ウィズダムツリーの10本のETFが上場廃止の予定
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
ETF Trends の記事によりますと、
ファンダメンタルインデックスで有名なETF運用会社
WisdomTree がこの3月に
10本のETFを上場廃止にするとのこと。
お決まりのパターンですが、
上場廃止となるETFはいずれも純資産額が小さく
ウィズダムツリーのETF運用資産額の
3%程度を占めるにすぎません。
以下が上場廃止となるETFです。
(日本で購入可能なETFはありません)
WisdomTree International Technology Sector Fund
(銘柄コードDBT)
WisdomTree International Financial Sector Fund
(銘柄コードDRF)
WisdomTree International Health Care Sector
(銘柄コードDBR)
WisdomTree International Consumer Staples Fund
(銘柄コードDPN)
WisdomTree International Consumer Discretionary
(銘柄コードDPC)
WisdomTree International Industrial
(銘柄コードDDI)
WisdomTree International Communications
(銘柄コードDGG)
WisdomTree Europe Total Dividend Fund
(銘柄コードDEB)
WisdomTree Earnings Top 100
(銘柄コードEEZ)
WisdomTree U.S. Short Term Government Income Fund
(銘柄コードUSY)
当該ETFの最終取引日は3月24日の予定で、
それまで投資家は任意に売買を行うことが可能です。
ところで、ETFの「上場廃止」は
個別株式の「上場廃止」とは異なります。
実態としては非上場の投資信託の
「繰り上げ償還」のイメージです。
(ある期日をもってファンド資産がすべて売却され、
ファンド保有者に現金の形で
ファンド口数が償還されるということ..)
おおよその目安ですが、
(海外ETFについては)
純資産額が1億ドルを下回るものには
手を出さないという姿勢が大切です。
つまり、
(考え方としては何も難しいものではなく)
ETFを選ぶ際には、
純資産額が大きく、売買量が豊富で
誰もが名前を知っている代表的なETFを選ぶ。
(シンプルに)
10年、15年後も元気に存在してくれる可能性が
きわめて高いからです。
逆に、あまりにマニアックなETF、
細かすぎるセグメントのETF、
今の時流、流行を短期的な視点で捉えたETFなどは
避けたほうが無難です。
◆ 参照記事
【海の向こうのETF上場廃止】
【インベスコ・パワーシェアーズの運用する
19本のETFが上場廃止となります】
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