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2009年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年09月

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新興国債券をお勧めしない理由 その1)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

時に、物ごとは、抽象化して捉えたほうが
わかりやすい場合があります。

よく、投資の「設計図」を作る際に、
【株式と債券を組み合わせましょう】と言いますが、

あの思想は、
あくまで「株式」を主人公にした考え方です。

投資においてもっとも収益が期待できる資産は?
「株式」です。

じゃあ、「株式」だけ持てばいいじゃない。

いやいや、「株式」にも問題があって、
価格の上がり下がりが激しすぎるのです。

個人が、長い目で見て
投資を無理なく【続けていく】ためには、
もう少し資産全体の
ボラティリティーを下げる必要があります。

たとえば、戦略的に
「債券」というものを組み入れるのです。

なんだい、「債券」って?

ここでいう「債券」とは、
「株式」のボラティリティーを下げる
【クッション】の役割を果たすツールと考えてください。

ああ、【クッション】ね、ツールね。
それだったら、
ないよりもあったほうがよさそうだね。

(ちなみに【クッション】とは、
それに接触する物体があってはじめて
意味を成します・・)

つまり、
ポートフォリオ運用の考え方では、
「債券」とはあくまで、

「株式」を主人公とした舞台に登場する
【脇役】にすぎないのです。

「株式」という主人公が居てこそ
存在価値が生じる【クッション】・・。

(映画は「主役」だけでなんとか引っ張れますが、
「脇役」のみの映画というのはちょっと考えられません)

ということは・・
カンさんは、「債券」のみを見た場合には、
そんなに魅力的な資産ではないと思っているの?

はい、思っています。

「債券」のみを見た場合、
特に「海外債券」は、
引き受けるリスクの大きさと期待リターンの大きさが
釣り合っていないとさえ感じます。

それでも、

ポートフォリオの中に「債券」を組み入れるのは、
(「株式」という資産から見た場合の)
【クッション】の役割を「債券」に期待しているからです。

あー、もうはっきり言ってしまいましょう。

「債券」という資産のみに、
そもそも高い収益など求めていないのです。

◆「債券」は収益を得るために組み入れるのではなく、
  リスクを和らげるために組み入れる。

これがポートフォリオ運用の考え方です。

「債券」の役割は
そもそも【クッション】であるはずなのに、

もし過大なリスクを「債券」で取ってしまえば、
(たとえば「新興国債券」に投資を行うと)

それは「脇役」が
「主役」のような演技をしてしまうことであり、
舞台 = ポートフォリオの前提が
崩れてしまうことを意味します。


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| ポートフォリオ運用 | 10:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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世界のETFはサービス拡充期に


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

日本にいると実感しにくいかもしれませんが、
万華鏡で世界のETF事情を覗いてみると、
その本質が大きく変わろうとしているのが分かります。

サウスチャイナ・モーニングポストの動画サイト
「scmp.com」では、
サウスチャイナ・モーニングポストの記者が、
香港市場にETFを上場させたドイツ銀行の担当者に
インタビューを行っています。


Deutsche Bank ETF expansion planned

ドイツ銀行は欧州の複数の市場で
100を超えるETFを上場させていますが、
(欧州ではFTSE指数が強い!)

シンガポールに次いで先日、
香港にも6つの株式ETFを上場させました。

そのうちのひとつが過日ご紹介した
ベトナム株式ETF」です。

(上記動画の中で、ドイツ銀行の担当者は
あと20本のETFを香港に上場させる予定と
語っています)

ドイツ銀行は、
世界のマーケットに自社のETFを「重複上場」させ、
そのプレゼンスを高める戦略を取っています。

また、
その国、地域に即したETFのラインナップにも
気を配っているようです。

(ちなみに、香港市場に上場した6つの株式ETFは、
韓国、台湾、中国、インド、ベトナム、アメリカです)

大西洋を、西から東へ、
あるいは東から西へと跨ぎ、
そして、欧米マーケットから、アジアマーケットへと、
ETFの運用会社は自社のETFを普及させるべく
販促活動を行っています。

(そういえば、バンガードのETFも
オーストラリア市場に上場を果たしましたね)

あるいは、
異なる国の証券取引所同士が連携することで、
ETFの「重複上場」を成し遂げるケースもあります。

(EU加盟国同士はもちろんですが)
それ以外にも、米国とシンガポール、
香港と台湾もそうです。

また、韓国と香港も
ETFの「重複上場」を計画しているようです。
Hong Kong ETFs in Seoul?

