2009年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年01月

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ベトナムでバスツアーに参加して感じたこと


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨日、久しぶりに「鬼平犯科帳」(ドラマ)を観ました。
(鬼平犯科帳はDVDでレンタルされています)

(突然ですが)時代劇に人気があるのはどうしてでしょうか?

それは、時代性とか、モノとか情報とか、
「余計なものを削ぎ落として、
人間の本質を垣間見せてくれるからだ」とわたしは思います。

時代劇は人間そのものにフォーカスし、
人として大切なこと(倫理性)や、
人と人の関わり(信頼とか、愛情とか、憎悪)を
ドラマを通じて映し出します。

【いつの世も、変わらないものがあるのだ】
ということで、人は安心するのです。

知らない国を訪ねるときも、
わたしがいつも思うのは【人間の普遍性】です。

誰かを好きになったり、
家族を大切に思ったり、
世の中が平和でありますようにと願う気持ちは
どこの国の人も変わることがありません。

この10月にベトナム・ホーチミンに行き、
クチトンネルを見るために【バスツアー】に参加したのですが、

わたしがバスツアー
(特に英語で実施されるツアー)に参加する理由は、
そこに【世界の縮図】があるからです。

ホーチミン市の旅行代理店前から出発したそのバスは
「クチトンネル」に向かいました。乗客は20人程度です。

そこにはドイツ人の若いカップルが居ました。
フィリピン人の夫婦がいました。
日本人が二人いました。

香港の若者がいました。
そして、オーストラリアに住む
ブラジル人のカップルもいました。
(もちろん、ベトナム人も参加しています)

どの国のどのバスツアーも同じですが、
最初はみな硬い表情で、
ガイドの方が投げ掛けることばにも
ぎこちなく反応します。

その後、途中の休憩で互いに一言、二言ことばを交わし、
昼食休憩で共に食事を取ったりすると、
次第に打ち解けてくるものです。

わたしは昼食時にふたりのベトナム人と話をしました。
彼らはハノイの大学生でした。

わたしはベトナムにはじめて来たこと、
経済発展の様子に驚いたこと
そして、戦争証跡博物館を訪れ、

インドシナ戦争、そしてベトナム戦争の悲惨さに
考えさせられたことを話しました・・。

彼らは英語で話しているため、
多少大げさに頷きながら
「Yes,Yes」と相槌を打ってくれました。

そして、右側に座っていた少し太めの青年が
【でも、私たちの国はまだ貧しいのです】と
わたしに言ったのです。

【道路や鉄道や、その他さまざまなインフラを
作っていかないといけませんし、技術もまだまだです】

そして、もう一方の青年が
【サービスとか、経済のことととか、
これからいろいろ学ぶ必要があります】と呟きました。

どこか前のめりで、しかし
国を支えるエリートとしての自負も漂わせていたふたりの青年。

ほんらい、人が国のグランドデザインを決め、
人が国の政策の細部を作り、実行していくものです。
こんな当たり前のことが、
発展途上の国では鮮やかに映し出されます..。

(何と言いますか、)
◆ 自分の頑張りが
国の発展に直接寄与する実感が持てる彼らのことを
わたしは少しうらやましく思いました..。

旅とは不思議なものです。

IMG_0270.jpg

ふたりの青年とは、
もう、二度と会うことはないでしょうが、
わたしは彼らのことを一生忘れないと
どこかで確信しているのです。

追記)

 マーケットは世界に広がっています。
ラオス証券取引所:開設準備が着々と進行中

追記 その2)

2011年7月カンボジア証券取引所も正式にオープンしました。

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| 2009年 ベトナム奇譚 | 09:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゴールドマン・サックスがETFビジネスに参入


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

米国の投資銀行ゴールドマン・サックスが
ETFの運用に乗り出す模様です。

Chicago Sun-Timesの【こちら】の記事によりますと、 
12月24日、ゴールドマン・サックスは
米国証券取引委員会にETFの登録申請を行った模様。

申請書によると、ゴールドマンが運用を目指すETFは、
ブラジル、中国、インド、韓国の
各国株式を組入れたETFであるとのこと。

Investment Company Institute は、
米国内のETF純資産総額が2009年11月末までの1年間で、
約4780億ドルから約7830億ドルに増えたと報告しています。

(儲けの匂いがする場所に必ず駆けつける投資銀行が
いよいよETFビジネスに参入です..)


