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2007年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年10月

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ふたつの記事につきまして、訂正があります


こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。

前回の記事、
楽天証券が海外ETF13銘柄を追加します
の中で、

「MSCIワールド、MSCI AC極東(除く日本)、
FTSE BRIC50、MSCIトルコ などは
イギリス市場に上場していますが、

「USドル建て」なので
けっこう期待していたのですが・・」

と記述しましたが、

■【USドル建て】は 誤り です。

正しくは 【イギリスポンド建て】です。

お詫びして 訂正いたします。

また、
BGIが22本のETF を追加投入】の記事の中で、

MSCIワールド、MSCI AC極東(除く日本)、
FTSE BRIC50、MSCIトルコ などを
(USドル建て)と記述していましたが、

■ これも 誤り です。

正しくは (イギリスポンド建て)です。

お詫びして 訂正いたします。

ヨーロッパの iShares サイト をご覧いただくと、

イギリス上場の銘柄コードは
ほとんど 4桁 になっているのがお分かりいただけます。

たとえば、
MSCIワールド(銘柄コード IWRD)を
例に挙げますが、

上記 iShares サイト で、
Currency traded   GBP
という記述があります。

取引通貨は <イギリスポンド> という意味です。
(GBP は Great Britain Pound のこと・・)

実は上記ETF は
アムステルダム証券取引所にも上場しており、
銘柄コード は同じ IWRD になります。

この場合、取引通貨 は ユーロ になります。

もうひとつの例)

イギリスヤフー で
MSCIトルコ(銘柄コード ITKY)
を検索すると、
ポンド建て になっていますね。

もう一度、
BGIが22本のETF を追加投入】の記事中の
イギリス上場ETF を整理しておきたいと思います。

・iShares ユーロ社債 ← これはユーロ建てです。

・iShares MSCIワールド  
・iShares MSCI北米    
・iShares MSCIAC極東(除く日本) 
・iShares MSCIヨーロッパ  
・iShares FTSE100   

・iShares FTSEBRIC50  
・iShares MSCIトルコ     

・iShares S&P上場プライベート・エクイティ  
・iShares S&Pグローバル・ウォーター     

iShares ユーロ社債 を除いて、
取引通貨 は【イギリスポンド建て】となっています。

同じ 銘柄コード で アムステルダム証券取引所等に
上場しているETF もあり、
その場合 取引通貨 は ユーロ となります。

今回、楽天証券の新規ETF の取扱いの中で、
イギリス市場に上場するETF が洩れたのは、
まだ「ポンド建ての決済システム」に
対応していないからかもしれません・・。

(この度は初歩的なミスで ご迷惑をお掛けしました・・)



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早いレスです ⇒ 楽天証券が海外ETF13銘柄を追加します


こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。

まあ、なんとも早いレスです(笑)

楽天証券が、13の海外ETF を
10月1日(月)約定分より追加するとのこと。
(注文は9月28日(金)15時から受付・・)

詳しくは
楽天証券サイトの【このページ】から。
 
下記が その13銘柄の一覧です。

iシェアーズ MSCI マレーシア インデックス ファンド
iシェアーズ MSCI メキシコ インデックス ファンド
iシェアーズ S&P ラテンアメリカ 40 インデックス ファンド
iシェアーズ S&P ヨーロッパ 350インデックス ファンド
iシェアーズ KLD セレクト・ソーシャル インデックス ファンド

iシェアーズ リーマン短期米国国債ファンド
iシェアーズ リーマン1-3年米国国債ファンド
iシェアーズ リーマン7-10年米国国債ファンド
iシェアーズ リーマン20年超米国国債ファンド
iシェアーズ リーマン クレジット ボンド ファンド  
iシェアーズ リーマンMBS固定利付債ファンド
iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債ファンド
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ファンド