もはや、ETFは
「ひとつの国で」
「どのETFが上場しているのか」という段階を超えて、

どれだけたくさんの国で「そのETF」が
上場しているのか、

どれだけ複数の運用会社が、
「その国」でETFを上場させているのか、
という段階に入ってきています。

また、新たにETFの運用会社として
マーケットに参入してくる金融機関も多いです。

ディスカウントブローカーの
チャールズ・シュワブ証券、
債券運用の雄 ピムコ、

そして、つい先日、HSBC銀行も
ロンドン証券取引所にETFを上場させました。
HSBC Enters ETF Market

視点を大手運用会社である
BGI、ステートストリート、
バンガードなどに転じてみますと、

これから本格的な
「マーケットシェア」争いが始まる予感がします。

特にBGIとバンガードの競争に注目しています。

バンガードは新たに
7本の債券ETFを投入する予定で、
ETFのラインナップ拡充を進めています。

また、バンガードは株式ETFにおいても
売買高、純資産額が順調に伸びてきています。

たとえば大きな金額を取引する
機関投資家のニーズでいえば、

ETFの注文を出す際に、
買い値(ビッド)と売り値(アスク)の
スプレッドが小さいことは
重要なのですが、
(かつ、ここがiシェアーズのETFの強みだったのですが)

バンガードのETFも売買高が膨らむにつれて、
(iシェアーズと変わらないくらい)
買い値と売り値のスプレッドが小さくなってきているようです。

年間経費率では
バンガードが圧倒的に有利なため、
今後、iシェアーズがマーケットシェアを落とす、

あるいは、それを防ぐために、
iシェアーズが信託報酬等のコストを引き下げてくる
可能性があると思います。

すでに世界のETFは、
本格的な拡充期に入った模様です。


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| ETFのお勉強 | 21:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ネット証券はそろそろ「顧客」を分けるべきでは・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしの思考やノウハウは、
お客様とお話し合いをする中で突然目覚めたりします。

たとえば、
ブローカー(仲介業者)としてのネット証券は、
もはや【品揃えの違い】を打ち出しにくくなっています。

手数料収入についても
競争が激しくなっているため、
利益率が伸びていくのは難しい状況です。

金融商品の売り買い時だけでなく、
資産の管理そのもので
フィー(報酬)を得ていくモデルを構築することが
必要ではないでしょうか。

先日、マネ缶スクール「スタンダードコース」を
開催したときのこと。

質疑応答の時間で、
Tさんという参加者の方が
積立て投資についてこんな疑問を投げかけられたのです。

「カンさん。積立て投資術の本で、
「年に1度のリ・バランス」について言及していますね。
その主旨は理解できたのですが、

自分で毎月の「配分割合」と、
資産が積み上がった形の「資産配分」の違いを見て、
任意に投資をする、
つまり「リ・バランスを行う」という点ですが、

それを
ネット証券に任せることはできないのですか?

正直、1年に1度の仕事もしたくないんです。
完全に「放ったらかし」にしたい・・」

なるほど、面白いご意見ですね。

たとえば、
毎月の積立て投資が11ヶ月分終了したとします。
そこでネット証券からお知らせが来るのです。

「あなたの資産状況は、
当初の配分割合からこれだけズレています。

このズレを直すためには、
○○株式ファンドを 8.2万円分、
△△債券ファンドを 13.4万円分、任意に買い付けましょう。」

つまり、
「リ・バランス投資」のアラートが発せられるわけです。

あるいは、12ヶ月目には
もう自動的に、リ・バランスのための「変則積立て」を
ネット証券のシステム自体が行ってくれる・・。

これでもいいと思います。

(わたしは門外漢ですが)
こういうことって、
技術的には十分可能だと思うのです・・。

↑ ネット証券会社の方で
このブログをご覧いただいている方、教えてください。

今申し上げたような例は、
資産管理サービスの一環です。

そのほか、ファイナンシャルプランナーの相談が
年に○回、あるいは時間合計で
年に○時間分受けられる。
(これは外部提携のほうがベター)