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| インデックス投資全般 | 10:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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カブドットコム証券も1,000円「投信積立」を開始!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

凪の海ばかり見ていると、
「もう永遠に波なんて起きないのでは」と思ってしまいますが、
波は必ず立つのです。

そしていったん波が立つと、
あちらこちらにその影響が波及します。

(何が言いたいのか?
まぎれもなく、1,000円からの「投信積立」が
スタンダードになろうとしているのです!)

こちらの「リリース」によりますと、
カブドットコム証券では12月25日(金)から、

1,000円以上1円単位で積み立てができる
「投信・千円積立」を開始したとのこと。
(個別株の1,000円積立も可能になったようです)

対応する投資信託は135ファンド(うちノーロードが69ファンド)

そういえば、SBI証券も
1,000円以上1円単位の「投信積立」を開始しましたね。

積立て投資の世界は、まさに日進月歩なのですが、
もともとこのフィールドでリードしていたのは
カブドットコム証券でした。

(何しろ「ファンド星人」というネーミングを
商標登録までして、投信積立サービスに力を入れていたのです)

前述のSBI証券は(投信積立サービスでは)
銀行の給与振込口座からの引き落としに対応していません。

また、楽天証券では
(投信積立サービスについては)
楽天カードに加入しないと、
実質、給与口座からの引き落としができません。

当オフィスでは、
インデックスファンドの積立てが
「給与振込口座からの引き落としで可能である」
という点を重視していますが、

そういう意味でいうと、
カブドットコム証券が
給与振込口座からの引き落としでも
「千円積立」に対応したことは大きいと思います。

ただし、
カブドットコム証券も完璧ではなく、
給与振込口座からの引き落としに対応できる
「銀行」が限られており、
現状は以下のようになっています。

三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、
ゆうちょ銀行、スルガ銀行、大垣共立銀行、泉州銀行、
ジャパンネット銀行のみ。

(あっ、マネックス証券でも、
1,000円からの「投信積立」対象ファンドを
増やしてもらいたいものです)

詰まるところ、現状
投信積立サービスで圧倒的優位に立っている金融機関は
存在しないのです。

「投信積立」において
目指すべきサービスインフラとしては、

・原則、すべての投資信託を1,000円から「積立可能」にする
・ノーロード型対象ファンドを増やす
・給与振込口座からの引き落としを可能にする
(すべての金融機関に対応する形で)
・定時定額「解約」サービスを実施する

といったところではないでしょうか。


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投資信託はどうやって今の「カタチ」になったのか その2)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日お話した通り、アメリカでは大恐慌を機に、
「クローズド・エンド・ファンド」に
対する信頼が失墜してしまいます。

投資信託の価値 = 価格とは何なのか?
それはシンプルに、
ファンドが組入れた銘柄の価値を反映するものであるはずだ。

そのような考えに基づき設計されたのが
「オープン・エンド・ファンド」です。

今日、私たちが↑投資信託として認識している
ファンドのカタチですね。

「オープン・エンド・ファンド」の価格は、
1日に1回、ファンドの【正味価値】として算出されます。

株式や債券のマーケットが閉まったあと、
ファンドが組入れている株式、債券の価格を足し合わせ、
総口数で割って出されるのです。
(現金部分、借入れ部分がないと仮定)

「オープン・エンド・ファンド」で
1日に1回決まる価格のことを【基準価格】と呼びます。
(まさに【正味価値の価格】です)

