fc2ブログ

2007年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年04月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

シンプルさの中に、物事の本質が隠されている・・


こんにちは、カン・チュンド です。

先日【お試しコンサルティング】をお受けいただいた、
愛知県の Y・F さん からお便りをいただきました。

ご本人の承諾を得て、掲載させていただきます。

> ■【お試しコンサルティング】の全体的なご感想。

シンプルな運用姿勢というものを、
改めて感じられた気がします。

カンさんの意見を伺ってみようと思ったのも、
シンプルさを提唱されているところにありました。

これからも、いろいろと資産運用や経済についての
勉強を続けていくつもりです。

そしてそれは、とても複雑なことを
勉強していくことになります。

でもそれは、複雑怪奇な 経済・金融の世界や、
多種多様な資産運用方法を解析し、
それに付き合うためではありません。

逆説的に聞こえると思われますが、

シンプルなものをより強固に、
ぶれない確実なものにするために、
複雑なものを継続的に消化していくことが
必要と考えてます。

シンプルなことを、
単に聞いたまま復唱するだけでは、
わかっている気になっている、
お経を唱えているようなものです。

お経に込められている本当の意味が、
複雑な仏の精神世界を追求していくことでつかめていくのと
似ている感じです。

その意味で、
カンさんの意見に見え隠れしている、
シンプルで 確固たるコンセプト を感じることができ、
コンサルティングは自分にとって有益だったと思います。


> ■ サービスのよかった点、悪かった点。

ゆっくりとしたリズムで話していただきましたが、
性格としてせっかちな方で、人の意見を聞くときは
早口にしてもらって、まとめていただいた方が、
いち早く全体像をつかめる方です。

時間制限のコンサルティングだったこともあり、
自分のような性格の者には、早口でしゃべっていた方が、
よりうれしかった感覚は残りましたが・・。


Y・F さん、ありがとうございました。

わたくしの言葉のスピードが遅すぎたようで、
ご迷惑をお掛けし申し訳ございません・・。
(以後、気を付けるように致します)

それにしても、
物事の本質は シンプルさ の中に隠されていると、
つくづく思います。



関連記事

| お客様からのお便り | 17:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

4/14 【スタンダードコース in 大阪】 です


こんにちは、カン・チュンド です。

(突然ですが、)
皆さんがサービス提供者を選ばれるように、
わたくしも お客様 を選びます。

4/14 に開催します「スタンダードコース」は、
自分の人生を切り開くため
真摯に 資産運用 を学ぼうとする方に
お受けいただきたいと思っています。

従いまして、

■ 個別株、FXなどで売り買いを繰り返すことを
  投資とお考えの方
■ 目先の利益のみを追求される方
■ とにかく儲かる金融商品を教えて欲しい

という方の参加はご遠慮いただいています。

ズバリ【動かない投資】を学んでいただくことが、
この勉強会の目的ですので・・。

(ちょうど 2月の末からの1週間がそうでしたが、)
■ 資産運用 とは、短期では【驚きの連続】です・・。

しかし、長期では(何と云いますか)
【驚かないことの連続】なのです・・(笑)

マーケットがくしゃみをしたり、
風邪をひいたりするたびに、
いちいち【動く】=「投資の方針」を変えてしまう方は、

自分が【いちば】の主人公なんだと、
勘違いされているのではないでしょうか・・。

【いちば】とは、
恐怖と欲望が渦巻く「舞台」であり、

一介の個人の推量など、
大風の中の 塵の如く です・・。

(ここ、重要なのですが)

■ 長期運用 においては、
じ~っとガマンしていることが
【最良の選択】である場合が多いのです。

じゃあ、トヨタの株と
個人向け国債を買って、
じ~っとしていればいいのかというと、
そうではありません。

【投資のやり方】を吟味して、
それを決定する必要があるのです。

それを、
このスタンダードコースではお話いたします。

また、これからの時代、
人生の出費 に【優先順位】をつけることは
必須と考えます。

例えば、マイホーム VS 賃貸 のところで、
こんなふうに議論してみるつもりです。

あなたは、
■ 賃貸に住んで 金融資産 を保有しますか?

それとも
■(金融資産よりも)借金 をして
  不動産 という資産を保有することを優先されますか?

