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2006年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2006年12月

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わが愛しのETF チャイナ・トラッカーファンド(序章)


こんにちは、カン・チュンド です。

わたしがはじめて
久保田早紀の「異邦人」を聴いたのは
小学校5年の冬でした。

今でも時々この歌を口ずさみます。

(インドにいた時は、
しょっちゅう歌っていました・・笑)

ひとつの歌が オマージュ となって、
いろいろな出来事、
思いを想起させてくれるなんてこと、
あなたには ないですか?

(あっ、そうそう、
わたしは資産運用アドバイザーでしたね)

わたしの
インデックス運用アドバイザーとしての
キャリアに、大きな影響を与えているのが、

(実は)MSCIチャイナ・トラッカーファンド です。
iShares MSCI China Tracker Fund

このETF、2001年の11月28日に
香港市場に上場しました。
(そうです、今日が5周年なのです)

わたしは以前から
ETFという「道具」に興味を持ち、
もっと以前から
中国という 潜在成長国 に興味がありましたから、

このETFの登場に、
大きな関心を寄せていたのです。

ちょうど5年前の今日、
わたしは CNBC ASIA というケーブルテレビを観ていました。

その中の
Market Watch という番組の中で、
この MSCIチャイナ・トラッカーファンド の上場が
嬉々として伝えられていたことを憶えています。

なぜ、わたしがこれほど
このファンドに期待を寄せていたのか?

それは
中国の株式市場という
【いちば】が(まさに)成長期 を迎え、

その【いちば】を 端的に捉える
インデックス・ファンドが
ようやく登場したからです。

わたしはその時、
大きく羽ばたこうとしている
【いちば】に投資できる 運の良さを
ひしひしと感じていたのです・・。


(話はがらりと変わりますが、)

皆さん、
日経平均株価 ってご存知ですよね?

日本で一番大きな【いちば】、
東京証券取引所第1部の中から、

優良銘柄225社を選んで
指数を構成している「物差し」です。

(文字通り)日本でいちばん有名な
【いちばの平均値】です。

この 日経平均株価の歴史 を辿れば、

日本の【いちば】が
どれだけダイナミックに発展してきたかを
垣間見ることができます。

実は、日経平均株価 という
【いちばの平均値】は、

その所有者が
変遷してきた経緯があります・・。

第2次世界大戦 が終わり、
日本の株式市場が復活したのが
昭和24年の12月でした。

当時の日経平均株価の編者は、
東京証券取引所 にあり、
【東証平均株価】と呼ばれていました。

昭和24年 12月1日の
【東証平均株価】終値は・・
125.62 でした。

ちなみに、
2006年11月27日の
日経平均株価 終値は 15,885.38 です。

(2000年の 30銘柄入れ替えなどで
不連続性が発生してしまっていますが、
それでも)

◆ この57年で 約126倍 になっています・・。

日本の高度経済成長がいかに
すさまじかったかを物語っていますね。

また【いちばの平均値】とは、
時代を映す 鏡 でもあります。

日経平均プロフィル という
サイトをご覧いただくと、

【いちばの平均値】の大きな起伏を
確認することができます。

1959年12月1日

日経平均株価 終値
973.65

1969年12月1日

日経平均株価 終値
2,251.37

1979年12月1日

日経平均株価 終値
6,474.06

1989年12月1日

日経平均株価 終値
37,132.68

1999年12月1日

日経平均株価 終値
18,495.95

(んー、やはり
バブルで【いちば】が
膨張していたのが分かりますね・・)

その他に、

◆ 経済成長の「黎明期」に
【いちばの平均値】がいちばん成長している

◆(バブル発生もあり)
経済成長の「成熟期」でも
【いちばの平均値】が大きく伸びている
ことが分かります。

さて、ここからが
今日のお話の【本題】ですよ(笑)

日経平均株価 という
【いちばの平均値】を構成する 会社 は、
この57年間、ずっと同じだったのでしょうか?

答え) NO.

日経平均株価 =【いちばの平均値】
そのものは 大きく成長していますが、
その中身は(実は)大きく入れ替わっているのです。

なぜなら、
企業には【寿命】というものがありますし、

寿命が尽きる前でも、
株式市場という【いちば】から
「退場」させられたりします。

また、新しい企業も
次々と【いちば】に「入場」してきます。

そうです、
【いちばの平均値】を構成する 企業群 は
 変遷 していくものなのです・・。

ちょっと
日経平均株価 銘柄変更履歴」を
クリックしてみてください。

どうですか。

1970年以降だけでも
いちばを構成する会社が
大きく入れ替わっているのが分かりますね。

(名前も聞いたことがないような会社が
随分あるのではないでしょうか・・。

逆によく名前を知っている会社でも、
実は 新しく【いちば】に
入場してきた会社だったりします・・)

この36年間だけでも、
たくさんの会社が【いちば】から去り、
また たくさんの会社が
【いちば】に登場してきました。

海の向こう、
アメリカのダウ工業株30種平均 は、

1896年5月に
40.94ドル でスタートしていますが、
(ナント、今の 293分の1です!)

今でも30社の中に名を連ねているのは、
GE(ゼネラル・エレクトリック)
ただ1社です。

ここで ひとつ教訓。

企業という「生き物」は、
栄えては衰え、
時代の中で移ろいゆくものですが、

【いちば】という「生き物」は
その中身を巧みに入れ替えながら、

貪欲に変化し、
成長し続ける 生き物 なのです・・。



 ● マネーの缶詰めスクール
トウシとの初恋を成就させる 黄金ルール17

    12月3日(日)10:00 ~ 17:00
    大阪産業創造館 6F 会議室D

~ あなたは幸せに 投資と出会えていますか?~



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【信託報酬】をディープに理解すれば・・


こんにちは、カン・チュンド です。

今日は 手数料 のお話です。

手数料(コスト)とは、
払う側にとっては 費用 ですが
もらう側にとっては 利益 となります。

したがって、商品・サービスの提供者は
「手数料を いかに払ってもらいやすくするか・・」
に心を砕きます(笑)

投資信託の 信託報酬 など
その典型ですね。

例)Aファンドを保有している
  あなた宛に「請求書」が届きました。

「Aファンド保有者の皆さま。
第8期(03年1/1~12/31)の 信託報酬 を請求いたします。

請求額 7,235円
恐れ入りますが、
お振込みは○○銀行○○支店 口座番号○○○○ へ」

という文章など、
あなたは見たいですか?(笑)
(見たくもないし、払いたくもないですね・・)

そこで、ファンドの運用会社は考えました。

「んー、あれだな。一年に一度、
 信託報酬 を請求するのはよろしくない。

(そこそこの金額になってしまうし・・)
 もっと細かく分けて請求させていただこう・・」

「部長、いっそのこと、
 ファンドの純資産額から 日割りで
 計算するっていうのはどうですか?」

「なに!? あっ、なるほど・・。
 しかし君、どうやって徴収するのかね?」

「ここだけの話、
 私たちが(毎日毎日)
 純資産額から差し引いて、
 徴収 してしまえばいいんですよ」

「ふむ。それはいい考えだ!」

つまり、
信託報酬 というコストの不思議なところは

■ 手数料 を受け取る側が(自ら)計算して
 (自ら)徴収 までやってしまう
  ということです。

ファンド保有者には
「わたし、手数料 を支払っているんだ」
という 意識 がほとんど芽生えません。

(一方、運用会社には)

ファンドの値段が上がろうが下がろうが
コンスタントに 利益 が入ってきます。
(金額は違ってきますが・・)

 <だいじな基本 >

■ 手数料 とは(運用者にとっては)
確実なマイナスリターン なのですね。

私たちは「プラスのリターン」を
求めて 運用 を行いますが、
未来のリターンは所詮 不確実 です。

不確実なもの を求める中で、
「確実な出費」がどれほどのインパクトを
持つか、皆さんイメージできますか?

皆さんの「運用の設計図」
(ポートフォリオ)を維持するために
より多くの 手数料 がかかれば、

(それだけ)皆さんのリターン(収益)は
目減り するのです。

皆さんが万一、

・手数料 をたくさん払えば、
 将来のリターン もよくなるのでは?

と希望観測的に思っておられたら、
それは単に「間違い」です(笑)

■ 手数料の多寡 と、
リターン との間には、なんの因果関係もありません。

私たちは(そもそも)

ある「不確実なもの」を得るために、
財布の中からお金を出しすぎではないでしょうか?