「オープン・エンド・ファンド」では、
ファンド購入者はいつでも「口数」を購入でき、
あなたのお金はストレートにファンド内に流入します。

逆に、ファンド保有者はいつでもファンドに直接
「解約」を申し出ることができます。
あなたのお金はストレートにファンド内から出ていきます。
(ファンドに直接現金が出入りするしくみですね)

ファンドが投資家に対していつでも【オープン】な状態、
いつでも「売り買い」ができる状態という意味合いで、
【オープン・エンド】という呼び方をするのです。

当たり前といえば、当たり前ですが、
いつでも【正味価値の価格】で、
投資信託を売ったり買ったりできるということは
投資家にとっては大きな「安心感」につながりました。

毎日「値段」が付くということは、
いつでも【逃げられる】ということです。
(これを資産運用の世界では【出口】がある、
という言い方をします)

私たちは日々、
さまざまな金融商品を求めて漂流しますが、

その金融商品に毎日「値段」が付き、
いつでも購入、解約ができるという
【流動性の高さ】はたいへん重要です。

わたしなら、毎日「値段」が付かない、
いつでも購入、解約ができないという時点で、
その金融商品は「購入対象リスト」から除外します。


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| 投資信託をディープに理解する | 12:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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投資信託はどうやって今の「カタチ」になったのか その1)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

(もちろん、)
今の投資信託の形が完成形であるとは言いません。
しかし、投資信託はこれまで
さまざまな変遷を経て、今のカタチに落ち着いてきたわけです。

ちょっと不思議に思われるかもしれませんが、
1900年代初頭のころは、
株式市場に上場するタイプの投資信託、
「クローズド・エンド・ファンド」が主流でした。

「クローズド・エンド・ファンド」とは、
シンプルに言いますと、
市場に上場した【アクティブ・ファンド】です。

たとえば(一例として挙げますが、)
「AAクローズド・エンド・ファンド」は

ファンドが運用を開始する際に、
期間を区切って【口数】の募集を行います。
(ファンドの売り出しを行うわけです)

期限が来れば、それ以上の募集は一切なし。
(つまり、あらかじめ【総口数】が決まっていたのです)

その後、「AAクローズド・エンド・ファンド」を
売りたい人、買いたい人は、
株式市場を通じて取引することになります。

当時はまだ「ファンドを運用する会社」が
「ファンドの資産も管理する」カタチが主流であり、
そこには、人間の本性が試される機会がありました。

たとえば、
あなたとわたしが「BBクローズド・エンド・ファンド」を
運用しているとしましょう。

ファンド内にはたくさんの資金が存在します。
数えてみると30億円になっていました。

そこでわたしの中の悪魔があなたに囁くのです。
「あのー、500万円くらい僕たちが使っても
わからないんじゃない?」

(そう、人間とは弱い生き物なのです)

実際、アメリカでは
運用会社が【ファンド資産を使い込む】不祥事が
何度も起こりました。

(上記の反省を胸に、後年
【ファンドを運用する会社】と【ファンド資産を預かる会社】を
分別することが徹底されたのです)

さらに当時の「クローズド・エンド・ファンド」は、
多額の借金をして元手を増やし運用を行うことが可能でした。
(それだけハイリスクの運用になりますね)

また、「クローズド・エンド・ファンド」の最大の売り手、
(つまり、販売会社は)銀行がメインだったのです。

ところで、
当時の「クローズド・エンド・ファンド」の最大の問題点は、
ファンドの【正味価値】と、
ファンドの【取引価格】が
しばしば乖離してしまうことでした。

たとえば、
「BBクローズド・エンド・ファンド」の本当の価値
(正味価値)は、

「BBクローズド・エンド・ファンド」が組み入れている
株式の値段を合計し、
それを口数で割れば算出できるはずです。
(現金などは持っていないと仮定。)

ところが、
「BBクローズド・エンド・ファンド」は
市場に上場しているひとつの銘柄でもあるため、

【取引価格】がしばしば高くなりすぎたり、
安くなりすぎたりしていたのです。
(↑ 投資家にとっては、果たして自分が適正な価格で
ファンドを買っているか分かりにくい状況ですね)

そんな折も折、
繁栄を謳歌してきたアメリカ経済に
突如嵐が吹き荒れます。

1929年10月24日、株式市場の大暴落が起こったのです。
(「暗黒の木曜日」です)

当時上場していた「クローズド・エンド・ファンド」は、
多額の借金をして運用を行っていたため、
また、ファンドの【正味価値】に比べ、
ファンドの【取引価格】が高騰していたために、

いったん株式市場の暴落が起こると、
坂道を転げ落ちるようにその価格が急落し、
制御が効かなくなってしまいます。

この大恐慌を教訓に、
アメリカではファンドの【正味価値】のみをファンドの価格とする
「オープン・エンド・ファンド」が台頭してくるのです。


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| 投資信託をディープに理解する | 11:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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わたしが不動産投資をお勧めしない理由


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

フローのお金と、ストックのお金は、
同じ「お金」と名前が付きますが、
性格はまったく異なります。

フローのお金とは?
常にこまめに管理されることを望む。

ストックのお金とは?
干渉されることを嫌う。
基本的に「放っておいてよ」という性格。

私たちがまとまった資産を作るためには、
フローのお金 → ストックのお金という
「移転作業」がまず必要です。
(毎月の継続的なお金を「大きな海」に放ってあげる作業です)

そして、フローのお金とは違った接し方が、
ストックのお金に対しては必要になってきます。

ストックのお金とは、
500万円とか1000万円などの
ある程度まとまったお金のことですから、

長い時間をかけて、ストックのお金がほんらい持っている
「潜在能力」を引き出してあげることが重要です。

過度に干渉しない。
リスクを取り続ける。
心配なのだけれど、心配そうな顔を見せない。
しかし時々、気付かれないようにそっと様子を見てあげる・・。

(突然ですが)
わたしの目標は引退時までに1億円の資産を作ることです。

まとまった資産を引退時までに積み上げることが出来れば、
(その後)運用を続けながら、
安心して定期的に資金の引き出しができますね。

◆ 資産運用の目的は、
【まとまった大きさのストックを築くこと】にあります。

わたしが不動産投資
(収益不動産に対する投資)をお勧めしないのは、
そもそも不動産という資産は
「上がり」の資産だからです。

今わたしに8億の資産があるとしましょう。
わたしは68歳です。
8億のうち3億円程度で都内の一棟マンションを購入する。
これはアリだと思います。

◆ 不動産投資の本質は、
手持ちの「ストック」を「フロー」に変えることですから。

68歳のわたしにとって、
毎月家賃収入というフローが入ってくることはありがたいです。

ところが、
今働き盛りのあなたが不動産を購入するとは、
借り入れによって膨らませた「ストック」で
「フロー」を手に入れることです。

あなたがもし、ベトナムの不動産に投資するなら、
狙っているのはフローよりも
ストックとしての価値上昇(キャピタルゲイン)だと思いますが、

こと日本の不動産でいうと、
「ストック」を「フロー」に変えることが
不動産投資の本質だと思います。

「カンさん。
不動産に投資するのは、老後の不安を解消するためです。」

んー、もし、老後の不安を解消したいのであれば、
ストックを積み上げることを優先すべきではないでしょうか。

仮に、
借り入れによって膨らませた「ストック」で
「フロー」(毎月の家賃収入)を手に入れ、

その「フロー」で積立て投資を行うとすると、
二重のリスクを取ってしまうことになります。

・レバレッジを効かせて不動産を保有する
・投資信託という資産を保有する
  (どちらもリスク資産ですね)

不動産投資は、
不動産投資信託(REIT)という形で、
資産ポートフォリオの一部として保有するのが適切と考えます。

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