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2004年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2004年09月

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未だかつて、名もない倅がお金持ちになれた時代があったでしょうか?


こんにちは、カン・チュンド です。

500年前に比べると、
世の中はずいぶんと変わりましたが、

春の訪れをまだかまだかと
願う気持ち に変わりはありません(笑)

人は凍えるような寒さの中に入れば、
「暖かいだけで」幸せな気分 になれます。

空腹に喘いでいれば、
パンを一切れ頬張るだけでも、
そのおいしさが臓にしみます。

・基本的な欲求 ほど、深くて切実なものなのです。

人間はその「基本的な欲求」をひとつひとつ手に入れ、
未知の願望 に分け入ってきました。

例えば、500年前に「お金持ち」といえば、

・お金持ちの身内者
・他人を搾取した者
・他人の財産を奪った者
 に限られていました(ホントです)

プロイセン(ドイツ)で靴職人をしていたカーツさんは、
原材料 → 加工(靴を作る)することで
「付加価値」= 利益 を創造していたのですが、

それだけで「お金持ち」に
なることはできませんでした。

(家内制手工業 では、
創造できる 富 に限界があったのです)

やがて「大航海時代」が訪れ、
人々は遠く離れた国々に闊歩し始めます。

【貿易】という商行為を考えてみましょう。
毛織物 を売りたい A商人 と、
香料 を売りたい B商人 がいます。

彼らはどちらも 利益 を得たいと思っています。

彼らは商品の「付加価値」を最大にするため、
地理的移動 という リスク を背負います。
(なんと 冒険心 に富んだ行為!)

それまでの人間は、宗教や、
世俗の慣習に縛られてきました。

「明日は今日と同じはずだし、
明日が今日とは違うとしたら、
それはとんでもないことだ・・」
と多くの人が思っていたのです。

【貿易】という行為は、
取引の互いが「利益 を得る」という認識のもと
契約 が成立します。

プロイセンのカーツさんの場合は、
あくまでカーツさんが「利益 を得る」行為 でした。

人間は地理的移動を厭わない 勇気 を持つことで、
(はじめて)本格的な「富の創造行為」に踏み出したのです。

ついこの間まで
「大西洋の向こうは、
すべてを飲み込む大きな滝になっているんだ」
と言っていた人々が、です。

この時ようやく、

・お金持ちの身内者 
・他人を搾取した者 
・他人の財産を奪った者

 でなくても、
「お金持ち」になれる可能性が開けたのです。

コロンブスという人はおそらく、
「お金持ちになりたい、名を挙げたい!」

という健全な欲を持って
航海に出たのではないでしょうか。

◆ 富の源泉 はどこにあるのか というと、
  未知 であり、未来 にあるのです。

私たちは500年前に比べると
明らかに「幸せな世の中」に暮らしていると思います。

そして、未知 も 未来 も
まだ湯水のように存在しているのです・・。



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無意識に 自社株 をポートフォリオに組み入れようとしているあなたへ その2)

こんにちは、カン・チュンド です。

あなたが勤める「会社」と あなた との関係について、
真剣に考えたことがありますか?

あなたは 個人 ですが、
「会社」というところは 複合の意思体 です。
(実にさまざまな 表情 を持っています・・)

(例えば)
あなたは「会社」の 機密情報 を
知ることができる立場にいるでしょうか?

もしかするとあなたは「持株会」を通じて、
「会社」が破たんするその日の朝まで
雇用主の発行する「株式」を
購入し続けているかもしれません・・。

「会社」というところは
(九分九厘もうダメだ、ということがわかっていても)

記者会見の時まで 従業員には
「大丈夫だよ」と囁くものなのです。

自分の身 を守るためには
(ある程度の) 距離 を保つことが必要です。
( ↑ 冷たい言い方だと思われるかもしれませんが)

まさかの時 には
誰も助けてはくれないのですから・・。

今 は大丈夫でも、
5年後 にはどうなっているかわかりません。

こうも激しいスピードで変化している世の中です。
「会社」はより複雑な 舵取り を迫られています。
(ここでも 反論 が聞こえてきそうですが・・)

例えば「持株会」を通じた 株式購入 では、
多くの会社が 補助制度 を設けています。
(要するに、
 市場より少し安く 株式 が買えるのです)

あるいは「ストック・オプション」を
設けている会社も多数あります。

株式 が安く買える というのは
(従業員にとっての)メリット と映りがちですが、
■ 実は 雇用主 にとって メリット大 なのです。

なぜなら、

1.雇用主の発行する 株式 を購入してもらうことで、
  従業員の「会社」に対する 忠誠心 が向上します。

2.(ストック・オプションを活用すれば)
  雇用コスト を抑えることができます。

3.(そして)従業員 に「出資者」になってもらうことで、
  資本調達のコスト が軽減できます。

  そして何より(会社にとっては)
  「安定株主」を創出できるメリットがあるのです。


特に創業間もない会社は
ストック・オプション を活用することで、
従業員 を引き留めようと躍起になります。

これって 従業員 にとってはどうなのでしょうか?
例えば(稀有な例ですが)
マイクロソフトの伝説 がありますね。

マイクロソフトで
「ストック・オプション」を利用した従業員の中には
ひと財産 築いた人たちがたくさんいます。

しかし、
こんな可能性 はどれくらいあるのでしょうか・・?

「持株会」を通じて、
「ストック・オプション」を通じて、

あるいは確定拠出年金(401Kプラン)を通じて 、
雇用主の発行する 株式 を買った人々・・。

自分資本 を提供している 会社の 株式 を購入し、
それが 金融資産 の中でも
大きな比重を占めるに至ったため、

会社の「破たん」だけでなく、
自らも「破たん」状態 になってしまった人が
大勢います・・。

投資とは(別に)
宝くじ に当たることではありません。

投資とは身の安全を構築し、
リスクを軽減させるための行為なのです。

皆さん、どうかこのことをお忘れなく・・。



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