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2017年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年01月

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本年も当ブログをご愛顧いただき、ありがとうございました!


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

あっという間に年の瀬ですね。

いつも言っていることですが、
「一年が経つのって早い!」

あなたにとって2017年は
どんな一年でしたか?

今年もいろいろありましたが、
まずはこうして年を越せることに感謝しましょう。

ということで、
本ブログも今日が『書き納め』となります。


今年は(数えてみますと)
昨日までに
計194本の記事を書きました。

「二日に一回は更新するぞ!」という、
自身のノルマがいちおう達成できたので
ほっとしています。

(ちなみに去年は計131本でした)


わたしにとってのSNSとは
ずばり『ブログ』であります。

自分がインデックス投資アドバイザーとして
一定の質を保ち続けるため、

日々そのチカラを測定し、
また積み増そうとする『実験場』が、
このブログなのです。

(もちろん判定するのはあなたです!)


わたしがこれまで発信し、
これからも発信し続けるのは、

ふつうの人が
ふつうに続けやすい
『やさしい投資』の具体論です。



3-世界釣り


この方向性は
今後もブレることはありません。

今は
「ワタシに投資なんて無理ムリ。」
と呟いている人も、

「えっ、これなら出来そうじゃん」
と思ってもらえるような
投資の方法論を、
今後も追い求めてまいります。


投資に限らず、
あらゆる商品・サービスの未来を
握るのは、

ふつうの消費者、そして
潜在の消費者の『内なる声』です。

わたしの仕事は、
いまだ投資になじまない人を想定し、

どうすれば
投資に興味を持ち、
ポジティブに
投資を捉えていただけるのか?

それを発想 ⇒ 仮説 ⇒ トライアル
⇒ 継続していくことでしょう。

(日々の相談現場から学んだことを、
今後もしっかり昇華させたいと思います)


ということで、
無理やり?今年の振り返りを。

 【出来事ベスト4!】

4位 フランス語がちょっとは上達した。


最近はネットフリックスで
フランスの映画、ドラマばかり観ています。

3位 ゴッホの
「ルーラン夫人ゆりかごを揺らす女」を鑑賞できた。


この作品には、
画家のたくらみが潜んでいます。
深い味わいがある秀作。

2位 両親の金婚式が無事終わったこと。


少しは親孝行が出来たかな。。

1位は(やっぱり)
7年ぶりにを書いたことでしょうか・・。



来年はもっと自由に、果敢に
新たなサービスを
実践していきたいです。

本年も当ブログをお読みいただき、
本当にありがとうございました!!

皆さま、
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

20-旅行カバン


あっ、
お正月に帰省した際は、

なにげにご両親に
「金融商品」のこととか、
聞いてみてくださいね。

(※ ヘンな投資信託を
買わされていないかのチェックですよ)




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| 業務連絡 | 18:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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FPおじさんの一考!iDeCoとつみたてNISAはぜんぜん違う?


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

昨日は広島、今日は福岡入りして
コンサルティング(冬の出張)に励んでおります。

毎年この時期は、
多くのお客様の
実にさまざまな「反応」に出会うことになります。

たとえば、
「iDeCo」と「つみたてNISA」って
つくづく、

まったく違う【性質】を持っている仕組みと実感します。


iDeCoは、途中で
(これまで積み上げたファンドを売って、
別のファンドに買い換えるという)
スイッチングさえ意識しなければ、

= 長期のタイムカプセルに
ファンドを入れちゃうと割り切れば、

なんというか、
途中の停車駅がない
『長距離列車』のようなものです。

とりあえずの終点は?
【あなたの60歳】ですね!

とにかくそのときまで
外には「お金」を出せないわけで、

「まあ気長に終点まで行くしかないわ」

と、
いい意味で「あきらめ」がつくわけです。

(⇒ 気持ち的に投資と距離が置きやすく、
管理はシンプルに終始しやすくなります)

icon01.png

それに対してつみたてNISAは
途中で降りる(解約する)のが【自由】です。

しかも、
利益に対して課税されませんから、

どーんとファンドの値段が
上がったときに、

「今、売ったらどれくらい儲かるのだろう?」


と考えてしまうのは、
一度や二度ではないかもしれません。


具体例】を挙げてみましょう。

2018年から
つみたてNISAを満額で続けているあなた。

つみたてNISA

今は2029年の年末です。

去年から今年にかけて
エライことが起こりました。

超空前のバブルなのです。


sky-business-stock-bubble.jpg

(あっ、あくまでフィクションですよ(笑)

2018~2029年の丸12年間で
つみたてNISAに入れた投資元本は
480万円です。

今、時価評価額を見てみると・・、
1084万円!!
(なんと)

今あなたは、
胸の高鳴りを感じていますか?


以下、どの行動を取りますか?

