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2005年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2006年01月

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証券会社ものがたり パート3

こんにちは、カン・チュンド です。

さて、

証券会社 がひとりの投資家として
『いちば』に参加する、
という 意味 について考えてみましょう。

(もうこんなことをしている
 証券会社はないと思いますが・・)

自ら 相場 を演出する、
ということも(実際)可能 なのです。

どういうことかというと、
まず証券会社自身が、A会社 の株式を購入します。

そして、A会社 を 大口の顧客 に推奨します。
また 証券会社は A会社 を買い進めます。
(株価 が上昇しますね・・)

当然、大口の顧客 は喜びます。
そして、A会社の 株価 が
上昇しきったところで、

証券会社が 小口の顧客 に
A会社 を推奨すればどうでしょう・・?

(つまり、
「最後の買い手」を設定することで、
自らは「その売り手」になることが可能になるのです)

わたしはいつも思うのですが、

あらゆる商品・サービスにおいて、
仲介(斡旋)と 販売 を兼ねることは
【利益相反】を招きやすい・・。
皆さんは そう思いませんか?

先日、

「情報社会の進展に伴って、
仲介業 としての証券会社の付加価値は
限りなく逓減していくでしょう」
とお話しましたが、

はっきり言って(不動産の仲介業者さんが多すぎるように)
証券会社さんも多すぎると思います。

(そう遠くないうちに)
 半数くらいは淘汰されるでしょう。

ただ、証券会社 も
手をこまねいて見ているわけではありません。

証券会社 の重要な仕事に
3.アンダーライター業務(引き受け業務)があります。

(繰り返しになりますが)
株式は、証券取引所という
『いちば』で売買されますよね。

実はこの『いちば』には、
もうひとつ重要な役割があります。

(企業側から見ると)
『いちば』は、資金調達の場 でもあるのです。

例えば今、
業績好調の B社 があるとします。

この機に中国に進出して、
工場を建設したいと考えました。
(資金 が必要ですね・・)

そこで B社 は、
新たに株式を発行して、

あまたの人に買ってもらおう
= 資金調達を行おう とします。

しかし、B社が投資家の方に直接、
「はい、いちば にいらしてください。
 1株1,000円 ですよ!」
と販売するわけにはいきません。

そこで、
証券会社に 幹事 になってもらい、
100万株なら100万株を 引き受けてもらう
= 買い取ってもらう わけです。

証券会社は自らの責任で、
その100万株を販売するわけですね。
(ここでは、株式 を例にお話しましたが、
 社債なども同様です)

3.アンダーライター業務とは すなわち、
「リスクの引き受け手 になる」
 ということなのです・・。

(資本主義社会においては)
たいへん 重要な役割 です。

(余談ですが)

世界マーケットを相手にする大企業 は、
「共同主幹事」という形で、
国内証券会社 と 外資系の証券会社 を共に
指名することがあります。

(外資系の証券会社も指名することで)
海外の投資家 からも
「資金調達」を図る狙いがあるからです。
(なかなかグローバルでしょ・・)

また、独自の技術を持った
成長性の高い企業 を発掘し、
『いちば』へ登場させる
= 上場させる ことも

証券会社の役割のひとつです。

会社が上場するとは、
社会の 公器 になることであり、
「努力すれば報われるのだ」
ということの 具体例 でもあります。

それより何より、
私たち消費者の側から見ると、
『いちば』に登場した 企業 は、
投資対象となる一条件をクリアした、

と云えるのです。

なぜなら、『いちば』(証券取引所)こそが、
いつでもその会社を 時価 で売り買いできることを
担保してくれる「公器」なのですから・・。



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証券会社ものがたり パート2


こんにちは、カン・チュンド です。

皆さんは、
証券会社 と聞いてまず何を連想されますか?
「株(かぶ)を売っているところ」ですか?

まあ、そうですね。
株式を取り扱っているところ、
という意味では合っています。

しかし、証券会社さんは、
商品として自ら「株式」を保有しているわけではありません。

株式 を「売りたい人」と
「買いたい人」の間に入って、
売買を成立させる手助けをしているのです。

つまり、
仲買人(なかがいにん)Broker ですね。

仲介業者さん Brokerage company
と言った方がわかりやすいかもしれません。

証券会社さんは一日に、
それこそ何百件、何千件の
「仲介」を成立させているわけです。

(したがって)
その際、受け取る手数料の名目は
「仲介手数料」となります。

実務には、売買委託手数料 と呼ばれます。

さて、株式 を「売りたい人」と
「買いたい人」は、
港の近くで大声を張り上げて
取引 をしているわけではありません。

取引をする場所は
「証券取引所」に限られます。 

私たちは 証券取引所 という『いちば』を通じて、
株式を売ったり、買ったりするわけです。

(その際【橋渡し役】となるのが
 証券会社 というわけです・・)

さて、今お話した 証券会社の仲介業務 のことを、
1.ブローカー業務(委託売買業務)といいます。

「じゃあ、証券会社さんは、
取引所で自ら株式 を売ったり買ったりはしないの?」
と思われるかもしれません。

もちろん、そういうこともしています。

これが、
2.ディーリング業務(自己売買業務)と呼ばれるものです。

証券会社が自分のお金を使って、
自らの判断で株式などを売買するのです。
(つまり 証券会社も、投資家のひとりとして
『いちば』に参加しているのです・・)

さて、話を元に戻しますが、
ブローカー業務 に関して言うと、

「売買委託手数料・自由化」の
インパクトがどれほど大きいか、
ご理解いただけますでしょうか?

アメリカ では 1975年に、
株式の 売買委託手数料 が自由化されました。

日本では 99年の10月からですね。
(ん? ついこの間のことです・・)

売買委託手数料の自由化 → 手数料の価格競争 は、
証券会社の「収益構造」を直接揺さぶります。

読者の皆さんはおわかりと思いますが、
証券会社にとっては、

私たち消費者が株式を売り買いすればするほど、
「収益」が増えるわけです。

逆に『長期保有』されると(正直な話)
あまり儲からないんですね・・。

■「株式 とは、短期で利益を確定させるもの」
  と思っておられる方は、その是非はともかく、

「自分の行動は、証券会社の利益に叶っているのだ」
 ということを自覚されるべきです。

うがった見方をすれば、
短期売買 という強固なトレンドを、
(その是非はともかく)

証券会社自身 が作り上げてきたことは
否めないとわたしは思います。


(これは、定期保険よりも 終身保険 を売りたいがために、
 定期保険のことを「掛け捨て」と命名した
 生保会社の戦略に通じるところがあります・・)

