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2015年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年05月

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再び、(復習?)一般NISA口座はどうさ? 良くないさ。


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

相談業務の中で、
しばしばNISA口座についてご質問を受けます。

NISA(ニーサ)という言葉が
多くのお客様から
淀みなく出てくるということは、

それだけ業界のマスPRが
浸透している証拠でしょう・・。

4095918.jpg


(誤解がないように申しますと)

この制度が目指すところ、
その『主旨』には大いに賛同しますし、
素晴らしいと思うのですが、

お客様から、
「カンさん、NISAって今、必要ですか?」
と聞かれれば、

【必要ありませんよ。】とお答えしています。


なぜなら、
現状の『NISA制度』は、

★ シンプルに、
長期でコツコツ投資を続けるという、
あなたの【マインド】を狂わす可能性が
だからです・・。


そもそも論ですが、
【非課税期間が5年】、というのは、
明らかに長期投資ではありません。

⇒ 現状の『NISA制度』は、

短中期で、
利益を確定させるタイプの投資を
志向する人にのみ有効
と云えるでしょう。


仮に今、田中一郎さん
NISA口座にポーンと100万円を入れ、
バランス型ファンドを購入したとします。

(これで、
2015年の「枠」は使ったことになりますね)

balanced-mutual-fund.jpg


今から2年半後、
バブル的な相場がやってきて、

100万円で買ったバランス型ファンドが
2017年の10月に、

163万円になっていたら、
あなたはどうしますか・・?

1.売る。(だって税金かからないし!)
2.そのまま持ち続ける。

<よーく、考えてみてください。>


1.の売る、に、
【魅力】を感じた人・・?

なにしろ、
【非課税制度】というメリットを
享受するためには、

(実際)売らないといけないわけです、ハイ。


でも、売ってしまうとどうなりますか?

まず、
長期投資という【方針(ポリシー)】が
揺らいでしまいます。


それに、ですよ、
163万円が現金として戻ってきて、

あなたは
そのお金を【どうするのでしょうか?】

また、同じ投資信託を買うのですか?
特定口座で?

(ここでは2017年のNISA口座枠は
すでに使っているものと仮定)


次に、

2.そのまま持ち続ける。
を選択した人は、

『長期投資をしよう』という
心構えを持っていますから、

丸5年の
【非課税期間】が終わりを迎えても、

○ 売ったり、
○ 特定口座(課税口座)に戻したりは
しないですよね?

(※ 実際、2014年から
NISAを利用し始めた方は、
2018年末のことを想定してみてください)


結局のところ、
NISA口座を
【延長】(ロール・オーバー)して、

もう5年間、
NISA口座を続けることになるでしょう・・。


では、
さっきの田中一郎さんのケースで
もう一度、見てみましょう。

2015年に、
100万円分のバランス型ファンドを
NISA口座で買った田中さんは、

2019年末、
そのバランス型ファンドが
121万円になっているのを確認しました。


もちろん、
NISA口座を
【延長】(ロール・オーバー)するのですが、

この場合、
ロール・オーバーとは、
(実は)【2020年のNISA枠を使う】、


ということなのです・・。

NISA口座

(伝わっていますね?)


したがって、
121万円のうち、

【延長】(ロール・オーバー)できるのは、
100万円だけです。

えーっ、
残りの21万円は?

『特定口座』(課税口座)に
移さないといけません・・。


ところで、
【延長期間】(もう5年の枠)も終われば、

どうなるのでしょうか?

結局、今のNISA口座は、
2027年までですから、

(仮にNISAに関する法律が
変わっていないとすると)、

すべての資産は結局、
【特定口座】(課税口座)に
戻さないといけないわけです。

あれ??

じゃあ、
仮にNISAに関する法律が
変わらないとすると、

やっぱり、値動きを見て、
【非課税期間】の中で
売ったほうがトクなの・・?


そんなふうに考え出すと、
あなたの中で、
悩みのタネ』がどんどん増えることに
なってしまいます・・。


もちろん、
今お話しした問題の大半は、
NISA制度そのものが
『恒久化』されれば、解消されるでしょう。


しかし、
ちょっと辛口になりますが、

<NISA制度は今後、
よい方向に『法律改正』される。>

という 希望的観測 をもとに、

「NISAを取りあえず使いましょう。」
と言ってしまってよいのでしょうか?

1208ipo3.jpg

少なくとも、
わたしには言えません・・。


なぜなら、
わたしは個人のお客様を相手に
相談業務を『業』として
行っている人間だからです。


その 基本姿勢 は?

