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日本人の3/4は『会社型・確定拠出年金』を通じて投資と出遭います


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ほとんどの日本人にとって、
投資という行いは、

見たこともなければ触れたこともない、
具体的なイメージが湧かない
『奇怪なモノ』ではないでしょうか・・。

まるで、江戸時代末期に突如現れた
黒船』(蒸気船)のようなものです。

蒸気で走る、
煙突からモクモクと煙を吐き出す
あの鉄の塊を見たときの驚愕ぶりは、
いかほどのものであったでしょう・・。


タイトルのところで
出会います、と書かずに、
あえて【出遭います】と記したのは、

あなたと投資の出会いが
まさに『遭遇』であるからです・・。

(この時点で
あなたにとって有益なモノなのか
そうでないのかはまだ分かりません・・)

・・先月、
『会社の確定拠出年金』を通じて
図らずも投資と出遭ってしまった亀田さん

「ああ、なに言ってるのか、全然分かんない。
オレってついてないかも・・。」
と思っておられます。

いえ、違います、
亀田さんは「ついて」いる、のです。


そもそも、
『会社型・確定拠出年金』とは、

あなたが属している会社の、
新しい「企業年金・退職金制度」です。

これからは、
自分の退職金・企業年金を

【自分で選んで】
【自分で育てていく】ことになります。

あなたがたった「ひとり」でないことは、
確定拠出年金の加入者が
500万人を超えているという事実を見ても明らかです。


(会社型・確定拠出年金で云うと)

・NTT、NTTドコモでも、
・富士通でも、
・朝日新聞でも、

今年(2014年)から
何万人、何十万人という人が

(確定拠出年金を通じて)
図らずも【投資】と出遭うことになります。

(わたしはあえて断言しますが)
これからの日本社会においては、

★ ほとんどの人が
この『確定拠出年金』なるものを通じて
【投資】を知ることになります・・。

そして、
ここがたいへん重要なのですが、

★ ではあなたが、
ただ単に【投資】と出遭うだけなのか、

それとも、自分から進んで
【投資】と出会っていくのかが、

20年、30年後に
『大きな違い』として出てくると考えます。
(具体的には積み上がったご資産額の多寡として)

あなたが
『投資』と出遭ってしまったことは、
【黒船】と同じで、
好き・嫌いの問題ではなく、

「じゃあ、投資とどう向き合うのか」という
対処のしかたの問題ではないでしょうか・・。

★ CHANGE(変化)は、 
間違いなく、CHANCE(チャンス)です。


『会社型・確定拠出年金』では、
定期預金や保険型商品、

いわゆる元本保証型の商品のみで
運用するのは明らかに不利です。

そもそも、今まで会社が想定していた
企業年金の『利回り』を
達成できる見込みがないためです。

では、
『会社型・確定拠出年金』で
気を付けるべきことは何なのか?

ちょうど今、
あなたの『確定拠出年金』の窓口となる
金融機関の担当者の人が、

90分とか120分の
ガイダンスの話をしている頃だと思いますが、

亀田さんのように
「さっぱり分からなくて当たり前です。」
(安心してください・・)

それよりもまずは、

【あの、知識ゼロなんですが、
そもそも投資ってなに??】

の『疑問』を少しずつ解消するために、

「わたしのインデックス my INDEX」
投資の勉強【基本編】&【応用編

のような、分かりやすい、
中立的な「投資のガイダンス」を
読んでみましょう・・。

あっ、それから
わたしが前回のブログで書きました
長期・分散・低コスト】の大原則も
忘れないようにしてくださいね。


『会社型・確定拠出年金』の本質は
ズバリ申し上げると、
60歳になるまで続ける【つみたて投資】なのです。

そして『確定拠出年金』では
60歳以前に、
お金を引き出すことは出来ませんから、

誰しも、
長期の運用を強いられるわけです。
(これももちろん、CHANCE(チャンス)ですよ)

安易に、ただなんとなく
毎月の拠出額の投資先(金融商品)を
決めてしまうのではなく、

せっかく『投資』と出遭われたのですから、
自分から「好奇心」を持って
『投資』という未知なるものを
少しだけ、ほんの少しだけ学んでみませんか?

