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iDeCoの『窓口金融機関』を選ぶ難しさ


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

定番の

「iDeCoの窓口金融機関はどこがいいの?」


なのですが、

〇 口座維持コストを考えた場合、
窓口の金融機関に支払う
【口座管理料】は、
もはや「ゼロ」が標準であるべきでしょう。

すると、

SBI証券、楽天証券、マネックス証券、
イオン銀行、大和証券、松井証券などに


ぎゅっと絞り込まれます(^^;


ただし、大和証券は
計16本のラインナップのうち、

11本がグループ内
(=大和証券投資信託委託)の
ファンドのため、
除外したほうがよいでしょう。

イオン銀行は・・、
悪くはないのですが、

『通常口座』(特定口座)の
インデックスファンドの品揃えが
必ずしも最新のものではなく、

また、つみたてNISAでは
投資信託が「iFreeシリーズ」に
偏っているのが気になります。

(※ 同シリーズは純資産額が伸び悩んでいます)


ここでは、
以下『4社』で比較していきましょう。

次に、
iDeCoの「商品ラインナップ数」!
(※ 元本確保型の商品も含む)

31本 楽天証券
23本 マネックス証券
12本 松井証券
67本 SBI証券


これ、必ずしも
本数が多いほうがよい
というわけではありません。


そもそもiDeCoは、

・通常の口座(特定口座)
・つみたてNISAと違って、

「商品数」が法令上
絞り込まれています。

実は今回の『法改正』で、
以下のような動きが始まっています。

(なるたくさんの記事)
【SBI証券iDeCoは商品数を67本から35本以下に絞り込みへ。】


年金』であるiDeCoでは、

「厳選された商品の中から、
加入者がより選びやすいように。」
という配慮を、


時間の経過とともに、
厚労省が金融機関に
求めてきているのです。

(将来的に
この法令上の「上限本数」が、
さらに絞り込まれる可能性もあります)

ちなみに、
米国の確定拠出年金 401(k)では、
選択できるファンドは10~20 本くらい。
(MMFを含む)

そして、
ターゲットイヤー型のバランスファンドが
~10本程度。というケースが多いようです。


senro.png


上記4社の中では
いちばんの老舗である
SBI証券の『商品数』がいちばん多く、

いちばん後発の松井証券
『商品数』がいちばん少ないですが、
これは「偶然」ではありません。

(【時の流れ】なのです・・)


では次に、
「コスト」と「商品ラインナップ」以外で、
iDeCoの金融機関に
何か違いは見い出せるのでしょうか?

「システム?」 
たしかにそうかもしれません・・。


これも老舗ゆえなのですが、
SBI証券は(通常口座での
ログインID、パスワードとは別で)

「SBIベネフィット・システムズ」に
入るためのログインID、
パスワードが別途必要です。

これに対して
たとえば楽天証券では、
(楽天証券の通常口座を持っていれば)

iDeCoも同じログインID、
パスワードで入れます。


また、iDeCoの『受給』についても、
たとえば
SBI証券は「一時金」「年金」
いずれかを選ぶのみですが、

楽天証券では「併用」も可能です。

より具体的には、
<年金形式の場合>

楽天証券
5年以上20年以下の期間から、
1年刻みで選択することが可能。

SBI証券
5年、または10年の期間を選択



そして、
あなたが選ぶ「iDeCo口座」の、

・特定口座、
・つみたてNISAとの
【相性】も大切だとわたしは思います。

(ほとんどの人は、
iDeCoだけで
運用が完結するわけではないですから)


illust3678thumb_20171001123258ae1.gif


あくまで一例ですが、
仮に「新興国株式」という投資対象を、
(iDeCoだけでなく)

・特定口座や
・つみたてNISAでも、
保有したい人がいるとしましょう。

SBI証券(iDeCo)では
その選択肢が、
「三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド」
となります。

(※ EXE-i新興国株式ファンドは
連動を目指す指数が異なる
ふたつのETFを組み入れているため
ここでは除きます)


