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ETFは屋台のラーメン屋から出発しました


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

(突然ですが、)あなたの目の前に、
2棟の「インテリジェントビル」が
そびえ立っているとイメージしてください。

その間に、間口一間ほどの空間があり、
大将が屋台でラーメンを売っています。
それが「ETF」だったのです..。
??

2棟のインテリジェントビルの一方は
個別株という巨大なマーケット」です。

もう一方は、
投資信託という大きなマーケット」です。

ETFはこの両者の間に隙間を見つけ、
独自のマーケットを創り上げてきました。

(つまり、個別株を愛好していた人、
投資信託を好んでいた人、
どちらからも一定の支持を得たのです..)

◆「個別株」を愛好していた投資家は?
「おお、ETFって便利だね。
ひとつの銘柄なのに、なにせ市場全部買えるんだろ。
おれの銘柄コレクションに加えたよ。」

◆「投資信託」を愛好していた投資家は?
「ああ、ETFですね。興味あります。
わたしが持ってる投資信託って、どれも手数料が高くて。

どうせ持つなら、
もっとシンプルでコストが低い商品のほうがいいじゃない。」

もちろん、時代との「シンクロ性」も
ETFの普及に影響を与えました。

世界的に見た場合、
ETFの元年は「2000年」であったとわたしは思います。

2000年って?
欧州通貨ユーロが流通し始めた年? 
(はい、それもそうですが、)
ITバブルが崩壊した年でもあります。

ITバブルの絶頂期は2000年の3月末でした。

「ナスダック市場」の
ナスダック総合指数は5000ポイントを突破し、
(ちなみに今は2300ポイント強です。)
投資家はわが世の春を謳歌します。

ところが、その後、ハイテク企業の株価は暴落し、
ITバブルはあえなく崩壊しました。

それまで多大なリスクを取ってきた投資家は、
市場から手痛いしっぺ返しを受けます。
マーケットが落ち込み、
投資家が意気消沈する中で、

「もっと低コストで
合理性に富んだ金融商品はないのだろうか。」
という空気が芽生えていたのです。

そのとき、
バークレイズ・グローバル・インベスターズという
ETFの運用会社が、
iシェアーズ」というETFのブランドを立ち上げ、
一挙に数十本のETFを上場させます。

ここから、ETFは屋台のラーメンを卒業し、
自社ビルを持つような様相に変貌していくのです..。

ところで、米国ではじめてETFが登場したのは
1993年のことです。
この17年ほどを振り返ってみると、

ETFが拡大する大きな転機が
(ETFの品揃え、という観点からいうと)
【ふたつ】あったような気がします。

ひとつは、1996年にはじめて
【外国株式ETF】が登場したこと。

実は、1996年に、
モルガンスタンレーが、
17本のWorld Equity Benchmark Shares(WEBS)を
アメリカン証券取引所に上場させました。

これが(アメリカ人にとっての)
はじめての「外国株式ETF」でした。
この影響は大きいですね..。

たとえば、
1.日本株式のETFしかない状況と、
2.外国の株式を内包した、
さまざまな外国株式ETFがある状況と、

あなたはどちらのほうが好ましいと思いますか?
(もちろん、2.ですね)

もうひとつの転機は、
2002年に【債券ETF】が登場したことです。

ETFという名前を1、2度しか聞いたことがない人も、
「ああ、ETFって、株式なんだろ?」
と思ってしまうのが常です。

ところが、「債券ETF」が登場したことによって、
ETFそのものに対する【印象】が変わってしまったのです。
「えっ、なに?
ETFって債券もOKなの?」

つまり(俺たちが思っていたより)
ETFという奴は、
より大きな「概念」を持った金融商品らしいぜ・・。
ということが広まり始めたのです。

考えてみれば、【野菜】だってそうです。
??

もし、ですよ、
人間が知覚できる「野菜」が
【ごぼう】だけだったら、
「野菜」という概念が、果たして人間界に広がったでしょうか。

答えは NOです。
(「ごぼう」は単に「ごぼう」で、
風変わりな人だけが食する、
風変わりな食べ物で終わっていたことでしょう..)

【野菜】という概念が広がり、
多くの人々に受け入れられたのは、

1.「野菜」の種類が豊富であり、
2.ひとつひとつの「野菜」が
それぞれ個性を持っていたからです。

(たしかに。かぼちゃには、かぼちゃの、
小松菜には、小松菜の「個性」がありますよね..)

ETFも同じです。

◆ 今日、2000本を超えるETFが世界中で上場し、
これほどポピュラーな金融ツールになったのは、

1.「ETF」の種類が豊富であり、
2.株式ETF、債券ETF、不動産ETF、
商品(コモディティ)ETF、通貨ETF、ブル・ベアETFなど、

さまざまな「ETF」が【独自の個性】を持ち、
それぞれ異なったマーケットを取り込んだ結果なのです..。

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