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株価 は規則性なく、上がったり下がったりします


こんにちは、カン・チュンド です。

投資 に興味のある方なら、
「株価 は 予測可能なのでは?」
と思ったことが一度や二度はあるはず・・。

「株価 は予測できる」と思うからこそ、
人は 株(かぶ)を売買して
利益 を追い求めるのです(笑)

そもそも 株価の変動 とは、

1.ルーレットを廻したり、
トランプから1枚 札 を抜き取るような、
「確率的な現象」なのか、

それとも、

2.規則性、法則性 に基づいているものなのか、
一体どちらなのでしょうか?

もし、1.であれば、
次に 株価 がどう変動するかは、
誰にもわかりません・・。

(まあ、上がるか 下がるか 変わらずか、
のどれかですが 笑)

もし、2.であれば、
大儲け できる可能性があります(笑)

アメリカではおよそ100年前から
「株価変動の規則性は存在しない」

という主旨の論文が、
数多くの研究者によって発表されています。
(すみません、【チャート分析】に熱中している皆さん・・)

例えば、マサチューセッツ工科大学の経済学者
シドニー・アレクサンダーが
1961年に発表した論文に

「投機市場における価格変動。
トレンドか、ランダム・ウォークか?」
があります。

トレンド とは、
傾向、規則性 の意味です。

ランダム・ウォーク とは、
酔っ払いの千鳥足のことです(笑)
つまり、規則性のない様を指します。

アレクサンダー先生は、

トレンド(傾向)を分析して投資判断をする
「テクニカル手法(要は チャート分析などを使った手法)」
が有効なのかどうか、

1897年から1959年までのデータについて、
徹底的にシュミレーションを行いました。

結果、テクニカル手法の有効性は
ほとんど認められないと結論付けたのです。

今、株式の取引 が行われているとします。
A会社の株(かぶ)です。

株式市場という「いちば」では、
1.不特定多数の、国籍不詳の
恐怖と欲望の志士達が集まり、

そして、
2.あらゆる情報 が
地理的制約を越えて瞬時に伝わっています。

A会社の株式では(他の株式と同じように)
非常に短い時間スパンで、
何度も何度も 売り・買いの
「ボリューム」が形成されます。


(例えば)○月○日午前10時、
A会社の2006年度経常利益予想が発表されます。

A会社の株式を売りたい人と、買いたい人は
(取引上は)「同数」ですが、

どちらがより「強気」かで、
成約価格が上がったり、下がったりします。

午前10時10分、某検索サイトの掲示板で
「A会社の社長、実はガンでは!?」
という情報が流布します。

また売り手と買い手が反応します。
結果、株価が変動します。

そして、また別の情報。
また、売り手と買い手が反応します。
結果、株価が変動・・。

(繰り返しになりますが)
A会社の株式を売りたい人と、
買いたい人は(取引上は)「同数」です。

が、どちらがより「強気」かで、
成約価格が上がったり、下がったりするのです。

このような「せめぎ合い」が、
1日のうちに何十回も繰り返されます。
(何百、何千という 株式 のひとつひとつで・・)

結局、
◆ 株価予測 は「コイン投げ」と同じ程度に
  当たり、また外れるものなのです。

では、株価 が
不規則に動くのはどうしてでしょう?
それは「いちば が効率的」だからです。
??

専門的には
「効率的市場仮説」と呼ばれます。

わたしは「いちば は 概ね 効率的」
と思っていますが、

その理由は、
不特定多数の人間 が集まり、
あらゆる情報 が瞬時に伝わっているからです。

そのような「いちば」では、
株価 は規則性なく変動します。

ですから、
株価 が上がったり下がったりを
事前に正しく予測することは
できないのです。

つまり、
(残念ながら)わたしやあなただけが知り得る
「おいしい情報」はない、
ということなのです・・。

皆さん、
短期的に株式の売り買いを繰り返しても、
証券会社さんが儲かるだけですよ(笑)



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| 投資の発想法 | 15:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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科学的な投資って・・? その2)


こんにちは、カン・チュンド です。

世の中には実にいろんな人がいます。

「姜(かん)さん、
向こう半年間の 円ドルレートって、どう思います?」

というような会話を肴に、
2、3時間平気でおしゃべりできる人もいるのです(笑)

ちなみに上記質問に対するわたしの答えは、
「さあ、どうなんでしょうね・・」です。
ファイナンシャルプランナーのくせに!?