これって老舗ゆえに、

「その当時は
ベストのチョイスだったよ。」

「でも、今は必ずしも
ベストではないかも?」
という【状況】にあるわけです。


※ 注 上記ファンドが悪いという
意味ではありません。十分低コストですし、
運用においては何の問題もありません。
今は「差異」をわざと際立たせてお話ししています。

いっぽう、
マネックス証券、松井証券は
iDeCoでは後発であるため、

各投資対象ごとで、

・iDeCoで選択するファンドを、
・特定口座
・つみたてNISAと
揃えやすい】という利点があります。


無題


では、です。

SBI証券が
「三菱UFJ DC新興国株式インデックスファンド」
をやめて、

「eMAXIS Slim 新興国株式」に
ラインナップを変える。
とは、簡単にはいきません・・。

なるたくさんの上記記事にある通り、

SBI証券は現在67本ある商品を、
2023年までに、

上限数(35本)以下になるよう、
相当数の商品を
除外】しなければならないためです。

(何か新しいファンドを加えるという
余裕はないでしょう・・)


では、別の金融機関ではどうでしょうか?

『時代の流れ』に沿って、

Aファンドをやめて(=除外して)、
Bファンドを加える、


このことひとつ取っても、
さまざまな【手続き】が必要になります。


あるいは、

Aファンドを残しながら、
(同じ投資対象の)
Bファンドを加えていく。


これだと、
上限本数」にどんどん近づいてしまいます。

つまり、

iDeCoの【商品ラインナップ】は
後発の金融機関ほど、
最新のモノになりやすい(= 優位性を持つ)


という「特徴」があるのです。


〇 つみたてNISAでは、
商品数というのは、
基本的に「加えられて」「増えていく」
傾向にありますが、

〇 iDeCoでは逆なのですね。

今後、iDeCoにおいては、
【商品の入れ替え】の自由度を、
高めていく議論が出てくると思われます。


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  7月14日()in 名古屋 13時30分~
  7月15日()in 大阪 13時30分~
  7月16日()in 福岡 13時30分~  
  7月22日()in 東京 13時30分~




| 確定拠出年金 | 11:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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企業型DCって資産形成の「練習場」なのです


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

アルパカ2号さんの記事、
高コストな企業型確定拠出年金(DC)のラインナップを公開!損保ジャパン日本興亜DC証券の巻

が反響を呼んでいます。

今、見返してみても、
なるほど酷い「商品ラインナップ」ですね。

企業型DCの導入には
「労使合意」が必要ですが、
ビジネス的に見ると、
その実態は「B to B」です。

すなわち、
金融機関が、
導入企業と契約する・・。



ですので、
従業員である「あなた」は、

・会社が決めたことで、
・よく分からないし、
・フォローアップもないし、

「まあ【定期預金】でいいや・・」
となってしまうわけです。


icon01.png


個人型DC(イデコ)は
自分から申し込む制度ですから、
本人はもちろんやる気十分です。

ところが企業型DCは
自分が望んだことではないので、
制度のありがたみ」も
イマイチ実感できません。

したがって、
「商品ラインナップの内容」に
厳しい目を向けるという所まで
なかなか辿り着けないのです。

(もちろん、投資教育の欠如
という問題もあります)


このようなエンドユーザーの
無知に付け込むように、

金融機関(運営管理機関)が
自分たちのペースで
『商品ラインナップ』を
決めていたとしたらどうでしょう?


(あっ、もちろん、
企業側と協力し合って、
素晴らしい「商品ラインナップ」と
なっている企業型DCもあるのですよ・・)


