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国が音頭を取るということ その2)


こんにちは、
インデックス運用アドバイザーの カン・チュンド です。
 
「正直申し上げて、公的年金はあまり支給できません」
「自助努力で リタイア後の資金を殖やしてください」と
堂々と言い切っているのが、アメリカ政府です。

・国が制度は作りましょう
・複数の金融商品
(たいていは投資信託)の中から選択を行なって、

・(あなたが自分で)
 リタイア後のために【積立て投資】を行ってください

という「しくみ」は、
日本では 401kプラン として知られていますが、

実はこれはアメリカ政府が主催する
【リタイアメントプラン】のひとつにすぎません。

??

・401kプラン とは、
民間企業の従業員が加入するリタイアメントプランです。

その他、

・NPO法人に勤める人が加入しているのが 403bプラン。
・連邦政府の職員が加入するのは Thrift Savings プラン。
・地方政府の職員が加入するのが 457プラン。

・あるいは自営業者は、SARSEP や、IRA、
Solo 401k に加入することができます。

(実にいろいろな種類のリタイアメントプランがあるのですね)

401kプラン以外で有名なのが、IRA です。
(Individual Retirement Account の略です)

ところで、
すべてのリタイアメントプランには、

・年金の掛金は所得控除の対象にしましょう
・運用益については課税を繰り延べましょう
 というメリットが付いていますが、

IRA では、59歳以前にお金を引き出すような場合、
通常より10%多い税金が課せられてしまいます。

いわゆる【途中引き出しのペナルティー】ですね。
これは 401kプラン も同様です。

アメリカ人は【リタイアメントプラン】の
メリットをよく知っているため、
実に多くの人がこの制度に加入しています。

実は、わたしが通っている英会話学校の先生
ジェイク もそうです。

ジェイク はなんと、高校を卒業する時に、
エドワードジョーンズ という証券会社から
【リタイアメントプラン】の説明を受けたのだとか・・。

ジェイク は今27歳ですが、
19歳の時にリタイアメントプランで組んだポートフォリオを
(基本的に)今でも堅持しているのだそう。

(余談ですが、機会があれば
エドワードジョーンズ証券会社についてもお話したいです。

この証券会社は、長期保有を実践する顧客だけと
お付き合いしたいと言い切っている会社で、
地域密着を貫いています。全米でなんと
9,000以上の拠点があるのだそう・・)

さて、本題に戻りますが、

この【リタイアメントプラン】に
参入したいと切望しているのが、
(実は)ETF の運用会社なのです。

ETF は商品そのものを購入する際、
売買委託手数料という形で
「買いのコスト」を支払う必要があります。

(通常のインデックス・ファンドのように、
買いのコスト ゼロ円 = ノーロード というわけには
いかないのです・・)

「カンさん、ETFは売買単位も高いので、
毎月の【積立て投資】には向いていないですよね?」

んー、それが必ずしもアメリカではそうではないのです。
アメリカではETFを1口単位で購入することが可能です。

あるいは1口に満たなくても、
【リタイアメントプラン】という枠組みの中であれば、
たとえば、

「100ドルで買える口数分ということになりますと、
0.74口 のご購入になります」というように、
ETF 提供会社が【リタイアメントプラン】に
対応してくる可能性は大とわたしは見ています。

現に「TD AMERITRADE証券」では、
同社で提供するTDAX Independence ETF について、
毎月継続的に購入する顧客に対して、
売買手数料を求めない方針を打ち出しているのだそう・・。

(これでETFによる【積立て投資】の最大のネックである
買いのコスト部分がクリアできます)

まあ、何が言いたいかといいますと、
アメリカではそれほど、

毎月一定額で継続して投資を行っていく【積立て投資】が、
大きなマーケットになっているということです。

そして日本に限らず世界中で、

■ お上(政府)がお膳立てをしてくれて
はじめて投資という作業が、
国民共通の関心事になっているという【事実】があるのです。

「カンさん、それはいいことなの?」
と聞かれれば、わたしはもちろん YES と答えます。

(きっかけは何でもよいのです。
 大切なのは 中身 です・・)

現にアメリカでもオーストラリアでも、
「えっとー、わたしの12年間の投資元本は 570万円だけど、
計算してみたら、えー、わたしの資産は今
723万円になっているわ・・。やったー、殖えてる」

という【ポジティブ体験】を持つ投資家が
何百万人もいるのです。

あっ、そうか・・。
資産運用 = プラスの収益 = 実利が伴う長期的な作業
= やってて損はないな・・

という【ポジティブな連鎖】が、
ひとりひとりの生活に「よい影響」を与えているわけです。

■ 結局、
【ポジティブ体験】を持つ人が増えないと、
その国で投資は広まっていかないのです。

わたしは(日本においては)
国の【積立て投資システム】である 確定拠出年金 が、
重要なカギを握っていると考えます。

確定拠出年金を通じて、多くの方が
生まれてはじめて投資と出会われるからです。

投資と出会われて、中長期的に
【ポジティブ体験】を積み上げることができれば、

(そして、そのような方が増えていけば)
日本でも自然と、投資が市民権を得ていくでしょう。

■ 投資と幸せに出会えるかが、ポイントなのです。

じゃあ、投資と幸せに出会うためには?

投資のスキルを学べる
「投資教育の環境」が必須なのです。

弊所のコンサルティングも、セミナーも、
広く【投資教育の実践の場】と考えています。

(千里の道も一歩からなのですね)


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