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日本経済新聞 「電子版」コラム【はじめての投資信託】第15回目がアップされました


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

日経新聞「電子版」で連載中のコラム
第15回目がアップされています。

【コレだけ読めば大丈夫!はじめての投資信託】
 「日本人は世界に投資をする必要がある

投資の「センターピン」の話をしましょう。

カネダくんは、人生プランという軌道の上に、
投資という乗り物を乗せる人です。
その際、肝に銘じておくべきことが3つあります。

(1)シンプルに終始する。
(2)世界経済の成長にお金を託す。
(3)継続することに注力する。

(目標は複雑になりすぎてはダメなのです...)

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話に深みをもたせるコツ(「ふたつの軸」を使いましょう)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

こうしてブログを書いていても、
講演でお話をさせていただくときも、

話(コンテンツ内容)に【深み】を持たせるために、
わたしが気をつけていることが「二つ」あります。

それは(高校の科目選択的にいうと)、
歴史と地理です。
(あっ、キライな人、ごめんなさい・・)

まずは「歴史」から・・。

私たちはどんな話をするときも、
」を軸として内容を語ります。
「今、こんなことが起こっていますよね!」と。

◆ しかし、現在というときは、
実は存在しないのですね。

「あっ、今、こんなことが起こっていますよね!」と
話した瞬間に、
その事象は過去になってしまいます。

いつ、どんな時代を生きていても、
私たちは所詮、時の「つなぎ役」です。

人が栄えようが、イルカが栄えようが、
シダ植物が全盛を迎えようが、
時が経過することに変わりはありません。

時間が進むということを「主人公」に据えると、
私たちは誰もが、歴史の一瞬一瞬を
互いにつなぎ合っている「生き物」に過ぎません・・。

「今度、フェイスブックが上場するんだって!」

「えっ、そうなんだ。
ところで上場って?なにそれ?
株式ってなんなの? どんな仕組み?」

過去・・・・・フェイスブック上場・・・・・未来
と捉えてみましょう。

たしかに、
フェイスブックが上場するのはすごいことです。

しかし、フェイスブックという
情報サービス業が上場することは、

過去何百年、何千年と、
人々がさまざまなことにトライしてきた営みの、
ひとつの「結果」に過ぎません。

株式というツールの発明
幾多の技術革新
資本主義って? 豊かになるって?という命題を
後ろ向きに長―く捉えて、
ひも解きながらお話することが、

フェイスブック上場の話に
【深み】を与えるのではないでしょうか・・。

○ 時間軸を、過去、未来に大きく取り、
そこから
「今、現在の話」にスポットを当てる、ということ。

では、フェイスブック上場を
「未来」から見てみると・・?

んー、未来というと、
どうしても心理的な距離が出来てしまいますね。

だったら、私たち自身が
(たとえば)2099年に生きている、
と想定してしまえばよいのです。

過去・・・・・フェイスブック上場・・・・・2099年
       2012年

つまり、今(2099年)から見たとき、
フェイスブックが上場したことに、
どんな意味があったのだろうか・・。

「2099年に生きる人から見たら、
フェイスブックの上場なんて、
○○○と思うのでしょうね。」
という言い方をしてもよいのです。

006.png

さて、もうひとつは「地理」ですよ。

話の中で、「○○が起こっています。」
「私たちって、いつも○○と思うじゃないですか!?」
と申し上げることがありますが、

これって暗黙の了解的に、

日本では、○○が起こっていますよね。」
日本人である私たちって、
いつも○○じゃないですか!?」
になりがちです。

地理的に、お話の半径をぐーんと広げて、
コンテンツを伝えることを心がけましょう。

(日本では、日本人は、というように、
対象を限定する必要はないわけです。)

いつも、話の中で、
アメリカ人のバートンさんや、
オーストラリア人のキャンベルさんや、
エストニアのストラベスキーさんや、
台湾の林さんや、韓国の安さんや、
ボリビアに住むサントスさんや、
スイスに住むゲイルさんなら、