んー、レスが早いのは
評価するのですが、

アメリカ市場に上場する
ETF に限られているのは残念です。

MSCIワールド、MSCI AC極東(除く日本)、
FTSE BRIC50、MSCIトルコ などは
イギリス市場に上場しており、
けっこう期待していたのですが・・。

兎にも角にも
・iシェアーズ S&P ヨーロッパ 350インデックス ファンド
           (銘柄コード IEV)

が購入可能になったのは喜ばしいことです。

これで、ヨーロッパ株式・アメリカ株式・日本株式 という
先進諸国の軸ができます。

また、
・iシェアーズ S&P ラテンアメリカ40インデックスファンド
            (銘柄コード ILF)

は、新興国にリージョン(地域)で投資しようと
お考えの方には 使いやすい道具だと思います。

【国別組み入れ割合】は、

ブラジル      約56.8%
メキシコ       約31.7%
チリ          約8%
アルゼンチン   約3.1%

となっています。
(いずれも 07年 6月30日 現在)


■ 参照記事
投信業界にインパクトを与える海外ETFの日本上陸


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お早めのお申し込みを・・)




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バークレイズ・グローバル・インベスターズが22本のETF を追加投入


こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。

すでに多くのブログで紹介されていますが、
バークレイズ・グローバル・インベスターズが
22本のETF を新たに投入し、
日本でのETFビジネスを加速させます。

ロイター記事
BGIグループが22本のETFを追加投入、日本でETF展開加速

記事中では BGIの広報担当者が、
「野村証券や楽天証券など
複数の証券会社を通じた販売を期待している」
とコメントしています。

以下、22本のラインナップです・・)

1)債券(9本)
・iShares ユーロ社債  
・iShares iBoxx米ドル建てハイイールド社債ファンド
・iShares iBoxx米ドル建て投資適格社債ファンド
・iShares リーマン1─3年米国国債ファンド
・iShares リーマンMBS固定利付債ファンド
・iShares リーマン7─10年米国国債ファンド
・iShares リーマン20年超米国国債ファンド
・iShares リーマン・クレジット・ボンド・ファンド
・iShares リーマン短期米国国債ファンド

2)グローバル(6本)
・iShares MSCIワールド  
・iShares MSCI北米    
・iShares MSCIAC極東(除く日本) 
・iShares MSCIヨーロッパ  
・iShares S&Pヨーロッパ350インデックス・ファンド
・iShares FTSE100   

3)新興国(4本)
・iShares FTSEBRIC50  
・iShares MSCIトルコ     
・iShares MSCIマレーシア・インデックス・ファンド
・iShares S&Pラテンアメリカ40インデックス・ファンド

4)スペシャリティ(3本)
・iShares S&P上場プライベート・エクイティ  
・iShares S&Pグローバル・ウォーター     
・iShares KLDセレクト・ソーシャル・インデックス・ファンド


今回の 特徴 は(なんと言っても)
【イギリス市場に上場しているETF が多い】
ということです。

太字 で示したのは、
イギリス市場に上場しているETF です・・)

確か【以前の記事】の中で、
わたしはこう申し上げました。

「輸入ETF(海外ETF)という【体裁】を取れば、
そのETF がアメリカ市場に上場しようが、
ロンドンに上場しようが、香港だろうが、

メーカー(運用会社)が 同意 し、
販売窓口(日本の証券会社)が 同意 し、
当局(金融庁)が 同意 すれば、

これらETF を輸入し、
提供可能な【商品】とすることができるのです」

つまり、輸入品であれば
■ マルチ・ナショナルな
  ETF の「品揃え」が可能になる ということ。

今回もそれが活かされていると思います。
では、個別に見てまいりましょう・・。

・iShares MSCIワールド  

世界の先進国をぐるりとひとまとめにしたETF。
(これ1本で 先進国群を網羅します・・)

【国別組み入れ割合】は、

アメリカ       約48%
西ヨーロッパ    約34%
日本         約10%
カナダ       約3.7%
オーストラリア    約3%
香港        約0.8%
シンガポール   約0.5%

