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2008年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年01月

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本年も当ブログをお読みいただき、ありがとうございました。


こうして一年が暮れるとき、
私たちは過ごしてきた365日を振り返ります。

また、田舎に帰り、久しぶりに親、兄弟と再会して、
自分が生まれ育った「原点」に再び出会うことで、

私たちはこれまで頑張ってきた日々を、
冷静に見つめるようになるのではないでしょうか。

わたしも今はしばし、
振り返りの中に身を置いています。

このブログに、
つい最近たどり着いていただいたあなた。
また、もう何年もご愛読いただいているあなた。
再びここを訪ねていただき、本当にありがとうございます。

このブログは、わたし自身の心の中を映し、
世の経済の移ろいを映し、
(願わくば)少しずつ進化していきたいと思っています。

本年も当ブログにご愛顧をいただき、
ありがとうございました。

皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。

そして、明年もどうぞよろしくお願い致します。


*********************

1月12日 【 2009’新春海外ETF全貌セミナー in 東京

1月18日の【アドバンスコース 東京】は
残席 7 です。
 ↑ 講座名
  「金融危機に負けない!こだわりのポートフォリオ作成講座」
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東京都・Kさんのケース その5(コンサルティングはあなたに何ができるのか?) 


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ひとつのポートフォリオに
資金育成装置が収まると、
とてもすっきりします。

さあ、ライフイベントの続きです。

Kさんは、お子さんの教育費
(中高一貫の学校)のところで

入学金・授業料等
600万円の費用をイメージされていましたが、
実際はもう少しかかるでしょう。
(そして、のちのち大学の学費もかかってきます)

でもよく考えてみますと、
教育費というのは
「一度にかかってくる」というものではありません。

2021年 中学入学 200万円
2022年        100万円
2023年        100万円
2024年 高校入学 200万円
2025年        100万円
2026年        100万円

というイメージでしょうか。
(その都度、
ポートフォリオから臨時の「引き出し」を行うわけです)


続いて、住宅購入 です。
カン 「いつ頃までに住宅を購入されたいですか?」
Kさん「できれば子どもが小学校に上がるまでに
買いたいですね」

ということは、およそ6年後までに
住宅購入を実行するイメージですね。

Kさんは4000万円~5000万円の新築を
イメージされていましたが、
頭金(1500万円)は問題ありません。

用意できます。
(ローン返済にも何ら支障はないと思われます)

ただ、ストック(1400万円)の運用を始めて
(もちろん毎月ベースの投資も行いますが)

たとえば、5年後とか6年後に、
1500万円を引き出すということには
大きな【リスク】が伴います。


1.ポートフォリオ元本から
大きな比率の「引き出し」を行うリスク

2.ポートフォリオ元本から
「引き出し」を行うまでの期間が短いリスク

住宅というものは「縁」のものですから、
6年後にようやく購入できることになるのか、
10ヶ月後に
偶然理想の家にめぐり会うことになるのか、

それは分かりません

家が見つかり、
いざ購入という時に、

運用している「投資信託」の価格が
大きく下がっていたら、どうでしょうか・・。

(でも、解約せざるを得ないですね)

◆ Kさんの場合、住宅の頭金(1500万円)は
  運用に回されるべきではないと思います。


Kさん「じゃあ、毎月ベースの積立て投資のみで
ポートフォリオを管理していくということですか?」

カン 「はい、そういうことになります」
(Kさんの表情が少し曇ったように見えました)

カン 「ところでご主人とマイホームのことは 
よくお話されますか?」

Kさん「はい。でも、主人は 買ってもいいよ。
という感じなんです」

カン 「じゃあ、Kさんほど積極的ではない?」
Kさん「はい」

カン 「Kさんがマイホームを買いたいなあと思う
いちばんの理由は何ですか?」

Kさん「やっぱり賃貸だと、自分の思うように
中をいじれないじゃないですか。
リビングとか台所とか。それが不満で・・」

わたしはコンサルティングルームの
移動ホワイトボード を持ち出し、
大きく「住宅資産」 「金融資産」と記しました。


今から申し上げるふたつのパターン、
Kさんなら、どちらを選択されますか?