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わたしが思うに、
(現実問題として)
企業側も、

なかなか冷めた目で、
金融機関(運営管理機関)を
選定出来ていないのではないでしょうか。

〇 たとえば、
導入企業のメインバンクである
銀行系が、
窓口(運営管理機関)に
なっていたりします。

〇 あるいは、
窓口(運営管理機関)には
保険会社がけっこう多いのですが、

これも保険会社が
企業型DC導入企業の
「大株主」であったりするケースがあります。

「B to B」ゆえ、
付き合い、政治がものを言うのです。


厚生労働省のこちらの資料によると、
企業型DCの加入者は
約648万人であり、
導入企業は3万社を超えています。

この膨大なインフラは
ほんらい、

投資啓蒙の
『壮大な孵化装置』となることが
可能ですが、


残念ながら、
箱だけ作って魂作らず】の
ケースが多いのでは・・。


ただ、明るい兆しも出始めています。

菟道りんたろうさんの記事

厚生労働省が金融機関に
企業型確定拠出年金(企業型DC)の
商品ラインアップ公開を命令するようだ】


に詳しいですが、

企業型DCにおいて、
企業ごとの『商品ラインナップ』を
誰でも見られるようにしていく
方向性が打ち出されているようです。

(今はまだ法律改正への
御意見募集(パブリックコメント)の
段階ですが・・)


また、冒頭の紹介記事内での、
アルパカ2号さんからの
『呼び掛け』も重要です。

私はブラックボックスを開けました。
せっかくですので、
違うブラックボックスの中を見てみたいです。
あなたもブラックボックスを開けてみませんか?


本エントリーに賛同し、
ブラックボックスを開けた方は
こちらにリンク集として追記したいと思いますので、
Twitter又はコメント欄にてご連絡ください。


★ これって、
私たちで情報を【可視化】し、
その情報を【共有】していくことですね。

(りんたろうさんの記事も
まさに同じ主旨です)


business_crowdfunding.png


今後、
企業型DCの『商品ラインナップ』が
可視化していけば、
自ずと競争原理が働いてくるでしょう。

そのためには、
企業と、ひとりひとりの加入者が、

・どうしてこの投資信託が入っているの?
選定理由を教えてください!

・どうして新興国の投資対象がないの?
・このバランスファンドって
本当に分散に留意しているの?

・もっとコストが安いファンドがあるのに、
これってベストの選択なの?


というように、
【モノ申せる】ようになることが大切です。


わたしは、

企業型DCって、
加入者個人にとっては、
資産形成の【練習場】だと思うのです。


(※ 現実的に、
もっとも多くの日本人が
この制度を通じて
投資と出会っているわけですから!


ですので、
厚労省におかれましては、

企業型DCにおける【継続教育】を
ぜひとも法律で完全義務化してください。

(かけがえのないインフラを
大きく育てるためにも・・)


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  7月14日()in 名古屋 13時30分~
  7月15日()in 大阪 13時30分~
  7月16日()in 福岡 13時30分~  
  7月22日()in 東京 13時30分~





| 確定拠出年金 | 18:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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iDeCoをきっかけに、パートナーに投資に興味を持ってもらう方法(ただし、中期戦になりますよ)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

パートナーが
自分とまったく同じ方向を向き、
自分と同じくらい
投資に興味を持ってくれているなんて、

(実は)滅多にないケースです。

ふつうはパートナー同士でも、
お金に対する価値観や、
投資という行いに対して
温度差】があるもの・・。


いちばんよくあるケース・・)

パートナーが
「投資」に対して
全然興味がない・・。


では、

そのようなパートナーに、
どうしたら投資に【興味】を
持ってもらえるのでしょうか・・?

(※ この問題は、
あなたの兄弟姉妹、
ご友人、職場の同僚などにも
【応用】していただけるはずです)


conversation_trimmed.jpg


自分が大切に思っている人に、
自分と同じ「感覚」「フィーリング」を
持ってほしい・・。

そのお気持ちはよーく分かります。

あなたからすれば、

「投資って、実は〇〇なんだよ!」


と声を大にして
真実を伝えたいはず・・。

でも、です。

同じ感覚を【共有】したいと
願えば願うほど、
どこかに「焦り」が生じる可能性があります。


(ひと言だけ、いいですか?)

「 焦りは 禁物 です。」

パートナーといえども、
あなたとはまったく違う
嗜好、考え、背景(バックグラウンド)を
持っているわけです。

とくに『投資』は
お金が絡んでくるため、

〇 なるだけ慎重に、
時間をかけて、
少しずつ少しずつ「伝える」ことが大切です。


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誤解を恐れずに言えば、
熟考された、長いシナリオ】が
必要になるのです(ホントです!)

