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2016年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年12月

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最初から軽やかにグローバル投資する個人たち(インデックスシリーズから読み解く)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

以前、東京証券取引所の方から
国内上場のETFについて
意見を求められたときに、

わたしは
eMAXISシリーズの【サイト画面】を
お見せしたのです。

いったい何が言いたかったかというと、
『インデックスファンドを買っている人たちは、
無言のうちに、国際化していますよ。』

『でも、国内上場のETFを買っている人は、
ほとんど日本の中だけを見ていますね。』
ということです・・。

eMAXISシリーズ
主な株式ファンドの『純資産額』を
以下に挙げてみましょう。
(11月21日現在)

eMAXIS 日経225インデックス 222.10億円
eMAXIS TOPIXインデックス 285.17 億円
eMAXIS JPX日経400インデックス 109.19億円


eMAXIS 先進国株式インデックス 349.60億円
eMAXIS 新興国株式インデックス 250.40億円
eMAXIS 全世界株式インデックス  59.86億円


「日本株式」「海外株式」という
ふたつのカテゴリーに
分けてみましたが、

日本株のほうはおおよそ616.5億円
海外株のほうは
約660億円の純資産額となっています。

つまり、

日本株式インデックスファンド
   < 海外株式インデックスファンド


なのです。

eMAXISシリーズを買っている人たちは
総じて、

日本株に投資するのと同等に、
あるいは少し多めに、
『海外株式』を買っています。

つまり、
軽やかに(しかも自然に)
グローバルな投資家になっているということ


これはちょっと大袈裟な言い方をすると、
日本の新しい投資家像の出現なのです。


それと対照的なのが、
国内上場のETFマーケットでしょう。

純資産残高のおよそ9割
国内株式ETF。
(結局のところ、ほとんどのお金は
日本株のETFに流れているのです)

わたしはETFのセミナーを
させていただくとき、
ふたつの『キャッチコピー』を
唱えるようにしているのですが・・、

ちょっとセミナー口調ふうに
聞いてみてください(^^)


1.証券取引所で買えるのは
もはや国内の株だけではありません。

世界中の株式が買えます!
(ETFを通じて)

2.証券取引所で売っているのは
もはや株式だけではありません。
不動産、債券、金・貴金属も買えます。
(REIT、ETFを通じて!)

でも、
このメッセージがなかなか
響いていないことが分かります(-_-;)


換言すれば、
国内上場ETFの普及は、

軽やかに(しかも自然に)
グローバルに投資しようという
人たちを、いかに取り込めるか

にかかっているのではないでしょうか。


さて、次に、
大和投資信託が運用を始めている
『iFree』のインデックスシリーズ
見てみましょう。

同シリーズの
バランスファンドを除いた
現在の本数は11本。

国内資産が対象のファンドは
5本です。(日本株、日本債券、日本REIT)

あとの6本は海外の資産が
投資対象となります・・。

11月21日現在の
純資産額の合計は17.31億円です。
(バランスファンド除く)

そのうち、
海外資産のインデックスファンドが
14.63億円を占めます。

率にするとナント約84.5%です。


『iFree』シリーズ
この9月に運用を始めたばかりですから、

上記の数字は
最新の個人投資家の動向を
捉えていると云えるのではないでしょうか。

(しかも、バランスファンドを加えれば、
海外資産の比率はさらに高くなります)


