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2016年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年01月

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本年も当ブログをお読みいただき、ありがとうございました!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

本年1年間、
当ブログにご愛顧をいただき、誠にありがとうございました。

2016年はあなたにとって
どんな【1年】でしたか・・?

マーケットのほうは
実にユニークな動きの連続でしたね。

最初に・・ ドンと下がって、
最後に・・ ドンと上がる。

また時に、
走ることを忘れた自転車のように
同じ場所を行ったり来たりもしました。


⇒ もっとも【象徴的】だったこと。

それは、
専門家の予想が、
ことごとく『外れた』ことでしょう。

〇 年初の株価急落も、
〇 6月の、
イギリスがEUからの離脱を決定したことも、

(また、それに伴うマーケットの展開も)

そして、
〇 11月8日のアメリカ大統領選の結果と、
〇 それに伴うマーケットの急旋回も、

多くの専門家が、まったく
予想できていませんでした。


でも、
それは(よく考えてみますと)
当たり前のことです・・。

なぜなら、
【市場は、私たちの思惑を超えたところで動く。】
ものだからです。


経済評論家の山崎元さんは、
次のように云われていますね。
 

予想は 「う・そ・よ」


明年、株式市場がどのような軌跡を描くかは
誰にもわかりませんが、
米国マーケットが過熱しすぎないかがちょっと心配です。

こちらのサイト
S&P500指数のPERは
時々注視するように致しましょう。

(PERは市場における
体温計的な役割を担うため・・)


ちょっと短期的な話になりますが、
この50日近くの「上昇相場」で
学べたことも(もちろん)あります。

「株価の上昇」「円安推移」で、

⇒ ずっとマイナスだった、
投資信託の評価額が、

まるでいっせいに違った色に染まるように、
プラスになったりするのを、
経験していませんか?


これが、
<つみたて投資のチカラ> です。


今後も、
投資信託の価格が下落する局面では、

同じつみたて金額で
たくさんの『口数』が買え、

そして、
投資信託の評価は、
いつでも、どんなときも、

「今まで積み上げた口数」 × 「ファンドの価格」
という【公式】で導くことができます。

そうです、口数を稼ぐことも、
 将来のリターンに向けた
 (立派な)貢献 なのです・・。

ファンドの価格というのは
『あやふや』ですが、

一度稼いだ「口数」は、
決して減ることがありません!



(ところで、)
今、このブログは福岡(出張コンサルティング)で
書かせていただいていますが、

2016年は、
セミナー、コンサルティングを通じて、
新たに171名のお客様 と
出会うことができました(12月29日現在)

<本当にありがとうございます!>

2016年、
コンサルティング業務の中で
特筆すべきは、

既存のお客様に
2回目、3回目の
コンサルティングをお受けいただく機会が
増えたことです・・。

(改めて、感謝申し上げます・・)


あっ、それから、もうひとつ。
プライベートな話なのですが・・。

えー、実は
2016年は
フランス語を習い始めました。

もう10ヶ月くらいになります(^^;)

文法の複雑さに、
何度も挫折しそうになっていますが、

フランス映画に魅力を感じるようになったのが、
意外な副産物かも、です(^^)

champs-elysees.jpg

(結婚10周年でパリに行って以来、
なぜかフランスに嵌ってしまったのです。
自分でもすごく意外なのですが・・)


さて、 続いては、
今年もっとも印象に残った本は・・】のコーナーです!

(意外に思われるかもしれませんが、)
今年もっとも印象に残った本は・・

ITTIN(イッチン)さんの、
29歳で2000万円貯めた独身女子がお金について語ってみた』

ひと言でいうと、
わたしにとっては
『とても勉強になる本』でした。

えっ!?

言うまでもなく、
資産運用は個人的な行いです。

お金の管理そのものも、そうですね。

この本は、
ITTIN(イッチン)さんが
ひとりの生活者として、

自分なりのお金の管理法を確立するまでの
自問自答による「魂の記録」です。

なにしろ最初は、

「投資は危ないから、私はやらない」
「せっかく貯めたお金を減らしたくない」
「素人の自分がやっても、損をするに決まっている」


という状態だったのですから・・。


恐る恐るFXに手を出したり、

投資信託の積み立ての存在を知ってから、
実際にそれを始めるまで
(なんと)3年もかかっていたり・・。

すべてITTIN(イッチン)さんにとっては、
孤独な開拓』だったわけです。

特に、まだ資産運用を始めて間もない人には、
とても共感できる内容だと思いますよ・・。


そして、
今年もっとも印象に残った『ブログ記事』・・、

それは、
菟道りんたろうさんの、
内藤忍氏推奨のワインファンドへの行政処分に想ふ
-投資している自分が特別だと思い込む“意識高い系”の病について


(正確には、去年の年末の記事ですが・・)

この記事、
今でも考えさせられる内容です・・。

真面目で勉強熱心な人が陥る
罠(わな)について書かれています。

端的に申し上げて、
(投資では)

勉強の量と、
投資の成績は必ずしも比例しないのです。



もっとも危険なのは、
これだけ投資について勉強しているのだから、
じぶんは正しい選択ができるはずだという
思い込み】ではないでしょうか・・。

(ご一読をお勧めします・・)


さて、もうすぐ
2016年ともサヨナラです。

皆さまの支えがあって、
またこうして、無事年を越すことが出来ます。
本当にありがとうございます・・。 

来年も「つみたて投資」と同じく、
初心を忘れず、
小さな努力をコツコツと積み重ねてまいります。

(月並みですが、)
どうぞよいお年をお迎えくださいませ!


追記)
それにしても、
11月に降った雪のことは一生忘れないかも・・(^^;)

似顔絵




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| 抱負・個人的に思うこと | 19:56 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『投信工房』はまだまだ進化できるはず・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

建物は建てることも大事ですが、
建てたあとの『メンテナンス』も重要です。

特に大きな建物は
『保守』にどれだけ
手間とコストをかけられるかで、
持ちの長さ】が違ってきます。

投資でもまったく同じことが云えます。


「リスク・リターン」の特性を
同じに保つためには、
リ・バランス』が不可欠です。

この作業は(たいへん地味ですが)
延々と続けることが求められるため、
まさに『保守』の部分に当たります。

以前こちらの記事
松井証券が始めた
『投信工房』をご紹介しました。

無題


インデックスファンドによる
『ポートフォリオ』の提案だけでなく、

保守の部分
つまり資産運用を続ける中で、
「リスク・リターンの特性を保つ」
サービスにまで踏み込んでいるのが特徴です。

(しかも、この実質資産管理に関わる部分も
【無料】で提供してくれています)

松井証券のサイト、
こちらのページをご覧いただくと、
以下のような文言があります。


提案されたポートフォリオは、
簡単な操作でまとめて購入できます。

さらに、「リバランス積立」では、
ポートフォリオの資産配分を崩すことなく、
自動的に購入金額を調整しながら
積立投資することも可能です。


前半部分は、
こちらのページ

目標ポートフォリオを一括して購入する
に該当します。

たとえば、
「50万円分購入」とすると、

自分のポートフォリオ通りに
各インデックスファンドの購入ができるよう、
自動的に計算をしてくれるわけです。


また、引用の後半部分は
いわゆる「つみたて投資」ですが、

毎月、固定の配分割合で
各インデックスファンドを積み立てる
のではなく、

ポートフォリオを最適化しながらの
積み立て、
―すなわち、毎月「リ・バランス」
しながらの積み立てを、―

『投信工房』がやってくれる、
というサービスなのです。

(これが、松井証券が云うところの
リバランス積立』です)


pie-chart.png


しかしながら、
わたしがもっとも注目するのは、

また、リバランス(ポートフォリオの
資産配分比率を元の比率に戻す)を
一括で行える機能を搭載。
適切な資産運用をサポートします。


の部分です。

これがまさに、
積み上がった資産ベースでも、
(毎月の積み立てとは別に、)
「リバランス」を行ってくれるサービス。

『投信工房』の
お取引の流れ(STEP3)|リバランスをする
のページを見てみましょう。

【1】 「投信取引」を押す。
【2】 「リバランス」を押す。


とてもシンプルな作りです。

まとまった資産ベースで、
ファンドを『売って』
ファンドを『買って』の「リバランス」を
ここまでシステム化し、

(なおかつ)無料で
このようなサービスが使えるとは、
なかなかスゴイことではないでしょうか。

※ リバランス注文では、
解約注文が約定した後に購入注文を発注します。
そのため、解約注文が約定するまでは
「予約済」として表示されます。


という注意書きまであります。


ここからは、
わたしの個人的な意見ですが、
【有償のサービス】としてもよいので、

もっとこの『投信工房』のサービスを
進化させて欲しいのです・・。

というのは、
上記【一括リバランス】のサービスは、

あくまであなた自身がそれを『指定』して、
実践するカタチとお見受けします。


これを、
あらかじめ、

「半年ごと」
「3ヶ月ごと」
「1年ごと」というふうに、
【設定】できるようにするのです。

たとえば、
「1年ごと」にチェックを入れておけば、

その時期がくれば勝手に
しくみが【一括リバランス】をしてくれる。
(こうすれば、
リバランスのし忘れが起こりません



また、リバランスの実務においては、
「ある程度の資産配分のズレは許容する」
ということが行われます。

この「ズレの許容範囲」もあらかじめ、
パーセンテージで【設定】できるようにすれば、
なおよいでしょう・・。


bijutsu_sketch.png


また、中には、
『定期的なリバランス』ではなく、

【一定割合以上、
ほんらいのポートフォリオから乖離したら】、
自動的にリバランスをして欲しい、


というニーズもあるはず。

そのような『設定』も可能になれば、
たいへん使い勝手がよくなると思います。


最後に「解約」です。

解約のページを見ると、
複数銘柄を一括解約する の項目があり、

【1】 「投信取引」を押す。
【2】 「残高照会」を押す。
【3】 「保有ポートフォリオを均等に解約する」を押す。


と記されています。

これは何を意味するかというと、
たとえば20万円解約するときに、

ポートフォリオの割合を崩さないよう、
自動的に各インデックスファンドの
解約金額が示される、
ということなのです。


(これも便利ですね・・)

matsui-11142016-3-1024x510.jpg

いずれにせよ、
投信工房』では、

各インデックスファンドは
舞台の「道具」に過ぎず、

ポートフォリオこそが
運用の「主役」である・・・

そんなサービス設計の思想が
はっきり映し出されています。

(この点、素晴らしいと思います・・)

◆ 参照 菟道りんたろうさんの記事
松井証券「投信工房」は優秀だ―ボッタクリのラップ口座やラップ型ファンドを買うぐらいならこれを活用すべき

◆ 森村ヒロさんの記事
松井証券の「投信工房」は魅力的!でも・・・惜しい!】

似顔絵


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| ポートフォリオ運用 | 19:35 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『たわら物語』 ← 300の候補の中から決まったのだそう


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ネーミングって大切です。

アマゾンが
『Amazon Go』という
レジ精算不要のAI食料品店を始めるそうですが、

『アマゾン・ゴー』って
いかにも分かりやすい・・。

ネーミングといえば、
明石家さんまさんが命名した
『バツイチ』って秀逸だったと思います。

一方、資産運用の業界は・・。


むかし、
『一寸法師』という愛称の
ファンドがありました。
(ゴールドマン・サックス日本小型/新興株ファンド)

ちんあおさんの
こちらのブログ記事を拝見すると、

『フルーツ王国』、
『妖精物語』、
『ウミガメ』などという、
ファンドの愛称もあることが分かります。

(『フルーツ王国!』
さまざまな「絶対収益追求型ファンド」を中心に
投資を行うファンド・オブ・ファンズが、
どうして『フルーツ王国』になるの・・?)

4241000-fruit.jpg



と・こ・ろ・で、
アセットマネジメントoneが運用する
たわらノーロードシリーズ』は
どうして【たわら】になったのでしょう。

その誕生?の経緯がアップされていました。
たわら物語


投資信託のネーミングって、
基本【洋物】のイメージです。

(なんと云いますか、
「格好をつけたい」のですね・・)

上記【たわら物語】を読むと、

社内でネーミングを公募したところ、
(案の定?)英単語やそれを組み合わせた、
いわゆる「スマート系」の名前が
続々と挙がったのだそう。

<賢っぽく見える↑からでしょうか?>


『たわらノーロードシリーズ』が
最初に登場したのが
2015年の12月ですから、

もう、数多くの
『インデックスシリーズ』が既に存在しており・・、

以下、
【たわら物語】からの引用。

 (初略)