(もしかすると、意外に面白く、
人生の貴重な体験になるかもしれません・・)


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こちらのセミナーがおススメです。

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呪文のように唱える? 『長期・分散・低コスト』


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

(ちょっと昔の話ですが、)

晴れてファイナンシャルプランナーとなり、
やる気満々だったわたしは、
半ば勉強のため、あらゆる金融商品を買ってみました。

個別株もたくさん買いました。
(東レに図研にショーボンド建設、
ローソンに楽天にマネックス・・、
ホントいろいろ買いました)

外国債券も複数買って、
FXもやってみて、
商品先物でガソリンを買おうと思いましたが、
(それは勇気がなく)買わずじまいでした・・(^^;)


そこから『投資信託』というツールを見てみると、
「なるほど、投資信託は選んでないねんなあ
ということが実感できます。

何かを選び切る】という、
商品選択における「王道」を、
投資信託ははじめから放棄しているのです・・。

銘柄の分散だけでなく、
国の分散、通貨の分散までやってのける
「先進国株式ファンド」などを見てみると、

【選び切る】とは正反対の、
大枠で、だだっ広く買っておくだけ。】という、
アバウトな?投資戦略が見えてきます。

「えっ、こんないい加減でいいの?」
とあなたは思われるかもしれません。

しかし、それは(裏を返せば)
それだけ『リスク分散』をしている金融商品ですよ、
ということでもあります。


また、投資信託の勉強を重ねる中で、
少額で購入・解約ができる
【メリット】の大きさを実感するようになりました。

★ 投資信託というツールは
あなたの『マネー状況』に合わせて、
とても【微調整】がしやすいのです。

たとえば、
毎月のつみたて金額を2万円から2.6万円にする。
あるいは、1.7万円に減額したりすることが
カンタンに出来ます。

まだ180万円程度の
『ポートフォリオ資産』の中で、

先進国債券ファンドの割合が
ほんらい20%なのに、25%になってしまった・・。

じゃあ、180万円の5%分だけ
つまり9万円分だけ)ファンドを解約しよう、
ということも難なくできるのです。

自分のポートフォリオを構築する際、
利用する道具を投資信託で統一することで
あなたの『資産管理』は
とても分かりやすくなります。



(今だから言えますが、)
ファイナンシャルプランナーになりたての頃は、
【長期・分散・低コスト】というお題目が
正直、陳腐に聞こえたりしました。

が、今となっては
その【真意】がよく理解できます。

『長期・分散・低コスト』の真逆って、
【短期・集中・高コスト】ですよね。

あなたが投資に興味を持たれて、
最初に触れる情報というのはおそらく、

短期・集中・高コスト】的な
色彩を帯びたコンテンツだと思うのです。

それが果たして、
あなたにとって有益な情報なのか?

(否、です。)

なるほど、
人は退屈な真実よりも、
華やかなドラマに魅かれます。

しかし(実のところ)
投資がお仕事ではない、
一ビジネスパーソンにとっては、

資産運用は、
地味で退屈な「けいぞく作業」なのです。
(※ メイクドラマは「実・人生」の中でしてくださいね)


短期で利益確定することも、勉強です。
狭い範囲の中で
一個の商品を選び切ることも、また勉強です。

あるいは、
コストの数字を気にしないことも、
これまた勉強です・・。

人は『失敗』をすることで、
「自分にとってより良い道はどっちなんだ?」
と真剣に考えるようになります。

ただ、正直に申しまして
【長期・分散・低コスト】を実践するのは
ある意味「勇気」がいることなのです。

投資を行っている大多数の人たちの間では、
【長期・分散・低コスト】は人気がないためです。

「投資家らしくない」
「意思決定してないじゃないか!」
「なんと弱々しい・・・。」
(いわゆる草食系のイメージ)