ABC_header-global-opportunies.jpg


以下、わたしの持論です。

投資スタイルは
時間をかけて変遷します。

今、ハノイに行って
ベトナム人のリーさんに、
「ポートフォリオによる投資」とか、

「世界のGDPをもとに
資産配分を考えましょう」と言っても、
たぶん響かないと思います。


その国の所得水準や、
投資の自由度そのものが
どの程度あるのか、

あるいは、
投資信託のような
ふつうの生活者向けの商品が出回り始めて、
どのくらいの年月が経っているのか・・。

さまざまな要素が折り重なりながら、
少しずつ、ほんとうに少しずつ

投資を行う人の態度は
『洗練』されていく
のではないでしょうか。

その「洗練」とは
具体的にいうと、

⇒ 【虫の目】から【鳥の目】に
移るさまです・・。


わたしが2004年に
『世界にたったひとつだけ!
こだわりのポートフォリオ作成講座』
というセミナーを始めたとき、

参加者の皆さんが作ったポートフォリオは、
まだまだ「日本という国」に依っていました。

その後、マーケットは
何度も何度もアップダウンを繰り返しましたが、

参加者の皆さんのポートフォリオが
国際化していく傾向は一貫していたのです。


無題


それは紛れもなく、
日本人ひとりひとりの
【お金の置き方】が、
洗練されていく過程だと云えるでしょう。

先ほどの
『iFree』インデックスシリーズには、
ランキングのページ」もあります。

純資産総額のところを見てみると・・。
一目瞭然ですね。
(同じく11月21日現在)

iFree
NYダウ・インデックス 5.69億円
iFree
8資産バランス     4.17億円
iFree
外国株式インデックス  3.15億円

iFree
新興国株式インデックス 2.14億円
iFree
外国債券インデックス  1.74億円
iFree
新興国債券インデックス 1.16億円
iFree
TOPIXインデックス     0.98億円


自身のお仕事(キャリア)は集中し、
円資産で給与を得ることに邁進します。

そして、その資金を運用する際は、
鳥の目を持って大局を見、
国際人の如く
資産を広くばらけさせることに注力する・・。

そういえば、
橘 玲さんに次のような言葉があります。

【金融資本は分散投資し、
 人的資本は集中投資する。】

似顔絵


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関連記事

| ポートフォリオ運用 | 14:12 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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銀行のアマゾン化はすでに始まっている?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしはアマゾンのヘビーユーザーです。
(もちろんプライム会員です)

アマゾンを使えば使うほど、
かの会社は小売業ではなく、
情報産業に属していると実感します。

ある日のこと・・。

キーコーヒーのスペシャルブレンドを
セットで頼む際、
前に頼んだ価格より
明らかに高くなっていることに気付きました。

「えっ!?」
それからしばらくすると、
表示価格はまた違っていました (-_-;)

そうです、
アマゾンは同じ商品でも、
小刻みに値段を変えています。】


わたしがアマゾンで何かを買うたびに、
データがひとつひとつ積み上げっていきます。

データはあるボリュームに達すると、
わたしという消費者の【購買傾向】を
くっきりと映し出します。

わたしが頻繁に購入する
たとえば「商品A」の価格を少し上げても、
問題なく買うであろうという予測は
容易に成り立ちますね。

また、そんなふうに提示価格を
コントロールしようとする姿勢は、
『商人』の精神そのものです・・。


あまりに
アマゾンの快適さに慣れてしまうと、

かの会社が
自らの利益を最大化させるため、

顧客ごとに戦略的に商品の提示、
あるいは価格の提示を行っていることを
ついつい忘れてしまいます。

誤解がないように申し上げると、
わたしは別に、
アマゾンの姿勢を
非難しているわけではありません。

情報産業としては、
当然のことを行っているわけです。


advisor_20140505184952c2b.jpg


さあ、ここからが本題ですよ。
『銀行』のお話です。

証券会社と銀行には
さまざまな相違点がありますが、

情報産業という観点で見た場合、
大きく違うのは、顧客の【データ量】でしょう。

証券会社は
実質、消費者の決済口座という役割から
締め出されています。

(これって銀行の「既得権益」ですよね)


逆に銀行は『決済口座』の役割を
一手に握っており、
個人口座の「お金の出入り」が
もう、手に取るように分かるわけです。


家賃にいくら払っている?
光熱費はいくら?

スポーツジムに通い、
スカパーを視聴し、
クレジットカードの利用額が
ほう、1年ほど前から急増しているな・・。

この「夢見るあなたは救われる」って、
毎月の会費か・・。(スピリチュアル系?)


※ 私たちの入金と引き落としと
出金と振込みで、
実にいろいろなことが分かってしまいます。



「お金の出入り」というデータは
ある程度積み上がってくると、
あなたという人間の経済的な【傾向】を、
くっきりと映し出します。

つまりは「どんな人なのか?」が
見事に分かってしまうのです。


向こう(銀行)は
あなたの【傾向】をよーく把握していて、
そのうえで、いろいろな
商品・サービスを提案してきます。


risk-miscalculation-300x225.jpg


日経新聞に次のような記事がありました。
顧客行動の予測精度競う 地銀が履歴解析、IT進化テコに

わりと↑何事も問題がないような
書き方をしていますが、


〇 たとえば(ベタな例ですが、)
保険料の引き落としが複数あれば、
その顧客は『保険志向』であると分かります。

(保険のセールスを
したくなりますよね?)


〇 あるいは、
証券会社名義への
振込みがしばしばあり、

(かつ、証券会社からの入金も
しばしばあれば、)
顧客が投資をする人間であり、

しかも、
ある程度トレード志向であると
判断できます。

(投資信託を売りたくなりますよね?)

〇 またあるいは、
毎年10月、11月頃に
旅行代理店への振込みがあれば、

年末にかけて毎年「旅行」に行っているのね、
という【行動パターン】も分かります。


上記日経新聞の記事では、

広島銀行が
預金者がATMをいつ、どこで利用したか
その傾向を個別に調べていることが述べられています。

たとえば、
わたしという人間がATMを利用するとき、
わたしの情報が照会され

画面上に
たとえば「○○支店では、
土曜日も住宅ローンの相談会を行っています!」

というような、
個別にカスタマイズされた
宣伝広告が表示されるようになる、
ということなのでしょう。

これは、
インターネットの画面で
適宜表示されている広告が、
すでにカスタマイズされているのと
同じ理屈です。


以下、上記日経新聞記事から
引用します。

提案を受けた顧客の反応も
システムで即時に窓口やATMで共有し、
次の対応に生かす。

今後はスマホで家計を管理できる
アプリを提供し、スマホ経由の取引情報も
分析に役立てる計画だ。


銀行はもはや、
預金業務や
融資業務は頭打ちであることを
いやというほど分かっているはずです。

銀行 = 情報が資産の会社と
自ら規定しないと

生き残っていくことが難しい時代になって
いるのかもしれません。

(銀行が最終的に目指すところは、
アマゾンのような【情報インフラ業】なのでしょう・・)


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私たちは、
銀行で入金をし、引き落としをし、
出金をし、振込みをするたびに、
どんどんどんどん
ビッグデータ蓄積に貢献しているのだ、
という自覚が必要でしょう。

そして、
まさに「ワタシ」をピンポイントで捉え、
的確なセールスを行ってくるのは
当たり前だ、と思っておかなければなりません。

(なにしろ、
銀行はあなたの情報を握っているのですから・・)

◆ 参照記事
あなたのお金は覗かれています

似顔絵


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| 金融機関にモノ申す | 19:05 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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11月19日の「ひと言」



女性が社会進出しているほど、

男性は家庭進出していません。


baby-surprised-340x231_20160902183255c2a.jpg





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| 今日のひと言 | 18:13 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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カンさん、外貨建ての商品を買わないと円安対策にならないんでしょ? その2)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

はい、その1)の続きとなります。

日本は島国であるため、
「海外で運用されている・・」とか、
「外貨で運用する・・」という、

海の向こう感が出ている金融商品に、
どうも弱いのではないでしょうか。


たとえば、
『たわらノーロード 先進国株式』と、

マン島のオフショア運用会社が運用する
『アルファ・グローバルエクイティ
ヘッジド・ダイバーシファイドEX2010』(仮名です)は、

まったく違う【投資対象】なのでしょうか?

(いや、外国株で運用する、
という意味では同じです。)


仮に今、
『たわらノーロード 先進国株式』を
1万円分購入したとしましょう。

あなたの【1万円】は、
どんな資産に変換されますか?

あなたの1万円は、

○ USドル建ての株、
○ ユーロ建ての株、
○ イギリスポンド建ての株、

○ カナダドル建ての株、
○ オーストラリアドル建ての株、

○ スイスフラン建ての株、
○ スウェーデンクローネ建ての株など、


実に細かく、
「銘柄」として、
「国・地域」として、はたまた
「通貨」として【分散】されるのです。


でも、当該ファンドの基準価格は、
『円建て』で示されますよ。

アレ?
(これってなぜ?)

上記の外貨建ての
たくさんの株式は、
毎日毎日、それぞれの『通貨建て』で
【株価】が表示されます。

たとえば、
アップルは今日1株 110ドル!とか。

かつ、株価は毎日【変動】します。


実は、
『たわらノーロード 先進国株式』って、

1300近い、
外貨建ての株式の【株価】を、

毎日毎日、いちいち
『円建て』に直して

そして、
当該ファンドの基準価格を
【円建て】で算出しているのです。

(その日その日の「為替レート」で!)


redeem-mutual-funds.jpg


【ちょっと突飛な例・・】

仮に、当ファンドが内包する
さまざまな通貨建ての
1300近い【株価】が、
その日、まったく変わらなかったとしましょう

しかし、
「円」が多くの通貨に対して安くなると
当該ファンドの【基準価格】はどうなりますか?

「基準価格は、上がるのです。」


つまり、

『たわらノーロード 先進国株式』は
円建てで売り買いしますが、
立派に【為替リスク】を負っているということ


次に、外貨預金です。

もし、あなたが『外貨預金』をお持ちなら、
「外国債券インデックスファンド」のほうが
道具としてベターだと思います。

○ 外貨預金は、
ポートフォリオに組み込むべき
金融商品ではありません。

外貨預金って、
「ひとつの通貨」を購入する行為ですね。

よく考えてみてください・・。


背中にわざわざ
【為替リスク】を背負うのに

「通貨のみ」を購入するのは、
なんとももったいないとわたしは思います。

どうせ【為替リスク】を負うなら、
一歩進んで、
「外貨を買う」⇒(そこから)「債券を買う」


というプロセスまで踏んだほうが、
期待リターンは高くなります。


あるいは、
○ コンサルティングの中で、

「USドルがあるので、
海外ETFを買いたい・・」


とおっしゃるお客様がおられます。

別に
米ドルを持っているからといって、
海外ETF(ドル建て)を
買わないといけない!

ということは全然ありません。

今そこにある【通貨】は、
モノを買うための道具に過ぎず
それは投資の本質部分ではありません。

大切なのは、
あなたが【何を】買いたいかなのです。


もう、表面的な【通貨分散】を
気にする必要はありませんよ。

グローバルに投資を行う
インデックスファンドを
いくつか組み合わせれば、
(たとえば、円建てで購入したとしても)

広範な【通貨分散】が
自然に出来てしまいますから・・。

したがって、
「円と外貨の割合をどうしよう?」とか、
今のうちにドル資産を買っておく?とか、

もう、【通貨が主人公の
資産管理のシナリオを描く】必要はないのです



最後に、
この1週間のように
急に「円安」が進むと、

絶対的な評価基準として、
【もう円安になってしまったし。】
という言い方を目にしますが、

これも、ちょっと違いますよ・・。

(1998年のアジア通貨危機当時、
1ドル=147円台まで
円安が進んでいましたから。)


2013110511433333d_20161118174455e1c.gif


私たちの投資の計画は、
【長期つみたて】と
【長期取り崩し】のセットです。

まるで山を登って、山を下りるプロセスのよう

仮に、ここから円安が進んでも、
気にせず、粛々とつみたて(購入作業)を
続けましょう。

(逆に、円高のときのつみたては嬉しいでしょ?)