これはわたしの予想ですが、
情報社会が進展するにつれ、

「仲介業」としての証券会社の 付加価値 は
限りなく逓減していくでしょう。

極論を言うと、一定のしくみのもと、
わたしたちが『いちば』で直接
株式 を売買できるようになれば、

仲介業者 は
要らなくなる可能性さえあるのです・・。

ですから、証券会社 はもはや
ブローカー業務 にこだわる必要はない、
ということなのです。

例えば、現在は株式売買の 付録サービス として
位置付けられている『アナリストレポート』ですが、

証券アナリストの「レポートのみ」を販売する
証券会社 があってもいいわけです。

現在は、売買してもらうことに
「利益の源泉」があるため、

アナリストレポートもそれに反した記述がしにくい、
という面があるのは当然でしょう。

証券アナリストによる
アナライズ(企業分析)サービスは、
本来 中立的な立場 からなされてこそ、
その価値を最大化できるはずなのです。



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証券会社ものがたり


こんにちは、カン・チュンド です。

皆さん、よろしいでしょうか・・。
いつものように
『頭の中を真っ白』にしてみましょう。

一般に 証券会社 とは、
有価証券 を取り扱う会社のことです。

【有価証券】とは、
資産 を保有する ひとつのカタチ なのです。
見た目は「紙切れ」にすぎません・・。

さあ(いきなり)タイムスリップしますよー。


< 18世紀初頭 の ニューヨークです >

この港町には、
さまざまな物資 が集積しています。

農作物、畜産物、石炭、麻、工芸品から、
木材、貴金属、書物 まで、
ありとあらゆる モノ が行き交う
「交易地」なのですね。

そこには当然、さまざまなヒト が集まり、
それぞれの立場で「取引」を行っています。

例えば、
綿(コットン)を100kg取引するのに、
綿(コットン)の 現物 を 港 の近くに並べて、
その場で 現金 を受け取ろうとするのはたいへんです。

そこで、
綿(コットン)を100kg取引する権利を
【紙片】にしたためて、
それを(港の近くの)交易所 に並べてみました。

現物 をいちいち確認する代わりに、
この【紙片】によって権利の保有者を確認し、
お金のやり取りが行われるようになります。

(もちろん、銀行 という「決済機能」を通じて・・)


ここでのポイントは、
この【紙片】が、
交易所(取引所)の お墨付き をもらい、

ある種の【信用】が
付与されるようになるということです。

この 紙片 こそが、
【有価証券】の 原型 なのです。
価値を持った「紙切れ」ですね・・。

また、取引するモノを運ぶ 船舶 に
万一のことがあった場合のために、
「保険」という リスクシェア の発想も生まれました。

【保険証券】とは、
「リスクシェアのしくみに加入していますよ」
という 証明書 なのです。

お金を貸す、借りる といったことにも、
【債券】という 紙切れ が普及し始めました。

あるいは、会社を所有するということも、
「株式」という 証書 によって
認識されるようになりました。

こうして、交易所(取引所)において、
証券自体 が売り買いされるようになったのです・・。

このように、【有価証券】とは、
資産そのものを代替するものであり、

それは、今日の「信用経済」の
礎(いしずえ)となっています。

ちなみに、ニューヨークという港近くの「交易所」が、
現在の ニューヨーク証券取引所 の起源であり、

当時、豚 や 牛 の『現物取引』を行っていた際、
方々に散らばる動物 を隔離するために
設けられた 壁(ウォール)が、
今日の ウォール街 の発祥なのです。



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カン・チュンドさんは どうして金融商品を販売しないのですか?


んー、いいご質問ですね(笑)

(答えは)
おそらくわたしが不器用だからでしょう・・。

皆さんは絵を描くときに
【好きな色】を使いたいですよね。

(実は)運用の設計図 について
アドバイスするとは、

お客様にふさわしい
【絵】(ポートフォリオ)を描くことを
お手伝いすることです。

(例えば 仮に)
わたしがA証券の
「仲介業」を営んでいるとしましょう。

山田さんというお客様は今、
【絵】(ポートフォリオ)を描いています。

「よーし、あと「黄緑色」の絵の具を塗れば、
設計図 はほぼ完成だ・・」という段階まで来ました。

(当然)わたしは A証券 が扱っているファンドの中から
「黄緑色」の 絵の具 を探しますよね。

が、もしA証券で「黄緑色」のファンドを
取り扱っていないとしたら・・。

(そうです、)そのファンドについては
別の販売会社で購入してもらう必要があります。
もどかしさを感じるワタシ・・。

運用の設計図作りをお手伝いすることが、
わたしの「ファイナンシャルプランナー像」ですから、

ポートフォリオ設計をサポートし、
最終的に 金融商品の購入 に至るまで
お手伝いができれば、

(わたしにとっては)それが
「トータルサポート」となるはずです。

(以外に思われるかもしれませんが)
わたしは 金融商品の販売・仲介を行うか、
行わないか にこだわっているわけではありません。

■ わたしがこだわっているのは、
ほんとうは「黄緑色」の絵の具なのに、

金融商品の販売・仲介側の 論理 で、
「黄色」の絵の具 を勧めたりしてしまわないか・・
という点です。


わたしがいちばん嫌いな言葉。

「えーっと、そこには
このファンドを はめ込んでおけばいいよ・・」

(まさに、金融商品の販売・仲介側の 論理 ですね)

ところで、
皆さんはこんなこと 感じたことはないですか?

