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興味が尽きないEEMとVWOの比較


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ETFというツールを生み出すのは
もちろん運用会社の役割です。

しかし、ETFがいったんマーケットに上場すると、
そのあとは、右派と左派が「共同して」、
出来高と純資産額を作っていきます。

右派とは、トレーダーです。
左派とは、長期保有派です。

もちろん両派は、共同しているとは
(それぞれ)ゆめにも思っていないのですが、
ETFが栄えるためには、
右派、左派両方の頑張りが必要なのです。

先日、Marco Polo XTFの方と会食をする機会があり、
面白いことを教えていただきました。

iシェアーズ MSCI エマージング・マーケット
・インデックス・ファンド(EEM)は、
突出した出来高の多さから、

個人、機関投資家を問わず、
トレーダーから絶大な信頼を得ているのだそう。

もちろん、EEMを
長期でホールドしている人もたくさんいるでしょうが、
1日64,041,700口の売買高(直近3ヶ月平均)
という数字が、右派の支持を裏付けています。

一方、左派(長期保有派)の間では、
バンガード・エマージングマーケットETF(VWO)を
選ぶ人が多いのではと思います。

VWOの1日あたりの売買高(直近3ヶ月平均)は
13,384,900口です。
両者の1日あたりの売買高には5倍近い開きがあります。

ところが、
ETFの規模(純資産残高)で見てみますと・・、
EEM  38.96B
VWO  29.34B となっています。

実は2009年2月現在では、
おおよそ
EEM  15B
VWO   4B だったのです。
(その差がどんどん縮まっているのがわかります)

VWOでは、新たな左派(長期保有派)が、
コツコツと資産を積み上げていることがわかりますね。

もう一度、トレーダーの立場に戻ってみましょう。
トレーダーにとっては、ETFの信託報酬が低いことより、
買い気配と売り気配の乖離(スプレッド)が
より小さいことのほうが重要なのでしょう。

そういう意味でいうと、現状、iシェアーズが
EEMの信託報酬を積極的に引き下げる理由は
ないのかもしれません。

EEM → 右派の支持
VWO → 左派の支持 と言ってしまうと少々乱暴ですが、
それでも両ETFの【特性】が
大きく違っていることは間違いなさそうです..。

(売買高、純資産額については
米国ヤフーファイナンスの数字を用いました)

2011年4月28日 追記)
両ETFの「組入れ銘柄数」には開きがあります。これはVWOが、
指数に採用される銘柄をすべて組入れる「完全法」を
採用しているのに対し、

EEMは、指数に採用される株式から主要銘柄をピックアップし、
「指数」と同様の動きを目指す「抽出法」を採用しているためです。

◆ 参照記事
「ETFがブレイクスルーするために必要なもの(右派と左派の攻防・・)」

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