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2005年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2005年10月

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2000年前が透けて見えるインドという国


こんにちは、カン・チュンド です。

「インドに行ったことがあります」というと、
決まって「人生観とか 変わりました?」と訊かれますが、
そんなの 簡単には変わりません(笑)

わたしの場合20代の前半に、
北部インド に3ヶ月余り滞在しました。

これくらいの間 異国に(しかも同じ国にいると、)
(何というか)体 が 国 に馴染んできます。

例えば、朝 早く起きるようになります。
ターリーと呼ばれる定食を手で食し、天を仰ぎます。
(触感で 食べ物 を味わえるというのは すごい贅沢・・)

そして ご飯を食べ終えると、右手で歯を磨きます。
( ↑ インド人にはこの習慣があるため、
虫歯になる人がほとんどいないそうです)

意外に思われるかもしれませんが、
「旅の感動」というのは
その 発露の期間 が案外短いものです・・。

なぜなら人は「異環境」に
驚くほど早く適応してしまうからです。
フムフム。

適応を果たした若者は 毎朝 ひとりの在住者 として、
チャーイ屋に行きます。

「イク チャーイ ディジエ」
(チャイを一杯 ください・・)

不思議ですね。
10年以上経った今も、
使っていた言葉は 覚えているものです。

(チャーイとは インド式の紅茶。
ミルクと砂糖が入っていてとても美味しい)

ところで、
インド人の声が大きい というのは本当です。

例えば ふたりの男が言い合いをしていても、
それは 喧嘩 ではありません。
(純粋な 自己主張 なのです・・)

そして、インドといえば 牛 ですね。
牛の瞳 は 人間のそれに近くて、
時々 人以上に憂いを帯びた表情を浮かべたりします。

地元の人は牛が寄ってくると
たらい で牛のお尻を叩いていました(ホントです)

(わたしは 牛の角で ひっくり返されたことがあります。
頭に大きなコブができました・・)

(インドに居るとき)

わたしは主にバスで移動していたのですが、
ある小さな町の停留所近くに、
掃除 をしている人達がいました。

身につけている衣服は粗末なもので、
ほこり(というかゴミと一緒に)
生活しているようでした。

身分の低いカースト に
属する人達ではなかろうか、
と思いました。

カーストについては 海辺の町 プリー で
こんな話を聞きました。
わたしが通っていた食堂で働く若者が、

「海辺に向かう道から逸れた、
雑木林の近くに住んでるやつら、
あれは 俺たちとは違うんだ。
話すことばも違ってるんだから・・」

と言っていました。

カーストは、長きにわたって
インドという社会に根付いてきた
悪しき文化ですから、
これを一掃するのはたいへんなことだと思います。

また 都市部へ行きますと
(まさしく)人の渦 というものに
何度も巻き込まれました。

貧しき人も、権力を持つ人も
世を捨てた人も、

どんな人であろうと、
彼ら/彼女ら は 悠然 と構え、
「わたしは わたしよ!」
という 気概 を持って佇んでいました。

インドという国では、
「過去の時間が光のように
真っ直ぐ伸びて 現在に至っています」

・・まあ、今 お話したのは
  14年も前の「インドの印象」です。
物事の「土台」は 大きく変わっているでしょう。

わたしは 再び かの地 に赴き、
「変化」という ダイナミズム を味わってみたいと思います。

かの地 は21世紀中に、
世界最大の 消費地(マーケット)になっているはずですから・・。

今度は運用者という視点で、
インド亜大陸を見てみたいのです。



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インデックスファンド を選び提案する能力

こんにちは、カン・チュンド です。

「カンさんは、いったい何の専門家なのですか?」
と訊かれれば、
「資産運用の専門家です」と胸を張って答えてきました。

今・まで・は (苦笑)

皆さんは2005年9月現在、
この国にどれくらいの
資産運用の専門家がいると思われますか?

