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2004年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2004年06月

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アメリカ 投資信託業界の不正取引 その2)

こんにちは、カン・チュンド です。

(今日はアメリカのことをお話しますが、
日本の投資信託業界がアメリカより進んでいるとは
思っていません。念のため・・)

アメリカの投資信託業界で
不正が相次いでいます。

またまたアメリカの証券スキャンダルです
(2003年投信スキャンダルのところを見られよ)

上記記事をご覧いただくと、
まさに「不正のオンパレード」といった感があります。

■ 投資信託 は本来、
ファンド保有者に積極的に
「情報を開示すること」で知られています。

コスト比率 がわからない生命保険を買うより
国債 に浸かるしか能のない銀行預金より、
「透明性」は高いと考えます。

しかし(考えてみますと)
ファンドの取引が正しくされているか
コスト(手数料)が正しく計算されているかは

(決算期に出される)運用報告書 以外に
知る術がないのが現状です。

この 運用報告書 に書かれている数字は
正しく印字されている と
ファンド保有者は信じています。
(「性善説」に立って・・)

しかし、どうなのでしょう・・、

制度 を作る際には「性悪説」に立って
つまり、

・人は弱いものだから、
 任せておくと必ず 不正 が起こる・・。
(= きちんとしてくれるだろうと信じるだけではダメだ)

という前提で 物事 を進めていく
必要があるのではないでしょうか?

今回「不正取引」に関わったのは、
投資信託の運用会社 と 販売会社
(銀行・証券会社・金融グループなど)

そして、投資信託の保有者である
「大口の機関投資家」
(→ 要するに 金融機関)です。

多くの金融機関 と その経営者・従業員 が
SEC(米証券取引委員会)や 州 に対して
【罰金】の支払いを命じられ

中には、資産運用業界から
永久追放 を受けた人もいます。
(今後は【賠償責任問題】が本格化すると思われますが・・)

さて、一体どんな不正が行われたのかというと、

例えば、(きのうお話した)

・運用会社が、一部の大口顧客だけにそっと
 マーケットでの取引が終わった後の
 「時間外取引」を許してあげる、

とはどういうことなのでしょう?
(簡単です・・)

普通、ファンドは一日一回、
マーケットが終了する時に
その日の「時価」を算出します。
(純資産額、基準価格)

ところが、マーケットの立会いが終了した後に
特定の顧客 だけに(もちろん機関投資家ですが)
取引 を認めていたのです。
(えっ、どういうこと?)

例えば、マーケット終了後に発表された
「決算発表」をもとに

特定の顧客 のみが、
自分の組み入れ銘柄を入れ替える(売買する)ことが
できます。

(最新の情報 をもとに、
他のファンド保有者を出し抜いて
利益 を求めることができてしまう・・)

これって、ファンド運営における
重大な【ルール違反】です。

(もちろん)売買の資金 となるのは
他のファンド保有者のお金(ファンド資産)なのです!

あるいは、

・運用会社 が、一部の大口顧客だけに
 そっと 短期売買 を許してあげる、
 とはどういうことなのでしょう?

(短期売買・・非常に短い期間内に、往復取引を行うこと)

ファンド保有者が
短期売買 を行うことは一般に禁止されています。

それは、他のファンド保有者に
「無用のコスト」を強いることになるからです。

例えば、Aファンド を売ったり
買ったりすればするほど
運用会社 は(臨時に)銘柄 を
買ったり売ったりする必要が出てきますね。

(ファンド本体にお金が入ってきたり、
本体からお金が出ていったりするため・・)
(つまり)運用の一貫性 が損なわれる ということ。

これは他のファンド保有者にとっては
至極「迷惑な話」です。

また、ファンドマネージャー自身が
短期売買 をして利益を上げていたことも
発覚しました。

(例えば、アメリカのパトナム投資顧問の
ファンドマネージャーです・・)

