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10月31日の「ひと言」



Like(恋愛)と Love(結婚)の違いは、
相手の今を見るか、それとも10年先を見据えるのか。

実はTrade(取引)と Investment(投資)の違いも
まったく同じです・・。


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| 今日のひと言 | 11:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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WSJの記事『モーニングスターの幻、投信格付けの真実』


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

1990年代の終わりに
米国のモーニングスター社のサイトを
見たときの衝撃は今でも忘れません。

ひとつひとつのファンドの運用成績、
ファンドが保有する銘柄の開示だけでなく、

ファンドマネージャーの名前や経験年数や、
おまけにそのマネージャー自身が
そのファンドに投資しているか否かまで
詳細に『情報開示』されていたのです。

ファンドの歴史を振り返るとき、
モーニングスター社が
投資信託の透明性向上に寄与した功績は
決して小さくないと思います。


Morningstar-logo.png


そのモーニングスターは、
投資信託の格付け【星の数】で有名ですね。

が、その『格付け』って、
いったいどの程度信頼できるものなのでしょうか?

ウォール・ストリート・ジャーナルが
モーニングスターの幻、投信格付けの真実
という記事を掲載しています。

(※ 以下「モーニングスター」という呼称は
すべて米国モーニングスターを指します)

以下、ちょっと衝撃的・・。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、
モーニングスターが現行システムを開始した直後の
2003年までさかのぼって
ファンド1万本以上の運用成績を調査し、
同社の格付けを検証した。

高い格付けを得た投信は
多額の資金を集めたが、
その大半は好成績をあげられなかった。



わたしは
日本のモーニングスターの『格付け
(スターレーティング)について
お客様から質問を受けると、

星の数によるファンドの格付けは
あまり当てになりませんよ。
なぜなら、ファンドのこれまでの成績を
もとに格付けをしているわけですから。


と申し上げます。

上記記事内でも
「星は過去の成績への評価」
と記されています。


また、
具体的なエピソードも紹介されています。

2011年、
モーニングスターで
5つ星を獲得していた投資信託に、
ある小さな年金基金が資金を移しました。

そのファンドの成績は、
モーニングスターの「大型ブレンド」に分類された
他のファンドの95%を上回っていたのです。

しかし、
翌2012年には
他のファンドの26%を上回るだけに。

そして2013年には、
わずか11%を上回るのみになったとのこと。

同年金基金の
事務局長のコメントが印象的です。

「私たちのブローカー(モルガン・スタンレー)によれば、
それは投資に値するファンドかどうかを決めるために
私たちが入手できる中で最高の基準のひとつだった」


(【それ】とは、
モーニングスターの格付け(星の数)のこと・・)


実際、米国では
モーニングスターの【影響度】は絶大です。

たとえば、
ファンド運用会社にとっては
「5つ星」(= 最高格付け)を
得ることができれば、
大きな資金流入につながるわけです。


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上記記事内では、
こんな具体例も紹介されています。

「バファロー・エマージング・
オポチュニティー・ファンド」は、

13年春にモーニングスターの『5つ星』を得て、
数億ドルの資金が流入しました。
(運用資産は5カ月で4倍に!)

ただし、アクティブファンドにとっては、
急激な資金流入は痛し痒しの面が・・。

同ファンドは
半年後には新規のファンド購入の
受け付けを停止します。

当ファンドは翌14年には7%超下落し、
他のファンドの約95%を
下回る成績となってしまいます。
(その後2年で2つ星に転落し、資産も減少・・)


また、ファンドの運用会社には
『格付けを宣伝したい』という
インセンティブも働きます。

以下、「ホッジス・キャピタル・マネジメント」の
ホッジス氏の言及です。

ホッジス氏によると、
ホッジス・キャピタルは
格付けを宣伝する権利として
モーニングスターに1万ドル超を支払ったとのこと。


「ワオッ。・・なるほど。そういうことか。」

また、
記事内では、

バンガード・グループと
フィデリティ・インベストメンツは
モーニングスターのライセンス、データ、
その他ツールの費用として
年間100万ドル以上を支払っていることが
紹介されています。

★ まさに、
投信評価会社のビジネスが、
投資信託業界そのものを
ドームのように覆っていることが分かります。

ウォール・ストリート・ジャーナル
モーニングスターの幻、投信格付けの真実

格付け(星の数)はあてにしない。
それが賢明です・・。

似顔絵




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| 投資信託をディープに理解する | 14:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『オープンエンド型のファンド』はもっと自由にオープンになれるはず


