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マンション投資ってどうなんでしょう? 『カン・チュンドの投資人生相談』



こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。


  【カン・チュンドの投資人生相談】
~マンション投資ってどうなんでしょう?~




結局、
投資のやり方は「2種類」だけです。

いつでも、どんなときでも
ニワトリ」と「タマゴ」の比較なのです。




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| カン・チュンドの投資人生相談 | 09:48 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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お金に縛られない人生時間を獲得すること、それが『資産形成』です


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは来世を信じていない人間なので、
この世で
生きているうちが華』だと思っています。

たとえば、
88年の人生を振り返って、

自ら舞台には上がらず、
大きなホールの後ろにある椅子に
ぽつんと座っていただけなんて、
つまらないじゃないですか。


村上春樹さんの
「ダンス・ダンス・ダンス」ではないですが、

(うまく踊れるかどうかは
分からなくても)
とにかく前に出て、
踊ってみること。


これ、重要です。

「えっ、みんな見てるし・・。」

(あのー、あなたが思っているほど、
他者はあなたのことを気にしていませんよ。)

「もし、うまく踊れなかったらどうしよう。」
(また、踊り直せばよいのです。)

何しろ、
生きているうちしか、踊れないわけですから。


そして、
あなたやわたしが
とにかく前に出て、
踊ってみることは、


投資】そのものにも喩えられます。


投資にはふたつありますね。

ワタシへの投資』と、
おカネへの投資』です。

(もちろん)
どちらがより重要かというと、
『ワタシへの投資』です。


この、
【自分自身に対する投資】は、
江戸時代にも存在したと思いますが、

当時はできる範囲に限りがありました。
(そもそも身分制の世の中でしたし・・)

現代は、
とても自由に
ワタシへの投資が可能です。
(もし、あなたが望むなら!)


また、
シビアに見てみますと、

現代は、
【自分にどれだけ投資ができるかで、
人生の在り様が一変してしまう
と言っても過言ではありません。

ちょっと俗物的にいうと、
自分自身に対する『投資』が、
直接『収入』に跳ね返ってくる時代なのです。

(※ 自分投資に比べれば、
金融商品に対する投資なんて
「付録」に過ぎません・・)


「じゃあ、カンさん、
ワタシへの投資って一体何をすればいいの?」
となるのですが、

これがなかなか難しい・・。

専門分野の知識・スキルを
磨くことは(もちろん)重要ですが、

果たして
「ご飯が食べられるのか?」

つまり、そこに
ビジネス的なニーズがあるのかを

見極める必要があります。


それも、今現在、ではなく、
これから5年、10年先に
「ご飯が食べられるような」
ニーズがあることが肝要ですね。


【稼ぐ力】
(= ワタシへの投資)をメインとし、

それを補強するために、
【殖やす力】
(= おカネへの投資)も実践する。

その結果、
めでたく 資産形成 ができれば、
じゃあそれで万事 OK なのでしょうか?


たとえば、
金融資産1億円を達成できれば、
それであなたは「満足」ですか・・?

いいえ、
おそらくあなたは舞台に上って、
また【違うダンス】を踊る必要があります。


dance-dreaming.jpg


考えてみてください。

ヒトの歴史の99.99%は
どうやってご飯を食べるか
ということに終始してきました。

お金持ちの人が
ある一定のボリュームで
この世に登場してきたのは、
本当に「つい・最近のこと」です。


私たちは
日常生活の中で
もっとお金があったほうがいいじゃん!」と、
何気なく思っていますが、

では、自分が
【たくさんのお金】を持っている状態になって、

具体的に
【何が・どう変わるかについて】は
ほとんど思いを巡らせていません・・。

(一度、考えてみませんか?)


あなたが資産形成を成し遂げ、
たとえば
1億円の【金融資産】を保有するに至ったら、
何が・どう変わると思いますか?

えっ、いきなり?