また、
金融機関が課す【手数料】には
どのような意味合いがあるのか、

私たち消費者と【立ち位置】が
どのように違うのかについても詳しく解説します。

あるいは、欧米では当たり前になっている
【行動ファイナンス】
いわゆる 投資心理学 ですが、

私たちが陥りやすい
「感情リスクの罠」についてもお話します。

あっ、それから
皆さんご存知ですか、

現在日本人の資産のうち、
外貨で占められる割合はわずか 3.1% なのですが、

これが今後20年の【円安トレンド】に
どのように結びついていくのか・・。

とまあ こういったことを、
皆さんと一緒に
驚き&楽しみながら お話してまいります。


   第34回 @マネーの缶詰めスクール
       スタンダードコース
【トウシとの初恋を成就させる 黄金ルール17】   

  日時 : 4月14日(土) 10:00 ~ 17:00
  場所 : 大阪産業創造館 6F 会議室C       
  案内人:インデックス運用アドバイザー
       カン・チュンド(姜 忠道)

  セミナー内容の詳細は【こちら】からどうぞ。
 
  スタンダードコース 過去の【スナップ写真】です。  
  スタンダードコース 歴代参加者の【ご感想】です。
 



関連記事

| セミナーのお知らせ | 11:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

海の向こうの【日本小型株指数ETF】です。


こんにちは、カン・チュンド です。

わたしはインデックス運用と長年付き合っていますが、
未だに解せないことがあります。

(ホントは)「基本のきほん」だと思うのですが、

例えば、ジャスダック指数との連動を目指す
インデックス・ファンド、ETF って存在しないですよね?

あるいは、
ジャスダック市場、東証マザーズ、ヘラクレスなどの
新興市場に上場する企業を包括して、
その平均値である【指数】を作るとか、

そしてその【指数】に連動する
インデックス・ファンド、ETF を作るとか、
そういった動きもありません・・。

< これって 異常な状態 ではないでしょうか? >

とても奇妙なことですが、
海の向こうアメリカで
【日本小型株指数ETF】が上場しています。

それが、
SPDR Russell/Nomura Small Cap Japan ETF
(銘柄コード JSC)

(実は)日本の上場株式を包括する
Russell/Nomura Total Market Index という
【指数】があるのですが、

当ETF のベンチマークである
Russell/Nomura Japan Small Cap Index は、

◆ Total Market Index のうち、
  時価総額が小さい15%のみで【指数】を構成しています。
 (分かりやすいですね・・)

ちなみに Russell/Nomura Small Cap Japan ETF に
組み入れられている企業の【平均時価総額】は、
約8億5000万ドル(1000億円強)となっています。

このETF、
去年11月にアメリカン証券取引所に上場し、
年間の経費率は 0.56% です。

2/28 現在の【上位10社組み入れ内訳】

 東海東京証券  0.68%
 ミツミ電機    0.67%
 松坂屋      0.63%
 積水樹脂     0.62%
 住友倉庫     0.61%

 東海カーボン   0.61%
 横浜冷凍     0.60%
 メイテック      0.58%
 阪和興業      0.55%
 因幡電機産業   0.55%

 ねじれ現象が早くなくならないと、
 日本の投資家が皆すねてしまいます・・。


      ● マネーの缶詰めスクール
         アドバンスコース
最初だけ手間ヒマかける ポートフォリオ創作教室

    3月25日(日)10:00 ~ 17:00 in 東京
    4月22日(日)10:00 ~ 17:00 in 大阪   
    
 ~世界にたったひとつしかない「運用の設計図」作り~



関連記事

| インデックス投資全般 | 09:51 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

≫ EDIT

楽天証券で MSCI エマージングマーケット・インデックスファンド(ETF)が購入可能になります


こんにちは、カン・チュンド です。

ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」さんの
記事で知ったのですが、

楽天証券で
MSCI エマージングマーケット・インデックスファンド(ETF)が
購入可能となります。(3月20日より・・)
iShares MSCI Emerging Markets Index Fund

楽天証券のニュースリリースはこちら。

以前わたしは
野村證券で 新興国群のいちば(ETF)売っています

という記事を書きましたが、
(ぜひお読みください。MSCI エマージングマーケットの
概要がご理解いただけますよ・・)