★【最悪の事態】を想定してお話をする、
ということ・・。

(つまり、NISA口座が現状のまま、
2027年で終わってしまうというのが、
この場合の 最悪の事態 です)


これはまったくの私見ですが、
わたしにはどうも、

厚労省(確定拠出年金)と
金融庁(NISA口座)が
【非課税】という枠をめぐって、
つばぜり合いを演じている気がするのです。

(もちろん最後は
『政治の世界』の意向次第ですが・・)


あと、もうひとつ。
現状のNISA口座は
積立て投資」にも向いていません。

【具体例】を挙げてみましょう。

ここでは、

「カンさん、細かいこと言わないで!
ぼくはシンプルに
NISA口座で積み立てを続ける派です。」

という、
田中一郎さんが登場します。


あのー、
田中さん、スミマセン。

実は、
ただシンプルに
積立てを続ける、
というのも難しそうなのです。

「えっ!?」

仮に、毎月6万円の積立てを1年続けると、
投資元本は72万円ですね。

田中さんは
2015年に投資した投資元本72万円分を、

2019年末になるまで「売らず、」
NISA口座を
【延長】(ロール・オーバー)することにしました。


たとえば、
2019年末の時点で

購入したバランス型ファンドは
90万円になっていたとします。

(まあ、嬉しいですね・・(^^;)


でも、
ロール・オーバーって、

★ この90万円分の
バランス型ファンドを、

2020年のNISAの投資枠
(100万円の一部)として、
使うということに他なりません。


(伝わっていますか?)

NISA口座


「ということは?」

ということは、

2020年の
毎月6万円の積立ては、
【実施できない】、
ということになります。


もし、田中さんが、
(NISA枠で)
ただシンプルに
積み立てを続けたいのであれば、

2015年に投資した
元本72万円分については
ロール・オーバーをせず、

『特定口座』に移し、

2020年分のNISA口座の投資枠は、
(これまでと同じように)
6万円の積み立てを行う・・、

という作業を行わないといけません。

でも、
これってややこしくないですか?


また『そもそも論』に戻りますが、
NISA口座を用いて、
毎月6万円の積立てを続けるって、

あなたの頭の中で、

2015年分(72万円)の投資実行 ⇒ 2019年末
2016年分(72万円)の投資実行 ⇒ 2020年末

2017年分(72万円)の投資実行 ⇒ 2021年末
2018年分(72万円)の投資実行 ⇒ 2022年末
2019年分(72万円)の投資実行 ⇒ 2023年末

というように、

1年ずつズレた
最大5つの【5年間】を、
同時に【維持・管理】していくことに他なりません。


つまり、
A、B、C、D、E の
それぞれについて、

1年ずつズレながら、

1.売るかも?
2.ロール・オーバーする?
3.特定口座に戻す?

という【3つの選択肢】を、
常に意識し、決定する必要があります。

これって、ややこしくないですか?

alternative-investments-300x249.jpg

複雑な制度の、
枝葉の事象に目を奪われ、

運用の本質】を見失ってしまうことを
わたしは何よりも危惧します。

そもそも、
現行のNISA口座の元凶は、
非課税期間が【5年】という点、なのです。

⇒ 仮に、
法律の改正が行われて、

○ NISA制度そのものが恒久化。
○ 非課税期間も恒久化。
○ 累積投資額の上限が撤廃。

されれば、

そのとき、大手を振って
NISA口座を使い始めればよいと思います。
<それが当オフィスの【考え方】です>


それまでは当面、
【特定口座】(課税口座)で
粛々と積立てを続けるのがベストと考えます。

(言わずもがな、ですが)

投資信託の積立てを続けている間は、
特定口座であっても
(分配金を除いて)
課税はされないわけですから・・。

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投資信託がまだ小学生だった頃・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あなたが生まれるずっと前、
投資信託はまだ『小学生』でした。

今、私たちが
「投資信託」と呼んでいる商品とは、
ずいぶん違ったカタチをしていたのです。

膨大な時間と、
さまざまな人の知恵が折り重なって、

投資信託はようやく、
今のカタチに落ち着いたというわけ・・。


さて、
投資信託がまだ『小学生』だった頃、
すなわち1900年代初頭のころは、

米国では
株式市場に上場するタイプの投資信託、
クローズド・エンド・ファンド」が主流でした。

えっ、
クローズド・エンド・ファンドって?

あっ、すみません・・、

シンプルに言いますと、
市場に上場した
【アクティブ・ファンド】
のことですね。


一例を挙げてみましょう。

「ABCクローズド・エンド・ファンド」は
ファンドが運用を開始する際に、
【口数】の募集を行います。

クローズド・エンド・ファンドでは
【総口数】が予め決まっていますから、
「ABCクローズド・エンド・ファンド」を
売買したい人たちは、

株式市場の中で
ひとつの銘柄」として、
このファンドを売り買いするわけです。

(今日の投資信託と違って、
ファンドを買っても売っても、
【口数】が増えたり減ったりするわけではない)

ちょっと、今のREIT
(不動産投資信託)と
似ているところがありますね・・。

closed-end-funds.png


また、当時は
『ファンドを運用する会社』が、
ファンドの資産も管理していました

ん?
これって、
なにやら怪しい予感が・・。

今、
あなたとわたしが
「ABCクローズド・エンド・ファンド」を
運用しているとします。

ファンド内には
たくさんの株式とキャッシュが存在します。
今ざっと数えてみると・・、
資産は340億円ありました。


そこでわたしの中の
悪魔があなたに囁くのです。

「あのさ、500万円くらい僕たちが使っても
分かんないんじゃない?」


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実際、米国では
「クローズド・エンド・ファンド」の
運用会社が、

ファンド資産を使い込む不祥事が
何度も起こったそうです。

<まさに性悪説?>


このような不祥事の反省から
後年、【ファンドを運用する会社】と
【ファンド資産を預かる会社】を、
分別することが徹底されました


さらに当時の
「クローズド・エンド・ファンド」は、
借金をして元手を増やして
運用を行うことが可能でした。

(つまり、レバレッジを掛けた投資だったのです)

そして、
当時の「クローズド・エンド・ファンド」の
最大の問題点は、

ファンドの【正味価値】と、
ファンドの【取引価格】が
しばしば乖離してしまうことでした。


たとえば、
「ABCク・エンド・ファンド」の本当の価値
(正味価値)は、

「ABCク・エンド・ファンド」が組み入れている
株式の価格を合計し、
それを口数で割れば算出できるはずです。

(キャッシュは持っていないと仮定・・)


ところが、
「ABCク・エンド・ファンド」は
市場に上場する【ひとつの銘柄】であるため、

需給によって
【取引価格】が
しばしば高くなりすぎたり、
安くなりすぎたりしていたのです。

(今のETFと違って、
取引価格を制御する仕組みも
持ち合わせていませんでした・・)

投資家としては、
自分が適正な価格で
ファンドを売買しているかどうか、
きわめて分かりにくいですね。


そんな折、
繁栄を謳歌してきたアメリカ経済に
嵐が吹き荒れました。

1929年10月24日、
株式市場の大暴落が起こったのです。

当時上場していた
「クローズド・エンド・ファンド」は、
借金をして運用を行っていたため、

また、ファンドの【正味価値】と比べ、
ファンドの【取引価格】が
高騰していたために、


いったん株式市場の暴落が起こると、
つるべ落としのように
ファンドの取引価格は暴落し、
制御が効かなくなってしまいました・・。

Open-End-Mutual-Funds.png


この大恐慌を教訓に、
アメリカでは投資信託の
【正味価値】のみをファンドの価格とする
オープン・エンド・ファンド」が台頭してきます。

つまり、
『投資信託の価格っていったい何なの?』
という命題に対して、

それはシンプルに、

ファンドが組み入れた
銘柄の価値を反映させたもの。
という【答え】を示したわけです。


「オープン・エンド・ファンド」の価格は、
1日に1回、
ファンドの【正味価値】として算出されます。

株式や債券のマーケットが閉まったあと、
ファンドが組入れている
株式、債券の価格を足し合わせ、
総口数で割って出されるのです。

(現金部分、借入れ部分がないと仮定)

また、
『信託』という仕組みを取り入れ、

【ファンドを運用する会社】と
【ファンド資産を預かる会社】が
完全に分離されました・・。


そして、
「オープン・エンド・ファンド」では、
ファンド購入者は
いつでも「口数」を購入でき、

あなたのお金は
ダイレクトにファンド内に流入します。

逆に、ファンド保有者は
いつでもファンドに直接
「解約」を申し出ることができます。

あなたのお金は
ストレートにファンド内から出ていきます。
(そして、その分
ファンドの口数は減少するわけです)


投資信託が投資家に対して
いつでも【オープン】な状態、

いつでも「売り買い」が
できる状態という意味合いで、
【オープン・エンド】という呼び方をするわけですね。

いつでも【正味価値の価格】で、
金融商品を売ったり買ったりできるということは、
投資家にとっては大きな「安心感」につながります。

長い長い年月をかけて、
ようやく投資信託はオトナになったわけです・・。

似顔絵




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インデックス投資家は50人にひとり?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あなたには
こんな『経験』はないでしょうか・・?

仕事帰り、
友人と飲みに行って
ついついイイ気分になり、

あのさ、オレ投資やっているんだ。
と言った途端に、

(なんと云いますか)

「ああ、君って
向こう側にいる人だったんだ・・

みたいな、
微妙な視線を投げかけられた経験とか・・・。


netemateさんのブログ記事、
インデックス投資家は本当に実在するのか問題】を
読んでいて、

そんなことを
想像してしまいました。

世間の投資に対する『思い込み』って、
けっこう強固ですよね。
(かつ、ステレオタイプです)

netemateさんは記事内で
こんなふうにおっしゃっています。

自分は株式投資を始めて
約10年になりますが
(ブランク期間あり)

リアルでは投資の話をしない事にしています。

どうも投資の話をするデメリットが
多いように感じるからです。

1.株式投資はゼロサムゲームである
2.楽して稼ごうなんて汚い。お金は汗水垂らして稼ぐものだ
3.株なんかやったら必ずすってんてんになる


はい、分かります、分かります。
【ステレオタイプな印象】って、
なかなか崩れない・・ (-_-;)


index-funds.jpg


投資 = ギャンブルと思い込まれると、
こちら側としては、
反論するのにとてつもないエネルギーが
必要になってきます。

ただ、もしかすると、

【インデックス投資家】は
ステレオタイプから
けっこう乖離しているので、

(投資をしていない人からも)
ちょっと珍しがられたりするかもしれませんね。


普段は忘れがちになりますが、
世の中ぐるりと見渡せば、

『投資を行っている』
というだけで、立派なマイノリティーなのです。

そして、
世代によって
『差』はあるでしょうが、

均して捉えてみると、
(日本で)投資を行っているのは、
せいぜい
10人のうち2人くらいのものでしょう。

つまり、100人のうち20人

そして、その20人の中で、
『インデックス投資』を行っている人は?


んー、
せいぜい2人くらいでは・・。

(つまり、100人のうち2人、
ということは、えっ、
50人のうちひとり】ということ・・)

絶句!?

そうですね、

【投資を行っている人】の中でも、
インデックス投資家は
立派なマイナーなのです・・(-_-;)


(そして、
このブログを読んでいるあなたは
超☆超マイナー・・笑)


index-investing-863x1024.jpg


ところで、
netemateさんは、
うまい言い回しで、

投資家を【ふたつのタイプ】に
分けられています。

投資をやる人にも2種類いて、
リアルでもアピールするタイプと、
こっそりやるタイプがある気がします。


なるほど・・。

インデックス投資や積立投資をしている人は
リアルではあまりアピールしない人が多いのですかね?


はい、たしかにそうだと思います!


【インデックス投資家】は、
最終ゴール』は
うんとうんと「先」にあるので、
どこか、

「今はまだ、
かりそめの姿に過ぎないよ・・。」と、

感じている部分があるのでしょう・・。

だから、
『今』をことさらアピールする必要もないじゃん。
と思っているのでしょう。

リアルでFXやデイトレードをしている人には
会った事がありますが
インデックス投資家の人は
一度も遭遇した事がないです。


そうなのですか・・、
それはお気の毒です・・。

もしかすると、
netemateさんが気付いておられないだけで、

取引先の、
ちょっと大人しめの担当者さんが
【インデックス投資家】だったりするのかも・・。


兎にも角にも、
ことさら
○ 自分が投資家であることや、
○ 儲かっていることをアピールしない

そういう投資家が、
増えているのは良いことだと思います。

ほんらい、
投資ってとても
【個人的で】【息の長い】行為なのですから・・。

あっ、netemateさんのブログ名称は
海外ETFで資産運用】ですよ。

似顔絵




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| インデックス投資全般 | 13:08 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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インデックス投資、右から左まで見渡せば・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今、外国人旅行者の間で
密かに人気なのが、
浅草の「かっぱ橋道具街」なのだそう・・。

特に『包丁』の問屋さんは、
その道のプロの方にも人気で、

たとえば「釜浅商店さん」では、
こんなにたくさんの種類の包丁を
品揃えしているのだそう・・。

(スゴイですね・・)


ところで、
『インデックス投資』とひと口に云っても、
さまざまな種類があります。

今日は、ぐるっと右から左まで、
さまざまなインデックス投資に
勢揃いしてもらいましょう。

まずは
いちばん右)から・・。

● インデックス型のバランスファンドを買う。
以上。

超シンプルです・・。

もちろん、
どんなバランス型ファンドを選ぶのか、

フロー、ストックから
どの程度資金を拠出するのかという
『宿題』はありますが、

投資スタイルとしては、
これ以上のシンプルさはないよ、
というくらい・・。

まあ、ひとつの究極形でしょう。
(あなたの仕事量はほぼゼロになります・・)


● バランスファンド+好みのイ・ファンドを買う。

上記の意味は、
バランス型ファンドに
自身の『味付け』として
インデックスファンドを加える、ということ。

一例ですが、
たとえば、
eMAXISバランス(8資産均等型)に
eMAXIS新興国株式を加え、

新興国株式の割合を多めにした、
『マイ・ポートフォリオ』とすることが可能です。


この、
eMAXISバランス(8資産均等型)は
資産配分が「固定」であるため、

上記のような『味付け』をしても、
個々のアセットクラスの割合が
把握しやすいという特徴があります。


● インデックスファンドを組み合わせる。

定番、王道ですね。
まさに『自分で自分の設計図を作る
というイメージ・・。

インデックスファンドは、
フロー(積み立て)にも、
ストック(まとまったお金)にも対応しやすい。

また、【金額ベース】で売買が
できるということは、
「リ・バランス」や「資金の取り崩し」も
しやすいということです・・。

asset-allocation.jpg


● 国内ETF+インデックスファンド

上記はふたつの意味を内包します。

ひとつ目は、
ポートフォリオを組成する際に、
たとえば『債券部分』を
インデックスファンドで補完するということ。

(現実問題として、
● 国内ETFのみで組み合わせ、は
難しいのです・・。)


国内上場ETFでは、
(品揃えとしての)日本債券がありません。

また、外国債券ETFは存在しますが、
「上場インデックスファンド海外債券(1677)」
は毎月分配金を出しています。

運用効率を考えれば、
分配金の頻度は少ないほうがベターですね。
(それに出来高の少なさ、
最低購入単価の高さも気になります)


この、先進国債券(日本除く)の部分を、
通常のインデックスファンドで
代替するわけです。

あるいは、新興国債券についても
インデックスファンドで代替してもよいでしょう。

(新興国債券はETFのほうがいいなあ、
という人は、分配金が年2回の
「iシェアーズ 新興国債券ETF(1362)」が
あります・・)


それから・・、
国内ETF+インデックスファンドの
ふたつ目の意味合いは?

お金の種類、出方によって、
【道具】を使い分ける、
ということ。

つまり、基本的に

○ まとまったお金 ⇒ ETF
○ 毎月のお金 ⇒ インデックスファンド

というふうに、
それぞれでポートフォリオを組むわけです。

(出来れば「同じ配分割合」で
管理するのが望ましい・・)


● 海外ETFの組み合わせ。

文字通り、海外市場に上場するETFを
現地通貨建てで売買します。
(分配金も、
基本的には現地通貨建てで出ます)

インデックスファンドと比べて、
けいぞくコストがより低くなります。

ETFs.jpg


また、自分が主人公になって、
世界の中から最適なETFを選び・組み合わせる、
というマインドですね。

(弊所のお客様の中には、
運用資産の時価をすべて米ドルベースで認識し、

定期的なリ・バランス、
定期的な分配金の再投資を
行っている方もおられます・・。
メンテナンスは、それなりの仕事量となります・・


● 海外ETF+インデックスファンド。

・まとまったお金 ⇒ ETF
・毎月のお金 ⇒ インデックスファンド
と使い分けている人もいれば、

インデックスファンドからETFへと
『リレー投資』を行うために、
それぞれを保有している人もいることでしょう。

(弊所はリレー投資に関しては
否定的です。
【「リレー投資」ってほんとうに必須なのでしょうか?】)


上記は現地通貨建てと、
円建てが混在する形での
『メンテナンス』が必要なため、
わたしは いちばん左)だと思います・・。

(もちろん、管理を続けるためには
それなりの仕事量が必要となります


追記)これから先、
「バランス型ETF」
(ファンド・オブ・ファンズ形式)が
選択肢に入ってくる可能性もありますね・・。


さて、上から下に
ずらーっと記してきましたが、

いちばん上がいちばん『初心者向け』で、
いちばん下がいちばん『上級者向け』、
とは限りません・・。
(この点、ご注意を。)



○ あなたが投資に
どれだけ『時間』をかけたいのか?
かけたくないのか?

○ あなたはどれくらい
投資において『主人公感』を
味わいたいのか?
味わいたくないのか?

などによって、
あなたにとっての
【正解のインデックス投資】は
違ってくるわけです・・。

そしてもちろん、

自分が長く投資を続けるためには、
どのタイプの「インデックス投資」が
合っているのだろう?と、
自問してみることもお忘れなく・・。

似顔絵



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