あるいは、超過手数料 を徴収していたと
申告する運用会社も現れました。

現時点(04年5月)では、
あまりにも多くの金融機関がこの
「不正取引」に手を染めていたので、

「わたしのところも手を挙げます。
 制裁金もお支払いします・・」
という雰囲気になっています。

先ほど挙げた パトナム投資顧問 の
ホームページ(英語)を見ると、

・SECとマサチューセッツ州に
いくらの制裁金を支払うことで合意したとか、

・去年11月より「不正を未然に防ぐために
このような改革を行ってまいりました」とか、

・関係各位の皆さまの
お力添えに感謝いたしますとか、

当たり障りのない(開き直ったような)
反省文 が載っていますが、

(5百万ドルとか、5千万ドルの
 数字 だけが独り歩きしている・・)

■「アメリカの投資信託業界は、
 根元から腐っていたのでは・・」
と思わざるを得ません。

わたしは思うのですが、

アクティブ・ファンド は、
市場(いちば)全体の値動き を
上回ることを「使命」とし

運用会社の人たちは懸命に
株式や債券などの 銘柄 を選び、売り買いしています。

選ぶ ということは
「運用の仕方は 万通り にもなる」ということ。

つまり、
運用という行為自体
  極めて【恣意的】になり得るわけですね・・。

その点、インデックス・ファンド は、
運用成績 をよく見せたり、
ことさら悪く見せたりする必要もありません。

なぜなら、
市場(いちば)全体の値動きと
「連動」すればよいのですから・・。

(逆の言い方をすると)
市場(いちば)全体の値動きと
「連動」するためには

恣意的に 手数料 を抜いたり、
短期売買 をしたり

時間外取引を行う 余裕 など
生じないはずなのです・・。



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アメリカ 投資信託業界の不正取引


こんにちは、カン・チュンド です。

(今から3年くらい前になりますが)
わたしが セミナー を始めた当初は

「ひとりでも多くの方に来ていただきたい」
という思いから、
参加費を【無料】にしていました。

このセミナー、
多くの人を集めることには成功しましたが、

「参加者の方を啓蒙する」ことには
(見事に)失敗 しました(苦笑)

そもそもセミナーを開催する 目的 は、
参加していただいた人に
【気づき】を持って帰ってもらうことです。

「ああ、このセミナーに参加してよかった。
何かを学べた・・。目から鱗が落ちた・・etc 」

(わたし自身がセミナーに参加して思うのですが)

【無料】のセミナーより、
2,000円の参加費を支払うセミナーの方が
「ハードル」は高いですね。

しかし、ハードルが高い分、
「何かを学ばなければ」という気持ちも
強くなるのではないでしょうか。

< だいじな基本 >

■(自ら)コスト を支払うことなしに、
   何らかの便益(リターン)を得ることはできません・・。

(わたし自身、このことを理解するために
 それなりのレッスン料 を支払いました・・笑)

さて、先日「信託報酬」というコストについて、
「手数料 を支払っている」という
意識 がなかなか芽生えてこない、

とお話しましたが、
これはよろしくありません。

(ファンド運用の中身が
 ブラックボックス化 しているのが原因です・・)

何事もそうですが、
風通しがよくないと 空気 が淀み
モノが腐りやすくなります。

さて、私たちファンド保有者 と
運用会社 の【信頼関係】をまとめてみましょう・・。

・投資 とは「未来の不確実なもの」を取り扱います。

投資信託の 字 にあるように
「信じて託しても」

運用会社の運用が
いつもうまく行くとは限りません。

この点、ファンド保有者 は
「リスクを取らなければ」なりません・・。

私たちファンド保有者は
(運用会社に対して)

■ 投資成果の確約を求めることはできませんが、
  (少なくとも)誠実さ を求めることはできます。

(誠実さとは?)
「ルール」を守る ということ・・。

例えば、
信託報酬という 手数料 を
徴収する「ルール」については、

運用会社さんに
ぜひ守っていただかねばなりません。

ファンドに組み入れる
株式・債券の「売り買い」が正しく行われ、

ファンドの時価 が正しく計算されることも
(当然)守っていただかねばならないことです。

もし万が一、

運用会社が、一部の大口顧客だけにそっと
マーケットでの取引が終わった後の
「時間外取引」を許してあげるとか、   

一部の大口顧客だけにそっと
短期売買 を許してあげる、とか。

(短期売買・・非常に短い期間内に、
往復取引を行うこと。
多くの投資信託では禁止されています)