楽天証券の米国ETFの手数料は
1,000口までは
一律31.5ドル(税込)です。

これは野村證券での手数料の半分以下となりますので、
「購入窓口」としては楽天証券の方が
圧倒的に優位に立ちます。

わたしが今回驚いたのは(実は)
楽天証券で MSCI EAFE Index Fund が
購入可能になったことです。

このETF についても以前【EAFE という ETF のお話、お話
という記事の中で紹介しましたが、

(この記事もご一読を。
EAFE という言葉の意味合いが分かるようになりますよ・・)
とても便利な道具なのです。

例えば「購入窓口」を 楽天証券 とイメージしますと、

・iShares MSCI S&P500 Index Fund(ETF)と
・iShares MSCI EAFE Index Fund(ETF)の
 ふたつのETF を保有することで、

・アメリカ株式
・ヨーロッパ・豪州・日本株式を
 網羅することが出来るようになります。

さらに、
・MSCI エマージングマーケット・インデックスファンド も
 併せて保有すれば、

たった3つのETF で、
広く世界株式そのものを保有することが可能になります。
(ホント便利な世の中になったものです・・)

上記のような【資産配分】は
まさに 世界人 の感覚ですね。
(なにも 日本株式 を特別視する必要はないのです・・)

楽天証券で購入できる【海外ETF群】です。

(いよいよ、健全な競争が始まります・・)


   第33回 @マネーの缶詰めスクール
        スタンダードコース
トウシとの初恋を成就させる 黄金ルール17】   

 日時 : 3月21日(祝) 10:00 ~ 17:00
 場所 : 東京・大井町「きゅりあん」4F 研修室       
 案内人: インデックス運用アドバイザー
      カン・チュンド(姜 忠道)



関連記事

| インデックス投資全般 | 14:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

日経新聞にコメント、ポートフォリオ助言をしました


こんにちは、カン・チュンド です。

本日3月4日の日経新聞、
ちょうど紙面の真ん中あたりになりますが、

マネー入門「投資信託の基礎」③
国際資産分散型って何? という記事の中で、
コメントとポートフォリオ助言を行っています。

図表C がそのポートフォリオになります。

1/4 円建てMMF(日本債券)
1/4 インデックスファンドTSP(日本株式)
1/4 中央三井外国債券インデックスファンド(外国債券)
1/4 三菱UFJ外国株式インデックスファンド(外国株式)

※ 三菱UFJ外国株式インデックスファンド は、
中央三井外国株式インデックスファンド でも全然構いません。

(日経新聞の記者の方が、
「あまり同じ運用会社に偏るのはよくないので・・」
と言われたので、
それを考慮してのポートフォリオにしました)

記事の中では、

「四分の一ずつの均等配分を基本に、
自分がどれだけリスクを負えるかを踏まえて決めたい」
とコメントしていますが、

より分かりやすく言いますと、
(皆さんのポートフォリオもそうですよ)

安全性資産
円建てMMF(日本債券)と、

リスク性資産
日本株式・外国債券・外国株式 の
【区分け】をしっかり行っていただきたいのです。

(わたしはこれを「垣根作り」と呼んでいます)

(ここ、重要なのですが、)
リスクの総量を抑えたい方は、
安全性資産の割合を多く取ればよいのです。

■ 決して、株式、外国債券に投資しない
  ということではありません。

仮に、

1/4 安全資産
円建てMMF(日本債券)

3/4 リスク性資産
日本株式・外国債券・外国株式 と配分した方が、

この配分の中で、
リスクの総量を抑えたいと思われるのであれば、

日本株式・外国債券・外国株式 の中で、
【外国債券の比率】を多く取ればよいのです。

逆に、同じ

1/4 円建てMMF
3/4 日本株式・外国債券・外国株式 の中で、

大きくリスクを取りたいという方は、
【株式の比率】を多めにしてください。

「じゃあ、カンさん。
日本株式と外国株式の割合はどう考えればよいの?」

という質問が聞こえてきそうですが(笑)

それは、
こんなふうに考えてみてください。
(あっ、あくまでインデックス運用するという前提ですよ)

あなたは今後、長~い目でみて、

■ 日本経済の潜在成長力 と
■ 日本以外の先進国群の潜在成長力 と
  どちらの方が高いと思いますか??

もし、あなたが
日本以外の先進国群の潜在成長力の方が
高いと考えるなら、

日本株式よりも、
外国株式の組み入れを大きくするべきと考えます。

これが、
ポートフォリオ運用 の考え方です。

「何を選ぶか」ではないのです。
「金融商品をどのように組み合わせるのか」が
資産運用のキモの部分なのです。

わたしはこのことをお伝えするために、
マネーの缶詰めスクール】を
(とりあえず・・)500回やります(笑)



関連記事

| イベント・メディアなど | 07:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |