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ゴールデンウィーク休暇につきまして


こんにちは。カン・チュンドです。

誠に勝手ながら、当オフィスは
4月28日(木)より 5月5日(木)まで
ゴールデンウィーク休暇を頂戴いたします。

この間、皆様には
ご不便をお掛けしますが、ご理解のほど、
何卒よろしくお願い申し上げます。


尾瀬

(リフレッシュして帰ってまいります!)

 晋陽FPオフィス
 カン・チュンド拝





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セカンドライフで守るべき、5つの資産運用ルールとは? その2)

 

こんにちは。

インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

 

50代の半ばくらい】というのは、

セカンドライフの方向性を決定するうえで

とても重要な時期だと思います。

 

たとえば弊所では、

『早期希望退職制度』や

『選択定年制』をきっかけに、

 

「早めに今の会社を退職して、

セカンドライフの準備をしておきたい。」

 

というニーズを持ったお客様が、

しばしばお見えになられます。

 

その際に大切なことは、

運用スタイル構築の前に、

【身辺の整理】をしておくことです。

 

 

たとえば、

お仕事】については、

(無理のない範囲で)

第二のキャリアを目指される方もいるでしょう。

 

お住まい】についても、

『ゼロベース』で再考してみる必要が

あるかもしれません。

 

特に、郊外で

「一戸建ての家」をお持ちなら、

(かつ、部屋が余っているようなら)、

 

郊外一戸建て(大きい)から、

マンションへ(中くらい)

という【買い替え】をお勧めします。

 

 

日本の住宅地の『不動産価格』は

人口減少・超少子高齢化の進展で、

今後、下落していく可能性がきわめて高いです。

 

この【買い替え】を通じて、

不動産という資産をスリム化し、

金融資産のほうを増やしておくことをお勧めします。

 

 

続いて【終身保険】です。

 

はっきり申しまして、

あなたが死んでから出るお金

(死亡保険金)に、

いったいどれほどの意味があるでしょうか?

 

あなたが元気なうちに

終身保険を【解約】して、

 

今あるまとまったご資産にプラスして、

そのお金を(元気なうちに)

【生かしてあげる】という発想が必要です。

 

 

さて、前回の続きですよ。

 

今、65歳のあなたに、

5,000万円の資産があるとしましょう。

 

あなたは、

この5,000万円の資産について、

自分がこの世からサヨナラするときに、

 

【B】 

同じ5,000万円くらいでいいのだ!

 

(つまり、その間の物価上昇分の

実質的な目減りは許容する)

 

と考えているとします。


crisis-management.png

 


あなたのふたりのお子さんは

すでに独立していて、

 

あなたと配偶者の

「公的年金」を合わせて、

 

毎月収入 ⇒  20万円程度

があるとしましょう。

 

でも、

セカンドライフを楽しく過ごすためには、

 

「あーあ、

あと、毎月10万円は欲しいな・・」

と考えています。

 

毎月プラスアルファ あと10万円

ということは、

年間で120万円ですね。

 

 

あなたは5,000万円の資産のうち、

まさかの時も安心な

緊急避難用の資金』として、

 

1,000万円は

別途キープしておくことにしました。

(=運用には回さない・・)

  

つまり、

⇒【ポートフォリオ】を組むのは

4,000万円のみです。

 

仮に、

あなたの【ポートフォリオ】を、

 

安全資産 30

先進国債券20

日本株式10

全世界株式(除く日本)40 としましょう。

 

あなたは

4,000万円のポートフォリオ】を

運用しながら、

 

【年間120万円】を

部分解約していくお人になるのです。

 

 

「えっ、でも、

どんなふうに解約するの?」

 

ハイ、

⇒【保有している資産の配分通りに】です。

 

安全資産 30

先進国債券20

 

日本株式10

全世界株式40

 

の「割合」通り、


すべての投資信託を、
1年に1回、
部分解約して、
【つまみ食い】するのです・・。

 

 

<5つの資産運用ルール その4

 

ポートフォリオからの『解約』は、

資産の配分通りに行う。

 

これを↑堅持することが、

すなわち、

「ポートフォリオを適切に管理する」

ということ・・。

 

 

(ところで、)

「年間120万円を部分解約する!」

というポリシーでもよいのですが、

 

さらなる【高み】を目指すなら、

 

(できれば)

【パーセンテージで資産を管理する】

ようにしましょう。

 

4,000万円のポートフォリオから

年間120万円を部分解約する!

 

これを

パーセンテージ【引き出し率】に直すと、

年3% になります。

 

baton-300x199_201504022101371e6.jpg

 


(あくまで長~い時間軸

イメージして欲しいのですが、)

 

たとえば「ポートフォリオそのもの」を

3.5 で【運用】できたとして、

 

毎年3%

資金の【引き出し】を行えば、

 

<ポートフォリオの名目価値は、

0.5%ずつ増えていきます。>

 

(仮に、向こう30年のインフレ率が

 0.5%だったとしたら、

ポートフォリオの実質価値は

30年後も同じ】ということですね)

 

<伝わっていますか?>

 

(※ もちろん、毎年の結果リターンは

バラバラです。

20年、30年という長期で均して考えています)

 

 

あなたのポーフォリオが膨らんだ年、

すなわち儲かった年には、


同じ【3%の引き出し】でも、

引き出しの『金額ベース』は増えますね。

 

逆に、

 

ポートフォリオが縮んでしまった年、

すなわちマイナスになった年は、

 

同じ【3%の引き出し】でも、

引き出しの『金額ベース』は減ります。

 

ココ、想像力が必要です。

 

 

ポートフォリオが縮んだ年に、

前の年と同じ【金額ベース】で

引き出しを行ってしまうと、

 

ポートフォリオの【毀損率】が

高くなってしまうのです・・。

 

わたしは、

【長生きするリスク】に対応するために、

 ポートフォリオを「%」で管理する。


これが鉄則であると考えます。

 

 

その代わり、

ポートフォリオがマイナスの年も、

必ず【引き出し】は行ってくださいね。

 

なぜなら、

この「%」による【ポートフォリオ管理】は、

 

あくまで、

あなたが・楽しく・お金を

使うために行うものだからです!

 
1000464_57806870.jpg

 


わたしは
15年半の相談業務の中で

たくさんのシニアのお客様と
相対してきましたが、

そこから学んだことがひとつあります。

 

それは・・・、

 

【人がお金を

積極的に使えるのは60代まで!

ということです。】

 

わたしが見た限り、

70代の半ばを過ぎると、

人はもう、
なかなかお金を使えません・・。

 

<5つの資産運用ルール その5

 

利益が出た年も、

損失が出た年も、

堂々と投資信託を一部解約し、

お金を使うこと!

 

 

もし、ですよ、

あなたが

この世からサヨナラするときに、

 

65歳時点の【資産残高】より

減っていてもよい、
と割り切れるなら、

 

ポートフォリオを

3.5%で【運用】しながら、

 

60代は毎年4.5 資金の【引き出し】を行い、

70代は毎年3.5 資金の【引き出し】を行い、

80代は毎年3 資金の【引き出し】を行い、

 

という【アレンジ型のプラン】があって

ぜんぜんOKだとわたしは思います・・。

 

 

また、『定年退職後も、資産運用は続く。』

ということは、

 

セカンドライフでも、

ポートフォリオの
【リ・バランス】は続けます。

 

リ・バランスのことを考えると

億劫になりがちですが、

 

ポートフォリオからの

【引き出し】のついでに、


「リ・バランスもやってしまおう!」

とお考えください。

 

<5つの資産運用ルール その6

 

ポートフォリオからの

『引き出し』と、

『リ・バランス』は同時に!

 

 

もちろん、72歳になって、

もう【リ・バランス】のことなんて

考えたくないという人は、

 

たとえば、

「世界経済インデックスファンド」のような

【バランスファンド】に

資産をシフトしておけばよいのです。

 

 

定年退職を機に、

膨大な「自由時間」を手に入れる。

 

これはまさに、

人生からの『贈り物』です・・。

 

これから60代を迎えるあなたは、

人類史上もっともエネルギッシュな

シニアとなるはずです。

 

『セカンドライフ』という舞台で、

大いに自身を演じて、

エンジョイするべきだと思いませんか?

