FC2ブログ

2016年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年10月

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

弊所メールマガジンは10月6日より『投資信託☆きほん編』に帰ります!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

2000年11月より発行しております
当オフィスのメールマガジン
カン・チュンドの投資信託テッテイ攻略法」が 

来る10月6日の配信分から、
【投資信託☆きほん編】に帰ります・・。

きほん編って?


たとえるなら、
今、就活を行っている
大学3年生の陽太くんが

「トーシ信託って、
あれ、いったい何のことですか?」

という疑問を持っているときに、


gutspose_man.png


(ちょっと数字が苦手な)陽太くんにも
しっかり理解してもらえるよう、

『投資信託』の基礎のきそから、
手取り足取り
じっくりお話ししていきますよ! というイメージです。

16年間で今回が
4度目の「スタート地点」への回帰となります(笑)



ご登録いただければ、
おそらく150回は続くであろう、

投資信託の基礎講座が
毎週、毎週、
(わたしが風邪など引かない限り、)
あなたのメールボックスに届きます。

『まぐまぐ』経由ですので、
あなたのメールアドレスが
弊所に知られることはありません・・。

わたし自身も初心に帰って
(気持ちを新たに)発信を始めます!


カン・チュンドの投資信託テッテイ攻略法メルマガ申込み


ご友人や、職場の同僚の方に
お勧めいただくのも大歓迎!

(景品は出ませんが・・(^^ゞ)




関連記事

| 業務連絡 | 11:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

世界経済インデックスファンドの仲間たち(債券シフト型と株式シフト型)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今日は『ビール』の話から始めます (^^)

スーパーマーケットに行くと、
135mlや、
250mlの缶ビールが売っていますね。

あれ、
けっこう売れているみたいです・・。

WHY?

んー、【社会の高齢化】と関係があるのでは。

70歳になった自分を
想像してみるとよく分かりますが、

もう、量はあまり必要なくて、
135mlのビールを
クイッと一口に飲むくらいで
「十分だ」と思うのかもしれません。


上記の例は、
『ゼロ』と『350ml缶』の間(あいだ)に、

<なにか需要があるのでは?>
と【発想】した結果でしょう・・。

この、
A地点とB地点の、
間(あいだ)に注目してみると・・、

というのが
中間地点の発想】なのです。

わたしは大前研一さんの
【「0から1」の発想術】(小学館)という
本の中で知りました。


実は投資信託でも、
このような【発想】を
具現化したファンドがあります。

それが、
世界経済インデックスファンド(債券シフト型)
世界経済インデックスファンド(株式シフト型)

です。


2つの『バランスファンド』には、
いわゆる
元祖となる【通常型】が存在します。

それが、
世界経済インデックスファンド』です。

この、
【通常型】の基本比率は、
< 株式:債券= 50:50 > です。

このコンセプトは「セゾン・バンガード・
グローバルバランスファンド」と同じですね。

この【通常型】から
アレンジを加え、

さっきの
『缶ビール』ふうにいうと、

株式100 と
株式:債券= 50:50 の間、

債券100 と
株式:債券= 50:50 の間に

何かしらニーズはないのかしら?
と【発想】してみたのです。



oqqgsarmXLt0uLtV2yWBxD.jpg


つまり【通常型】から、

○ 株式多め = やや肉食系
○ 債券多め = やや草食系

という型(かた)を想像し、

株式シフト型』、
債券シフト型』を創ったわけです。

運用会社は?
三井住友トラスト・アセットマネジメントさんです。


「世界経済インデックス」株式シフト型


SekaiKeizaiIndexFundStockShiftPortfolio.jpg

「世界経済インデックス」債券シフト型


SekaiKeizaiIndexFundBondsShiftPortfolio.jpg


実際に
資産運用のコンサルティングを行っていると、

んー、リスク許容度で見ると、
『株式:債券= 50:50』には
当てはまらないのでは・・

もう少し肉食系、
あるいはもう少し草食系の
【リスク許容度】がフィットするのでは?

というお客様が
けっこうおられるのです。


じゅあ、カンさん。
その、

【株式シフト型】
【債券シフト型】って、
とっても人気があるの?


答え)

(まだ)・・あんまりないです (-_-;)


9月16日現在
【株式シフト型】の純資産額は
およそ32億円、

【債券シフト型】の純資産額は
6億円程度しかありません・・。


せっかくよい『道具』があるのに、
皆がそのことを知らないので、
あまり使われていない・・。

そんな状態ではないでしょうか。


ところで、
<世界経済インデックスファンド・シリーズ>の、
基本コンセプトはすべて同じです。

⇒ それは、
日本:先進国:新興国の
【GDP比率】に基づき、

それぞれの
『組入れ比率』を決定しようというもの。
(株式でも、債券でも。)

したがって、

【通常型】
【株式シフト型】
【債券シフト型】

の違いは、
『リスク・リターンの違い』のみであり、

哲学(スタイル)は
いずれも【同じ】なのです・・。



(わたしが知る限り、ですが、
個人型DCでは
【株式シフト型】【債券シフト型】
のラインナップはありません。)

【株式シフト型】
【債券シフト型】も併せて、
個人型DCでラインナップしてもらえば、

ご主人が特定口座で
すでに【通常型】を積み立てていて、

専業主婦の奥様が、
個人型DCで
【債券シフト型】の積み立てを始めたり・・、

ということが可能になります。


163861447.jpg


あるいは、

【特定口座】+【個人型DC】という
ふたつの窓口を
簡便に管理するため、

特定口座では、
【通常型】を積み立て。

個人型DC口座では、
【株式シフト型】を積み立て。

上記の組み合わせで、
自分オリジナルの
『バランスファンド』を作ることも可能ですね。

◆ 参照記事
バランスファンドの『混ぜご飯』 その3


ただ、『不満』があるとすれば、
(これだけよい【道具】があるのに、)

運用会社の
三井住友トラスト・アセットマネジメントさんは、
どうしてもっと
【PR活動】をしないのだろう? ということ・・。



たとえば現在、
FPの横山光昭さんの書籍、

はじめての人のための3,000円投資生活」という本は、

10万部を超える
ベストセラーとなっていますが、

この本の中でも
『世界経済インデックスファンド』は
イチ押しされているのです。

(その事実をご存じなのだろうか?

いくらでもタイアップ企画は可能であり、
もっと当該ファンドたちを
露出させるチャンスなのに・・。
あー、もったいない!)


最後に、
世界経済インデックスファンド
【債券シフト型】【株式シフト型】とも、

運用の開始が
2013年11月であります。

両ファンドには
『6つの投資対象』がありますが、

実際は
6つのマザーファンド】に投資を行うことで
運用されています。

そして、当該ファンドの
【マザーファンドたち】は、

実は、
SMTインデックスシリーズの
【マザーファンド】でもあります・・。

わたしは以前こちらのブログ記事にて、

SMTインデックスシリーズ
『マザーファンド』の
純資産額の「規模」を記載させていただきました。


6つのマザーファンドに投資を行うことで
世界経済インデックスファンド・シリーズが
運用されているため、

【債券シフト型】
【株式シフト型】の
純資産額の少なさは、
特に気にされる必要はありません・・。

似顔絵




関連記事

| バランスファンド | 19:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

9月17日の「ひと言」




マネー雑誌はお金儲けのことを
色々書いてますけど、

それを編集する人で金持ちになった人を
見たことがございません。

       邱 永漢


baby-surprised-340x231.jpg





関連記事

| 今日のひと言 | 10:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

わたしの投資遍歴 (けっこう寄り道しています)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしの投資は
まだ『道半ば』ですが、
これまでを振り返ってみると、

1998年末に
野村證券の店頭で、

〇 「フィデリティ欧州中小型オープン(Bコース)」と、
〇 「積立て株式ファンド」を、

併せて30万円くらい買ったのが
事のはじまり」でした・・。


そのときの心持ちは、

「ヤッター、
これで投資家デビューだ!」と、

ただ単純に
はしゃいでいただけのように思います。


「積立て株式ファンド」は、
日経平均株価との連動を目指す投資信託ですが、

このファンドに行き着いたのは、
インターネット上で、
米国のファイナンシャルプランナーを
発見したからです。

そのFPとは・・、
フランク・アームストロングさん。
(このブログにもたびたび登場しています)


Frank_Armstrong.jpg


フランクさんは、
マイアミに今も存在する、

投資アドバイザー事務所
Investor Solutions』の創業者です。

フランクさんは当時サイト上で、
『インデックス・ファンド』の本質を
実にやさしく解説されていました。

たしか、
―市場全体に網を張る。―
という言い方をされていたと思います。



その後、わたしは
インデックス・ファンドについて
いろいろと調べていき、

2000年にマネックス証券で、
バンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド』を
購入するに至りました。

(ここでもやっぱり
一括購入』しています・・)

さっき調べましたら
インターネット上に、

当時のマネックス証券の
プレスリリース』が残っていました!


次に
99年から2000年にかけて、
わたしは『個別株』も購入していきます。

図研、東レ、ショーボンド建設、
楽天、マネックス証券など・・。

(※ 当時のマネックス証券は
実に先進的で、

このネット証券は
金融業界をひっくり返すに違いない!
とわたしは本気で思っていたのです。)



ところで、
個別株を買ったはいいのですが、
ちょうどITバブルでマーケットは頂点を迎え、

2000年の5月頃から
本格的に株価が下がり始めました。

そうです、
保有する投信も、個別株も
ほとんどすべてが
含み損』の状態になったのです。


arrow_down_14.jpg


「えっ、なんで?」


経験が浅いので
なかなか合点がいきません。

「どうして自分だけ
うまくいかないんだろう?」


と、
あくまで自分中心的に悩んでいました・・(-_-;)


その一方で、わたしは
ETFにも興味が募っていき、
2003年の秋には香港の証券会社を通じて、

チャイナ・トラッカーファンド
(現 iシェアーズ MSCI チャイナ・インデックス ETF)を
購入しました。

かつてわたしは
こんなブログ記事も書いています。
わが愛しのETF チャイナ・トラッカーファンド その2)】

 
上記ETFのほか、
新興国株式ETF(EEM)や、
MSCI EAFEインデックス・ファンド(EFA)も
購入しました。

(最初にEEMを買ったのは野村證券でした。
当時はまだ楽天証券でも、
海外ETFは売っていなかったので・・)


