2014年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年09月

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If You Can ~もしも貴方にできるなら、こんな運用法があります~


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは普段、学生さんや
20代前半の人と接する機会がほとんどありません。

(たまに「コツコツ投資の会」などで
お見かけすることがありますが・・)

以下の小冊子(英語)は、
1980年代から1990年代に生まれた
「ミレニアム世代」を想定して書かれたものです。

作者は、
投資関連の本をいくつも出されている
ウィリアム・バーンスタインという人です。

(この小冊子はネット上で公開されており、
無料で読むことができます)

タイトルは、
『If You Can: How Millennials Can Get Rich Slowly
(PDFファイル ウィリアム・バーンスタイン 著)

  もし、貴方にできるなら。
<ミレニアム世代がゆっくりお金持ちになる方法・・>


小冊子の中で推奨されている投資手法は
きわめてシンプルであり、

バーンスタイン氏自身、
7歳の子どもにも理解できる『投資戦略』であると
述べています。

で、その内容は?

⇒ 25歳になったら、
毎月の給料の15%を、
次の3つのファンドに均等に積み立て投資しなさい。


・U.S. total stock market index fund
(米国株式インデックスファンド)
・international total stock market index fund
(先進国株式インデックスファンド)
・U.S. total bond market index fund
(米国債券インデックスファンド)

そして、
1年に1度「リ・バランス」しなさい。
それを65歳になるまで続けるのです。

?? これでおしまい?

はい・・。

(※ 個人的には先進国債券インデックスファンドも
入れたほうがよいと思いますが・・)

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ともかく、
ミレニアム世代は(その両親の世代と違い)
「年金制度」があてにならない

したがって、自分で
貯蓄 ⇒ 投資という『生活習慣』を身に付けないと、
老後は悲惨なことになると氏は訴えています。


ところで、
給料の15%を3つのファンドに投資し続けることは
どのくらい難しいことなのでしょうか?

「とてもじゃない。絶対デキないよ!」
という、難しさレベルではないですね。

「このシンプルなレシピを実践できたら、
あなたは大方のプロの投資家を
打ち負かすことができる。」

と氏は述べていますが、
この『投資手法』のどこが難しいのでしょう?

えーっと、
(ズバリ) 淡白すぎるのです


バーンスタイン氏は小冊子の中で
こう述べています。

給料の15%を3つのファンドに投資し続けることは、
食事をほとほどにして、運動を行って、
スリムな体を維持しましょう、ということと同じ。

人はフルーツや野菜を食べるより
ピザを食べることが好きなので太ってしまうのです。
月曜日の夜はジムに行くより、
フットボールの試合を見たくなるものですし・・。


なるほど・・。

ただ、あえて上記のふたつの行為の
違いを挙げてみると、

つみたて投資は自動化出来ますが、
ダイエットは自動化できません・・。


(実は、バーンスタイン氏自身、
ダイエットはうまくいっていないが、
投資のほうは実践できていると告白しているのです)


また、氏は、

「もしあなたが
幸せな老後を確保したいのなら、
越えなければならないハードルが5つある」
と云います。

わたしが「なるほど・・」と思ったのが、
ハードル3』です。

ハードル3とは?
~金融の基本と、マーケットの歴史を学ぼう~ です。

これって、
たとえば飛行機にたとえると、
基本を学ぶとは「航空学」について知ることです。

歴史を学ぶとは、
「過去に起こった航空機事故」を知ることです。

わたしは、
歴史に学ぶことがより重要だと思います。


かつてのわたしもそうでしたが、
投資の初心者は
マーケットのアップダウンに遭遇すると、
戸惑い、自分を見失ってしまいがちです。

しかし、ココ重要なのですが、

これから起こるであろう、
マーケットの急落、予期せぬ大きな変動は、

【何ひとつ新しいことはなく、
かつて起こったことの繰り返し
】なのです。


大事なことなので、もう一度云います。

これから起こるであろう、
マーケットの急落、予期せぬ大きな変動は、

【何ひとつ新しいことはなく、
かつて起こったことの繰り返し
なのです。


この認識はたいへん重要です。

この『大局観』を
持ち続けられるかどうかが、

あなたが投資を長く続けられるか否かの
分かれ目になるのではないでしょうか・・。


「カンさん。そうはいっても、
言うは易く行うは難し、ですよ!」

んー、たしかに。

そもそも、私たちのDNAは
長期的な現象に順応していくよう、設計されていません。

私たちのDNAは
今、そこにある変化に反応するよう、
最適化されているのです。


まあ、これは当然ですね。

今、そこにある変化に対応出来なければ、
種として滅んでしまいますから・・。

⇒ つまり、私たちは本能的に
『短期の波』で生きているのです。

それを覆して、長期投資を行うというのは、
かなり高等な、洗練された作業と云えるのです。


先ほど、述べた、

マーケットの急落、予期せぬ大きな変動は、
【何ひとつ新しいことはなく、
かつて起こったことの繰り返し】なのです。
を、

バーンスタイン氏は『映画』にたとえて、
こう述べています。

この映画、前にも観たことがあるな・・。
どんな結末になるかは分かっているよ。


なるほど・・。

こういう感覚で、
マーケットの気まぐれと
細く・長く付き合い続けることが肝要なのですね。

淡泊なことを、長期に渡って続ける。
それが資産運用の本質なのです・・。

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| 投資家の感情リスク | 12:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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お金を貯めるために一緒に暮らそう!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

たしかに、
私たちは資産運用を行っています。

でも別に、
第23回【お金儲け・選手権】に
出場しているわけではありません。

自分のライフプラン上に、
ETFやインデックス・ファンドを載せて、
それを長期にわたって育てていく・・、
ただ、それを実践するだけなのです。

ただし、
このブログ上で
ETFやインデックス・ファンドの情報提供は出来ても、

あなたの人生プランの実際を
具体的に指南するのはなかなか難しいものです。
(そもそも、とってもプライベートなことですし。)


わたしは
資産運用のコンサルティングという仕事上、
非常にたくさんの方々の、
【人生の実際の状況】を見聞きすることになります。

正直申し上げて、
墓場まで持っていかないといけない
『守秘義務に関わる事柄』も存在します。

今からお話しするのは、
そういった切迫した状況ではなく、

なんと云いますか、
ライフプランニングの、
あくまでひとつの【方向性】として、

「こういう選択も、意外といいですよ。」
という類のお話です。
(お節介なおじさんチックになってしまいますが・・(^^;)


ファイナンシャルプランナーの立場から
申し上げると、

ひとりで暮らすより、ふたりで暮らすほうが
だんぜんお金は貯まります。』


これは事実です。

ふたりで暮らす、と聞いて
まず思い浮かべるのは「パートナー」ですが、
これって別に、
制度上の結婚のみを指すわけではありません。

もっとおおらかに、
お互いを必要とし合う者同士が、
同じ屋根の下で生活する、ということ・・。


あるいは、一緒に住むふたりは、
別に恋愛関係にある必要もありません。

友人どうしが、
同じ屋根の下で生活する、
という選択肢もあります。

『ふたりで暮らす』と
何がいいかと云うと、
毎月の固定費を削減できます

まずはお家賃・・)
ワンルームや1LDKというのは、
一平米あたりの賃料が高めに設定されています。

(これは小さいサイズのオリーブオイルが
割高になるのと同じ・・)

ふたりで3LDKとかに住んだほうが、
一人当たりの賃料負担は減る可能性が高いのです。

光熱費・・)
電気、ガス、水道など。
(これは言わずもがな、ですね)


また、ふたりで暮らしていると、
防犯上のメリットもあります。

そして、
わたしにも経験がありますが、
ひとり暮らしで何がきついかというと、
風邪を引いて寝込んでしまったような場合・・。
(ちょっと心細くなります。)

誰かが同じ屋根の下に居てくれるだけで、
不測の事態が起こった場合、安心できますね。


ただし、ふたりで暮らすには、
生活のリズムが同じである、
要らぬ気を遣う必要がない、

(そして当然ですが)
金銭面で揉めることがない、
ということも重要でしょう。

(最初に
しっかりした『ルール付け』を
行っておく必要があります・・)