手数料 とは、
運用者 と 金融機関 の「パイの奪い合い」なのです。
(真剣勝負 です・・)

向こう(金融機関)が
戦略 を練っているのなら、
こちらも「理論武装」する必要があります・・。

  【わたしの考え 投資新説

全4ページにわたる「投資の新しい発想法」です。



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ポ運用で インフレ率 + 5~7% の収益を目指しましょう


こんにちは、カン・チュンド です。

わたしは忙しくなると(気分転換に)
頭の中で 旅 をします(笑)

「もしあなたに
10日間の時間とお金があったら どこへ行きたいですか?」

現在のわたしなら・・、
クロアチア です。
アドリア海に面した
ドブロブニク へ行きたい・・。

白い壁にオレンジ色の屋根。
青い海に どこまでも続く空・・。

一説によると 魔女の宅急便 や 紅の豚 の
モデルとなった場所は ドブロブニク とか・・。

もしあなたが望むのなら、
南極ツアー にだって行けます。

2006年現在、地理的に言うと、
もはや フロンティア(未開の地)は存在しないのですね。

(もちろん【経済的な話】でいうと、
中国・インド といった フロンティア が残されていますが・・)

先日、
お金に縛られない「ライフ」を目指す、

つまり、資産形成 を成し遂げることで、
お金以外の【人生の意味】を見出していただきたいのです。
とお話しました。

これからの時代は、

◆ 自分の中に
【内なるフロンティア】を見出す必要があります。
(答えは自分の中で見つけてくださいよ・・)

そのための「土台」(インフラ)となるのが
経済的な自立 なのです。

(その 経済的な自立 のために
わたしがお勧めしているのが 国際分散投資・・)

世界に飛び出し、
異なった資産に分けて投資をする なんて、

まあ 友達どうしでしゃべっても
あまり盛り上がらないトピックでしょう・・(たぶん)

日本の個別株に投資している 友人Aさんが
儲かっている時に、

あなたのポートフォリオ(資産の集合体)は
マイナスの成績 になっているかもしれません。

ましてあなたのポートフォリオは、
100メートル競走のように
結果がすぐにわかる運用法ではありません。

(どちらかというと 100キロのマラソンですから・・笑)

またあなたの資産運用は
たとえ大きなプラスになったとしても、
(はっきり言って)
面白みというか、ドラマ性に欠けるのです。

でも よいではありませんか・・。
< ドラマ は人生のほかの場面で求めましょう・・>
(身も蓋もないのですが)

わたしが推奨する
【ポートフォリオ運用】をコツコツ続けていくことは
この日本では 勇気 がいることなのです。

でも、よ~く考えてみてください。
わたしもあなたも、そして
職場の同僚の方も、高校時代からのお友だちも、

個別株で売り買いをしているBさんも、
大学院を出た優秀なCさんも、

資産形成するための
入り口の 入り口である、
「ファイナンス理論」の授業なんて
正規 に受けたことがないのです。

ましてや 学校 と呼ばれるところで
私たちは【お金に関する勉強】を
いっさいしてこなかったのです。

(というか、出来なかった・・)

つまり 私たちは
投資 に関して「ほんとうは何が大切なのか」を
分からずにいるのです。
(手探りの状態・・)


実は 資産運用に関わる人たちも、
(例えば 証券会社の人たちも)

「ほんとうは何が大切なのか」を分からず、
とりあえず チャート片手に
銘柄 を推奨しているだけなのです。

現代ポートフォリオ理論 を↑
 理解している人が何人いるでしょうか?)

まず、【私たちは何も知らないのだ】
という謙虚な気持ちを持たなければなりません。

わたしの場合、8年前に真っ白な状態で
「投資」と出会い、

「資産運用とは、個人の感性や 才能 で行なうものではなく、
科学的なアプローチ を用いて行う 実学 そのものなのだ」
と気付きました。

ですのでわたしは
「ほんとうに大切なもの」は、

◆ どの金融商品を選ぶかではなく、
どのように金融商品を組み合わせるのかということ。
と言い切ることができます。


ちょっと「具体例」を挙げさせてください。
現在、50代後半でリタイアされた方の
ポートフォリオ管理をお手伝いしています。

毎年、ポートフォリオから 3% のご資産を
引き出しながら、運用を続けておられます。

この4年間で
マイナスの収益の年が1度ありました。

「えっー、カンさん。
たった4年で マイナスの年があるの!?」

はい、【ポートフォリオ運用】では
大いにあり得ることです。

このお客様の 結果収益 は
(今のところ)年率4% です。
◆ もちろん、毎年の収益は異なります!