それからさらに時が経ち、
2006年~2007年前半は、
株式市場も不動産も絶好調で、

「こんなにファンドの値段が上がっていいの?」
というくらい、

自分が保有するETFや
インデックスファンドの価格が
どんどん上がっていきました。


当オフィスのお客様の中でも
インド株ファンドなどを購入され、

「投資ってこんなにカンタンに儲かるんだ。」
と、勘違いされる人が続出しました。

恥ずかしい話ですが、
わたしはこの期に及んでも、
『一括投資』をしていたのです・・。



そして、
リーマンショックが起きました。


Crash.jpg


ちょうどわたしは
仕事の拠点を
東京に移すところだったので、

当時のことはよーく覚えています。

特に、
2008年の10月から11月にかけての
『下げ相場』は、

「心臓に悪いでしょ!」
というくらい、強烈なものでした・・。


その時のマスメディアの論調は、

〇 100年に一度の金融危機!
〇 資本主義の試練!
〇 株式市場は死んだのか・・。


といった感じで、

どこを見ても、
【悲観】という黒い幕で
覆われているかのようでした。


折にふれ、
何度か気になり、

ほんとうは
気付いていたはずなのですが、

リーマンショックを期に、
わたしは明確に自覚したのです。

一度に投資をする、ということの恐ろしさを。


image.jpg

投資の時期を分けるべきだ・・、

機械的に、少しずつ、
マーケットにお金を入れるほうが
得策だ、

(いわゆる)
『つみたて投資』の有用性が、
ようやくわたしの腹に落ちたのです。



ですので、
わたしが【つみたて投資】を始めたのは、
2009年になってからです。

(現 SMTインデックスシリーズの中から
買い始めました・・)

そして、
【積立て投資術】の本を書いたのも、
(読者の皆さんのため、というより)

まずは、
自分自身に対する
応援歌』であったような気がします。






今、わたしは
ふつうの生活者にとっての
【投資のスタイル】とは、

〇 何を買うのかと、
〇 どのようにお金を入れるのかの
 『合作』である。


と確信しています。

(ここに辿り着くまでに、ずいぶん時間がかかってしまいましたが・・(^^;)

似顔絵




関連記事

| わたしのFP修行 | 18:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

えっ、バランスファンドで『リ・バランス』?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

モネの絵は、 
10メートルくらい離れたところから観たほうが
その色彩が立体的に見えます。

資産の全容も、
少し離れたところから、
まずは「ざっくり」見てみる・・。

するとどうでしょう、
あなたのお金は、

〇 投資に回しているお金(ポートフォリオ)と、
〇 投資には回していないお金(預金等)に
分かれますね。


今、ここでは、
投資に回しているお金はすべて
ひとつのバランスファンド、

iFree 8資産バランス』に
投資していると仮定します。

離れた場所から、
あなたの資産全体を眺めると、

あなたが
どれほどのリスク量を
背中に背負っているかは、


〇 投資に回しているお金(バランスファンド)と
〇 投資には回していないお金(預金等)

の『比率』(= バランス)で
おおよそ決まります。



たとえば今、
1000万円の資産があり、

『iFree 8資産バランス』で
保有しているのが100万円
あとの900万円は預金とすれば、

あなたが背中に負うリスクは
おのずと限られてきますね。
(『比率』でいうと、10% 90%です


02d928c.jpg


次はちょっと目を転じて
収支の窓】から覗いてみましょう。

今、あなたは
毎月8万円くらい
コンスタントにお金が残ります。

その中で、
投資信託『iFree 8資産バランス』を
4万円積み立て、

三井住友銀行で
4万円つみたて定期をやっているとすれば、

〇 投資に回すお金(バランス)と
〇 投資に回さないお金(預金)の
『比率』は 50% 50% になります。


今の例をちょっと「整理」しますと・・

まとまった資産では、

『iFree 8資産バランス』100万円(10%)
預金等          900万円(90%)


で、

毎月の収支では、

『iFree 8資産バランス』 4万円(50%)
預金             4万円(50%)


です。

毎月の収支のところ
上記をずっと続けていくと、

まとまった資産における

〇 投資に回しているお金と、
〇 投資に回していないお金の『比率』は

少しずつ変化していき、
バランスファンドの割合が増えていきますね



以下、
あくまでひとつの考え方ですが、

毎月のお金も、
まとまったお金も、

〇 投資に回すお金と
〇 投資に回さないお金の『比率』を
 【同じ】にすれば


資産管理はうんとシンプルになるでしょう。


たとえば、

まとまったお金)

『iFree 8資産バランス』 400万円(40%)
預金等           600万円(60%)

毎月の収支)

『iFree 8資産バランス』 3.2万円(40%)
預金             4.8万円(60%)


とすればどうでしょうか。


バランスファンドでは
各投資対象の保有割合は
しっかり維持されますから、

この場合、
まとまったお金について、

40% 60% という【基本比率】を
あなたが管理できれば、


背中に背負う『リスク量』も
コントロールできます。


えっ、カンさん、今、

40% 60% という【基本比率】を、
あなたが管理できれば、
って言いましたよね?

