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太平洋ひとりぼっちと思っていたら、透明なキャップを被った仲間がいたよという話


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日のインデックス投資ナイトにて、
4人の若手ブロガーさんに
こんな質問をしてみました。

(注: 楽屋でのお話です)

「職場の同僚や、友人同士で、
投資の話になるようなことってありますか?」


すると、
全員が「NO」というご回答。

嗚呼・・。



わたしは
若手ブロガーさん達とは
ちょうどひと回り年齢が違うので

「もしや・・」という
期待があったのですが・・。

やっぱり、
投資に関することは、
もっとも避けるべき話題のひとつなのですね。

この雰囲気というか、空気感が
日本の現状なのかもしれません。


shinpai_man.png


ところで
仮にあなたが、
企業型の確定拠出年金』の
対象者だったとしましょう。

あの、企業型DCで
資産額の「6割程度」が
預金と保険商品に滞留している・・


とよく言われます。
(実際、そうです)


あなたはこの「6割」という数字を聞いて
どう思われますか?

「やっぱ、投資に対するアレルギーって
相当つよいよな。」と思われますか?
(ネガティブに・・)


わたしは逆です。

えっ、「4割」も
投資信託にお金を振り向けているんだ。
」と、
ポジティブに驚きます。



だって、企業型DCって
そもそも自分で望んで入るものではないですよね?

会社の制度として
(いやいや)導入が決まって、

「はい、7月25日までに
この商品ラインナップの中から選んで
パーセント(%)で指定して提出するように!」

なんて言われて、
もう有無を言わさず
やらされる制度のことでしょう?

それで、
およそ「4割」も
投資信託の割合が在るって?



どういうこと?

<そこそこ、投資をしている人が存在するってことです。>


先ほど、「職場の中で、
投資の話になるようなことって基本ない。」
というお話をしました。

あなたと同じ部署の川上くんも、
沢田さんも、橋本さんも、

なんか投資をしているようには
見えないんだけれど・・。

(そもそも、そのたぐいの話なんてしないし。)

でも、実のところ
慎重派の川上くんが
(たとえば企業型DCで)
投資信託を買っていたりする・・。


gutspose_man.png


そう・・、

意外なところで、
意外な人が
意外に投資をコツコツやっている・・。


こんな状況になりつつあるのが
日本の現実なのです。


投資に関する話はお互いに
(カルチャーとして)
改まってすることがないので、

投資をしている人同士が 
『可視化』されていないだけなのです。


ココ、伝わっていますか?)


あなたは、
「太平洋、ひとりぼっち」のごとく、
たったひとりで泳いでいる(投資をしている)
感覚かもしれませんが、

実は大海の中で、
透明なキャップを被った
何人かの仲間が、
(それもあなたの身近にいる人が!)

あなたと・同じように・ゆっくり・泳いでいます。


あなたは決して独りではないのですよ。


ちなみに、
iDeCoのほうですが、

個人型確定拠出年金の制度の概況
(平成30年3月末現在)によると、


加入者


『運用商品の資産構成比』として、
投資信託の割合は48.1%、

預金、保険商品は51.8%となっており、
29年度末(平成30年3月末)時点)

投資信託の割合が
半分」を超えるのは時間の問題と思われます。

あ




| 確定拠出年金(iDeCo、企業型) | 12:18 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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iDeCo、つみたてNISA、まずはどっちを選ぶべき?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

最初の一歩ってとても大事です。

なので私たちは
「ゼロ」から「イチ」に踏み出すのに、
すごーく時間をかけ、
大きなエネルギーを費やします。

たとえば、です。

「投資のやり方」を決めることを、
一話完結くらいのドラマに思っている人が
けっこうおられます。

(特に超ビギナーの人!)


60分(一話)のドラマだから、
一所懸命考えて、

最初から「完全に」
投資のやり方が出来た状態で
スタートしようというわけです。


フム・・、
お気持ちはすごく分かります。


でも、残念ながら
「投資のやり方」を決めるのは、
一話完結ではなく、

最低7話、8話、下手をすると、
シーズン2(11話~20話)くらいまで
かかってしまいます(-_-;)

身もフタもなく言ってしまえば、
すぐには「完成形」には辿り着けないのです。


ですから、
完全な状態になるまで準備周到に!
ではなく、

(とりあえず)無理なく始めて、
走りながら軌道修正するのが
資産運用の実態なのだとわたしは思います。



kaidan_man.png


じゃあ、その無理なく始める際に、←ここから本題。

「iDeCo、つみたてNISA、
まずはどっちを選ぶべき?」
という質問をよくいただきます。


答えとしては、
どっちも選んで良いのです!