【個別株式】なら、どの証券会社でも
(また証券仲介業を営むどの銀行でも)
同じ商品(株式)を
購入することができますよね。

ところが【投資信託】という商品は、
販売会社 によって
「取り扱うファンド」が異なるのです。

そうです、
日本では、あらゆるファンドを取り揃えた
「デパート型の」ファンド販売会社が
未だ存在しないのです。

これってたいへん理不尽な状況です。

わたしがもしアメリカ在住のFPなら、
チャールズ・シュワブ のような証券会社と
仲介業の契約を結びたいですね。
 
チャールズ・シュワブは(自身は)
ブローカー業務(仲介業務)に特化し、
多くのアドバイザー
(FP・会計士など)を登録させています。

この会社のビジネスモデルは、
「まず最初にアドバイスありき、」で

分散投資に留意する
資産運用をポートフォリオで捉える
長期にわたって投資に取り組む
ことを「普通に」謳っています。

合理的な運用を行うため、
専門家にアドバイスを求めましょう、

その上で金融商品を購入する
【窓口】としてはウチを選んでね、
という「戦略」なのです。

扱っている投資信託も多岐にわたっています。
(申込み手数料がかからない
「ノー・ロード型ファンド」を前面に押し出しています)

ポイントは、
「あらゆる運用会社のファンドが網羅されている」
というところなのです。



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カン・チュンド さんに質問です

では、カン・チュンドさんに質問です。

(あっ はい、どうぞ・・苦笑)
・アドバイザーとして、あなたの投資哲学は何ですか?
んー、夜ぐっすり眠れる資産運用 です(笑)

無理なく始められて、
無理なく続けられる運用ですね。

最初の準備、つまり、「運用の設計図」を
描くまでにいちばん時間をかけましょう。

あとは、「運用の設計図」に従って
金融商品を購入するだけ・・。

その後は?
その後は お仕事、趣味の時間、
恋人との楽しいひとときに「優先順位」をおいてください。

「運用の設計図」は 半年~1年に一度、
2時間程度かけて バランス調整 すればよいのです・・。

その後は?
また お仕事、趣味の時間、
ご夫婦の楽しいひとときに「優先順位」をおいてください(笑)
(それが 何度も何度も繰り返されるのです・・)

夜ぐっすり眠れる資産運用 ですが、
具体的には、
リターンを求めるだけでなく
「リスクの管理」に重きをおきます。

(何が起こるか分からないのが 世の中 ですから・・。
 とにかく「守り」が第一です)

リスク を最小化させるために
相性のよい資産を「組み合わせる」のです・・。

そして、運用を行う「時間スパン」ですが、
これは あなたの人生時間が 基軸 となるべきでしょう。

また、「運用手法」としては
市場の 平均収益 に連動することを目指す
「インデックス運用」を採用します。

(マーケットの上がり下がりは、
 広い心で受け入れましょう・・)

インデックス運用 =「いちば」投資 は、
「いちば」の成長を大枠で捉えますから、

いちばん合理的で
かつ成功する可能性が高い 投資手法 です。
(何も足さない、何も引かない・・笑)

また、今後の 潜在成長力 を考えれば、
日本よりも 日本以外の国々に
投資するウェイトを高くするべきでしょう。

・なぜこの仕事をしているのか?
30代、40代のビジネスパーソンに、
「夜ぐっすり眠れる資産運用」を啓蒙するためです(笑)

・金融商品を販売することでお金を得ているか?
 いいえ、得ていません。

フリーな立場、客観的に分析できる立場 を
固持したいからです。


・得意分野は何か?

先ほどお話しした、
市場の 平均収益 に連動する
「インデックス・ファンド」を
お客様のために選び出すことです。

内外400を超える
インデックス・ファンドの中から(含むETF)、

お客様の要望をお伺いし、
ベストの選択肢を提示させていただくことが
わたしの仕事 だと思っています。

また、どの「国」 どの「地域」の
いちば を選択すべきかという、
未来を概観する力も 日々養っています(笑)

・最後に、なぜ、この商品は わたしの投資目的に
 合っていると思うのですか?

 んー、合っているとは断言できません・・。
 (残念ながら)
(あくまで最終判断をされるのは お客様 ですから)

 皆さま、素敵な週末をお過ごしください。



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中国と台湾はやがてひとつに?(未来は大胆に予測しないといけません)


こんにちは、カン・チュンド です。

昔からよく 資産三分法 と言われますね。

ユダヤ教の聖典「タルムード」には、
「富は常に三分法で保有すべし。すなわち1/3を土地に、
1/3を商品に、残る1/3を現金で・・」

と記されています。

現代版 資産三分法 では、

「富は常に3分法で保有すべし。すなわち1/3を債券に、
1/3を株式に、残る1/3も株式で・・」
になるのではないでしょうか・・。

この場合、「株式」の正確な意味は、
日本の株式 プラス 世界の株式 です。

(株式 の中には)マーケットに上場する
不動産投資信託 も含まれます。

(商品ファンド もマーケットに上場していれば、
もちろん含まれます・・)

では 次の命題 は、

株式 という資産の中で、
どの国・地域を「いちば」として選択していくのか・・
ということになりますね。

つまり、
株式 という資産の中でも、
また「配分」があるわけです・・。

この部分が ↑(言ってみれば)
わたしの専門分野 です(笑)

この点については、

■ 今後、潜在成長性が高い国・地域 に投資する
  という「原則」のもと、

晋陽FP事務所では、
中国、そしてアジア地域 を
投資する「いちば」として
ピックアップ すべきと考えます。


ただし、上記選択は
海外に投資するリスクを引き受けた上、

新興国群 というジェットコースターのような
「不安定さ」を享受できる
時間の余裕、心の余裕 がある場合に限られます。
(念のため・・)

わたし個人のポートフォリオは、
(ここだけの話ですが 笑)

中国という「いちば」に
投資する割合が高くなっています。
(↑これって、かなりのハイリスク型
 資産配分なので、ご注意を・・)

さらに 次の命題 として、

■ 中国という「いちば」をどう定義するのか・・?
  という 問題 がありますね。

(この命題の 答え は
 1/29、2/5日のセミナーでくわしく解説します)

ここでは
「ひとつの定義」についてのみ申し上げますが、

⇒ わたしはこのたび
  台湾の「いちば」にも投資することにしました。

それは、
■ 台湾の「いちば」も広く
  中国の「いちば」に含まれると規定するからです。

歴史 を振り返れば、
台湾の人々はほとんどが
中国から来た人たちであり、

実際、上海に単身赴任している台湾の人は、
ビジネスパートナーである中国の人と
「北京語」で話し合っています。
(広東料理 に舌鼓を打ちながら?)

台湾 と 中国 は
政治の「冷たさ」とは裏腹に、
(経済では)「相互依存」の道 を
ひた走っているのです・・。

わたしは 大陸中国 と 台湾 が
緩やかな【連邦制】を採る可能性が 大 と考えています。
(いつになるかは定かではありませんが・・)

今、香港企業 に投資することは、
ニアリーイコール 中国企業 に投資すること です。

それと同じような「化学反応」を起こしながら、
大陸中国 と 台湾 は緊密化していくと考えます。

当面の焦点は、
2008年に行われる北京五輪、
そして、台湾の 総統選挙 でしょう・・。



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