(あっ、はい・・。)

あのー、
それって、もしかして、

バランスファンドと、
預金の間で、
『リ・バランス』が
必要になるってことですか?


厳密にいえば、そうです・・。


資産全体の中で、

『iFree 8資産バランス』 (40%)
預金             (60%)


を【維持】するためには、

『iFree 8資産バランス』と
預金の間で、
定期的な【リ・バランス】が必要になります。


Mutual funds



上記の考え方は、
セカンドライフの足音が
聞こえ始めた頃からより重要になるでしょう。


『リスクの量』を下げていく、
という意味では、

バランスファンドで投資を行うあなたは、
自身のリスク度合いを下げるために、

〇 投資に回すお金(バランスファンド)と
〇 投資に回さないお金(預金)の

【比率】を変える必要があるためです。


『具体例』を挙げてみましょう。

仮に、30代~40代は

『iFree 8資産バランス』 (70%)
預金            (30%)


としていた人が、

50代は

『iFree 8資産バランス』 (60%)
預金             (40%)


に移行し、

60歳から5年をかけて、

『iFree 8資産バランス』 (50%)
預金             (50%)


になるまで
資産全体を【保守化】させ、

65歳以降は、

『iFree 8資産バランス』 (50%)
預金             (50%)


で資産を管理し続けながら、
定期的に「引き出し」を行う図式です。


細部にこだわりすぎて、
全体像、
大まかな図面が見えにくくなったら、

〇 投資に回しているお金(ポートフォリオ)と、
〇 投資には回していないお金(預金等)の

 『比率』に着目してみてくださいね。

似顔絵




関連記事

| バランスファンド | 17:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

静かに船出した、大和投資信託の『iFreeインデックスシリーズ』


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

9月8日
SBI証券、楽天証券にて、

超低コストの『iFreeインデックスシリーズ』
12本が運用を開始しました。
(運用会社は 大和投資信託

以下が、
iFreeインデックスシリーズ』の12ファンドです。
※ 運用管理費用(%)は税抜

iFree 日経225インデックス  0.190%
iFree TOPIXインデックス   0.190%
iFree JPX日経400インデックス 0.205%

iFree 外国株式インデックス  0.210%
iFree NYダウ・インデックス 0.225%

iFree 新興国株式インデックス 0.34%
※注 連動を目指す指数は、
「FTSE RAFIエマージングインデックス」

iFree 日本債券インデックス 0.140%
(新発10年国債の利回りが1%未満時↑)
iFree 外国債券インデックス 0.180%
iFree 新興国債券インデックス 0.22%

iFree J-REITインデックス  0.29%
iFree 外国REITインデックス 0.31%
iFree 8資産バランス 0.23%


大和投資信託は
専用ページも立ち上げるらしいので
そちらも期待したいと思います。


わたしがまず注目するのは、
海外債券(先進国債券・新興国債券)
のカテゴリーです。

ともに思い切って
運用管理費用を下げてきました。

株式に比べて
期待リターンの低い債券は、
潜在リターンに占める
継続コストの比率が高くなります。

したがって、
先進国債券、新興国債券の
運用管理費用がより低廉になったのは
たいへん喜ばしいことです・・。


CreativeDestruction4.png


次に新興国株式ですが、
こちらは、
「FTSE RAFIエマージングインデックス」との
連動を目指します。

上記の指数は、
いわゆる「ファンダメンタルインデックス」であり、

企業の配当やキャッシュフロー、
売上高などをもとに
指数への組入れを決定します。

(多くの指数で採用されている、
時価総額の比率ではないのです)

kenzさんが書かれている記事が
詳しく、とても分かりやすい!