ただし、
「iDeCo」の優先順位を
(つみたてNISAよりは)高く置くべきでしょう。



そもそも、
「どっちを選ぶべき?」の思考に
なってしまうのは、

若い人にとって、
毎月「つみたて投資」に回せるお金が
ごくごく限られているためです。

「iDeCo」の拠出限度額を
仮に2.3万円/月。
つみたてNISAは3.3万円/月とすると、

毎月2.6万円しか
つみたて投資に回せないあなたは

(いたって↑フツーなのですが、)

どっちか選ばないと!」と
思ってしまうわけです。



わたしの考え。
⇒ 拠出限度額に、捉われる必要なし!
そして、
⇒ どっちも選んでよいのです。

たとえば
「iDeCo」1.6万円
「つみたてNISA」1万円/月でも

良いではないですか!


ところで、どうして(あえて)
「iDeCo」のほうを優先させるの?

ひと言でいえば、

「お得感」が、
続けるチカラになるからです。


iDeCoの所得控除というメリットは
始めたらすぐに、
そして継続的に味わえるものです。

(運用成果は関係ないですし。)

節税で、
確実にお金が戻ってくる
(そしてそれが継続する)というメリットは、


長く資産運用を続ける
「インセンティブ」となります。


shinkokyu_woman.png


あっ、つみたてNISAもお得なのですよ!

ただ、投資信託を解約する際に
(利益に対して)
『非課税』になるというのは、

遠い遠い将来の「お得」なので、
あえて
「iDeCo」のほうにウェイトを置く・・。


また、先ほどわたしは

投資のやり方を定めるのは
7話、8話、下手をすると、
シーズン2(11話~20話)くらいまで
かかりますと言いましたが、

たとえば、「iDeCo」1.6万円
「つみたてNISA」1万円/月は
あくまで「スタートの形」です。



これから先、5年後、
7年後、12年後のことを考えると、

誰かと一緒に暮らしたり、
転職したり、引っ越ししたりと、

ライフの変化を考えると、
『掛金』を増やしたりする可能性も
大いにありますよね。


そしてまた、
税制優遇の口座では
収まりきらない『投資枠』については、

通常の口座(特定口座)を用いて
投資資金を入れることがあるかもしれません。


senro.png


先は長―いのです。

ゆっくり走りながら、
ゆっくり軌道修正していけばよいので、
まずは「無理なく始める」こと。

これがいちばん大事なのです。。


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| 確定拠出年金(iDeCo、企業型) | 13:24 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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第4回『お客様からの質問コーナー』(専業主婦の妻にiDeCoは必要でしょうか?)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

当オフィスのお客様から頂戴した
さまざまな『ご質問』に回答していく、
お客様からの質問コーナー!

第4回!
岸部 功 さま(仮名)30代 岐阜県



【質問!】

収入のない子育て中の
専業主婦の妻のiDeCoでの運用について
どうお考えでしょうか?

運用益が非課税になるのは魅力的なのですが、
iDeCoの所得控除メリットが無いので
現状は開いていません。

私はiDeCoとつみたてNISAと特定口座で運用、
妻の口座ではつみたてNISAのみ運用しています。
妻の口座でiDeCoの運用に回せる余剰資金はあります。



岸部さん、
奥様は向こう5年以内にお仕事に復帰して、
また収入を得られるようになるのでしょうか?

もし、上記YESなら、
今からiDeCoに加入されてよいと思います。


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仮に、
お仕事に復帰するかどうかは未定。

専業主婦のままでいる可能性も高いのなら、
無理してiDeCoに加入される必要はないと考えます。


たしかに、
iDeCoは運用益については非課税になります。

また、受取時には『控除』を用いることで
受取額に対して
課税されない可能性もあります。



ただ、受取時の
控除の枠の大きさ』については、

若い人ほど
不確定要素が大きいと
思っておいたほうが良いでしょう。

(率直に申し上げて、
20年、30年後も
退職所得控除、公的年金等控除について、
『今と同じ大きさが存在する』
と考えるのは、
あまりに楽観的すぎます・・)