となっています。
(いずれも 07年 6月30日 現在)

・iShares MSCI北米  
(ありそうでなかったのです・・)

【国別組み入れ割合】は、

アメリカ      92.56%
カナダ       7.44%

となっています。
(07年 6月30日 現在)

・iShares MSCIAC極東(除く日本)

上記ETF は当ブログですでにご紹介済み。
東アジア・東南アジア株式ETF です

・iShares MSCIヨーロッパ 

上記ETF はイギリスのほか、
オランダでも上場しています。

組み入れ企業数が 600社近くあり、
S&Pヨーロッパ350インデックス・ファンド
(アメリカ上場)より多くなっています。

・iShares FTSEBRIC50 

【国別組み入れ割合】は、

ブラジル      約35.3%
ロシア       約27.9%
中国        約25.4%
インド       約11.3%

となっています。
(いずれも 07年 6月30日 現在)

・iShares MSCIトルコ

このETF も当ブログですでに紹介済みです。
トルコ株式ETF です

・iShares S&P ラテンアメリカ40インデックス・ファンド

上記はアメリカ市場に上場しているETF ですが、
「ようやく来たな・・」という印象です。
ブラジルとメキシコで
組み入れ割合の8割以上を占めます。

・iShares S&P 上場プライベート・エクイティ 

このETF は正式名称 を
「iShares S&P Listed Private Equity」といいます。 

つまり、未公開の株式に投資する 上場企業 を集めて、
ひとつのETF を作っているのです。

【国別組み入れ割合】は、

アメリカ      約35.7%
イギリス      約18.52%
日本        約14%
フランス      約9.9%
カナダ       約5.8%

となっています。
(いずれも 07年 6月30日 現在)

日本企業の組み入れとして、
ジャフコ が第3位にランクされています。
 

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| インデックス投資全般 | 18:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「だまされない!投資信託の選び方」(別冊宝島)さっそく読んでみました


こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。

(本を読むまで 半信半疑 だったのですが)
だまされない!投資信託の選び方】(宝島社)は、
本当にまるごと「インデックス投資」の本でした(笑)

コンパクトかつ、濃密にまとめられており、
投資ビギナーの方が【最初の一冊】として
手にするのに 最適な本 だと思います。

(↑投資のやり方で迷うことがなくなりますから!)

わたしが感じたことを
ページ順に挙げさせていただくと・・。

まず、8ページで山崎 元さんが
言われていること、とても重要です。

山崎さんは「投資信託の選び方」について、

【同じ投信でも、金融機関によって手数料が
異なることはいくらでもあるんです。
ですから最初に窓口を決めるのではなく、まず商品を選んで、
そこからどこで買ったらいいのかを考えるべきです】

と言われています。

(そうなのです、【どこで買うのかより、
まず、何を買うかを決めること】が肝要なのです・・)

それから「毎月分配型ファンド」に興味がある方は、
12ページの解説をぜひお読みください。

(⇒ 買う気がなくなりますから・・笑)

また、28ページから始まる
「バンガード特別講義」は
学校で「インデックス投資」という
科目の授業を受けているような気分になりますよ。

あっ、わたしは71ページから始まる
【part 3 一歩先行くETF活用】を担当しています。
(ぜひお読みください・・)

そして(ずっと進んで)
内藤 忍さんが 資産運用の心構え として
100ページで書かれている、

<必ず守るべき資産運用の基本三原則> も
重要だと思います。

【原則1】最悪を考える

人は投資をする時、
「儲かること」しか考えていません。
しかし、残念ながら「損をすること」もありますね。

自分が経験し得る <最悪の状況> とは、
この資産配分なら 何%くらいのマイナス なのだろう・・。

あるいは、
自分は ○○%くらいのマイナス なら許容できるから、
そうなるためには こういうイメージで資産配分しないと・・。

こういうことを、投資信託を買う前に
具体的にシミュレーションしておく必要があると思います。

【原則2】相場観は当たらないことを前提とする

おっしゃる通りです。
(未来のことは誰にも分からない・・)