資産管理、ポートフォリオについての
実践的なノウハウ、情報
(オンラインセミナー含む)が受けられる。

フィー(報酬)については、
ネット証券で積み上げている資産残高の
パーセンテージで徴収していくのがベストではないでしょうか。

ファンド積立て投資でイメージしますと、
ネット証券側にとっては、
投資元本が少ないうちは、
報酬も微々たるものですが、

資産が積み上がるにつれて、
フィーも金額ベースで積み上がっていきます。

投資家にとっては、
このような資産管理サービスを利用することで、
投資にかける時間・コストがさらに削減され、

浮いた時間で
お仕事、ご家族との有意義な時間を「買える」という
メリットが発生します。

◆ ポイントは、ネット証券が
顧客の【個別の資産状況】に踏み込んでいくというところ。
(痒いところに手が届くサービスのイメージです・・)

フィーを払ってこのようなサービスを求める顧客と、
完全にDIYでいく顧客にきっちり分けていく。

これは、ネット証券自身にとって、
もはや不可欠なことだと思います。


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| 金融機関にモノ申す | 08:57 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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金融商品の品質保証とは?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ブログ「Passiveな投資とActiveな未来」でお馴染みの
ybさんが【さわかみ丸からの下船を決意しました
という記事を書いておられます。

その中で、
(ybさんが書かれた記事の本筋とは離れてしまうのですが、)
わたしは以下の文章に目がテンになりました。

―やはりアクティブファンドは
インデックスファンドに比べて
いろいろ考慮しなければならないファクターが多く、

今回のさわかみファンドの運用のように、
長期でこれらファクターが一定で
安定しているという品質保証が無いので、
アクティブファンドという選択にはなりませんでした。―

わたしが注目したのは、
品質保証」ということばです。

私たちはしばしば忘れてしまいますが、
金融商品とは「商品」の一種です。

それは、
・ターミネーターという映画
・750Wの電子レンジ
・左利き専用のはさみ とまったく同じです。

「ターミネーター」という映画は、
5回観ても、10回観てもラストは同じです。
(まさに品質保証!)

わたしはお弁当を温めるとき、
750Wの電子レンジで「1分間」チンします。

朝でも夜でも、
機嫌が良いときも悪いときも、
いつでも「1分」でチンできるわけです。

(お弁当を温めるたびに、
時間調整をしないといけないなんて、
考えただけで嫌になります・・)

左利き専用のはさみは、
右利きの方にとってはきわめて使いにくいものです。
これは5回切っても10回切っても同じです。

また、はさみの切れ具合も
いつも【一定】していますね。

当たり前ですが、
私たちは「商品」というものに対して、
【一定】の機能・効用を求めています。

翻って、インデックスファンドという「商品」は、
どのような機能・効用を求められるのでしょうか?

これはいたってシンプルです。
市場の平均値である「指数」と
同じ値動きになることを求められているのです。
(それ以上でも、それ以下でもありません)

これが、
インデックスファンドにとっての
【機能・効用】です。

我が家の電子レンジが
「1分」でお弁当を温める
「機械的システム」を持っているように、

日経225に連動するインデックスファンドも、
パッシブ運用という「機械的システム」を
その商品のうちに内包しています。

(もちろん、毎年10月の
日経平均株価の銘柄入れ換え時には、
「人的能力」を大いに借りる必要があると思いますが)

◆ (実は)アクティブファンドは、
インデックスファンドに比べ、
その【機能・効用】を発揮する点で、
「人的能力」に依存する部分が大きい商品なのです。

 ↑ だからこそ、
アクティブファンドには「ロマン」があるわけですが…。

ただ、
「人的能力」に依存する部分が大きい商品ほど、
クオリティーのばらつきも大きくなってしまいます。

たとえば、アクティブファンド、
インデックスファンドとも、

継続的なコストがかかる、
ファンドの繰上げ償還リスクがある、
運用会社のM&Aリスクがあるなどの
「リスク要素」を抱えていますが、

商品の「品質維持」という点では、
アクティブファンドのほうが
不確実性は高いと言わざるを得ません。

運用チームの陣容が変わる、
あるいはファンドマネージャーが変わることで
投資スタイルが変質してしまうリスク。

ファンドに大きな資金流入、
資金流出が起こることで、
当初の投資スタイルが
維持できなくなってしまうリスク。

このようなリスクは「人的能力」に依存する
アクティブファンドに顕著なのです。
(かつ、このようなリスクは
予測することが極めて難しいです...)