受取時までの時間が
長ければ長いほど、
「控除」については割り引いて
考えておいたほうがよいと思います。



niji.png


何事もそうですが、
10年、20年先の
希望観測的なメリットよりも、

今現在のメリットのほうが
確実で、かつ大きいものです。



iDeCoでいえば、
所得控除のメリットこそが、
iDeCo長所の「本質」と云えます。

岸部さんの奥様の場合、
ココが期待できないとなると、

〇 毎月「けいぞくコスト」を払い続ける必要あり。
〇 (自分のお金なのに)
60歳まで一銭も引き出せない。


これらデメリットを押しのけてまで、
iDeCoを始める理由はありません。


毎月の収支にご余裕があるなら、
通常の口座(特定口座)で
つみたてを始めればよいと思います。

(ちなみに、
iDeCoの「けいぞくコスト」
国民年金基金連合会に支払う月103円と、

事務委託先金融機関(信託銀行)に
払う月64円の手数料を合わせると、
年間で2004円になります。

10月に消費税が10%になると
当該費用も上がることになります)


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もし、奥様がまた仕事に復帰する、
働き始めることが決まれば、
その段階でiDeCoへの加入を
検討されてもよいのではないでしょうか。


なお、奥様はすでに
「つみたてNISA」で運用とのこと。
ここに「特定口座」が入り、

岸部さんの
「iDeCo」「つみたてNISA」「特定口座」の
窓口も入れると、

できるだけシンプルな形で
資産管理を行うことが肝要になるのでは・・。



一例ですが、
前回記事でご紹介したバランスファンドは
資産管理をシンプルに出来る道具のひとつとなります。

(上記、あくまで岸部さんがご一家の
資産管理担当者という前提ですが・・)


岸部さん、
このたびはご質問ありがとうございました。

岸部さんご夫妻が持っておられる
最大の資産は・・、
時間』です!

どうぞ「つづける」を念頭におかれ、
投資とは知り合い以上、友だち未満で
付き合ってまいりましょう。



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| 確定拠出年金(iDeCo、企業型) | 17:33 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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最後の最後、引き出すことを強制されるiDeCoと、フリーハンドのつみたてNISAの違い


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

iDeCoもつみたてNISAも、
基本『やること』は同じです。

投資信託を長期で積み立て、
あなたの老後に役立てる・・。


でも、iDeCoのほうは
年金制度」なので、

最後の最後、
お金を引き出すという段になったときの
間口の広さが、
(つみたてNISAとは)異なるのです。


最初にちょっと【寄り道】をしましょう。

米国在住の岩崎淳子さんが運営する
「Smart & Responsible」というブログを見て、
へぇーなるほど・・と思いました。

該当記事はこちら。【RMDを知る(1)


岩崎さん


RMDって何かというと、
Required Minimum Distributionの略です。


アメリカの確定拠出年金、
401(k)プランでは、

誰もが「70歳半」になると、
最低限、義務付けられたお金を
引き出さないといけないのです。


この
「引き出さないといけない最低限のお金」
のことをRMDと言います。


具体的には、
「70歳半」になった年の
翌年の4月1日までに401(k)プランから、

義務付けられた最低限のお金を引き出さないと、
『手痛いペナルティ』が待っています。


こちらの該当記事は
RMDを知る(2)】になります。

以下、引用)

正しいRMDを引き出さなかった場合は、
引き出すべきであったのに
引き出されなかった額の50%が
ペナルティとして没収されます。


数ある税ペナルティのうちでも、
非常に高額のペナルティです。
RMDは必ず守るよう気構えが必要です。

引用、終わり)


えー、
半分(50%)が没収されるなんて
かなり罰則がキツイですね。


the-power-of-no.jpg


でも、
これって、
考えてみれば当然のことなのかもしれません。

401(k)プランは
年金制度』ですから・・。


主旨はこうです。

★ あなたは確定拠出年金の
『税制優遇』を活用して、
自分の年金原資を有利に増やしてきたでしょ。

だから、
そこから『お金を引き出して』
『使っていく』のは強制ですよ。

もし、老後の生活の中で
上記のお金をいっさい使わず、

税制優遇を受けたまま
そのお金が次の世代へ
引き継がれたりしちゃうと、
制度の本筋からまったく外れてしまいますよね。


ということなのです・・。


bbq_couple.png


なので?