そういう声が聞こえてきそうです。

しかし、あなたのように
『健全な危機感』を持って、

自分の人生時間に投資という行為を
載せようという人が、
投資の本質』を理解できるのです。

あなたのような人こそが、
投資信託の【新しいスタンダード】を
作っていくのだとわたしは思います・・。


※【長期・分散・低コスト】な投資を
実践するひとつの手段が『つみたて』です。

昨日、下記セミナーを開催することを決めました。

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キャリアとお金・・。あのー、仕事は『苦役』なのでしょうか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今の事務所を借りてもう6年になるのですが、
近くに『三田図書館』があり、
その事実だけで賃料の5,000円分に相当すると
わたしは思っています。

つい先日も「ビールの歴史」に関する本を
図書館で読んでいたのですが、
そこに面白い記述がありました。

すなわち、
『ビール』と『パン』は兄弟である、と。

???

昔むかし、
誰かがいたずらに大麦を捏ねくり回し、
それをどこかに置き忘れてしまいました。

そのうち、
大麦が膨らんできたのです。

「なんだコレ。気味悪い・・。」
と、ふつうの人なら思ってしまいますが、

中には変わった人もいて、
「なんだコレは? どんな味がするんだろう」と、
その、膨らんだ大麦を焼いて食べてみたのです。

(すると)これが意外とイケる・・。
これが、パンの起源なわけです。


同じように、
大麦を捏ねたものを、
忘れて放置していると、

大麦が膨らみ、泡が浮いてきました。
(それもプツプツ音を立てながら・・)

「なんだコレ。気味悪い・・。」
と、ふつうの人なら思ってしまいますが、

中には変わった人もいて、
「なんだコレ? どんな味がするんだろう」と
舐めてみたのです。

一瞬舌を刺すような感覚がありましたが、
意外とイケる飲み物として普及していった・・。
これがビールの起源ですね。

すなわち、
『ビール』と『パン』は兄弟なのです。


話を現代に戻しますと、
私たちの日常生活の中で、

『お仕事』と『お金』は兄弟であると云えます

どちらも【生きる】という土台から
派生しているものです・・


【生きる】ためには『お金』が必要ですし、
『お金』を得るためには『仕事』が必要です。

(また【生きる】とは、
仕事と関わることであるとも云えます・・)

私たちは『仕事』があって(=収入を得られて)
はじめて、落ち着いて生活ができるようになります。

ちょっとした消費や
楽しみも訴求するようになり、
また、貯蓄や(もしかすると)資産運用も
選択肢に入ってきます・・。

『仕事』が『お金』を生み、
『お金』は経済的、精神的な安定をもたらし、

そして、それが未来について考える
【余裕】をもたらします・・。

★ では、仕事とは、
お金(定期的収入)を得るための
【手段】でしかないのでしょうか?

あなたはどう思いますか・・?


毎日毎日電車に揺られて
自分が所属する部署に出勤し、

やるべきことをこなしながら、
(口うるさい上司の愚痴も聞き流しながら)、
午後6時すぎまで会社に居て、
それを毎日繰り返す・・・。

もしかすると、
会社に【自分の時間】を売っている対価として
【お金】(給与)をもらっている、

それが『仕事』なんだと感じている人も
いるかもしれません。
苦役】のイメージですね・・。


働くことを「勤労」と言いますが、
昔から日本人は
とても「勤労意識」が高かったのです。

去年の話ですが、
駅でマスクを買おうとしたときに
キオスクのおばさんが、

「ああ、こっちのブルーのやつは風邪用で、
こちらの白いのは花粉症対策用ですよ」
と説明してくれました。

相手のことを想っての
気遣いの『ひと言』ですよね。
(素晴らしい・・)