ただし、毎年 3% の引き出しをして、
年4% ですから、
【ポートフォリオ自体】の収益は 7% になりますね。

(シンプルに申し上げると)

世界に飛び出し、
異なった資産に分けて投資をされることで、
インフレ率 + 5~7% の 収益獲得
十分可能 なのです。

それも(ここが大事なのですが)
【ポートフォリオ自体】の価格変動(リスク)を
(魔法がかかったように)小さく、小さく抑えながらです。

あなたは旅が好きですか?
資産運用 とは、
世界にお金を蒔いて歩く 旅 なのです・・。


来週の週末、東京 に滞在いたします。
【ポートフォリオ運用】にご興味がある方は、
ぜひご相談くださいませ。

  出張・お試しコンサルティング 募集中! 
お試しコンサルティングの詳細 & お申し込みは【こちら
  あっ、皆さん 素敵な週末を・・。



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【ポートフォリオ創作教室 in 大阪】のご案内


こんにちは、カン・チュンド です。

(突然ですが)
あなたは朝、「パン派」ですか、
それとも「ごはん派」ですか?

(わたしは結婚して「パン派」になりました・・)

食事でも ファッションでも、
ご自分の【スタイル】というものがあると思います。

資産運用においても「独自の考え方」

つまり、
運用を行っていく上での“軸”のようなものがあれば、
投資という作業は、ずいぶん 楽 になるはずですね。

ところが(実際には)多くの方が、
この【投資スタイル】を確立できずにいます。

例えば、
あなたが資産運用を始めた時のことを
思い出してみてください。

とりあえず、
自身がいちばん必要性を感じている
「金融商品」を購入していませんでしたか?

(図星デス?)

そのあと、時々の「流れ」に応じて、
2番手、3番手の「金融商品」を選択していった・・。

(やっぱり?)

つまり「過去」から眺めてみると、

あなたは【点と線】で
運用という作業 を行っているわけです。

すると(どういうことが起こるかというと)

とりあえず今持っている A金融商品 は
いつまで保有し続けるのか・・?

あるいは B金融商品の一部 を、
今度「新発売」される C金融商品 と入れ換えるのか、
入れ換えないのか?

というような
【選択の機会】に悩まされる病 に
かかってしまうのです。
(ホントです)


マネーの缶詰めスクール では、
資産運用 を【面】で捉えています。

あの パーツ(金融商品)を何%・・、
この パーツ は何%・・というように、

ひとつひとつの 金融商品 を
まるで「パズル」のように組み合わせて
【運用の設計図】という 模型 を作っていきます。

(はっきり言ってしまうと)

例えば D金融商品 そのものが、
ミドルリスク・ローリターン であっても、

【設計図】にとって必要、かつ意味があるならば、
組み入れてしまうのです。

つまり、ひとつひとつの金融商品 は
「パーツ」に過ぎない・・。

これが【ポートフォリオ運用】の考え方 です。

もし皆さんがこの先も、
【点と線】の運用 を続けていったらどうでしょう?

その時々で、
金融商品の【取捨選択】を繰り返さなければなりません。

「悩んだり」「喜んだり」
「ちょっと投げやりになったり」「有頂天になったり」、

まさに、
喜怒哀楽のオンパレード が続くでしょう。

(何より【長期的な利益】はどうなるのですか?)


