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お金の奴隷になる?(アニータ事件に思う)


こんにちは、カン・チュンド です。

(突然ですが)
◆ お金は時に、
人間の欲望を増幅させる 凶器 となります。

例えば【ギャンブル】です。

ホモ・サピエンスの「賭けごと」好き は、
「お酒」好き「女好き」よりも
普遍的な嗜好 であるようです(苦笑)

(まあ、賭けごとが、
人間の数学知能 を発達させたという事実はありますが・・)

「賭けごと」の厄介なところは、
その 最終結果 として、
儲かったのか、損したのか、
ということが重要ではない点です。

人間が、「賭けごと」をすること自体に、
= アドレナリンが分泌して、
興奮状態になること自体に

魅了されてしまう 生き物 であるという点が
厄介なのです(笑)
(ギャンブル好き は理屈ではない?)

そして(云うまでもないですが)
【ギャンブル】という行為を
媒介しているのは お金 です。

「公金を横領した」
「会社のお金を着服した」というニュースを聞くと、

その動機はたいてい【ギャンブル】による借金であったり、
【男女関係】のもつれだったりします。

(男女関係、んー、これも
 ホモ・サピエンスが有史以来抱える 悩み ですね 笑)

さて皆さんは、
青森県住宅供給公社 を舞台に起こった
14億円を上回る【横領事件】を覚えていますか?

被告の千田郁司の妻である
アニータ・アルバラード となる女性が
一時期マスコミを賑わせた あの事件です。

この事件に関しては、
地元新聞社である 東奥日報 が詳細を伝えています。           
まず、どうしてあのような
巨額の横領 が起こり得たのか?

(青森県住宅供給公社 が長年
横領に気づかなかったのはなぜなのか?)

公社 のずさんな管理体制 は
大いに批判されるべきでしょう。

が、わたしは、あのような 大金 を
ただひたすら女性に注ぎ込んだ人間の、
「屈折した欲望」の方に震撼してしまうのです・・。

東奥日報の
追跡 14億円横領事件】という連載記事 の中で、

~ 公判終了後、千田被告の弁護人は、
知り合いのホステスなどに同被告が
高額の現金や貴金属を渡したことについて、

「彼は金品をプレゼントすることでしか、
自分の気持ちを表現できなかった」と語った。

自らの寂しさを晴らすためだけに
使われた巨額の金。そのために引き出された公金。

千田被告の「取り放題」だったはずが、
実は「取られ放題」だったという皮肉・・。

初公判を終えた法廷には、
言いようのないむなしさばかりが残った。~

という記述があります。


ここには、男女にまつわる 欲 を
お金(マネー)が 媒介し、
そして その欲 を増幅させるという
【恐ろしい連鎖】があります。

わたしはこう思うのです。
◆ 負の 所業 によって得た お金 は、
  負の ベクトル にしか向いていかないと。

例えば、
会社のお金を着服して得た 5億円 は結局、

自堕落に、成すがままに
(湯水の如く)消費 されてしまうのです。

「えっ、5億円 ものお金、
 たった1年で使い果たしたの?」
という 驚き は ここでは当てはまりません。

◆ 当人がすでに
 「お金の奴隷」になってしまっていますから。

これまた皮肉なことですが、

【ギャンブル】が原因で 横領したお金 は、
また【ギャンブル】で消えてしまう場合が
ほとんどなのです。

お金 が、人間をコントロールする
軸(主人公) になってしまえば、

5億円 を消費することなんて
別段難しくありません・・(ホントです)

現代という時代は特に、
その種の「増幅装置」に事欠かないですから・・。

「あー、ホントお金は恐いなあ」と感じられてはじめて、
お金を「律する」資格が芽生えるのではないでしょうか?



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