任天堂の株とETFはこんなに近いのですよ戦略
こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。
昨日は、
「ETFを短期売買してくれる人が【重要】なのです」
というお話をしました。
思惑買い、熱狂買いをしてくれる
「右派」の人たちは
間違いなくETFの売買高を押し上げてくれます。
「ETFは長期保有のツールであり、
ETFで国際分散型のポートフォリオを組むのです」
というわたしの気持ちにいささかの変化もありません。
が、この記事内ではしばしそれを【棚上げ】します。
先日、日経マネーの取材を受けたときに
記者の方に
「個別株を売買している読者の方に向けて
ETFを紹介するのっていかがですか?」
と提案してみました。
(そう、「右派」の人たちに
ETFに興味を持っていただくためです)
たとえば、記事内では
「ポートフォリオ」とか
「分散投資」という言葉はタブーにします。
(個別株を売買する読者にとって
ETFは任天堂と同じ【ひとつの銘柄】ですから..)
これまではETFという名称ゆえ?、
具体的なイメージが浮かばず
「どうせ自分には関係ないだろう」
と思っていた「右派」の人が
ETFに興味を持つきっかけ作りを行うのです。
たとえば、
・個別株 + 日本株ETF という「ふたつの銘柄」を持ちます。
個別株への投資は、
無数の株式の中からたった「一点」を選ぶという行為です。
ところが、日本株ETFは株式全体への投資となるので
「面」への投資となります。
「点」+「面」・・・。
「点」に投資を行いながら、
「面」も抑えておきましょう という提案ですね。
(リスクポジションが緩和されます)
あるいは、
•個別株(大型株) + 日本小型株ETF という
組み合わせも悪くありません。
大型優良株に投資を行う一方、
(ETFを用いれば)
日本の新興市場を「面」として
【広く・浅く】投資を行うことが可能になりますよ、
という提案です。
あるいは、
•個別株 + セクターETF という「ふたつの銘柄」を持つ。
個別株の形で投資を行う限り、
大きな価格変動は避けることができません。
特に下げ相場では、
想定以上の株価下落に見舞われる可能性があります。
そのような事態に備えて、
医薬品、食品といったディフェンシブな業種(セクター)を
ETFとして丸ごと買っておくのです。
(上記ディフェンシブセクターは
不景気時に他の業種と比べて
下落幅が小さくなる傾向にあります)
あるいは、
個別株 + 海外債券ETF
個別株 + 金(ゴールド)ETF
個別株 + 商品ETF という提案もできるでしょう。
そして読者の方にこう言うのです。
【ETFの売買方法は、
個別株の売り買いと「まったく同じ」です。
こんなに身近に「新しい銘柄」が登場したのですよ。
これを利用しない手はないですよね?】
日経マネーさん、ぜひこの企画を実現させましょう。
*********************

────────────────────
晋陽FPオフィス
*********************
4月11日【マネ缶スクール アドバンスコース 東京】
4月12日【今後10年を見据えた中国への最適な投資法 東京】
4月21日より【初心者限定! シブヤでマネーな女になる講座】
- 関連記事
| ETFのお勉強 | 08:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