのに
相応の時間がかかる(30年、40年?)
と思われるなら、

新興国の比率は少なめで
よいと思います。


逆にあなたがまだ30歳で、

【経済の主役】が
先進国から新興国にバトンタッチされるのは
自明の理と考えるなら、

新興国の比率は、
先進国と同程度でもよいのではないでしょうか。
(※ 注 あくまでひとつの考え方です・・)

たしかに
『経済の規模』では、
先進国の存在感がまだまだ圧倒的です。

しかし、
世界経済の『成長』に占める、
新興国の比率は年々大きくなっています。


emerging-markets.jpg


ところで、
先ほど、

【資産配分】(ポートフォリオ)とは、
向こう5年、10年を見据えた
あなたのお金の振り分け方の【基本方針】、
と言いましたが、

若い人にとってのポートフォリオとは、
まずは
【毎月のつみたての配分割合】のこと・・。

新興国株式は、
もっともアップダウンの振れ幅が
大きい資産ですから、
もっとも【つみたて投資】に向いていると云えます。


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ちょっと想像してみてください。

たとえば、
新興国の中から
世界的な下着メーカーが現れたり、

新興国の中から
有名な投資信託運用会社が現れたり、

バーチャルリアリティーの会社や、
ロボットの会社や、
スマホの画期的なアプリ開発会社や、

新しいスポーツや、
最先端のファッションや、
世界的にヒットする映画や本やマンガが、

新興国の中から
数多出現する現実が来ると、
あなたは思えますか?


(わたしは断然YESです。)


「カンさん、
なんでそんなに楽観しているんですか?」

ハイ、
【時間】が
【変化】を醸成してくれるからです


(いつの時代もそうでしたね・・)


『オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ』
(ちくま文庫)という本があります。



この本の中には、
有名な一節があります。

時の流れはしばしば同じ道筋を取るが、
それはいつも新しい方向に進んでいく。


経済発展の【段階論】で言いますと、

19世紀に新興の工業国であったドイツが
先進国になったり、

貧しかった韓国、台湾などが
貿易立国で
中進国の仲間入りを果たした、
というプロセスと、

これから先、
新興国の国々が
より豊かになっていくプロセスは、

同じ【道すじ】を取りますが、
明らかに【異なる点】があります。

それは何かというと、
<情報・ノウハウの蓄積の量> であります。


私たちはどうして、

★ これまでの30年の変化より、
これからの30年の変化のほうが
大きいだろうと感じるのでしょうか?

それは【情報技術】が、
加速度的に積み上がっており、

かつ、その情報技術が
瞬時に世界を駆け巡る世の中になっていると
自覚しているためです。

一例ですが、
資産運用の分野でいいますと、
たとえば『ロボアドバイザー』は

中国でもインドでも
ふつうに登場してしまうことでしょう。

なぜなら、
このような最先端の技術も
容易に(世界に)拡散するためです。

上記のようなメリットは、
昔の新興国(発展途上国)は
享受できませんでした・・。


また、
大きな変化のうねり』を感じるときに
重要なのは、

今(現在)を過大評価しない、
ということです。

今は2016年で、
私たちはこの現在を、
時代の最先端と認識していますが、

これは半分当たっていて
半分はウソです。

なぜなら、
時間は冷酷に過ぎ、

2016年もほどなく、
ひとつの『過去』になってしまうからです。


time-management.jpg

どうか、
投資家として見聞きする日常の澱と、

太く長い帯のような
長大な時間の流れを、
見比べてみてください。

(いつの時代も)
時間が変化を醸成してきました。
と申しましたが、

その時間の積み重なりは、
増えることはあれ、減ることはないのです。


(変化のスピードが上がり、
その効用が放射状に伸びるのも頷けますね。)

そして、
これら【変化】の化学反応の中で、
【成長】は起こるものなのです・・。

時の流れはしばしば同じ道筋を取るが、
それはいつも新しい方向に進んでいく。


◆ 参照記事【マネックスラウンジ】
ETFで新興国株式を網羅する」 ETF解体新書
(MSCIエマージングマーケッツ指数について書いています)

似顔絵




| 世界をメンタルに放浪すると・・ | 19:32 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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金 VS. 株式 『Market Battle~どっちに投資SHOW~』


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

WorldinvestorsTV.プレゼンツ
【Market Battle~どっちに投資SHOW~】第20回が
がYouTubeで公開されています。

【Market Battle~どっちに投資SHOW~】
第20回 やっぱコレでしょ!対決!!(2013/9/2放送)

⇒ 世の中にはたくさんの金融商品があります。
その金融商品を対決させて
どっちが投資として『うまみ』があると思うか?

