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シンガポール上場のETFについて


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

シンガポールといえば、
この「屋上プール」を思い浮かべる人が
最近増えているのではないでしょうか・・。

マリーナベイ

<マリーナ・ベイ・サンズ>

実はこのホテル、カジノも併設しています。

米国のラスベガスは、
壮大なカジノを作ろう!という起業家の旗振りで
一大エンターテイメントの町が出来ましたが、
シンガポールのカジノを運営するのは「政府」です。

(地元シンガポール人は、
入場するだけで100SGドルの入場料を取られるのだそう..)

さて、シンガポールの証券取引所は
シンガポール交易所」と呼ばれており、
ETFもたくさん上場しています。

このたび楽天証券が「アセアン株式」
(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)の
取扱いを開始した影響で、

シンガポールに上場するETF(61本)
同証券で取引可能になっています。

結論から言いますと、
シンガポール交易所は
ETFに関しては【百貨店】を目指しているようですね。

つまり、海外のブランド
(ドイツ銀行のdb x-トラッカーズや、
ソシエテ・ジェネラルグループのリクソー)に
【場所】を提供して、

それぞれのETFを「重複上場」してもらう・・。

実際に、楽天証券を通じて購入できる
シンガポール上場ETFは、
ほとんどdb x-トラッカーズとリクソーのETFです。

<わたしが注目するのは以下の4本です>

まずは、
・db x-トラッカーズ iBoxxユーロ建てユーロ圏ソブリン債
トータルリターン・インデックスETF
(銘柄コード DGLE)

決済通貨はUSドル建てです。
継続コストは0.15%

ユーロ圏の公債に広く投資を行う債券ETFです。
ファクトシートは「こちら

国別組入れは、

23.75% ドイツ
23.66% フランス
21.97% イタリア
9.94% スペイン
6.57% オランダ

6.30% ベルギー
4.24% オーストリア
1.68% アイルランド
1.54% フィンランド となっています。

「格付別」構成配分比率は、
59.88% AAA
16.25% AA
22.19% A
1.68% BBB

となっています。
(ユーロ圏なので、イギリスは入っていません..)

これまでETFの分野は「債券」が希薄であり、
特に【欧州債券ETF】は
(日本の投資家にとっては)皆無の状況でした。

当ETFが購入可能になったのは喜ばしいことですが、
願わくば、
シティグループ世界国債指数との連動を目指すETF

(日本除くのパターンは難しいと思うので、
日本を含めたもの)も、
海外ETFとして購入可能になれば嬉しいです。

・db x-トラッカーズ S&P 500 ショートETF
(銘柄コード DSPS)

いわゆる株価指数を売り建てる
(逆の値動きをする)ETFです。
インバース型とも呼ばれます。
アメリカS&P500指数と逆の値動きを目指します。

「シンガポール交易所」では
たくさんの先物(Future)が取引されているため、

それに遠慮してか、
インバース型のETFはまだ少ないですが、

【百貨店】に徹する構えの同取引所では、
今後、レバレッジ型・ショート型のETFが
増えてくるのではないでしょうか..。

(ちなみに日本国内では現在、
株価指数の値動きと逆に動くインバース型、
またレバレッジ型のETFは存在しませんが、
現在上場準備中であるとか・・)

・db x-トラッカーズ MSCI バングラデシュIM
トータルリターン・ネット・インデックスETF
(銘柄コード DBAN)

・ db x-トラッカーズ MSCI パキスタンIM
トータルリターン・ネット・インデックスETF
(銘柄コード DPAK)

バングラデシュ、パキスタン両国とも、
日本人にとってまだ馴染みが薄いかもしれませんが、
両国とも過去「MSCIエマージングマーケット指数」に
組み入れられた経験を持ちます。

決済通貨はどちらもUSドル建て
継続コストはどちらも0.85%

※ バングラデシュはセクター構成で
65%以上が金融となっているのが気になります..。
ファクトシート

ちなみに「シンガポール交易所」に上場する
ETFのリストはこのようになっています。




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