たとえば、
あなたが明日仕事をするときに、

「今日の日給は12,000円だ。
もう、12,000円分働いたかな、まだかな?」
といちいち自問自答したりはしないでしょう。

★ 私たちは『お金』を稼ぐために
『仕事』をしますが、

決して『お金』を稼ぐためだけに、
『仕事』をしているわけではありません・・。

(改めて考えてみますと、)
私たちは【仕事】を通じて社会と関わっています


毎日毎日電車に揺られて
自分が所属する部署に出勤し・・、
と先ほど書きましたが、

毎日毎日行くべきところがある、
というのは別段悪いことではありません。

会社に行けば、たくさんの人がいて
挨拶し、言葉を交わし、
ときに愚痴を言ったり、冗談を言ったりします。

会社はひとつの
『Community』でもあるわけです。

そのコミュニティーを通じて、
有形無形に社会と関わり、
あなたはあなたの『立ち位置』を確認します。

チリでもドイツでも台湾でもカナダでも、
同じように繰り返されている『日常』が
そこにはあるわけです。

あなたは会社の中で【仕事】を任され、
それはあなたの会社に【貢献】を果たします。


誰かの役に立っている、
自分が何かで必要とされているという
【事実】を実感できるところ・・。


それが会社であり、
あなたの『お仕事』なのではないでしょうか。

そして、会社は【社会】に対して
何らかの付加価値を提供しています。

その【対価】として、
会社の『利益』があり、
あなたの『お金』(給与)があるのだと思います。

なぜ、こんなことを
つらつらと述べるかと云いますと、

★ これこそ、
あなたがお金を貯めたり、資産運用を行ったりする
大事な大事な【起点】(スタートライン)であると
考えるからです。

自分の【仕事】が充実している、
気持ちよく『お金』(給与)がもらえている

ということは、
資産運用の観点から見て、とっても大切なことです。


これはあくまで私見ですが、
よく『社会貢献』という言い方を耳にしますね。

★ しかし、わたしは
あなたがふつうに【働いて】
『お金』(給与)を得ていることが
最大の社会貢献ではないかと思います

会社が『利益』を得ていることが
なんだか「がめつく儲けている」というイメージで
良くないことだと思われる節がありますが、

【利益】を得ているからこそ、
継続して商品・サービスを提供することができます。
(お客様に対して責任を果たすことが可能になります)

また、従業員に対して
『お金』(給与)を支払うことも出来るわけです。

これを「社会貢献」と言わずして
なにを「社会貢献」と呼ぶのでしょう?


たくさんの会社の
少しずつの【利益】の積み重ねが、
社会にとっての「付加価値」であり、
これは一国の名目GDPにつながっていきます。

『利益』を得ている、
お金(給与)をもらっていることは、

あなたが社会に対して
何らかの役割を果たしたことに対する
対価】であるとわたしは思います。

『お仕事』に対して
ポジティブな評価が出来てはじめて、

あなたの『お金』に対しても
ポジティブなイメージが抱けるように
なるのではないでしょうか・・。

寒い日が続く中、
たまにはあなたの『お仕事』と『お金』について
考えてみませんか?

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| 人生をプランニングする | 19:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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キーワードは『横の広がり!』 資産運用を自分のこととして想起するために


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

毎日寒いですね・・・。

こう寒いと、お部屋を1日中閉め切ったままに
していませんか?

気分転換に
『風通し』をよくしてみましょう・・。

あっ、もちろん、
あなたとお金の「関係」も、
『風通し』が悪いより、よいに越したことはありません。

(突然ですが、)日本においては、
★ 資産運用を行っていない人が『大・多数派』です。

この【大きな事実】を、
運用のお話をするわたしのようなブロガーは、
しばしば忘れてしまうのです・・(反省)


(よくあるたとえ話ですが・・)
資産運用を『靴』に置き換えてみますと、

今、日本で『』を履いている人は、
10人のうち、1人か2人くらいです・・。

多くの人は
「なんで靴を履く必要があるの?」
と訝しがります。

また、
「靴って、なんか危なくない?」とも
思っています。

ただただ靴を毛嫌いしている人に、
靴の話をするのはとても難しいですが、

靴の必要性を心の中で1ミリ程度でも
感じている人になら、

靴の話はできると思うのです。

わたしはたまたま、
ファイナンシャルプランナーの仕事をしていますので、
たくさんのお客様と日々【接する】機会があります。

その中でわたし自身がずっと感じ続けて、
今もせつに思っていることがあります。

それは、

★ 資産運用はお金持ちの人がやることではなく、
お金持ちになろうとする人がやるものだ。


ということ・・。

「えっ、それがどうしたの?」
と思われるかもしれません。

んー、ことお金に関することって、
なかなか【横の広がり】が実感しにくいものです。

横の広がり??