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨日のお話』の続きですよ。

アメリカでは大恐慌を機に、
「クローズド・エンド・ファンド」に対する
信頼が失墜します。

そこで、
新たに登場したのが、
オープンエンド型のファンド」です。

これが今日、私たちが
投資信託として認識している
ファンドの一般的なカタチでしょう。

この「オープンエンド型のファンド」は、
あえてファンド自身は上場しない。
という【道】を選んでいるわけです。


結局のところ、
「投資信託の価値ってどうやって計るの?」
を考えた場合、

シンプルに、
ファンドが組入れた銘柄の
価値の総和であるはずだ。
(現金や借金がない場合)

という考え方に基づきます。

【余談ですが、
ファンドの正味価値と
取引価格の『かい離』を防ぎながら、

ファンドが上場するという形に
たどり着くには、
1993年のETFの誕生
待たなければならなかったのです・・】


「オープンエンド型のファンド」とは、
あなたが持っている投資信託と同じです。

1日に1回だけ、
ファンドの【正味価値】として
『ファンドの価格』が算出されます。
(株式や債券のマーケットが閉まったあと。)

この
「オープンエンド型のファンド」で
1日に1度だけ決まる価格のことを
基準価格】と呼びます。


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「オープンエンド型のファンド」では、
私たちはいつでも「口数」を購入でき、

そのお金はファンド内にストレートに
流入します・・。


逆に、ファンド保有者は
いつでもファンドに「解約」を
申し出ることができます。

その際、自分の「口数」を
売り渡すことになります。


あなたのお金はストレートに
ファンド内から出ていきます・・。


つまり、
「オープンエンド型のファンド」では
口数』は常に増減するわけです。


ファンドに直接現金が出入りし、
ファンドが「投資家」に対して
いつでも【オープン】な状態という意味合いで、

【オープン・エンド型】という
呼び方をするのです。

当たり前といえば当たり前ですが、
いつでも【正味価値(価格)】で、
投資信託を売ったり買ったりできることは、

投資家にとって
大きな「安心感」につながったはずです。


そして、もうひとつ重要なことが・・。

「オープンエンド型のファンド」は、
『信託』のしくみを内包することで、
はじめて
投資信託になったのです。


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すなわち、
ファンドの運用会社(委託者)が
わざわざファンド資産を【委託】し、

信託銀行(受託者)が
その資産を【受託】し保管するという、
「分担作業」の実現です・・。

おかげで
運用会社の事業リスクから
ファンド資産を隔離することが
可能になりました。

参照記事
投資信託、秘伝のメリットとは?】


では、これから
「オープンエンド型のファンド」は
どうなっていくのでしょう?

★ わたしは世界各国の公募ファンドが、
グローバルなプラットホームのもと、
相互接続すべきだと考えます。


「えっ、そんなこと出来るの?」と
思われるかもしれませんが、

どこの国で設定されている投資信託も、
自国、他国の区別なく、
いつでも自由に売り買いできるようになったら
いいと思いませんか?

私たちはまだまだ【オープン】の、
「オ」の字くらいしか、
投資信託の自由度を享受できていないのです。


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| 投資信託をディープに理解する | 18:54 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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最初は荒削りだった投資信託たち・・


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

何ごとも、最初の頃って「タイヘン」です。

たとえば『弁護士』という職業と機能は
明治時代になって整備されるのですが、
最初は【代言人】(だいげんにん)って
呼ばれていたのだそう。

(まあ、まったく新しい概念でしたし・・)

投資信託も、
今日のカタチになるまで、
さまざまな変遷を経ているわけです。


1900年代初頭のころ、
投資信託といえば、
株式市場に上場するタイプの投資信託、
クローズド・エンド・ファンド」が主流でした。

株式市場に上場している?


はい、そうなのです。

より正確にいうと、
株式市場に上場する
『アクティブ・ファンド』のイメージ。

※ 当時はインデックス・ファンドという
概念は存在しませんでした。


たとえば、一例ですが、
AAクローズド・エンド・ファンド」は

ファンドが運用を開始する際に、
期間を区切って【口数】の募集を行います。
(ファンドの売り出しを行うわけです)

締切期限が来れば、
そのあとの追加募集は一切なし。
(つまり、あらかじめ
【総口数】が決まっていたのです)

その後、「AAクローズド・エンド・ファンド」を
売りたい人、買いたい人は、
株式市場を通じて取引することになります。

(今のETFっぽい?)

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また、当時は「ファンドを運用する会社」が
ファンドの資産も管理する」形態が主流でした。

つまりは、
人間の【本性】が試されたわけです。

??