「どう感じ、どんな感想を述べるのだろうか?」と
イメージしてほしいのです。

カナダでは・・・
中国では・・
インドでは・・・
エジプトでは・・

という「枕詞」を入れるだけで、
話の横幅が一挙に広がります。

◆ 今、あなたが話している内容に
【普遍性】が帯びてくるのです・・。

先ほどの「歴史」と同じように、
○ 地理の軸を、縦横無尽に取り、そこから
「今、話していること」にスポットを当ててみる。

そうすると、話を聞いている人の
イマジネーションが広がります。

(それは、)あなたが話されている事象の
相対化につながるのです。

歴史の軸と、地理の軸を持つ。
どんな分野のお話にも使えるテクニックだと思います。




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カブドットコム証券 kabu.com Weekly Live Market Lovers に出演しました


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

1月26日(木)カブドットコム証券さんの番組
「kabu.com Weekly Live Market Lovers」に
出演させていただきました。

9分過ぎたあたりから、マーケットトーク
【ETFのはじめ方】が始まります。

(ズバリ、)ETFの買い方は、
ローソンの株を買うのと同じなんです!

ETFとかけて、電動歯ブラシととく。
その心は・・・・。
「一度使ってみれば、その良さがわかる!」

(それにしてもわたくし、映像の中で
10回くらい「おっしゃる通りです!」って言っています..汗)





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ファイナンシャルアドバイザーがETF について知っておくべき25の事柄 その4)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

前回に引き続き、知っているようで知らない、
【ETFの常識】について学んでいきましょう。

(と言いましても、前回から
だいぶ時間が空いてしまったので、
ちょっと復習しておきましょうか・・)

25の事柄 その1
25の事柄 その2
25の事柄 その3

さあ、あなたの思い込み、固定観念は
いったん部屋の隅に置いておいてくださいね・・。

10. ETNは(ETFとは)違う商品である

ETNのNはNoteであり、これは「債券」です。
つまり、お金の貸し借りの証書であるわけです。

ETNは、債券の発行元が
「はい、カンさん。この債券は
(たとえば)S&P500という指数と連動することをお約束します」
と言っているのです。

一般的なETFのように、
S&P500を構成する株式が
中に詰め込まれているわけではありません。

したがって、
ETNで考慮しなければいけないのは、
「債券」発行元の金融機関の信用リスクです。

シンプルに考えてください。
お金を貸している先が、
お金を返せなくなってしまうと、

あなたは他の債権者と同じ列に並んで、
お金を貸している相手から
どれくらいお金を戻せるかという心配をしなくてはなりません。

たしかに「債券」であるETNには
理論的にはトラッキングエラーなどは発生しませんが、

信用リスクが露呈したときには、
ETNの価格は
(理論価値から)大きく乖離する可能性があります。

現在、ETNを組成しているのは
(つまり、債券の発行元となっているのは)
クレディ・スイス、UBS、バークレイズなどの大手金融機関です。

これらの金融機関が信用リスクに晒されるとは
今の時点では(もちろん)考えにくいのですが、
あなたが金融商品を保有するのは、
【現在から未来に向けてである】ということはお忘れなきよう・・。

11. ETFはマニアック化しています

あなたにとっても、わたしにとっても
どんなETFが分かりやすいかといえば、
トピックスに連動するETFや、ダウ平均のETFや、
先進国株式の指数に連動するETFです。

ほんらい、ETFの商品特性はこのように
「シンプル! 分かりやすい!」というものでした・・。

もちろん、従来どおり、
シンプルで分かりやすいETFは多数存在するのですが、
平地で肥沃な土地はすでに耕されてしまったため、

新規のETFは、
マイナーな場所、マニアックな場所で、
自らの立ち位置を求めようとしています。

たとえば、IPOのETFや、
スピンオフのETFや、
スマートフォン関連のETF、

新興国の医薬関連ETF、森林ETFから、
日経カバードコール指数ETFまで、
マニアックさでいえば、もうキリがなく、

その実態は
限りなくアクティブ型の運用に近くなっています。

しかし、これは違う観点から見ますと、
ETFというツールの利用法が【幅広くなった
ということでもあります。

右は、広く・浅く、
広範な投資対象を長期保有するスタイルから、
左は、狭く・マニアックに、
マーケットを睨んで果敢にトレードするスタイルまで、

実に間口の広い利用法が、
ETFでは出来るのです。

(もちろん、わたくしカンは、
【広範な投資対象を長期保有するスタイル】を
お勧めしますが・・)

12. 2011年10月現在、
1300本以上のETFがSEC(米国証券取引委員会)の認可を
待っています。そして、その数は日々増えています・・。

(このイメージで申し上げると、
全世界のETF本数が5000本を超えるのは時間の問題でしょう)


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13.ターゲットイヤー型ETFには注意

アメリカでは、株式ETF、債券ETFなどを組み合わせて、
「バランス型ETF」を組んでいる例があります。
これは正確には【ETF オブ ETFs】と呼ばれます。

(いわゆる、ファンド・オブ・ファンズのETF版です)

あなたはたったひとつのETFを買うだけで、
複数の投資対象に分散投資ができるのですが、
ここから「もう一歩」進んで、

自分のリタイアメントをひとつのゴールとして、
自動的、かつ、規則的に、
株式と債券の保有比率を換えてくれるETFが存在します。

それが、ターゲットイヤー型ETFです。

たとえば、
i シェアーズ S&P Target Date 2050 Index Fund(TZY)
は、2050年のリタイアに向けて、

徐々に株式の比率を引き下げ、
(代わりに)債券の比率を引き上げていきます。

つまり、
あなたはたったひとつのETFを持つだけで、
資産の分散だけでなく、
リスクの量の調節まで出来てしまうわけです。

上記ETFは、現状(2012年)
株式の比率が90%を超えています。
イメージとしては
20代前半の人が長期保有すべきETFです。

ただ、ターゲットイヤー型ETFにも注意点があります。

ターゲットイヤー型ETFは
リスクに対する耐性を、
ETF保有者の【年齢】だけで判断しています。

ほんらい、仮にまったく同じ「年齢」でも、
現在収入、貯蓄可能額、将来収入の安定性、
家族構成、本人のリスク許容度(感情面)など、

個々人の「財政的バックグラウンド」は
まったく異なっているはずです。

それを極端にシンプル化して、
年齢別の最適ポートフォリオとして
提示してしまっているのが、
ターゲットイヤー型ETFなのです。

わたし自身は
ターゲットイヤー型を否定する者ではありません。
しかし、購入の前に
商品の特性をしっかり理解しておく必要があると思います。

ちなみに日本ではまだ
「ETF オブ ETFs型」「ターゲットイヤー型」のETFは
存在しません..。

間違っても、複数のETFを組み入れて
一般の投資信託として販売している、
しんきんアジアETF株式ファンド
・グローバルETFオープンなどは購入されないよう。

複数のETFを包み込むだけで
割高な運用管理費用(信託報酬)を取っているためです..。

ETFs.jpg




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銀行はなぜ午後3時でシャッターを閉めるのでしょう?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日の「マネ缶スクール」でのお話)

わたしはセミナーの中で、
「銀行はなぜ午後3時でシャッターを閉めるのでしょう?」
と、皆さんに問い掛けます。

(わたしが返す「答え」はすでに決まっていて、)

要は、やる気がないのです。」

「・・・・・・・・・」

わたしの目から見ると、

目抜き通りにある、
いろいろなビジネスの可能性を秘めた、
【店舗】という収益空間を午後3時で閉じてしまうなんて、
狂気の沙汰としか思えません…。

(あなたはどう思いますか?)

金融業界って、
まだまだ全然サービス業になっていないのですね。

< さて、話題は突然変わりますが・・>

わたしの妻の知人に、
谷厚志さんという方がいます。

先日、その谷さんのセミナーに参加してきました。
タイトルは、
【お客様の怒りを笑顔に変えるクレーム対応講座】です。

「クレーム対応」というところだけに注目すると、
なんだか
ハウツーもののセミナーに聞こえてしまいますが、
ぜんぜんそんなことはありません。

(深く、さまざまな示唆に富んだセミナーでした。)

◆ クレームというのは、つまり
お客様が【モノ申している】わけです。

(ですよね?)

たとえば、

あなたがケーキ屋さんに行って
ケーキを買ったときのこと、
靴屋さんに行って靴を買ったときのことを
思い出してみてください・・。

1.なにか商品・サービスで不満があった。

と、

2.なにかクレームを言った。

の間には、
深くて大きな河が存在しているはずです。

私たちは「一お客さん」として、
その商品・サービスに対して
いろいろ言いたいことはあるのだけれど、

ほとんどの場合、
それを【口には出して言わない】のです。

これを谷さんは【サイレントクレーマー】と
名付けています。

ちなみに谷さんの肩書きは、
【怒りを笑いに変えるクレームコンサルタント】
なのですが、

ここに、谷さんのサービスの本質が
見え隠れしています。

【クレーム】⇒【怒り】⇒【ネガティブ】
⇒【できるだけ時間をかけず、穏便に処理する】

という従来の発想を、
180度ひっくり返して、

【クレーム】⇒【お客様の声】⇒【ポジティブ】
⇒【できるだけ時間をかけて、サービス改善に生かす】

と言い切っているのです。

つまり、【クレーム】とは、
お客様から投げられたボール・・・。

【クレーム】とは、
私たちが「一お客さん」として、
その商品・サービスに対し
いろいろ言いたいことの【一部】なのである。

◆ そう捉えると、
【クレーム】とは、
お客様からのコミュニケーションの一種である、
と言えるのではないでしょうか。


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谷さんはセミナーの中でこう問い掛けます。

「これは業界で有名な話ですが、
もっともクレームが多い会社ってご存じですか?」

答え)東京ディズニーリゾート(オリエンタルランド)

(意外??)

クレームが多い、と聞くと
「サービスが未熟な会社」と思いがちですが、
そうではないのですね。

わざわざ【口に出して】
いろいろと言ってくれるお客様が多い、
ということなのです。

これは、お客様自身が、
「この会社なら、ワタシの話を聞いてくれそう」
と深層心理で思っている、

また、「この会社なら、なんとか
(サービス改善を)してくれるのでは・・」
と感じている【期待の裏返し】とも取れます。

翻って、
保険会社、銀行、証券会社と呼ばれるところは、

【口に出して】
いろいろと言ってくれるお客様を、
どのように扱っているのでしょうか?

おそらく、
【クレーム】= 当社の至らないところ、
痛いところを突いてくる人 という印象を
持っているのではないでしょうか・・。

「クレーム」そのものを
後ろ向きにしか捉えることができなければ、

◆ 一度、当社の金融商品を買って
二度と戻ってこない、
「サイレントクレーマー」が多数存在することも、
なかなか意識できないと思います。 

(【お客様の声】⇒【ポジティブ】
⇒【できるだけ時間をかけて、サービス改善に生かす】

という発想があれば、
午後3時にシャッターを降ろすということは
起こり得ないのでは・・)

さて、
銀行、証券会社で想定し得る
代表的な【クレーム】は、

どういうことなの!?
こんなに値段が下がっちゃうなんて・・」

という、価格が下落した金融商品に対する
「クレーム」でしょう。

そもそも、
値段が下がってしまうことは、
【リスク資産】という商品に共通した「特徴」です。
(決して、欠陥ではありません)

商品の「ひとつの特徴」が露呈して、
それに対してクレームが発生するということは、

その【特徴】について
事前にきちんと説明をしていなかったということ・・。

また、商品の内容
= その商品のリスク特性 と、
お客様のリスク許容度をしっかり照合していないために、

「どういうことなの!?」という、
お客様の【戸惑い】を
発生させてしまっているのではないでしょうか。

ピンチとは、変化の【起動装置】です。

「怒りを笑いに変えるクレームコンサルタント」の
谷さんのような人が、
銀行や証券会社にコンサルティングに入れば、

【金融サービス業】のヒントが
10も20も出てくるのではないかとわたしは思います..。

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ラジオNIKKEI 「月刊ETF投資情報!」


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

1月23日(月)16時から
ラジオNIKKEI「夕焼けマーケッツ」をお聴きいただいた皆さま、
ありがとうございました!

毎度おなじみの【月刊ETF投資情報!】
今回は「債券ETF」の特集でした。

・新興国債券ETFが上場予定
・債券ETFは成長余地がいちばん大きい?
・先進国債券ETFもアリ?
・アメリカ社債ETFについて
・待たれる日本国債ETF、日本社債ETF  

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ラクラク長期保有ができます。

聴き逃した方は【こちら】からどうぞ。

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