FTSE RAFIエマージング インデックスの中身 国別構成比率や過去のリターンを確認


「FTSE RAFIエマージング指数」は、
構成国の数、銘柄の数ともに、
『MSCIエマージング・マーケット指数』と比較して
少ないのです。

また、
kenzさんも言われている通り、

配当やキャッシュフローは変動しますから、
その都度、構成銘柄を入れ替えたり、
また、構成銘柄の比率を調整するというのは、

「市場の平均を隈なく保有する」という、
真っ直ぐなインデックス投資とは
やはり異なる投資スタイルだと思います。

ファンダメンタルインデックスを
用いた投資、
スマートベータ的な投資は、

【ルール化されたアクティブ投資】と
定義付けるべきでしょう。



(私見ですが、
新興国株式のチョイスでは、
「たわらノーロード 新興国株式」のほうが
ベターだと思います。)

(◆ 参照記事
EEMから『たわらノーロード 新興国株式』までの13年の道のり


02_ph_costdown.gif


ところで、
一般の投信販売の現場、
あるいは、
確定拠出年金というフィールドでも、

インデックスファンドの
低コスト化の波は止みそうにありません

「カンさん、
これっていつまで続くのですか?」


というご質問をよく受けますが、

冷静に考えてみますと、
この波はすでに峠を越えているはず・・。

そう遠くない時期に、
インデックスファンドの低コスト競争は
終わりを迎えると推察します。

もう、そんなに、
継続コストを引き下げる『スペース』が
残されていないためです。



ちょっと【具体例】を挙げてみましょう。

たとえば
『先進国株式インデックスファンド』の場合、

(この8年あまりを)
ざっくり振り返ってみても、


STAM グローバル株式インデックス・オープン 
0.777%

eMAXIS 先進国株式インデックス
0.648%

ニッセイ外国株式インデックスファンド
0.2592%

iFree 外国株式インデックス
0.2268%


というふうに、

先進国株式インデックスの
最安値ファンドは変遷してきました。
(括弧内の運用管理費用は税込み)

そして、
現在に近づけば近づくほど、
コストが引き下がる「幅」は、
小さくなっているのです。


(もう、そろそろ、終わりが
見え始めているのでは・・)


ThankYou_02.jpg


今、ニッセイのインデックスファンドで
つみたて投資を始めた人は、
慌てて「iFree」に乗り換える必要はないですし、

仮に「iFree」より
継続コストが安いファンドが現れても、
そのコスト差はごくわずかである可能性が
高いでしょう・・。


< 閑話休題 >

ところで、
(話題は急に変わりますが、)

インデックス投資家の中には、
大和投資信託と、
インデックスファンドが
うまく結びつかない人がいるかもしれません。

しかし、大和投資信託は
1990年代に、

ベスト・パーティー」と呼ばれる
ファンドファミリーを運用していました。

その中には、
1998年に設定された、
『ダイワTOPIX ファンド』が
ありましたが、

当該ファンドの
運用管理費用はなんと
0.9%(税抜)でした・・。


また、
「MSCIインデックス・セレクト・ファンド コクサイ・ポートフォリオ」と呼ばれる、
MSCIコクサイ指数との連動を目指す
ファンドもありました。

わたしはこの投資信託を、
大和証券神戸支店の店頭で、
2.1%の購入時手数料を払って
購入した記憶があります・・。


image.jpg


その他、
大和投資信託は2000年
「直販」で、

インデックスファンドのシリーズ
『ダイワ投信倶楽部』の運用も
スタートさせています。

このファンドシリーズは
大和投資信託が
「直販」を止めてしまったため、

確定拠出年金用のファンドに変更され、
それ以後、
投資家は追加購入ができなくなった、
という苦い歴史があります・・。

どうか、
『iFreeインデックスシリーズ』は
息の長いインデックスファンドのシリーズに
なって欲しいものです・・。


似顔絵




関連記事

| インデックス投資全般 | 16:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT