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もし、金融商品を「消費」したら、そのお味は・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

たとえば「ユニクロの服を今月買おうかしら?」
「今月は、女子会(飲み)に行こうかしら?」と
悩んでいる消費者は、

携帯料金や、今月の残業代や、
(とても寒かったのでかさむであろう)
電気料金のことを気にしながら、
(最終的に)消費の行動を決定しているわけです。

たとえば、ユニクロとZARAだけを比較して
「マーケット」を捉えるのではなく、

ユニクロと携帯市場、また、
ユニクロと女子会のニーズを比較して、
自身の「独自ニーズ」を掘り下げるという
発想が必要になっています。

◆ つまり、
あらゆる【消費】は互いに影響を与え合い、
網の目のように「つながって」いるのです。

「じゃあ、カンさん。
金融商品を購入することも広く【消費】と捉えてみては。」

はい、おっしゃる通りですね。

たとえば、
FXで10倍のレバレッジを掛けた状態で、
ブラジルレアルを購入する人は、

おそらく数ヶ月程度のスパンで
「利益」が出ることを期待しているのでは?
(もっと短いスパンかも?・・)

短期的な変化によって
「お金が殖える」という効用を求めるのは、
金融商品にありがちなことなのですが、

果たしてこれって、
割に合う【消費】なのでしょうか?

たとえば、ユニクロの服を買えば、
安くて快適な「新しい服」を瞬時に実感できます。
あるいは、3泊4日のバリ島旅行に明日行けば、
1週間後にはバリ島旅行という商品の「効用」が検証できます。

FXという「商品」においても、
ふだん私たちが実践している消費と同じように
【早く成果を実感したい!】モードで付き合うと、
大火傷を負う可能性があります。

(つまり、
お金が【減ってしまう】というマイナスの成果が
突如現れてくる可能性があるのです・・)

投資における多くのトラブルは、
金融商品を買うという「行為」を

ユニクロの服を買ったり、
海外旅行の申込みをしたり、
iPadを購入したりする、

いわゆる「一般の消費」と【同列】に
並べてしまうことによって起こります・・。


hl22_03.gif


◆ はっきり申し上げますが、
金融商品を購入することは
【とても特殊な消費】です。

それを買って、
どんな効用があるのか、
【購入】と【効果が現れるまで】の「タイムラグ」が
とてつもなく長いためです。

はっきり言って、
これは「高等な消費」と言ってもいいくらいなのです。

あなたの人生が
「長く続く」という期待がなければ
出来るものではありません。

また、あなたが同じ生活レベルを
「おそらく維持できるであろう」という期待がなければ、
とても出来るものではありません。

つまり、投資という【消費行為】は、
近代社会が成熟し、私たちが
自分らしい人生を思い描き、

それを実行できるようになってはじめて可能になった
「消費」なのです。

現代においては、
【消費】はふたつのタイプに分かれます。

1.あなた自身が、
  今この瞬間のためにお金を使うこと。
2.あなた自身が、
  自分の未来のためにお金を使うこと。

◆ 私たちの日常は常に、
1と2のバランスを取ること」を意識して
繰り広げられているのです・・。

冒頭(タイトル)で、
もし金融商品を「消費」したら、そのお味は・・
と問い掛けましたが、

その味は、もちろん【未来の味】です。
実体としてそこにあるものではなく、
あなたがイメージするものなのです・・。




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