はい。

おそらく、
気持ちに【余裕】が生まれると思います。

時計


あなたは
これまでと同じように
お仕事に励むかもしれませんが、

それは
「今日明日、ご飯を食べるための仕事!」
つまり、
ライスワークではなくなるのです。


あなたが毎日通う道々で見る木々や、
オフィスビルや、

角のスーパーマーケットや、
そこを行き交う何十、何百人の人間や、

スズメやハトや
それ以外の生き物の様も、

ある種の【余裕】をもって
眺めることができるようになるでしょう。


わたしは思うのですが、

結局のところ
資産形成するとは、
【お金に縛られない人生時間を獲得する】


ことだと思います・・。

あなたは、

自分がしたいこと
自分が関心のあること
だけでなく、

肩肘張らず、
自分の周りのことに、

また
ちょっと離れた事象に、
(自然と)気がつくようになるのではないでしょうか。

(忘れないでくださいよ、
気持ちに【余裕】があるのです!)


道に迷っている人がいたら、
「どちらに行かれるのですか?」と、
自然に声掛けができる・・、
そんなイメージです。

Chat_May_I_Help_You.jpg

それのちょっとした延長上で、
たとえば、

自分が住む地域、
コミュニティーのために、
何か活動をする・・、

自分が携わってきた仕事、業界の
インフラ部分で汗を掻く、
資金を提供する・・


文章に書いてしまうと、
いささか格好良すぎる印象を
持たれるかもしれませんが、

つまり、

★ これが、
【ライスワーク】ではなく、
【ライフワークに向かう】 ということなのです。


より多くの人が、
資産形成の結果として、

「ライフワーク」に向かう
【余裕】を手に入れれば、

社会の在り様が
大きく変わっていくとわたしは思います。

あなたやわたしが
資産運用を行うのは、
そこに辿り着くための、
【手段】に過ぎないのです・・。

似顔絵




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| ヒトは1万年前からお金と付き合ってきた | 17:13 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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相続を『争族』にしないためには、現実的な感触を確かめ合うことが必要


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

コンサルティングを行っている中で、
(ふと話題を変えて)

お客様の『ご両親』について
お話を伺うことがあります。

どちらにお住いになっているのか。
健康状態はどうなのか。
経済状況は・・?

「えっ、なんでそんなこと聞くの?」
とあなたは思われるかもしれませんが、

これも
『運用相談の一部』と考えています。


また、
コンサルティングの際にお答えいただく
【あなたとお金の親密度を測る55の質問】の
中でも、

「あなたは親の財産をあてにしていますか?」
という質問をご用意しています。

カンさん、いったい何が云いたいの?


はい、
当オフィスでは
お客様が資産を相続する
可能性がある場合、

(それは)
ご本人の資産運用に影響を与える
重要なイベント』であると認識します。


『相続』とは(文字通り)
バトンを引き継ぐ、ということですが、

親御さんの走り方と、
あなたの走り方はもちろん違います。
(また目指す場所も違うはず・・)

従いまして、
引き継いだご資産については、

○ 家のリフォームに使ってもいいですし、
○ お子さんの教育費に使ってもいいですし、
○ あなたなりのやり方で資産運用してもよいわけです。

 <それは、あなたの自由です。>


もし、
資産運用に用いるのであれば、

あなたがベストと考える
資産のカタチ』に変換させ、
運用を続けていけばよいのです。

それが、資産を引き継ぐ、
ということの『本質』・・。


タコ


少しシリアスな話になりますが、
現実の『相続』では、

○ 2000万円の投資信託とか、
○ 1000万円の現金とか、
○ 不動産とか、株式とか、
○ 金・貴金属という『遺産』を

どう分けようかと・・、

その【分け方】を巡って、
【問題】が発生するわけです。



そうです、実は、

相続税がかかる or かからない、
というのは、
『結果』としての話 に過ぎず、

相続の【問題】の、
もっともムズカシイところは、
「どう分けるのか・・」、


より正確に云うと、

【どう分けるのかという点について、
複数の人間の間で
どのように合意するのか・・。】


この点に尽きます。

(俗に『争続』とも云いますし・・)


もちろん、
被相続人が
【遺言】をきちんと残してくれれば、

それが親の意思(メッセージ)であり、
相続人たちも、
その気持ちを尊重しやすいと思います。


あっ、それから、
資産を『分ける』という点で、
【主導権】を握っているのは

(もちろん)
資産を遺される人、ですよ。

つまり、被相続人の
【考え方・スタイル】がまず、ありき!
ということ・・。

もし、あなたが
『遺す立場にある人』なら、

自分の考え方・価値観に則って、
しっかり、分け方を
指定】してあげてください。

(メッセージも忘れずに・・)

sub_kojin_souzoku02.jpg


たとえば、
「毎年、遺言書を書き換えている。」
公言することは、

親子間のコミュニケーションを密にする
効果があります。

えっ?