なので日本の
iDeCo(個人型確定拠出年金)においても、

最後の最後には、
お金は・引き出さないといけないわけです。


ご存知のように、
iDeCoではお金のもらい方が
年金方式」と「一時金」に分かれます。

どちらにしろ、
60歳から70歳になるまでに
『もらい始める』ことになりますが、


「仮にiDeCoで給付の請求もせずに、
『70歳』になっちゃったらどうなるの?」


あっ、はい、
ここはちょっと堅苦しくなりますが、

確定拠出年金法の第三十四条を
覗いてみましょう。
(ちょっとのガマンですよ(^^;


why-is-yawning-contagious01-300x266.jpg


(七十歳到達時の支給)
第三十四条

企業型年金加入者であった者
(当該企業型年金に個人別管理資産がある者に限る。)が

前条の規定により
老齢給付金の支給を請求することなく
七十歳に達したときは、

資産管理機関は、その者に、
企業型記録関連運営管理機関等の裁定に基づいて、
老齢給付金を支給する。


※ 条文では企業型年金とありますが、
個人型確定拠出年金も同様と思われます。


これ、つまりは
一時金の形で(強制的に)
受給させるということでしょう。


まあ「年金制度」ですから、
当たり前ですね・・。


【閑話休題・・】

じゃあじゃあ、
「つみたてNISA」はどうなのでしょう?

ふつうは、

非課税の恩恵を受けられるよう
非課税期間の20年内
投資信託を解約しようとするでしょう。

でも、非課税期間内にお金を引き出して、
それを使う必要性が
低い人もいるかもしれません。

そのような場合は、
投資信託を解約せず持ち続けるわけですが、

非課税期間の20年ののちは、
ファンドは『特定口座(課税口座)』に払い出され、
そのまま運用を続けることになります。

「えっ、たとえばワタシが83歳になっても?」
はい、そうです。

つみたてNISA口座 ⇒ 特定口座(課税口座) ⇒



icon01.png


わたしはこんなふうに考えます。

一般NISAもつみたてNISAも、

通常の口座(特定口座)のインフラの上に、
期間限定で設置された「非課税口座」
捉えることもできるのではないかと・・。


もちろん、
2019年に「つみたてNISA」に入れた
40万円が、

20年の満期の
2038年に75万円になっていて、

それが特定口座(課税口座)に
払い出されると、
75万円が取得価格と見なされ、

月日が経って
2059年に110万円になっていたりすれば、
110万円-75万円の分が
利益」と見なされることになります・・。



ただし、
つみたてNISAという窓口で
始まった資産運用は
特定口座(課税口座)に移されたのち、

もしも、あなたが望むなら、
『次の世代』に
引き継ぐことも可能なのです。


この点、
つまり最後の最後の「出口」のところでは、


iDeCoとつみたてNISAは
まったく主旨が違う制度と云えるでしょう・・。



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| 確定拠出年金(iDeCo、企業型) | 15:08 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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確定拠出年金(企業型)の「制度移行金」にご注意


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今までコンサルティングの中で、
何十もの「確定拠出年金(企業型)」の
商品ラインナップを拝見してきました。

中には月の拠出額が
5000円程度しかなく、

「カンさん。これだと一所懸命運用しても、
増えるのは雀の涙くらいですね。」


と言われるお客様もおられました。


が、あえて断言しますが、

確定拠出年金(企業型)という器は、
あなたにとって
格好の『練習台』となります。



ファンドを組み合わせ、
あるいはバランスファンドで
実際につみたて投資を経験していく・・

その中であなたは、
〇 「毎月の掛金」の配分割合を
維持していくだけでなく、

〇 積み上がっていく
ご資産ベース」でも
資産管理を行うことの重要性を学ばれるはず。


厚生労働省のこちらの資料によりますと、
3月31日現在で
「確定拠出年金(企業型)」に加入する人は  

ナント689万人を超えています。


無題


日本では
確定拠出年金(企業型)= 企業型DCを通じて
『投資』と出会われる方が圧倒的に多いのです。


この2019年度中に
新たに「企業型DC」をスタートさせる企業も
多いことと思います。


導入の『経緯』でもっとも多いパターンとは?


これまで確定給付型の企業年金や
退職一時金制度を導入していた会社が、

その一部、または全部を
企業型DC』に移行するケースです。

もちろん、従業員であるあなたには
「大きな出来事」ですよ!


