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夢にまで出てくる投資のルール?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンドです。

こういう仕事(相談業務)を長年していますと、
たまに『』に見ることがあります。

はい、
その・・、
夢の中で、
断片的にコンサルティングをしているのです(^^;)

ひとりの人ではなく、
何人かのお客様の、
さまざまな断片的な質問が、
四方八方から聞こえてきます。

さまざまな場面が
(なんと云うか)
突発的に再生されたりするのです・・。

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「ETFってやったほうがイイのですか?」

ETFは、
インデックスファンドが上場したものです。
インデックスファンド(投資信託)と違う点は、

株式市場に上場しているので、
自分で「市場価格」を見て、
自分で指値をして、自分で注文を出す・・、

つまり、
自分で操作して、何事も自分でやる】
というタイプの人に向いていると思いますよ。



換言すれば、
「市場価格」を見て、
自分で指値をして、口数を指定して、
自分で注文を出すことに、

一種の【喜び】を見い出せる人が
やるべきではないでしょうか。

(アドバイザーの経験上で言うと)
インデックス投資をする人の、
10人のうち、2人くらいだと思います、
ETFが向いているのは・・。



「あのー、通常つみたて、iDeCo、積立NISA」って
どう捉えたらいいのですか?

状況やご本人の意思にもよりますが、
通常つみたてがまず「メイン」であり、

わたしは、
iDeCoだけで、
総運用資産の50%を超えることは
お勧めしません。


さまざまなメリットがあっても、
60歳まで引き出せないという
【流動性の低さ】は、
やはり留意すべきと考えるからです。



「あー、なるほど。
じゃあ、
特定口座からの投資を
メインにしているという前提で・・、

iDeCoと、積立NISA、
どっちを優先すべきですか?」

iDeCoを優先すべきでしょう。

どちらも税制優遇がありますが、
iDeCoは掛金を積んでいけば、
必ず『所得控除』が受けられます。

これって毎年確定の
『プラスのリターン』ですね。
(あっ、あなたが働いている、という前提ですよ)

ところが、
積立NISAは(売却益が)
非課税になる制度です。

これは『時間軸』でいうと
うんと先の話であり、
かつ、確定はしていません
(ココの違いは大きいと思います・・)



もちろん、
実際の夢の中では、↑
ここまで滑舌ではありません。

しかし、この程度まで
一所懸命しゃべろうとしてしまうのです(ため息)

そして、ひとつの夢が突然終わって、
また「別の夢」が突然始まったりします・・。

地球を抱いて眠る-3


「カンさん、うちは子どもいないから、
相続とか心配しなくていいよ。」

あっ、でも
遺言』書いておかないとダメですよ。

ご兄弟が『法定相続人』になり、
1/4 権利が生じるんですよ。


ほんとうは、
投資信託の
信託財産留保額って
他の「手数料」とは意味合いが違うんです


このコストは、
運用会社にも販売会社にも、行かないんです。
ファンド保有者全員で分け合うものですから・・。


あっ、ダメです!
「間もなく募集を締め切ります」とか、
「お申し込みの枠が残りわずかです」というのは、
販売側がクロージングするときの常とう手段ですよ。



くれぐれも・・、

あっ、それから、
わたしは、実物の不動産投資はお勧めしませんが、

もし、される場合でも、
『新築のアパートとか、新築のマンション』は
絶対ダメですよ。

収益を求めて資産を購入するのに、
最初から建築会社や不動産会社の利益が乗っている
ということは、
(それだけ)割高に買ってしまうということ。


もうその時点で、
長期的に利益を上げるのに
「不利」になってしまいますから・・。


それから、
都心部で中古のマンションを買っておけばよい、
という単純な発想も危険です。

ひとつひとつの建物は、
ひとつひとつ別の人格です。

建物という資産のメンテナンス状況を
事前に調査して知っておくのは「必須」でしょう。

建物の管理会社が発行する
『重要事項に係わる調査報告書』を入手すべきです。
(有料です)


この『報告書』には、
そのマンションの修繕工事の履歴、
大規模修繕改修工事に関する予定、
管理組合の借入金の有無、

修繕積立金の総額、
管理費、修繕積立金の滞納額


管理費、修繕積立金の
今後の改定予定などが記載されています。



・・と言っているうちに、
また、いくつかの言葉が交錯し、
そしてまた、お話がiDeCoに戻ります。

住宅ローンを組んでいる人が
iDeCoをするか否かで難しいのは、
住宅ローン控除』が絡んでくるためです。


???

わたしは、
住宅ローン控除が適用の期間も
iDeCoはやったほうがいいと思いますが、

細かくいうと、

〇 iDeCo ⇒ 所得控除のメリット
〇 住宅ローン控除 ⇒ 税額控除のメリット

になるので、

iDeCoを利用することで
(所得税の金額が減り)、

住宅ローン控除のメリット
(= 所得税から直接控除できるというメリット)
が少なくなってしまうという面もあります・・。


はい、えっ、あのー、
それはいったん置いておいて・・、

保険会社にしろ、
証券会社にしろ、
あまりに執拗に商品を勧めてくるようなら、

金融庁の
金融サービス利用者相談室』に電話しますよ!
と言ってあげてください。



あれ?
なかなか夢から覚めません。

地球を抱いて眠る-3


どんどん違う場面に移り変わっていきます。

カンさん!
まとまったお金は
やっぱり一括で投資しちゃったほうが、
効率がいいんでしょ。

(期待リターンが高くなるって聞きましたよ!)

たしかに、理論的には、
まとまったお金は「一括投資」したほうが、
投資の効率がよい面はあります。

しかし・・、
投資ってほんらい
「個人的な行い」ですよね。


【あなたの生活】を向上させるために、
【あなたの大事なお金】を投じるわけです。


一例ですが、
500万円を一括で投資する・・。
すると、あなたは(いきなり)

ゼロから 500 の運用を行う人になります。
このスピード感って、大丈夫ですか?


はたまた500万円を分割して、
20万円×25ヶ月という
「つみたて投資」にするとしましょう。


この、毎月20万円ずつ積み上がる
リスク資産の増え方と「スピード」が、

あなたが投資という行為に慣れていく
「スピード」と果たしてマッチしているでしょうか?

ココ、よーく考える必要があります・・。



えー、実際の夢の中では、
ここまで滑舌ではありません。

しかし、一所懸命
しゃべろうとしてしまうのです・・(ため息)

今日は、もう、寝ます。
おやすみなさい・・・。

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| 投資の発想法 | 12:21 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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インド人のタクシー運転手の悩み・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンドです。

インデックス投資は、
狭い意味でいうと、
「市場平均」との連動を目指す投資ですが、

当オフィスでは、
もう少し『広めの意味付け』を行っています。

長期で・・、
さまざまな「市場平均」を・・、
買い続けること・・。


それが真の
インデックス投資】であると考えます。

この、
さまざまな「市場平均」という言葉の中には、

『国・地域を分散させ、
資産も分散させるよ』
というメッセージがこもっているわけです。


しかしながら、
国・地域を分散させる、ということは、

まったく素性の知らない
国や地域の「市場全体」を、
すっぽり買ってしまうことに他なりません。

~それはちょっと出来ないな。~
と感じてしまっても、
別に不思議ではないでしょう。


(突然ですが、)
あなたは、
インドと中国に行ったことがありますか?

わたしが、
そのインド人のタクシー運転手に出会ったのは、
6年前(2011年)、アメリカに行ったときでした。

彼はソフトウェアの会社に10年近く勤めていて、
レイオフされ、
次の就職先が決まるまで、
とりあえず「タクシー」やってるんだ、

みたいなことを言っていました。


「叔父がインドにいるんだけど、
なんか最近クルマ修理の商売始めたみたいで、
すごく儲かっているらしいんだ」

彼自身は、
幼いときに、両親とともに
アメリカにやってきたそうです。

そもそも彼の家族が
『なぜ、インドを出て、
アメリカに来たかというと、』


自分の国が貧しく、
そこに居ても未来が限られているので、

新たな可能性を求めて、
わざわざ大陸を跨いで
未知の国にやって来たわけです。


ところが、
その自分の国(インド)が、
何やら経済成長に湧いている。

そのタクシーの運転手さんは、
「オレ、インドに帰ったほうがいいのかなあ」
とひとり呟いていました。


これと同じような現象が、
日本に居住する
一部の中国人の中にもあるような気がします。

天安門事件以降、
1990年代に来日した中国人の中には、

自分の国(中国)の
驚異的な経済成長を目の当たりにして、

「中国がこんなに発展するなんて!
でも、自分は未知なる可能性を求めて
日本にやって来たから、
今さら帰るのは、ちょっと躊躇してしまう」

といった、
ちょっと【微妙な気持ち】を抱いている人が
少なからずいるのかもしれません。


「カンさん、いったい何が言いたいの?」

あっ、はい。

世界史的に見て、
中国とインドの経済発展は、
それほど驚異的である、ということです。


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世界最大級のコンサルティング会社PwCが、
2050年のGDPランキング予想」を発表しています。

購買力平価 (PPP) ベースで見た、
GDPランキング予想(2050年)を
見てみますと・・、

1位 中国(1位)、2位 インド(3位)、
3位 アメリカ(2位)、4位 インドネシア(8位)、
5位 ブラジル(7位)、6位 ロシア(6位)

となっています。
(ちなみに括弧内は、2016年の数字です)


同調査レポート内では、

世界の経済力が、現在の先進国から
新興国へとシフトする長期的な動きは、
2050年まで続く見込みです。


と謳っています。


あなたがこれから、
さまざまな「市場平均」に
自分の大切なお金を託すためには、

【あなた】と、
【あなたのお金】の目的地を
分けて考えたほうがよさそうです。

あなた・・日本で頑張る。
お金 ・・世界で頑張る。

『日本』と、
『新興国』などが体感する
変化のスピードは明らかに違っています。

そして、
国ごとのさまざまな『違い』をあれこれ探すより、
『共通項』を発見していくほうが
あなたが投資を続けるうえでは、安定剤となります。

~豊かな生活を送りたいと願う人の気持ちは、
どこの国でも変わりません。~


朝、電車がちゃんと到着して職場まで行けて、
売店にいけば、新聞が買えて、
誰でも世界の動きが手に取るように分かる。

ちょっとした休日に遠出したり、
地域社会の中でボランティアをしたり、
お酒を飲んで愚痴をこぼしたり・・。

人間の本性って
(世界のどこに住んでいても)、
そんなに変わらないものです・・。


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そして、
〇 未来は、現在の単純な延長ではありません。

ときに事象は大きく跳躍し、
現在とはまったく違う地点に
辿り着くチカラを秘めているのです。
(ヒトはそれを『変化』と呼びます・・)

この『変化』の伸びしろを
ざっくり捉えるのに、
あなたのお金を
新興国群に託すのは理に適っていると考えます。


どこの国が・・
ひとつひとつの国には、
あんな問題が、こんな課題が・・
と悩み始めると、
投資が出来なくなるので、

インデックスファンドで
網をすくうように
「地域ごと」ざっくり捉え続ければよいのです。


~世界が豊かになるのは、これからなのですから。~

今一度、
PwCの「2050年のGDPランキング予想」を
ご覧くださいませ。

〇 2042年までに世界経済の規模は倍増
〇 中国はすでに購買力平価(PPP)ベースの
GDPが米国を抜き世界最大の経済大国に。

〇 市場為替レート(MER)ベースでも
2030年までに世界最大となる

〇 2050年までにインドは米国を抜き世界第2位、
インドネシアは第4位の経済大国となり、
日本、ドイツなどの先進国を抜く見通し

〇 2050年までに主要経済大国7カ国のうち
6カ国は新興国が占める見込み


〇 ベトナムは2050年までに
世界で最も高成長を遂げる経済大国となり、
予測GDPの世界順位は第20位に上昇

〇 EU加盟27カ国が世界GDPに占める割合は
2050年までに10%未満へ低下

〇 英国は、Brexit(ブレグジット)後も貿易、投資と
人材の受け入れにオープンである限り、
成長率がEU加盟27カ国平均を長期間上回る見込み

〇 トルコは、政治不安を払拭し
経済改革を推進できれば、
2030年までにイタリアを抜く可能性あり


〇 ナイジェリアは予測GDPの世界順位が
上昇する潜在力を持つが、
自国経済の多角化、ガバナンス水準向上と
インフラ改善が前提条件

〇 コロンビアとポーランドは、それぞれの地域
(中南米とEU)で最も高成長を遂げる
経済大国となる可能性あり


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5月18日の「ひと言」



婚約指輪は給料の3ヶ月分で!

株式の割合は100から年齢を引いた数字で!

・・どちらも根拠がありません。


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| 今日のひと言 | 20:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ファイナンシャルプランナーは『KKS』で仕事をする?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

ファイナンシャルプランナーとは、
「書く」「聞く」「しゃべる」を旋回する人のことです。

またの名を『KKS』と云います。
(注: 秘密結社ではないですよ・・)

○ 書く(K)→ 執筆
○ 聞く(K)→ 相談業務
○ しゃべる(S)→ 講演・セミナー

で、『KKS』です(笑)


わたし個人としては、

○ 聞く(K)→ 相談業務
○ しゃべる(S)→ 講演・セミナー
○ 書く(K)→ 執筆

の「順」に好きです・・。


「書く」ことは(実は)不得手で
すごく時間がかかるほうですし、

「しゃべる」については、
今のパフォーマンスを維持するのは、
体力的にキツくなってくると思います。
(たとえば今から10年後!)

(わたし自身が鍛錬すれば、の話ですが)、

もっとも伸びしろが大きいのが、
【聞く(K)→ 相談業務】と考えています。

ともかく【KKS】そのものが、
FPの「業務ポートフォリオ」と云えるかもしれません。


『KKS』はそれぞれ違った色彩を放ちます。

この仕事を17年近くやっていますと、
たとえば、書く(K)と、しゃべる(S)は
「対極」にあると実感します。

書くとは、どちらかというと、
内向き」にのめり込んでいく行為です。

(たったひとりで、
暗い空間を突き進んでいくイメージ?)

なんと言いますか、感覚的には
「ネクラ」っぽくなるわけです。


それに対して、
しゃべるとは、明らかに
外向き」に拡散していく行為です。

(テンションが上がって、
自ら周りを盛り上げていくイメージ・・)
感覚的には「ネアカ」、躁の状態ですね。

仮に、
昨日はハイテンション(しゃべる)、
今日は引きこもってネクラ状態(書く
というスケジュールになったりすると、

これはちょっと「二重人格っぽいなあ」と
自分で感じたりします(^^;)


また、しゃべる(講演)と、
聞く(相談業務)の対比も「面白い」です。

しゃべる はちょっと「男性的」です。
「オレについてこい!」的に
皆を引っ張っていくのですが、

聞くは、きわめて「女性的」です。

「大丈夫ですよ、すべてを受け入れますから、
どうぞおラクになさってお話しください・・」
みたいなイメージですね。

つまり、セミナーでは
ワクワクしてもらい、
相談業務では
リラックスしてもらう必要があるわけです。

わたくしカンを客観視してみると、
『しゃべる』と『聞く』では、
自分の表情や姿勢まで違うことが分かります。


無題


○ 書く(K)→ 執筆
○ 聞く(K)→ 相談業務
○ しゃべる(S)→ 講演・セミナー

の『KKS』は、
「三極」が互いに絡み合っています。

書くことがときに、
しゃべることの「インフラ」になり、

聞くことが、
書くことの「補強」になったりします。


ただ、当オフィスとしては
明確な長期目標を持っておりまして、

今から10年後には、
【聞く(K)→ 相談業務】に
特化していたいと考えています。


ただし、です。

『相談業務』と云っても、
わたしのオフィスの場合、ちょっと特殊です。


<同じ人に、何度も何度もお会いする>
というカタチではないのです。

※ それはそうでしょう・・、
シンプルで続けやすい
『インデックス投資』を推奨しているのに、

お客様が5回も10回も
コンサルティングに通って
相談しないといけない、
というのは【おかしなこと】ですから!


当オフィスを
病院にたとえると、

(おそらく)一生に数回しか通わない、
そして、その数回の通院で
「症状が良くなるであろう」ニッチ型の医院です。


ですから、
ビジネス的にいうと、

わたしにとっては
【新しいお客様とお会いしていくこと】が
仕事の中核となります。



『新しく・人と出会う。』
これを仕事に出来ている自分は、
ほんとうに恵まれていると思います。

世の中には、
好奇心を掻き立てるものが
たくさんありますが、

【人との出会い】ほど、
質、量とも計り知れないものはないのでは。

わたしは、
知り合いばかりの小さな町で暮らすことは
おそらく出来ません。

知らない人がいない、というのは、
新たな人との出会いもない、ということですから・・。

ちなみに、

○ 書く(K)→ 執筆
○ 聞く(K)→ 相談業務
○ しゃべる(S)→ 講演・セミナー とも、

そのファイナンシャルプランナーが
【どこから報酬をもらっているか】は
とっても重要だと思いますよ。

似顔絵




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| わたしのFP修行 | 12:46 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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投資信託、秘伝のメリットとは?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あなたは「日本コーリン」という会社をご存じですか?

2003年の7月、
当時の店頭市場に上場していた
日本コーリンが突然倒産しました。

民事再生手続きの
開始を申し立てた日の「株価」は・・、
553円でした。

これって、
「株価」が反応しないうちに
企業が「破たん」してしまった典型例です。

また、
相談業務の現場を振り返ってみると、

2010年に破たんしたJALは、
その株を持っておられたお客様が
けっこうおられたように思います。

(ところで、)
『今、東芝の株を持っている人は、
夜ぐっすり眠れているでしょうか・・?』


この仕事を始めて間もなく、
スーパーマーケットの「マイカル」の
経営破たんがありました。

ちょうどマイカルの【社債】をお持ちの
お客様がおられて、
「実際に、倒産リスクが発生してしまうとは・・」
と驚いたものです。

マイカル社債の利率は(たしか)
3.25%だったと記憶しています。

「3.25%! それはすごいですね!」と、
あなたは
(よもや)
喜びませんよね?


結局、2000年に
『マイカル社債』を購入されたお客様は、
(マイカル社の更生計画によって、)

最終的に購入した社債の額面の
『30%のみ』が弁済されるという
結果になりました・・。


上記は、私たちが『資産運用』において、
会社の【倒産リスク】を負う一例です・・


意外に思われるかもしれませんが、
生命保険商品も、
(生保会社の)【倒産リスク】を負います。

個人年金保険などの
貯蓄性の高い保険商品は、
生命保険会社の【倒産】によって、

支払われるはずの『年金額』が
大きく【削減】される可能性があります・・。


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これも相談業務での経験例ですが、
千代田生命、協栄生命等の
『経営破たん』が起こったとき、

個人年金保険を契約していた弊所のお客様で、

年金額を3割 削減された、
4割近く削減されたという『実例』を
わたしは見ています・・。



(そして酷いことに、
破たんが明らかになったあと、
保険契約を解約しようとすると、

『解約控除』という別途のペナルティー料を
課せられたため、
泣く泣く解約をあきらめられたのを
今でも思い出します・・)


★ 貯蓄型の保険商品は、
 【超長期の契約】であるため、

下手をすると30年後、40年後まで、
保険会社の【倒産リスク】を、
背中に負い続けないといけません・・。


シンプルに考えましょう。

あなたが、どこで、
どんな金融商品を保有しようが、

その金融商品の『供給元』が潰れてしまい、
(そのせいで)

あなたの資産が大きく減ってしまうのは、
とってもイヤなことですね。

投資信託という道具の
もっとも優れた点は、

「あなたの資産が、
ゼロになる心配をしなくてよい」

ということ・・。

具体的には、
投資信託は金融機関の
【倒産リスク】を隔離(かくり)するしくみが
整っているのです。


以下が、その【スキーム】です。


信託
運用会社は文字通り
ファンドを運用する会社なのに、

ファンド資産をわざわざ
信託銀行(受託会社)にすべて預けます。


この『スキーム』、すなわち、

(運用会社)委託 → ファンド資産 → 受託(信託銀行)

を、信託と呼ぶのです。


なぜ、運用会社のことを
委託会社』と呼ぶかというと、

【ファンド資産】を、
信託銀行に「委託」しているからです。

⇒ 信託銀行は
資産を「受託」する会社なので、【受託会社】と云います。


もちろん、ネット証券などの
販売会社も、ファンド資産を保有することは
ありませんから、

運用会社、受託会社、販売会社
いずれの会社も、
直接的に
ファンド資産を保有していません。

(※ 受託会社である信託銀行も、
ファンド資産は自行の資産と分別して管理します)


質問!)

どうしてわざわざそんなことを?

答え)
万一、どこかが潰れても大丈夫なように!


投資信託は、
この【信託のしくみ】を内包するため、
『投資・信託』と呼ばれるわけです。

そして、あなたは
自分の資産がゼロになる心配をしなくてよい。

これは、
とっても(地味ですが)
とっても大きな【秘伝のメリット】なのですよ・・。

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Googleトレンドによると、インデックス投資はまだまだ・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

Googleトレンドは、
グーグル上で、特定の単語(言葉)が
どれだけ検索されたかを時系列で調査できる
サービスのことです。

以下、2004年から現在に至るまでの、
「インデックス投資」という言葉のトレンドです。


インデックス投資


んー、インデックス投資は、
ピーク時の2007~2008年当時に、
やっと戻っただけの模様・・


わたしはグーグル検索が、
社会のトレンドを知るうえで、
かなり有効な手段だと思っています。

インデックス投資は(社会全体から見ると)
(まだ)ハンガリー料理くらいマイナーなのです・・。

(ハンガリーの皆さん、ごめんなさい。)

道のりはまだまだ遠そう・・。

似顔絵




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