【原則3】ベストよりベターを目指す

内藤さんは100ページのところで、

【完璧な金融商品がない以上、
ベターな商品に投資して
市場に資金を置いておくことが重要なのだ】

と言っておられます。

市場に資金をおいておくこと・・。

的を得た表現 ですね。

(突き詰めていうと)
インデックス運用 とは
市場に資金をおき、
後は 時間の熟成 に身を委ねることなのです。

そして先日ご紹介した、
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
水瀬ケンイチ さん、rennyの備忘録 の renny さん
NightWalker's Investment Blog
NightWalker さんの御三人による
「座談会」が最後に掲載されています。

おそらく御三人は
初対面だったと思うのですが、
「インデックス投資」という 共通の趣味?のおかげで
話が弾んだことが 文面から伝わってきました。

特に110ページで renny さん が

【ETFへの投資では、
分配金について不満がありますね。
1口1000円やそこらの金額を
チョロチョロもらっても仕方がない。

分配金を再投資できるシステムが
あればいいと思っています】
と言われている点は まさに「同感」です。

■ 関連記事
【配当金を再投資させてください!】

こうして読み返してみると、
本当に盛りだくさんの内容が
「だまされない!投資信託の選び方」の中には
詰まっています。

ぜひ本屋さんで手にとってみてください。


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楽天証券がネット上の勉強会「海外ETF投資の基礎」を開催 9/28(金)


こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。

久しぶりに楽天証券のサイト
(海外ETF のページ)を開けましたら、
以下のようなネット勉強会の情報が載っていました。

【海外ETF投資の基礎】
リアルタイムネット勉強会
9/28(金)開催のお知らせ

なんと講師は、
世界第2のETF運用会社
ステート・ストリートで商品企画を担当している
ディビット A コリンズ氏 らしいのです。

(といっても、
わたしは初めてお聞きする名前なのですが・・笑)

時間は 9月28日(金)
19:30~20:30

参加場所は・・貴方のパソコン画面です。

※ ただし、この勉強会は
楽天証券に口座を持つ方だけが参加可能とのこと・・。
(詳細は 上記リンク先をご覧ください)

もしかしたら、
ステート・ストリートの日本における
新たなビジネス展開の話が聞けるかも・・。


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「だまされない!投資信託の選び方」(別冊宝島)が予約開始


こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。

宝島社から 9/21 に発売されるムック
「だまされない!投資信託の選び方」の予約が
アマゾン で始まっています。

わたしも先ほど予約しました・・。

実は8月の上旬東京で 上記本の取材を受けたのです。
(わたしは海外ETF に関してコメントしました・・)

本の全体像は
実際に手にしてみないとわかりませんが、

なにせ 一冊まるごと
「インデックス投資」の本というのは
(日本では)前代未聞のことですので、
個人的にも楽しみにしています。

それから、ブログ通の方なら誰でも知っている
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
水瀬ケンイチ さん、rennyの備忘録 の renny さん
NightWalker's Investment Blog
NightWalker さんの御三人が、

上記「だまされない!投資信託の選び方」の中で
鼎談されています。
(どんなふうに話が盛り上がったのか ぜひ読んでみたい・・)

最後に、わたしが海外ETF に関して
コメントしました一節です。

「海外ETF 投資とは、
世界を股にかけた資産運用にほかなりません。
それも日本にいながら、
安価なコストで可能なのです。
これこそ本当の意味での“資産運用の民主化”でしょう・・」

(この通り掲載されていると 嬉しいのですが・・笑)


以下「マネーの缶詰めスクール」からのお知らせです。

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9月24日の【アドバンスコース 東京】は
満員御礼。

10月21日の【スタンダードコース 大阪】は
残席 10 です。

10月27日の【アドバンスコース 東京】は
残席 10 です。

11月3日の【アドバンスコース 大阪】は
残席 8 です。

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