 

(そのための、資産管理に過ぎないのですよ。)

 

似顔絵



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セカンドライフで守るべき、5つの資産運用ルールとは? その1)

 

こんにちは。

インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

 

今、56歳でバリバリ働いている人も、

今、39歳で人生に忙しい人も、

いつかは必ず【定年退職】を迎えます。

 

「定年退職」(= リタイア)って何かというと、

対世間的に、

『お仕事』を終了するということです。

 

 

『お仕事』を終了すると、どうなるのか?

 

お仕事からの収入がなくなる。】

ということ・・。

 

では、

それ以降の「人生」は、どうすればいいのでしょう。

 

1.公的年金、その他年金などを

『収入』としてもらう。

 

プラス、

 

2.まとまった資産(ストック)を

『取り崩していく。』

 


このふたつを行うことで、

リタイア後の、

 

毎月の【収入】を把握し、

毎月の【支出】を管理していくわけです。

 

(伝わっていますね?)

 

 

つまり、

『セカンドライフ』に入ると、

 

誰もが、

【資産を取り崩しながら、

毎日、毎月の生活を送る人になるわけです。】

 

これって、↑ それなりの

スキル(技術)を要することだと思いませんか?

 

 

<5つの資産運用ルール その1

 

セカンドライフでも、資産運用は続けます。

 

よく、

アメリカ人はリタイアを指折り数えて

「とても楽しみ!」とコメントしますが、

 

日本人はリタイアのことを考えると、

「とても不安だ!」と口にします。

 

同じリタイアなのに、なぜ??


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日本人は

【定年退職】のあとの、

 

お金の管理全般を

ちょっと「後ろ向き」に捉えすぎではないでしょうか。

 

より正確にいうと、

 

わたしが先ほど

『取り崩し』と言ったように、

 

「セカンドライフでは、

お金が減っていくばかりだから、


あんまり使い過ぎないようにしないと。

ああ、心配だ、心配だ・・・。」

 

となってしまうわけです。

 

 たしかに

『取り崩す』のは

『取り崩す』のですが、

 

それは、

★【運用をしながら、取り崩す。】

という意味であります(ここ、重要!)

 

 

そう、

『運用』と『取り崩し』は、

両立できるものです。

 

私たちは

【長生きするリスク】に対応するために、

『運用を続けながら、

定期的に資産を取り崩す必要があるのです・・。』

 

 

あっ、でも、ですよ、

 

インカム(定期収入)

必要だからといって、

 

【インカム型(定期収入型)の商品を

持つ必要は全然ありませんよ!】

 

こちらのブログ記事をご参照ください。

 

 

<5つの資産運用ルール その2

 

インカム(定期収入)が必要だからといって、

インカム型(定期収入型)の商品を持つ必要はありません。

 

 よ~く考えてみてほしいのです。

 

金融機関や、

住宅・不動産業界が、

 

特定の『世代』をターゲットに

特定の『キャッチコピー』で

 

(⇒ 将来の年金不安に備える!とか)

 

特定の『金融商品』を、

(毎月分配型ファンドや、個別の外国債券や、

ワンルームマンションなど)

 

積極的に勧めてくるには、

どんなワケがあるのでしょうか・・。


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あなたが潜在的に

「なんか怪しいなあ・・」

と感じているのは、

 

あなたの

【健全な懐疑心】が働いている証拠です。

 

たしかに、

リタイア後は

【インカム】(定期収入)が必要ですが、

 

それは

自ら投資している金融商品を、

 

○【定期的】に

○【部分解約する】ことで、


自分で、
作ることができます。 

大事なことなので、もう一度言いますよ。

 
○【定期的】に

○【部分解約する】のです。

(こんなインフラサービスもあります。
SBI証券「投資信託・定期売却サービス」)


上記の考え方が
もっともコストが安く、

もっとも柔軟性が高く、

 

かつ、もっとも

効率的な資産管理のやり方と考えます。

 

(実際、弊所のお客様は、
【運用しながら、取り崩す。】

シンプルな資産管理を長年実践されています・・)

 

 

【カンさん、セカンドライフでも

運用が必要っていうけど、

いったいどの程度運用すればいいの?

 

ハイ、いい質問です。

 

それは、

 

★【あなたがこの世からサヨナラするときに、

 自身のご資産をどうしておきたいのか?】

 

に依ります。

 

??