たとえば、
あなたとわたしが
「AAクローズド・エンド・ファンド」を
運用しているとしましょう。

ファンド内にはたくさんの資金が存在します。
数えてみると30億円くらいになっていました。

そこでわたしの中の【悪魔】が
あなたに囁きます。

「あのー、500万円くらい僕たちが使っても
わかんないんじゃない?」


(そう、人間とは弱い生き物なのです)

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実際、アメリカでは
運用会社が【ファンド資産を使い込む】事件
何度も起こりました。

(後年、上の反省をもとに、
【ファンドを運用する会社】と
【ファンド資産を預かる会社】を
分別することが義務づけられたのです)

問題点はそれだけではありません。

当時の「クローズド・エンド・ファンド」は、
ファンド自体が
多額の借金をして元手を増やし、

よりリスクの高い運用を行うことが可能でした。


しかし、それよりも何よりも、
「クローズド・エンド・ファンド」には、
実は根本的な欠陥が・・・。

それは、

ファンドの【正味価値】と、
ファンドの【取引価格】が
しばしば乖離してしまうこと・・。

一度、こんなふうに想像してみてください。

「AAクローズド・エンド・ファンド」の
本当の価値(正味価値)って何でしょうか?

「AAクローズド・エンド・ファンド」が
組み入れている株式の価格、現金などを合計し、
そこから負債を引いて、
それを総口数で割れば、
『正味価値』は算出できるはず・・。


ところが、です。

「AAクローズド・エンド・ファンド」は
市場に上場する『銘柄』でもあるため、

マーケットの需給によって
【取引価格】が(正味価値より)
高くなりすぎたり、
安くなりすぎたりしていたのです。

(投資家にとっては、
自分が適正な価格で
ファンドを買っているか否かが
きわめて分かりにくい・・)


そんな折も折、
繁栄を謳歌してきたアメリカ経済に
突如暴風雨が吹き荒れます。


wall-street-crash.jpg


1929年10月24日、
そう、株式市場の【大暴落】が起こったのです。
(「暗黒の木曜日」です・・)

当時上場していた
「クローズド・エンド・ファンド」は、
多額の借金をして運用を行っていたため、

また、ファンドの【正味価値】に比べ、
ファンドの【取引価格】が高騰していたために、

いったん株式市場の暴落が起こると、
坂道を転げ落ちるように
ファンドの取引価格は急降下し、
制御が効かなくなってしまいます。

この大恐慌を教訓にアメリカでは、

ファンドの【正味価値】のみを
ファンド価格とする、
「オープンエンド型のファンド」が
台頭してくるのです・・。

 【続く・・】

似顔絵




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| 投資信託をディープに理解する | 13:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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『生涯商品』と言えるカバン、投資信託って格好いいと思います


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

先日ご縁があって
セゾン投信の社員さま向けに
『講話』(30分程度のちょっとしたお話)を
させていただきました。

その際、具体例として
足立区西新井にある
土屋鞄製造所をご紹介しました。

(革のランドセルで↑有名な会社。
実は今わたしが使っているカバンも
土屋鞄のものなのです・・(^^;)


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カバンを作って販売している会社と、
投資信託の直販会社の、
共通点】って何でしょうか?

〇 どちらも作り手が
直接モノを売っています。

〇 どちらも「生活商品」です。

〇 クオリティー(質)が大切なのは
言うまでもありません。

〇 でも、作り手の
こだわり』や『思い』を、
消費者はつぶさに観察しています。

(あっ、それからもちろん)

〇 両方とも、買ったら
それで「終わり」ではありません。
買ったあと、長く付き合えるかが重要。


投資信託って(実はカバンと同じく)
生活商品】です。

その『生活商品』を選ぶ際に、
私たちは
性能・機能面(定量的なもの)だけを
見ているのでしょうか?

もしかすると、
(性能・機能に加え)、
数字で表れない定性的なもの、

より具体的には、
心のひだで感じる「感性的なモノ」も
見ているのでは・・?

この、
心のひだで感じる
「確かさ」「安心感」のようなものを、
人は ブランド と呼びます。


ちょっと土屋鞄製造所の
サイトを覗いてみましょう。


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自社の紹介ページには、
こんな文章が記されています。

1965年に、
ランドセルづくりから始めました。

子どもたちの6年間を支える鞄。
土屋鞄はそこに思い出が宿ることを、
いつも考えています。

そのためには丈夫でなくてはならない。
時が経っても、持ち主に似合う
デザインでなくてはならない。

この想いをもって、
私たちは大人が持つ鞄をつくり始めました。


鞄としてただ機能するだけでなく、
ずっと、思い出のうつわとして、
あなたの傍らにいられるもの。

そして使っていくうちに

相棒のような
家族のような
親友のような
あなたにとって、普通で、欠かせない存在になれたなら。

(後略)



普段わたしは、
投資信託の機能面について、
あれやこれやと書いていますが、

投資信託という商品において、
もっとも重要なことは
長く元気に存在し続けること】です。

これ以上に大切なことはありません。

土屋鞄のサイトでは、

時が経っても、持ち主に似合う
デザインでなくてはならない。


と云っていますが、

その投資信託の「基本設計」が、
10年、20年という
時間の変遷に耐えうるような、
『普遍性』を帯びているかどうか。


これって、大事ですね。

なぜなら、投資信託とは
【生活商品】 ⇒ 【生涯商品】であるからです。

繰り返しになりますが、
今買うときに
「良いかどうか」が重要なのではありません。


土屋鞄さんは
たまたま創業が1965年で、
もう50年以上経っていますが、

たとえばセゾン投信が
あと50年後、元気に存続しているのか。
三井住友アセットマネジメントは
果たして同じ名前で元気に存在するのか。

朝日ライフアセットマネジメントは50年後、
どうなっている?
三菱UFJ国際投信は50年後、ちゃんと元気で居るの?


生涯商品】を提供する会社は、
自社が長く元気に存在することを
変わらぬ基本姿勢を持ち続けることを、
もっと積極的にコミットすべきだと思います。

(なぜなら、
水瀬ケンイチさんの言葉を借りれば、
投信事業とは、
『人生のインフラ事業』であるわけですから・・)

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人の寿命を超える投資信託、早く見てみたいです


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金融庁の『金融レポート』(平成28事務年度)は、まるで投信評価会社のレポートのようだった


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

10月25日に金融庁が
『平成28事務年度金融レポート』を公表しています。

わたしは、夢見る父さんの記事
金融庁、日本のアクティブ投信の多くにダメ出し】で知りました。

同レポートでは、
投資信託について
具体的に触れている箇所があるので、

まずは「主なポイント」(PDF・要約版)のほうから
見てみましょう。

financial-services-agency.jpg

8ページに
次のような記述があります。

■ 我が国の投資信託の販売実態等を見ると、
引き続き以下の傾向が見られる

①米国と比べ、
リスクに見合うリターンをあげていない投資信託が多い
②パフォーマンスの良いアクティブ運用投資信託が少ない
③テーマ型投資信託が多い
(売買のタイミングを適切に見極めることは困難)

④回転売買が多い
⑤高い販売手数料や信託報酬の投資信託が多い
⑥販売会社と系列の運用会社の間の結びつきが強い


もう、
そのものズバリ言っていますね。

(日本の投資信託の病巣が
見事にえぐられています)


結局のところ、
金融機関の「あこぎな商売姿勢」は
今までもそうだったし、
今もまだ、そうである。
ということなのでしょう・・。

良質な新しい顧客を
逃しているという点で、
なんとももったいないと思います。

同じく8ページの
アクティブ運用投資信託の信託報酬とリターン
のグラフも結構スゴい・・。

要は、高い手数料を払っているのに、
成績(パフォーマンス)が伴っていないということ。


時間に余裕がある人は
本レポートのほうも見てみましょう。
平成28事務年度 金融レポート』(PDF)

同レポート 59ページでは、
まるで投信評価会社のレポートのような
深掘りした記述が見られます。

(前略)

仮にそうした手数料等が高かったとしても、
それを大きく上回るリターンが得られれば、
顧客の立場から問題とは考えられない。

しかし、さほどリターンが
得られていないにもかかわらず、
手数料等が高いとすれば、問題が生じ得る。


こうした観点から、
10 年以上存続している
我が国の株式アクティブ運用投資信託
281 本の信託報酬控除後のリターンについて見ると、

過去10 年間の平均リターンは年率1.36%であり、
全体の約3分の1の商品のリターンが
マイナスとなっている。


また、インデックス運用投資信託と比較しても、
株式アクティブ運用投資信託281 本の71%

日経225 を参照するインデックス運用投資信託
(純資産総額上位5銘柄)の過去10 年間のリターン
(年率2.37%(信託報酬控除後))を下回っている。

(※ 赤字はカンによるものです)



けっこうダイレクトな書き方ですね。。


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過去10年間で、
株式アクティブファンド281 本のうち、
約3分の1のファンドのリターンが
マイナスになっているのは

ちょっと驚きでした。

(その間、インデックスファンドが
年率プラス2.37%の成績を残しているにも
かかわらずです・・)

そして、60ページの図表も
とても分かりやすいもの・・。


前述のように
株式アクティブファンド281 本のうち
71%が、

インデックスファンドの
過去10 年間のリターン(年率2.37%)を
下回っているのですが、

その、ア・ファンド281 本の中で、
信託報酬が
0.5%超1%以下のものは


インデックスファンドのリターンを
下回った割合が51%に減るのです。

ところが、信託報酬が
1%超~2%以下のものでは、
インデックスファンドのリターンを
下回った割合は73%に増えてしまいます。


月並みですが、
【コストがリターンを蝕んでいるさま】が
よく分かると思いませんか?

今、銀行の店頭で
何気に投資信託を買おうとしているあなた。

けいぞくコスト(信託報酬)の高さと、
ファンドのリターンの高さの間には
何の・関係も・ないのですよ!

〇 金融庁『平成28事務年度 金融レポート』(PDF)
〇 『平成28事務年度 金融レポート』(主なポイント

似顔絵




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