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ADRだけで作ったETF


こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。

アメリカ市場における
各ETF運用会社のシェアは、
以下のようになっています(上位7社)


BGI               56.3%
State Street         24.2%
Vanguard           6.8%
Bank of New York     5.7%
Powershares         2.5%
ProShares           1.4%
Rydex Global Advisors 1.0%

この中で 第4位の位置にいるのが、
Bank of New York です。

正式には、
The Bank of New York Mellon Corporation といいます。

この会社は(何で有名かというと)
ADR の発行・管理で有名なのです。

ADR とは、アメリカ市場に上場する
外国企業が発行する証券(米国預託証書)です。
American Depositary Receipt

ADR は株式と同等の効力を持ちますので、
アメリカ市場にはそれはもう、
たくさんのADR が上場しています・・。

ということは、こんなことも可能ですね。

ADR だけを大きな柵で囲って区分けをして、
「おーい、この囲いの中に ひとつの市場 があるぞ」
と言えますね?

ということは、
ADR の「平均値」= 指数 が作れるのです。

(実際)ADR INDEX というものがこんなに存在します。

ん?

■ じゃあ、ADR INDEX との連動を目指すETF もあるよ、
  ということなのです。

実はこれらETF の運用は、
運用会社第5位 である Power Shares が行っています。

上記ページ のいちばん下、

QQQ / BLDRS のところをご覧ください。

・BLDRS Asia 50 ADR Index Fund
・BLDRS Developed Markets 100 ADR Index Fund
・BLDRS Emerging MKTS 50 ADR Index Fund
・BLDRS Europe 100 ADR Index Fund

などのETF が並んでいますね。

いずれも
ADR Index との連動を目指すETF です。

ADR は アメリカ市場に上場する株式 ですから、
ADR指数 は、
【流動性が高いこと】が大きなメリットになっています。

ちなみに主に欧州で発行され、
イギリス市場で取引される証券(預託証書)のことを
GDR といいます。 
Grobal Depositary Receipt

例えば、イギリス市場に上場している
ロシア企業の多くは、この GDR で上場しているのです。

また最近は、
「インド株式ファンド」が人気ですね。

インド株式ファンドに組み入れられている
株式の多くは(実は)ADR、GDR として
アメリカ市場、イギリス市場に上場している
インド企業だったりするのです。

これから ADR、GDR として上場する
新興国の企業が増えてくるでしょうね・・。


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