さて、第6回 マネーの缶詰めスクール
【ポートフォリオ創作教室】は、
11月19日 大阪 にて開催いたします。

この講座は、参加者の皆さんに
事前に「マネーデータ」をご用意いただき、

セミナー当日
「世界にたったひとつしかないポートフォリオ」を
作っていただく【実践型の勉強会】です。

(もちろん最後に
 ポートフォリオを発表していただきます・・)


この【勉強会】に参加されることであなたは、

■ リスク軽減 の威力を実感されます。

(具体的には「相性のよい資産」を併せて保有することで、
ポートフォリオのリスク、標準偏差 が
数字として大きく減少することを確認されます・・)

■ 投資のやり方が、
  圧倒的にシンプル かつ 合理的になります。

(投資スタイルとして「いちば」投資
(インデックス運用)を採用するためです・・)

■ 資産運用の管理が 恐ろしく簡単になります。

(運用を「円グラフ」として捉えるため、
あなたがしなければならないのは 半年ないし
1年に1度の 資産配分調整(リ・バランス)のみです・・)

【あとは、何もしなくてよいのです・・】

もう、株価の動き を気にしたり、
為替の上下 に気を揉んだりすることはありません。

■ あなたが「投資」に割かずにすむ時間は
お仕事や趣味や、大切な人との時に充ててください・・。

それが、
【ポートフォリオ運用】の 醍醐味 なのです。


「ポートフォリオ創作教室」の詳細は【こちら】からご覧ください。

 要するに、
「最初だけ手間ヒマかけて創ればよいのです」(笑)

では皆さん、
素敵な週末をお過ごしくださいませ。



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| ポートフォリオ運用 | 14:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゾウの時間、ネズミの時間


こんにちは、カン・チュンド です。

確か 中公新書 で、
このような題名の書物があったと思います。

金融機関というところは、
「ネズミの時間」を持ちがちです。

新しいテーマ、新しい商品 を
どんどん顧客に紹介していく・・。

もちろん、金融機関は 営利企業 ですから、
半期ごとに「利益」を公表しなければなりません。

緊張感とプレッシャーの中、
彼らはあわただしく動き回り、心臓は早く脈打ちます。

一方、消費者(お金を育てる人)は、
ネズミと同じような時間 を持つ必要はありません。

私たちは 営利企業 ではありませんから、
半期ごとに 決算 を発表する必要がありません。

(上司の顔色を伺うこともないわけです・・笑)

長期にわたる(10年、15年~)運用を、
あくまで自分たちのペースで行えばよいのです。

その歩みはゆっくり堅実で、
心臓も(文字通り)ゆっくり脈打ちます。

(まさしく「ゾウの時間」なのです・・) 


運用のエッセンス とは(実は)単純明快 で
その心は、長期保有分散投資 です。

いろんなところで浮気をしても、
ほかの料理をつまみ食いしても、
結局はこの【原則】に戻ってきます。 

(まるで、ブーメランのようです!)

企業年金 や
富裕層を対象にしたプライベートバンクなどは
ずっと昔から
この【原則】を行ってきたのですが、

つい最近まで その情報・ノウハウは
独占されていました。

しかし、Thank God!

IT社会の進展によって、
わたしやあなたのような「ふつうの消費者」に、
それらの情報・ノウハウが降りてきたのです・・。

「お金を育てる」という作業において、
長期保有と分散投資 という
ノウハウを使用する点において、

■ 私たちと、
プロと呼ばれる機関投資家の間には
プラスもマイナスも(実は)存在しません。

むしろ、

「ネズミの時間」を持ちがちなプロの運用者より、
「ゾウの時間」を持ち得る私たちの方が、
有利な状況に在るのではないでしょうか・・。

ちなみに、本の中では
「ゾウもネズミも、一生に脈打つ心臓の回数は同じである」
ということが、書かれています。


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~ あなたは幸せに 投資と出会えていますか?~

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    【トウシとの初恋を成就させる 黄金ルール17
     12月3日(日)大阪産業創造館
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世界でふたつ目の インド株式ETF です


こんにちは、カン・チュンド です。

11月2日 香港マーケットに
iShares BSE SENSEX India Tracker(ETF)が上場しました。
(銘柄コードは 2836)

シンガポール市場に上場する
IS MSCI India 100 に続いて
ふたつ目の インド株式ETF となります。

SENSEX India Tracker は 香港ドル建てです。
最低売買単位は 200口 となっています。
(ファンド維持コストは 0.99%)

香港の投資家にも
かなり高い関心をもって迎えられたようです。

 香港BOOM証券に「口座」を開けば、
 香港市場、アメリカ市場等に上場する
 すべてのETFに投資することが可能になります。

 香港BOOM証券口座開設サポートの詳細は【こちら】へどうぞ。

    


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