仮に、あなたが
パートナーと暮らし始めて、
お互いに『手元に残るお金が増えれば』

(マネー的には)とっても健康なことです。

あくまで仮に、ですが、
お互いに投資に興味があって、

もし、その投資の方向性が同じであれば、
『ひとりの積立て投資額 × 2』
とすることも可能です。

もしも、
パートナーにふたり暮らしを提案するなら、
(キャッチコピーは)

『お金が貯まってから一緒に暮らそう、
ではなく、
お金を貯めるために一緒に暮らそう』なのです・・。

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| 人生をプランニングする | 17:31 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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童話「ニワトリとタマゴ」から毎月分配型ファンドを一考する


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

以前、弊所メルマガで募集した
投資信託に関する質問!』で、
読者の方からこんな質問をいただきました。

カンさん、私の父が毎月分配型ファンドを持っています。
これをまともなファンドに”お引っ越し”させたいのですが、
どうすればいいですか?


わたしは机の前でしばらく「んー」と考えて、
このように答えたのです。

難問ですが、
たとえば、童話「ニワトリとタマゴ」のお話を
して差し上げるのはいかがでしょうか?



< ここで、
 「まんが日本昔ばなし」的なイントロが流れる。>

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♪♪ 昔むかし、あるところに、
権兵衛さんと吉兵衛さんが住んでいました。

ふたりが住む村は
大きな山をいくつも越えた盆地の中にあり、
甲高い声で鳴くニワトリが名産でした。

そのニワトリが産むタマゴは
とても栄養価が高く、
近隣の村々でもたいへん重宝されていたのです。


村の中心部に住む権兵衛さんは強欲で、
小さなスペースに
たくさんのニワトリたちを押し込め、

「はよタマゴ産め!もっとタマゴを産め!」
急かしていました。

一方、村はずれに住む吉兵衛さんは、
大きな庭で
ニワトリたちに十分餌を与えながら、

気長に、
「まあ産みたくなったら、
無理のない範囲で産めばよいぞ。」
と云っていたのです。

(吉兵衛さんはこまめに
ニワトリを散歩させたり、
水浴びをさせたりしていました・・)


さて、ここ10年余りは、
タマゴの量でいうと、
権兵衛さんのほうが
圧倒的に多かったのですが、

権兵衛さんのニワトリは無理して
適正以上のタマゴを産み続けたため、

ニワトリたちは痩せ始め、
今では小さなタマゴしか産まなくなっています・・。


一方、吉兵衛さんのニワトリは、
相変わらず産むタマゴの量は少ないですが、

ストレスもなく、
十分栄養を与えているため、
ニワトリの体重がだいぶ増えてきています。

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さて、それからさらに月日が経ち、
村では『長寿』が進みました・・。

権兵衛さんも吉兵衛さんも、
温暖な気候もあってとても元気です。

ところが、
権兵衛さんのニワトリは
タマゴの産み過ぎのためか、

痩せに痩せ、
もはや、米粒のようなタマゴしか産みません。

やせたニワトリ

権兵衛は今年79歳になり、
体は健康で食欲も旺盛なのですが、

今頃になって、
長く生きるリスク」をひしひしと感じているのです。


一方、吉兵衛さんのニワトリは
20年以上をかけてさらに大きくなり、

今では産み落とすタマゴが
村でいちばん大きいと
評判です。

(つい先日も、隣村からわざわざ
吉兵衛さんのタマゴを指名して
買いに来る人がいました・・)


吉兵衛さんは大きな庭で
元気そうに鳴き声を上げるニワトリたちを
嬉しそうに眺めています。

今から考えると、
権兵衛さんは『今、』という時間軸しか
持ち合わせていなかったのです。

(そのため、将来の成長を待ちきれず、
現在の「満足」に浸ってしまったのです・・)


一方、吉兵衛さんは
長めの時間軸を持っていたのですね。


吉兵衛さんは
自分が死ぬときには
子どもや孫に
ニワトリたちの世話を任せるつもりです。

「遺書」には
こう書こうと思っています。

焦らず、じっくり育てるんじゃ。
よいか。ニワトリが大きくなれば、
そのニワトリは大きなタマゴを産んでくれる・・。


(おしまい、おしまい)

◆ 追記)

権兵衛さんが「毎月分配型ファンド」から、
低コストな「インデックスファンド」へお引っ越しするためには?
塩漬けファンドはどうする?(投資信託の引越し作業とは?)】

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| 投資信託をディープに理解する | 12:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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米国には『ソーシャルメディアETF』があります


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あるサービスが
社会全体のインフラになっているかどうかは、
シニア層の『利用度』をチェックすればおおよそ分かります。

たとえば、携帯電話は間違いなく
社会のインフラですね。
それに付随するメールという通信手段もそうでしょう。

では、フェイスブックは?
ツイッターは??