あるいは、ファンドマネージャー自身が
短期売買 をして利益を上げる、とか。

あるいは、超過手数料を徴収しておいて
「知らぬ存ぜぬ」の顔をする、とか。

そういうことが行われた場合は
当然、ファンド保有者は
「声を大にして 抗議 すべきです!」

(残念ながら)

今般、アメリカにおいて
上記不正 が大々的に行われていたことが
明らかになりました・・。

タイトルは
「アメリカ投資信託業界の不正取引」です。



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| 投資信託をディープに理解する | 18:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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幸せ は、投資(結婚)に対するリターンなのです


こんにちは、カン・チュンド です。

さて、
お金のことだけが
「特別」だなんて誰が決めたのでしょう? 

金融商品は「数字」に強くないと
理解できないなんて、誰が決めたのでしょう?

金融業界でご飯を食べている人々は、
お金のことをムズカシク語っています。

彼らは消費者の方と 距離 があった方が
自分たちの付加価値を維持しやすいと考えるからです。

距離? きょり?
(距離にもいろいろあります)

■ 例えば、金融 とは
お金 と お金の「橋渡し役」を担う システム です。

・お金が必要だという人 (需要がある)
・お金を提供してもいいという人 (供給がある)

需要がこの辺りにたくさんあるのに、
あそこではお金が余っている
というのはよろしくないですね(笑)

実は 金利がいくらだとか、
こんな金融商品、あんな金融商品と言っているのは
「橋渡し役」の 具体的な姿 なのです。

一方、投資 とは・・?
すぐに 株(かぶ)とか、
金融商品 を買って儲けるとかいうイメージ・・。

しかし(そもそも)投資 とは、
不確実な未来 のために お金とエネルギーを注ぐこと です。

実はわたくし先日結婚したのですが、
「結婚こそ、人生で最大の投資 ではないでしょうか?」

自分の伴侶は
ぜんたいどういう人なのだろう・・?

この人と共に生活することで、
わたしはさまざまな影響を受け、
わたしの人生の方向性、
可能性 が半ば決まってくる・・。

(あー、恐ろしい・・笑)

では、なぜ人は結婚するのでしょうか?
< 幸せ になりたいからですね・・ >

■ 幸せ は、投資(結婚)に対する
  期待リターン(収益)なのです。

あるいは、
26歳の会社員が 公認会計士 を目指します。   

50万円のお金を払って資格学校に通います。
8万円分の本を買う。

この人は「コスト」と
「時間」と「エネルギー」を費やして、
収益 を獲得しようとしているのです。

(これも 立派な投資 です)
  
(既婚者の方、どう思われますか?)
結婚は 一か八か 賭け でするものではありません。

(人間がふたり居れば)
喧嘩もするし、意見の相違も出てくるとは思いますが、
お互いがよりよい関係を「育んでいく」というイメージ ですね。

(また)自分に投資する、
その成果も 一朝一夕 では現れません。

投資するということは 育む ことなのです。
< それはあたかも、植物 を育てること・・ >

そして、金融 と 投資 について学ぶ
ベース(土台)はあくまで
ライフプラン(人生設計)なのです。

「皆さんがこれから
 どういう 人生 を歩んでいかれるのか?」
これをしっかり規定しないと、
この勉強会の意味は半減してしまいます。

マネーの缶詰めスクール 詳細は【こちら



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| 人生をプランニングする | 08:45 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ポートフォリオ・パフォーマンスの決定要因とは?


こんにちは、カン・チュンド です。

資産家の方、ビジネスオーナー、また、世の中で
プロフェッショナルと呼ばれる方々は
(たいていが)たいへん合理的な頭 を持っておられます。

お金と向き合う場合も(当然)
その「合理的な頭」を活用すべきですね。

(しかし残念ながら)多くの方が
戦略なし に投資というフィールドに馳せ参じてしまいます(笑)
(いきなり ゲーム を始めてしまう・・困)

わたしは投資の設計図のことを
ポートフォリオ と呼んでいますが、

この設計図を作るには(まず)
入念なリサーチをする必要があります。


リサーチは
大きくふたつの分野に分かれます。

1.市場(いちば)・金融資産 についてのリサーチ
2.自分自身へのリサーチ

上記 自分自身へのリサーチ のことを、
世の中では「ライフプランニング」と云います。

また、ポートフォリオを作成するに当たっては、
妥当な期待値(この場合、期待収益率)を
設定する必要があります。

例えばこんな喩え)


■ リンゴの木を植えて、
収穫するまで何年くらいかかるか、
一本のリンゴの木から何個くらいの実が取れるだろうか・・。

その場の思いつきで(本人は 本能 と
思っているでしょうが)投資 を行う人は、

「どの株が、どの金融商品が、
今年いちばん儲かるだろうか」
ということしか考えていません。
< 直径90日の思考 に陥っているのです・・ >

注)その場の思いつきで
  金融商品 を購入するのは 投資 ではありません。

合理的な運用者は、
明確な方法論 と 規律 をその懐に抱えて、
淡々と投資を行います。

(そして、そういう人が
 資産形成 という果実を手にしているのです・・)


(ところで)この20年間で、金融理論 は
もっとも合理的な投資手法を明らかにしてきました。

それは株式・債券・キャッシュに資産を配分し、
グローバルに投資する手法です。

実は ポートフォリオの収益は(その9割以上が)
「どんな株式を買うのか?」
「いつ買っていつ売るのか?」より

「金融資産をどう組み合わせるのか」
= アセットアロケーション(資産の配分)によって
決定されるのです。

これが有名な
「ポートフォリオ・パフォーマンスの決定要因」です。

※ 1986年 ブリンソン・ビーバウワー・フッドの三氏により
「ファイナンシャル・アナリスト・ジャーナル誌」に発表された論文。


この論文は、長期的に見れば、
個別銘柄の選択や、市場タイミングを計る手法は
ポートフォリオの収益にはほとんど貢献しない
ことを喝破しています。

ブローカー業務(仲介業務)に携わるほとんどの方は、
この「ポートフォリオ・パフォーマンスの決定要因」に
墨を塗っているのです(笑)


個別銘柄 を選択してくれない、
市場タイミングを計ってくれない
(売り買いをしてくれない)となると、

証券会社は商売が成り立たなくなるからです・・。

似顔絵




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| ポートフォリオ運用 | 08:52 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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「今年のマーケット予測」なんて記事は読まないでください


こんにちは、カン・チュンド です。

もしかしてあなたは、
【2004年・経済大予測】なんて本を
買ってはいませんか?

「今年1年を占う」と云いますが、
人間の尺度で マーケット を占ってはいけません。

(そもそも)
マーケットは 暦(こよみ)のことなど
気にしていないのです(笑)

また 投資 は(杓子定規で測った)
1ヶ月、1年でするものではありません。
その代わり、以下の(普遍的な)投資心得 をお届けします。

1.シンプルな戦略を立てる
2.できるだけ早く始める
3.投資を継続させる

4.スタイルを保つ
5.コストを管理する
6.感情に走らない

この 6つで充分ではないでしょうか。

続いて(本屋さんでは売っていない)
わたしの【小予測】です(笑)

・アメリカの財政赤字が 大きな問題 となる。
・中国で深刻なエネルギー不足(含む 水)が起こる。
・(当然)異常気象 も起こる。

・ロシア、ブラジル、中国、インドの 経済飛躍 が始まる。
・先進国の 消費主役 は(もはや)over 50 である。
・より多くの人が 情報 に対してお金を支払うようになる。
     ↑
  (我田引水?)

・日本? んー、日本は それなりに、それなりに・・。

■ いいですか。
日本という地域は、皆さんが投資を考える上で
全部(オール)ではなく、
部分(パーツ)なのです。

「冷めた楽観主義」を身に付けましょう。

日経平均株価がいくらになるのか? はわかりません。
円ドルレートの推移も見当がつきません。

ただ、世界経済 が
今後も発展していくことは明らかです。
投資 を粛々と行いましょう(笑)

(以下、重要なのですが)