1.全部売ってしまう。
(なにしろ非課税ですから)

2.半分くらい売ろうかな。
3.300万円くらい売ってしまうかも。

4.いえいえ、売らずに粛々と積み立てます。


はい、いかがでしょうか。


間髪なく4.と答えた人は
心配ないと思います。

1年ずつずれた20年という
【非課税期間】は、
最初から決まっているルール付けです。

途中でいかに
巨大な利益が出ようとも、
それらは気にせず、

たとえば粛々と、
2018年から始まった
各年の『20年目のとき』に、
機械的に連続して解約を続けていく・・。


あるいは、
そもそも【非課税期間】にもこだわらず、

自分のライフプランを優先して、
特定口座に戻ってもよしとして、
(必要に応じて)規則的に解約していく・・。


このような
【自分へのルール付け】ができる人は、
つみたてNISAを使いこなせるでしょう。


次に、
1.~3.と答えた人。
気持ちはよーくわかります。

大きな利益を、
しかも『非課税』で実現できれば、
アドレナリンが相当出ることでしょう。

でも、
上の例に習えば、

たとえば1.を選んでしまうと、

2029年に入れた40万円は、
つみたてを終えた1年目に、
(あと19年の非課税期間を残して)

すべての【非課税枠】を
使ってしまうことになります。

2028年に入れた40万円は
あと18年非課税期間を残して
【枠】を全部使ってしまうことに・・。


長期投資の効用は??

「カンさん、
投資の期間より利益の実現ですよ!」


という気持ちになってしまうと、

(そもそもの)つみたてNISAの
【主旨】から外れてしまうのでは・・。


それに、です。

1084万円全部を解約したり、
半分の500万円位を解約したら、
そのお金は
ぜんぶ現金で戻ってきてしまうわけです。

それ、どうしますか?

家族でハワイ旅行?

tdih-aug21-HD.jpg

それともまた、
(特定口座などで)つみたて投資します?


このように考えると、
つみたてNISAは、
『悩みのタネ』が生じやすい部分があると云えます。

iDeCoのほうが
資産形成の「箱」としては、
制約があるがゆえにベターなのだと
最近とみに思います。



(最後に・・)
出張コンサルティングの中で
複数のお客様に確認したのですが、

(仮に「まったく同じファンド」に
つみたて投資したとして)、

○ つみたてNISAで得た500万円の利益と
○ 特定口座で出た500万円の利益は
感じ方が異なるのだそう・・。


「特定口座」は(逆説的ですが)
解約すると税金がかかるため、
つみたてNISAほどには
「売りたい」という気持ちにはならないのだそう・・。

(人間の心理って微妙なものなのですね)


バラつみ投資バナーたて




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| つみたてNISA | 17:32 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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年末年始は、水瀬ケンイチ著『お金は寝かせて増やしなさい』を読んでみるべし


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

すでにたくさんのブロガーさんが、
水瀬ケンイチさん初の単著
お金は寝かせて増やしなさい』を紹介されています。

わたしもじっくり読みましたよ!

本書は、

この1、2年でインデックス投資を始め、
なんだか知らないけど、
評価損益がプラスになっていて、

「なんだ、インデックス投資ってカンタンなんだ」と、
ちょっとウキウキしている人に、


ぜひ読んでもらいたい書籍です。

水瀬さんも
本書で言われていますが、

「インデックス投資は
始めるのはカンタンですが、続けるのは難しい」


(まさにそう・・)


よく、
インデックスファンドに
長期投資することによって、
世界経済の成長の伸びしろを獲得する。

という言い方をしますが、

この言葉が持つ「重み」や、
「困難性」を愚直に再現し、

長期でまさに「それ」をやってきた
息づかいが伝わってくるのが本書です。



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この本には
含蓄のあることばが
散りばめられていますが、
いくつか拾ってみましょう・・。

金融機関が売りたい商品と、
投資家が必要な商品が違うからです。


何度も繰り返しますが、リターンではなく、
リスクから資産配分を決めるという
手順を間違えないでください。



世界中に分散したインデックスファンドを
積み立て投資して長期保有すること。


(インデックス投資の↑見事な定義ですね)

資本主義経済の成長という
果実を享受するのには、
長い時間が必要なのです。


お金はインデックス投資でひたすら寝かせて、
空いた時間で人生を楽しもう!



また、ほんとうは
不要のままが良いのですが、

この先、マーケットにおいて
どのような気まぐれ、
激変が起こるか分かりません・・。


そのような事態に備えるべく、
第4章
『どうしても売りたくなったときに
ふれるべき言葉』を熟読しておくことは、
とても有益だと思います。


opportunity-cost-900x450.jpg


そして、第5章
「涙と苦労のインデックス投資家15年実践記」は、

この先、
インデックス投資が
もっとメジャーになった暁に、
パイオニアの奮闘記として
多くの人に記憶されることになるのでは・・。

特にリーマンショックの際、
誹謗中傷の嵐にもまれながらも、
水瀬さんがブログを止めずに続けたこと。

ブロガーの皆さんには
頷いてもらえると思いますが、
(投資と同様)、
ブログ運営も実は孤独な営みなのです・・。


わたしの勝手な推測ですが、

水瀬さんにとって
ブログを止めずに続けることが、
投資を止めずに続ける
『応援歌』になっていたのではないでしょうか。

また、
投資を止めずに続けることが、
まるで双生児のように、
ブログを続ける力になっていたのでは、
と推察します。


最後に、
以下エピローグの言葉、
ちょっとシビレます・・。

寝かせて増やすことはつまり
人の未来を信じるということ。




(年末年始、じっくり読んでみられることを
お勧めします(^^)





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12月18日の「ひと言」



付き合い始めた頃 ⇒ 毎日ドキドキ

付き合って2年 ⇒ 普段着のふたり

付き合って8年 ⇒ 互いが空気のような存在に

(恋人ではなく、投資のお話ですよ・・(^^;)


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| 今日のひと言 | 10:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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FPおじさんの一考!iDeCo、つみたてNISA、特定口座のケースバイケース


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

iDeCo、つみたてNISA、特定口座の三重奏って、
なんだか「ジャグリング」を想起させます。

たとえば、
特定口座とiDeCoという
『ふたつのボール』を操るだけなら、

なんとか自分で
資産配分を作って
メンテナンスする、というのは
それほど難しくないかもしれません。

これが、
特定口座、iDeCo、つみたてNISAという
『3つのボール』になるとどうでしょう?


daidougei_juggling1.png


(すみません、画像は4つです・・汗)


たとえば、
あなたは5大アセットクラスで、
組み合わせを作る人だとしましょう。

iDeCo・・「先進国株式」
つみたてNISA・・「新興国株式」
というふうに、
『税制優遇口座』では株式のみを保有。

あとの
「日本株式」「日本債券」「先進国債券」は、
特定口座で保有するとします。


運用で何より重要なのは
全体の【青写真】ですが、

たとえば、
向こう20年くらいで
投資に回すトータル資産は
一体いくらぐらいになりますか?

その際、
投資に回す全資産の中で、
仮に【3つの窓口】の「割合」が

iDeCo・・30%
つみたてNISA・・40%
特定口座・・30% くらいに
なるととしましょう。


※ 金額ベースの割合です。


意外に思われるかもしれませんが、
上記のように、
それぞれの『窓口』の割合が
拮抗していると、

(ポートフォリオにもよりますが)、
かえって管理は煩雑になります。

なぜなら、

特定口座のほうで、
「日本株式」「日本債券」「先進国債券」
だけでなく、

「日本株式」「日本債券」
「先進国債券」
「先進国株式」「新興国株式」という、

5大アセットを持たざるを得なくなるためです。

「えっ、それってなんで?」



たとえば、
資産管理のメンテナンス
(リ・バランス)
をするときを
想起してみましょう。

特に、
その投資対象(アセット)の割合が
縮んでしまったケースにおいて、

任意に、
そのアセットクラスを買い増しする、
という作業が、


基本、
iDeCo、つみたてNISAでは
できません。


【従って、どうしても
特定口座を使って、
買い増しをしてあげる必要があります。】


これも一例ですが、
コンサルティングで
資金の振り分けのアドバイスを
させていただく中で、

iDeCo・・15%
つみたてNISA・・25%
特定口座・・60% というふうに、

特定口座の割合が
高くなるケースのほうが、
意外と管理がしやすかったりします。


★ 【3つの窓口】があって、
それぞれに
うまく投資対象(アセットクラス)を
当てはめようとするケースで、

もっとも気を付けないといけないのは、

投資対象(アセットクラス)を
当てはめることを優先しすぎるあまり、

ほんらいの、
自分のリスク許容度に合った
資産の組み合わせ(ポートフォリオ)が
疎かになってしまうことでしょう。



複数のファンドを組み合わせ、
資産のメンテナンス(リ・バランス)を
自身でやろうという人の場合、

〇 iDeCo + 特定口座
〇 つみたてNISA + 特定口座という、
『ふたつのボール』のパターンでは、

ポートフォリオを作って
それをメンテナンスするのは
比較的やりやすいと思います。

しかし、
【3つの窓口】になる場合は、

一部『バランスファンド』を
用いるのも手ではないでしょうか?