あなたが66歳になって、
取り崩し(解約作業)を始めるとき、
円高に振れていても、
気にせず粛々と取り崩すのです。

73歳になれば、
円安局面になっているかもしれません。
(そのときの解約はまた嬉しくなるはずですから・・)


◆ 参照記事
【海外ファンドを長期で積み立てることが流行っているようですが、
ズバリどうなのですか? その1)】


【海外ファンドを長期で積み立てることが流行っているようですが、
ズバリどうなのですか? その2)】


似顔絵


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| 投資信託をディープに理解する | 17:47 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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カンさん、外貨建ての商品を買わないと円安対策にならないんでしょ? その1)


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

トランプ氏がアメリカの次期大統領に決まり、
大方の予想に反し、
円安・ドル高が続いています。

山崎元さんの名言によれば、

予想(よそう)を逆さに読むと、
うそよ ということになります・・(笑)

もし、
ファイナンシャルプランナーの方が、

「円安対策」として
外貨を持っていたほうがいいですよ、
という言い方をされたら、

その人の発言は、
ちょっと間違っているかもしれません。


あるいは、
プルデンシャル生命の人が、

外貨建ての商品を資産運用として
ご検討されてみてはいかがでしょうか?
と勧めてくるかもしれません。

あるいはIFAの人が
イギリスのハンサードが提供する
海外積立保険を、
次のように紹介してくるかもしれません。

・・あのですね、
これからもっと円安が進むかもしれませんよ。

日本の危機的な財政状況、
超高齢化社会の現実を考えると、
『円という資産のリスク』が増します。

日本の不確実性に備えるには、
このような海外ファンドが最適ではないでしょうか。


実は、

「カンさん、やっぱり
外貨も持っていたほうがイイですよね?」


というご質問は、

「ETFとインデックスファンド、
どちらがイイのですか?」


と同じくらい、
頻繁にいただく【ご質問】です。

【ん? 外貨も持っておいたほうがいい】??
ほんとうに、そうなのでしょうか?


〇 円が安くなるリスクに対処するためには、
【外貨そのもの】を持つべき?

〇 【外貨建ての資産】を、
買っておかないといけないのでしょうか?

(この場合の「外貨建て」とは、
売り買いをする際の通貨として、
円以外の通貨を用いるケースを指します)


〇 あるいは、
海外にある資産、
たとえば、
【海外不動産】などを直接保有する?

(文字通り資産の場所も「海外」、
かつ通貨も「外貨建て」になります)

〇 あるいは、
海外に拠点がある金融機関の、
【外貨建ての資産】を保有すべき・・?

globalcurrency_mainbanner.jpg

ちょっと深呼吸をしてみましょう。

⇒ ここに、
日本の国内で設定されている
【先進国債券ファンド】があります。

これは・・、
『円建て』で買いますね。

そして、
【先進国債券ファンド】を解約すれば、
円建て』でお金が戻ってきます。

なので、
【先進国債券ファンド】は
円建ての資産』である。

<あれ?
 これって間違っていますよ!!>



【先進国債券ファンド】の中身は、
さまざまな国の
外貨建ての債券ですから、

【先進国債券ファンド】は
100%【外貨建て資産】なのです・・。


(伝わっていますか?)

※ この場合の「円」は
決済する際に使用されている
通貨に過ぎません。


あなたが円建てで
【先進国債券ファンド】を買っても、

円安に対するリスクヘッジは
出来ているわけです。

なーんだ、

じゃあ、別にわざわざ
外貨預金とか、

豪ドル建て終身保険
(ソニー生命?)とか、

『ドル建て』で投資信託を
買う必要はないんだ。 

⇒ はい、その通りです!


business.jpg


以下、『投資信託』に絞ってお話ししますが、
投資信託には、

1.日本の資産に投資を行うケース 
2.日本以外の資産に投資を行うケース


があります。

2.の場合、
決済通貨として
「円」を用いるケースと、
「外貨」を用いるケースに分かれます。


『円建て』で売り買い(決済)はするが、
日本以外の資産にも投資を行うのは?