皆さんは、
6ヶ月とか1年先とかの、
短期の為替変動 を予測できると思いますか?
(わたしは「できない」と思います)

短期の為替変動 を予測するのは
「不可能」に近いと思います。

それは人の思惑が、複雑怪奇に入り乱れ、
かつすばやく移動するからです。
あー、もったいぶった言い方ですね。

世の中には
「欲望の塊」を抱える人が山のように存在し、

その人たちは毎日毎日マーケットの動きを予測し、
その予測に基づいて毎日毎日「動く」からです。
あー、まだ複雑ですね(笑)

例を挙げましょう。

わたしが仮に3ヶ月後の
「円安・ドル高」を予想したとします。

わたしは
(自分ではそろーりそろーりと 円売り・ドル買いを)
しようとしますが、

すでに アメリカミネソタ州の年金基金や、
ヨーロッパの投資銀行や、

ミャンマーの華僑のお金が
同様の 予測 をしていて、
大量の円売り・ドル買いを行っていたとしましょう。

(なにせ全世界では1日1兆ドル以上の
外国為替取引が行われています・・)

「円・ドル取引」の中で、
円売り・ドル買い の方が、
円買い・ドル売り よりも(ボリュームが)大きければ、

◆ 今、この瞬間に 円 は安くなってしまいます・・。
⇒ つまり、わたしの儲けの源泉は
  カンタンに吹き飛んでしまうのです・・。

まあ、今のはすごく単純な例ですが、

1.儲け を狙っている人は
  世界津々浦々にごまんといる

2.あらゆる情報(単なるウワサから、
信憑性の高い業績情報までを含めて)は、
瞬時に伝わってしまう

という「歴然とした事実」が存在するのです。
(これって ↑ まっとうなマーケットの成立要件です)

つまり、あなただけが
世界津々浦々にごまんといる人、企業などを
出し抜いて、ごっそり利益を頂戴できる、
というような世界は存在しないのです。

為替取引が行われる「いちば」では
(非常に短い時間スパンで)
売り・買いの「ボリューム」が形成されます。
10分、1分、10秒ごとに?

その売り・買いの「ボリューム」は
まるで「生き物」のように
瞬間、瞬間で「移動・変形」し、

時に円売り・ドル買いが勝ち、
時に円買い・ドル売りが勝つのです。

もう一度 基本 に戻りましょう・・。
短期の為替変動 を予測することは「不可能」です。

ましてや、個別の為替レート変動、
例えば、円とユーロ、
ドルとオーストラリアドル、

スイスフランとブラジルレアル、
カナダドルとインドルピーなどの
「レート変動」を予測することは更に困難ですよね。

さて、今お話したことを
「株式市場」に当てはめるとどうでしょう?
(株式市場という「いちば」全体の 動き ですよ・・)

短期的に 株式市場 が
どんなふうに「動くのか」を予測することは
「不可能」ではないでしょうか。

欲望の塊 を抱える人・企業など
(= 投資の主体)は実にさまざまで、

(もちろん、日本の個人投資家、
機関投資家、素人、玄人はだし、玄人、

アメリカミネソタ州の年金基金や、
ヨーロッパの投資銀行や ミャンマーの華僑もいますよ)、

あらゆる情報が
「いちば」を取り巻く人々に 瞬時 に伝わるからです。

いわんや、個別株式の「動き」を
予測することをや、ですね。

今、日本の株式市場
「いちば」には数種類ありますが、

すべての「いちば」を併せると、
そこに登場している会社は 3,800 を超えます。

そして、それぞれの株式で、
売り・買いの「ボリューム」が
瞬間、瞬間に形成されているのです。
(あらゆる情報に反応して・・)

このコラムを読んでいるあなたに
ぜひご理解いただきたいのは、

◆ あなただけが「いちば」と向き合っているのではない 
  という事実です。

あなたは「いちば」に参加している
5,000万分の1 に過ぎないのです。
(冷たい言い方ですが・・)

そのあなたが、

株式市場という「いちば」の中で、
たったひとつの会社の株価を、
それも短期的な株価の変動を、

いつでも正しく予測できるなんて、
わたしは「傲慢ですらある」と思います。

私たちが生きているこの世の中で、
あした誰が死に、
明日誰に幸運が訪れるかなんて
誰にも「わかりません」よね・・。

マーケット(いちば)とは、
私たちの住む「社会の縮図」ですから、
そこは「私たちの社会そのもの」でもあるのです。

それでは皆さん、よい週末を!