(あなたにとって)一番分かりやすい導入例は、
将来分のみの移行」でしょう。

??

これまで積み上げた
確定給付型の企業年金等における「原資」は
維持しながら、

今後の勤務で発生する分のみを
企業型DCに移行するパターンです。


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「はい、田中一郎さん、
企業型DCでのあなたの拠出額は
月額9800円になります。

これが「配分指定書」です。
商品ラインナップの中から選んで
「%」で配分の指定をしてくださいね」


と言われるわけです。

田中さんは配分指定をして、
書類を提出すればOK!


定時拠出

(ウェブサイト上で行うケースもあり)

このような
定時拠出の『配分指定』のみなら、
(通常の)投資信託のつみたてと同じですね。

シンプルに毎月「掛金」を
積み立てることから、
投資をスタートさせるわけです。



ところが・・、
注意が必要なのは?

「まとまったお金」の移行もあるケースです。


??

これまで確定給付型の企業年金や
退職一時金制度で積み立てた「原資分」も、
企業型DCに移行しますよ!
というケースですね。

この移されるお金のことを
『制度移行金』と云います。



たとえば
勤務してすでに10年~20年以上
経っているような場合、

この過去の「原資分」が
相応のまとまったお金になることがあります。


このケースでは、
あなたは『ふたつの決定』を
しなければなりません。


pillthumbnail.png


1.毎月の掛金について、
【金融商品】と【配分の指定】

2.制度移行金について、
【金融商品】と【配分の指定】


おそらく紙ベースであれば、

・毎月の掛金用の「配分指定書」と、
・制度移行金用の「配分指定書
2通をもらうはずです・・。


さて、ここからです。
ふつうに考えれば、

〇 毎月の掛金の「配分指定」と、
〇 制度移行金の「配分指定」は
『同じ』にするのが正解ですね。

(もちろん「同じ投資信託」にして・・)


が、しかし、
ここは三歩下がって、
ちょっと深呼吸をしてみてほしいのです。


shinkokyu_woman_2018021917361986d.png


田中一郎さん(43歳)が、
仮にふつうの資産運用・・、
すなわち「特定口座」を用いて

これからはじめて運用に取り組むと
想像してみて欲しいのです。

(超ビギナーですよ。)

田中さんは
毎月2万円で「つみたて投資」を始め、

まとまったお金440万円についても
運用を始めようかと考えています。

その際、440万円分、
いっぺんに投資信託を買い付けるでしょうか?


どうでしょう?)


わたしなら、
『分割投資』を強くお勧めしますよ。


別に企業型DCの導入で
440万円の「制度移行金」が入るからといって、

一度に、
投資信託を
買い付けなくてもよいのです。



publicdomainq-0006065kqv.jpg


〇 毎月の拠出については
配分割合を指定し、
粛々と投資信託を積み立てていきますが、

〇「制度移行金」については
わざと「定期預金 100%」に指定して、

その後、
たとえば一例ですが、

17.6万円 × 25カ月のように
「つみたて投資」をすると認識し、

毎月規則的に
・『定期預金』を17.6万円分売却し、
・『投資信託』を17.6万円分購入していくことで、

資産配分(ポートフォリオ)を
作っていったほうがよいとわたしは思います。


そのこころは?

ある程度時間を掛けて、
リスク資産を積み上げるということ。



企業型DCという箱の中でも
資産運用を行うマインドは、

(通常の投信つみたてと)
まったく同じなのです・・。

追記)

退職一時金からの制度移行金については、
制度導入年度から4~8年をかけ、
均等分割して資金を移行させるようになっています。



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  有益なセミナー内容です。
  (できれば『商品ラインアップ』をご持参くださいませ)




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iDeCoの『注意点』を(あえて)深掘りしてみると・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

個別相談を通じて、
iDeCo、つみたてNISAへの
疑問点」をお伺いするたびに、

両者は互いに
悩みのツボが違うなあ~
」と実感します。

〇 申込み&開始までの『スピード』


ネット証券などでは
「つみたてNISA」の手続きプロセスは
だいぶ早くなっていると感じます。

しかし、iDeCoのほうは
相変わらず時間が・・(-_-;)

これはわたしの推測ですが、
申込み手続きの煩雑さで

「やっぱiDeCo、もういいわ」
離脱している人が、
10人中、2、3人くらいいるのでは?


iDeCoの管轄元
国民年金基金連合会のオペレーションは
一体どうなっているのでしょう?