DanglingMoney.jpg


バランスファンドは、
あなたの投資対象をある意味、
最大公約数化する『道具』です。

ですので、
「100%満足!」
ということはあり得ないでしょう。
(それにちょっぴり「退屈」ですし・・)

しかし、管理の手間は省けます。


何より、
【3つの窓口】で統合して
資産管理を行う場合、


たとえば、
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」のような
固定型バランスファンドであれば、

〇 どの資産を
〇 何割くらい保有している、
ということが、
いつでも明確です。


以下、先日のコンサルティングで
実際にあったご提案例です。

〇 特定口座・・   バランスファンド
〇 つみたてNISA・・バランスファンド
〇 iDeCo・・ イ・ファンドの組合わせ



いかがですか?

つみたてNISAは
ファンドの対象が絞られますが、
最新のモノが揃っています。

特定口座と、
つみたてNISAで
『同じバランスファンド』を買う
というのは、難なく出来るでしょう。

(※ ただし、双方の窓口を、
SBI証券、楽天証券、マネックス証券で選択した場合)


iDeCoは、
窓口によっては
商品ラインアップに難がある場合が
あります。

iDeCoは、
これまで積み上げてきた
投資信託を一部売って、

別の投資信託を買い増すこと
(=リ・バランス)が難なくできるので、

この【窓口】では、
複数のファンドを組み合わせ、
自分でメンテナンスを行おうという
戦略ですね。


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iDeCoにおける組み合わせは、
できれば、

特定口座、つみたてNISAの
『バランスファンド』と同じ資産配分、

もしそれが難しいようなら、
近似した資産配分を作られることを
お勧めします。

これって、
【3つの窓口】を広く見渡し、
「基本ラクして、
ちょっとだけ楽しむ戦略」
と云えるのでは・・。

似顔絵




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| つみたてNISA | 18:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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200ヵ国すべてに200の証券取引所があるという未来


こんにちは。
インデックス投資アドバイザーの カン・チュンド です。

いろいろなことが
すごいスピードで起こっています。

たとえば、
株式を売り買いする市場
(=証券取引所)で見ても、
この30年で
取引所の数は驚くほど増えています。

たとえば、
今発展著しい中国ですが、
上海証券取引所が設立されたのは
1990年11月のこと。

(正確には「再設立」なのですが・・)

ベトナムで証券取引所が出来たのは、
2000年のことです。
(わたしは2009年にベトナムに行きました)


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当たり前の話ですが、
証券取引所がなければ、

(ふつうの生活者にとっては)
株式の取引も、
行為として存在しないわけで、

株式が身近になければ、
『将来の成長に対して
リスクマネーを供しよう!』という、
【投資のマインド】も育ちません。



ちなみに同じ東南アジアでは、
ラオス証券取引所が2011年取引開始。

ミャンマーのヤンゴン証券取引所は
2016年3月に取引を開始したばかりです。

あと、ウィキペディアによると、
アフリカにも24の証券取引所があり、

リビア証券取引所は2007年の設立、
ルワンダ証券取引所は2008年の設立と
なっています。


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なんだか盤石で巨大な
既存の証券市場
(先進国の株式市場)の周りに、

雨後の筍のように、
若い証券市場が
たくさん生まれつつある構図のよう。


普段私たちはあまり意識しませんが、

世界中で株式というツールを
利用する人(投資家・会社とも)は、
着実に増えているわけです。

これは単に、

〇 投資家の数が増えている、
〇 リスクマネーの供給量が増している


ことだけを示すわけではありません。

これらリスクマネーの
網の目の拡大が、

1.世界をより狭くしていき、かつ
2.市場により大きなボラティリティー
(価格変動の波)をもたらすことになるのです。


なにしろ、
若い証券市場に参加している
投資家ほど、

より貪欲で、
より臆病です。

この刹那的といってもよい
「原始投資!的マインド」が、

押し寄せる波も、
引いていく波も、
より大きくしてしまうわけです・・。

これが巡って
既存の証券マーケット
(先進国の株式市場)に、
影響を与えてくることになるのでは・・。


このような予兆は、
ジョン・C・ボーグル氏の著書
【波乱の時代の幸福論】にすでに
記されています。

以下、引用します。

金融市場の性質と構造が変わり、
市場参加者の行動が急進的に変化し、
市場は衝撃的で
予測不能な異常事態に陥りやすくなった。

1950年代や1960年代には
株価が一日で二パーセント以上動くことは、
年に三、四回程度だった。

だが、2007年7月30日からの一年間では、
株価が日に二パーセント以上動いたことが
三十五回もあった。



株式の売り買いの場が、
急激に変化する中、

それでも
世界中で
より多くの投資家が参加するというのは、
マーケットにとっては・・・?

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良いことですね(^^)

さまざまな主体の『リスクマネー』
縦横無尽に行き交い、

さまざまな『アイデア』を持った会社が、
資金調達のために集うということは、

長期で見れば、
「資本主義」はさらなる高みに
到達できるのではないでしょうか。


わたしはあくまで楽観的です。

似顔絵




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