これではダメだと感じたプロジェクトチームは
コンセプトを絞るところから考え直しました。

親しみのある、分かりやすい、コツコツと蓄える
といったイメージ・・・、こうしたコンセプトから
約300個の候補リストをつくりました。

そのリストを眺めていると、プロジェクトメンバーの
女性陣から「“たわら”がいい」という声が上がりました。


『たわら!』

(失礼ですが、)いかにもベタな名前です(^^)

しかし、
カタカナ系、英単語の組み合わせの
名前の中では、
それなりのポジショニングが
できているのも事実でしょう。


昨今、インデックスシリーズ界隈では、
定量的な比較・評価が盛んに行われています。

たとえば、
菟道りんたろうさんは、
こちらの記事で
ふたつのインデックスシリーズを
冷静に比較されています。

【インデックスファンドが直面する二つの矛盾
―「たわらノーロード」と<購入・換金手数料なし>について


りんたろうさんはふたつのポイント、
「低廉なコスト」「運用の精度」
挙げておられますが、

仮に上記ふたつが満たされたあとに、
あと、何が『比較基準』になり得るのか。


(ベタな言い方ですが、)
わたしは『一所懸命さ』だと思います。

数字には表れない、
「こんなに頑張っているんですよという
泥臭いアピール力とでもいいましょうか。

(かつてのeMAXISシリーズにはそれがあったような・・)

お客様(ファンド保有者)に対して、
独自色のある【約束】を
いかに分かりやすく、実践し続けられるのか・・。

消費者って、
(結局)そういうところを見ていると思うのです。


これは私見ですが、
セゾン投信やひふみや鎌倉投信のように、

【ひとつのインデックスシリーズが、
独自に、その保有者に向けて、
運用報告会】を開催する
というのはいかがでしょう?

それは運用報告の会なのですが、
同時に、
(プロ野球球団もやっているような)
年に一度の、
【お客様・感謝デー】にもなるはず・・。

無題

(ハートの部分で投資信託を
アピールするのが、この業界に
もっとも欠けているところだと思うのです・・)

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| 金融機関にモノ申す | 09:42 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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その『持ち株会』、ちょっと待って!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

わたしは
資産運用のコンサルティングを
生業としています。

当然、ご相談のコアの部分は、
「ワタシの資産運用って、
どうしていけばよいのでしょうか?」

というものです。

ココがあくまで中心なのですが、
お客様の資産運用を
ある【一定方向】に押し進めるためには、

その周りに
『衛星』のように散らばっている
【見直し案件】を処理する必要があります。

??

そこで突然ですが、
晋陽FPオフィス
【周辺部の見直し案件】ベスト6の発表です。

パンパカパーン!!

第1位 貯蓄性保険の見直し
(終身保険、個人年金保険など)

第2位 投資性保険の見直し
(外貨建て個人年金、外貨建て終身保険、
変額保険、変額年金保険など)

第3位 個別株の見直し

第4位 相続したご資産の見直し
(引き継いだ資産なので、
手を付けられなかったというケース多し)

第5位 持ち株会の見直し

第6位 不動産投資の見直し
(この2年ほど特に増えています)



ということで今日は
第5位に入っている
『持ち株会』の見直しに
スポットを当てたいと思います。

「持ち株会」を通じて
自社株】を買っておられるお客様、
けっこう多いのです。


【従業員】が、
自分が勤める【会社】の「株式」を、
保有することって(いったい何かというと)

⇒ 立派な【資産運用】です!

【持ち株会】という言い方をすると、
「福利厚生的」な香りがしますが、
それは会社の思惑、なのです・・。


実際、【持ち株会】に入っていると、
会社が毎月の購入金額の
5~15%程度を「上乗せ」してくれます。

(「補助金制度」と呼ばれ、
株式が多めに買えてしまうのです。

わたしが今まで見た中では、
20%の補助金を出している会社がありました)


が、しかし、です。
【持ち株会】を資産運用として捉えると、

運用の『原理原則論』から
離れた行いであることが分かります。

理由はカンタン。
自分が『給与所得』を得ている会社を
買っているためです。


(一度、深呼吸してみましょう・・)

先月も『給与所得』を得られたのは、
あなたが・頑張った・からです。

具体的には、
あなたが【自分資産】を働かせた結果です。

これって、私たちが生きていく上で
欠かせないもの・・。

でも、
【自分資産】は
【消耗する資産】でもあるため、

「あー、やっぱりこれだけでは
心細いなあ・・」ということで、

給与所得の一部を用いて
せっせと【金融資産】も積み上げるわけです。
(あなたも、わたしも・・)


banner1.jpg


つまり、
★ そもそも、
【金融資産】への投資は、
【自分資産】の「リスクヘッジ」のために行うもの。


ということは・・、
【金融資産】への投資は、
【自分資産】を働かせている場所から、

できるだけ離れているほうが
よいと思いませんか?

金融資産          自分資産(←給与所得)


『持ち株会』で自社株を買い続けると、

【自分資産】を働かせているところと、
【金融資産】を投資しているところが、
重なってしまうわけです。

 

         自分資産(←給与所得)
        金融資産


「えっ、そもそもどうして、
【金融資産】と【自分資産】は
離れているほうがいいの?」

金融資産A         自分資産(←給与所得)
金融資産B
金融資産C
金融資産D


【金融資産】は容易に
「分散させる」ことができますが、
【自分資産】は「分散」が難しいためです・・


ところで、
会社はなぜ『持ち株会』という制度に
たとえば10%の補助金を出すのでしょうか?

あなたは「個人」ですが、
「会社」というところは巨大な
【複合体・組織】ですよ・・。

会社にも
それなりの【メリット】があるのです。

〇 まず、従業員に
安定株主』になってもらえますね。

しかも【持ち株会】とは、
毎月継続的に「自社株」を買ってくれる
団体のことですから、

安定株主』の割合を、
少しずつ高めることができるわけです。
(喉から手が出るほど欲しい類の「株主」なのです)


〇 また、会社としては、
自社の株式を購入してもらうことで、

従業員のやる気向上、
会社に対する忠誠心向上が
(少しでも)期待できます。

もし、わたしが御社の「取締役」なら、
【20%の補助金】を出しても、

【持ち株会】を活性化して、
社員の皆さんに
「自社株の購入」を奨励するでしょう。
(会社にそれだけの「利益」はあるのです・・)


あなたが『持ち株会』の
見直しに着手する場合、
1.まず、毎月の拠出を中止してください。

これが実行できれば、
今以上「株数」が増えることはありません。

その後、
2.保有している株式を売却していきましょう。

少しずつ、規則的に売っていくのです。
ココで重要になるのが、
貴方の資産運用の【ポートフォリオ】なのです。

あくまで『メインのポ』に引っ越しするために、
自社株を売るのだと
(自身を)納得付けしてくださいね・・。

似顔絵


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| 自社株は買ってはダメです | 20:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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12月6日の「ひと言」



洗濯機は「新品」がよいが、

投資信託は「中古」でよい。


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| 今日のひと言 | 09:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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12月15日、22日、 ETFセミナーに登壇いたします


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

もう5年以上前から、
東京証券取引所主催のETFセミナーには
登壇してまいりました。

しかし、インデックス投資、
ETFのコアな部分を

包括的にお伝えするのに
(90分のセミナーでは)時間的にタイトだったのです。

ですので、今年は
90分×2回』の時間をいただき、
6月、9月と登壇させていただきました。

今年はこれが最後になります・・。


ETFは【長期分散投資】でこそ、
その力を存分に発揮します。

ひとりでも多くの人に、
世界の営みに広く・浅く投資ができる
ETFの【魅力】に触れていただければ嬉しいです。


カン


※ 今年からネクタイ姿はやめました。
今回は(たぶん)白いタートルネックで登壇します (^^)

  【来て・見て・触れて♪】
~今さら聞けないETFのヒ・ミ・ツ~

【日時】
12月15日(木)18:30~20:00
12月22日(木)18:30~20:00

【場所】
東京証券取引所ビル 2階 【東証ホール】
アクセスはこちら
(東西線 茅場町駅  徒歩5分
日比谷線 茅場町駅  徒歩7分
都営浅草線 日本橋駅 徒歩5分)

【参加費】
1,000円(消費税込)

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| セミナーのお知らせ | 19:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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