はい、そうです。

たとえば、
あなたのお金と、わたしのお金は
【所有権】としてまったく別々のモノで、
決して混じり合うことはありません。

(実際、『財産権』が保障されていますから、
あなたのお金が勝手に
わたしのお金になってしまうなんて、
あり得ないわけです、ハイ)


しかし、一方で、
お金は『公の存在』でもあります。

???

たとえば、
あなたは自分のお金を『貯蓄』しますよね。

それは、
あなたのお金を今、使ってしまわずに、
将来の消費のために置いておこうとする行為です。

具体的には、A銀行の普通預金に
300万円お金を置いておくことにしました。

(あなたは、あなたのために
上記を実践します・・)

また、あなたは『投資』のような
不確実性があるお金の置き方には興味がありません。
堅実に『貯蓄』することを選んだのです。


一方・・、視点は変わりますが、
わたしは新たに会社を立ち上げようとしています。

保険のプロ、不動産・住宅のプロと組んで、
「株式会社 資産よろず相談所」を設立しました。
(※ あくまでフィクションですが・・(^^;)

この会社は、
保険商品、運用商品、不動産の斡旋・販売には
一切関わらず、

お客様に最適のチョイスをしていただくために
「アドバイス業務」に特化したサービスを提供します。

わたしは運転資金を手元に置いておくため、
設備投資のところで
銀行の融資を受けることにしました。

これって、何ですか?

わたしにとっては立派な『投資』ですね。

『投資』とはすなわち、
不確実性を伴う「行い」です。

もう少し厳格に云いますと、
不確実な未来に対してお金とエネルギーを注ぐ行為です。

わたしはA銀行から
500万円の融資を受けることになりました。

A銀行はわたしに
500万円のお金を貸し付けるわけですが、

その原資の一部は、
(実は)あなたの預金だったりするわけです。


???

すなわち、何の因果か
あなたの『貯蓄』は
わたしの『投資』になっている、ということ。

(貯蓄 = 投資?)


上記の例が、お金が【公の存在】であると
云われる所以です。

あなたもわたしも、それぞれの思惑で
自分のことのみを考えて行動しますが、

★【横の広がり】でお金の行き来を俯瞰すると、
私たちのお金は、
私たちの思惑を超えて(実は)動いているのです

これって、スゴイことだと思いませんか・・?


私たちはお金や資産運用の話をするとき、
どうしても、

「あなたが靴を履くか、履かないか」という
一人称(タテ割り)の話に終始しがちになります。

ファイナンシャルプランナーも、
あなたにとってこのお金が・・
みたいな言い方をしますよね。

しかし、お金とは、
そう単純な存在ではないのです。

あなたを「起点」にして、
ほんの少し【横の広がり】を意識していただくと、

あなたのお金は、
あなたのお金以上の存在である、
ということに気づきます。


わたしのお金も、あなたのお金も、
経済と呼ばれる、ヒト・カネ・モノの
複雑で、重層的な【動き】の中に
知らず知らずのうちに組み込まれているのです。

実際、あなたの『貯蓄』が巡り巡って
わたしの『投資』になっていたりするのですから・・。


誤解を恐れずに言いますと、
『貯蓄』するか『投資』するかの
選択が重要なのではありません。

あなたのお金が
さまざまな可能性を持った、
外に向けて力を発揮できる存在であることを

自覚することのほうが重要だと思うのです。

これこそが、
あなたがお金について学ぶ
【付加価値】であるとわたしは思います・・。

個々人の
パーソナルファイナンスの向上を
お手伝いするのが
ファイナンシャルプランナーの仕事ですが、

それと同時に、
★ パーソナルファイナンスとは、
  ソーシャルファイナンスでもある。

ということを伝えるのも、
ファイナンシャルプランナーの仕事ではないかと
わたしは最近思っています。

ほんの少し、
あなたのお金を『起点』に、
横の広がり】を意識してみてくださいね。

それは、経済や、あなたのお仕事や、
社会を理解する『大きな手助け』となるはずです・・。

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| わたしのFP修行 | 16:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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第47回 「米国REIT ETFの老舗です」(ETF解体新書)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

マネックス証券より許可を得て、
コラム【ETF解体新書】第47回目を転載いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんにちは。
晋陽FPオフィス代表のカン・チュンドです。

今日、米国では150本以上のREITが上場していますが、
REITに投資を行うETFは2000年に初めて登場しました。

その草分け的な存在が
「iShares U.S. Real Estate ETF」(IYR)です。

当該ETFは直近3ヶ月の1日あたりの出来高が
900万口を超える人気ETFですが、このETFの特徴は3つあります。

ひとつ目は、
REITだけでなく不動産株も含んでいる点です。
(具体的には不動産サービス、不動産開発を行う会社など)

二つ目は、
組み入れるREITの業態が実に多様である点です。
当該ETFの紹介ページを見ますと、
ETFが組み入れるREITの業態とその割合が記載されています。

専門不動産投資信託 28.69%
ホテル・宿泊施設不動産投資信託 5.08%
店舗用不動産投資信託 20.96%
不動産サービス 3.18%
工業・オフィス不動産投資信託 19.14%

不動産保有・開発 1.65%
各種不動産投信(REIT) 1.52%
住宅用不動産投資信託 12.71%
抵当不動産投資信託 6.89%など・・。


実にさまざまな不動産が
有価証券(REIT)として
保有されているのが分かりますね。

ただし、上記文中の「専門不動産投資信託」の
意味合いが少し分かりづらいかもしれません。

具体例を挙げてみましょう。
当該ETFの組入れ第2位に
「アメリカン・タワー」というREITがあります。

このREITは米国国内において
携帯電話の基地局用施設、ワイヤレス通信、
および放送用タワーなどを所有しています。

(これなど、専門不動産投資信託の典型でしょう)。

あるいは、組み入れ第3位の
「パブリック・ストーレッジ」も同じく
専門不動産投信に分類されます。

当該REITはセルフサービスの倉庫施設であり、
欧州においても事業を展開しています。


さて、「iShares U.S. Real Estate ETF」の
特徴の3つ目は、分配金利回りの高さです。

当該ETFは年4回分配金を出しますが、
直近(2013年12月)の分配金は0.58888ドルでした。

2月3日(現地時間)の終値で見ますと、
分配金利回りは約3.66%となります。

また、当該ETFの紹介ページ内
「分配金実績」を見ると、
分配金は2009年09月28日に直近の最少額
0.39074ドルを記録し、

また、直近の最高額は2006年12月27日の
1.08590ドルであることが分かります。

(各REITが組み入れる不動産の稼働率の違いから、
ETFが払い出す分配金に大きな変動があることが分かります)

米国市場に上場するIYRですが、実は昨年12月に
国内市場にも上場を果たしました。

これは「iShares U.S. Real Estate ETF」を
『信託財産』として、
JDRと呼ばれる有価証券を発行し
それを国内に上場させたものです(JDR形式と呼ばれます)

日本名は
「i シェアーズ米国リート・不動産株ETF」(1590)です。

米国上場のIYR1口分が
JDRである1590 1口分に対応しています。

1590の市場価格は円建て、
分配金も円で払い出されますが、
為替リスクを負うことに変わりはありません。

今後、海外に上場する多くのETFが
このJDR形式で日本に上場する可能性が増しています。

IYR・1590 概要
(ブラックロック・ジャパンのウェブサイトへ移動します)

IYR・1590 分配金履歴
(ブラックロック・ジャパンのウェブサイトへ移動します)

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固定化させたポートフォリオか、TAAなポートフォリオか?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

『ポートフォリオ』と聞くと、
とても複雑で小難しいもの・・
という印象がありますが、

(いえいえ、)全然そんなことはありません。

あなたがお仕事から帰ってきて、
夜の9時にネット証券にログインし、
『資産管理画面』を開けてみる・・。

目の前に広がる
複数の資産の状況そのものが

(実は)『ポートフォリオ』なのです。

ハイ。。

そう、今眼前に広がる
「資産の組み合わせ」のことですね・・。

問題は、この
複数の資産状況そのものに、
ある種の『意思』を感じるかどうか・・。

??

