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『長期投資』は一生に1度しか経験できません


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

今ここに、
自殺を考えている青年がいるとしましょう。
彼は自身の境遇に絶望しています。

これから先、
いいことなんてないだろうと思っています。
「人生なんて、無意味だ。」

たしかに・・。
わたしも若い頃は
そのように考えた時期がありました。

しかし、
【人生なんて・・】
という命題に対して、
ある種の『答え』を得るためには、

その「人生」とやらを、
自分で・やってみないと・分からないわけです。

(ですよね?)


ずっとスケールは小さくなりますが、
『長期投資』も同じです。

長期投資なんて本当に成果が出るの?】
という命題に対して、
ある種の答えを得るためには、

自分がその、『長期投資』とやらを、
やってみるしか・ないのです

これってよく考えてみますと、
けっこう酷なことでは・・?


人の寿命はたかだか100年。
それに投資を始められる時期は、
どう早く見積もっても20代くらいからでしょう。

また、
いくら長生きしたとしても、
80歳くらいになったら、
もうリスクはあまり取りたくないのでは?

ということは、
人は30年の『長期投資』を
2回できれば御の字なのです。


もし、ですよ、
30年、40年投資を続けてきて、
万一『ダメ』だったとしたら、

それは実質上、
そこで『ジ・エンド』になってしまうということ・・。

「じゃあカンさんは、
なんで長期投資なんて続けているの?」

人間を信じているからです

??

あのー、どこかの宗教か何か?

いえいえ。


opportunity-cost-900x450.jpg


まず、
長期投資には『実績』があります。

私たちの先人は
過去100年、200年と
実際『長期投資』を行ってきて、
概ねプラスのリターンを享受してきました。

(もちろん、1880年当時は、
「MSCIワールド指数」もないですし、
同指数との連動を目指すファンドもないので、

どこの国に生まれたによって、
投資成果に違いはあったと思いますが・・)


では、
長期投資の本質とは何でしょう?

それは【健全な欲】という名の
エネルギーに、
長期にわたってお金を託すということです。

人の健全な欲って?

たとえば、
より便利なモノを生み出したいという、
仕事上の欲求。
イノベーションを実現したいという欲求。

(消費者として)
より良い暮らしを実現したいという欲求。

また、より良い社会にしたいという欲求も
ずっと持っていますね。
(子どもさんがいるあなたには分かるはず)


このような【人の営み】は、
一代限りで終わり、というわけではありません。
綿々と受け継がれます・・。

一例として
イノベーションを挙げてみますと、
情報・ノウハウは蓄積され続けるわけです。

新たな技術革新は、
これまで積み上がったノウハウを利用して
起こります。

つまり、長い目でみると、
【変化】は
加速度的に起こる
可能性が高いのです。

(また、消費の欲求も、時代によって
その姿、カタチを変えていきます・・)


このような人の営みの拡大に、
難しく考えず、大枠でお金を託すのが
『長期投資』の本質です。

キーワードは、変化 だと思います。
変化こそ、成長の源泉 といえるでしょう・・。


Change-.jpg


あなたはこれまでの30年
(1987年~2017年)の変化と、

これからの30年
(2017年~2047年)の変化と、
どちらのほうが大きいと思いますか?

??

後者、ですよね。

これから、
人口は増え続けます。(変化、です)

中でも、
世界中で『中産階級』(ミドルクラス)の
人口が増え続けていることが重要です。

(彼ら/彼女らが、どんな消費行動、
生産活動をするかは、
あなたがよくご存じのはず・・)


経済の規模とは、
ざっくり申し上げて、
『人の数』×『ひとりあたりの生産性』ですから、

マクロで見た場合の、
世界経済の今後は、
とても明るいとわたしは考えています。

だとしたら、
その、人の営みの伸びしろに、
お金を託したほうが、

あっ、どうせ託すなら、
自分の【人生時間】を横目で見ながら、

目一杯、
長期間で投資をしたほうが
「いいよね!」というのがわたしの考え方です。


長期投資とは、
文字通り【人生時間】を賭けて行う行為です


それはたとえるなら、

「これから30年、40年と
世界経済は発展を続ける」という目に賭けた、
壮大なゲームと云えます。

そして、
わたしはこのゲームが、
最後だとは思っていません。

??

2109年でも、
「長期投資って、どうなんだろう?
やってみようかな。」という、
28歳の青年が(おそらく)存在するはずです。

その青年は、
2109年から30年、40年後に
「今(2109年)と変わらない世の中」を
想像しているでしょうか?

NO、でしょう。

やはり【変化】が恒常的に起こると
感じているのでは・・。


そのとき、青年が
長期投資の対象として認識するのは、

もしかすると、
火星の不動産かもしれませんし、
火星進出によって恩恵を受ける
地球企業のファンドかもしれません。

時間は流れ続け、
変化は起き続け、
その中に成長の芽がある限り、
長期投資は終わらないのです・・。

似顔絵




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