 

 

えー、今仮に「退職金」を含めて、

あなたに5,000万円の資産があるとしましょう。

 

(突然ですが、あなたは65歳です!

 

お子さんや

お孫さんの顔をちょっと思い浮かべてみてください。

(甥っ子さんや姪っ子さんの顔でも構いません・・)

 

 

あなたは、この5,000万円の資産を、

 

自分がこの世からサヨナラするときに、

 

【A】 できるだけ殖やしていたい!

8,000万円とか9,000万円とかに)

 

【B】 同じ5,000万円くらいでいい!

(つまり、その間の物価上昇分の

実質的な目減りは許容する)

 

【C】 減っていて全然かまわない!

3,000万円とか2,000万円とかに)

 

 

A、B、Cのうち、

いずれを【希望】されますか?

 

(よーく考えてみましょう。

ただし、これは

『良い・悪いの問題』ではありません)

 

これは、

あなたというお人の【価値観の問題】です。


 
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<5つの資産運用ルール その3

 

あなたのお金を、

最終的にどうしたいのかを

具体的にイメージしておく。

 

 

そもそも、

 【A~C】の

どれがあなたの「希望」なのかを決めないと、

 

5,000万円の資産の中で、

 

投資に回さないお金【安全資産】と、

投資に回すお金【リスク資産】の『割合』を

決めることすらできません・・。

 

 

もし【A】の

できるだけ殖やしていたい!

なら、

 

ある程度の『リスク』を背中に負って

投資に回す、

 

すなわち

【リスク資産】の『割合』を

多めにする必要があります。

 

 

逆に【C】の

減っていて全然かまわない! 

なら、

 

そんなに大きなリスクを負う必要はなく、

【安全資産】の『割合』を

多めにしておくことが肝要です。

 

ここ、
とっても大切なのですが、

 

お金を殖やすための【リスク】は、

それが必要な人が負うべき負荷であり、

 

それが必要でない人が、

わざわざ取るべきものではありません。

 

(この、【A~C】の質問は、

わたしがシニア世代のお客様に

コンサルティングをする際に

必ずお聞きすることなのです)

 

続きは次回に・・)


 似顔絵

 

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| 人生をプランニングする | 11:58 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ホームページ上の不具合につきまして


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

いきなり『業務連絡』になって
恐縮なのですが、

4月8日~4月18日にかけて、
当オフィスのホームページ上で、

【セミナーのご予約】、
または【お問い合わせ】をしていただいた皆さま。


(ご予約・問い合わせの)フォーム、
そして送信そのもののが
一部正しく機能しておらず、

たいへんご迷惑をお掛けいたしました。
この場を借りてお詫び申し上げます・・。


apology.jpg


現在は無事復旧しておりますので、
(これに懲りず)
ご予約、お問い合わせのほど、
何卒よろしくお願い致します。




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| 業務連絡 | 13:14 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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投資信託は市民にとっての自由の矢なのです!

 

こんにちは。

インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

 

今日もお仕事、お疲れさまです。

 

世の中には実に

いろいろなお仕事がありますが、

その仕事の種類というのは、

(実は)未来永劫「同じ」ではありません。

 

(時代とともに)

次々と移り変わっていきます。

 

私たち人間の印象として、

【誰もが知っている仕事】のほうが

なんだか安心で、

長く続きそうな気がしますが、

 

その

『誰もが知っている仕事』も、

80年前は

誰も知らなかった仕事だったりします。

 

 

今から700年前、

中世の頃には、

ビジネス」と呼べるような行為は

ごくごくわずかしか存在していませんでした。

 

一介の人間がリスクを取って、

新しい商品やサービスを世に問う。


このような積極的な姿勢は、

あまり見受けられなかったのです。

 

その頃の仕事というのは

今よりもっと土着的で、

 

たとえば組合(ギルド)の中で、

自分たちの販路や

権益を守ることに執心していたのです。

 

(また、工業といっても

せいぜい家内制工業止まりでした)

 

 

社会の有りようも、

今とは随分違っていました。

 

日本でいうと、

固定化された

『身分社会』でしたし、

 

今より

【人生の可能性】というものは

ずっと限られていました。

 

 