視聴者の皆様に考えていただく
投資エンターテイメン­ト番組です!

第20回目の対決は?? 
さて、本日の勝者はどちらに・・?

【出演】
コモディティ代表:國谷 和啓さん (UHG CSD 東京)
株代表:カン・チュンド (晋陽FPオフィス 代表)

わたくしカンは、
新興国株式、フロンティア株式の優位性について
解説させていただいております・・。





| 世界をメンタルに放浪すると・・ | 08:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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どの国に投資するべきかについてのゆる~い「考察」


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたくしは投資の方法論として、
「ひとつの国」に賭けることはお勧めしていません。

先進国群の株価指数や、
新興国群の株価指数を指標として、

国・地域を跨いで「広く・浅く」投資を行うことが
「リスク管理」の要諦だと思っています。

しかし、読者の中には
国ごとの投資」に心惹かれる人もいるでしょう。

あるいは、ポートフォリオのメインは
広く・浅くのインデックス投資だが、
サブとして(リスクテイクを行う部分として、)

1ヵ国への投資」も
一部加えたいという人もいるでしょう。

そんなとき、
どの国に投資するべきかを計る
【物差し】のようなものはあるのでしょうか?


(いきなりですが、)
ひとつ【クイズ】を出してみましょう。

皆さんは 経済 が発展する条件として
ヒト・モノ・カネ のうち、
どれがいちばん大切だと思いますか?

(ファイナンシャルプランナーが訊いているのだから・・)
「当然 お金?」

いえいえ、(当然)ヒト です。

戦争が終わった直後の日本には
モノも、カネも ありませんでした。
お腹をすかせたヒトがいるのみだったのです。

それでも
優秀なヒトがいれば
→ モノやカネを呼び寄せることができます。

逆に、モノ・カネがあっても、
→ それを使うヒトがだらしなければ、
結局(モノ・カネ)はなくなってしまう・・。

たとえば、ロシアなどで、
カネを生み出す「製造業・サービス業」の裾野が
なかなか広がらないのは、

原油や天然ガスで、
カネ儲けが出来てしまうからではないでしょうか・・。

ここ、よく考えてみましょう。

地下に原油や天然ガスが埋蔵されているのは、
ロシアの人々が努力したからですか?

(いいえ。)
それは、単なる偶然ですね・・。

天然資源で一度、
おいしい思いをしてしまうと、

―具体的には2006年、2007年のような
天然資源価格の高騰で莫大な収入を得てしまうとー

無から有をコツコツ積み上げ、
創意工夫を行って

産業を発展させようということが
馬鹿らしく思えてしまうのです。

ということは・・?

「資源」があるということは、
(必ずしも)経済発展に良いとは言い切れません。
(特に長期で見た場合・・)

・資源に頼っている国には投資しない


上記のことを勘案すると、
実は ヒト という資産が、
もっとも【期待収益】が高いのではないでしょうか。

では、優秀な人材がいるという仮定で、
どのような国が(成長を)見込めるのでしょうか?

まず「四季」があったほうがいいですね。
(三季でも構いません)

「季節 と 経済成長 になんの関係があるの?」
と思われるかもしれませんが、
キーワードは【変化】です。 

温度が変わる・・、
芽吹く植物が変わる・・、
空の色も変わる・・。

目に見える景色が(1年のうちで)
何度も華麗な変身を遂げます。

季節があれば、
旬の食べ物が変わり、
「さて、今日は何を食べようか・・」

季節があれば、
まとう衣服が変わり、
「今日はなにを着ていこうかしら・・」

このような「変化」が脳を活性化させ、
新しいアイデアの呼び水になると
わたしは考えます。

暑さにも、寒さにも
(忘れず)適応するということは、

それだけ、
思考の柔軟性に幅が出てくる、ということ。


それから「言葉」です。
できれば共通の言語が
あった方がいいでしょう。

コミュニケーションのコストは
低いほうがよいのです。

それから、
宗教」においては
深刻な対立がない方がよいです。

また「政治」が安定していること、
過去に「試練の歴史」を持っていることも
重要だと思います・・。

「試練の歴史」というと、
なにか仰々しく聞こえるかもしれませんね。

シンプルに申し上げると、

〇 ヒトは抑圧され、
苦い思いをしたことがあるほうが、
跳ね返ったときのエネルギー量が膨大になる、

すなわち、ヒトとしての
ポテンシャル(潜在可能性)が大きくなり

現出しやすくなるとわたしは考えます。
(要するに「頑張れる」ということ・・)

また、ある程度「公正な競争機会」が
保たれていることも重要です。

そして何より、
豊かになること」が
是として受け入れられていることが必要でしょう。

(そして最後に、)
実際の投資執行においては、

その国の株価が割安であるほうがよいことは
云うまでもありません・・。


【蛇足】

今から20年後くらいには、
現存するほとんどの国に「株式市場」が存在し、

そこに世界各地からアクセスできるインフラが
整っていることでしょう・・。

似顔絵




| 世界をメンタルに放浪すると・・ | 11:45 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ライブイベント』~東証発 グローバル投資ツアー 【新興国経済まるわかり】~


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

新興国債券を組み入れたETFが2013年3月30日に
東京証券取引所に新規上場しました。

これを記念して、
WorldInvestors.TV」では
【新興国経済まるわかりイベント】を開催しました!

組み入れ上位5カ国の豪華ゲストを招いての
グローバル投資ツアー!!!
(わたくしカンは司会を務めさせていただきましたよ)





| 世界をメンタルに放浪すると・・ | 17:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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壮大なふたつの収益を求めて・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

(突然ですが、)
あなたはどんなときに「無心」になれますか?

お風呂の湯船に浸かっているとき?
それとも、
好きな音楽を聴いているときですか..。

わたしは爪を切っているときと、
アイロンをかけているとき、
心から無心になれます..(← ヘンな言い方ですが。)


この、無心の状態で、
インデックス・ファンドという道具を
思い浮かべてみると、

「インデックス投資」そのものが、
とてもユニークな投資法であることに気づきます。

◆ インデックス投資では
【銘柄】に投資を行いません。
インデックスの投資先は・・、
あくまで【市場】なのです。

そもそも、
先に【市場】という枠組みがあって、
そこに組み入れられる「銘柄」や「国」は
長い目で見れば変遷していく・・。

そんな「大らかさ」を持ちあわせることが、
インデックス投資の本質です。


ですから、
国にこだわらず、銘柄にこだわらず、
広く、かつ客観的に、

「市場の成長そのものに投資を行いたい・・」
と思っている人に
インデックス投資は向いています。

(インデックス投資では
地理的に「広く」、
時間的に「長く」を
イメージし続ける必要がありますが、)

どんな時代であっても、
豊かな国と、まだ発展途上の国が存在します。


そもそも、【リスクマネー】とは
「豊かな国」から、
「発展途上の国」へ流れていくのが常です。


太平洋戦争終結から
15年経った1960年当時、
東京芝浦電気(東芝)の株価はいくらだったのでしょうか?

答え)170円。
八幡製鉄の株価は100円、
味の素の株価は500円程度でした・・。

(株価が安いなあーと思われるかもしれませんが、
それは投資の一面しか見ていないことになります)


たとえば、当時の豊かな国、
アメリカの人が、
まだ発展途上の国、
日本の株式に投資を行ったと想像してみてください。

1960年当時、年収7000ドルの
アメリカ人ニューマンさんが
日本の株式に投資を行う際、
「為替レート」は一体どうなっていたのか?

1960年当時、
1ドル = 360円でした。

ということは、
ニューマンさんから見ると、

東京芝浦電気の株価は 約0.47ドル
八幡製鉄の株価は 約0.28ドル
味の素は 約1.39ドル
だったのです…。


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ちなみに、
1960年当時の日経平均株価は869円で、
(今、日本の株価が下がっている状況でも)
その価値は10倍以上になっています。

また、円ドルの為替レートは
4倍以上に切り上がっています。

上記はあくまで
ひとつの事例にすぎませんが、

無心になって、さまざまな過去の、
さまざまな豊かな国と、
発展途上の国の間を思い起こしてみるとき、

豊かな国の人が、
まだ発展途上の国に投資を行い、

【市場そのものの成長益】と
【為替の差益】というふたつの収益
獲得してきたのは事実です・・。

(もちろん、発展途上の国の人々、
会社も多くの便益を得ました..)


私たちは生まれてくる時代を選べません。
たまたま、余裕資金があって、
たまたま、為替レートが

1ドル = 80円
1ルピー = 1.5円
1人民元 = 12.68円
1フィリピンペソ = 1.9円

という状況で、
しかも、目の前に
投資すべき道具は揃っているのです。

あなたを妨げているのは、
「未来はどうなるか分からないし..」
という懐疑心でしかありません。

紆余曲折はあろうとも、
わたし自身は上記
「ふたつの収益」を求めて、
新興国の【市場】に投資をし続けます..。

(それはただ、先人に倣う行為にすぎません..)

似顔絵




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