なんと云いますか、
「毎年、遺言を書き換えている。」
という【発言】そのものが、

子 に対する、
メッセージ』なわけです。

○ おい、
ちゃんと自分たちで頑張って生活しているのか。

○ おい、
親のことをちゃんと気にかけているか。

○ 孫の顔をちゃんと見せに来いよ。
ちゃんと見てるぞ。。

というような、
無言のプレッシャー』になるわけです。

尾瀬


繰り返しになりますが、
相続における【主導権】は、
『遺す立場にある人』にあります。


そして、
【資産のポートフォリオ】とは、

あなたの資産運用の
「設計図」であると同時に、

自身が
この世からサヨナラするときには、
次世代に遺す、
マネー・メッセージ】にもなります。


たとえば、
子どもさんやお孫さんが

被相続人の資産内容
(ポートフォリオ)を見て、

「なんでじーじは、
しんこうこく株式ファンドなんて、
持っていたの・・?」


とか、言わせてみたいと思いませんか?


続いて、
『子どもの立場』からのお話になりますが、

たとえば、
資産を引き継ぐ人、

つまり、
相続人になる予定の人が、

「あのさ、父さん、
ぼくは不動産にはまったく興味がないんだよ・・

とか、

ワタシ、投資とかぜんぜん興味ないから、
株、債券のたぐいは
出来れば「なし」にして欲しいなあ・・」

なんて言うことは、

やっぱり【タブー】で、
決して言ってはいけないことなのでしょうか?


あなたはどう思いますか・・?
(やっぱり、ためらいます?)


あのー、
重々承知しています、

親子の間だからこそ、
【お金の話】をするのって、
とっても難しいと・・。

だいたい、

⇒ 子供のほうから、
親の資産について、

「何が好き、何がキライ」なんて言うと、
ヘンな目で見られそう・・。

なんか、
資産を当てにしていると思われるのも
心外ですしね・・。


⇒ 親御さんのほうは、
どうなのでしょう・・・、

子どもから、
自分の資産について、

「何が好き、何がキライ」なんて言われると、
やっぱり気分が悪いモノなのでしょうか?


PodcastCover260.jpg


わたしは、
敢えて申し上げたいのですが、

「父さん、
ぼくは不動産にはまったく興味がないよ・・」
とか、

「株、債券のたぐいは
なしにして欲しい・・」というのも、

一応、
【親子の会話】ですよね?


★ わたしは、
仲のいい親子ほど、

ある程度突っ込んで、
【その種の話】をしたほうがよいと思います。

(要するに、お互いが
現実的な感触を確かめ合う、
ということ)


兄弟間でも、
親子間でも、
【その種の話】をあまりにもしないため、

かえって『トラブル』になるケースが
増えているのではないでしょうか・・。


つまり、こういうことです。

資産を遺す人から見ると、
○ 「まあ、よく話し合って、
うまく(資産を)分けてくれるはずだ・・」

という【希望的観測】を抱きがち。


資産を引き継ぐほうから見ると、
○ 「わたしの親は、
ワタシの立場や、希望を汲んでくれるはずだ・・」

という【希望的観測】を抱きがちです。

(あっ、もちろん兄弟間でも、ありますよね)


この種の、
『希望的な観測』は
捨てたほうが 賢明 だと思うのです。

出来れば、
親子間でも、兄弟間でも、
お金について話し合う機会を持って、

『希望的な観測』ではなく、

『現実的な感触』を、
確かめ合ったほうがよいのではないでしょうか。
(それがお互いのためです・・)


カギを握るのは、
やっぱり【コミュニケーション】なのです。

自分の嗜好とか、
考え方をなにげに言っておくのは、
悪いことではないと思います・・。

そして、
【現実問題】として、

親子間よりも、
兄弟間のほうが、

『相互に理解するための道のり』は
長くなりがちだ、
ということは覚えておいたほうがよいでしょう・・。

似顔絵




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| 人生をプランニングする | 13:26 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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相続税の前に、相続の本質について知っておくべきこと


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

唐突ですが・・、
あなたは『相続』と聞いて、
どんな 言葉 を連想しますか?

○ お金持ち
○ ドロドロ?

○ ラッキー!
○ 今から憂鬱だ・・

○ 棚からぼた餅?
○ 争いだ!

わたしにとって、
『相続』は日常的なモノです。

(たまたま、資産運用の相談業務を
仕事としているため・・)


あっ、でも今日お話しするのは、

○ 相続税法の改正の中身とか、
○「こんな隠れた節税法がありますよ!」とか、

そういう類のモノではありません。

もっとシンプルで、
本質的な部分のお話です。

「What is 相続?」

そもそも
相続の【本質】って、何なの?


それはズバリ、
★ ヒトから、ヒトへ、
【モノ】を引き継ぐ、という行為です。

モノには、

「権利」や「資産」や、
「無形の価値や概念」や、
「負債」や「義務」や、

ありとあらゆるものが含まれます。

つまり、
世代が変われば、
⇒ すなわち【相続】が起こる。ということ。

(シンプルですね?)


○ バトンを【渡す】人もいれば、
○ バトンを【受け取る】ほうの人もいる。

あなたも、わたしも、
遅かれ早かれ、
【受け取る】【渡す】、
両方を経験することになるのです。

(だって、ヒトですから・・)

実は、
たかだか100年くらい前までは、
ほとんどの人は、
【お金】(資産)を引き継ぐことはありませんでした。

せいぜい、
親の仕事(『技術』の部分)や、
その地域の祭事や風習、

また、人としての教え
『倫理』を引き継ぐのみ、でした・・。


なぜなら、
私たちの先人の圧倒的多数は、
貧乏】だったためです・・。

引き継ぐものの『ひとつ』として、
いわゆる 資産 が
クローズアップされ始めたのは、
この70年、80年のことではないでしょうか。


こと日本においては現在、
実に多くの人が、

○ 引き継がせる資産があるよ。
○ 引き継ぐ資産があるよ。
という『状況』になっています。

これはいったい何を意味するの?

★ この60年、70年で
日本という国が
【いかに豊かになったか】という証左ですね。



わたしはこれから20年ほどで、
日本史上まれに見る、
大規模な資産の【引き継ぎ】が
発生すると考えています。

(具体的なイメージのひとつとして、
団塊の世代 ⇒ 団塊ジュニア世代が挙げられます)


たとえば、あなたは、

畳職人だったお父さまの
技術』を引き継ぐのと、

お父さまの
1,000万円の『お金』を引き継ぐのと、

どちらが
よりタイヘンだと思いますか?

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「カンさん、それは
畳職人としての『技術』でしょう。」

なるほど・・。

『技術』って
目に見えないものですからね。

相続人自身が、
その質(クオリティー)の維持、発展のために
尽力する必要があるのでしょう。


それに比べて、
1,000万円のお金は・・?

まあ、
1,000万円のほうは、

相続の手続き自体が終わってしまえば、
あなたの銀行口座にスーッと入金され、

あなたの通帳内の数字が、
1,000万円分、増えるわけです・・。


あっ、でも、
それで終わり、ですか・・?

違いますね。

銀行に入金された1,000万円を
【具体的にどうするのか?】は、
すべて・あなた次第・です。

実は、
1,000万円のお金についても、

相続人自身が、
その質(クオリティー)の維持、発展のために
【努力】する必要はあるわけです。


また、
資産を引き継ぐ立場に立ってみると・・、

あなたは、
○ 200万円の資産を引き継ぐのと、
○ 2億円の資産を引き継ぐのと、

どちらのほうが「嬉しい」と思いますか?

スミマセン、へんな設問で・・。


わたしは、
200万円の資産を引き継ぐほうが、
うれしいと思うのです。

素直に、
喜べると思います・・。

率直に云いまして、
200万円なら、

日常生活の、
お金のやりくりの中で、
「ラッキー!」と、

大いなる『オマケ』のように
思えるのではないでしょうか・・。



それに比して、
2億円の資産を引き継ぐことは、

あなたやわたしの
気持ちのうえで、
重荷』になってしまう可能性があります・・。


今は、
違いを分かりやすくするために、
(あえて)2億円 と云いましたが、

これが・・、
2,000万円なら、どうでしょう?

あなたは素直に「嬉しい」と思えますか?
YES or NO ?

(もちろん YES と思えれば、
それはそれでよいのですが、)


わたしは自分の仕事柄、
時々、
ご資産を引き継いだお客様の【お顔】に、

なにか【特別な感情】が宿るのを
発見することがあります。


??

それは、
なんと云えばいいのか・・

ちょっとした
ストレス』のようなものです。

ストレス?


はい。

それは、
棚からぼた餅的に、

『資産』を引き継いでしまったために起こる
心のざわめき、のようなもの・・。


よくよく考えてみますと、
それは
【自分のお金ではないわけです。】

○ 現金、株、債券、
外貨預金、不動産、

資産のカタチはどうであれ、
目の前に実際ある
その『資産』に、

―もちろん嬉しいですし、
ありがたいとも思っているのですが、―

ちょっとした
「居心地の悪さ」を感じてしまう・・。



あのー、
この気持ちって
決して恥ずべきことではありません。


今、目の前にあるその『資産』は、

かつて、
お父さんや、お母さんや、

お祖父さんや、
お祖母さんが所有していた『モノ』
だったわけです。

そこには、
かつての所有者の、
「肌触り」、「意思ののようなもの」
感じられます・・。


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それを
自分が引き継いだからといって、

【ハイ、自分のものとして、
自分本位に扱いましょう!】


なんて(なかなか)思えません・・。


かといって、

→ 安易に、
リスクを負って投資するのか?

・・・んー、
それもちょっと憚られる?

じゃあ、
→ そのままのカタチで
  置いておいていいのか?

「いや、それもちょっと違う気がするなあ・・」
と悩んでしまい、

(結局)どっちつかずの状態に
なってしまうことが多々あります。

そんな『心のざわめき』が、
相談業務の中で
垣間見えたりします・・。


今、仮に、
Aさん一家に
『相続』が発生したとしましょう・・。

Aさんは
親御さんを失ってしまい、
悲しみに暮れていますが、

それと同時に、
頭の片隅の、
ほんとうに隅のほうで、

「いやあー、
ここだけの話、正直言うと、

お金を引き継ぐのが
8年くらい前に出来ていたらなあ・・」
と思ったりもするのです。


「あのときは、
長女と長男の受験が重なって、

2人分の入学金と授業料で
ウチは火の車だったから・・。」


あっ、もちろん、
これは『心の中の声』ですよ。

たしかに、

上記は「不謹慎!」
「我がまま!」といってしまえば
それまでですが、

わたしは
Aさんのお気持ちもすごーく分かります。

⇒ 日本の社会は
急速な高齢化が進む中、

50代、60代、
なかには70代で、
資産を引き継がれる方もおられます。


ひと昔前に比べて、
なんと云いますか、

【引き継ぎ】が、
後ろのほうにズレてきているのです・・。



(本題に戻りますが、)
相続した『資産』にはどこか、

自分のモノであって、
自分のモノでない雰囲気が漂います。

なので、

自分で【それを】
積極的に【動かす】ことが、

どうしても、
ためらわれてしまうのです・・。


ひとつ、
資産運用アドバイザーの立場から
提案させてください。

仮にあなたが
いくばくかの『モノ』を引き継いだとして、

【その、引き継いだ資産を、
そのままのカタチで、
守らないと、いけない。】


とは、
決して思わないことです・・。


たとえば、
○ 日本の個別株を7銘柄、相続された。

たとえば、
○ 町田市の3LDKのマンションを、相続された。

「やっぱ、このままのカタチで
持っておいたほうがいいのでは?」

(遺してくれた人の意思を尊重して?)

いいえ、
そんなこと全然ありませんよ・・。

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ちょっと 深呼吸 してみましょう。

この『資産』を遺された人、

つまり、被相続人の【お気持ち】とは、
一体どんなものであったのでしょう?


<自分は頑張って、
これだけの資産を遺すことが出来た。

あとはこれらを、
君たちの生活、
人生に生かして欲しいのだ・・。>

そういう【お気持ち】ではなかったでしょうか?


つまり、
資産のカタチ云々より、

それを実際、
生かしてもらえるか、


有効に使ってもらえるかどうかが大事、
ということ・・。

あなたやわたしにとって
重要なことは、

そのような被相続人の、
【意思】を引き継ぐことだと思います。

決して、
資産の【カタチ】を引き継ぐことではありません・・。

似顔絵




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| 人生をプランニングする | 10:17 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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ピクテ新興国インカム株式ファンド(毎月決算型)を分析します!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

たまには具体的な投資信託を挙げて、
中身をテッテイ分析してみましょう。
今日はこちら!
ピクテ新興国インカム株式ファンド(毎月決算型)】

いつでも、どんなときも、
あなたがその『投資信託』について
知りたいと思ったら、

何を見ればよいのですか?

ハイ、
まず【運用レポート(月報)】を見る!

こちらが、
ピクテ新興国インカム株式ファンド(毎月決算型)の
月次レポート」(2015年4月30日現在)です。


上記レポートの冒頭で、
当ファンドのみっつの特色が述べられています。

1.主に新興国の高配当利回りの株式に投資します

2.特定の銘柄、国や通貨に集中せず、分散投資します

3.毎月決算を行い、収益分配方針に基づき分配を行います


(なるほど・・)


続いて、
ファンドの【騰落率の表】を見てみましょう。

当ファンドは
2008年1月31日に運用をスタートさせています。

運用開始以来の騰落率は+8.60%。
(ちゃんとプラスになっています!)


が、当ファンドは現在、
1万口あたり、
『毎月75円も分配金が出ていますよ。』


はい、今、
○「嬉しい!」と思った人?
○「えっ、マジ大丈夫かな?」と思った人?

(そもそも)
『分配金の原資』っていったい何でしょう?

「はい、ファンドが保有する
 新興国株式の配当や値上がり益です。」

その通り・・。


ところで、
新興国株式の配当や値上がり益って、
あらかじめ確定していますか?

「いいえ、確定していません・・。」

その通り・・。


つまり??

つまり、

【不確実な】リターンを前提にして、
毎月【確定した】分配金を出している。



んー、ちょっと日本語的にヘンですね。

ファンドの価値の上昇分以上に、
『分配金』を出してしまえば、
『基準価格』はじりじりと下がってしまいます。


当該ファンドの場合、
2012年1月9日現在、
基準価格は 4,886円 でした。

2015年5月20日現在、
基準価格は 3,808円 です。

どうしてこんなに
『基準価格』が下がっているのか?


新興国の株式は
2012年に比べて持ち直してきていますよ。
為替もどちらかというと「円安」傾向ですし。

カンさん、簡単ですよ。
⇒それは【分配金】を
ファンドの儲け以上に出しているからデス。


また、注意が必要なのですが、
分配金の額というのは、
ずーっと「一緒」とは限りません。
運用会社さんが任意に変更したりします。

『ピクテ新興国インカム株式ファンド(毎月決算型)』は、
2011年6月までは、
60円の【分配金】でした。

(へえ~、そうだったんですね)


先ほどの「月次レポート」のところ、
(2015年4月30日現在)

【設定来の推移】のグラフを見て頂くと、
2011年中頃から、
『基準価格』が下がり始めたのが分かります。

(あれ?)

そして、
うすいブルーの『純資産総額』が、
右肩上がりに増え始めたのも分かります。


そうです、
毎月75円の【分配金】になってから、

⇒ より多くの人が、
この投資信託を買うようになったのです。


ただし、
この時点から、

ファンドの『基準価格』そのものは
下がり始めているのですよ。

なんだかヘンだと思いませんか・・?

what is indices


うがった見方をすれば、
運用会社さんが
【分配金】を増やし始め、

「ほら、見てください!
【分配金利回り】がすごく良くなっていますよ。」
というメッセージと共に、

販売会社と協力して、
多くの無知な運用者のお金を集めて、
そして、
『純資産総額』を増やしていった・・

という【戦略】に見えなくもありません。
(皆さん、よーく考えてみましょう。)


当該ファンドは、
運用会社、販売会社、受託会社、
三社の『取り分』(報酬)として、

【運用管理費用】が
実質、最大年1.992%程度入ってきます。


金融機関の
『利益の源泉』としては、

とにかくファンドに多くのお金を集めること
(= 純資産総額を増やすこと)が大切で、

このファンドの場合、
ファンドの価値
(= 基準価格)が下がっていくことは

あまり意に介していないように
わたしには見えます・・。


ところで、
いくらなんでも、

運用管理費用が
実質、最大年1.992%程度って
高すぎると思いませんか?

実は、
ピクテ新興国インカム株式ファンド(毎月決算型)は
『ファンド・オブ・ファンズ方式』を
採用しているのです。


これは、
当ファンドそのものの運用管理費用
年1.2075%に加え、

投資先である
「新興国ハイインカム株式ファンド」と
「ショートタームMMF JPY」の
運用管理費用が
別途かかってくるということ・・。

それって??