あっ、それに、

ヨーロッパでは

「宗教」の影響力が大きかったのです。

 

(そもそも)未来は

神にしか分からないもので、

 

人間は、

今日の続きとしての明日(あす)を、

ただ粛々と受け入れるべきとされていました。

 

(冒険するとか、

自然現象を積極的に解明しようとか、


そういうことは

宗教的に「善し」とはされていなかったのです。

⇒『天動説』の例を見てもわかりますよね)

 

 

また、中世の頃の「お金持ち」とは、

ほぼすべてが 世襲 でした。

 

貴族がその典型例です。

(あるいは家族代々「悪行」を重ねた人たち?)

 

正直にいって

庶民がお金持ちになる可能性は

ほとんど【ゼロ】だったのです。

 

(ルネッサンスの少し前、

アメリカ大陸を発見したコロンブスなどは、

「成りあがり」でお金持ちになろうとした

稀有な例でしょう・・)

 

Christopher-Columbus-1024x639.jpg

 


16
世紀になると、

ようやく

世の中の雰囲気』が変わり始めました。

 

はじめて、

自分の才覚で

【お金持ち】になる人が出てきたのです。

 

 

未来とは、

過去の延長上にぽつんと存在するのではなく、

 

人が積極的に行動することで、

自ら【よい未来】に

変えることができる・・。

 

そう、このマインドこそ、

ルネッサンスの根底を貫く考え方でした。

 

人は、自然現象に対して、

あるいは自分の美的感覚に対して、

はたまた
地理的に未知な空間に対して、


【もっと深く知ろう】という、

知的好奇心の扉を

大きく広げ始めたのです。

 

そして、何を隠そう、

これが ↑「ビジネス」というマインドの

萌芽であったに違いありません。

 

 

しかし、それでも、

ごくごく一部の「お金持ち」を除いて、

たとえば【投資】を行うなんて

夢のまた夢でした・・。

 

理由はふたつあります。

 

ひとつは、

まだまだ投資対象が限られていたこと。

 

もうひとつは、
投資に参加するための

「ハードル」が高すぎたことです。

 

 

たとえば、

どこかの船に出資する

(つまりは貿易に投資する)、

 

あるいは、

ビジネスを始めるにあたって

誰かに出資する、

 

あるいは、

国や貴族が発行する債券に投資する。

 

これらのことは、

まとまった元手がない庶民には

所詮「縁遠い話」だったのです、

 

そう、

【投資信託】が登場するまでは・・。

 

 

たとえば、株式を買うとか、

債券を買うとかは、

お金持ちの人にしかできませんが、

 

たくさんの人から
小口の資金」を集めて、

それらをひとつの「大きな束」にすれば、


いくつもの株式、

債券を購入することができますね。

 

これが、

投資信託の考え方の【起源】です。

 

同じ目的を持つ人同士が
お金を出し合う、

今で言うところの
共同購入】に近い感覚です。

 

 

世界で最初の投資信託は、

19世紀後半にイギリスで誕生しました。

 

投資目的を同じくする者が、

共同でお金を出し合って、

 

複数の銘柄に分散投資を行い、

利益やリスクを分かち合う。

 

これが、

投資信託の【理念】であり、

 

今日その姿、形は変わっても、

投資信託の【理念】そのものは

少しも変わっていません・・。

 

 

それまで、

人生の中で「投資なんて」

一度も考えることがなかった一市民が、

 

【投資】という行いを、

人生の中で経験し得る「状況」になったのです。

(これって、すごいことだと思いませんか?)

 

 

今日、世の中は

さまざまな問題を抱えていますが、

 

一市民が、

自分のお金の動かし方について、

100%自由度を持っている。】

 

このことのみを取っても、

わたしは
中世にも、江戸時代にも
昭和20年代にも生きたくはありません。


2016年という時に
このように生活ができて、
とてもラッキーだったと
思っています。

似顔絵 




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人生初の着物です!



こんにちは。カン・チュンドです。


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4月16日(土)に開催された
竹川美奈子さんの出版記念パーティー
第一部「トークショー」にて・・。

春で、穏やかで、
目の前には隅田川が流れていて、
とても気持ちよかったです。

(たまには着物もいいものですよ (^^;)




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