FC2ブログ

2011年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年12月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

お母さんと営業マンと、娘さん息子さんをめぐる物語


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

少し前の話になりますが、
年配のお客様がコンサルティングの中で、
次のようなことを言われていました。

「その証券会社の営業マンは、
とにかくわたしの話をよーく聞いてくれたのよ・・。」

これって大きいですね・・。

仮にこのお客様のお名前を山田さんとしましょう。
山田さんは子どもと離れて暮らしており、
最近は息子さんも娘さんもあまり家に寄り付きません..。

営業マンの人が、
子どもの話、孫のこと、自分の病気や、将来のこと、
まあ、とにかく小さなため息と共に呟きたいような
もろもろのことを【聞いてくれる】のは、
とても嬉しいことです。

たとえば、お隣さんと
お茶を飲みながら縁側で話しているぶんには、
「いろいろ話を聞いてくれてありがとう。
これ、蜜柑だけどおすそ分け・・。」
みたいな感じで済むと思いますが、

金融機関の営業マンとなると話は違ってきます。
◆ 営業マンは、お客様の話を聞くことが仕事 なのです。
(それも、とても大事な仕事です..)

孫のことや、子どものことや、
自分の生活の不安を聞いてもらい、
うんうんと共感してもらえたら、

人の気持ちとしては何かしら
お返し」をしなくてはいけないのでは・・
と思ってしまいます。

(そこが、狙い なのです)

優秀な営業マンとは、
人の懐に飛び込む「プロ」です..。

そもそも、
・わざわざ自宅まで来てくれる
・いろいろと話を聞いてくれる
・金融商品のことを懇切丁寧に説明してくれる

◆ これらの役務に対して、
こちら側が一銭も費用(コスト)を払っていない状態が、
何か「お返し」をしなくてはいけないのでは・・
と思ってしまう第一の理由なのです。

タダほど高いものはありません・・

誤解を恐れずに言いますと、
【わざわざ自宅まで来てくれる】時点で、
その営業マンは、自身が売りたい金融商品を
3種類は携えていると思って間違いありません。

◆ あらゆる金融商品で共通なのは、
向こうが熱心に勧めてくるモノほど、
こちらにとって「不利益」になる可能性が高い、
ということです。

たとえば山田さんが
いったんは「買います」と
営業マンに告げてしまったとしましょう。

営業マンが置いていった「パンフレット」を眺めながら、
(でも)ちょっと心配になってきて、
山田さんは息子さんや娘さんに電話をします。

そのとき、突き放されるような感じで
「お母さん、そんな金融商品買ったらダメよ!」
みたいに言われると、
ますます、道が塞がれてしまうのです。

親子の間というのは難しいもの・・。
(肉親ゆえに、互いに感情的になってしまうのです)

この時点で、
実はお母さん(山田さん)は「買います」と
安易に言ってしまったことを、後悔しているのです。

まずは、お母さんの自尊心を傷つけないように、
よーく話を聞いてあげましょう。

そして、息子さん、娘さんはまず、
お母さんが銀行、証券会社の「営業マン」と、
付き合い】で結びついてしまっていることを
自覚しましょう。

◆ お互いが「顔見知り」になっているため、
(自分の意思で)「買いません・・」
と言いにくくなっているのです。
(ただ、それだけのこと・・)

娘さん、息子さんであるあなたが、
間に入って、
「わたしがその人と話をしてあげようか」
と聞いてみてください。

◆(営業マンが)親切にしてくれるには理由がありますが、
子どもさんが親御さんのことを心配するのに理由はありません。
           
お母さん、お父さんも、
「もうとにかく息子がダメだって言うんです」
「ファイナンシャルプランナーの人がダメだって言うんです」
というように、

「○○がどうしてもって言うんです」
という形なら、断りやすいのです。

山田さん、
【お返し】が蜜柑ならいいのですが、
何十万円、何百万円の金融商品となると、
話はぜんぜん違ってきますよ。

ときには自分を守るために、
毅然と意思表示を行うことも必要なのです..。




関連記事

| 金融機関にモノ申す | 09:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |