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4月に就職したばかりの新入社員の君へ その1)


こんにちは。カン・チュンドです。
(今日は投資とは関係のない話ですよ)

新入社員の人も、
かつて新入社員だった人も、
せっかくのGWですから、
(もしよろしければ)少しだけお付き合いください。

それでは「スタート」・・。


あっという間の1ヶ月だったでしょう。
先日、はじめてお給料をもらったのでは?

正直、この1ヶ月で経験したことの多くは、
まだまだ消化し切れていないと思います。

ともかく、
「なんだか面白そうだ!」と
今、希望に燃えている君は・・、
この文章を読む必要はありません。



「ヤバイよ・・。
こんなとこ(会社)で、
こんな人たち(人間)となんてやってけないよ。」


と感じている君。

気持ちはよーく分かります。

そんなふうに感じている君は、
案外ふつうなのかもしれません。


(そもそも)会社って?

会社とは、
一風変わった習性を持った『生き物』です。

何十年という歳月をかけ、
特異な『カルチャー』を
醸成しているところなのです。

そして、そんなところ?に
15年も20年もいる「お偉いさん」は、

そんな「カルチャー」と「イデオロギー」の
鎧を着たような人たち。

「ヤバイよ・・」と感じても、
別に全然おかしくありません。


「会社」を逆さにすると、
「社会」になります。


君が会社の中で見聞きするもの、
通勤路で目にするものすべてが、
社会の縮図です。

そう、「現実世界」ですね。

この「現実世界」(real world)は、
ドロドロした「ごった煮」のようなもので、

今の君には、
光の部分より、影の部分のほうが
大きく強烈に映っているのでは?


それに、
仕事というのもタイヘンです。

私たちを取り巻いているのは、
巨大な『マーケット空間』です。

そこでの「共通言語」は何かというと、
ズバリ・・、『利潤』!

関西弁で言うと、
「儲けたもん勝ち!」みたいな・・。


君の会社も、
他社と競争しながら、
利益を追い続ける
ハムスターみたいになっているはず。

会社、取引先、業界全体を見渡すと、
利潤にむらがる
カネの亡者のような人がうじゃうじゃ。

(ただただ)権力にしがみつく
YESマンみたいな人もたくさんいます。


DanglingMoney.jpg


「会社」を逆さにすると、
「社会」でしたね。

実際、世の中は
『お金』と『権力』が
ものを言っているのです。



内輪の『人間関係』はどうでしょうか。

まるで「旗振りゲーム」のように
「ホンネ」と「建前」を使い分け、

上司にすり寄る人、
人の悪口ばかり言う人、

前例や慣習だけを
行動規範にしている人。

そんな人たちを、
すでに君は発見していることでしょう。


君はこの「real world」に対して、
「もう、もうんざり・・」
と思い始めているかもしれません。

「本当はこうあるべきなのに・・」
「どうして・・なんだ!」


プライドや理念、理想より、
いい加減、身勝手さ、横柄さが
目についてしまうことが多々あります。

真白く、傷つきやすい君から見ると、
「会社」も「社会」も
醜悪に映っているのかもしれません。

◆ ◆ ◆


はい。
そういう気持ち、よーく分かりますよ。

なぜそう思えるかというと、
まさにおじさんも、
今の君のようであったからです。


いや、今の君より
もっと斜に構えていたと思います。

学校を途中で止め、
海外に放浪して、

『ふつうに就職することなんて、
人生をあきらめることだ!』

『オレは絶対、
あんなオトナたちのようにはならない!』と、
20代の前半、本気で思っていましたから(^^)

(※ ちなみに「オトナたち」という言い方は、
尾崎豊の受け売りです)


目に映る、人、モノ、事象の
ほとんどが気に食わなくて、
いつもイライラしていました。

そして、
自分の殻の中に、
どんどん入り込んでいって、

『生きる意味』という答えのない命題に、
心を奪われたりしていたのです。

◆ ◆ ◆


(そもそも)
【若い】って、しんどい(関西弁:つらいの意)
ことです・・。

若い時はなんと言うか、
【自分】が大きすぎるのです。
(自分 = 自我)

その割に、
【世界】はひどく小さく、
かつ単純にしか見えません。

(今までの経験が少ないため・・)

⇒ この、『自分の大きさ』と
『世界の小ささ』のアンバランスさに、

もう居たたまれなくなる。
(窒息しそうになるのです・・)


crisis-management.png


なので、
今君が抱えている不甲斐なさや、
どうしようもなさは、

君が新たに
発見したものではありません。


50年前も、
100年前にも、

どこかの国で、
どこかの若者が
(同じように)抱えていたモノなのです・・。

なので、安心してください。


これから先、
会社が無言に強要する規範のようなものと、
君がほんらい持っている感覚の「差」が、
日に日に明らかになり、

「やってられないよ!」ということで、
会社を辞めたくなるかもしれません。

(もちろん、
辞めるという選択肢もアリだと思います)


そもそも、
最初の出会いが
「一生の出会い」になるなんて稀なこと。


最初の恋って、
ほとんど叶わないじゃないですか。

自分が何に向いているのか、
本当は何をやりたいのか、

そういうことが20代のうちは
ぼんやりして分からないよ、というのが普通です・・。


本当に行きたかった学校には行けず、
本当になりたかった職業には就けず、

(うまく行くことより)
うまく行かないことのほうが多いもの・・。

要らないこと(お酒やギャンブルや)を覚え、
要らない荷物ばかりが増えてしまい、

友だちの「とんとん拍子」に嫉妬し、
直近の流行り話に影響され、
失敗することも2度、3度とあるでしょう。


押しても押しても開かないドア(現実)に、
「あーあ、なんでだろう・・」と呟きながら、
ため息を2回くらい漏らしたあとに、

(それでも)
人やモノや事象の中に、
面白いネタを見つけて、

ニヤッと笑えるようになったら、
そのときが【スタートライン】なのです・・。

おじさんはそう思います。 

4月に就職したばかりの新入社員の君へ その2)

似顔絵




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