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変わるワタシ、変わらないお金


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

お金というのは不思議なものです。

同じ5000円札でも、
それを、いつ、どんな人が手にするかで、
その5000円の扱われ方は
違ってくるわけですから。

また、ひとりの人を例に取っても、
その人の年代によって、
お金に対する基本姿勢
変わってしまうケースもあります。

何を隠そう、
わたしがそうでした・・(^^;)


10代の頃のわたしは、
郵便貯金が好きでした。

神戸の下町の商店街の中に、
「水笠郵便局」という郵便局があって、

たとえば、
祖母からお小遣いをもらうと、
わたしは貯金通帳を手に
水笠郵便局にダッシュしたものです。


預金すると、
通帳に100円とか500円の数字が
「印字」されるじゃないですか。

その「数字」を確認するのが、
とても嬉しかったのを覚えています。

お金を預かってもらい、
それが少しずつ積み上がっていく感覚が、
まるでお腹が満たされるような感じだったのを
今でも覚えています・・。


変わって20代。
わたしは不動産の仕事をしていました。

不動産売買の
仲介営業に携わっていたのです。
この仕事にとって大事なことは・・、
(そう、)『契約』を取ること。

まさに、
「ゼロ」か「100」かの世界です。

売買契約が成立すると、
当時歩合給だったわたしには、
けっこうな報酬が入ってきました。

不動産の売買というのは、
「契約」⇒「決済」という流れで、

不動産会社に支払われる仲介手数料は、
「契約時」に半金、
「決済時」に半金という形態でした。

お客様から現金で手数料をいただき、
社長がそこから現金で
わたしの取り分を払ってくれました。

(今から考えるとなんとも牧歌的。)


今もむかしも20代の若造に
ぽーんと大きなお金が入ると
ロクなことがありません。

(当時の社長の影響もあり)
わたしのスナック通いが始まりました。

きれいなお姉さんを目の前にして
「ボトルキープ」をします。
酒を飲んで、歌を歌って、タバコを吸って。

(当たり前ですがお金が足りなくなるので)
当然のごとく「ツケ払い」を覚えました。


契約がゼロの月は、
さすがに落ち込みます。
月末が近づくと、精神的に追い詰められ、
イライラしたものでした。

気持ちがふさぐと、
(結局)また飲みに行くことに・・(-_-;)

そう・・、今から思えば、
ツケを払うために毎月毎月
「契約」を追いかけていたようなものです。

そういえば、
クルマも5万円だけ現金を入れて、
ほとんどフルローンで買ってしまいました。

たしか、
オリコのオートローンで
金利は10%を超えていたのでは?
(いったいいくら利息を払ったのだろう・・)


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収入は不安定。
生活は不規則。
ローンも抱えている。

自分が身を置いている環境が、
次第にわたしを
「宵越しの銭は持たねえ・・」的、
いわゆる刹那な男に変えていったのです。

もう「ちゃんとお金を残しておこう。」という
10代のころの自分は、
きれいさっぱり
抜け落ちてしまっていました。


そして、30代です。
わたしはひょんなことから、
ファイナンシャルプランナーの勉強を始めます。

「これってもしかしたら、
今よりまともな仕事かもしれない」と
思い始めました。

学ぶべき科目の中に
「金融資産運用」があったので、
まったく知らなかった運用というものに
取り組むことになりました。

お金を貯めるのではなく、
お金を殖やすという行いは
もちろん生まれてはじめてのこと。

お金を手元に置くのではなく、
お金を手元から離すわけですから、
最初は戸惑いました。


リスクがある。
「金融商品」に自分のお金を託す。
リターンを期待する。

価値の変動に戸惑いながらも、
投資と出会うなかで、
少しずつ物事の捉え方が変わっていきました。

具体的には
未来に向けた『時間軸』を
意識するようになったのです。


今、何かを求めるのではなく、
自分が求めるものを手にするためには、
今、何をしないといけないのか?

一度「未来」に重しを置いて、
そこから今の自分を見つめるということを
覚えました。


決して大げさな物言いではなく、
わたしは投資と出会えたことで、
モノの見方が変わったのだと思います。

(もちろん、投資も、
お金の生かし方のひとつに過ぎませんが。)

これから先、
50代、60代になって、
またお金に対する基本姿勢が
変わる可能性もあります。

ただ、それは
ワタシが変わるだけであって、
お金のほうは相変わらず、
「無色」で「無表情」なヤツのままなのです・・。

似顔絵




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