(批判的な意味で、)
とても興味が湧いてきます。


ideco-image.png


〇 スイッチング!


iDeCo、つみたてNISAとも
投資信託の「つみたて投資」を行います。

資産が積み上がったファンドを売って、
別のファンドに買い換えるという
『スイッチング』が、

つみたてNISAでは出来ません。

(※ 厳密にいうと
売ることは出来るのですが、
その分、非課税枠を使い切ってしまうことに。)


この、資産の調整作業
『スイッチング』は
(もちろん)
できないより、出来たほうがよいのですが、

たまにiDeCoで
『スイッチング』をし過ぎる人を見かけるのです。

・「よし、先進国株式が伸びたから、
ここらで一部売っておこう。」


・「次の大きな下落が来そうだから、
ひとまず定期預金に全部シフトしておこう。」

などなど。


ご承知のとおり、
iDeCoの投資信託では
購入時手数料がかかりませんし、

また、運用の途上で
ファンドの一部、または全部を売っても、
その時点では利益に対して
『課税』されることもありません。

これが、
より頻繁な『スイッチング』を
誘発している面があります。



rikujou_man_marathon.png


せっかく『長期投資の器』(iDeCo)に
お金を入れているのに、

細かなマーケットの起伏に
いちいち反応してしまい、

年に6回も7回も
『スイッチング』をしてしまうって、
なんだかちぐはぐだと思いませんか?


『スイッチング』だけではありません。

毎月の掛金においても、
頻繁に拠出割合(%)を変える。


あるいは、

「最近、国内REITが調子いいから、
掛金の10%だけ積み立ててみよう。」

みたいに、


安易に積み立てるファンドを
入れ替える人もいます。


iDeCoの『資産管理画面』に慣れてしまい、
売って買ってをし始めると
それが【クセ】になってしまうのです。

(限りなく、
『マーケット・予想ゲーム』に近づく?)


iDeCoも、つみたてNISAも、
ゴールはうんと先にあるので、

「放ったらかし」状態にするのが
理想的なのですよ。


あくび


〇 受け取り時の勘違い!


つみたてNISAでは
あなたは一所懸命、
利益を目指して運用を続けます。

それはそうですね、
投資信託の利益部分が『非課税』になるのが、
つみたてNISAのウリですから。

では、iDeCoは?

・「カンさん、
iDeCoも受取り時、非課税になるんでしょ?」



いいえ、
それは(考え方が)合っていません!

iDeCoとは【年金制度】です。

要は、あなたのご両親が
受け取っている公的年金の
『受取総額』と同じ考え方を有しています。

そもそも受取り時の資産には、
「利益」「損失」という概念はないのです。


えっ!?

厳密にいうと、
一時金であれ、年金形式であれ、
iDeCoでは『受取り総額』すべてが
課税対象となります。



ただし、受取り時には
その時点の【控除】が使えるため、

『受取り総額』に対し
【控除】の枠内ですべてが収まっていれば、
結果として「課税」されない・・
ということが起こり得るのです。


ココ、伝わっていますか?)


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★ 今30代、40代の人にとっては、
iDeCoで積み上げた資産を受け取る際の
【控除の大きさ】なんて分かりません。


これは、
どのくらいの大きさの【控除】が使えるか、
『受取り総額』に対して
どの程度【課税】されるかが分からないまま、


iDeCoの運用を続けていかないといけない・・
ということであります。

(20年、30年後も
今と同じ大きさの公的年金等控除、
退職所得控除が存在すると考えるのは、
あまりにもナイーブな期待でしょう・・)


ここが、
iDeCo(個人型確定拠出年金)という制度の中で
もっとも読めない『注意点』のひとつなのです。


ただし、『受取り総額』が
(小さいよりは)大きいほうがもちろん良いわけで、

それは、
あなたの運用の仕方次第なのです。

つまり、
しっかりした『運用スタイル』を堅持し、
長期投資に徹することが
重要であるのは言うまでもありません・・。


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 5月26日()in 東京・大井町「きゅりあん」

 上記セミナーでは、
 iDeCo、つみたてNISA、通常口座(特定口座)という
 3つの【入り口】の賢い活用法を、
 余すところなくお伝えしてまいります。




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