ちょっと哲学的になりますが、

今あるがままの
「資産の組み合わせ」を、
単なる数字の羅列として見るなら、

それは(ポートフォリオではなく)
単なる【図表的・記憶】となります。

そうではなく、

「ワタシの資産の組み合わせって
こういうポリシー、
こういう秩序に則って管理されるべきだわ」
と感じるココロが、

『資産の組み合わせ』を
『ポートフォリオ』に昇華させるのです。

★ 要は、自分の資産に対して
【自力本願】であるか、
【他力本願】であるのかの違いでしょう・・。


今あるがままの
「資産の組み合わせ」を、
ただ受容するだけなら、

それは【他力本願】です。

自分が投資した資産たちを
『まとめよう』という意思表示がないわけです。

いわば、マーケットが「主役」で、
あなたが「従」である状態・・。


逆に、あなたが「主役」で、
マーケットが「従」であるとは、

個々の投資対象を
あなた自身が、
まるでオーケストラのように【編成】させ、
ひとつの【型】に収めようとすること
なのです。

(そういう意味で『自力本願』。)

【自覚的な資産割合の形成】こそ、
ポートフォリオと云えるでしょう・・。


たとえば、外的状況の
さまざまな【変化】を鑑みながら、

複数の資産状況を観察し、
適宜、
「この資産についてはその割合を増やそう」と決断し、

また、
「こちらの資産については割合を減らそう」とする
「行動」そのものを

TAA(タクティカル・アセット・アロケーション)と
呼んでいます。

機動的に資産配分の割合を変更しながら
資産管理を行う、ということです・・。

もちろん、
あなたが何もしなくても、

目の前に広がる
複数の資産状況そのものはパーセンテージとして
刻々と「変化」
しますから、

TAAのいちばん難しいところは、

1.マーケットそのものの『変化』の意味合いと、
2.あなたが資産配分を『変化させる』意味合いを、

互いに整合させ、
それぞれでしっかり『意味づけ』が行えるかどうか
という点でしょう。


また、タクティカル・アセット・アロケーションの場合、
あなたは常にマーケットと【対話】しておく必要が
あります。

そして【対話】を続ける中で、
いちいち【結論】を導く必要があるのです。

「Aという資産は?
そのまま・増やす・減らす」

「Bという資産については?
そのまま・増やす・減らす」など・・。


それに対して
固定化されたポートフォリオとは文字通り、
資産配分の割合を「固定化」させ資産管理を行う、
ということです・・。

先ほど述べた、
個々の投資対象を
まるでオーケストラのように【編成】させ、
ひとつの【型】に収めようとすることです。

ここには、
『自分の資産構成はこうあるべきだ』
という確固とした「意思表示」があります。

しかし、こちらの場合も、

目の前に広がる
複数の資産状況そのものはパーセンテージとして
刻々と「変化」
しますから、


どの程度、
市場が引き起こす【変化】に
目をつむるのかという問題が生じます。

★ 当オフィスでは、
半年に1度の『リ・バランス時期』以外は、
細かい資産配分のズレを無視してよいと考えます。

すべては、
資産管理にかける『時間・エネルギー』の大きさと、
ポートフォリオの『リターン向上』の伸びしろを
天秤に掛け考慮した結果です。


★ 言い方を換えると、
あなたは自分のポートフォリオを、

年に2回だけ、あるべき【型】(割合)に
しっかり収めればよいのです。

そして、年2回の『リ・バランス』を行う理由は
たった2つです。

1.背中に背負うリスク量が過大になったり、
過小になったりするのを防ぐ

2.高くなった資産を売り、安くなった資産を
買い増す機会を確保する

ポートフォリオを部屋の掃除にたとえると、
部屋をきれいにするのは年に2回だけ、ということ・・。
(ホントにそれでよいのです。)

【ワタシの資産は、
このような考えに基づいて整理整頓されるべきだ】
というポリシーがブレない限りは・・。

似顔絵




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