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| 投資の発想法 | 15:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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映画 レインマン と 信託 について


こんにちは、カン・チュンド です。

皆さん、
レインマン という映画をご存知ですか?
わたしはこの映画を
公開当時アメリカで観ました。

その時 Trust(信託)という言葉を
はじめて聞いたのです。

(ちょっとあらすじ・・)

絶縁状態だった父の死の知らせを聞き、
チャーリー(トム・クルーズ)は葬儀に出席するため
シンシナティへ向かいました。

父の遺産を当てにしていたチャーリーは、
父の管財人であるブルーナー医師から
「遺産の300万ドルは 信託 された」
と聞いて愕然とします。

「信託の 受益者 は
(おそらく父親の遺志なのでしょうが)教えられない」
とブルーナー氏は言うのです。

チャーリーはほどなく、
精神病院で暮らす自閉症のレイモンド
(ダスティン・ホフマン)が「受益者」であることを知ります。

そして、そのレイモンドが彼の実の兄であることも・・。
(あとは 映画 を観てくださいね・・笑)

要するに 信託 とは、
一定の目的のために 財産 や 権利等 を
第三者(受託者)に移転し、

受託者 がその目的のために
財産等の管理をすることをいいます。
いちばんわかりやすい例が 遺言信託 ですね。
(チャーリーの父親がそうです)

この場合、受託者(例えば、信託銀行)は、
受益者(レイモンド)のために、
信託された財産を管理したり、
処分したりしていくのです。

■ 信託 のポイントは、
財産の【法的所有権】は 
例)父親から 受託者 に移るのですが、

【受益権】(その財産からの果実を得る権利)は
「受益者」に属するという点なのです。

(遺言信託 には)一家が築いた財産を
世代を超えていかに効率的に管理していくのかという
“人間の知恵”が結晶されています。

< 例えば >

一家の財産 → 子が直接相続する 
→ お金にコントロールされる → 人生が狂う
という典型的なパターンがあります。

(この普遍的なパターン、人間は何千年と経験済み・・)  
その教訓が 遺言信託 なのです。

もっと具体的に見ていきましょう。

以下、榊原 節子 著
「欧米資産家に学ぶ ボーダレス時代の資産運用法」
(東洋経済新報社)からの引用です。

ここに、現在はアメリカに住んでいる
日本人が受取人になっている
トラストの契約書(トラスト契約)がある。

トラスト財産は200万ドル。
そのトラスト財産から上がる利子・配当については
受益者であるX氏がすべていつでも受け取れる。

しかし、元本部分についてはX氏が必要に応じて
受取り請求できることになっているが、

それは30歳までは全体の三分の一、
35歳までは三分の二を上限とし、

残りの三分の一は彼の死後、彼の指定する人、
そのような指定がない場合は、
彼の相続人に渡されることになると書かれている。

(引用 終わり・・)

どうでしょうか? 

信託 という「仕組み」を利用することで、
受益者は

【この財産は、自分の絶対的所有に属するものではないのだ】
ということを学ぶのです。

わたしは 信託 という手段が
(日本においても)急速に広まっていくと考えます。
(財産の継承 という目的のために・・)

これは何を意味するのでしょうか?

日本が豊かになったことであり、
成熟してきたことの 証 なのです。

今後、日本においては
『いかに 富 を維持・継承させていくのか』
というニーズが高まると考えます。

(わたし自身、信託関連 の
ブラッシュアップに努めてまいります・・)



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| 人生をプランニングする | 12:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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科学的な投資って・・?


こんにちは、カン・チュンド です。

皆さん、お元気でいらっしゃいますか?

さて(誰も信じないかもしれませんが)
わたしは高校時代、
ラグビー部に所属していました(笑)

(ちょっと昔を振り返ると・・)
当時、練習の一環として
連続の「走り込み」をよくさせられました。

(息が切れて、足が動かなくて、
ほんとうに 地獄の特訓?でした・・)

その当時は、とにかく気合が大事だ、
掛け声だ、という「精神論」が
幅を利かせていたように思います。

(たしか試合途中の もご法度でした・・)

今ではスポーツを行う際の
「水分補給」は常識となっています。

試合の途中に水分を摂ることは
決して「怠ける」ことではなく、

より長く体を動かすために
「必要なこと」だからです。

例えば皆さん、
サッカーというスポーツに習熟するためには、
どんなトレーニング を積む必要があるのでしょうか?

どの部位の筋肉を鍛えれば、
サッカーという競技に役立つのでしょうか?

(わたしはまったくの門外漢ですが)
サッカーの練習方法ひとつ取っても、
実にさまざまなものがあると思います。

いちばん効果的な 練習方法 は
どのように見つけ、
また何を「基準」にして
採用すべきなのでしょうか?

(これまた素人意見ですが)

その 練習 に
「どれくらいの効果」が見込めるのかが
客観的にわかるに越したことはありません。

客観的?
そうです、以前に誰かが
その「練習方法」を採用していて、

これくらいの効果があったよ、
ということが分かっている方がいいですよね。

それが数字などの【客観データ】
検証できればなおさらよいことです。

(当たり前のことですが)
ただサッカーがうまくなりたい一心で、

やみくもに練習すればよい
というものではありません。

サッカーというスポーツ自体を、
あるいはその練習方法を、
【科学的に】検証する必要があるのです・・。

◆ それは 投資 もまったく同じです・・。

投資 がうまくなりたい!
という一心で、

ただやみくもに
株(かぶ)を売り買いすればよい
というものではないのです。

まずは 投資 が舞台としている
市場「いちば」のことを
【科学的に】検証する必要があります。

マネー雑誌の予想や、
株式メルマガでの情報を見ていると、

「この会社(A社)のことを
(投資妙味がある対象として)知っているのは、
わたしとBさんとHさんぐらいだ・・」
と思い込んでしまいますが(笑)

投資に参加しているのはなにも、
わたしとBさんとHさんだけではありません。

また、

◆ ほとんどの「情報」は
地理的制約を越えて瞬時に伝わり、
あまたの人に筒抜けになってしまいます。

(その情報が 取るに足らないウワサであれ、
06年度の経常利益の予想であれです・・)

それが株式市場という「いちば」なのです。

この「いちば」の特徴を理解できれば、
どんな投資手法がベターなのかが
見えてくると思います。

すなわち 投資手法 についても
【客観的データ】をもとに
検証する必要がある ということです。

ひと昔前は「怠ける」ことだった 水分補給 が、
今では多くの人に 常識 として受け止められています。

これは過去に何人もの先達が、
幾多の実験を行い、貴重な【データ】を
残してくれたおかげなのです。

もしかしたら 投資の世界 でも、
常識が180度ひっくり返る ということが
起こるかもしれません。



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| 投資の発想法 | 16:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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赤の他人に相談するということ


こんにちは、カン・チュンド です。

「あのー、わたし
ファイナンシャルプランナーに相談するなんて
初めてなもので・・」

「もう、ほんとに
勇気を振り絞ってまいりました・・」

上記は弊所に相談に来られた
お客様の ある声 です。

赤の他人に、一サービスとして相談をすることが
まだ浸透していない日本では、

相談しようと思う ⇒ 実行する までの「距離」が
とても長いのが現状です。

強い意志で、
その「距離」を乗り越えられ、
面談のテーブルに着かれたお客様は

(それでも)
どこか不安げな表情をされています。
(わたしの経験上・・)

サービス提供者は、
このような現状を真摯に受け止めるべきでしょう。

「ようこそ、幾重のハードルを乗り越えて、
お越しくださいました。
もう大丈夫ですよ・・。 まずはお茶でもどうぞ。

ひとつひとつ、お客様のお悩みを伺ってまいります。
もう心配することは何もありません・・」

という心構えを
「強く」持っておく必要があります。

ところでよく、

「具体的な 相談事例 を
ホームページで見られるようにして欲しい」
というご意見を伺います。

しかし、わたくしの仕事には
【守秘義務】がありますので、

お客様からの了解が得られない限り
(たとえ匿名であれ)
具体的な相談事例 を公開することはありません。

相談事例
(と、言葉にしてしまうと四文字ですが)、

相談事例 とは、
ひとりひとりのお客様の【生の声】です。

そのお声は、お客様の幾多の人生経験、
数々の営み から生ずるものです。
(唯一無二のものであるはずです・・)

安易に「事例」と言ってしまってはいけませんね。
( ← わたし自身に対して)

個別相談 とは、
ひとりの人間 と ひとりの人間 が 顔 をつき合わすことです。

そこにはある種の 緊張感 が生まれます。
(お互いに 隠れる ことなどできないわけですから・・)

その 緊張 を解きほぐし、
自宅にいるような
「安らぎ感」を感じていただけるよう、
サービス提供者は努力すべきなのです。

「安らぎ感」がなければ、
心の隅に引っ掛かっている「悩み」を
赤の他人に話そうとはなかなか思えないですから・・。

弊所では、士業の方々との
コラボレート業務も行っています。
セミナー事業にも力を入れています。

(事実、今年は 大阪・東京で
25本のセミナーを貫徹すべく奮闘中です)

しかし、弊所の仕事の根幹は、
一対一 の【個別相談業務】であり、

わたし自身、この業務に精通したいがために、
独立FPを選択したと言っても過言ではありません。

「相手はどんなボールを投げてくるのだろう・・」
「自分はどのようにボールを投げ返せばいいのだろう・・」

一対一 の人間関係は、
そのやり取りのすべてがオリジナリティーに溢れ、

そこから得られる 成果 に
制限などないとわたしは思っています。

(もちろん、その関係がうまくいかない場合も、
オリジナリティーに溢れているのでしょうが・・苦笑)

わたしはたまたま 資産運用アドバイス という
個別相談 を行っていますが、

どんな種類の 相談業務 であれ、
お互いの「信頼感」が醸成できるか否かが、

お客様にとっても、サービス提供者にとっても
たいへん重要と考えます。

(晋陽FP事務所のサービスに関して言えば)

まずは「わたし自身」に
興味を持っていただくことが、
相談業務の 入り口 であると思います。

このコラムも、そうした理由から
書き続けているのですよ(笑)



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| わたしのFP修行 | 16:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アメリカもイギリスも、結構ひどいことをしてきているのです


こんにちは、カン・チュンド です。

あらゆる「争いごと」の火種は
過去 にある と云われます。

過去(歴史)は、
長い時間の中で何度も
その 価値観 をひっくり返してきました。

(善も悪も、その「時代背景」によって
決定づけられてしまう・・)

第1次大戦当時、イギリスは
中東のほとんどを植民地としていました。

イギリス人は、
中東に住むユダヤ人にこう嘯きます。

「戦争に協力してくれ。
その見返りにユダヤ人の国を作ってやる」

そしてアラブ人にはこう嘯きます。
「戦争に協力してくれ。
その見返りにアラブ人の国を作ってやる」

(この二枚舌が、今日のパレスチナ問題を
ここまで複雑にしています・・)

しかし、イギリスはどうして
「二枚舌」を使う必要があったのでしょうか?

20世紀に入り【石油】というダイヤモンドを
発見したイギリスにとって、

中東の安定 はどんな犠牲を払ってでも
確保したいものだったのです。

中東の石油は巨大な一塊の油田であり、
原油が直接自噴するため、
生産コストが極端に安かったのです。
(1バレルあたりのコストは10~20セントくらいでした)

1950年代の原油価格が3~4ドルですから、
石油会社(メジャー)が
いかに巨額の富を得られたか想像できますよね。

さて、わたしは今日の中東問題の多くは
「イギリス」がその種を蒔いたと思っています。

★(歴史の高台に立てば)
アメリカは、
イギリスの「利権」を奪い取ったにすぎません。

(その証拠として第1次大戦後、
石油貿易の決済が徐々にポンド建てから
ドル建て に移行していきました)

今度はアメリカですが・・、
第2次大戦後、アメリカは中東において
数々の「謀略」を繰り返します。

その主な目的は、

1.石油利権の確保
2. 反共産主義の友好的な政権の樹立(もちろん自分にとって、)
3.反米的な雰囲気を一掃する(一種の情報操作・・)

例えば1953年にはクーデターの黒幕となり、
イラン のモサデク政権を崩壊させています。

そして、パーレビー国王による
親米政権の樹立があります。

しかしのちに(これはわたしもよく覚えていますが)
イラン革命 が勃発し、
アメリカの中東政策は大きな挫折を味わいます。

また、1980年に始まった
イラン・イラク戦争では、

イラク側に武器供与など
さまざまな支援を行いました。

91年の湾岸戦争当時、
フセイン政権を最後まで叩かなかったのも、
イランの存在が 念頭にあったからなのですね。

(アメリカの中東政策には
 常にイランの存在があったのです・・)

一方 イラク ですが、
1968年にバース党が政権を掌握、

その流れを汲むフセインが
79年に大統領に就任しています。

★ アメリカは実に長い間、
フセイン政権について見て見ぬ振りを続けていました。

それが現在、イラク攻撃 → フセイン政権崩壊
→ 新政府樹立 という事態に至っています。

★ 歴史 は遠い彼方から、
今起こりつつある事象に
さまざまな光を当ててくれるのです。

その時々の「善し悪し」に
翻弄されるだけの 政策 は
ほんとうに愚かなものです・・。

ドイツの宰相 ビスマルク が
言っていたではないですか。

「愚者は 体験 からしか学ばないが、
 賢者は 歴史 から学ぶ」と・・。



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