ひとつ目。
⇒ 先に「住宅資産」を取得して、
あとから「金融資産」を積み上げていく。

ふたつ目。
⇒ 先に「金融資産」を積み上げて、
あとから余裕があれば「住宅資産」を購入する。

・・・・・・

◆ これは良い・悪いの問題ではなく、
Kさん一家が人生の中で
「何に」価値を置くのかという問題です。

住宅資産は基本的に
減価償却資産です。
頭金の1500万円は家の「一部」となります。

もし、先に「金融資産」を
積み上げることを優先するなら、
頭金は運用に回すことが可能です。

もし資産が順調に増えて、
仮に50代になって住宅を購入する時、

お子さんはもしかしたら、
遠方の大学に行っているかもしれません。
(いや、海外かもしれませんね)

すると、そんなに大きな家で
ある必要はありません。

Kさんは静かに
わたしはふたつ目のパターンです。」と言われました。

マイホームは欲しいなと思ってきましたが、
先に【住宅資産】を持つつもりはありません。
Kさんはそうおっしゃいました。

どちらのパターンを選択されるかは
まさに「運命の分かれ道」なのです・・。

 
■ 12月27日、12月/28日は
大阪で【出張コンサルティング】です。

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東京都・Kさんのケース その4(コンサルティングはあなたに何ができるのか?) 


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

資産運用のプロセス、そして
運用のやり方(スタイル)を具現化していく際には、
◆ 大きな地図の中で、
大まかな「見取り図」を描くことが重要です。

Kさんの場合は、
ストック(まとまったお金)とフロー(毎月のお金)という、
ふたつの運用原資があり、

◆ それは大枠の地点から眺めてみると、
「ふたつの運用原資を用いて
ひとつの大きなポートフォリオを作ればいいじゃない」
ということになります。

(つまり、ストック(まとまったお金)と
フロー(毎月のお金)という原資は、クルマの両輪・・)

「ストックベース」のポートフォリオと、
「毎月ベース」のポートフォリオ、
同じ【資産配分】を構築すれば、それはすなわち
「ひとつのポートフォリオ」ですよね。

ところで、
Kさんのご一家のご収支、ご資産額を見られて
どう思われますか?

・収入 50万円 支出 30万円
・ご資産 1400万円

(実は)Kさん一家は典型的な
【フロー投資型】タイプなのです。

Kさんに
「月20万円の貯蓄額のうち、
家計とお子さんの運用を併せて、
無理なく投資が続けられる金額は
月おいくらぐらいですか?」とお伺いしました。

Kさん「月14万円くらいなら大丈夫です」

カン 「じゃあ、保守的に12万円としておきましょう」
(二人目のお子さんの可能性、あるいは
ご夫妻の期待収入の不確実性などを考慮して・・)

ここでイメージしてみます。

Kさんが60歳になられるまでの25年間、
年平均5.0%で運用が行えたとすると、
ストックの1400万円はいくらになるでしょうか。
あるいは毎月12万円の積立て投資は
いくらになるでしょうか?

1400万円   ⇒    約4,741万円
12万円/月  ⇒    約7,175万円

これはいったい何を意味しているかといいますと、
Kさん一家にとっては

◆【毎月のフロー】からの投資を
続けやすくするための「しくみ」、
これをいかに構築できるのか・・

これこそが、投資という長い長い継続作業の
「成功のポイント」である、ということなのです。

じゃあ、選択すべき投資の「道具」は?
ということになるのですが、
その前に、大きな課題が横たわっています。

Kさん一家の「ライフイベント」に、
ポートフォリオをどう対応させるのか、ということです。

先ほど、
「ストックベース」のポートフォリオと
「毎月ベース」のポートフォリオは
結局【ひとつ】であるといいました。

しかし、
家計のポートフォリオと、
お子さまの教育資金のためのポートフォリオ、
これはやはり【別物】なのではないでしょうか?

Kさんがおっしゃったように、
運用できる【期間】がそもそも違いますから・・。

・家計のポートフォリオ
(= Kさんご夫妻のセカンドライフの生活資金のため)
資金が必要になる時期 25年後から

・お子さんの教育資金のためのポートフォリオ
(= お子さんの中・高教育資金のため)
資金が必要になる時期 12年後から

んー、これはどう考えればよいのでしょう。

困った時は?
また、あの【概念】に登場してもらうのです。

◆ 大きな地図の中で、
大まかな「見取り図」を描くこと・・。

Kさん一家にとっての資産運用(= ポートフォリオ)は、
ご家族が楽しく幸せに暮らしていくための
資金育成装置」であるわけです。

ということは、

◆ ひとつの「資金育成装置」をしっかり作り、
Kさん一家の時々の「資金ニーズ」に合わせて、
資金育成装置、すなわちポートフォリオから、
必要な資金を引き出すという【発想】を持てばよいのです。

   【ひとつのポートフォリオ】
⇒ 家族のイベント(人生の出費)  2021年
⇒     〃               2027年
⇒     〃               2033年
⇒     〃              2039年

そのこころは?

【ひとつのポートフォリオ】で運用を続けながら、
必要な資金を【臨時に】引き出す。

多くの方が誤解されているのですが、

◆ ポートフォリオとは、
「お金を殖やす」ための装置ではなく、
「お金を殖やして使う」ための装置なのです (ここ、重要!)

※ ただし、ポートフォリオに組み入れられる「人生の出費」は、
そのニーズが10年以上先に発生するものに限ります。


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FPの田中香津奈さんにお会いしました


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日、株式会社フェリーチェプラン代表の
田中香津奈さんにお会いしました。

世の中にファイナンシャルプランナーという
「飾り」を付けている人はたくさんいます。
しかし、ファイナンシャルプランナーという「服」を着て、
それを職業としている人は本当に少ないのではないでしょうか。
(田中香津奈さんは、FPという服をしっかり着ている方です)

わたしは資産運用に特化したFPですので、
お客様の利便性のことを考えると、
「保険」に強いFPの方と連携することが必要だと
常日頃感じていました。

しかし、確固としたポリシーをお持ちで、
金融商品の販売元とは距離を保ちながら
専門分野に長けている方となると、
なかなかお会いできるチャンスがなかったのです。

わたしはどちらかというと
理屈で物事を積み上げていくタイプなのですが、
田中さんのホームページを拝見した時、
「この方なら、方向性が同じだろう」と直感しました。

田中さんのお話をお伺いしていると、
お仕事にこだわりを持っておられて、
アドバイザーとしての考え方にも共通する部分が多々あり、
わたし自身、大いに刺激になります。

(わたしは思うのですが、
ある種の「頑固さ」を堅持することが、
本当のプロなのではないでしょうか・・)

今後もいろいろと情報交換をさせていただきたいと思います。
田中香津奈さんのブログは【こちら




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| わたしのFP修行 | 15:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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バークレイズが運用する債券ETFの名称が変わりました


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

もうご存知の方も多いかと思いますが、
i Shares でおなじみのバークレイズ・
グローバル・インベスターズが運用する
債券ETFの名称が変更になっています。

以前リーマン・ブラザーズが算出していた債券指数が、
BGIのグループ会社である
バークレイズ・キャピタルに引き継がれたことによる措置です。

指数そのものの構成、また銘柄コードに変更はありません。
詳細はi Shares日本のリリース(PDFファイル)をご覧ください。

記事を書きながら ふと思ったのですが、
ETFの運用会社と
指数の提供会社が同じグループになるというのは、
どういうことなのでしょうか?

指数提供会社さんは、
ETFに対してライセンス料を請求しているはずです。
(もちろん内訳はわかりませんが・・)

たとえば、○○ETFの年間経費率が年0.4%で、
そのうち 0.02%は ライセンスフィーとして
指数提供会社に支払っているとすると、

運用会社 ⇒ 指数提供会社というような、
お金(費用)の流れが存在するはず・・。

そういえば、WisdomTree という運用会社は、
運用会社 = 指数提供会社 ですよね。


■ 12月27日、12月/28日は
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ひっそりと存在していたベトナム株式ETF


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

(今日ご紹介するベトナムETFは、
今のところヨーロッパ市場に上場するのみであり、
internaxx 証券などの海外証券会社を利用しないと
購入できません)

さて、銘柄コード XFVT
FTSE ベトナム INDEX ETF のご紹介です。
当ETFは、FTSE Vietnam 指数 との連動を目指します。

FTSE ベトナム INDEX ETF は、
ドイツとイギリスに今年2月に上場、イタリアには3月に、
そしてスイスには11月に上場を果たしています。

運用会社はドイツ銀行であり、
この会社は、db x-trackers というブランド名で、
ヨーロッパ市場にETFを多数上場させています。

こちら】はスイス市場に上場する
db x-trackersのETF を紹介するためのサイト。
(上記サイトで、12月17日現在、
当ETFが29の企業を組み入れているのを確認しました)

FTSE ベトナム INDEX ETF の年間の経費率は 0.85%。
運用レポート(ファクトシート)は
こちら】です(PDFファイル)

短期的にみれば、
「こんなに価格変動の振れ幅が大きなETFには
近づいてはダメです」ということになるでしょう。
(何しろ年初来、60%以上のマイナスになっていますから)

しかしながら長期的には
たいへん有望な投資対象であると考えます。

新興国を中心とした
生活レベルの向上が持続的に続くとすれば、
工業製品の需要は「減ることはないから」です。

ベトナムは、中国に続く
世界の工場となる可能性が大だとわたしは思います。
(個人的には MSCI Vietnam指数 との連動を目指す
ETFが、早く日本で買えるようになってほしいです・・)
 
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