??
(実は)わたしも知りません。
(でも、たくさん居ることだけは確かです 笑)

その渦の中に「どうもどうも」と入っていき、
専従者1名の 晋陽FP事務所 が 愛想 を振りまいても、
すぐに埋没してしまう可能性が 大 です。

(んー、健全なる危機感 ですね)
もっとわたしらしさ、
晋陽FP事務所らしさ を追求しなければなりません。

「カンさんは、何の専門家なのですか?」と訊かれれば、
本日から「わたしはインデックス運用の専門家です!」
と答えます!

(そうです、わたしは
 インデックス運用アドバイザー です)

今現在、公募 で設定されているファンドのうち、
(バランス型、業種型などを除いた)
インデックスファンド は
220くらいしかありません。

(これでも随分増えたのですが・・)
インデックス運用を
投資の道具 として採用する とは、

株式なり、債券なり、
投資の対象 を【大枠】で捉える
ということです。

ざっくり言うと、「国・地域」ごと、
あるいは「いちば」ごとで
投資対象 を捉えることです。

例えば、
日本の「いちば」に投資し、それから 世界の、
先進国群の「いちば」にも 同じくらい投資をしよう!」
という イメージ ですね。

(シンプルかつ、分かりやすいでしょ?)

◆ インデックス運用 はしたがって、
(自然と)グローバルな分散投資 になります。
(ここ、重要 ↑)

晋陽FP事務所では、
販売会社の系列に囚われることなく、
国内外の200を越す インデックスファンド の中から

独自の「評価方法」を用いて、
お客様に 最適のファンド群 をご提案いたします。

(もちろんその前提として、
運用の設計図作り = ポートフォリオ構築作業 があります・・)

また、香港BOOM証券 に口座を開設されることで、
アメリカ・香港・オーストラリア等に上場するETF
(上場型インデックスファンド)を
選択肢 に加えることも可能になります。

(その数は 300 を超えます)

インデックス運用 を投資戦略の 核 に据えるのは、
晋陽FP事務所の【ミッション】が
 シンプルで継続しやすい
「資産運用」を啓蒙すること。

にあるからです。

では シンプルで継続しやすい資産運用 って
どんなものなのでしょう?

それは、

・短い時間の中で一喜一憂せず、
・お仕事に、ご家族に、また趣味や生きがいのために
 時間を割いていただき、
・無理なく始められ、無理なく続けられる
・シンプルかつ、合理的な

 運用スタイル を指します。
 
そして、
この運用スタイル を実践する上で
欠かせないのが インデックスファンド という
【道具】なのですね。

上記ポリシーにご興味がある方、
また共感していただける方はぜひ、

晋陽のセミナーに参加してみてください。
またコンサルティングを受けてみてください(笑)



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公共財としての「いちば」(2001.09.19 金財コラムより)

 
こんにちは、カン・チュンド です。

株式市場 とは、
そこに上場するさまざまな 企業価値 を決定する、
公共の「いちば」です。

「いちば」で 正常な取引 があってはじめて、
私たちは、A会社の株価は今、○○円だ、
また、○○円に上がった、下がった
という情報を入手できます。

その情報には「客観性」
「信頼性」が求められますから、
「いちば」には、

1 誰でも公平に参加できる
2 多数の売り手、買い手が存在する
3 公正な取引が、厳格な法整備によって保証されている
という 特徴 がなければなりません。

多数の売り手、買い手が存在する、
ということは、

「いちば」の 流動性 が
確保されている、ということですね。

皆さんご承知の通り、
先日 ニューヨーク市場 が
ほぼ1週間ぶりに取引を再開しました。

取引開始前に犠牲者を悼んで、
2分間の 黙祷 が捧げられました。

その後、ベルを鳴らす前に
God Bless America が斉唱されたのです。

わたしはCNBCのライブ中継で
その様子を見ていたのですが、
厳かな雰囲気にしばし心を奪われてしまいました。

God Bless America は、
第二次世界大戦が始まる直前の1938年に、
Kate Smithという歌手によって歌われ、

アメリカ国民の間では
国歌 に匹敵する意味を持つ歌なのです。

その歌が、証券取引所 で歌われている・・。
株式の取引を司る、公共の場所・・、

その インフラ を
築き上げてきたのは我々なのだ、という
アメリカ人の強烈な【自負心】を垣間見ました。

また、
■ 国民の財産として
  公正な市場(マーケット)を持っている
  アメリカ人の「誇り」も感じました。

(断っておきますが、)
株式市場という「いちば」は、
誰の味方もしません。 

また、ナショナリズムに対する
過度な肩入れは、時として 危険 です。

それでもなお、
早期の取引再開にこぎつけた市場関係者には
敬意 を表します。

その日のマーケットは、
半ば「下がることが当然視」されていましたが、

大切なことは(そうです)
「いちば」が開いている、ということなのです・・。




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| 投資の発想法 | 08:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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大海原に立つ勇気 パート2


こんにちは、カン・チュンド です。

先日、こんなお話をしましたね。

→ 私たちは 日経平均株価の値動き とは異なる、
  独自の投資体系 というものを創れるのです。

はい、まったくその通り です。
洗練された ポートフォリオ は、

一国の指標である 日経平均株価 とは、
その値動き が「かい離」していきます。
⇒ 独自の動き を始める・・。

しかし、しかしです、

独自の動きを始めた あなたの ポートフォリオ が、
運用者の【感情リスク】に
「火」をつける可能性だってあるのです。

どういうこと??

多くの運用者は、他の運用者と比べて
おおむね同じような成績を残している限り、
退屈な?投資という 作業 に
案外 耐えられるものです。

しかし、

運用者 ワタナベさんが、
ジョギング仲間の Aさん、Bさん と比べて
運用成績 がよろしくないのがわかると、

とたんに
不快(不安?)になってしまうのです。

「なんで あいつらより
 ボクの運用成績が 劣るのだろう・・?」

5年、10年という
「時間スパン」で見ていただければ、

保有資産を「多様化」させた
ワタナベさんの ポートフォリオ は、
より低いリスクと より高い期待リターン を
内包しているはずです。

しかし、3ヶ月、6ヶ月程度の
「時間スパン」では、

ワタナベさん自身がポートフォリオの意味合いを
よく理解されているはずなのに、

(たまたま)成績 がよくないということで、
ああー、もうこの「投資スタイル」を止めてしまいたい・・、
という【欲望】に駆られてしまうのです。

「7月頃から 日本の株 は堅調なのに、
なんでボクのポートフォリオは
成績がよくならないのだろう・・?」

ワタナベさんの心に、
小さな焦りが生じ始めます。

自分の考え方がおかしいのか??
もしかして、
ジョギング仲間のA、B の方が
正しいのではないか??

案の定、ジョギング仲間のAさんが
自分が保有している 日本株 の
「上昇・自慢話」を始めたりします・・。
(こういう人、↑ けっこういるんですよね 笑)

■ 一時的な成功者ほど、運用成果をしゃべりたがる
  YES

確かに、もうこの「投資スタイル」を
止めてしまいたい、
という「気持ち」はわかりますが、

ワタナベさん、机の中からもう一度
投資政策書( Investment Policy Statement )を
取り出してみてください。

規律、確固とした目的意識、そして
「長期にわたって一貫した投資を行う」
という 信念 が、

資産形成 を成し遂げるためには
必要 なのではないでしょうか。

自分が熟慮して 選択した
「投資スタイル」なのです、

その「スタイル」の調子が悪い時こそ、
何のための、いつのための 資産運用 なのか?

ということを自分に 問うてみる必要が
あるのではないでしょうか・・。

あっ、それから
投資アドバイザーの方 も要注意です。

カンさん!
あなたは日常、コンサルティング業務 を行う中で、
どうしても、

「日本のマーケット、例えば 日経平均 と比べて
ワタシのポートフォリオはどうなのよ!」
という「単純比較」に晒されます。

(もちろん、ポートフォリオ構築の
アドバイスを行ったのは カンさん あなたです・・)

もしあなたが お客さま に対して、
先述した 規律、一貫した投資スタイルの堅持、
というような 啓蒙 に失敗すれば、

「とにかく 日経平均 と比べて
遜色ない ポートフォリオのご提案でいいんだ!」
という 自堕落 に落ち込んでしまいます。
(本当です!)

他の投資アドバイザーがやっているような、
マーケットの加重平均で分散投資した、
形だけのポートフォリオ提案・・。

「他のプロたちが提案するモノと
 同じようなモノなら まあ大丈夫だろう・・」

「リスクを取って
他のアドバイザーたちとは異なる
ポートフォリオを提案して
クビにされたら たまらんからな・・」

なんてセリフを カンさん、
あなたは まさか吐いたりしないでしょうね・・?



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大海原に立つ勇気


こんにちは、カン・チュンド です。

我が家は共働きなので、
わたしも妻も 朝はバタバタしています。

わたしが思うに、
女性 が出勤前に発する典型的なことば
(それも疑問形)には
2つ あると思います。

1.今日は何を着ていこう?
2.「この服、どう?」
・・(そう言われても・・悩)

特に「この服、どう?」
という 疑問形 に対しては、

的確な答えを返さないと
トラブルの種を蒔いてしまうことになります(笑)

女性が「この服、どう?」と訊くのは
(もちろん)

「ファッションモデル と比べて
わたしの見映えはどうですか?」
という意味ではありません。

感覚的に「おかしくない?」
と訊いているのです。

(わたしはだいたい、
「全然おかしくないよ!」という答え方をしています 笑)

つまり、洋服の場合、
「○○と比較して」という 客観性 は
それほど重要ではないのです。

が、投資の場合 は異なりますね。

今回は ワタナベさんを 例 に挙げますが、
ワタナベさんが
「わたしの投資、どう?」と訊いてきた場合、

「○○と比較して どうなのか?」
という 客観的な視点 が必要になってきます。

ワタナベさん
「カンさん、わたしは去年 2.5% のリターンを得ました」

2.5%?
2.5%? ?? ???

ふむ、
この2.5%という数字のみでは
「情報の中身」が見えてきません。

あるケースでは、
2.5%のリターン は
たいへん深刻な事態かもしれませんし、

別のケースでは、
期待を上回るすばらしい成績なのかもしれません・・。

そうなのです、
我々の投資には【物差し】が必要なのです。

あの【物差し】と比べて、
わたしの成績 は
どうだった、ああだった、というふうに・・。


例えば日本に住む者にとっては、

日経平均株価 というものが長い間、
唯一の【物差し】だったように思います。

「日経平均 はこれだけ上がってるのに、
俺が持っている株(かぶ)は なんで上がらないんだ!」

多くの運用者にとって、
日経平均株価 とは 株式市場 そのものでした。
(ちょうど皆さんの
 お父さま・お母さまの時代ですよね・・)

当時は 海外の株式 や 債券 に投資するなんて、
ちょっと考えられなかったのです。

(まして モダン・ポートフォリオ理論など、
ほとんど知られていなかった・・)

リスクを軽減するための 3つの知恵、

1.分散投資
2.積立て投資
3.長期投資
も あまり知られていませんでした。

日本の個別株 を買う、債券 を買う、
そして売り買いする、
そして マーケット といえば、
日本の【いちば】のみ だったのです。

さて、2005年に生きるあなたが、
投資の【物差し】を「日経平均株価」に求めるのは
適切 なのでしょうか?

答え) 否 です。
日経平均株価 は
ひとつのマーケットの、ひとつの指標 に過ぎません。

■ 世界中 で釣りを行えるあなたが、
  東京湾の水温・水位 だけを気にしていても仕方ありません。
 (本当です!)

私たちは、日経平均株価の値動き とは異なる、
独自の投資体系 というものを創れるのです。

その方法は、

1.保有する資産 を多様化させる
2.収益の機会 を世界に求める
です(人はそれを 国際分散投資 と呼ぶ・・)

世界 という大海原で、大胆 かつ合理的に
「資産」を多様化させれば、

一国の指標である 日経平均株価 の値動きと、
あなたのポートフォリオの値動きは
「かい離」していきます。
⇒ 独自の動き を始めます。

そして、日経平均株価 より
引き受けるリスクの大きさ を小さくし、
期待リターン を引き上げることが可能になるのです。

いいですか、
あなたが今見ている 海 は、
そのまま「世界」につながっているのですよ・・。



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