電子レンジの「故障」なら、
修復することは難しくありませんが、

アクティブファンドの「故障」
(= 投資スタイルの変質)は、
この部品を取り替えればOK、
というわけにはいきません。

繰り返しになりますが、
ファンドという「商品」は
具体的な効用が現れてくるまで【時間】がかかります。

したがって、商品の【品質】が
長期間にわたって維持されることは
たいへん重要なのです。


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| 投資信託をディープに理解する | 13:07 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ETF考 その2) ~ タマゴが先か、ニワトリが先か ~


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

普遍性という磁力を持つ商品は
商品開発者の思惑を超えて、
広範に広まったりします。
ETFもまさに、そのようなプロダクトのひとつです。

昨日、
個別株を売り買いする投資家に、
ETFは(意外と)「相性」がよいのです。
とお話しました。

「伝統的投資家」のかたは
ETFという道具を、
同じメニュー(株式市場の銘柄)の中に並んでいる、
【ちょっと変わった品目】
と感じているのではないでしょうか。

(通常の投資信託より)ETFのほうが
なぜ身近に感じるかというと、
それは単に(ETFが)個別株と同じように、
「マーケットに上場している」からでしょう。

◆「伝統的投資家」にとって、
  ETFとは「新たな銘柄」なのです。

この潜在ニーズを嗅ぎ取っていない
日本の運用会社、証券会社は、
単純に大きな「ビジネスチャンス」を
逃してしまうことになります。

わたしなら、「伝統的投資家」に対して
次のような提案をするでしょう。

「日本株のみで資産を保有していると、
日本の経済状況のみに100%影響を受けてしまいます。
細い棒のうえに、資産が乗っかっているようなものです。

日本以外の世界にも、
一定割合資金を振り向けることで、

日本株が下落する局面でも、
世界のどこかで利益を確保してくれれば、
「リスク分散」になりますよ。

実際、思いませんか?
これだけボーダレス化が進み、
世界の動きは
手に取るように分かるようになっています。

海外の株も
ちょっと仕込んでおいたほうがいいかな・・
と思う時がないですか?

でも、海外の株はよく分からない。
そもそも知っている会社が限られているし、
情報もなかなか入ってこない。

そうであれば、ともかく主要なマーケット、
アメリカ、そして、西ヨーロッパの国々の株式を
広~く浅~く押さえておくという「発想」はいかがですか。

外国株にもある程度資金を振り向けておけば、
逆に安心ですよ。
ナントETFなら、
(日本以外の)先進国株式に1本で投資が行えたりします。

「ほおー、そんなのがあるの?」

はい、東証に上場していますよ。
というセリフを、わたしは早く言いたいのです。

もっとリスクが取れる人は、
新興国株式ETFも魅力的な投資対象になるでしょう。

「伝統的投資家」の知的興奮は、
これから大いに発展する
「原石」のような国を見つけることで
得られるのかもしれません。

・でも、個々の新興国はよくわからない・・。
・有形無形のリスクがたくさんありそう・・。

じゃあ、
海千山千の新興国市場に一括して、
具体的にいうと、新興国23ヶ国を網羅して
ひとつの銘柄として投資するのはいかがですか。

「ほおー、そんなのがあるの?」

はい、東証に上場していますよ。
日本円で5万円程度から購入できますよ。
というセリフを、わたしは早く言いたいのです。

「伝統的投資家」にとっては
上記のようなETFが、
【国内の市場】に上場していることが重要です。

(よく考えてみましょう・・)
「伝統的投資家」とは、
その国の、株式を好む人たちです。
(アメリカ人でも香港人でもベルギー人でもそれは同じです)