⇒ 日本国内で設定されているファンドです。

たとえば、
【新興国株式ファンド】であっても、

日本国内で設定されていれば、
それは
「国内の公募投資信託」という言い方をします。

また、外貨で取引するのは、

外国で設定され、
日本で販売されている
「外国籍投資信託」です。

(外貨建てMMFがその代表例ですね・・)。


★ 要はその投資信託が
どこの国で設定されたか】で、

国内籍・投資信託 (円建て・決済通貨)と
外国籍・投資信託 (外貨建て・決済通貨)に


分かれるだけなのです。

(伝わっていますか?)


『考え方』として重要なのは・・、
決済通貨が「何か」ではなく、
【商品の中身】なのです!


ルイヴィトンの鞄が好きなあなた。
お待たせいたしました!

ルイヴィトンの鞄は、
シドニーの繁華街のお店では
「豪ドル建て」で表示されます。

でも、
ロンドンのお店では・・
「ポンド建て」ですね。

本家フランスへ行けば「ユーロ建て」、
カナダでは
「カナダドル建て」で表示されています。

そして東京では
「円建て」で購入するわけです。


でも、モノはすべて同じ
ルイヴィトンの鞄です!

『考え方』として重要なのは、

決済通貨が「何か」ではなく
「商品の中身」なのです・・。

続く)

似顔絵


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12月23日(祝)24日(土)名古屋にて【冬の☆出張コンサルティング】を実施いたします


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

毎年恒例なのですが、
年末に帰省するのを利用させていただき、

名古屋にて
【冬の☆出張コンサルティング】を実施いたします。

<今年のうちに資産運用のモヤモヤを解消させたい!>
  というお客様は、どうぞご利用くださいませ。


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~ あなたが求めているものは何でしょうか? ~

○ インデックス・ファンド、ETFの選び方

○ ポートフォリオの組み方を指南してほしい

〇 2017年から拡充される
iDeCo(個人型確定拠出年金)の詳しい内容、
賢い利用のしかたを教えてほしい!

○ 企業型の確定拠出年金はどう配分する?

○ NISA口座ってどうなの?

○ ダメな金融商品、投資信託の見分け方を知りたい

○ 不動産投資はペーパー資産より優れている?

○ 今の運用のやり方を改めたい!

具体的には、今保有している投資信託、
保険商品、個別株を整理して、
シンプルな『ポートフォリオ』を作りたい!



● コンサルティング【対応可能時間 23日)】

   A枠 11時00分 ~ 12時00分 (ご予約済み)
   B枠 13時00分 ~ 14時30分 (ご予約済み)
   C枠 15時00分 ~ 16時00分 (ご予約済み)
   D枠 16時30分 ~ 18時00分 (ご予約済み)


 ● コンサルティング【対応可能時間 24日)】

   A枠 10時00分 ~ 11時00分 (ご予約済み)
   B枠 11時30分 ~ 13時00分 (ご予約済み)
   C枠 14時00分 ~ 15時30分 (ご予約済み)
   D枠 16時00分 ~ 17時30分


(※ すでに個別相談のご経験があるお客様へ。
   定期面談枠(60分)にも対応させていただきます)


  ● 場所 
名古屋 東急ホテル 1F(名古屋市中区栄4-6-8)
アトリウムラウンジ 「グリンデルワルド

  コンサルティングご希望のお客様は、
  【こちら】からお申込みくださいませ。


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  なお、お電話でもお申込みを受け付けております。
        【TEL】 03-6435-0078

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  一切関与しない完全中立のFP事務所です)




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