(と、なんだか偉そうに言っていますが、
わたし自身も妻に
投資信託の「つみたて投資」を
始めてもらうのに、

ナント・・10年も
かかってしまった人間です・・ (-_-;)


それでは、
パートナーが
投資に対して目を見開くきっかけになる
【ワード】をご紹介しましょう。

それは・・「節税」 Setsuzei です。


たとえば、あなたがすでに
iDeCo(個人型確定拠出年金)を
始めているとしましょう。

「iDeCo」って(ほんとうは)
税制優遇がある、
「つみたて投資」そのものですが、

ここでは間違っても、
【投資】ということばは
出してはいけません!


あなたのパートナーには、
【ふるさと納税】のノリで、

〇 節税ができるよ。
〇 税金が還ってきて得なんだよ。


という言い方をするようにしましょう。


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具体的には、
パートナーに納得してもらうために、

あなたが実際「iDeCo」をやって
年末調整した(あるいは確定申告した)結果、

〇 所得税がこれだけ還ってきたよ。
〇 ほら、住民税もこれだけ安くなるんだよ。


という『数字』の部分を、
パートナーに見せてあげるのです!

(これに勝るインパクトはありません・・)


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もちろん1回説明しただけでは、
パートナーは
「あっ、そうなんだ・・」だけで、
スルーしてしまうかもしれません。

1年目がダメなら、
2年目、3年目も続けて話し掛けてみる。

いわゆる、
中期戦】の覚悟が必要なのです。


上記を繰り返し説明し、
もしもパートナーが
「iDeCo」に興味を持ってくれたら、

金融商品は、
【定期預金】でいいんだよ。


とそっと呟きましょう・・。

(投資信託の話はナシですよ)


優先順位』としては、
とにかく
「iDeCo」を始めてもらうこと、なのです。

そして、
「所得控除」のメリットを実感してもらうこと!

あなたはかいがいしく、

あなたが「iDeCo」を行っているのと
同じ金融機関への申し込みを
手伝ってあげるのです。

あっ、でも、
「掛金」はくれぐれも無理のない範囲で・・。
(iDeCoは月5,000円からスタートできます)


daidougei_juggling1.png


パートナーが
「iDeCo」を始めてさえくれれば、

〇 のちのち、
iDeCoの「掛金」は
引き上げることが可能ですし、

また、
〇 積み立てる「金融商品」を
投資信託に変更することもできます。


今の時点では、慌てない、慌てない。

最後に、

「所得税がこれだけ還ってきたよ」
「ほら、住民税もこれだけ安くなるんだ」
と、一度説明したあとに、

ダイニングテーブルの隅のほうに、




や、



の【書籍】を、

何気に置いておくというのも、
有効な戦略かもしれませんよ。

(※ ただ本を置いておくだけで、
決して自分から「読んでね」とか
言ってはいけません・・)


465-125.jpg

   6月9日()in 東京・田町 13時30分~




| 確定拠出年金 | 18:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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本丸は「企業型の確定拠出年金」で定期預金をしている人です


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ある土曜日の昼下がり、
興味がある勉強会に行って、
講師の人の話もよく理解できて、

「さて、では何か質問のある人、いませんか?」


と聞かれて、

手を挙げて・質問しない人・・?

「それ、ワタシです」
(こう見えてもシャイなのです(^^;)


セミナーなどで、
質問をしない人って
質問をする人よりずっと多いはず。

また、
JR有楽町駅の駅前で、
街頭インタビューに答える人より、
答えない人のほうが圧倒的に多いはずです。


私たちを覆っているこの世の中は、
【声を上げない多数派】で
成り立っているのです。


これを、
サイレント・マジョリティー』と云います。


images_featured-images_the-silent-majority-FEATURED.jpg


たとえば、
投資の世界における
『サイレント・マジョリティー』のひとつを
挙げてみましょう。

それは、
『企業型の確定拠出年金』で、
元本確保型の商品を
選んでいる人たちです・・。


(あなたの周りにもいるのでは?)


実際、
『企業型の確定拠出年金』の
資産残高の6割近くが、

定期預金や生保商品といった
「元本確保型の商品」で占められています。

人数で云っても、
(企業型の確定拠出年金加入者の)
50%以上の人が、
まったく投資を行っていないのでは?


まさに
【マジョリティ(多数派)】ですね!


そして、
その母数は驚くほど『膨大』です・・。

〇 昨年末時点での
つみたてNISAの申込みが
およそ25万口座(25万人!)

iDeCoの利用者は年末時点で
74万人あまり!

〇 それに対して
『企業型の確定拠出年金』に加入している人は、
640万人を超えています!
厚生労働省・資料

640万人ってスゴくないですか?


日本の会社員の
もう6人に1人くらいは、
『企業型の確定拠出年金』に
入っているわけです。


そして、
640万人の少なくとも半数、
320万人以上は、

【声なき多数派】として、
(なんとなく)
定期預金、生保商品を
毎月積み立てているのです。


えっ?
なんかそれって悪いんですか?


いいえ、ぜんぜん悪くありません。

でもそれ(確定拠出年金)って、
あなたの老後を支える「年金」のひとつですよね?

まあ、そうみたいですけど。



じゃあ、
自分の老後が始まる時点で、
そのお金って(増えてないより)
増えてたほうがいいと思いません?

まあ、そうですけど。

でも、うちって
月に9,000円だけなんですよ。
拠出してくれるのが・・。


あー、そうなのですね。

じゃあ、月に90円だけ
「投資信託」を積み立てしてみません?

えっ、90円?


そうです。


毎月の【配分割合】を、

定期預金 99%
投資信託  1%
にするのです・・。


今から、
ログインID、パスワードを入力して
『企業型の確定拠出年金』の
資産管理画面にログインして、

すぐに、
毎月の『配分割合』を変更できますよ。

えっ、なんだか急なんですけど・・。


肝心なことは、
ご自分の中で
小さく実験】してみること・・。


あなたは、
他の投資の初心者に比べて、
とても恵まれた状況にいるのですよ。

これからわざわざネット証券に
口座開設を申し込んで、
マイナンバーも用意して・・、
という【手間】も
ぜんぜんかかりませんし。

資産管理画面にログインして、
毎月の『配分割合』を変更するだけ。


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毎月90円だけ
「投資信託」を積み立てると、
20ヶ月やっても1,800円です。

もし、どうしてもイヤになったら、
また「定期預金100%」に
戻せばいいわけですから・・。

わたしは5割以上の人が、
元本確保型の商品になっている
理由のひとつに、

【情報の共有】が為されていないことが
あると思います。


企業型の確定拠出年金では、
制度の舞台は
あなたの【職場】ですね。

ふだんは職場の同僚と世間話をしたり、
仕事の進行をめぐっては
先輩、後輩、上司などと、
丁々発止やり合っていますよね。

資産残高の6割近くが
「元本確保型の商品」ということは?

4割強は
【投資信託】で保有されているということ!



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あなたの部署のすぐ隣りに、
『リスクがある投資信託』を買って
自分年金の準備をしている人がいる、
ということです・・。


『お金のこと』
『自分の年金』の中身について
互いにしゃべっていないから、

身近な投資信託保有者に
気付いていないだけなのかも・・。

★ あなたも、その人も、
⇒ 同じ【窓口】を共有しており、
まったく同じ【商品ラインナップ】なのですよ!


まして、
月の拠出額が9,000円程度なら、
ちょっと聞いてみませんか?

「預金のほかに、
なにか買っているんですか?」って。

あなたの職場で、
ちょっとだけ「おしゃべり」の先輩、上司、
あるいは同僚の人がいて、

その人が
「あっ、投資信託も買ってるよ」
という言葉を聞いたら、
少しだけ安心してください。

それって、
フツーの人がフツーにやること、
【必要だからやっている】ことに過ぎないのです。


さっきからなんか偉そうに言っているけど、
じゅあ、月90円で
何の投資信託を買うの?


まずは「外国債券インデックスファンド」を
買ってみましょう。

投資信託の価格が大きく上下しても
(小さな実験だから)
別に構わないよという人は、

「外国株式インデックスファンド」を
買ってみましょう。

※ 上記ふたつのファンドは、
ほぼすべての会社で
ラインアップされているはずです。


望む、望まないに関わらず、
「企業型の確定拠出年金制度」(企業型DC)は
今後ますます広がります。


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そして、
企業型DCを通じて
(好む、好まざるに関わらず、)

人生ではじめて『投資』に出会う人も、
今後ますます増えていきます。


この出会いとは、
ちょっとした物語の『序章』であり、

あなたが投資と細く長く付き合っていく
きっかけ』になるかもしれません・・。

(※ すべての「出会い」は意外性を含有しているのです)


企業型DCの加入者が 1,000万人になると、
元本確保型オンリーの人が
たとえ5割(500万人)のままでも、

投資をしている人も500万人になり、
それだけ増えることになりますね。

日本で投資が広まるのは、
『時間の問題』なのです。

似顔絵



| 確定拠出年金 | 18:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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iDeCoナビを使い倒そう!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

金融村界隈は、
ちょっとした個人型確定拠出年金(iDeCo)ブームです。

最近では、テレビの情報番組や
ファッション系の雑誌でも、
「iDeCo」が取り上げられたりしています。

貯金しかしたことがない
潜在ユーザーにとっては、

「iDeCo」とは
節税になる、お得な年金制度
というイメージでしょうか・・。

もちろん、お得はお得なのですが、
どこの金融機関を選ぶのかは重要ですし、
(もちろん、商品選びも重要!)

加入を決める前に、
基本的な知識をしっかり入れておいたほうが
よいと思います。


さて、ここでちょっと難問。。

分かりやすくて、
アップデートされた情報が豊富で、
かつ、中立的な『サイト』というのが、
なかなかないのです・・。

わたしはずばり、
「iDeCoナビ」をお勧めします。


ScreenShot-700x408.png

(実際、コンサルティングの中で、
こちらのサイトをしばしば使わせてもらっています)


まずは以下、
大江加代さんの
分かりやすい【動画解説】(たったの1分38秒!)を
観てみましょう。




(大江さんは、
確定拠出年金教育協会の理事兼主任研究員で
いらっしゃいます)


この動画を観ると、
「iDeCoナビ」が提供しているコンテンツが
さあーっと見渡せますよ!(1分38秒で)


iDeCoナビ」で特筆すべき点は3つ。

ひとつ目!

ひとつひとつの金融機関が
具体的に
どんな【商品ラインナップ】を持っているのか、
隅々まで分かります。

(※ アップデートも随時行っているので
とっても有り難い!)

たとえば「りそな銀行」を見てみると、

〇 運営管理機関(窓口となる金融機関のこと)からの
おすすめポイントがまず載っています。

グループ600ヶ店の店頭窓口でご相談いただけます!


その下に、ひとつひとつの
具体的な商品ラインナップが
継続コスト(信託報酬等)とともに
載っているのです。


Challenge-1024x584.jpg


ふたつ目!

上記ひとつ目と関連しますが、
手数料(口座管理料)を調べる】では、

運用期間中にかかる費用(毎月)
安い順に表示できたりします。

試しに、
運用期間中かかる費用(毎月)
(積立を行う場合)で、
【手数料】が安い順に列挙してみると・・。

スルガ銀行(資産50万円未満) 167円
スルガ銀行(資産50万円以上)167円  
SBI証券(資産50万円以上)167円

損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント
(資産200万円以上)    167円

第一生命保険(資産150万円以上)167円
大和証券(資産50万円以上) 167円
楽天証券(資産10万円以上)167円


というふうに記されています。


「この、167円/月っていったい何??」

はい、こちらは、
国民年金基金連合会と
事務委託先金融機関に支払う
【口座管理料】で、
どこを窓口にしても、必ずかかってくるものです

逆の言い方をしますと、
運用期間中にかかる費用が
167円と記されているところは、

窓口となる金融機関への
口座管理料は「ゼロ円」になるということ。
(ただし、資産残高が〇〇万円以上と、
制限を設けているところが多い・・)


みっつ目!

税控除を確認してみよう!】では
長い目で見て
どれくらい税負担が軽減されるかが分かります。

言わずもなが、ですが、
iDeCoの最大のメリットは
所得控除』であり、

税の負担が減る分を、
そのまま「プラスの収益」と見なすことが可能です。


個人的には、
商品ラインナップのところで、

(第一世代のバランスファンドではなく)
第二世代のバランスファンド
もっと充実させて欲しいと思いますが・・。

ともかく、一度『iDeCoナビ』に
触れられてみることをお勧めします!

【追記。2017.04.26】

イメージキャラクターも決定!

【イデコちゃん】
 年齢不詳のシロイルカ。
 口癖は「~デコ」。
0000162106.jpg
◆ 参照記事
【これ、『第一世代』ですか? バランス型ファンドの進化について】
【あっ、それが『第二世代』ってこと? バランス型ファンドの進化について】

似顔絵




| 確定拠出年金 | 14:03 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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3つの『おかず』を組み合わせると・・通常つみたて、iDeCo、積立NISA


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ハイ、前回の続きです・・。

実際のところ、
『毎月の収支からのみ』投資を行う人は
少数派だと思います。

投資の【エンジン】として、

1.『毎月の収支から』
2.『まとまったお金から』


という「ふたつの原資」になっているのが
普通なのでは・・。

たとえば、佐久間仁太さん(38歳)は、
『まとまったお金』が500万円ほどあり、
そのうち250万円くらいは
投資に回してもよいと考えています。

一方『毎月の収支』では
だいたい5万円くらいお金が残るので、
そのうち4万円くらいは
つみたて投資に回そうと考えています。

ハイ、これが佐久間さんの
投資の全体像】ですね・・。


当オフィスでは、佐久間さんの
まとまったお金 250万円についても、
『つみたて方式』で投資されるのを
お勧めします。


たとえば、

10万円 × 25ヶ月のように、


わざと【自動つみたて】の仕組みに
入れてしまうのです・・。

そうすれば、
『いつ、』『どのくらいの金額ベースで』
投資信託を買っていけばいいだろうという
「悩み」から解放されます。

また(自動つみたてでは)
自分で買い注文を出す必要がないので、
特別な労力なしに、
自然と250万円分の投資実行ができます。


佐久間さんの場合、
こんなイメージになります。

〇 10万円 × 25ヶ月・・・
〇 4万円/月・・・・・・・・・・・・・・・


これを整理しますと、

14万円のつみたてを25ヶ月続け、
26ヶ月目から 通常の4万円のつみたてに
戻すことに他なりません。


しかし、佐久間さんが
「iDeCo」「積立NISA」を使っていくと、
少しだけ投資が複雑になるかもしれません。
(※「積立NISA」は2018年1月から開始予定)

佐久間さんの「iDeCo」での
拠出限度額を 2.3万円/月 としましょう。
「積立NISA」は 33,333円/月 が限度額です。


前回お話しした通り、
優先順位を
「iDeCo」「積立NISA」の順にすると、
2.3万円/月 + 1.7万円/月 で、
2つの窓口で計4万円のつみたてとなります。

ただし、
10万円 × 25ヶ月の部分は、
「通常のつみたて」= 特定口座で
やっていかないといけません。


そうです、
結局のところ、

3つのおかず
「通常のつみたて投資」
「iDeCo」「積立NISA」の組み合わせに
なるわけです(^^)


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以下、ひとつの例ですが、
たとえば佐久間さんが
『楽天証券』を窓口に選んだとしましょう。

窓口を
ひとつの金融機関にすることは出来ても、

「通常のつみたて投資」
「iDeCo」「積立NISA」は、
それぞれ『別のシステム』で動いているので、

たとえ同じ
【先進国株式ファンド】を買っても、

【特定口座】
【個人型確定拠出年金】
【積立NISA】


という3つの項目ごとに、
それぞれファンド名、保有口数、基準価格、損益が
出てくると思われます。

これって、
同じ地下鉄なのに
「東京メトロ」と「都営地下鉄」の通路が
別々になっている感覚に近いのでは。


⇒ よく教科書的に、

「iDeCo」「積立NISA」で買う投資信託は、
【投資の全体像(ポートフォリオ)】の
一部と捉えて


長期、かつ制約付きで行う
メリットを生かすために、
「株式ファンド」を優先して組み入れましょう

と言われます。

これ、もちろん間違いではないですし、
できなくはないです。


佐久間仁太さんの例でいうと、

「iDeCo」  2.3万円/月
「積立NISA」1.7万円/月
そして、
「通常つみたて」10万円×25ヶ月 で、


当初の25ヶ月は
「月14万円のつみたて」となるわけです。


仮にここでは
3つの窓口で合わせて
1つの『ポートフォリオ』、

日本債券   25%
先進国債券 25%
日本株式   25%
先進国株式 25%


を作るとしましょう。
(月14万円ですよ!)

すると、

日本債券   3.5万円
先進国債券 3.5万円
日本株式   3.5万円
先進国株式 3.5万円


となります。

仮に、
「積立NISA」1.7万円/月 は、
先進国株式

「iDeCo」2.3万円/月のうち、
1.8万円は 先進国株式
0.5万円は 日本株式

とし、

「通常つみたて」 10万円/月のうち、
3万円  日本株式
3.5万円 日本債券
3.5万円 先進国債券 とすると、

これでどんどん「つみたて」を続けていくわけです。

ところで、
『リ・バランス』はどうしますか?


「積立NISA」部分は
(解約に制約があるため)
基本持ち続けますから、
先進国株式のところは触らない。

株式の割合が増えた場合の
『リ・バランス』では、

「iDeCo」内で
株式を売るとその分
iDeCo内で「債券ファンド」を
買わないといけないので、

結局「iDeCo」で、
株式ファンド + 債券ファンドを
保有することになってしまいます。

それでは管理が煩雑になりますので、

逆説的ですが、

「通常つみたて」、
すなわち『特定口座』の中で、
『リ・バランス』を行うのが
いちばん行いやすいでしょう・・。



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たとえば、
投資全体(ポートフォリオ)の中で、

株式の割合が全体的に下がり、
たとえば、
日本株式、先進国株式を
買い増す必要が出てきた場合

債券を売って、
株式を買うことになりますから、
特定口座内で、
『リ・バランス』を行うことになります。

ということは、結局のところ、
『特定口座』でも、

日本株式
日本債券
先進国債券に加え、
先進国株式を保有することに・・。

(※ 「iDeCo」「積立NISA」とも、毎月の拠出額以外で、
任意に外から口座内にお金を入れることができない)


おまけに、
佐久間さんの場合、

10万円 × 25ヶ月の、
「250万円分の投資実行」が終わったあと、
5年、10年と投資を続けると、

【投資全体】に占める、
「iDeCo」「積立NISA」という窓口の割合が、
どんどん増していくのです。

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3つの窓口の中で
個々の投資対象を足し算しながら、

併せて定期的に『リ・バランス』が
出来る人はよいと思いますが、

(エクセルを組んで管理をするのが
好きというような人!)

そうでない人は、

「通常つみたて」
「iDeCo」
「積立NISA」という3つのおかずを、

継続的に、
同じ『リスク量』で維持していくのは、
(思っている以上に)難しいのではないでしょうか。


★ わたしが提案する解決策はこうです。

発想の転換をして、
3つのおかずとも、
資産配分固定型の
『バランスファンド』にするのです。

(もちろん低コストの。)

そうすれば、
【投資全体(ポートフォリオ)】の
管理、とくに『株式の割合の管理』が
かえってしやすくなります・・。

上記は、最近の相談業務を通じ、
お客様の「生の声」をお聞きする中で、
ひしひしと実感していることのひとつなのです。

◆ 参照記事
【確定拠出年金で「株式ファンド」のみを保有するとかえって難しくなる?】

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