んー、これらのソーシャルメディアを
今年68歳のわたしの母親が
使っている姿はまだまだ想像しにくいです・・。


(実は)ソーシャルメディアは
意外と古典的な『コミュニティ』です。

たとえば、村や郡のレベルで、
住民が公民館に集まり、
ショッピングセンター誘致に関する説明会を
受けている・・、

それくらいの規模、雰囲気ではないでしょうか。

ただし、ネットの世界では、
ひとり『一回線』で、
皆が平等に繋がっていますから、

建設的な意見が出る、
それをシェアする、
誰かが意外な落とし穴について意見する、

それらを醸成し、
また新しい方策が生み出される、
といった新陳代謝が頻繁に起こるのです。


★ 要するに、
ひとりひとりの個人がITの力を借りて、
アナログな『人間力』を増幅させているのが、
ソーシャルメディアで今、起こっていること・・。

私たちは未だ、
これらソーシャルメディアの
社会的な影響力の大きさを計りきれていません。


そんなソーシャルメディア関連の
株式を組み入れたETFが、米国には存在します。

Global X ソーシャルメディアインデックスETF
です(銘柄コード SOCL)

当該ETFは
2011年の11月にナスダック市場に上場しました。
年間の経費率は0.65%です。
(分配金は年に1回)

ETFの純資産額は1億ドルを超えています。
直近3ヶ月の1日当たりの出来高は
およそ16万口。

若い会社が大半のため、
ETFの標準偏差(Standard Deviation)は
29.20%となっています。
(値動きはとても大きい・・)

今後もIPOなどで
新たなソーシャルメディア系の会社が上場した場合は、
同ETFは積極的に組み入れていく方針なのだそう。


以下、当ETFの
上位組み入れ10銘柄です(8月22日現在)

1.11.97% リンクトイン
2.11.66% テンセント
3.11.39% フェイスブック
4.5.47%  シナ
(ミニブログサイト新浪微博(シナウェイボー)を運営)
5.5.40%  YELP(口コミサイト)

6.4.88%  グーグル
7.4.43%  ツイッター
8.4.40%  ヤンデックス(ロシア最大の検索エンジン)
9.4.29%  パンドラ・メディア(インターネットラジオ)
10. 4.26%  ミクシィ

コチラは当該ETFの『全保有銘柄』です。
(全30銘柄の組入れで、グリーやDeNAも入っていますね)

当ETF、楽天証券あたりで扱ってくれないかな・・。

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| ETFのお勉強 | 11:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「クラウドファンディング」は先祖返りの現象?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

「時間」というものは
過去に伸ばすことも、
未来に伸ばすことも可能です。

たとえば、1925年に生きていた人は、
(間違いなく)そのとき、
歴史の最先端に居たわけです。

クルマや電話などが実用化され、
映画も写真も電信技術も普及しており、
(たとえば、米国では)
ふつうの市民が株式投資に興じるようになっていました。

「おい、もう、このへんで十分じゃないか。
これだけ豊かになったんだから、
もう、そんなに
お金を使わなくてもいいんじゃないの?」

と、思った人が(1925年当時)
いたかどうかは分かりませんが、
まあ、心情的には理解できますね。


それから、89年が経ち、
私たちが住む2014年の世の中は、
その頃よりずっと豊かで便利になっています・・。

これほど物質的に豊かになれば、
もう、
お金を使う=『需要』が伸びるということは、
ないんじゃないか・・、

と予測するエコノミストもいます。

あなたはどう思われますか?


<もしかしたら、
それってちょっと傲慢(ごうまん)かも?>

えっ、何が?

『物質的に豊かになれば、
あまりお金を使わなくなるという考え方』が、です。


わたしは、
ヒトが何かにお金を使うことの【可能性】は、
その5分の1も発露していないと考えます。


もう十分豊かになったから、
お金を使うことがないだろう、というのは、

何と云いますか、
20世紀を生きてきた、
わたしやあなたのような人の発想ではないでしょうか。

ちょっと想像してみてください・・。

今から80年後、
2094年に生きる人たちから見たら、
私たちの消費行動やモノの考え方は、
レトロな歴史の遺物に見えているかもしれませんよ。


2014年を生きる私たちは
心のどこかで、

「自分たちは歴史の最先端にいる。」
(だから、すべてを見渡せる!)
という『驕った気持ち』を
持っているのではないでしょうか・・。


ここ、
とっても重要なのですが、

ヒトとお金の関係性って、
まだまだ【発展途上】なのです。


これから先、
ヒトは思いもかけない意外な物事に、
お金を使うようになるかもしれません。

よーく考えてみますと、
お金を使うことは、
モノ、サービスとの交換です。

もっと抽象的に云えば、
お金を使うとは、
自分の満足との交換なのです・・。


じゃあ、
ヒトという生き物って、
どんなことに『満足』を感じるの?

という答えは、
時代によって変わってくるのでは?

(なにも、
モノを買うことだけが、
お金を使うことではありませんよね・・)


ヒトがどんなことに
『満足』を感じるかが変わってくれば、

そのヒトに、
何を提供しようかという
『供給の中身』も変わってくるはず・・。


今、日本でも
「クラウドファンディング」が勃興しつつありますが、

これは個人にとっては
間違いなく【新たなお金の使い方】だと思います。

○ 自分が満足できること、
○ 自分が「意味がある」と思えることにお金を使う。

○ 自分がやりたいこと、
○ 自分が「意味がある」と思えることを立ち上げ、
   お金を募る。

また、
「クラウドファンディング」では、

○ 自分が他者と関わっている、
○ 自分が小さな社会に参加している、
ということも実感しやすいのです。

「何を通じて?」
お金を通じて・・。


ストレートに言えば、
自分が主人公感を伴って、
お金を融通し合っている実感を得ることができるのです。

(これって、立派なコミュニケーションですね)

ちなみに、あれですよ、

あなたやわたしや会社や政府や団体が
お金を融通し合う様、
その全体像のことを『金融』と云います・・。


これまで、銀行や証券会社や
ベンチャーキャピタルという大きな資本が独占していた
「お金の融通」という知的な行為に、

一個人が参加できるようになったのです!

「でも、カンさん。
金融って、果たして『消費活動』と云えるの?」

もちろん、YESです。

「金融」にお金を使うって、
ちょっと前までは、
なんだか少し怪しくて、

ギラギラした欲望と、
計算高さだけが目につく世界でしたが、
金融だって、【進化】を遂げているのです。


ひと口に
「クラウドファンディング」と云っても、

「寄付型」や「購入型」と呼ばれる
ソーシャルタイプと、

「融資型」「株式型」と呼ばれる
インベストメントタイプに分かれます。

○ 寄付型 ⇒ 資金提供者への報酬はなし
○ 購入型 ⇒ 資金提供者は
金銭以外の報酬(モノ、サービス)を受け取る

○ 融資型 ⇒ 資金提供者は元本と利息を受け取る
○ 投資型 ⇒ 資金提供者は利益のなかから配分を受け取る


インベストメントタイプは、
まさに「融資」「投資」の小口化であり、
従来の【投資】の延長線上にあります・・。

(すなわち、利回り何%、リターン何%と
数字で、自分のお金の生かされ方の結果を確認する)


わたしが注目するのは
「寄付型」や「購入型」と呼ばれる
ソーシャルタイプのほうです。

たとえば、「Makuake」というサイトを見ると、

アート・写真プロダクト・スポーツ・音楽
テクノロジー・ファッション・アニメ・マンガ

スタートアップ(起業、新規プロジェクト)
ゲーム・フード・映画・映像演劇・パフォーマンス

ダンスお笑い・エンターテイメント
教育・社会貢献・地域活性化・世界一周など、

さまざまな『お金の提供先』
= お金の使われ先)が存在します・・。


基本的には「プロジェクト方式」ですから、
自分が「興味」のあること、
自分が「意味がある」と思えることに、

自らの意思表示でお金を供することが可能です。

たとえば、
「購入型」のプロジェクトでは、
あなたがお金を使った【報酬】は、

Tシャツであったり、
ブログ上でのクレジット(名前が紹介される)
であったり、

商品そのものの提供であったり、

まあ、厳密に「託すお金」と
「リターン(報酬)」を比べると、

「えっ、そんなんで割に合うの?」と
思えるプロジェクトがたくさんあります。

しかし、実際、これらのことに
お金を使う人がたくさんいるというのは、

利回り何%、リターン何%と
数字には表れない、
自分のお金の生かされ方に
価値を見出す人が増えている
ということです。


ちょっと『具体例』を挙げてみましょう。

・コントグループ「笑うポーカーフェイス」の単独ライブ開催にご協力頂けませんか?
さぁ!東京八重洲でサバイバルゲームフィールドを始めよう!プロジェクト

・アトピー患者の私が、アトピー患者を情報混乱から救うWebサイトを作る!
・ドキュメンタリー映画「蔦監督(仮)」を完成させよう プロジェクト!

・いつか日本で唄うことを夢見て音楽活動してきたインドネシアのシンガー
『Intan (Yumi ) 』 日本でのCDデビューを目指すプロジェクトです!



どうでしょうか。
今、ちょっとワクワクしましたか・・?
「あっ、面白いかも?」と感じましたか?

考えてみますと、
ワクワクしたり、面白いと感じることって、
お金を使うことの『原動力』ですよね・・。

ヒトはこのようなことに
実際、お金を供し始めているわけです・・。


他にも、「READYFOR?」や、
CAMPFIRE」などの
いわゆる「購入型」の
クラウドファンディングのサイトがあります。

情報通信技術のおかげで、
小さな小さな「お金が要るよ!」というニーズと、
小さな小さな「お金を提供するよ!」というニーズが
マッチングし合い、

数多の人に、
新たなお金の使い方を提示し始めています。

また、ひとつひとつのマッチングが
さらに新たな「お金の使われ方」のヒントを
示唆しています。


考えてみれば、

・おい、これをちょっと手伝ってくれないか。
・村のためにこの工事をやらなきゃいけないんだ。
・うん、これはやる価値がある・・。
・この人の役に立ちたいかも・・。

というような思い、利他の心、
また、純粋な好奇心は、
昔むかしの超スモールコミュニティでは
頻繁に起こっていたのではないでしょうか。


それが今はITのおかげで、
さまざまな「お金を融通させたい欲」が可視化され、
少しずつマーケットとして広がりを見せ始めています。

繰り返しになりますが、
ヒトが何にお金を使うのかということの【可能性】は、
まだまだ発展途上なのです・・。


モノ、サービスを買うという側面において、
一時的に『需要』が伸び悩むことはあっても、

そのうち、私たちが思いもかけない
意外なお金の使われ方が現れてくるでしょう。

そうして、私たちの経済活動自体が、
少しずつ進化していくのです・・。

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コツコツ投資の歌、作り直してみました!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは
シンプルで継続しやすい資産運用の普及のためなら、
どんなことでもします!

たとえば、
誰かがコツコツ投資の『ゆるキャラ』を
考え出したのなら、着ぐるみにもなります。
(ふなっしーみたいにジャンプは出来ませんが・・(^^;)

何のため?どうして?と考える前に、
とにかく
フツーの人が行うフツーの投資の普及のために、
1ミリでも話題になることならやってみる・・。


ということで、(えっ?)
以前作ってみた
【コツコツ投資の歌】の歌詞を作り直してみました。
どなたか曲を付けてくださいませんか?


『コツコツ Grown Up

午前7時の目覚ましで
今日も会社に出掛けるわたし

電車の窓から見える雲に 
自分を重ねて Be myself

映画のようなことは起きないけれど
あしたは今日の続きじゃない

未来に変化を起こすタネは
わたしがコツコツ蒔いていく

コツコツ Slowly コツコツ Slowly
仕事もわたしも

コツコツ Slowly コツコツ Slowly
息弾ませながら Grown Up

コツコツ Slowly コツコツ Slowly
お金もわたしも

コツコツ Slowly コツコツ Slowly
胸躍らせながら Grown Up


似顔絵





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