自分たちの国の「株式市場」に対して
【ホーム】の意識を持っています。
(「ここが、俺たちの舞台なんだ」という感覚ですね)

海外に上場する銘柄は、
どうしても【アウェイ】なのです。
心理的な「距離」が生じるのです。

(もちろん、「外貨建て」で買い付ける、
「時差」があるなどのハードルもありますが・・)

「国内の市場に上場しているんだったら、
いくらか資金を振り向けようか・・」
という気持ちになるのが、
「伝統的投資家」ではないでしょうか。

広範な国をカバーする
代表的なETFをいくつか品揃えし、
ETF投資の「インフラ」を国内市場に作れば、

これまで述べてきた
「伝統的投資家」の潜在ニーズは顕在化するでしょう。

わたしが今、お話しているのは、
本来的にETFに興味がある長期投資家以外の
「付加的なニーズ」なのですよ。

ETFを国内マーケットに品揃えする時期は
まさに熟しており、
千載一遇のチャンスを
どの金融機関が取りに行くのか、
わたしは注意深く見守っています。


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| ETFのお勉強 | 08:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ETF考 その1) ~ タマゴが先か、ニワトリが先か ~


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしの父は、典型的な「伝統的投資家」です。
つまり、日本の個別株しかやっていません。

(この、↑やっていませんという表現そのものが
 伝統的ですね)

父に言わせると、
投資信託なんて「ぼったくり」だそうです。

自分の知らない銘柄を勝手に組み込んで、
おまけにごっそり手数料を取る。
「あれはろくな商品じゃない」と言っています。

(ちょっと複雑なわたし・・)

「伝統的投資家」にとって、
投資信託というのは、やはり亜流なのですね。
意識としては個別株より
ちょっと「下に」見ているのでしょう。

ところで、
アメリカにも香港にも、ベルギーにも
「伝統的投資家」はたくさんいます。
(それこそ、何百万人、何千万人と存在します)

伝統的投資家にとっての「プライド」とは?

それは、
ーわたしは自分の考えに基づき、
すべての意思決定を自分で行っているんだー
  という自負心でしょう。

数多の企業を物色し、
マーケットという舞台のうえで
たったひとつの「原石」を見つける。

このことに、
知的興奮を覚えるのは理解できます。

ところで、
世界に生息する「伝統的投資家」にとって、
「ETF」という道具は最初、
どのように映ったのでしょうか。

・わけがわからない商品だ・・。
・ファンドなのか?
・でも、株式市場に上場する「銘柄」なんだろ?
・で、ひとつの「銘柄」なのに、広範に投資が行えるのか。

警戒心は持ちながらも、
少なくとも、通常の投資信託に対して抱いていた
「ちょっと下に見る」イメージよりも、

ETFのほうに
距離的に「近さ」を感じていた方が
多かったのではないかと思います。

ETFは、
ETFを組成した関係者の予想を超えて、
「伝統的投資家」にすんなり入り込んでいったのです。

(アメリカや香港やベルギーにおいてです。
日本では、まだまだこれからですけれど・・)

また、ETFは
当初想定されたニーズの範囲を超えて
利用される金融商品となっています。
(少なくとも、アメリカや香港やベルギーではそうです)

たとえば、
ETFは「信用取引」を行うことも可能ですから、
(国内に上場するETFに限られますが)

リスクテイクする「伝統的投資家」が、
→ 個別株購入

(リスクヘッジとして)
→ 国内の市場平均に連動するETFを【売り建てる】
という活用ができます。
(万一、市場が下落してしまった場合に備えて)

また、こんなニーズもあるでしょう。

日本の新興市場の株が好きな投資家が、
「でも、市場平均もちょっと押さえておきたいなあ」
というときに、
同じ画面上でトピックスETFを買い付けたりする。

あるいは、
IT関連、ソフト関連の株にしか興味がない人が、
(リスク分散の意味で)

不況に強い「医薬品関連のETF」(セクターETF)
を買っておくことも可能です。

個別株を売り買いする投資家に、
ETFは(意外と)「相性」がよいのです。


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