「自分には 投資 なんて向いていない・・」
と思っているあなたほど、
わたしは投資に向いていると思います。

少し臆病で(つまり慎重で)
何事も 準備 を持って始める。
どちらかといえば、スロースターター。

100メートル競走よりも、
マラソンを好むあなた。

見かけよりもずっとガマン強い。
見かけよりもずっとガンコである。

三日三晩、
テレビゲームに夢中になるよりも、

10年前に読んだ漫画を
また読み返してみたいなあと思う・・。

そんなあなたこそ、
投資 に向いているのです。

(【マネーの缶詰めスクール】が
 あなたの資産運用をお手伝いします・・)



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| 投資の発想法 | 12:34 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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チャイナ・トラッカーファンド (iShares MSCI China Trucker Fund)


こんにちは、カン・チュンド です。

株式市場という「いちば」は
・会社にとっては 資金調達の場 であり、
・運用者にとっては 投資の場 となります。

さて、わたしは先日来、
中国の企業群の「集合体」である、
市場(いちば)自体に投資をしましょう
とお話していますが、

この、中国の市場(いちば)を
定義するのが少々厄介なのです・・。

大陸中国には 深セン 上海 という
ふたつの市場があります。

中国政府は 外国人投資家のお金 も
取り込みたかったので、
「B株市場」というものを作りました。

これは、釣り堀の中に囲いをこしらえて
「外国人専用コーナー」を作ったようなものですから、
規模 がたいへん小さいのです。
(釣り堀のほんらいは A株市場 です)

B株市場 は時価総額が小さいので、
欧米の機関投資家には人気がありません。

今となっては、中国国内の運用者も
B株のいちば に参加できますから、

A株 と B株 を分けておくこと自体、
あまり意味がなくなってきています。

(ところで)中国政府 はずいぶん前から
中国企業が「裏ワザ」を使って(海外から)
資金調達することを黙認してきました。

中国企業 による
香港市場(いちば)への上場 がそれです。

H株は(シンプルに)中国の企業が
香港に上場するパターンです。

レッドチップは中国の企業が
香港に子会社を設立して、
それを上場させるパターンです。

さて、今 中国の企業は
資金調達の 意欲 に溢れています。

(ぜひとも 資金 が欲しい・・。
 今 投資 しなければいつするのだ??)

会社の 経営陣 はこう考えます。

香港という「いちば」に上場すれば、
不特定多数の投資家から 資金調達 ができる。
(しかも 海外からの資金 です)

一方、海外の運用者 にとっては
(投資対象を物色する上で)

香港という「いちば」に 上場しているか否かが
「試金石」となります。

◆ 香港市場 は中国であって、中国でない、
  湾の先に突き出た【前線基地】なのです。

(世界中の運用者にとっては)
 中国企業 に投資する「入口」となります。

(実は)この香港市場に上場する
中国企業 を中心に捉えつつ、

(外国人が投資できる)上海B株、深センB株に
上場する企業も範疇に入れた

株価指数(インデックス)を開発しているのが
MSCI(モルガンスタンレー・キャピタルインターナショナル)です。

そのインデックスの名を
MSCIチャイナ と云います。
このインデックスは 未だ 発展途上 です。

りんごで喩えると、
「中心の 蜜 の部分」と云えるでしょうか・・。

極めて的を絞った、
かつ 小柄な インデックス なのです。

組み入れ企業は現在43社 (2月23日現在 )
しかも、

CHINA MOBILE、PETROCHINA、
CHINA LIFE INSURANCE の三社で、
組み入れ割合のおよそ40.6%を占めています
(2月23日現在 )

「特定企業の影響が大きすぎる」
と揶揄されるかもしれません。

しかし、当インデックスは
いまだ 初期の姿 なのです。

中国の 株式市場 が大きく変貌するに伴って、
(インデックスの)銘柄入替え が
幾度となく行われるでしょう。

組み入れられる企業の数も
増加していくでしょう。

「いちば」はあたかも生き物のように
「衰える企業」を吐き出し、
「新たに芽吹く企業」を取り込み、
その姿を変えていきます。

それに伴って
インデックス(指数)自体も 成長していくのです。

この MSCIチャイナ の値動きに連動することを目指して
2001年の11月に設定されたファンドが

iShares MSCI チャイナ・トラッカーファンド です。
ETFとして香港市場に上場しています・・。



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