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点から面への【発想の転換】


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日、「投資の主人公は、
金融商品そのものではなく【投資ポリシー】です」と
お話しました。

仮にあなたが確固たる【投資ポリシー】を築いたとしましょう。
(「インデックス運用を実践する!」)

それでも、
私たちが相手にする【投資】とは
すべて「未来」に関わることであり、

未来のことは(残念ながら)誰にも分からず、
(はっきり言って)一寸先は闇 です。

ですから私たちの先人たちは試行錯誤のすえ、

× どの金融商品を選ぶのか
○ どのように金融商品を【組み合わせるのか】

という投資のやり方(戦略)を確立させてきたのです。
(それも何百年、何千年をかけて!)

どのように金融商品を【組み合わせるのか】という
「発想の転換」ができれば、
未来という 乱気流 に対して、

・たった1本のヤリで戦う(点)やり方から、
・大きな円形の盾(たて)を擁して戦う(面)という、
【戦い方の変更】が可能になります。

あなたにお尋ねしたいのですが、
未来という 乱気流 に対して、

1.たった1本のヤリで戦いたいですか? それとも、 
2.円形の盾を擁して戦いますか?

もし、2.を選ばれるのなら、
大丈夫です、
あなたは、点から面への【発想の転換】が出来ます。

「カンさん、金融商品Fはどうなのですか?」
というご質問から、

「カンさん、インデックス運用を行う
金融商品Dと金融商品Qの
組み合わせというのはどうなのですか?」

というご質問に 変・わ・る のです。

ファイナンスの世界では、
円形の盾を擁することを、
<運用の設計図を作る> といいます。

投資を行う中で、
長期的な収益の大きさを決定しているのは
実はこの【運用の設計図】であり、
英語では「ポートフォリオ」と呼ばれます。

たとえば、自分の家を建てる時に、
「んじゃあ、とりあえず1階のリビングの場所に、
大きな柱を2本立ててよ。ヒノキでね!」

なんて言うでしょうか。
(言わない、言わない)

家という高価で、大切な資産を建てる際には、
家全体の見取り図 =【設計図】を、
まずは引いてもらいますよね。

あなたの資産運用も、同じなのです。

A債券ファンド? C株式ファンド?
と悩む前に、
まずは自分の「ポートフォリオ」を作ってみましょう。

試しに、チラシの裏側に、
大きな丸い円を描いてみてください。

その中に(ラフで構いません)、
あなたが保有している資産を描いてみるのです。

キャッシュも、債券も株式も、
あなたというかけがえのない「人的資産」も、

不動産も、デルヴォーの絵も、
持ち株会で持っている個別株も、
すべてあなたという人間が選んで保有している【資産】です。

まずはこの「全体図」をしっかり眺めてください。
そして、分析してみてください。

バランスがいびつでないか。
この「○○ファンド」は
本当に望んで買ったものなのか etc…。

最初は「面倒だな」と思われるかもしれませんが、
これを最初に行っておくと、
あとがずいぶん楽になります。

なにしろ、投資とは自分のお金を
5年、10年と【続けて・管理していく】作業なのですから。


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村上春樹 という普遍性


こんにちは。カン・チュンド です。
えー、今日の記事は投資とは関係ありません。

お世辞にも上品とは言えない格好で
外国を放浪していると、
(同じように上品とは言えない格好の)
さまざまな国の人と、
ひと言ふた言、会話を交わすことになります。

「どこから来たの?」
「安い宿はある?」
「食堂は?」
「バスの発着所はどこ?」

上記はバックパッカーの間で交わされる
「典型的な会話のさわり部分」です。

知り合いになった彼ら/彼女らの何人かは、
日本について言及していました。

・トヨタ ニッサン
・日本人はよく働く
・サムライ
・ウォークマン
・芸者がいる
・アキラ クロサワ….。

スウェーデンから来た若者は、
地元の町で開催された「黒澤明 映画祭」で
「酔いどれ天使」を観たと言っていました。

芸術に興味がある人の中で、
いちばん有名な日本人は、
アキラ クロサワ だったかもしれません。

しかし、わたしが日本で定住生活を送っている間に、
世の中のトレンドは変わってしまったようです。

今ではハルキ ムラカミ(村上春樹)が、
日本人の作家として世界中で読者を獲得し、
(芸術に興味がある人の中では)
いちばん有名な日本人になっているとわたしは思います。

Haruki Murakami "Norveg? Giria" 


彼は、↑村上氏の代表作「ノルウェイの森」を朗読しています。
(彼の国の言葉、ロシア語で)

感受性が強そうな、どこにでもいる学生さんです。

norwegian wood by haruki murakami


彼女など、↑ちょっと自意識過剰な、
かつおしゃべり好きな学生ふう。

彼女は、ようやくハルキ ムラカミの
「ノルウェイの森」を読み終えたと言っています。
デリケートな作品世界に触れたあとの、
すがすがしい顔をしていますね。

Norwegian wood reading  


この方はポルトガル語を話しているのでしょうか。
自宅の台所でハルキ ムラカミの「ノルウェイの森」の
感想を語っています。

N A O K O


この映像は、
ノルウェイの森の最初の章・・

主人公がもっと若いときに
直子について書こうとしたがうまく書けなかった・・
というくだりの内容をイメージして
創作されたものです。

映像とナレーション(ノルウェイの森の文章)が
ぴったり合っていますね。

わたしはこれらの「動画」をはじめて観たとき、
「なんだこれは!?」という
ある種の戸惑いを覚えました。

わたしの中では、
文学というものは、
映画や絵やアニメや楽曲に比べて、
「言語の違い」というハードルがあるため、
「普遍性」を獲得するのは難しいという
思い込みがあったのです。

しかしながら、
村上春樹氏の作品は
最初から国境など存在しないように
ハードルを軽々と越え、
世界中で受け入れられています。

さまざまな国の読者のコメントによって、
氏の作品群の質の高さが「証明」されていると
いってよいでしょう。

おそらくこれほどの同時代性を持って、
世界中の読者に受け入れられた日本の作家は
これまで居なかったと思います・・。

追記)

氏は今年、
ノーベル文学賞に選出されるのではないでしょうか。




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