ハイ、けいぞくコストを
【二重取り】されているということです。


<以下、ちゃんと月次レポートに記されています>

運用管理費用
(信託報酬)
毎日、信託財産の純資産総額に
年1.242%(税抜1.15%)の率を乗じて得た額とします。

(中略)

[運用管理費用(信託報酬)の配分(税抜)]
 委託会社  販売会社 受託会社
年率 0.35% 年率 0.75% 年率 0.05%


投資対象
とする
投資信託証券

新興国ハイインカム株式ファンド 純資産総額の年率0.75%
ショートタームMMF JPY 純資産総額の年率0.3%(上限)

(上記の報酬率等は、今後変更となる場合があります。)

実質的な負担 最大年率1.992%(税抜1.9%)程度
(この値はあくまでも目安であり、ファンドの
実際の投資信託証券の組入状況により変動します。)


ここ、今日
いちばん大事なところなのですが、

上記、引用部分で
抑えておくべきポイントは たったのふたつ。

1.運用管理費用(信託報酬)の
数字が
2つ以上ならんでいます!


年1.242%
年率0.75%
年率0.3%

また、

2.【実質的な負担】という文字が確認できます!

このふたつがチェックできれば、

その投資信託が
『ファンド・オブ・ファンズ形式』で
あることが分かります!

つまり、あなたは、
【けいぞくコストを二重に支払っている】
ということ。


続いて、「月次レポート」の1ページ目、
【資産別構成比】のところを見ると、

当ファンドの実質的な投資先である
「新興国ハイインカム株式ファンド」には
97.8%投資を行っていますが、

「ショートタームMMF JPY」
(いわゆる円建てMMF)には
わずか0.9%しか投資をしていません。

なんですか、これ?


わたしには、
わざわざ
『ファンド・オブ・ファンズ形式』とするために、

この「ショートタームMMF JPY」を
付け加えたとしか思えません・・。


(また、ファンド・オブ・ファンズ形式にしたほうが
分配金の原資を増やしやすいという
「からくり」も実はあります)


当該ファンドの「説明ページの上部に、
次のようなキャッチコピーが刻まれています。

bnr_shinkoin_ftop.jpg

(カン・チュンド、絶句・・)。


もう皆さんご存じの通り、
【分配金】とは、
ファンド内部から
引き出されるお金のことであり、

それはあなた自身が
ファンドの成長の原資を降ろして
受け取ることに他なりません・・。


また、当該ファンドの場合、
『ファンド・オブ・ファンズ形式』であり、

コストが極めて高くなっている点を見ても、
「まるで良いところがないファンド」と云えるでしょう。

似顔絵




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7月19日、20日は『広島・福岡、コンサルの旅』


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

7月に所用で関西に参りますので、

・7月19日()『広島』
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夏の★出張コンサルティング】を
実施させていただきます。  
 
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  という方は、どうぞご一報くださいませ。

すべての枠でご予約を頂戴いたしました。誠にありがとうございます。

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~ あなたが求めているものは何でしょうか? ~

○ インデックス・ファンド、ETFの選び方

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具体的には、今、保有している投資信託、
個別株、保険商品を整理して、
シンプルなポートフォリオを作りたい!


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   広島! 7月19日(
  「ANAクラウンプラザ広島
(1F オールデイダイニング フリュティエ)

   A枠 10時30分 ~ 12時00分(ご予約済み)    
   B枠 13時00分 ~ 14時30分(ご予約済み)
   C枠 15時00分 ~ 16時30分(ご予約済み)
   D枠 17時00分 ~ 18時00分(ご予約済み)
 

ChristineLucas-CompleteMindandBody-personal-coaching.jpg


  福岡! 7月20日(
  「ハイアットリージェンシー福岡
   (1F バー&ラウンジ/ロトンダ)

   A枠 10時30分 ~ 12時00分(ご予約済み)
   B枠 13時00分 ~ 14時30分(ご予約済み)
   C枠 15時00分 ~ 16時00分(ご予約済み)
   D枠 16時30分 ~ 18時00分(ご予約済み)


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 (お電話でもお申込みを受け付けております。
      TEL 03-6435-0078)




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